JPH10263748A - 圧縮空気吹込み装置 - Google Patents

圧縮空気吹込み装置

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JPH10263748A
JPH10263748A JP9087616A JP8761697A JPH10263748A JP H10263748 A JPH10263748 A JP H10263748A JP 9087616 A JP9087616 A JP 9087616A JP 8761697 A JP8761697 A JP 8761697A JP H10263748 A JPH10263748 A JP H10263748A
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compressed air
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Mitsuharu Osugi
光春 大杉
Yasushi Takishita
耕史 瀧下
Kazuo Kadaka
和男 香高
Masamoto Naitou
雅元 内藤
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Sintokogio Ltd
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Sintokogio Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳枠内の鋳物砂の表面に圧縮空気を吹き込ん
で鋳物砂を圧縮するに当り、大量の圧縮空気を一気に吹
き込むための圧縮空気吹込み装置において、圧縮空気貯
蔵タンク内の圧縮空気を排出させることなく、鋳枠内に
吹き込む単位時間当たりの圧縮空気の量を容易に変更で
きるようにする。 【解決手段】 アクチュエータ8の伸縮作動により円筒
部材5を上下動させて円筒部材5とフレーム2との間隔
を変更することにより、フレーム2とカバー9とで構成
する圧縮空気貯蔵タンクから鋳枠内に吹き込まれる圧縮
空気の量を変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮空気を鋳枠内
の鋳物砂の表面に吹き込んで鋳物砂を圧縮するに当た
り、大量の圧縮空気を一気に吹き込むのに好適な装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に生型造型設備として実
開平4−90155号公報や、実開平4−90154号
公報で開示されるようなものを開発して提供している。
この生型造型設備は、鋳枠を載置した模型板を昇降させ
るテーブルの上方に、定盤状を成しかつ前記鋳枠の上端
開口部に臨むことが可能な圧縮空気の吹出口を透設した
フレームを固定配設し、このフレーム上には、前記吹出
口と同心する筒体状の仕切り機構と、仕切り機構の上端
開口部を開閉する弁を上下摺動可能に嵌合させたシリン
ダとを装着し、このシリンダの上端部を排気孔を有する
蓋で閉鎖しかつその胴下部に給気孔を設け、さらに、前
記フレーム上には前記シリンダを包囲しかつこれとで圧
縮空気貯蔵タンクを構成するカバーを気密に装着し、前
記シリンダの蓋の排気孔には、カバーを気密に貫通する
排気筒を連通接続し、前記排気孔には開閉弁を設けた構
造にして、弁を上昇させて仕切り機構の上端開口部を開
き、吹出口から圧縮空気貯蔵タンク内の圧縮空気を一気
に鋳枠内に吹き込んで鋳物砂を予備圧縮し、その後鋳物
砂を圧縮板で圧縮して固化せしめて生型を造型するよう
にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された従来の生型造型設備では、鋳枠内に造型される
鋳型の強度は、鋳枠内に吹き込まれる単位時間当たりの
圧縮空気の量に大きく左右され、したがって、大量の圧
縮空気を必要とする鋳型から比較的少量の圧縮空気で良
い鋳型に変わった場合には、圧縮空気貯蔵タンク内の圧
縮空気を排出してその圧力を低くしていたが、そのため
には圧縮空気を多量に排出する必要があった。その結
果、特に強度の相違する各種の鋳型を造型する場合に
は、鋳型造型のためのランニングコストが嵩み、かつ、
圧縮空気の排出の際に大きな騒音が発生して作業環境を
悪化させるなどの問題が生じていた。本発明は上記の事
情に鑑みて為されたもので、その目的は、圧縮空気貯蔵
タンク内の圧縮空気を排出させることなく、鋳枠内に吹
き込む単位時間当たりの圧縮空気の量を容易に変更する
ことが可能な圧縮空気吹込み装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の圧縮空気吹込み装置は、鋳枠内の鋳物砂の
表面に圧縮空気を吹き込んで鋳物砂を圧縮するに当た
り、大量の圧縮空気を一気に吹き込むための圧縮空気吹
込み装置であって、定盤状を成しかつ前記鋳枠の上端開
口部に臨むことが可能な圧縮空気の吹出口を透設したフ
レームと、このフレーム上に前記吹出口とほぼ同心して
装着された筒体状の弁座と、この弁座の上方に昇降可能
に配設されこれの上端開口部を開閉する弁と、この弁座
の上方に昇降可能に配設されてこれの上端開口部を開閉
する弁と、前記フレームの上方に上下調節可能に配設さ
れ前記弁を上下摺動可能に嵌合させた円筒部材と、前記
フレーム上に装着され下部に前記円筒部材を上下摺動可
能に環装させかつ排気孔を有する支持部材と、この支持
部材に装着され前記円筒部材を上下動させるアクチュエ
ータと、前記フレーム上に前記円筒部材および前記弁を
包囲するようにして気密に装着され前記フレームとで圧
縮空気貯蔵タンクを構成するカバーと、このカバーを気
密に貫通して前記排気孔に連通接続された排気筒と、前
記排気孔を開閉する開閉弁と、を具備していて、円筒部
材を上下動させて円筒部材とフレームとの間隔を変更す
ることにより、圧縮空気貯蔵タンクからこの間隔を通っ
て鋳枠内に吹き込まれる圧縮空気の量を変えるようにす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例について図面に
基づき詳細に説明する。一部切欠き断面正面図である図
1に示すように、定盤状を成しかつ図示しない鋳枠の上
端開口部に臨むことが可能な複数個の圧縮空気の吹出口
1、1を透設したフレーム2が、四隅で図示しない4本
の支柱により水平状態に支持して設けてあり、フレーム
2上には複数個の筒体状の弁座3、3が前記吹出口1、
1とそれぞれ同心して装着してある。これら複数個の弁
座3、3の上方には、これらの上端開口部を開閉する円
板状の弁4が昇降可能に、さらに、弁4を上下摺動可能
に嵌合させた円筒部材5が上下調節可能にそれぞれ配設
してある。また、前記フレーム2上には、下端部に前記
円筒部材5を所要長さ上下摺動可能に環装させかつ中央
部に排気孔6を有する支持部材7が図示しない取付け部
材を介して装着してあり、支持部材7の左右両側部に
は、前記円筒部材5を上下動させる2本のアクチュエー
タ8、8が装着してあり、これらアクチュエータ8、8
の伸縮ロッドの下端間には前記円筒部材5が架設してあ
る。
【0006】また、前記フレーム2上には、前記円筒部
材5、弁4等を包囲するカバー9が気密に装着してあっ
て、前記フレーム2とで圧縮空気貯蔵タンクを構成する
ようになっている。また、前記支持部材7には前記カバ
ー9を気密かつ上下に貫通して前記排気孔6に連通する
排気筒10が接続してあり、前記排気筒10の下方には
前記排気孔6を開閉する開閉弁11が、別途固定配設さ
れた下向きのシリンダのピストンロッド12によって昇
降可能に配設してある。なお、本実施例では前記排気孔
6は、排気筒10下端に固着された蓋材10aに形成の
通気孔10bを開閉弁11で開閉することにより開閉さ
れるようになっている。また、前記支持部材7には前記
弁4を押圧するための圧縮空気を供給する圧縮空気源1
3が開閉弁14および配管15を介して連通接続してあ
る。また、前記支持部材7の下面にはドーナツ状の凹み
が形成してあって前記弁4の支持部材7に対する衝撃を
緩和するゴム板製の緩衝部材16が取り付けてある。な
お、図中17は前記配管15に連通接続されかつ前記支
持部材7および前記緩衝部材16に透設された貫通孔で
ある。
【0007】このように構成されたものは、図1に示す
ように、開閉弁14が開閉されて弁4が圧縮空気により
下降されるとともに押圧された状態から、図示しない鋳
枠内にカバー9内の圧縮空気を一気に吹き込むため、シ
リンダのピストンロッド12を伸長して開閉弁11を下
降させ、排気孔6を開いて円筒部材5、弁4および支持
部材7で画成する空間S内の圧縮空気を排出させる。す
ると、カバー9内の圧縮空気によって弁4は上昇されて
弁座3の上端開口部が開かれ、この結果、カバー9内の
圧縮空気は、フレーム2上面と円筒部材5下端との隙
間、弁座3、3内を順に通って吹出口1、1から図示し
ない鋳枠内に吹き込まれる。そして、アクチュエータ
8、8の伸縮作動により円筒部材5を上下動させて円筒
部材5とフレーム2との間隔を変更することにより、圧
縮空気貯蔵タンクから鋳枠内に吹き込まれる単位時間当
たりの圧縮空気の量を変えることができる。
【0008】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、定盤状を成しかつ前記鋳枠の上端開口部に臨むこと
が可能な圧縮空気の吹出口を透設したフレームと、この
フレーム上に前記吹出口とほぼ同心して装着された筒体
状の弁座と、この弁座の上方に昇降可能に配設されこれ
の上端開口部を開閉する弁と、この弁座の上方に昇降可
能に配設されてこれの上端開口部を開閉する弁と、前記
フレームの上方に上下調節可能に配設され前記弁を上下
摺動可能に嵌合させた円筒部材と、前記フレーム上に装
着され下部に前記円筒部材を上下摺動可能に環装させか
つ排気孔を有する支持部材と、この支持部材に装着され
前記円筒部材を上下動させるアクチュエータと、前記フ
レーム上に前記円筒部材および前記弁を包囲するように
して気密に装着され前記フレームとで圧縮空気貯蔵タン
クを構成するカバーと、このカバーを気密に貫通して前
記排気孔に連通接続された排気筒と、前記排気孔を開閉
する開閉弁と、を具備しているため、アクチュエータの
伸縮作動により円筒部材を上下動させて円筒部材とフレ
ームとの間隔を変更するだけで、圧縮空気貯蔵タンクか
ら鋳枠内に吹き込まれる単位時間当たりの圧縮空気の量
を変えることができ、この結果、従来のこの種の装置に
おける問題点である鋳型造型のためのランニングコスト
の高騰や、大きな騒音の発生を解消可能であるなどの優
れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部切欠き断面正面図
である。
【符号の説明】
1 吹出口 2 フレーム 3 弁座 4 弁 5 円筒部材 6 排気孔 7 支持部材 8 アクチュエータ 9 カバー 10 排気筒 11 開閉弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳枠内の鋳物砂の表面に圧縮空気を吹き
    込んで鋳物砂を圧縮するに当たり、大量の圧縮空気を一
    気に吹き込むための圧縮空気吹込み装置であって、定盤
    状を成しかつ前記鋳枠の上端開口部に臨むことが可能な
    圧縮空気の吹出口1を透設したフレーム2と、このフレ
    ーム2上に前記吹出口1とほぼ同心して装着された筒体
    状の弁座3と、この弁座3の上方に昇降可能に配設され
    これの上端開口部を開閉する弁4と、前記フレーム2の
    上方に上下調節可能に配設され前記弁4を上下摺動可能
    に嵌合させた円筒部材5と、前記フレーム2上に装着さ
    れ下部に前記円筒部材5を上下摺動可能に環装させかつ
    排気孔6を有する支持部材7と、この支持部材7に装着
    され前記円筒部材5を上下動させるアクチュエータ8
    と、前記フレーム2上に前記円筒部材5および前記支持
    部材7を包囲するようにして気密に装着され前記フレー
    ム2とで圧縮空気貯蔵タンクを構成するカバー9と、こ
    のカバー9を気密に貫通して前記排気孔6に連通接続さ
    れた排気筒10と、前記排気孔6を開閉する開閉弁11
    と、を具備したことを特徴とする圧縮空気吹込み装置。
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