JP3428021B2 - 4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン顕色用組成物,湿式粉砕方法及び分散液 - Google Patents

4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン顕色用組成物,湿式粉砕方法及び分散液

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JP3428021B2 JP51790995A JP51790995A JP3428021B2 JP 3428021 B2 JP3428021 B2 JP 3428021B2 JP 51790995 A JP51790995 A JP 51790995A JP 51790995 A JP51790995 A JP 51790995A JP 3428021 B2 JP3428021 B2 JP 3428021B2
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慎一 佐藤
裕泰 佐藤
裕 高階
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感熱記録紙等の記録紙に使用される顕色剤
である4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニル
スルホンに関する。
【0002】
【従来の技術】
感熱記録紙は、一般的に無色または淡色の発色性染料
と顕色剤とを支持体である紙等の上に塗布して製造され
る。その塗布液の製造過程において、顕色剤を結合剤で
ある水溶性高分子の水溶液中に分散した顕色剤分散液が
調整される。感熱記録紙は高感度のものが要望されてお
り、感度の優れた感熱記録紙を製造するためには、顕色
剤分散液中の顕色剤粒子をできるだけ細かくする必要が
ある。そこで、水溶性高分子の水溶液に顕色剤を加え、
湿式粉砕により十分粉砕して微粒子の顕色剤分散液が調
整されている。
【0003】 4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルスル
ホンは優れた顕色剤であり広く用いられているが、前記
の如く微粉砕した場合、分散液調製のための湿式粉砕中
に、あるいは調製された分散液の保存中に結晶成長が起
こる場合がある。特に4−ヒドロキシ−4'−イソプロポ
キシジフェニルスルホンを1μm以下の微粒子にまで微
粉砕した場合その傾向が顕著である。この結晶成長は4
−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホン
の水和化現象であり、その成長結晶は水和物であると考
えられている。そして、該水和物を含む顕色剤分散液を
用いて製造された記録紙は地肌汚れを生じる欠点につな
がっていた。
【0004】 その結晶成長(水和化)を防止する手段として、特開
平2−76779号に、4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキ
シジフェニルスルホンに対して4,4'−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホンを含有せしめる方法が提案されている。
然しながら、添加量が5%程度となると地肌汚れを生じ
る場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、更に優れた水和化を防止する手段を
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフ
ェニルスルホン100重量部に対して、一般式(I)で表
されるジフェニルスルホン誘導体から選ばれた化合物の
0.1重量部以上5重量部以下を含有する、或いは該化合
物を添加して0.05重量部以上5重量部以下含有させ、4
−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホン
の水和化を抑制させるものであって、一般式(I)で表
されるジフェニルスルホン誘導体を含有する顕色用組成
物であり、その分散液であり、更に4−ヒドロキシ−4'
−イソプロポキシジフェニルスルホンを水中で湿式粉砕
するさい、一般式(I)で表されるジフェニルスルホン
誘導体の少なくとも1種以上の存在下で粉砕することを
特徴とする湿式粉砕方法である。
【0007】
【化7】
【0008】 (式中、R1は水素原子またはイソプロピル基を示し、R2
及びR3はそれぞれ独立にイソプロピル基を、n及びmは
0,1又は2を表す。但し、n及びmが同時に0であるこ
とはない。)
【0009】
【発明の実施の形態】
一般式(I)で表されるジフェニルスルホン誘導体の
代表例を次に挙げる。 4−ヒドロキシ−3−イソプロピル−4'−イソプロポキ
シジフェニルスルホン 4−ヒドロキシ−3'−イソプロピル−4'−イソプロポキ
シジフェニルスルホン 4,4'−ジヒドロキシ−2−イソプロピルジフェニルスル
ホン 4,4'−ジヒドロキシ−3−イソプロピルジフェニルスル
ホン 4,4'−ジヒドロキシ−3,3'−ジイソプロピルジフェニル
スルホン 4,4'−ジヒドロキシ−2,2'−ジイソプロピルジフェニル
スルホン 4,4'−ジヒドロキシ−3,3',5,5'−テトライソプロピル
ジフェニルスルホン
【0010】 一般式(I)で表されるジフェニルスルホン誘導体の
含有量は、4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェ
ニルスルホン100重量部に対し0.01重量部以上である。
好ましくは0.05重量部以上であれば、湿式粉砕により得
られる分散液中での水和化が防止できるが、分散液を長
期間保存する場合にも完全に水和化を防止するには0.10
重量部以上であることが好ましい。1.0重量部を越えて
も例えば5重量部又はそれ以上でも水和化防止効果はあ
るが経済的でない。実用的には、好ましくは0.05〜1.0
重量部、特に好ましくは0.1〜0.6重量部である。
【0011】 一般式(I)で表されるジフェニルスルホン誘導体
は、4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルス
ルホンに添加して含有させる。その添加に際しては、4
−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホン
の製造反応液中に添加して含有せしめてもよく、また結
晶析出後粉末状であるいは溶媒に溶解して添加してもよ
い。更には4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェ
ニルスルホンを湿式粉砕するに際して、その分散液の調
整の時に添加してもよい。
【0012】 又、4−4'−ジヒドロキシジフェニルスルホンとイソ
プロピルブロマイドとを反応させて4−ヒドロキシ−4'
−イソプロポキシジフェニルスルホンを合成する場合
は、一般式(I)で表されるジフェニルスルホン誘導体
が副生する場合があるので、4−ヒドロキシ−4'−イソ
プロポキシジフェニルスルホン中に副生した一般式
(I)で表されるジフェニルスルホン誘導体をそのまま
存在させて使用し、又、補助的に(副生量が少なく効果
が十分でない場合は新たに添加して)使用することもで
きる。又更に、一般式(I)で表されるジフェニルスル
ホン誘導体が複数種副生する場合もあり、その場合も同
様に使用できる。
【0013】 本発明における湿式粉砕の分散媒体は水であるが、4
−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホン
の分散を良くするためには、分散剤を添加して湿式粉砕
を行うことが好ましい。分散剤としては、通常の分散
剤、界面活性剤が使用できるが、感熱記録紙を製造する
為には、結合剤とするための水溶性高分子の水溶液に顕
色剤を分散し湿式粉砕して顕色剤微粒子の分散液を調製
するのが通常の方法である。本発明においても、該水溶
性高分子を分散剤として用い、水溶性高分子の水溶液中
で湿式粉砕することが好ましい。
【0014】 該水溶性高分子としては、ポリビニルアルコール、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ポリアクリルアミド、デンプン
類等顕色剤の結合剤として使用されるものが挙げられる
が、最も一般的なものはポリビニルアルコールである。
また、顕色剤分散液に添加される一般的な他の添加剤が
分散媒体に添加されていてもよい。
【0015】 本発明における湿式粉砕の方法に特に限定はなく、ボ
ールミル、サンドミル、その他通常の湿式粉砕方法が採
用できる。湿式粉砕時の4−ヒドロキシ−4'−イソプロ
ポキシジフェニルスルホンの濃度は特に限定されない
が、記録紙製造用塗布液として適当な顕色剤分散液濃度
で行えばよい。
【0016】 水和物の生成は、IRスベクトル、示差熱分析などで確
認できるが、簡便には分散液の顕微鏡観察により確認で
きる。それは4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフ
ェニルスルホンの粒子が水和化する際、結晶の粗大化
(結晶成長)が見られるからである。
【0017】
【実施例】
以下、実施例を挙げ本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。 (実施例1) 15%ポリビニルアルコール水溶液31.1g、純水30g、ガ
ラスビーズ(1.0〜1.5mmφ)195g、4−ヒドロキシ−4'
−イソプロポキシジフェニルスルホン13.9g及び4−ヒ
ドロキシ−3−イソプロピル−4'−イソプロポキシジフ
ェニルスルホン0.014g(0.10%添加)を秤取り、湿式微
粒分散機(五十嵐機械製造(株)製、商品名:サンドグ
ラインダー)を使用して、温度25℃で湿式粉砕をした。
結晶成長を顕微鏡で観察していたところ、3時間後に結
晶成長が起きた。この時の平均粒径をレーザー回折型粒
度分布測定装置(島津粒度分布測定機SALD−1000による
50%平均粒径)で測定したところ、平均粒径0.5μmで
あった。
【0018】 (実施例2) 実施例1と同様にして、4−ヒドロキシ−3−イソプ
ロピル−4'−イソプロポキシジフェニルスルホンの使用
量を、0.014g(0.10%添加)から0.028g(0.20%添加)
に代えて、湿式粉砕した。結晶成長を顕微鏡で観察して
いたところ、10時間後においても結晶成長が観察されな
かった。この時の平均粒径を同様に測定したところ、平
均粒径0.3μmであった。
【0019】 (実施例3) 4,4'−ジヒドロキシ−3−イソプロピルジフェニルス
ルホンを用いる以外は、実施例2と同様にして湿式粉砕
をした。結晶成長を顕微鏡で観察していたところ、10時
間後においても結晶成長が観察されなかった。この時の
平均粒径を同様に測定したところ、平均粒径0.3μmで
あった。
【0020】 (比較例) 実施例1と同様にして、本発明の化合物を添加しない
で湿式粉砕をした。結晶成長を顕微鏡で観察していたと
ころ、1時間後において、明らかな結晶成長が観察され
た。この時の平均粒径を同様に測定したところ、平均粒
径0.8μmであった。因に、実施例1の1時間後の平均
粒径は0.5μmであった。
【0021】
【発明の効果】
感熱記録紙、感圧複写紙の感度は、塗布された顕色剤
の粒子が小さいほど優れている。 本発明の方法によれば、水和化を起こすことなく4−
ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホンを
充分に湿式粉砕(平均粒径約1μm以下)することがで
き、調製された分散液中でも水和化が起こらないので、
微粒子の4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニ
ルスルホン分散液を容易に得ることができる。 従って、本発明方法により得られた顕色剤分散液を用
いることにより、高感度で地肌汚れのない記録紙を製造
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 裕泰 福島県いわき市勿来町酒井出蔵3番地 (72)発明者 高階 裕 茨城県高萩市高浜町1―2―301 (56)参考文献 特開 平2−76779(JP,A) 特開 平5−255234(JP,A) 特開 平4−135788(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/28 - 5/34 B02C 17/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフ
    ェニルスルホン100重量部に対して、一般式(I)で表
    されるジフェニルスルホン誘導体から選ばれた1種また
    は2種以上の化合物の0.1重量部以上5重量部以下を含
    有することを特徴とする顕色用組成物。 【化1】 (式中、R1は水素原子またはイソプロピル基を示し、R2
    及びR3はそれぞれ独立にイソプロピル基を、n及びmは
    0,1又は2を表す。但し、n及びmが同時に0であるこ
    とはない。)
  2. 【請求項2】4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフ
    ェニルスルホン100重量部に対して、一般式(I)で表
    されるジフェニルスルホン誘導体から選ばれた1種また
    は2種以上の化合物の0.1重量部以上5重量部以下を含
    有する分散媒体を湿式粉砕して顕色剤分散液とすること
    を特徴とする4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフ
    ェニルスルホンの水和化防止方法。 【化2】 (式中、R1は水素原子またはイソプロピル基を示し、R2
    及びR3はそれぞれ独立にイソプロピル基を、n及びmは
    0,1又は2を表す。但し、n及びmが同時に0であるこ
    とはない。)
  3. 【請求項3】4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフ
    ェニルスルホン100重量部に対して、一般式(I)で表
    されるジフェニルスルホン誘導体から選ばれた1種また
    は2種以上の化合物の0.1重量部以上5重量部以下の存
    在下に4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニル
    スルホンを湿式粉砕することを特徴とする4−ヒドロキ
    シ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホンの水和化が
    防止される湿式粉砕方法。 【化3】 (式中、R1は水素原子またはイソプロピル基を示し、R2
    及びR3はそれぞれ独立にイソプロピル基を、n及びmは
    0,1又は2を表す。但し、n及びmが同時に0であるこ
    とはない。)
  4. 【請求項4】一般式(I)で表されるジフェニルスルホ
    ン誘導体から選ばれた1種または2種以上の化合物の0.
    1重量部以上1.0重量部以下の存在下に、湿式粉砕するこ
    とを特徴とする請求項3記載の4−ヒドロキシ−4'−イ
    ソプロポキシジフェニルスルホンの水和化が防止される
    湿式粉砕方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の顕色用組成物を湿式粉砕す
    ることを特徴とする4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキ
    シジフェニルスルホンの湿式粉砕方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の顕色用組成物が水に分散し
    た顕色剤分散液。
  7. 【請求項7】4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフ
    ェニルスルホン100重量部に対して、一般式(I)で表
    されるジフェニルスルホン誘導体から選ばれた1種また
    は2種以上の化合物を添加して0.05重量部以上5重量部
    以下含有させることを特徴とする顕色用組成物。 【化4】 (式中、R1は水素原子またはイソプロピル基を示し、R2
    及びR3はそれぞれ独立にイソプロピル基を、n及びmは
    0,1又は2を表す。但し、n及びmが同時に0であるこ
    とはない。)
  8. 【請求項8】4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフ
    ェニルスルホン100重量部に対して、一般式(I)で表
    されるジフェニルスルホン誘導体から選ばれた1種また
    は2種以上の化合物の0.05重量部以上5重量部以下を添
    加して含有させた分散媒体を湿式粉砕して顕色剤分散液
    とすることを特徴とする4−ヒドロキシ−4'−イソプロ
    ポキシジフェニルスルホンの水和化防止方法。 【化5】 (式中、R1は水素原子またはイソプロピル基を示し、R2
    及びR3はそれぞれ独立にイソプロピル基を、n及びmは
    0,1又は2を表す。但し、n及びmが同時に0であるこ
    とはない。)
  9. 【請求項9】4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフ
    ェニルスルホン100重量部に対して、一般式(I)で表
    されるジフェニルスルホン誘導体から選ばれた1種また
    は2種以上の化合物を添加して0.05重量部以上5重量部
    以下存在させ、4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジ
    フェニルスルホンを湿式粉砕することを特徴とする4−
    ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホンの
    水和化が防止される湿式粉砕方法。 【化6】 (式中、R1は水素原子またはイソプロピル基を示し、R2
    及びR3はそれぞれ独立にイソプロピル基を、n及びmは
    0,1又は2を表す。但し、n及びmが同時に0であるこ
    とはない。)
  10. 【請求項10】一般式(I)で表されるジフェニルスル
    ホン誘導体から選ばれた1種または2種以上の化合物を
    添加して0.05重量部以上1.0重量部以下存在させ、湿式
    粉砕することを特徴とする請求項9記載の4−ヒドロキ
    シ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホンの水和化が
    防止される湿式粉砕方法。
  11. 【請求項11】請求項7記載の顕色用組成物を湿式粉砕
    することを特徴とする4−ヒドロキシ−4'−イソプロポ
    キシジフェニルスルホンの湿式粉砕方法。
  12. 【請求項12】請求項7記載の顕色用組成物が水に分散
    した顕色剤分散液。
JP51790995A 1993-12-27 1994-12-26 4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン顕色用組成物,湿式粉砕方法及び分散液 Expired - Lifetime JP3428021B2 (ja)

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