JPS625701B2 - - Google Patents
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- JPS625701B2 JPS625701B2 JP52117415A JP11741577A JPS625701B2 JP S625701 B2 JPS625701 B2 JP S625701B2 JP 52117415 A JP52117415 A JP 52117415A JP 11741577 A JP11741577 A JP 11741577A JP S625701 B2 JPS625701 B2 JP S625701B2
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複雑なパターンを上下両面に備えたマ
ツチプレートを使用して上下鋳型を同時に造型す
る装置に関する。
ツチプレートを使用して上下鋳型を同時に造型す
る装置に関する。
従来、複雑な鋳型の造型は鋳物砂の鋳枠への供
給(ブロー供給を含む)後、ジヨルトを行つて鋳
枠底部の鋳物砂硬度を高め、次に鋳物砂上部を圧
縮して鋳物砂全体を均一硬度になるように造型し
ている。
給(ブロー供給を含む)後、ジヨルトを行つて鋳
枠底部の鋳物砂硬度を高め、次に鋳物砂上部を圧
縮して鋳物砂全体を均一硬度になるように造型し
ている。
しかし、マツチプレートを使用して上下鋳型を
同時に造型する場合は、下鋳枠に対するジヨルト
作動ができない問題があり、複雑なパターンのも
のをマツチプレート方式にして均一硬度の鋳型を
造型することはできないものとされていた。
同時に造型する場合は、下鋳枠に対するジヨルト
作動ができない問題があり、複雑なパターンのも
のをマツチプレート方式にして均一硬度の鋳型を
造型することはできないものとされていた。
また、マツチプレート両側の上・下枠内に鋳物
砂を吹込み充填する吹込造型法は、マツチプレー
ト表面の鋳物砂の充填密度がそれほど高くなら
ず、また深い凹部形状や複雑な模型部では吹込み
エヤーに干渉されて砂が充分行きわたらず、良好
な鋳型を造型することは困難であつた。
砂を吹込み充填する吹込造型法は、マツチプレー
ト表面の鋳物砂の充填密度がそれほど高くなら
ず、また深い凹部形状や複雑な模型部では吹込み
エヤーに干渉されて砂が充分行きわたらず、良好
な鋳型を造型することは困難であつた。
本発明は上記にかんがみ、上下鋳枠内にブロー
供給した鋳物砂に対して圧縮空気を通気させて、
パターンに近い鋳物砂の硬度を高めたあとスクイ
ーズを行いうるようにした装置を提供する。以下
この発明の構成について図例の実施例に基づき説
明する。
供給した鋳物砂に対して圧縮空気を通気させて、
パターンに近い鋳物砂の硬度を高めたあとスクイ
ーズを行いうるようにした装置を提供する。以下
この発明の構成について図例の実施例に基づき説
明する。
1は門型フレームであり、下部フレーム2上に
対向して立設したコラム3,3と、コラム3,3
の上端間を接続する上部フレーム4とから成つて
いる。門型フレーム1のやや下端寄りには、コラ
ム3,3に架け渡された中間フレーム5が、該コ
ラム3,3に固定支持されている。中間フレーム
5の上面には、上向きにスクイーズシリンダ6が
取付けられ、そのピストンロツド7の先端には、
内部に空気室8を区画し、該空気室8と上面間を
連通する通気孔9を穿ち、かつ鋳物砂吹込孔10
を上下に複数個貫通した構成の下部圧縮板11を
その上面仮部材とすると共に、該上面仮部材の下
面に、前記鋳物砂吹込孔10に連通するブローノ
ズル12を連設した構成のブローヘツド13が固
着されている。また、ブローノズル12の他端に
は、鋳物砂吹込用の供給口12aが後記する下部
ブロータンク14の鋳物砂吹出口14aに連通可
能にされている。前記空気室8の他端は、ゴムホ
ース15を介して上方の2方切替弁16に接続さ
れていて、該2方切替弁16の一端は下部ブロー
タンク14の側壁に接続され、他端は大気と連通
可能にされている。下降端における下部圧縮板1
1の上方には、この下部圧縮板11が貫通可能な
大きさの下枠17が配置されている。該下枠17
の両外壁は、前記スクイーズシリンダ6の両側に
配置された型合せシリンダ18,18のピストン
ロツド19,19先端に固定され、下降端におけ
る圧縮板11上面と上方の重合せ位置との間を昇
降自在に設置されている。下枠17は、その内外
壁から形成される中空部20をもち、中空部20
には適数内壁に開口した通気孔21が連通される
と共に、下枠17の外壁に接続して大気と連通可
能な2方切替弁22に連結されている。なお、下
部圧縮板11の左側(第2図参照)には搬送コン
ベア23が敷設され、この搬送コンベア23上面
は下降端における下部圧縮板11と等しい高さに
ある。該搬送コンベア23の反対側には、ピスト
ンロツド24先端に鋳型押出板25を固定した押
出シリンダ26が設置され、この鋳型押出板25
は押出シリンダ26縮引時には下枠17との間に
若干間隔をあけた状態にあり、かつ押出シリンダ
26にて水平方向に進退自在に装置されている。
下枠17上方には、内部が中空27状の箱体であ
るマツチプレート28が、側方の架台29上に取
付けられた走行シリンダ30の押出作動状態にあ
るピストンロツド31の先端に固着したロツドヘ
ツド32上の合せピン33に、マツチプレート2
8端部に穿設した合せ孔34を嵌合してツバ付ロ
ーラ35上を造型位置と後方の待機位置との間を
走行シリンダ30の作動により走行移動自在にさ
れている。マツチプレート28の上下面には、適
宜小口径の排出孔36が形成されると共に、その
略中央部には模型37が配置されていて、マツチ
プレート28側壁には中空部27に連通する排気
孔38が設けられている。また、マツチプレート
28上方には、下枠17に対向して上枠39が配
置されてこの上枠39はコラム3,3に嵌着した
支持部材40に固定支持されている。上枠39は
内外壁から形成される中空部41をもち、内壁に
は中空部41に連通する小口径の通気孔42が適
数形成されている。上枠39の外壁には、ゴムホ
ース43を介して中空部41と連通可能な2方切
替弁44が接続されている。更に、上枠39上部
にはその先端を上枠39内に嵌入可能して、前記
ブローヘツド13と同じ構成のブローヘツド45
が、先端を下方に向けて上部フレーム4に取付け
られた押出しシリンダ46のピストンロツド47
の先端に固着されている。48は上部圧縮板49
に穿つた通気孔50に連通した空気室で、空気室
48は上部ブロータンク51の側壁に接続して、
一方を大気と連通可能にした2方切替弁52にゴ
ムホース53を介して連結されている。また54
は上部圧縮板49を上下に貫通した鋳物砂吹込孔
であつて、鋳物砂吹込孔54は圧縮板49の上面
に連設したブローノズル55に連通している。ブ
ローノズル55の他端に設けた鋳物砂供給口55
aは上部ブロータンク51の鋳物砂吹出口51a
に連通可能にされている。上部ブロータンク51
上部には、開閉シリンダ(図示せず)にて開閉可
能な開閉弁56を備えた鋳物砂供給口が形成され
ている。また、上部ブロータンク51の側壁所定
位置には、圧縮空気源と連通可能な2方切替弁5
7が、また、2方切替弁57の反対側には排気弁
58が各々接続されている。
対向して立設したコラム3,3と、コラム3,3
の上端間を接続する上部フレーム4とから成つて
いる。門型フレーム1のやや下端寄りには、コラ
ム3,3に架け渡された中間フレーム5が、該コ
ラム3,3に固定支持されている。中間フレーム
5の上面には、上向きにスクイーズシリンダ6が
取付けられ、そのピストンロツド7の先端には、
内部に空気室8を区画し、該空気室8と上面間を
連通する通気孔9を穿ち、かつ鋳物砂吹込孔10
を上下に複数個貫通した構成の下部圧縮板11を
その上面仮部材とすると共に、該上面仮部材の下
面に、前記鋳物砂吹込孔10に連通するブローノ
ズル12を連設した構成のブローヘツド13が固
着されている。また、ブローノズル12の他端に
は、鋳物砂吹込用の供給口12aが後記する下部
ブロータンク14の鋳物砂吹出口14aに連通可
能にされている。前記空気室8の他端は、ゴムホ
ース15を介して上方の2方切替弁16に接続さ
れていて、該2方切替弁16の一端は下部ブロー
タンク14の側壁に接続され、他端は大気と連通
可能にされている。下降端における下部圧縮板1
1の上方には、この下部圧縮板11が貫通可能な
大きさの下枠17が配置されている。該下枠17
の両外壁は、前記スクイーズシリンダ6の両側に
配置された型合せシリンダ18,18のピストン
ロツド19,19先端に固定され、下降端におけ
る圧縮板11上面と上方の重合せ位置との間を昇
降自在に設置されている。下枠17は、その内外
壁から形成される中空部20をもち、中空部20
には適数内壁に開口した通気孔21が連通される
と共に、下枠17の外壁に接続して大気と連通可
能な2方切替弁22に連結されている。なお、下
部圧縮板11の左側(第2図参照)には搬送コン
ベア23が敷設され、この搬送コンベア23上面
は下降端における下部圧縮板11と等しい高さに
ある。該搬送コンベア23の反対側には、ピスト
ンロツド24先端に鋳型押出板25を固定した押
出シリンダ26が設置され、この鋳型押出板25
は押出シリンダ26縮引時には下枠17との間に
若干間隔をあけた状態にあり、かつ押出シリンダ
26にて水平方向に進退自在に装置されている。
下枠17上方には、内部が中空27状の箱体であ
るマツチプレート28が、側方の架台29上に取
付けられた走行シリンダ30の押出作動状態にあ
るピストンロツド31の先端に固着したロツドヘ
ツド32上の合せピン33に、マツチプレート2
8端部に穿設した合せ孔34を嵌合してツバ付ロ
ーラ35上を造型位置と後方の待機位置との間を
走行シリンダ30の作動により走行移動自在にさ
れている。マツチプレート28の上下面には、適
宜小口径の排出孔36が形成されると共に、その
略中央部には模型37が配置されていて、マツチ
プレート28側壁には中空部27に連通する排気
孔38が設けられている。また、マツチプレート
28上方には、下枠17に対向して上枠39が配
置されてこの上枠39はコラム3,3に嵌着した
支持部材40に固定支持されている。上枠39は
内外壁から形成される中空部41をもち、内壁に
は中空部41に連通する小口径の通気孔42が適
数形成されている。上枠39の外壁には、ゴムホ
ース43を介して中空部41と連通可能な2方切
替弁44が接続されている。更に、上枠39上部
にはその先端を上枠39内に嵌入可能して、前記
ブローヘツド13と同じ構成のブローヘツド45
が、先端を下方に向けて上部フレーム4に取付け
られた押出しシリンダ46のピストンロツド47
の先端に固着されている。48は上部圧縮板49
に穿つた通気孔50に連通した空気室で、空気室
48は上部ブロータンク51の側壁に接続して、
一方を大気と連通可能にした2方切替弁52にゴ
ムホース53を介して連結されている。また54
は上部圧縮板49を上下に貫通した鋳物砂吹込孔
であつて、鋳物砂吹込孔54は圧縮板49の上面
に連設したブローノズル55に連通している。ブ
ローノズル55の他端に設けた鋳物砂供給口55
aは上部ブロータンク51の鋳物砂吹出口51a
に連通可能にされている。上部ブロータンク51
上部には、開閉シリンダ(図示せず)にて開閉可
能な開閉弁56を備えた鋳物砂供給口が形成され
ている。また、上部ブロータンク51の側壁所定
位置には、圧縮空気源と連通可能な2方切替弁5
7が、また、2方切替弁57の反対側には排気弁
58が各々接続されている。
上部ブロータンク51と反対側に設置した下部
ブロータンク14の鋳物砂供給口には、開閉シリ
ンダ(図示せず)にて開閉可能な開閉弁59が備
えられていて、下部ブロータンク14の側壁に
は、圧縮空気源と連通可能な2方切替弁60が接
続されていて、反対側の側壁には、排気弁61が
接続されている。
ブロータンク14の鋳物砂供給口には、開閉シリ
ンダ(図示せず)にて開閉可能な開閉弁59が備
えられていて、下部ブロータンク14の側壁に
は、圧縮空気源と連通可能な2方切替弁60が接
続されていて、反対側の側壁には、排気弁61が
接続されている。
また、ゴムホース15,53途中には、減圧弁
(図示せず)が挿入されていて、ゴムホース1
5,53空気室8,48を介して通気孔9,50
から各々枠17,39内に供給される圧縮空気は
減圧可能にされている。62は鋳物砂である。
(図示せず)が挿入されていて、ゴムホース1
5,53空気室8,48を介して通気孔9,50
から各々枠17,39内に供給される圧縮空気は
減圧可能にされている。62は鋳物砂である。
なお、中空部27内に水平方向に仕切板を配置
し、上下から吹込まれる 圧縮空気の相互干渉作
用を防止する構成としてもよい。
し、上下から吹込まれる 圧縮空気の相互干渉作
用を防止する構成としてもよい。
次に、本発明の実施態様について説明する。
型合せシリンダ18,18の作動にて下枠17
を上昇させ、造型位置にセツトしたマツチプレー
ト28に型合せする。次いで、型合せした下枠1
7とマツチプレート28とを一体として上昇さ
せ、上面を上部圧縮板49で封鎖された固定上枠
39に重合する。つづいて、スクイズシリンダ6
を作動して、そのピストンロツド7の先端に固着
した下部圧縮板11を型合せした下枠17下端ま
で上昇させて下枠17下端開放面を塞ぐと共に、
ブローノズル12の鋳物砂吹込口12aをブロー
タンク14の鋳物砂吹出口14aに連通する。し
かるのち、開閉弁56,59及び排気弁58,6
1を閉鎖し、かつ2方切替弁16,22,44,
52を大気側に連通すると共に、圧縮空気源に連
通する2方切替弁57,60を開いて圧縮空気を
ブロータンク14,51内に供給し、内部の鋳物
砂62を吹出口14a,51aから吹込口12
a,55aを経てブローノズル12,55内に吹
込む。ブローノズル12,55内に吹込まれた鋳
物砂は鋳物砂吹込孔10,54から圧縮空気と共
に下枠17及び上枠39内にそれぞれ吹込まれ
る。下枠17及び上枠39内にそれぞれ鋳物砂と
共に吹込まれた圧縮空気は、通気孔9,50から
空気室8,48、ゴムホース15,53を経て大
気と通じた2方切替弁16,52から、また通気
孔21,42から中空部20,41を経て大気と
通じた2方切替弁22,44から、さらにはマツ
チプレート28の排出孔36を経て排気孔38か
ら、それぞれ外部に排出される。このようにして
枠17,39内に鋳物砂を吹込んだ後、2方切替
弁22,44を閉鎖すると共に、2方切替弁1
6,52をブロータンク14,51内に連通し、
圧縮空気源に連通された2方切替弁57,60を
介してブロータンク14,51内に供給された圧
縮空気を2方切替弁16、ゴムホース15通気孔
9を介して下枠17内の鋳物砂中に、また上部ブ
ロータンク51の側壁に接続した2方切替弁52
からゴムホース53、通気孔50を経て上枠39
内の鋳物砂中にそれぞれ供給してマツチプレート
28近辺の鋳物砂の充填硬度を高める。枠17,
39内に供給した圧縮空気は鋳物砂中を通過し、
排出孔36から中空部27を経て排気孔38から
外部に排出される。この時、枠17及び39内に
供給される圧縮空気は、ブロータンク14,51
内に供給された圧縮空気よりもその配管途中に挿
入された減圧弁(図示せず)で減圧されてやや減
圧状態にあるので、ブロータンク14,51内に
逆流することもなく、確実に鋳物砂中を通過し
て、マツチプレート28表面、或いはマツチプレ
ート28に連通する排気孔(図示せず)を穿つた
模型37表面の鋳物砂を硬化することができるも
のである。
を上昇させ、造型位置にセツトしたマツチプレー
ト28に型合せする。次いで、型合せした下枠1
7とマツチプレート28とを一体として上昇さ
せ、上面を上部圧縮板49で封鎖された固定上枠
39に重合する。つづいて、スクイズシリンダ6
を作動して、そのピストンロツド7の先端に固着
した下部圧縮板11を型合せした下枠17下端ま
で上昇させて下枠17下端開放面を塞ぐと共に、
ブローノズル12の鋳物砂吹込口12aをブロー
タンク14の鋳物砂吹出口14aに連通する。し
かるのち、開閉弁56,59及び排気弁58,6
1を閉鎖し、かつ2方切替弁16,22,44,
52を大気側に連通すると共に、圧縮空気源に連
通する2方切替弁57,60を開いて圧縮空気を
ブロータンク14,51内に供給し、内部の鋳物
砂62を吹出口14a,51aから吹込口12
a,55aを経てブローノズル12,55内に吹
込む。ブローノズル12,55内に吹込まれた鋳
物砂は鋳物砂吹込孔10,54から圧縮空気と共
に下枠17及び上枠39内にそれぞれ吹込まれ
る。下枠17及び上枠39内にそれぞれ鋳物砂と
共に吹込まれた圧縮空気は、通気孔9,50から
空気室8,48、ゴムホース15,53を経て大
気と通じた2方切替弁16,52から、また通気
孔21,42から中空部20,41を経て大気と
通じた2方切替弁22,44から、さらにはマツ
チプレート28の排出孔36を経て排気孔38か
ら、それぞれ外部に排出される。このようにして
枠17,39内に鋳物砂を吹込んだ後、2方切替
弁22,44を閉鎖すると共に、2方切替弁1
6,52をブロータンク14,51内に連通し、
圧縮空気源に連通された2方切替弁57,60を
介してブロータンク14,51内に供給された圧
縮空気を2方切替弁16、ゴムホース15通気孔
9を介して下枠17内の鋳物砂中に、また上部ブ
ロータンク51の側壁に接続した2方切替弁52
からゴムホース53、通気孔50を経て上枠39
内の鋳物砂中にそれぞれ供給してマツチプレート
28近辺の鋳物砂の充填硬度を高める。枠17,
39内に供給した圧縮空気は鋳物砂中を通過し、
排出孔36から中空部27を経て排気孔38から
外部に排出される。この時、枠17及び39内に
供給される圧縮空気は、ブロータンク14,51
内に供給された圧縮空気よりもその配管途中に挿
入された減圧弁(図示せず)で減圧されてやや減
圧状態にあるので、ブロータンク14,51内に
逆流することもなく、確実に鋳物砂中を通過し
て、マツチプレート28表面、或いはマツチプレ
ート28に連通する排気孔(図示せず)を穿つた
模型37表面の鋳物砂を硬化することができるも
のである。
このようにして、圧縮空気を枠17,39内の
鋳物砂中を通過させてマツチプレート近辺の鋳物
砂の充填硬度を高めたあと、2方切替弁57,6
0を閉じ、2方切替弁16,52を大気と連通
し、かつ排気弁58,61を開放し、ブロータン
ク14,51内に滞溜した圧縮空気を排気する。
次いでスクイズシリンダ6を再び作動すると共に
押出シリンダ46を押出し作動して圧縮板11,
49にて枠17,39内に充填した鋳物砂を加圧
し、圧縮板11,49付近の鋳物砂の充填硬度を
高める。このため、全体として均一硬度の良好な
鋳型が造型可能となる。次に、各スクイズシリン
ダ6,46を縮引作動し、圧縮板11,49を鋳
型面から離間すると共に、型合せシリンダ18,
18を縮引作動して下枠17と共にマツチプレー
ト28を下降させて、マツチプレート28をツバ
付ローラ35上に残置し、下枠17は下降端まで
下降する。しかるのち、ツバ付ローラ35上に載
置されたマツチプレート28は、下枠17下降
後、走行シリンダ30の作動により、造型位置か
ら後方の待機位置まで移動される。このあと、再
度型合せシリンダ18,18を押出作動して、下
鋳型を保持した下枠17を上昇させ、上枠39の
上鋳型と型合せする。次いで、スクイズシリンダ
6を押出し作動して、下部圧縮板11を持上げ、
下枠17内の下鋳型下面に密着させる。そして、
上方の押出しシリンダ46の作動にて上部圧縮板
49を下降させ、枠17,39内で型合せした上
下鋳型を下方に押出すと共に、再度スクイズシリ
ンダ6を縮引し下部圧縮板11上に上下鋳型を載
置保持したまま下降端まで下降させる。この時、
下降端まで下降した下部圧縮板11上の上下鋳型
下端面は、側方の搬送コンベア23上面と同一高
さになる。つづいて下部圧縮板11上に載置され
た上下鋳型を側方の押出しシリンダ26のピスト
ンロツド24の先端の押出し板25で、搬送コン
ベア23上に押出して、一工程の造型作業を完了
する。なお、ブロータンク14,51内に貯溜す
る鋳物砂62は、2方切替弁57,60を閉じて
圧縮空気の供給を遮断した後、開閉弁56,59
を開いて供給口から供給される。
鋳物砂中を通過させてマツチプレート近辺の鋳物
砂の充填硬度を高めたあと、2方切替弁57,6
0を閉じ、2方切替弁16,52を大気と連通
し、かつ排気弁58,61を開放し、ブロータン
ク14,51内に滞溜した圧縮空気を排気する。
次いでスクイズシリンダ6を再び作動すると共に
押出シリンダ46を押出し作動して圧縮板11,
49にて枠17,39内に充填した鋳物砂を加圧
し、圧縮板11,49付近の鋳物砂の充填硬度を
高める。このため、全体として均一硬度の良好な
鋳型が造型可能となる。次に、各スクイズシリン
ダ6,46を縮引作動し、圧縮板11,49を鋳
型面から離間すると共に、型合せシリンダ18,
18を縮引作動して下枠17と共にマツチプレー
ト28を下降させて、マツチプレート28をツバ
付ローラ35上に残置し、下枠17は下降端まで
下降する。しかるのち、ツバ付ローラ35上に載
置されたマツチプレート28は、下枠17下降
後、走行シリンダ30の作動により、造型位置か
ら後方の待機位置まで移動される。このあと、再
度型合せシリンダ18,18を押出作動して、下
鋳型を保持した下枠17を上昇させ、上枠39の
上鋳型と型合せする。次いで、スクイズシリンダ
6を押出し作動して、下部圧縮板11を持上げ、
下枠17内の下鋳型下面に密着させる。そして、
上方の押出しシリンダ46の作動にて上部圧縮板
49を下降させ、枠17,39内で型合せした上
下鋳型を下方に押出すと共に、再度スクイズシリ
ンダ6を縮引し下部圧縮板11上に上下鋳型を載
置保持したまま下降端まで下降させる。この時、
下降端まで下降した下部圧縮板11上の上下鋳型
下端面は、側方の搬送コンベア23上面と同一高
さになる。つづいて下部圧縮板11上に載置され
た上下鋳型を側方の押出しシリンダ26のピスト
ンロツド24の先端の押出し板25で、搬送コン
ベア23上に押出して、一工程の造型作業を完了
する。なお、ブロータンク14,51内に貯溜す
る鋳物砂62は、2方切替弁57,60を閉じて
圧縮空気の供給を遮断した後、開閉弁56,59
を開いて供給口から供給される。
要するに、本発明はマツチプレート両側の上・
下枠内に鋳物砂を吹込み充填したあと、マツチプ
レートと対向する側の圧縮板の通気孔から圧縮空
気を枠内の鋳物砂中に供給通気してマツチプレー
トより排気させるようにしたので、マツチプレー
ト表面の鋳物砂の充填密度は高められ、また複雑
な模型に対しても鋳物砂が高充填されて均一硬度
の鋳型が造型でき、かつジヨルト装置のような複
雑な高価な装置を必要とすることもなく、さらに
はジヨルト機械のように騒音に悩まされることも
ないなど種々な効果を発揮するものである。
下枠内に鋳物砂を吹込み充填したあと、マツチプ
レートと対向する側の圧縮板の通気孔から圧縮空
気を枠内の鋳物砂中に供給通気してマツチプレー
トより排気させるようにしたので、マツチプレー
ト表面の鋳物砂の充填密度は高められ、また複雑
な模型に対しても鋳物砂が高充填されて均一硬度
の鋳型が造型でき、かつジヨルト装置のような複
雑な高価な装置を必要とすることもなく、さらに
はジヨルト機械のように騒音に悩まされることも
ないなど種々な効果を発揮するものである。
第1図は本発明の実施例にして一部切欠正面
図、第2図は第1図の一部切欠側面図である。 11……下部圧縮板、12,55……ブローノ
ズル、12a,55a……吹込口、13……下部
ブローヘツド、14a,51a……吹出口、17
……下枠、27……中空部、28……マツチプレ
ート、36……排出孔、39……上枠、45……
上部ブローヘツド、49……上部圧縮板。
図、第2図は第1図の一部切欠側面図である。 11……下部圧縮板、12,55……ブローノ
ズル、12a,55a……吹込口、13……下部
ブローヘツド、14a,51a……吹出口、17
……下枠、27……中空部、28……マツチプレ
ート、36……排出孔、39……上枠、45……
上部ブローヘツド、49……上部圧縮板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部に一端を圧縮空気源に連通接続する空気
室を設け上面周辺部に該空気室に連通する複数個
の通気孔を穿ちかつ上面中央部位には小径の鋳物
砂吹込孔を複数個穿設した下部圧縮板の下面に、
該吹込孔に連通し端部に下部ブロータンクの鋳物
砂吹出口に連通可能な鋳物砂吹込口を備えたブロ
ーノズルを連設した昇降可能な下部ブローヘツド
と; 該下部ブローヘツドの対向上方に昇降可能に設
けられて内部に一端を圧縮空気源に連通接続する
空気室を備え下面周辺部に該空気室に連通する複
数個の通気孔を穿ちかつ下面中央部位には小径の
鋳物砂吹込孔を複数個穿設した上部圧縮板の上面
に、該吹込孔に連通し端部に上部ブロータンクの
鋳物砂吹出口に連通可能な鋳物砂吹込口を備えた
ブローノズルを連設した昇降可能な上部ブローヘ
ツドと; 該上部ブローヘツドと前記下部ブローヘツドの
間に進退自在に設けられて内部に一端を外気に連
通する中空部を備え、上下面には模型を装着しか
つ該中空部に連通する複数個の排出孔を穿設した
マツチプレートと; 該マツチプレートと前記上部ブローヘツドの間
に固定配置されて前記上部圧縮板を嵌入可能な開
口を備えた上枠と; 該マツチプレートと前記下部ブローヘツドの間
に昇降可能に設けられて前記下部圧縮板を嵌入可
能な開口を備えた下枠と;から成る鋳型造型機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11741577A JPS5451930A (en) | 1977-10-01 | 1977-10-01 | Mold making machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11741577A JPS5451930A (en) | 1977-10-01 | 1977-10-01 | Mold making machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5451930A JPS5451930A (en) | 1979-04-24 |
JPS625701B2 true JPS625701B2 (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=14711071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11741577A Granted JPS5451930A (en) | 1977-10-01 | 1977-10-01 | Mold making machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5451930A (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5924552A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-08 | Sintokogio Ltd | 無枠式上・下鋳型同時造型機 |
US4553581A (en) * | 1983-04-11 | 1985-11-19 | Fmc Corporation | Sand mold making machine apparatus and method improvements |
JPS6336950A (ja) * | 1986-07-29 | 1988-02-17 | オイゲン・ビ−ラ− | 鋳型等の製造方法および装置 |
JP5076670B2 (ja) * | 2006-08-04 | 2012-11-21 | 新東工業株式会社 | 無枠鋳型造型機 |
CN104128571A (zh) * | 2014-07-08 | 2014-11-05 | 山西方盛液压机电设备有限公司 | 一种水平射砂水平分型粘土砂全自动造型机 |
CN104399905A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-03-11 | 济南万兴农用机械科技有限公司 | 覆膜砂射型射芯机 |
JP6468242B2 (ja) | 2016-05-17 | 2019-02-13 | 新東工業株式会社 | 抜枠造型機 |
WO2017199338A1 (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-23 | 新東工業株式会社 | 抜枠造型機 |
CN110603110A (zh) | 2017-05-12 | 2019-12-20 | 新东工业株式会社 | 无箱造模机 |
US10835952B2 (en) | 2017-10-20 | 2020-11-17 | Hunter Foundry Machinery Corporation | Method and apparatus for forming sand molds via top and bottom pneumatic sand filling perpendicular to the pattern plate |
CN107745096B (zh) * | 2017-10-31 | 2020-07-24 | 安徽新宁装备股份有限公司 | 铸造砂型压实造型机 |
CN107790646A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-03-13 | 安徽新宁装备股份有限公司 | 一种双向压实铸造砂型造型方法 |
-
1977
- 1977-10-01 JP JP11741577A patent/JPS5451930A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5451930A (en) | 1979-04-24 |
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