JP3399638B2 - ソフトウェア実行制御システム - Google Patents
ソフトウェア実行制御システムInfo
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Description
システムに関し、より特定的には、記録媒体に格納され
たソフトウェアを実行器で実行する際に、当該ソフトウ
ェアの実行回数を制限するシステムに関する。
され、ゲームや教育用のソフトウェアを始めとする多く
の有償マルチメディアソフトウェアが販売されている。
ところで、従来のソフトウェアは、使用回数や使用日数
に制限がないため、販売側としてはユーザが無制限にそ
のソフトウェアを使用するものと推定して、その分高め
にソフトウェアの販売価格を設定していた。
は、購入したソフトウェアを何度も何度も繰り返し使用
するとは限らず、途中でその使用をやめてしまう場合も
考えられる。例えば、ゲーム用のソフトウェアの場合、
何回か実行すると飽きてしまって、再び使用することが
なくなるかもしれない。また、他のソフトウェアについ
ても、購入後に実行したが、その機能や使い勝手が自分
の希望とするものと異なる場合、途中で使用をやめてし
まう場合もある。
く、全てのソフトウェアを常に高価格で販売すること
は、ユーザに対して過度の価格負担を強いることにな
り、健全な商取引上好ましくない。
使用回数等の実行条件に従って、実行器でのソフトウェ
アの実行を制限し得るソフトウェア実行制御システムを
提供することである。
で更新できるような追加更新システムを提供することで
ある。
記録媒体に格納されたソフトウェアを実行器で実行する
際に、当該ソフトウェアの実行回数を制限するシステム
であって、記録媒体には、少なくとも、暗号化されたソ
フトウェアと、暗号化されたソフト鍵と、予め定められ
た制限回数と、今までにソフトウェアを実行した回数で
ある実行回数とが格納されており、記録媒体から暗号化
されたソフトウェアと、暗号化されたソフト鍵と、制限
回数と、実行回数とを読み出す読み出し手段と、読み出
し手段によって読み出された暗号化されたソフト鍵を、
制限回数および実行回数を用いて復号化するソフト鍵復
号処理手段と、読み出し手段によって読み出された暗号
化されたソフトウェアを、ソフト鍵復号処理手段によっ
て復号化されたソフト鍵を用いて復号化する暗号化ソフ
トウェア復号手段と、暗号化ソフトウェア復号手段によ
って復号化されたソフトウェアを実行するソフトウェア
実行手段と、読み出し手段による読み出し動作に関連し
て、記録媒体における実行回数を更新する実行回数更新
手段とを備え、ソフト鍵復号処理手段は、実行回数が制
限回数以下の場合にのみ、暗号化されたソフト鍵を正常
に復号することを特徴とする。
おいて、読み出し手段と、ソフト鍵復号処理手段と、暗
号化ソフトウェア復号手段と、ソフトウェア実行手段
と、実行回数更新手段とは、実行器内に設けられている
ことを特徴とする。
おいて、ソフト鍵復号処理手段は、記録媒体を収納した
カートリッジに関連して設けられ、読み出し手段と、暗
号化ソフトウェア復号手段と、ソフトウェア実行手段
と、実行回数更新手段とは、実行器内に設けられている
ことを特徴とする。
れたソフトウェアを実行器で実行する際に、当該ソフト
ウェアの実行回数を制限するシステムであって、記録媒
体には、少なくとも、暗号化されたソフトウェアと、暗
号化されたソフト鍵と、残りの実行可能回数を示す残高
回数とが格納されており、記録媒体から暗号化されたソ
フトウェアと、暗号化されたソフト鍵と、残高回数とを
読み出す読み出し手段と、読み出し手段によって読み出
された暗号化されたソフト鍵を、残高回数を用いて復号
化するソフト鍵復号処理手段と、読み出し手段によって
読み出された暗号化されたソフトウェアを、ソフト鍵復
号処理手段によって復号化されたソフト鍵を用いて復号
化する暗号化ソフトウェア復号手段と、暗号化ソフトウ
ェア復号手段によって復号化されたソフトウェアを実行
するソフトウェア実行手段と、読み出し手段による読み
出し動作に関連して、記録媒体における残高回数を更新
する残高回数更新手段とを備え、ソフト鍵復号処理手段
は、残高回数が1以上の場合にのみ、暗号化されたソフ
ト鍵を正常に復号することを特徴とする。
れたソフトウェアを実行器で実行する際に、当該ソフト
ウェアの実行日時を制限するシステムであって、記録媒
体には、少なくとも、暗号化されたソフトウェアと、暗
号化されたソフト鍵と、予め定められた実行停止日時と
が格納されており、現在の日時を計時するタイマ手段
と、記録媒体から暗号化されたソフトウェアと、暗号化
されたソフト鍵と、実行停止日時とを読み出す読み出し
手段と、読み出し手段によって読み出された暗号化され
たソフト鍵を、タイマ手段により計時された現在の日時
および実行停止日時を用いて復号化するソフト鍵復号処
理手段と、読み出し手段によって読み出された暗号化さ
れたソフトウェアを、ソフト鍵復号処理手段によって復
号化されたソフト鍵を用いて復号化する暗号化ソフトウ
ェア復号手段と、暗号化ソフトウェア復号手段によって
復号化されたソフトウェアを実行するソフトウェア実行
手段とを備え、ソフト鍵復号処理手段は、現在の日時が
実行停止日時よりも時間的に前の場合にのみ、暗号化さ
れたソフト鍵を正常に復号することを特徴とする。
は、少なくとも、暗号化されたソフトウェアと、暗号化
されたソフト鍵と、予め定められた制限回数と、今まで
にソフトウェアを実行した回数である実行回数とが格納
される。そして、記録媒体から、暗号化されたソフトウ
ェアと、暗号化されたソフト鍵と、制限回数と、実行回
数とを読み出し、この読み出された暗号化されたソフト
鍵を、ソフト鍵復号処理手段で制限回数および実行回数
を用いて復号化する。このとき、ソフト鍵復号処理手段
は、実行回数が制限回数以下の場合にのみ、暗号化され
たソフト鍵を正常に復号する。また、記録媒体から読み
出された暗号化されたソフトウェアを、復号化されたソ
フト鍵を用いて復号化し、この復号化されたソフトウェ
アをソフトウェア実行手段で実行する。また、記録媒体
からの各データの読み出し動作に関連して、記録媒体に
おける実行回数を更新する。従って、ソフトウェアの実
行回数は、予め定められた回数に制限され、当該回数以
上の実行を行うことは不可能である。その結果、販売店
としては、販売時に定めた回数に見合う安い価格でソフ
トウェアパッケージを販売することが可能となり、その
分ユーザの価格負担を軽減できる。
手段と、ソフト鍵復号処理手段と、暗号化ソフトウェア
復号手段と、ソフトウェア実行手段と、実行回数更新手
段とを、実行器内に設けるようにしている。
復号処理手段を記録媒体を収納したカートリッジに関連
して設け、読み出し手段と、暗号化ソフトウェア復号手
段と、ソフトウェア実行手段と、実行回数更新手段と
を、実行器内に設けるようにしている。
には、請求項1の制限回数および実行回数に代えて、残
りの実行可能回数を示す残高回数が格納されている。そ
して、ソフト鍵復号処理手段は、記録媒体から読み出さ
れた暗号化されたソフト鍵を、残高回数を用いて復号化
する。このとき、ソフト鍵復号処理手段は、残高回数が
1以上の場合にのみ、暗号化されたソフト鍵を正常に復
号する。また、残高更新手段は、記録媒体からのデータ
の読み出し動作に関連して、記録媒体における残高回数
を更新する。
には、少なくとも、暗号化されたソフトウェアと、暗号
化されたソフト鍵と、予め定められた実行停止日時とが
格納される。そして、記録媒体から、暗号化されたソフ
トウェアと、暗号化されたソフト鍵と、実行停止日時と
を読み出し、この読み出された暗号化されたソフト鍵
を、タイマ手段により計時された現在の日時および実行
停止日時を用いて復号化する。このとき、ソフト鍵復号
処理手段は、現在の日時が実行停止日時よりも時間的に
前の場合にのみ、暗号化されたソフト鍵を正常に復号す
る。また、記録媒体から読み出された暗号化されたソフ
トウェアを、復号化されたソフト鍵を用いて復号化し、
この復号化されたソフトウェアをソフトウェア実行手段
で実行する。従って、ソフトウェアの実行期間を予め定
められた日数に制限することができ、当該日数以上の実
行を行うことは不可能である。その結果、販売店として
は、販売時に定めた日数に見合う安い価格でソフトウェ
アパッケージを販売することが可能となり、その分ユー
ザの価格負担を軽減できる。
制御システムの構成を示すブロック図である。なお、以
下の説明において、ソフトウェアとは、例えばアプリケ
ーションプログラムを意味するものとする。図1におい
て、ソフトウェア記録媒体としてのディスク1は、暗号
化ソフトウェア記録部11と、情報記録部12とを含
む。暗号化ソフトウェア記録部11には、暗号化ソフト
ウェアE(KA,softA)が格納されている。情報
記録部12には、ノイズ付きソフト鍵KA(+)Rと、
制限回数Mと、実行回数CNTとが格納されている。な
お、実行回数CNTは、各情報が読み出される毎に1ず
つインクリメントされる。また、予め許可されたあるパ
スワードを知っている者しか、情報記録部12に格納さ
れている情報を書き換えることはできない。上記ディス
ク1としては、磁気ディスク,光ディスク,MOD等が
用いられる。また、ディスク1に代えて、不揮発性メモ
リにソフトウェアが格納されたメモリカートリッジを用
いても良い。
号処理部22と、暗号化ソフトウェア復号部23と、ソ
フトウェア実行部24とを備え、ディスク1内のノイズ
付きソフト鍵KA(+)R、制限回数M、実行回数CN
Tを読み込んでソフト鍵KAを復号化し、ソフトウェア
の実行を行う機能を有している。接続部21は、ディス
ク1をプレーヤ2に着脱自在に接続するもので、ディス
ク1から各情報を読み出す機能を有している。ソフト鍵
復号処理部22は、情報記録部12に記録されているノ
イズ付きソフト鍵KA(+)Rを、同じく情報記録部1
2に記録されている制限回数M、実行回数CNTで復号
化する機能を有している。暗号化ソフトウェア復号部2
3は、暗号化ソフトウェア記録部11に記録されている
E(KA,softA)が入力され、ソフト鍵復号処理
部22で復号化されたソフト鍵で、当該暗号化ソフトウ
ェアE(KA,softA)を復号化する機能を有して
いる。ソフトウェア実行部24は、暗号化ソフトウェア
復号部23で復号化されたソフトウェアsoftAを実
行する機能を有している。
録部12、プレーヤ2内におけるソフト鍵復号処理部2
2,暗号化ソフトウェア復号部23およびソフトウェア
実行部24は、それぞれ変更、解析、複製できない領域
に配置されている。また、プレーヤ2のオペレータは、
パスワードを知らないので情報記録部12に記録されて
いる情報を書き換えることはできない。
ェア実行制御システムは、ソフトウェアsoftA自体
は、そのソフトウェアの全ディスク共通の鍵ソフト鍵K
Aで暗号化し、そのソフト鍵KAを実行回数CNTが制
限回数Mを越えない場合に限り復号できるように復号化
することによって、実行回数を制限するようにしてい
る。
トウェア販売店から受け取る時に、予め実行する回数の
限度である制限回数Mに応じた代金で購入した暗号化ソ
フトウェアE(KA,softA)を、図1のプレーヤ
2において制限回数Mと実行回数CNTの値によってソ
フト鍵KAを復号し、そのソフト鍵KAでソフトウェア
softAを復号し実行する動作について説明する。ま
た、以下の説明において、暗号化ソフトウェアE(K
A,softA)は、ソフトウェアsoftAをソフト
鍵KAで暗号化したものを示し、ソフト鍵KAで復号化
される。また、演算記号(+)は、ビット毎の排他的論
理和を表しており、Rは本システム共通の値である。
上記第1の実施例のソフトウェア実行制御動作を説明す
る。まず、接続部21にディスク1が接続される(ステ
ップS201)。次に、接続部21は、情報記録部12
からノイズ付きソフト鍵KA(+)R、制限回数M、実
行回数CNTを読み出し、これらをソフト鍵復号処理部
22に入力する(ステップS202)。次に、接続部2
1は、情報記録部12に格納されている実行回数CNT
を1だけ増やした値に更新する(ステップS203)。
次に、接続部21は、暗号化ソフトウェア記録部11に
格納されている暗号化ソフトウェアE(KA,soft
A)を読み出し、暗号化ソフトウェア復号部23に入力
する(ステップS204)。
数Mと実行回数CNTから、次式(1)によって実行識
別子disを計算する(ステップS205)。 dis=[CNT/M] …(1) ただし、上式(1)において、[ ]はガウス記号であ
り、[CNT/M]は、CNT/Mを越えない最大の整
数を示している。なお、CNT<Mの場合、dis=0
となる。
付きソフト鍵KA(+)Rと、今求めたdisを、次式
(2)で表される関数fに入力して、ノイズ付きソフト
鍵のノイズを取り、KA’に変換する(ステップS20
6)。 KA’=f(KA(+)R,dis) ={KA(+)R}(+){R*(dis+1)} …(2) ここで、KA’は、dis=0のとき、すなわちCNT
<Mが成り立つときに限り、KAと等しくなる。
めたKA’を、暗号化ソフトウェア復号部23に入力す
る(ステップS207)。暗号化ソフトウェア復号部2
3は、入力されたKA’で、暗号化ソフトウェアE(K
A,softA)を復号する(ステップS208)。な
お、このとき、dis=0、すなわちCNT < Mが成
り立たねば、KA’≠KAとなり、ソフトウェアsof
tAが復号できず、ソフトウェアは実行できない。
復号したソフトウェアsoftAを、ソフトウェア実行
部24に入力する(ステップS209)。従って、ソフ
トウェア実行部204は、復号されたソフトウェアを実
行する(ステップS210)。
ば、ソフトウェアを購入するときに定められた制限回数
だけソフトウェアの実行を行うことができ、制限回数以
上の実行を行うことは不可能である。従って、販売店と
しては、制限回数に見合う安い価格でソフトウェアパッ
ケージを販売することができる。
がソフト鍵復号処理部22を備えているが、ディスク1
を収納するカートリッジにチップを設け、このチップ内
にソフト鍵復号処理部を設けるようにしてもよく、この
場合も上記と同様の効果が得られる。この場合、ディス
ク1がプレーヤ2の接続部21に接続されたときに、暗
号化ソフトウェアと、ソフト鍵復号処理部22で処理さ
れたKA’とがディスク1からプレーヤ2に入力される
ことになる。
よってソフトウェアの実行を制限するようにしたが、実
行日時によってソフトウェアの実行を制限するようにし
ても良い。この場合、ディスク1にはソフトウェアの使
用終了日時となる実行停止日時を格納しておき、プレー
ヤ2にはタイマを設け、このタイマにより計時される現
在の日時が上記実行停止日時の前の場合にのみ、ノイズ
付きソフト鍵が正常に復号されるようにすればよい。な
お、実行回数による制限と、実行日による制限とを組み
合わせて実行条件を制御することも容易に実現できる。
にノイズ付きソフト鍵KA(+)Rを格納し、実行回数
CNTが制限回数M以下の場合にのみノイズがとれるよ
う、ソフト鍵復号処理部22でノイズ付きソフト鍵を復
号するようにしているが、逆に、ディスク1にノイズの
ないソフト鍵KAを格納し、実行回数が制限回数を越え
る場合のみソフト鍵KAにノイズが付加されるようにし
ても良い。この場合、プレーヤ2には、ソフト鍵復号処
理部22に代えて、フィルタ回路が設けられ、このフィ
ルタ回路は、実行回数CNTが制限回数M以下の場合は
ディスク1から読み出したソフト鍵をそのまま暗号化ソ
フトウェア復号部23に出力し、実行回数が制限回数を
越える場合はディスク1から読み出したソフト鍵にノイ
ズを付加して暗号化ソフトウェア復号部23に出力す
る。
に実行回数CNTと制限回数Mとを格納するようにした
が、これらに代えて、残りの実行可能回数を示す残高回
数を格納し、ディスク1からの各データの読み出しに関
連して残高回数を1ずつ減算するようにしても良い。
ウェア実行制御システムにおいて、ディスク購入時に設
定された制限回数Mを、購入後に追加更新し得るシステ
ムである。すなわち、前述の第1の実施例では、制限回
数Mは、購入時に予め定められた回数としていた。そし
て、実行回数CNTが制限回数Mと等しいか、または大
きいときに、KA’がKAと異なる値となり、暗号化ソ
フトウェアE(KA,softA)が復号できないよう
に構成されていた。これに対し、第2の実施例の追加更
新システムは、ディスク1を購入後にソフトウェア販売
店に持っていき、CNTとMの大小関係に関係なく、制
限回数Mをユーザの望む回数だけ追加更新し得るシステ
ムである。
更新システムの構成を示すブロック図である。図3にお
いて、追加更新装置3は、接続部31と、更新回数演算
部32と、制限回数書換部33とを備え、ディスク1内
の情報記録部12に記録されている制限回数Mを更新す
る機能を有している。
テムにおける処理手順を示すフローチャートである。以
下、この図4を参照して、第2の実施例の詳細を説明す
る。
ア販売店に行く(ステップS301)。第1の実施例で
述べたように、ディスク1内の情報記録部12に記録さ
れている情報は、予め許可されているものしか変更でき
ない。ソフトウェア販売店のオペレータは、情報記録部
12に記録されている記録を書き換えるためのパスワー
ドを知っており、当該パスワードを追加更新装置3に入
力することにより、情報記録部12に記録されている情
報を書き換えることができる。
dをソフトウェア販売店のオペレータに知らせる(ステ
ップS302)。ソフトウェア販売店のオペレータは、
当該追加回数addを追加更新装置3に入力する。応じ
て、追加更新装置3内の更新回数演算部32は、ディス
ク1内の情報記録部12に記録されている実行回数CN
Tと制限回数Mに対して、次式(3)で表されるM’を
計算する(ステップS303)。 M’=max(M−CNT,0)+CNT+add …(3) ただし、上式(3)において、max(M−CNT,
0)は、M−CNTと0のうち小さくない方を表してい
る。従って、上式(3)のM’は、 M≧CNTのとき、M’=M+add M<CNTのとき、M’=CNT+add となる。
プS303で求めたM’を新しい制限回数Mとして、接
続部31を介して、ディスク1内の情報記録部12に書
き込む(ステップS304)。その後、ユーザは、ディ
スク1を持ち帰り、通常のときと同様に使用する。
トウェア販売店にディスク1を持って行き、ソフトウェ
アsoftAの実行できる制限回数を新たに追加するこ
とが可能になる。また、式(3)によって追加更新数
M’を決めているから、CNTがMより大きくなってか
ら制限回数Mを更新しようとしても、また、まだMの方
がCNTよりも大きい場合に制限回数Mを更新しようと
しても、常にadd回だけ今までよりも多く実行できる
ような追加更新数M’を求めることができる。
フトウェア販売店に持って行き、制限回数Mの追加更新
を行っているが、オンラインでソフトウェア販売店の追
加更新装置3とつながっているシステムを考えるなら
ば、オンラインで制限回数Mの追加更新を行うことも出
来る。
に格納された実行回数が制限回数以下の場合にのみ、記
録媒体から読み出された暗号化されたソフト鍵を正常に
復号するようにしているので、ソフトウェアの実行回数
を予め定められた回数に制限することができる。従っ
て、販売店としては、販売時に定めた回数に見合う安い
価格でソフトウェアパッケージを販売することが可能と
なり、その分ユーザの価格負担を軽減できる。
された残高回数が1以上の場合にのみ、記録媒体から読
み出された暗号化されたソフト鍵を正常に復号するよう
にしているので、ソフトウェアの実行回数を予め定めら
れた回数に制限することができる。従って、販売店とし
ては、販売時に定めた回数に見合う安い価格でソフトウ
ェアパッケージを販売することが可能となり、その分ユ
ーザの価格負担を軽減できる。
り計時された現在の日時が記録媒体から読み出された実
行停止日時よりも時間的に前の場合にのみ、記録媒体か
ら読み出された暗号化されたソフト鍵を正常に復号する
ようにしているので、ソフトウェアの実行期間を予め定
められた日数に制限することができる。従って、販売店
としては、販売時に定めた制限日数に見合う安い価格で
ソフトウェアパッケージを販売することが可能となり、
その分ユーザの価格負担を軽減できる。
制御システムの構成を示すブロック図である。
システムにおける処理手順を示すフローチャートであ
る。
の構成を示すブロック図である。
ける処理手順を示すフローチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 記録媒体に格納されたソフトウェアを実
行器で実行する際に、当該ソフトウェアの実行回数を制
限するシステムであって、 前記記録媒体には、少なくとも、暗号化されたソフトウ
ェアと、暗号化されたソフト鍵と、予め定められた制限
回数と、今までに前記ソフトウェアを実行した回数であ
る実行回数とが格納されており、 前記記録媒体から前記暗号化されたソフトウェアと、前
記暗号化されたソフト鍵と、前記制限回数と、前記実行
回数とを読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によって読み出された前記暗号化され
たソフト鍵を、前記制限回数および前記実行回数を用い
て復号化するソフト鍵復号処理手段と、 前記読み出し手段によって読み出された前記暗号化され
たソフトウェアを、前記ソフト鍵復号処理手段によって
復号化されたソフト鍵を用いて復号化する暗号化ソフト
ウェア復号手段と、 前記暗号化ソフトウェア復号手段によって復号化された
ソフトウェアを実行するソフトウェア実行手段と、 前記読み出し手段による読み出し動作に関連して、前記
記録媒体における前記実行回数を更新する実行回数更新
手段とを備え、 前記ソフト鍵復号処理手段は、前記実行回数が前記制限
回数以下の場合にのみ、前記暗号化されたソフト鍵を正
常に復号することを特徴とする、ソフトウェア実行制御
システム。 - 【請求項2】 前記読み出し手段と、前記ソフト鍵復号
処理手段と、前記暗号化ソフトウェア復号手段と、前記
ソフトウェア実行手段と、前記実行回数更新手段とは、
前記実行器内に設けられている、請求項1に記載のソフ
トウェア実行制御システム。 - 【請求項3】 前記ソフト鍵復号処理手段は、前記記録
媒体を収納したカートリッジに関連して設けられ、 前記読み出し手段と、前記暗号化ソフトウェア復号手段
と、前記ソフトウェア実行手段と、前記実行回数更新手
段とは、前記実行器内に設けられている、請求項1に記
載のソフトウェア実行制御システム。 - 【請求項4】 記録媒体に格納されたソフトウェアを実
行器で実行する際に、当該ソフトウェアの実行回数を制
限するシステムであって、 前記記録媒体には、少なくとも、暗号化されたソフトウ
ェアと、暗号化されたソフト鍵と、残りの実行可能回数
を示す残高回数とが格納されており、 前記記録媒体から前記暗号化されたソフトウェアと、前
記暗号化されたソフト鍵と、前記残高回数とを読み出す
読み出し手段と、 前記読み出し手段によって読み出された前記暗号化され
たソフト鍵を、前記残高回数を用いて復号化するソフト
鍵復号処理手段と、 前記読み出し手段によって読み出された前記暗号化され
たソフトウェアを、前記ソフト鍵復号処理手段によって
復号化されたソフト鍵を用いて復号化する暗号化ソフト
ウェア復号手段と、 前記暗号化ソフトウェア復号手段によって復号化された
ソフトウェアを実行するソフトウェア実行手段と、 前記読み出し手段による読み出し動作に関連して、前記
記録媒体における前記残高回数を更新する残高回数更新
手段とを備え、 前記ソフト鍵復号処理手段は、前記残高回数が1以上の
場合にのみ、前記暗号化されたソフト鍵を正常に復号す
ることを特徴とする、ソフトウェア実行制御システム。 - 【請求項5】 記録媒体に格納されたソフトウェアを実
行器で実行する際に、当該ソフトウェアの実行日時を制
限するシステムであって、 前記記録媒体には、少なくとも、暗号化されたソフトウ
ェアと、暗号化されたソフト鍵と、予め定められた実行
停止日時とが格納されており、 現在の日時を計時するタイマ手段と、 前記記録媒体から前記暗号化されたソフトウェアと、前
記暗号化されたソフト鍵と、前記実行停止日時とを読み
出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によって読み出された前記暗号化され
たソフト鍵を、前記タイマ手段により計時された現在の
日時および前記実行停止日時を用いて復号化するソフト
鍵復号処理手段と、 前記読み出し手段によって読み出された前記暗号化され
たソフトウェアを、前記ソフト鍵復号処理手段によって
復号化されたソフト鍵を用いて復号化する暗号化ソフト
ウェア復号手段と、 前記暗号化ソフトウェア復号手段によって復号化された
ソフトウェアを実行するソフトウェア実行手段とを備
え、 前記ソフト鍵復号処理手段は、前記現在の日時が前記実
行停止日時よりも時間的に前の場合にのみ、前記暗号化
されたソフト鍵を正常に復号することを特徴とする、ソ
フトウェア実行制御システム。
Priority Applications (1)
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JP15205394A JP3399638B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | ソフトウェア実行制御システム |
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JPH0816384A JPH0816384A (ja) | 1996-01-19 |
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ID=15532022
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JP (1) | JP3399638B2 (ja) |
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