JP3428829B2 - 位置合わせ方法及びそれを用いた投影露光装置 - Google Patents

位置合わせ方法及びそれを用いた投影露光装置

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JP3428829B2 JP24413896A JP24413896A JP3428829B2 JP 3428829 B2 JP3428829 B2 JP 3428829B2 JP 24413896 A JP24413896 A JP 24413896A JP 24413896 A JP24413896 A JP 24413896A JP 3428829 B2 JP3428829 B2 JP 3428829B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の製造用
に好適な位置合わせ方法及びそれを用いた投影露光装置
に関し、特にウエハと共役関係にあるレチクルと同期
(位置合わせ)をとった撮像手段との相対的位置合わせ
をウエハ面上に設けた周期性の格子状マーク(ウエハマ
ーク、アライメントマーク)から発生する反射回折光に
基づく干渉像を利用することにより、高精度に行い、高
集積性の半導体素子を製造する際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体素子の製造技術の進展は目
覚ましく、又それに伴う微細加工技術の進展も著しい。
特に光加工技術は1MDRAMの半導体素子の製造を境
にサブミクロンの解像力を有する微細加工技術まで達し
ている。
【0003】IC,LSIの微細化が年々進み、これら
半導体素子の集積度を上げていくにつれ、マスクパター
ンと感光基板パターンとの整合状態の許容範囲も年々厳
しくなってきている。従来より、レチクルとウエハとの
位置合わせを行う方法として感光基板、いわゆるウエハ
の位置情報を得て行う方法があり、このときのウエハ面
上のアライメントマークの観察方式が種々と提案されて
いる。
【0004】本出願人は特開平5−343291号公報
においてウエハ面上に設けた周期性の格子状マークから
発生する反射回折光に基づく干渉像をテレビ画像として
採用し、FFT処理による位相検出法を利用した計測分
解能の高い方法を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近、半導体素子の微
細化が進み、これら半導体素子の集積度を上げるために
投影露光装置においてレチクルとウエハとの相対的な位
置合わせを高精度に行うことが重要になってきている。
位置合わせを撮像手段で得たテレビ画像を利用して行う
検出方法において位置合わせを高精度に行うには観察し
ているウエハ面上の観察結像倍率を、より高倍率化する
必要がある。
【0006】しかしながら結像倍率の高倍率化を図ろう
とすると検出信号の光強度が低下してくる。例えば計測
分解能を2倍にするために倍率を2倍にした場合、光強
度はラインセンサーで1/2、2次元CCDだと1/4
にまで光量が低下してしまう。その為、光量不足で検出
不能になる危険が生じ、高精度化の妨げとなっている。
【0007】本発明は、レチクルと同期(位置合わせ)
をとった撮像手段とウエハとの相対的な位置合わせを観
察光学系によるウエハ面の観察倍率を上げることなく、
適切に設定したウエハ面上に設けたマークに基づくビー
ト信号を利用することによって高精度に行うことのでき
る位置合わせ方法及びそれを用いた投影露光装置の提供
を目的とする。
【0008】特にウエハマークGwの干渉像Mとマーク
Gsの干渉像Msを同時に固体撮像素子上に形成し、信
号強度の重ね合わせ信号像Mbを信号として、該信号像
Mbのビート信号の周波数に対してFFT処理における
位相差検出を行うことによって、ウエハマークGWの位
置情報を求めるように構成し、これにより検出系のウエ
ハ面の観察倍率を上げることなく、ビート信号を用いて
検出分解能を向上させてウエハマークGWの干渉像Mの
信号強度を倍率拡大で損なわずに、又光量不足による検
出率の低下の問題も発生せずに高精度な位置合わせを達
成することができる位置合わせ方法及びそれを用いた投
影露光装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の位置合わせ方法
は、 (1−1)物体上に設けた格子状マークを光源からの光
束で照明し、該格子状マークからの反射回折光のうち±
n次光(n=1,2,3,‥‥)を用いて撮像手段面上
に該格子状マークに基づくマーク干渉像を形成該マ
ーク干渉像の映像信号の周期性に基づいて固有に現れる
空間周波数成分を選択し該格子状マークの位置を検出す
ることにより、該物体を所定位置に合わせる第1の位置
合わせを行い、該第1の位置合わせ後、該マーク干渉像
とは干渉しない周期性の異なる基準マークの基準干渉像
を該撮像手段面上に該マーク干渉像と重ねて形成し、該
重ねて形成したマーク干渉像と基準干渉像との合成映像
信号の周期性に基づいて固有に現われる空間周波数成分
を選択し、該格子状マークの位置を検出することによ
り、該物体を第1の位置合わせより高精度に所定位置に
合わせる第2の位置合わせをしたことを特徴としてい
る。
【0010】(1−2)物体上に設けられた格子状マー
クを単色光で照明し、該格子状マークからの反射回折光
のうち±n次光(n=1,2,3,‥‥)を用いて撮像
手段面上にマーク干渉像を形成し、該撮像手段で得られ
る映像信号に対して、直交変換により空間周波数領域に
変換し、該空間周波数領域上で該映像信号より該格子状
マークの周期性に基づいて固有に現れる空間周波数成分
を選択し、該格子状マークの位置を検出することによ
り、該物体を所定位置に位置合わせする第1の位置合わ
せを行い、該第1の位置合わせ後、該マーク干渉像に、
互いに干渉しない周期性の異なる基準干渉像を該撮像手
段上で重ね合わせ、それより得られる合成映像信号を直
交変換により空間周波数領域に変換し、該空間周波数領
域上で該合成映像信号の周期性に基づいて固有に現れる
空間周波数成分を選択し、該格子状マークの位置を検出
することにより、該物体を該第1の位置合わせより高精
度に所定位置に合わせる第2の位置合わせをすることを
特徴としている。
【0011】
【0012】本発明の投影露光装置は, (2−1)露光光で照明した第1物体面上のパターンを
投影光学系を介して第2物体面上に投影する投影露光装
置において、該第2物体面に設けた格子状マークを照明
手段からの光で該投影レンズを介して照明し、該格子状
マークからの反射回折光のうち±n次光(n=1,2,
3,‥‥)を用いて撮像手段面上にマーク干渉像を形成
し、該マーク干渉像の映像信号の周期性に基づいて固有
に現れる空間周波数成分を選択し該格子状マークの位置
を検出することにより、該物体を所定位置に合わせる第
1の位置合わせを行い、該第1の位置合わせ後、該マー
ク干渉像とは干渉しない周期性の異なる基準マークの基
準干渉像を該撮像手段面上に該マーク干渉像と重ねて形
成し、該重ねて形成したマーク干渉像と基準干渉像との
合成映像信号の周期性に基づいて固有に現れる空間周波
数成分を選択し、該格子状マークの位置を検出すること
により、該第2物体を第1の位置合わせより高精度に
定位置に合わせる第2の位置合わせを行っていることを
特徴としている。
【0013】(2−2)第1物体に形成されたパターン
を、投影光学系を介して露光光で第2物体上に投影露光
する投影露光装置において、該第2物体上に設けられた
格子状マークを単色光で照明し、該格子状マークからの
反射回折光のうち±n次光(n=1,2,3,‥‥)を
用いて撮像手段面上にマーク干渉像を形成し、該撮像手
段で得られる映像信号に対して、直交変換により空間周
波数領域に変換し、該空間周波数領域上で該映像信号よ
り該格子状マークの周期性に基づいて固有に現れる空間
周波数成分を選択し、該格子状マークの位置を検出する
ことにより、該第2物体を所定位置に位置合わせする
1の位置合わせを行い、該第1の位置合わせ後、該マー
ク干渉像に、互いに干渉しない周期性の異なる基準干渉
像を該撮像手段上で重ね合わせ、それより得られる合成
映像信号を直交変換により空間周波数領域に変換し、該
空間周波数領域上で該合成映像信号の周期性に基づいて
固有に現れる空間周波数成分を選択し、該格子状マーク
の位置を検出する事により、該第2物体を該第1の位置
合わせよりも高精度に所定位置に合わせる第2の位置合
わせをすることを特徴としている。
【0014】特に構成(2-1) 及び(2-2) において、(2-2
-1) 前記照明手段からの光は前記第2物体面上に塗布し
た感光体が感光しない波長の光であり、該格子状マーク
からの反射回折光を、該投影光学系を再び通過した後、
露光光路外に取り出していることを特徴としている。
【0015】
【0016】本発明の半導体デバイスの製造方法は、 (3-1) 構成(1-1) 又は(1-2) の位置合わせ方法を用いて
デバイスパターンを基板上にプリントする段階を含むこ
とを特徴としている。
【0017】(3-2) 構成(2-1) 又は(2-2) の投影露光装
置を用いてデバイスパターンを基板上にプリントする段
階を含むことを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の投影露光装置の要
部概略図である。同図においては照明装置ILからの露
光光により照明されたレチクル(第1物体)R面上の電
子回路パターンを投影レンズ(投影光学系)1によりウ
エハステージST上に載置したウエハ(第2物体)W面
上に縮小投影し、電子回路パターンの露光転写を行って
いる。
【0019】次に図1の位置合わせ手段の各要素につい
て説明する。53は基準マークGsを有する検出光学
系、101は固体撮像素子14を有する撮像装置、GW
はウエハ面に設けたウエハマーク(格子状マーク、アラ
イメントマークともいう)である。
【0020】本実施形態では予め適当な検出系で投影レ
ンズ1、検出光学系53、そして撮像装置101に対す
るレチクルRの相対位置を求めている。そして検出光学
系53内の基準マークGsとウエハWのウエハマークG
Wの投影像の撮像装置101の撮像面での位置を検出す
ることにより間接的にレチクルRとウエハWとの相対位
置合わせを行っている。
【0021】次に本実施形態の参考例として、本実施形
態の一部である第2の位置合わせについて説明する。第
2の位置合わせは、基準マークGsとウエハW面上のウ
エハマークGWを用いて、ウエハWを所定位置に位置合
わせする方法である。直線偏光のHe−Neレーザー2
から放射される、露光光の波長とは異なった波長λの光
束を音響光学素子(AO素子)3に入射させ、このAO
素子3によりレンズ4へ向う光の光量を制御し、例えば
ある状態で完全に光を遮断するようにしている。
【0022】AO素子3を通過した光束はレンズ4で集
光し、その後、ウエハWと光学的に共役な面上に配置し
た視野絞りSILにより空間的に照明範囲を制限した後
に偏光ビームスプリッター5に入射させている。そして
偏光ビームスプリッター5で反射させ、λ/4板6,レ
ンズ7,ミラー8,レンズ19,そして投影レンズ1に
よりウエハW面上のウエハマークGWを垂直方向から照
明している。
【0023】この時の照明光は、投影レンズ1,レンズ
7,そしてレンズ19で構成される光学系の瞳面(ウエ
ハW面である像面のフーリエ変換面)上で図4(A)に
示すような光束41であり、ウエハW面にほぼ垂直に入
射している(図4(A)におけるv,wは瞳面の座標で
あり、照明光のウエハW面に対する入射角の分布を表し
ている。)。
【0024】ウエハW面上のウエハマークGWは、図4
(B)に示すようなピッチPの回折格子より成る所謂格
子状マークより成っている。図4(B)の斜線領域とそ
の他の領域はウエハW面上で段差が異なるか、反射率が
異なるか、位相が異なるか等しており、それにより回折
格子をなしている。
【0025】ウエハマークGWから反射回折した光束は
投影レンズ1を通過した後、順次レンズ19,ミラー
8,レンズ7,λ/4板6,偏光ビームスプリッター5
を介し、レンズ9,そしてビームスプリッター10を通
して、位置FにウエハマークGWの空中像を形成してい
る。
【0026】位置Fに形成したウエハマークGWの空中
像は更にフーリエ変換レンズ11を介し、ストッパー1
2によってウエハマークGWからの反射回折光のうち、
例えばウエハW上の角度が±sin-1 (λ/P)に相当す
る反射回折光束のみを透過させ、フーリエ変換レンズ1
3を介し撮像手段としての固体撮像素子14にウエハマ
ークGWの干渉像を形成している。
【0027】この干渉像は、単色光で照明したピッチP
の回折格子を形成するウエハマークGWの像であるか
ら、単なる散乱光を用いた暗視野像より信号光量及びコ
ントラストは充分高く安定している。
【0028】ここでレンズ19,レンズ7及びレンズ9
は補正光学系51を構成し、ウエハマークGWの照明光
の波長に対して投影レンズ1で発生する収差、主には軸
上色収差,倍率色収差,球面収差等を補正している。
【0029】本参考例の補正光学系51は取込み開口光
束すべてに対して収差補正を実行する必要はなくストッ
パー12を通過する反射回折光束のみに対して限定して
収差補正をすれば良いので、光学系は非常に簡素な構成
となっている。
【0030】これは露光光としてエキシマレーザーから
の光を利用する所謂エキシマステッパーを用いる場合に
は、照明光に対して発生する収差量がg線やi線の光を
用いた投影露光装置に比べて大幅に大きい為に大変有効
となっている。
【0031】一方、本参考例においては、ウエハマーク
GWの照明光の波長と異なる波長を放射するLED等の
光源15からの光束をコンデンサーレンズ16により集
光し、基準マスク17面上に形成されている基準マーク
Gsを照明している。この基準マークGsは例えば図3
に示すようにウエハマークGWと同様の格子状マークよ
り成り、かつ結像倍率を含んで固体撮像素子14上でウ
エハマークGWの干渉縞に対して互いに干渉しない僅か
に周波数が異なる周期性をもったマークより成ってい
る。
【0032】同図では斜線部が透明領域でその他が不透
明領域となっている。基準マークGsを通過した光束は
レンズ18によって集光し、その後LED15からの光
束を反射し、He−Neレーザ2からの光束を透過させ
る光学特性を持つビームスプリッタ10を介しF面上に
基準マークGsの空中像を形成している。その後、F面
上の基準マークGsの空中像はウエハマークGWと同様
にフーリエ変換レンズ11,13により固体撮像素子1
4上に結像される。
【0033】本参考例ではフーリエ変換レンズ11及び
13で構成される光学系52は基準マークGs及びウエ
ハマークGWへの照明光の2波長で良好に収差補正され
ている。
【0034】又ストッパー12はウエハマークGwの反
射角度が±sin-1 (λ/P)の回折光と、基準マークG
sの反射(透過)角度が±sin-1 (λs/Ps),(λ
s;LED15の波長、Ps;基準マークGsの格子ピ
ッチ)の回折光の両方を透過し、かつ他の次数の回折光
を遮断するようにしている。
【0035】本参考例において照明光がウエハW面上に
入射したときのウエハマークGWからの反射光の強度分
布に対し、ストッパー12は瞳面フィルターとして作用
する。この結果、固体撮像素子14に入射する光束は、
ウエハマークGWからの±n次回折光のみとなる。但
し、n=1,2,3,‥‥である。
【0036】本参考例では±1次回折光のみとし、固体
撮像素子14上には図2(B)で示すようなウエハマー
クGWの干渉像Mが形成される。この干渉像Mの強度分
布はTw=βw・P/2(βw;ウエハマークGwの結
像倍率)で示される周期Twを持つCOS関数で、ウエ
ハW上のウエハマークGWの光軸からの位置ずれに対応
した位置ずれ量を持つ強度分布を示す。
【0037】この干渉像MはウエハマークGWの段差や
表面を覆うレジストの膜厚がいかように変化しようと
も、周期Twを持つCOS関数としての所望の強度分布
を形成する。
【0038】本参考例においてストッパー12で選択す
る回折光は±1次回折光のみに限定する必要はなく、±
n次回折光(N=1,2,3,‥‥)のみを透過する瞳
面フィルターを用いても良い。
【0039】種々の次数を選択できることは波長を変え
ることにも対応しており、ウエハマークGWの検出率を
向上させることができる。例えば±1次回折光が少なけ
れば±2次回折光を用いればウエハマークGWの検出率
を向上させることができる。
【0040】この際、瞳面フィルターの透過座標位置は
ウエハW上の角度が±sin-1 (nλ/P)に相当する位
置となり、固体撮像素子14上に結像するのは周期Tw
=βw・P/(2n)のCOS関数となる。
【0041】又、±n次回折光(n=1,2,3,‥
‥)のみを透過する瞳面フィルター12を用い、±n次
回折光用の瞳面フィルターを選択する構成とした場合、
その瞳面フィルター12に合わせて、基準マークGsの
反射(透過)角度が±sin-1 (nλs/Ps)の回折光
に変更するようにしている。
【0042】ちなみに、基準マークGsの回折効率は変
動しないので、ウエハマークGwの変動にあわせて回折
光を変えることは基本的には必要ない。そこで、ビーム
スプリッター10の構成位置を変更してレンズ13と固
体撮像素子14の間に配置するようにすれば、ストッパ
ー12の変更によらず、同じ回折光を常時用いることが
可能となる。(基準マークGs専用のストッパー12′
は必要となる。)このビームスプリッター10の構成位
置は、本発明の本質的意義の上では、どちらに配置して
も何んら問題ないものである。
【0043】本参考例は、従来、固体撮像素子14上に
形成された図2(B)で示すようなウエハマークGwの
干渉像Mのみで計測していたウエハマークGwの位置情
報を、図2(C)に示す基準マークGsの干渉像Msを
同時に固体撮像素子14上に形成し、信号強度の重ね合
わせ図2(A)に示す信号像Mbを信号として得て、該
信号像Mbのビート信号の周波数(周期Tb)に対し
て、FFT処理における位相差検出を行うことによって
ウエハマークGwの位置情報を求めている。
【0044】ウエハマークGwの干渉像Mは、図2
(B)のとおり、Tw=βw・P/2(βw:ウエハマ
ークGwの結像倍率)で示される周期TwをもつCOS
関数である。また、基準マークGsの干渉像Msは、図
2(C)のとおりTs=βs・Ps/2(βs:基準マ
ークGsの結像倍率)で示される周期TsをもつCOS
関数である。この2つの干渉像を同時に固体撮像素子1
4上に形成すると、2つの干渉像は光源及び波長が異な
り、互いに干渉しない関係となっており、信号強度の足
し合わせたビート信号像Mbが、図2(A)に示すよう
に形成される。
【0045】この際、このビート信号の周期Tbは、T
b=1/(|1/Tw−1/Ts|)で定義される周期
であり、ウエハマークGwの移動に対応してビート信号
像Mbは移動し、ウエハマークGwの移動量に対してビ
ート信号像Mbは、Tb/Tw倍の敏感度で移動するこ
とになる。
【0046】例えば、固体撮像素子14上で、Tw=4
mm、Ts=5mmとすると、Tb=20mmとなるか
ら、このビート信号の変動に着目すれば、ウエハマーク
Gwの移動量を5倍に拡大して観察することができる。
【0047】本参考例ではこのビート信号像Mbを着目
することによって光学系の結像倍率を上げることなく、
計測分解能を向上させることを可能とし、ウエハマーク
Gwの干渉像Mの信号強度の倍率拡大を図りつつ、光量
不足による検出率の低下を防止している。又この信号像
Mbは図2(A)に示すような信号パターンであり、求
めようとするパターン中心に対して対称性を有するもの
となっている。
【0048】図1において撮像装置101によって電気
信号に変換されたパターン像は、図1のA/D変換装置
102によって、撮像面の画素ピッチにより定まるサン
プリングピッチにより、画素のアドレスに応じた離散電
気信号列に変換される。
【0049】図1の103は積算装置であり、2次元撮
像素子を用いた場合は、非計測方向に画素積算を実行し
計測方向に並んだ1次元の電気信号列を形成する(1次
元撮像素子を用いた場合は、この処理は不要であ
る。)。
【0050】図1の104はFFT演算装置であり、入
力した電気信号列を離散フーリエ変換し、電気信号列を
空間周波数領域に変換し、そのフーリエ係数を高速に演
算するものである。この際、パターンの周期性によっ
て、パターン固有の空間周波数の強度が強く現われる。
信号像Mbの場合、周期Tw,Ts,Tbに応じた空間
周波数が強い強度をもつ。
【0051】図1の105は周波数強度検出装置であ
り、パターン固有の空間周波数近傍の範囲でピーク位置
とピーク周波数の検出を行っている。この処理は、光学
系の調整状態など、何らかの原因で光学倍率が所定の値
から変動した場合でも、このピーク周波数を検出する事
で、パターン固有の空間周波数から光学倍率の変動を補
正する事を可能ならしめている。
【0052】ピーク検出に際しては、必要に応じて空間
周波数領域で補間手段(例えば、最小二乗近似、重み付
き平均処理)等を用いて周波数分解能を高めてもよい。
図1の106は位相検出装置であり、パターン固有の空
間周波数及びその近傍の周波数成分の位相を検出してい
る。
【0053】図1の107はずれ量検出装置であり、位
相検出装置106で算出した位相から実空間での基準点
に対するずれ量を算出する。その際、パターン固有の空
間周波数近傍の各空間周波数の強度による重み付け平均
処理を行い、パターン中心の基準点からのずれ量を重み
付け平均処理をしてもよい。
【0054】A/D変換装置102から、ずれ量検出装
置107までの信号処理法は、処理のターゲットとなる
パターン固有の空間周波数が、ビート信号像Mbの周期
Tbに応じた空間周波数になる事を除いては、従来方式
との差はない。
【0055】例えば、この時の信号処理法としては、本
出願人が先に特開平5−343291号公報で提案した
方法が適用可能である。
【0056】ずれ量検出装置107で求められたずれ量
は、位置合わせ制御装置108に送られ、予め検出して
おいた基準マークGsとレチクルRとの相対的位置のデ
ータと合わせて用いられて、位置合わせ制御装置108
がウエハステージSTを制御してレチクルRとウエハW
の位置合わせを行っている。
【0057】又本参考例ではX方向を計測するスコープ
の構成を示したが、実際には位置合せすべきウエハW上
には、X,Y両方向に対して格子状マークを構成し、対
応する計測スコープをX,Y方向それぞれに構成するの
が一般的である。又ウエハW上のマークを市松状に形成
し、X,Y方向を同時又は切換えにより1つのスコープ
で検出するようにしても良い。
【0058】次に本発明の実施形態について説明する。
本実施形態では基準マークGsの干渉像Msを固体撮像
素子14上に投影せずに、ウエハマークGwの干渉像M
を用いて、ウエハWを所定位置に位置合わせ(第1の位
置合わせ)した後、基準マークGsの干渉像Msを投影
してウエハマークGWの干渉像Mに合成をし、信号強度
の重ね合わせ信号像MbからウエハWを所定位置に位置
合わせ(第2の位置合わせ)するよう、粗精検出の2段
階を備えた事を特徴としている。
【0059】参考例ではウエハマークGwの干渉像(周
期Tw)Mと基準マークGsの干渉像(周期Ts)Ms
を同時に固体撮像素子14上に形成し、信号強度の重ね
合わせ信号像Mbを信号として、信号像Mbのビート信
号の周波数に対してFFT処理における位相差検出を行
う事によって、ウエハマークGwの位置情報を求めてい
た。この方法では計測敏感度を上げると、それに応じて
計測範囲が減少してくる。
【0060】そこで本実施形態ではウエハWが装置に送
り込まれた後、まず基準マークGsの干渉像Msを固体
撮像素子14上に投影せずに、ウエハマークGwの干渉
像Mのみを用いて、ウエハWを所定位置に位置合わせす
る粗検出(第1の位置合わせ)を実行し、その後、基準
マークGsの干渉像Msを固体撮像素子14上に投影し
てウエハマークGwの干渉像Mに合成している。そして
信号強度の重ね合わせ信号像Mbからのビート信号の周
波数に対してFFT処理における位相差検出を行う事に
よって、ウエハWの位置情報を求める精密検出(第2の
位置合わせ)を実行して、ウエハWを所定位置に位置合
わせするようにしている。
【0061】本実施形態の有効性は、基準マークGsの
干渉像Msを固体撮像素子14上に投影するか否かのO
N/OFFと、FFT処理における位相差検出を行う固
有周波数を変更するだけの、ほんのわずかの変更で計測
分解能は低いが検出範囲が広い粗検出と、検出範囲は狭
いが、計測分解能は高い精密検出を切換可能としている
点である。
【0062】一般的には、計測光学系の結像倍率を切り
換えたり、まったく別光学系を構成せねばならない粗検
出と精密検出の共存を、駆動する物体がなく、ウエハW
の位置も変えずに成立させている本実施形態は精度も高
く、処理の高速性でも優れている。
【0063】また、基準マークGsの干渉像Msの格子
ピッチPsを数種類用意すれば、粗検出と精密検出を2
段階から多段階に可変とすることができる。この場合、
基準マークGsを応じて切り換えるか、又は基準マスク
17を液晶基板で製作し、必要にあわせて格子ピッチP
sを変えるように制御しても良い。
【0064】図5は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造のフ
ローチャートである。
【0065】本実施例においてステップ1(回路設計)
では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2
(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。
【0066】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0067】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0068】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0069】図6は上記ステップ4のウエハプロセスの
詳細なフローチャートである。まずステップ11(酸
化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(C
VD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。
【0070】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0071】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0072】尚本実施例の製造方法を用いれば高集積度
の半導体デバイスを容易に製造することができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、レチクル
と同期(位置合わせ)をとった撮像手段とウエハとの相
対的な位置合わせを観察光学系によるウエハ面の観察倍
率を上げることなく、適切に設定したウエハ面上に設け
たマークに基づくビート信号を利用することによって高
精度に行うことのできる位置合わせ方法及びそれを用い
た投影露光装置を達成することができる。
【0074】又本発明によれば以上のように、ウエハマ
ークGwの干渉像MとマークGsの干渉像Msを同時に
固体撮像素子上に形成し、信号強度の重ね合わせ信号像
Mbを信号として、該信号像Mbのビート信号の周波数
に対してFFT処理における位相差検出を行うことによ
って、ウエハマークGWの位置情報を求めるように構成
し、これにより検出系のウエハ面の観察倍率を上げるこ
となく、ビート信号を用いて検出分解能を向上させてウ
エハマークGWの干渉像Mの信号強度を倍率拡大で損な
わずに、又光量不足による検出率の低下の問題も発生せ
ずに高精度な位置合わせを達成することができる位置合
わせ方法及びそれを用いた投影露光装置を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した投影露光装置の要部概略図
【図2】本発明で検出する干渉信号像の説明図
【図3】基準マークの形状を示す説明図
【図4】本発明に係る観察光学系の瞳面と格子状マーク
の説明図
【図5】本発明の半導体デバイスの製造方法のフローチ
ャート
【図6】本発明の半導体デバイスの製造方法のフローチ
ャート
【符号の説明】
IL 照明装置 R レチクル W ウエハ Gw ウエハマーク Gs 基準マーク SIR 視野絞り ST ウエハステージ 1 投影レンズ 2 レーザー 3 AO素子 5,10 ビームスプリッター 4,7,9,11,13,16,18,19 レンズ 12 ストッパー 14 固体撮像素子 15 光源 17 基準マスク 51 補正光学系 52 光学系 53 検出光学系
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/30 525R (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 9/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体上に設けた格子状マークを光源から
    の光束で照明し、該格子状マークからの反射回折光のう
    ち±n次光(n=1,2,3,‥‥)を用いて撮像手段
    面上に該格子状マークに基づくマーク干渉像を形成
    該マーク干渉像の映像信号の周期性に基づいて固有に現
    れる空間周波数成分を選択し該格子状マークの位置を検
    出することにより、該物体を所定位置に合わせる第1の
    位置合わせを行い、該第1の位置合わせ後、該マーク干
    渉像とは干渉しない周期性の異なる基準マークの基準干
    渉像を該撮像手段面上に該マーク干渉像と重ねて形成
    し、該重ねて形成したマーク干渉像と基準干渉像との
    成映像信号の周期性に基づいて固有に現れる空間周波数
    成分を選択し、該格子状マークの位置を検出することに
    より、該物体を第1の位置合わせより高精度に所定位置
    合わせる第2の位置合わせをしたことを特徴とする位
    置合わせ方法。
  2. 【請求項2】 物体上に設けられた格子状マークを単色
    光で照明し、該格子状マークからの反射回折光のうち±
    n次光(n=1,2,3,‥‥)を用いて撮像手段面上
    にマーク干渉像を形成し、該撮像手段で得られる映像信
    号に対して、直交変換により空間周波数領域に変換し、
    該空間周波数領域上で該映像信号より該格子状マークの
    周期性に基づいて固有に現れる空間周波数成分を選択
    し、該格子状マークの位置を検出することにより、該物
    体を所定位置に位置合わせする第1の位置合わせを行
    い、該第1の位置合わせ後、該マーク干渉像に、互いに
    干渉しない周期性の異なる基準干渉像を該撮像手段上で
    重ね合わせ、それより得られる合成映像信号を直交変換
    により空間周波数領域に変換し、該空間周波数領域上で
    該合成映像信号の周期性に基づいて固有に現れる空間周
    波数成分を選択し、該格子状マークの位置を検出するこ
    とにより、該物体を該第1の位置合わせより高精度に
    定位置に合わせる第2の位置合わせをすることを特徴と
    する位置合わせ方法。
  3. 【請求項3】 露光光で照明した第1物体面上のパター
    ンを投影光学系を介して第2物体面上に投影する投影露
    光装置において、該第2物体面に設けた格子状マークを
    照明手段からの光で該投影レンズを介して照明し、該格
    子状マークからの反射回折光のうち±n次光(n=1,
    2,3,‥‥)を用いて撮像手段面上にマーク干渉像を
    形成し、該マーク干渉像の映像信号の周期性に基づいて
    固有に現れる空間周波数成分を選択し該格子状マークの
    位置を検出することにより、該物体を所定位置に合わせ
    る第1の位置合わせを行い、該第1の位置合わせ後、
    マーク干渉像とは干渉しない周期性の異なる基準マーク
    の基準干渉像を該撮像手段面上に該マーク干渉像と重ね
    て形成し、該重ねて形成したマーク干渉像と基準干渉像
    との合成映像信号の周期性に基づいて固有に現れる空間
    周波数成分を選択し、該格子状マークの位置を検出する
    ことにより、該第2物体を第1の位置合わせより高精度
    所定位置に合わせる第2の位置合わせを行っているこ
    とを特徴とする投影露光装置。
  4. 【請求項4】 第1物体に形成されたパターンを、投影
    光学系を介して露光光で第2物体上に投影露光する投影
    露光装置において、該第2物体上に設けられた格子状マ
    ークを単色光で照明し、該格子状マークからの反射回折
    光のうち±n次光(n=1,2,3,‥‥)を用いて撮
    像手段面上にマーク干渉像を形成し、該撮像手段で得ら
    れる映像信号に対して、直交変換により空間周波数領域
    に変換し、該空間周波数領域上で該映像信号より該格子
    状マークの周期性に基づいて固有に現れる空間周波数成
    分を選択し、該格子状マークの位置を検出することによ
    り、該第2物体を所定位置に位置合わせする第1の位置
    合わせを行い、該第1の位置合わせ後、該マーク干渉像
    に、互いに干渉しない周期性の異なる基準干渉像を該撮
    像手段上で重ね合わせ、それより得られる合成映像信号
    を直交変換により空間周波数領域に変換し、該空間周波
    数領域上で該合成映像信号の周期性に基づいて固有に現
    れる空間周波数成分を選択し、該格子状マークの位置を
    検出する事により、該第2物体を該第1の位置合わせよ
    りも高精度に所定位置に合わせる第2の位置合わせを
    ることを特徴とする投影露光装置。
  5. 【請求項5】 前記照明手段からの光は前記第2物体面
    上に塗布した感光体が感光しない波長の光であり、該格
    子状マークからの反射回折光を、該投影光学系を再び通
    過した後、露光光路外に取り出していることを特徴とす
    請求項3又は4の投影露光装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載の位置合わせ方法
    を用いてデバイスパターンを基板上にプリントする段階
    を含むことを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項3〜5の何れか1項記載の投影露
    光装置を用いてデバイスパターンを基板上にプリントす
    る段階を含むことを特徴とする半導体デバイスの製造方
    法。
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