JP3427978B2 - 中子造型機の砂吹き込み装置 - Google Patents
中子造型機の砂吹き込み装置Info
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- JP3427978B2 JP3427978B2 JP2000077381A JP2000077381A JP3427978B2 JP 3427978 B2 JP3427978 B2 JP 3427978B2 JP 2000077381 A JP2000077381 A JP 2000077381A JP 2000077381 A JP2000077381 A JP 2000077381A JP 3427978 B2 JP3427978 B2 JP 3427978B2
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- Japan
- Prior art keywords
- sand
- compressed air
- storage tank
- core
- molding machine
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、中子造型機の金型
に、シェル砂あるいはコールドボックス法の砂などの中
子砂を吹き込むための装置の改良に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、この種の装置としては、図2に示
すように、水平移動可能かつ上下動可能に配設され上端
に中子砂供給口を下端に中子砂噴出ノズルを有しかつ中
子砂を一時所蔵する中空室を構成する砂貯蔵槽２１の真
上に、この砂貯蔵槽２１内に圧縮空気を供給する装置と
して、ピストンロッド２２を中空状にしたシリンダ構造
の連結手段２３と、連結手段２３に導管２４を介して連
結された給排気弁２５と、給排気弁２５に導管２６を介
して連結されたエアタンク２７とで構成されたものが一
般的である。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された従来の砂吹き込み装置では、エアタンク２７か
ら砂貯蔵槽２１に至るまでの圧縮空気の圧力損失がかな
り高いため、所要の圧縮空気を得るためには、エアタン
ク２７は比較的容積の大きなものにする必要があるなど
の問題があった。 【０００４】本発明は上記の事情に鑑みて成されたもの
で、その目的は、エアタンクから砂貯蔵槽に至るまでの
圧縮空気の圧力損失を低くすることができる中子造型機
の砂吹き込み装置を提供することにある。 【０００５】 【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における中子造型機の砂吹き込み装置は、中
子造型機の金型に中子砂を吹き込むための装置であっ
て、水平移動可能かつ上下動可能に配設され上端に中子
砂供給口を下端に中子砂噴出ノズルを有しかつ中子砂を
一時所蔵する中空室を構成する砂貯蔵槽と、この砂貯蔵
槽の上部に装着されて砂貯蔵槽内の残留圧縮空気を排出
させる排気弁と、前記金型の真上における前記砂貯蔵槽
の上方に昇降可能に配設され前記圧縮空気を一時貯蔵し
かつ下降した時に前記砂貯蔵槽の中子砂供給口に接続可
能な圧縮空気排出口を下端に有する圧縮空気貯蔵槽と、
この圧縮空気貯蔵槽に装着され前記圧縮空気排出口を開
閉する排気口開閉手段と、を備えたことを特徴とする。 【０００６】このように構成されたものは、圧縮空気貯
蔵槽を下降させて圧縮空気排出口を砂貯蔵槽の中子砂供
給口に当接した後、排気口開閉手段によって圧縮空気排
出口を開くことにより、圧縮空気貯蔵槽の圧縮空気を砂
貯蔵槽内に供給することができる。また、中子砂の金型
への吹込み終了後、砂貯蔵槽内の残留圧縮空気の排出
は、排気口開閉手段によって圧縮空気排出口を閉じた
後、排気弁を操作することにより行なうことができる。 【０００７】 【発明の実施の形態】本発明の一実施例について、図1
に基づいて詳細に説明する。本発明を適用した装置は、
水平移動可能かつ上下動可能に配設され上端に中子砂供
給口１を下端に中子砂噴出ノズル２を有しかつ中子砂を
一時所蔵する中空室３を構成する砂貯蔵槽４と、この砂
貯蔵槽４の上部に装着されて砂貯蔵槽４内の残留圧縮空
気を排出させる排気弁５と、中子造型機（図示せず）の
金型６の真上における前記砂貯蔵槽４の上方に昇降可能
に配設され前記圧縮空気を一時貯蔵しかつ下降した時に
前記砂貯蔵槽４の中子砂供給口１に接続可能な圧縮空気
排出口７を下端に有する圧縮空気貯蔵槽８と、この圧縮
空気貯蔵槽８に装着され前記圧縮空気排出口７を開閉す
る排気口開閉手段９と、で構成してある。 【０００８】そして、前記排気口開閉手段９は、前記圧
縮空気排出口７の真上に昇降可能に配設された１０弁
と、前記圧縮空気貯蔵槽８の上面に装着されかつピスト
ンロッドが圧縮空気貯蔵槽８の天井板を貫通してこの内
部に延びるとともに下端に前記弁が固着されたシリンダ
１１と、で構成されている。また、前記圧縮空気貯蔵槽
８は2本の下向きのシリンダ1２・1２の伸縮作動によっ
て下降または上昇するようになっている。 【０００９】このように構成されたものは、２本の下向
きのシリンダ1２・1２の伸長作動によって圧縮空気貯蔵
槽８を下降させて圧縮空気排出口７を砂貯蔵槽４の中子
砂供給口１に当接した後、排気口開閉手段９のシリンダ
１１の収縮作動によって弁10を上昇させて圧縮空気排出
口７を開くことにより、圧縮空気貯蔵槽８の圧縮空気を
砂貯蔵槽４内に供給することができる。また、中子砂の
金型６への吹込み終了後、砂貯蔵槽４内の残留圧縮空気
の排出は、排気口開閉手段９のシリンダ１１の伸長作動
によって弁10を下降させて圧縮空気排出口７を閉じた
後、排気弁５を操作することにより行なうことができ
る。 【００１０】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、中子造型機の金型に中子砂を吹き込むための装置で
あって、水平移動可能かつ上下動可能に配設され上端に
中子砂供給口を下端に中子砂噴出ノズルを有しかつ中子
砂を一時所蔵する中空室を構成する砂貯蔵槽と、この砂
貯蔵槽の上部に装着されて砂貯蔵槽内の残留圧縮空気を
排出させる排気弁と、前記金型の真上における前記砂貯
蔵槽の上方に昇降可能に配設され前記圧縮空気を一時貯
蔵しかつ下降した時に前記砂貯蔵槽の中子砂供給口に接
続可能な圧縮空気排出口を下端に有する圧縮空気貯蔵槽
と、この圧縮空気貯蔵槽に装着され前記圧縮空気排出口
を開閉する排気口開閉手段と、を備えたから、従来のこ
の種の装置に比べて、 エアタンクから砂貯蔵槽に至る
までの圧縮空気の圧力損失を低くすることができるの優
れた実用的効果を奏する。
に、シェル砂あるいはコールドボックス法の砂などの中
子砂を吹き込むための装置の改良に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、この種の装置としては、図2に示
すように、水平移動可能かつ上下動可能に配設され上端
に中子砂供給口を下端に中子砂噴出ノズルを有しかつ中
子砂を一時所蔵する中空室を構成する砂貯蔵槽２１の真
上に、この砂貯蔵槽２１内に圧縮空気を供給する装置と
して、ピストンロッド２２を中空状にしたシリンダ構造
の連結手段２３と、連結手段２３に導管２４を介して連
結された給排気弁２５と、給排気弁２５に導管２６を介
して連結されたエアタンク２７とで構成されたものが一
般的である。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された従来の砂吹き込み装置では、エアタンク２７か
ら砂貯蔵槽２１に至るまでの圧縮空気の圧力損失がかな
り高いため、所要の圧縮空気を得るためには、エアタン
ク２７は比較的容積の大きなものにする必要があるなど
の問題があった。 【０００４】本発明は上記の事情に鑑みて成されたもの
で、その目的は、エアタンクから砂貯蔵槽に至るまでの
圧縮空気の圧力損失を低くすることができる中子造型機
の砂吹き込み装置を提供することにある。 【０００５】 【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における中子造型機の砂吹き込み装置は、中
子造型機の金型に中子砂を吹き込むための装置であっ
て、水平移動可能かつ上下動可能に配設され上端に中子
砂供給口を下端に中子砂噴出ノズルを有しかつ中子砂を
一時所蔵する中空室を構成する砂貯蔵槽と、この砂貯蔵
槽の上部に装着されて砂貯蔵槽内の残留圧縮空気を排出
させる排気弁と、前記金型の真上における前記砂貯蔵槽
の上方に昇降可能に配設され前記圧縮空気を一時貯蔵し
かつ下降した時に前記砂貯蔵槽の中子砂供給口に接続可
能な圧縮空気排出口を下端に有する圧縮空気貯蔵槽と、
この圧縮空気貯蔵槽に装着され前記圧縮空気排出口を開
閉する排気口開閉手段と、を備えたことを特徴とする。 【０００６】このように構成されたものは、圧縮空気貯
蔵槽を下降させて圧縮空気排出口を砂貯蔵槽の中子砂供
給口に当接した後、排気口開閉手段によって圧縮空気排
出口を開くことにより、圧縮空気貯蔵槽の圧縮空気を砂
貯蔵槽内に供給することができる。また、中子砂の金型
への吹込み終了後、砂貯蔵槽内の残留圧縮空気の排出
は、排気口開閉手段によって圧縮空気排出口を閉じた
後、排気弁を操作することにより行なうことができる。 【０００７】 【発明の実施の形態】本発明の一実施例について、図1
に基づいて詳細に説明する。本発明を適用した装置は、
水平移動可能かつ上下動可能に配設され上端に中子砂供
給口１を下端に中子砂噴出ノズル２を有しかつ中子砂を
一時所蔵する中空室３を構成する砂貯蔵槽４と、この砂
貯蔵槽４の上部に装着されて砂貯蔵槽４内の残留圧縮空
気を排出させる排気弁５と、中子造型機（図示せず）の
金型６の真上における前記砂貯蔵槽４の上方に昇降可能
に配設され前記圧縮空気を一時貯蔵しかつ下降した時に
前記砂貯蔵槽４の中子砂供給口１に接続可能な圧縮空気
排出口７を下端に有する圧縮空気貯蔵槽８と、この圧縮
空気貯蔵槽８に装着され前記圧縮空気排出口７を開閉す
る排気口開閉手段９と、で構成してある。 【０００８】そして、前記排気口開閉手段９は、前記圧
縮空気排出口７の真上に昇降可能に配設された１０弁
と、前記圧縮空気貯蔵槽８の上面に装着されかつピスト
ンロッドが圧縮空気貯蔵槽８の天井板を貫通してこの内
部に延びるとともに下端に前記弁が固着されたシリンダ
１１と、で構成されている。また、前記圧縮空気貯蔵槽
８は2本の下向きのシリンダ1２・1２の伸縮作動によっ
て下降または上昇するようになっている。 【０００９】このように構成されたものは、２本の下向
きのシリンダ1２・1２の伸長作動によって圧縮空気貯蔵
槽８を下降させて圧縮空気排出口７を砂貯蔵槽４の中子
砂供給口１に当接した後、排気口開閉手段９のシリンダ
１１の収縮作動によって弁10を上昇させて圧縮空気排出
口７を開くことにより、圧縮空気貯蔵槽８の圧縮空気を
砂貯蔵槽４内に供給することができる。また、中子砂の
金型６への吹込み終了後、砂貯蔵槽４内の残留圧縮空気
の排出は、排気口開閉手段９のシリンダ１１の伸長作動
によって弁10を下降させて圧縮空気排出口７を閉じた
後、排気弁５を操作することにより行なうことができ
る。 【００１０】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、中子造型機の金型に中子砂を吹き込むための装置で
あって、水平移動可能かつ上下動可能に配設され上端に
中子砂供給口を下端に中子砂噴出ノズルを有しかつ中子
砂を一時所蔵する中空室を構成する砂貯蔵槽と、この砂
貯蔵槽の上部に装着されて砂貯蔵槽内の残留圧縮空気を
排出させる排気弁と、前記金型の真上における前記砂貯
蔵槽の上方に昇降可能に配設され前記圧縮空気を一時貯
蔵しかつ下降した時に前記砂貯蔵槽の中子砂供給口に接
続可能な圧縮空気排出口を下端に有する圧縮空気貯蔵槽
と、この圧縮空気貯蔵槽に装着され前記圧縮空気排出口
を開閉する排気口開閉手段と、を備えたから、従来のこ
の種の装置に比べて、 エアタンクから砂貯蔵槽に至る
までの圧縮空気の圧力損失を低くすることができるの優
れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図２】従来の装置を示す縦断面図である。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】中子造型機の金型に中子砂を吹き込むため
の装置であって、水平移動可能かつ上下動可能に配設さ
れ上端に中子砂供給口を下端に中子砂噴出ノズルを有し
かつ中子砂を一時所蔵する中空室を構成する砂貯蔵槽
と、この砂貯蔵槽の上部に装着されて砂貯蔵槽内の残留
圧縮空気を排出させる排気弁と、前記金型の真上におけ
る前記砂貯蔵槽の上方に昇降可能に配設され前記圧縮空
気を一時貯蔵しかつ下降した時に前記砂貯蔵槽の中子砂
供給口に接続可能な圧縮空気排出口を下端に有する圧縮
空気貯蔵槽と、この圧縮空気貯蔵槽に装着され前記圧縮
空気排出口を開閉する排気口開閉手段と、を備えたこと
を特徴とする中子造型機の砂吹き込み装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000077381A JP3427978B2 (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 中子造型機の砂吹き込み装置 |
| US09/979,144 US6793001B2 (en) | 2000-03-21 | 2001-03-19 | Casting sand blowing device for molding machines |
| CNB018010245A CN1210120C (zh) | 2000-03-21 | 2001-03-19 | 造型机用铸造喷砂装置 |
| PCT/JP2001/002149 WO2001070433A1 (fr) | 2000-03-21 | 2001-03-19 | Dispositif de soufflage de sable de moulage, destine a des machines de moulage |
| CNA200410092932XA CN1618546A (zh) | 2000-03-21 | 2001-03-19 | 造型机用铸造喷砂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000077381A JP3427978B2 (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 中子造型機の砂吹き込み装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001259796A JP2001259796A (ja) | 2001-09-25 |
| JP3427978B2 true JP3427978B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=18594960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000077381A Expired - Lifetime JP3427978B2 (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 中子造型機の砂吹き込み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3427978B2 (ja) |
-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000077381A patent/JP3427978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001259796A (ja) | 2001-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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