JPH1013784A - 放送信号記録再生装置 - Google Patents

放送信号記録再生装置

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JPH1013784A
JPH1013784A JP8163137A JP16313796A JPH1013784A JP H1013784 A JPH1013784 A JP H1013784A JP 8163137 A JP8163137 A JP 8163137A JP 16313796 A JP16313796 A JP 16313796A JP H1013784 A JPH1013784 A JP H1013784A
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JP
Japan
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key
recording
encryption
signal
broadcast signal
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JP8163137A
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English (en)
Inventor
Takio Maeda
多吉生 前田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一旦記録された番組の視聴の度に課金をするこ
とは出来ないと言う課題 【解決手段】放送信号を受信すディジタル放送受信回路
1と、受信信号を暗号化鍵により暗号化する暗号化回路
53と、その暗号化された暗号化信号を記録媒体に記録
する記録装置部本体55と、記録された暗号化信号の復
号化に用いられる復号化鍵を外部から取得する通信部5
1と、その取得された復号化鍵を用いて、記録された暗
号化信号を復号する復号化回路54と、その復号化され
た信号を再生し、出力する出力回路7等を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送信号記録再生
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、有料テレビ放送としてCAT
Vや衛星放送などが知られている。また、この様な、有
料テレビ放送のシステムにおいては、放送信号に妨害信
号を重畳して、著作権を保護する方法が知られている。
そして、著作権を保護する機能を有する記録装置とし
て、「特開平7−154385 妨害重畳情報処理装
置」等が開示されている。
【0003】以下、著作権を保護する機能を有する妨害
重畳情報処理装置の構成を動作を、図3を用いて同時に
説明する。
【0004】図3に示す様に、アンテナ101から得ら
れたディジタルテレビ放送信号は、暗号化された信号で
あり、ディジタル放送受信回路107で受信される。こ
の受信信号は、記録機器110に内蔵された記録部11
2によって、記録媒体113に暗号化されたままの状態
で記録される。この様にして記録された放送信号を再生
する場合は、再生部114からの再生出力が、専用のデ
コーダーボックス120の入力端子116を通して、選
択回路108へ送られる。ユーザが、リアルタイムで放
送を視聴する場合は、選択回路108は、ディジタル放
送信号回路107からの出力信号を選択し、暗号解除回
路117へ出力する。又、ユーザが、記録機器110に
記録された信号を視聴する場合は、選択回路108は、
記録機器110からの出力信号を選択して、暗号解除回
路117へ出力する。暗号解除回路117に送られた、
放送信号あるいは、記録信号は、復号化された後、視聴
可能な状態に再生されると言う構成である。尚、上記番
号化は、放送局毎、即ち、放送チャンネル毎に異なる暗
号化が行われている。
【0005】従って、記録装置110により記録されて
いる放送信号は、専用のデコーダーボックス120を用
いて、チャンネル毎に異なる暗号解除鍵により解除しな
い限り、視聴可能な状態には再生されない。即ち、これ
により、放送信号を記録できても、専用のデコーダーボ
ックス120が無い限り再生が出来ないため、著作権の
保護が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な従来の記録再生装置では、専用のデコーダーボック
スを備えておりさえすれば、一旦記録した映像データを
繰り返し、何度でも視聴することが可能であり、そのよ
うな自由な視聴を制限することが出来ないと言う問題点
を有していた。
【0007】即ち、従来の記録再生装置を前提とした有
料放送システムは、チャンネル毎の課金しか出来ず、一
旦記録された番組の視聴の度に課金をすることは出来な
いと言った課題があった。
【0008】本発明は、従来の記録再生装置のこのよう
な課題を考慮し、記録された放送信号を再生する毎に課
金が出来得る放送信号記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、放送信号を受信する受信手段と、前記受信信号を暗
号化鍵により暗号化する暗号化手段と、その暗号化され
た暗号化信号を記録媒体に記録する記録手段と、前記記
録された暗号化信号の復号化に用いられる復号化鍵を外
部から取得する鍵取得手段と、その取得された復号化鍵
を用いて、前記記録された暗号化信号を復号する復号化
手段と、その復号化された信号を再生し、出力する再生
・出力手段とを備えた放送信号記録再生装置である。
【0010】請求項2記載の本発明は、前記暗号化鍵
は、公開鍵暗号系の公開鍵であり、前記復号化鍵は、そ
の公開鍵に対応する秘密鍵である放送信号記録再生装置
である。
【0011】請求項3記載の本発明は、前記鍵取得手段
は、前記復号化鍵を取得する際に、再記録用の暗号化鍵
も取得し、前記暗号化手段は、前記復号化手段が前記復
号を行う場合、その復号化された前記記録信号を前記再
記録用の暗号化鍵を用いて再度暗号化し、前記記録手段
は、その再度暗号化された暗号化信号を前記記録媒体に
更新記録する放送信号記録再生装置である。
【0012】請求項4記載の本発明は、前記受信信号を
暗号化する暗号化鍵は、前記放送信号に含まれており、
前記放送信号から前記暗号化鍵を抽出する暗号化鍵抽出
手段を備え、前記暗号化手段は、その抽出された暗号化
鍵を用いる放送信号記録再生装置である。
【0013】請求項5記載の本発明は、前記受信信号を
暗号化する暗号化鍵を予め格納する鍵格納手段を備え、
前記暗号化手段は、その格納された暗号化鍵を用いる放
送信号記録再生装置である。
【0014】請求項6記載の本発明は、前記暗号化手段
は、前記鍵取得手段により取得された前記再記録用の暗
号化鍵を、前記受信信号の暗号化に用いる放送信号記録
再生装置である。
【0015】請求項1記載の本発明では、受信手段が放
送信号を受信し、暗号化手段が前記受信信号を暗号化鍵
により暗号化し、記録手段がその暗号化された暗号化信
号を記録媒体に記録し、鍵取得手段が前記記録された暗
号化信号の復号化に用いられる復号化鍵を外部から取得
し、復号化手段がその取得された復号化鍵を用いて、前
記記録された暗号化信号を復号し、再生・出力手段がそ
の復号化された信号を再生し、出力する。
【0016】請求項2記載の本発明では、前記暗号化鍵
は、公開鍵暗号系の公開鍵であり、前記復号化鍵は、そ
の公開鍵に対応する秘密鍵である。
【0017】請求項3記載の本発明では、前記鍵取得手
段は、前記復号化鍵を取得する際に、再記録用の暗号化
鍵も取得し、前記暗号化手段は、前記復号化手段が前記
復号を行う場合、その復号化された前記記録信号を前記
再記録用の暗号化鍵を用いて再度暗号化し、前記記録手
段は、その再度暗号化された暗号化信号を前記記録媒体
に更新記録する。
【0018】請求項4記載の本発明では、前記受信信号
を暗号化する暗号化鍵は、前記放送信号に含まれてお
り、暗号化鍵抽出手段が、前記放送信号から前記暗号化
鍵を抽出し、前記暗号化手段は、その抽出された暗号化
鍵を用いる。
【0019】請求項5記載の本発明では、鍵格納手段
が、前記受信信号を暗号化する暗号化鍵を予め格納し、
前記暗号化手段は、その格納された暗号化鍵を用いる。
【0020】請求項6記載の本発明では、前記暗号化手
段は、前記鍵取得手段により取得された前記再記録用の
暗号化鍵を、前記受信信号の暗号化に用いる。
【0021】これにより、例えば、記録された放送信号
を再生する毎に復号化鍵が必要となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施の形態の放送信号
記録再生装置の構成図、図2(a)は、ディジタル放送
信号のデータ構成を説明する図であり、同図を参照しな
がら、本実施の形態の構成を説明する。
【0024】即ち、図2(a)において、本実施の形態
のディジタル放送信号21は、各放送番組毎に異なる公
開鍵暗号系の公開鍵21aを、その番組データ21bと
共に、各放送局から送信される信号である。ここで、番
組データ21bは、放送局において予めスクランブル化
されている。図1に示すように、本発明の受信手段とし
てのディジタル放送受信回路1は、アンテナ2から得ら
れたディジタル放送信号21を受信し、その受信信号か
ら番組データ21bを分離して、後述する制御部52の
指示を得て出力する回路手段である。暗号化鍵抽出手段
3は、ディジタル放送受信回路1が受信したディジタル
放送信号21から、公開鍵21aを抽出し、後述する暗
号化回路へ出力する手段である。切換回路4は、放送信
号等の流れを切り換えるための回路である。記録装置部
5は、番組データ21bを暗号化して記録媒体(図示省
略)に記録し、あるいは、その記録媒体に記録された番
組記録データ22を再度別の暗号化鍵を用いて更新記録
する他、それら番組記録データ22を復号化するための
ものである。スクランブル解除部6は、記録装置部5に
より復号化された信号のスクランブル状態を解除するた
めのものである。又、本発明の再生・出力手段としての
出力回路7は、スクランブル解除部6からの出力を得
て、表示・出力部(図示省略)等へ再生信号として出力
する手段である。
【0025】記録装置部5は、通信部51、制御部5
2、暗号化回路53、復号化回路54及び記録装置部本
体55を備えている。本発明の鍵取得手段としての通信
部51は、本実施の形態の放送信号記録再生装置の外部
に設けられている鍵管理センター8と、電話回線9を介
して接続されている。通信部51は、放送信号記録再生
装置において番組記録データ22が再生される場合に、
鍵管理センター8と通信を行い、暗号化用の鍵53aと
復号化用の鍵54aとを受け取る手段である。鍵管理セ
ンター8は、通信部51へ暗号化用の鍵53aと復号化
用の鍵54aを送信した際に、その送信要求をしてきた
視聴者に対して、課金を行うものである。暗号化用の鍵
53aは、番組記録データ22を、後述する更新記録の
ために再度暗号化する際に用いられる公開鍵暗号系の公
開鍵であり、復号化用の鍵54aは、番組記録データ2
2を復号化する際に用いられる公開鍵暗号系の秘密鍵で
ある。制御部52は、通信部51が得た暗号化用の鍵5
3aと復号用の鍵54aとをそれぞれ分離して、前者を
暗号化回路53へ送り、後者を復号化回路54へ送る
他、暗号化鍵抽出手段3に対して、公開鍵21aを暗号
化回路53へ転送するタイミング等を指示する手段であ
る。又、制御部52は、後で詳細に述べるが、通信部5
に対して、通信部5が鍵管理センター8から、適切な鍵
をもらうために必要な鍵情報を送る手段である。本発明
の暗号化手段としての暗号化回路53は、ディジタル放
送受信回路1から出力された番組データ21bを暗号化
する場合には、暗号化鍵抽出手段3から出力された公開
鍵21aを用い、又、一旦記録された番組記録データ2
2を、更新記録のために再度暗号化する場合には、上記
暗号化用の鍵53aを用いる手段である。本発明の記録
手段としての記録装置部本体55は、記録媒体としてハ
ードディスクを内蔵し、暗号化回路53からの暗号化信
号をその暗号化に用いた鍵と共に記録する手段である。
本発明の復号化手段としての復号化回路54は、番組記
録データ22を、制御部52から出力された復号化用の
鍵54aを用いて、復号化するための手段である。
【0026】ここで、重要なことは、制御部52から出
力された復号化用の鍵54aは、その復号化の対象とな
る番組記録データ22が、暗号化された際に用いられた
鍵に対応する鍵でなければならない点である。そのた
め、視聴者が番組記録データ22を再生しようとする場
合、制御部52は、記録装置部本体55に対して、記録
された番組記録データ22の中から、視聴者が再生指示
した番組記録データと対にして記録されている、暗号化
に用いられた鍵を調べさせて、その鍵の鍵情報を通信部
5へ伝える。
【0027】スクランブル解除部6は、スクランブル解
除回路61と、スクランブル解除鍵入力部62を備えて
いる。スクランブル解除回路61は、スクランブル解除
鍵入力部62から得られたスクランブル解除鍵63を用
いて、復号化回路54からのスクランブル化された状態
の出力信号に対して、そのスクランブル状態を解除する
ための回路である。
【0028】以上ような構成において、図1を主に参照
しながら、本実施の形態の動作を説明する。 (1)先ず、リアルタイムで、放送番組を視聴する場合
について述べる。
【0029】図1に示すように、ディジタル放送受信回
路1により分離された番組データ21bは、切換回路4
を介して、スクランブル解除回路61へ送られる。スク
ランブル解除回路61は、スクランブル解除鍵入力部6
2から入力された鍵を用いて、そのスクランブル状態を
解除して、出力回路7へ出力する。出力回路7はスクラ
ンブル状態の解除された番組データ21bを表示・出力
装置へ出力する。
【0030】これにより、視聴者は、放送されている番
組をリアルタイムで見ることが出来る。 (2)次に、番組を記録し、それを再生する場合につい
て述べる。
【0031】(2−1)先ず、ディジタル放送受信回路
1から出力されたリアルタイムの番組データ21bを記
録する場合を説明する。 (ステップ101)ディジタル放送受信回路1により分
離された番組データ21bは、切換回路4を介して、暗
号化回路53へ送られる。 (ステップ102)暗号化鍵抽出手段3は、ディジタル
放送信号21から抽出した公開鍵21aを、制御部52
からの指示に基づいて、暗号化回路53へ送る。 (ステップ103)暗号化回路53は、上記公開鍵21
aを用いて、番組データ21bを暗号化し、その暗号化
に用いた公開鍵21aと共に記録装置部本体55へ出力
する(図2(b)参照)。ここで、図2(b)は、公開
鍵21aにより暗号化された番組記録データ22と、そ
の公開鍵21aとにより構成された記録データを模式的
に表した図である。 (ステップ104)記録装置部本体55は、図2(b)
に示すように、暗号化された番組データ21bとその暗
号化に用いた公開鍵21とを対にして、ハードディスク
に記録する。
【0032】(2−2)次に、一旦ハードディスクに記
録された記録番組データ22を再生する場合を説明す
る。 (ステップ201)視聴者から記録番組データを再生す
る旨の再生指示があった場合、制御部52は、記録装置
部本体55に対して、視聴者が指示した再生すべき番組
記録データ22(図2(b)参照)を、ハードディスク
内で検索させる。そして、番組記録データ22に対応し
て記録されている、暗号化に用いられた鍵の鍵情報を通
信部5へ伝える。 (ステップ202)通信部51は、制御部52から送ら
れてきた鍵情報を、鍵管理センター8へ送る。鍵管理セ
ンター8は、自ら保持する鍵の中から、その鍵情報に基
づいて、対応する復号化用の鍵54aを選び出し、記録
装置部本体55が交信記録に用いる暗号化用の鍵53a
と共に、通信部51へ送信する。 (ステップ203)制御部52は、通信部51に送られ
た上記2種類の鍵の内、上記復号化用の鍵54aを復号
化回路54へ送り、上記暗号化用の鍵53aを暗号化回
路53へ送る。復号化回路54は、その復号化用の鍵5
4aを用いて、記録装置部本体55から出力される再生
すべき番組記録データ22を復号化し、切換回路4へ出
力する。 (ステップ204)切換回路4は、復号化回路54から
の復号化済みの信号がスクランブル解除回路61と暗号
化回路53とに同時に送られる様に、接続状態を切り換
える。 (ステップ205)スクランブル解除回路61に送られ
た復号化済みの信号は、既に(1)で説明した、リアル
タイムで、放送番組を視聴する場合と同様にして、スク
ランブル状態が解除されて、出力回路7へ出力される。 (ステップ206)一方、これと同時に、暗号化回路5
3は、上述した様に通信部51が取得した新たな暗号化
用の鍵53aを用いて、復号化回路54から出力されて
きた信号を、再び暗号化して記録装置部本体55へ出力
する(図2(c)参照)。ここで、図2(c)は、新た
な鍵53aにより暗号化された番組記録データ22と、
その鍵53aとにより構成された記録データを模式的に
表した図である。 (ステップ207)記録装置部本体55は、図2(c)
に示すように、再度暗号化された信号を新たな鍵53a
と共に、更新記録する。
【0033】以上のことから、同じ番組記録データ22
が、復号化の度に、新たな鍵によって暗号化され、その
都度書き換えれることになる。従って、次に、同じ番組
記録データ22を再生しようとする場合、必ず、新しい
復号化用の鍵を鍵管理センター8からもらい、その新し
い鍵で復号化しない限り、再生は不可能となる。これに
より、鍵管理センター8は、視聴者が番組記録データを
再生する度に、課金することが出来る。
【0034】尚、上記実施の形態では、暗号化の度に暗
号化用の鍵を変える場合について説明したが、これに限
らず例えば、常に同じ鍵を用いて暗号化してもよく、要
するに、記録された暗号化信号の復号化に用いられる復
号化鍵を外部から取得する構成でありさえすればよい。
【0035】又、上記実施の形態では、復号化用の鍵
は、暗号化用の鍵に対応してその都度変わる場合につい
て説明したが、これに限らず例えば、常に同じ復号化用
の鍵を用いて復号化してもよく、要するに、記録された
暗号化信号の復号化に用いられる復号化鍵を外部から取
得する構成でありさえすればよい。この場合、復号化用
の鍵は、復号化に使用した後は、メモリー等に保持しな
いで常に消去する構成にしておくことが望ましい。放送
信号記録再生装置を改造して、メモリー等に保持された
復号化用の鍵を、記録データの復号化に不正に使用する
ことを防止するためである。
【0036】又、上記実施の形態では、暗号化を行うた
めの鍵を、暗号化の対象となるデータに応じて、使い分
ける場合について説明したが、これに限らず例えば、鍵
取得手段により取得された再記録用の暗号化鍵を、受信
信号の暗号化にも兼用する構成でももちろんよい。
【0037】又、上記実施の形態では、暗号化を行うた
めの鍵を、ディジタル放送信号21の中からと、外部の
鍵管理センターからの二通りのルートから得る場合につ
いて説明したが、これに限らず例えば、受信信号を暗号
化する暗号化鍵を予め格納する鍵格納手段を備え、暗号
化手段は、その格納された暗号化鍵を用いて、受信信号
を暗号化する構成でもよい。この場合、再記録用の暗号
化鍵を、外部から取得する構成としてもよいし、あるい
は、再記録自体を行わない構成としてもよい。再記録を
行わない場合は、暗号化鍵を外部から取得する必要はも
ちろんない。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録され
た放送信号を再生する毎に課金が出来得るという長所を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による放送信号記録再生
装置の構成図
【図2】(a):ディジタル放送信号のデータ構成の模
式図 (b):暗号化された番組記録データ等を模式的に表し
た図 (c):別の暗号化鍵により暗号化された番組記録デー
タ等を模式的に表した図
【図3】従来の妨害重畳情報処理装置の構成図
【符号の説明】
1 ディジタル放送受信回路 2 アンテナ 3 暗号化鍵抽出手段 4 切換回路 5 記録装置部 6 スクランブル解除部 7 出力回路 21 ディジタル放送信号 21a 公開鍵 21b 番組データ 22 番組記録データ 52 制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送信号を受信する受信手段と、 前記受信信号を暗号化鍵により暗号化する暗号化手段
    と、 その暗号化された暗号化信号を記録媒体に記録する記録
    手段と、 前記記録された暗号化信号の復号化に用いられる復号化
    鍵を外部から取得する鍵取得手段と、 その取得された復号化鍵を用いて、前記記録された暗号
    化信号を復号する復号化手段と、 その復号化された信号を再生し、出力する再生・出力手
    段と、を備えたことを特徴とする放送信号記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記暗号化鍵は、公開鍵暗号系の公開鍵
    であり、前記復号化鍵は、その公開鍵に対応する秘密鍵
    であることを特徴とする請求項1記載の放送信号記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記鍵取得手段は、前記復号化鍵を取得
    する際に、再記録用の暗号化鍵も取得し、 前記暗号化手段は、前記復号化手段が前記復号を行う場
    合、その復号化された前記記録信号を前記再記録用の暗
    号化鍵を用いて再度暗号化し、 前記記録手段は、その再度暗号化された暗号化信号を前
    記記録媒体に更新記録することを特徴とする請求項1又
    は、2記載の放送信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記受信信号を暗号化する暗号化鍵は、
    前記放送信号に含まれており、 前記放送信号から前記暗号化鍵を抽出する暗号化鍵抽出
    手段を備え、 前記暗号化手段は、その抽出された暗号化鍵を用いるこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れか一に記載の放送信
    号記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記受信信号を暗号化する暗号化鍵を予
    め格納する鍵格納手段を備え、 前記暗号化手段は、その格納された暗号化鍵を用いるこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れか一に記載の放送信
    号記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記暗号化手段は、前記鍵取得手段によ
    り取得された前記再記録用の暗号化鍵を、前記受信信号
    の暗号化に用いることを特徴とする請求項3記載の放送
    信号記録再生装置。
JP8163137A 1996-06-24 1996-06-24 放送信号記録再生装置 Pending JPH1013784A (ja)

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