JP3427875B2 - フレキシブル配線基板の固定構造 - Google Patents
フレキシブル配線基板の固定構造Info
- Publication number
- JP3427875B2 JP3427875B2 JP35115796A JP35115796A JP3427875B2 JP 3427875 B2 JP3427875 B2 JP 3427875B2 JP 35115796 A JP35115796 A JP 35115796A JP 35115796 A JP35115796 A JP 35115796A JP 3427875 B2 JP3427875 B2 JP 3427875B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tongue
- receiving portion
- connector receiving
- connector
- wiring board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/11—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K1/118—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits specially for flexible printed circuits, e.g. using folded portions
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/325—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor
- H05K3/326—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor the printed circuit having integral resilient or deformable parts, e.g. tabs or parts of flexible circuits
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル配線
基板の固定構造に関し、例えば車両用のコンビネーショ
ンメータ等のケース背面に配設されたフレキシブル配線
基板と、この配線基板に電気信号を供給するワイヤーハ
ーネスの端部に取り付けられたコネクタ端子との接続に
適したフレキシブル配線基板の固定構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、車両用のコンビネーションメータ
等において、その各部に設けられているランプやメータ
駆動用の電気回路等に電気信号を供給するため、メータ
のケース背面にフレキシブル配線基板(以下、FPCと
いう。)が配設されている。前記FPCは、柔軟性のあ
る樹脂からなる基板の表面に銅箔等の導電性物質を所望
のパターンで配設したもので、前記導電性のパターンに
よってコネクタ端子等を介して供給された電気信号を各
部に供給している。 【0003】図6,7には、その従来例が示されてい
る。ケース1の背面に、表面に銅箔等の導電性物質から
なるパターン2を有するFPC3が配設されている。F
PC3には舌状部3aが形成されていて、舌状部3aは
ケース背面に設けられた凹部からなるコネクタ受部4に
延設されている。そして、コネクタ受部4に図示せぬコ
ネクタ端子が挿入されると、舌状部3aが前記コネクタ
端子とコネクタ受部4の壁面4aとに圧接されて、舌状
部3a上に設けられた導電性パターン2と前記コネクタ
端子とが電気的に接続し、前記コネクタ端子から舌状部
3a上の導電性パターン2を介して電気信号がメータの
各部に供給されるようになっている。 【0004】このFPC3の舌状部3aは、舌状部3a
の先端部に設けた突出片5の孔部6にケース1のコネク
タ受部4の底4bに設けた突起7に嵌合することによ
り、FPC3をケース1やコネクタ受部4の壁面4a及
び底4bに沿わせて配設し、FPC3を固定していた。
なお、孔部6の周囲のパターン8は、孔部6が割けない
ように導電性パターン2と同一材料で補強されている。
なお、13は防水用の壁であり、コネクタ受部4の周囲を
取り囲んで、コネクタ受部4に水などが侵入するのを防
止するものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記従来例において、
突起7がコネクタ受部4の底4bに設けてあるため、コ
ネクタ受部4の幅が広い場合は、コネクタ受部4に対応
して前記コネクタ端子も幅が広く、また、前記コネクタ
端子も突起7が邪魔になることはないように逃げ部を設
けることができた。しかし、コネクタ受部4の幅が狭い
場合は、コネクタ受部4の底4bに突起7を設ける空間
がなく、さらに突起7を設けたとしても、前記コネクタ
端子に突起7を逃げる空間がなくなるため、FPC3の
舌状部3aを固定することができなかった。そこで、本
発明はコネクタ受部4の幅が狭く、このコネクタ受部4
に臨むFPC3の舌状部3aの幅も狭い場合でも良好な
固定を行うことができるフレキシブル配線基板の固定構
造を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、ケースに配設され舌状部を備えたフレキシ
ブル配線基板と、ケースの前記舌状部に対応する位置に
設けられた凹部からなるコネクタ受部とを有し、前記コ
ネクタ受部にコネクタ端子が挿入されると、前記舌状部
がコネクタ端子とコネクタ受部の壁面とに圧接されて、
前記舌状部上に設けられた導電部と前記コネクタ端子と
が電気的に接続されるようにしたフレキシブル配線基板
の固定構造において、前記フレキシブル配線基板の舌状
部の先端部に突出片を形成するとともに、この突出片の
先端部に孔部を設け、更に前記コネクタ受部の底に前記
突出片が貫通する貫通孔を設けるとともに、前記コネク
タ受部の底の裏面に前記孔部と嵌合する突起を設けたも
のである。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明は、ケース1にFPC3を
配設する。ケース背面にコネクタ端子を挿入するための
コネクタ受部4を設ける。FPC3はコネクタ受部4に
臨む舌状部3aを備えている。舌状部3aはコネクタ受
部4内に位置し、その先端部には二つの細長い突出片5
を形成する。また、コネクタ受部4の底4bに突出片5
が貫通する貫通孔10を設け、コネクタ受部4の底4bの
裏面11に突起7を設ける。そして、舌状部3aを上から
押し込むと、突出片5が貫通孔10を貫通し、貫通孔10を
貫通した突出片5先端の孔部6を突起7に圧入して嵌合
固定する。 【0008】前記構成によって、コネクタ受部4の幅が
狭くとも、確実にFPC3をケース1に固定することが
でき、前記コネクタ端子とFPC3の確実な電気的接続
を行うことができる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1から3を用
いて説明する。図1は、本発明の第1実施例の上面図、
図2は、図1中A−A線の断面図、図3は同実施例のF
PCの正面図である。 【0010】ケース1の背面にFPC3を配設する。ケ
ース1の背面に図示しないコネクタ端子を挿入するため
の凹部からなるコネクタ受部4を設ける。FPC3はコ
ネクタ受部4に臨む舌状部3aを備えている。舌状部3
aはコネクタ受部4の開口部のところに対応して位置
し、その先端部には二つの細長い突出片5を形成する。
この二つの突出片5の間には、突き当て部9を形成して
ある。 【0011】また、コネクタ受部4の底4bに突出片5
が貫通する貫通孔10を二つ設け、コネクタ受部4の底4
bの裏面11に突起7を設ける。この貫通孔10と貫通孔10
との間には、突出片5間に形成した突き当て部9と当接
する当接部12を形成してある。そして、舌状部3aを上
から押し込むと、突出片5が貫通孔10を貫通し、貫通孔
10を貫通した突出片5先端の孔部6を突起7に圧入して
嵌合固定する。 【0012】なお、13は防水用の壁であり、コネクタ受
部4の周囲を取り囲んでいる。 【0013】FPC3に突き当て部9を形成し、ケース
1に当接部12を形成したことにより、通常は、突き当て
部9と当接部12とは当接していないが、前記コネクタ端
子と舌状部3aに設けたパターン2とを接続する時に、
前記コネクタ端子をコネクタ受部4に挿入することで、
前記コネクタ端子によって舌状部3aが押されて舌状部
3aが動き、正しい位置で前記コネクタ端子と舌状部3
aとが接触しないのを防止するものであり、突き当て部
9と当接部12とが当接することにより、舌状部3aの動
きを抑えて、前記コネクタ端子と舌状部3aとの確実な
電気的接続を得るものである。 【0014】本実施例は、前記のように構成されている
ので、コネクタ受部4が小さい場合においても、FPC
3を確実に固定することができる。また、前記コネクタ
端子をコネクタ受部4に差し込む時にFPC3の舌状部
3aがずれることなく固定されているので、前記コネク
タ端子と舌状部3aのパターンとの確実な電気的接続を
行うことができる。また、本実施例のようにコネクタ受
部4の周囲に壁13などを備えている場合など、舌状部3
aが壁13を乗り越えてコネクタ受部4に臨むので、舌状
部3aが長くずれやすいので、本実施例の構成は特に有
効である。 【0015】次に本発明の第2実施例を図4,5を用い
て説明する。図4は、本発明の第2実施例の正面図、図
5は、同実施例のFPCの正面図である。なお、前記第
1実施例と同一及び相当箇所には同一符号を付してその
詳細な説明は省略する。 【0016】FPC3の舌状部3aの先端部には一つの
細長い突出片5を形成する。この突出片5の根本の両脇
には、突き当て部9を形成してある。 【0017】また、コネクタ受部4の底4bに突出片5
が貫通する貫通孔10を一つ設け、コネクタ受部4の底4
bの裏面11に突起7を設ける。この貫通孔10の両脇に
は、突出片5の両脇に形成した突き当て部9と当接する
当接部12を形成してある。そして、舌状部3aを上から
押し込むと、突出片5が貫通孔10を貫通し、貫通孔10を
貫通した突出片5先端の孔部6を突起7に圧入して嵌合
固定する。 【0018】本実施例も前記実施例と同様に、コネクタ
受部4が小さい場合においても、FPC3を確実に固定
することができる。また、前記コネクタ端子をコネクタ
受部4に差し込む時にFPC3の舌状部3aがずれるこ
となく固定されているので、前記コネクタ端子と舌状部
3aのパターンとの確実な電気的な接続を行うことがで
きる。また、前記実施例と同様にコネクタ受部4の周囲
に壁13などを備えている場合など、舌状部3aが壁13を
乗り越えてコネクタ受部4に臨むので、舌状部3aが長
くずれやすい構成であるので、本実施例の構成も有効で
ある。 【0019】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、コ
ネクタ受部の幅が狭くとも、確実にFPCをケースの固
定することができ、前記コネクタ端子とFPCの確実な
電気的接続を行うことができる。
基板の固定構造に関し、例えば車両用のコンビネーショ
ンメータ等のケース背面に配設されたフレキシブル配線
基板と、この配線基板に電気信号を供給するワイヤーハ
ーネスの端部に取り付けられたコネクタ端子との接続に
適したフレキシブル配線基板の固定構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、車両用のコンビネーションメータ
等において、その各部に設けられているランプやメータ
駆動用の電気回路等に電気信号を供給するため、メータ
のケース背面にフレキシブル配線基板(以下、FPCと
いう。)が配設されている。前記FPCは、柔軟性のあ
る樹脂からなる基板の表面に銅箔等の導電性物質を所望
のパターンで配設したもので、前記導電性のパターンに
よってコネクタ端子等を介して供給された電気信号を各
部に供給している。 【0003】図6,7には、その従来例が示されてい
る。ケース1の背面に、表面に銅箔等の導電性物質から
なるパターン2を有するFPC3が配設されている。F
PC3には舌状部3aが形成されていて、舌状部3aは
ケース背面に設けられた凹部からなるコネクタ受部4に
延設されている。そして、コネクタ受部4に図示せぬコ
ネクタ端子が挿入されると、舌状部3aが前記コネクタ
端子とコネクタ受部4の壁面4aとに圧接されて、舌状
部3a上に設けられた導電性パターン2と前記コネクタ
端子とが電気的に接続し、前記コネクタ端子から舌状部
3a上の導電性パターン2を介して電気信号がメータの
各部に供給されるようになっている。 【0004】このFPC3の舌状部3aは、舌状部3a
の先端部に設けた突出片5の孔部6にケース1のコネク
タ受部4の底4bに設けた突起7に嵌合することによ
り、FPC3をケース1やコネクタ受部4の壁面4a及
び底4bに沿わせて配設し、FPC3を固定していた。
なお、孔部6の周囲のパターン8は、孔部6が割けない
ように導電性パターン2と同一材料で補強されている。
なお、13は防水用の壁であり、コネクタ受部4の周囲を
取り囲んで、コネクタ受部4に水などが侵入するのを防
止するものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記従来例において、
突起7がコネクタ受部4の底4bに設けてあるため、コ
ネクタ受部4の幅が広い場合は、コネクタ受部4に対応
して前記コネクタ端子も幅が広く、また、前記コネクタ
端子も突起7が邪魔になることはないように逃げ部を設
けることができた。しかし、コネクタ受部4の幅が狭い
場合は、コネクタ受部4の底4bに突起7を設ける空間
がなく、さらに突起7を設けたとしても、前記コネクタ
端子に突起7を逃げる空間がなくなるため、FPC3の
舌状部3aを固定することができなかった。そこで、本
発明はコネクタ受部4の幅が狭く、このコネクタ受部4
に臨むFPC3の舌状部3aの幅も狭い場合でも良好な
固定を行うことができるフレキシブル配線基板の固定構
造を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、ケースに配設され舌状部を備えたフレキシ
ブル配線基板と、ケースの前記舌状部に対応する位置に
設けられた凹部からなるコネクタ受部とを有し、前記コ
ネクタ受部にコネクタ端子が挿入されると、前記舌状部
がコネクタ端子とコネクタ受部の壁面とに圧接されて、
前記舌状部上に設けられた導電部と前記コネクタ端子と
が電気的に接続されるようにしたフレキシブル配線基板
の固定構造において、前記フレキシブル配線基板の舌状
部の先端部に突出片を形成するとともに、この突出片の
先端部に孔部を設け、更に前記コネクタ受部の底に前記
突出片が貫通する貫通孔を設けるとともに、前記コネク
タ受部の底の裏面に前記孔部と嵌合する突起を設けたも
のである。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明は、ケース1にFPC3を
配設する。ケース背面にコネクタ端子を挿入するための
コネクタ受部4を設ける。FPC3はコネクタ受部4に
臨む舌状部3aを備えている。舌状部3aはコネクタ受
部4内に位置し、その先端部には二つの細長い突出片5
を形成する。また、コネクタ受部4の底4bに突出片5
が貫通する貫通孔10を設け、コネクタ受部4の底4bの
裏面11に突起7を設ける。そして、舌状部3aを上から
押し込むと、突出片5が貫通孔10を貫通し、貫通孔10を
貫通した突出片5先端の孔部6を突起7に圧入して嵌合
固定する。 【0008】前記構成によって、コネクタ受部4の幅が
狭くとも、確実にFPC3をケース1に固定することが
でき、前記コネクタ端子とFPC3の確実な電気的接続
を行うことができる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1から3を用
いて説明する。図1は、本発明の第1実施例の上面図、
図2は、図1中A−A線の断面図、図3は同実施例のF
PCの正面図である。 【0010】ケース1の背面にFPC3を配設する。ケ
ース1の背面に図示しないコネクタ端子を挿入するため
の凹部からなるコネクタ受部4を設ける。FPC3はコ
ネクタ受部4に臨む舌状部3aを備えている。舌状部3
aはコネクタ受部4の開口部のところに対応して位置
し、その先端部には二つの細長い突出片5を形成する。
この二つの突出片5の間には、突き当て部9を形成して
ある。 【0011】また、コネクタ受部4の底4bに突出片5
が貫通する貫通孔10を二つ設け、コネクタ受部4の底4
bの裏面11に突起7を設ける。この貫通孔10と貫通孔10
との間には、突出片5間に形成した突き当て部9と当接
する当接部12を形成してある。そして、舌状部3aを上
から押し込むと、突出片5が貫通孔10を貫通し、貫通孔
10を貫通した突出片5先端の孔部6を突起7に圧入して
嵌合固定する。 【0012】なお、13は防水用の壁であり、コネクタ受
部4の周囲を取り囲んでいる。 【0013】FPC3に突き当て部9を形成し、ケース
1に当接部12を形成したことにより、通常は、突き当て
部9と当接部12とは当接していないが、前記コネクタ端
子と舌状部3aに設けたパターン2とを接続する時に、
前記コネクタ端子をコネクタ受部4に挿入することで、
前記コネクタ端子によって舌状部3aが押されて舌状部
3aが動き、正しい位置で前記コネクタ端子と舌状部3
aとが接触しないのを防止するものであり、突き当て部
9と当接部12とが当接することにより、舌状部3aの動
きを抑えて、前記コネクタ端子と舌状部3aとの確実な
電気的接続を得るものである。 【0014】本実施例は、前記のように構成されている
ので、コネクタ受部4が小さい場合においても、FPC
3を確実に固定することができる。また、前記コネクタ
端子をコネクタ受部4に差し込む時にFPC3の舌状部
3aがずれることなく固定されているので、前記コネク
タ端子と舌状部3aのパターンとの確実な電気的接続を
行うことができる。また、本実施例のようにコネクタ受
部4の周囲に壁13などを備えている場合など、舌状部3
aが壁13を乗り越えてコネクタ受部4に臨むので、舌状
部3aが長くずれやすいので、本実施例の構成は特に有
効である。 【0015】次に本発明の第2実施例を図4,5を用い
て説明する。図4は、本発明の第2実施例の正面図、図
5は、同実施例のFPCの正面図である。なお、前記第
1実施例と同一及び相当箇所には同一符号を付してその
詳細な説明は省略する。 【0016】FPC3の舌状部3aの先端部には一つの
細長い突出片5を形成する。この突出片5の根本の両脇
には、突き当て部9を形成してある。 【0017】また、コネクタ受部4の底4bに突出片5
が貫通する貫通孔10を一つ設け、コネクタ受部4の底4
bの裏面11に突起7を設ける。この貫通孔10の両脇に
は、突出片5の両脇に形成した突き当て部9と当接する
当接部12を形成してある。そして、舌状部3aを上から
押し込むと、突出片5が貫通孔10を貫通し、貫通孔10を
貫通した突出片5先端の孔部6を突起7に圧入して嵌合
固定する。 【0018】本実施例も前記実施例と同様に、コネクタ
受部4が小さい場合においても、FPC3を確実に固定
することができる。また、前記コネクタ端子をコネクタ
受部4に差し込む時にFPC3の舌状部3aがずれるこ
となく固定されているので、前記コネクタ端子と舌状部
3aのパターンとの確実な電気的な接続を行うことがで
きる。また、前記実施例と同様にコネクタ受部4の周囲
に壁13などを備えている場合など、舌状部3aが壁13を
乗り越えてコネクタ受部4に臨むので、舌状部3aが長
くずれやすい構成であるので、本実施例の構成も有効で
ある。 【0019】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、コ
ネクタ受部の幅が狭くとも、確実にFPCをケースの固
定することができ、前記コネクタ端子とFPCの確実な
電気的接続を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の正面図である。
【図2】図1中A−A線の断面図である。
【図3】同実施例のFPCの正面図である。
【図4】本発明の第2実施例の正面図である。
【図5】同実施例のFPCの正面図である。
【図6】従来例の正面図である。
【図7】図6中のX−X線の断面図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 パターン
3 フレキシブル配線基板(FPC)
3a 舌状部
4 コネクタ受部
4a 壁面
4b 底
5 突出片
6 孔部
7 突起
8 パターン
9 突き当て部
10 貫通孔
11 裏面
12 当接部
13 壁
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ケースに配設され舌状部を備えたフレキ
シブル配線基板と、ケースの前記舌状部に対応する位置
に設けられた凹部からなるコネクタ受部とを有し、前記
コネクタ受部にコネクタ端子が挿入されると、前記舌状
部がコネクタ端子とコネクタ受部の壁面とに圧接され
て、前記舌状部上に設けられた導電部と前記コネクタ端
子とが電気的に接続されるようにしたフレキシブル配線
基板の固定構造において、前記フレキシブル配線基板の
舌状部の先端部に突出片を形成するとともに、この突出
片の先端部に孔部を設け、更に前記コネクタ受部の底に
前記突出片が貫通する貫通孔を設けるとともに、前記コ
ネクタ受部の底の裏面に前記孔部と嵌合する突起を設け
たことを特徴とするフレキシブル配線基板の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35115796A JP3427875B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | フレキシブル配線基板の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35115796A JP3427875B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | フレキシブル配線基板の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10189173A JPH10189173A (ja) | 1998-07-21 |
JP3427875B2 true JP3427875B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=18415440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35115796A Expired - Fee Related JP3427875B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | フレキシブル配線基板の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3427875B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7145707B2 (ja) * | 2018-09-19 | 2022-10-03 | 株式会社東芝 | 電子機器 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35115796A patent/JP3427875B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10189173A (ja) | 1998-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101084738B1 (ko) | 커넥터 | |
JP3673422B2 (ja) | 分岐接続箱 | |
JP3082080B2 (ja) | プリント回路板用の電気コネクタ | |
JP3082069B2 (ja) | 電気コネクタをプリント回路基板に保持する保持機構 | |
JPH06260229A (ja) | プリント回路板に電気コネクタを取り付ける 保持機構 | |
JP2001143797A (ja) | ケーブルコネクタ | |
JP3427875B2 (ja) | フレキシブル配線基板の固定構造 | |
JP2967480B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP3167093B2 (ja) | 電磁型発音体 | |
JP3870769B2 (ja) | コネクタ搭載構造 | |
JP3276558B2 (ja) | プリント配線基板用コネクタ | |
KR100387532B1 (ko) | 소켓 커넥터 | |
JP3668584B2 (ja) | シールドコネクタの実装構造 | |
JP3458814B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JPH06231840A (ja) | コネクタ及びコネクタ取付具 | |
JP2003036907A (ja) | 基板実装コネクタ | |
JPH1032062A (ja) | 電気コネクタ | |
JPS5818200Y2 (ja) | ソケツト | |
JPH0635391Y2 (ja) | コネクタ | |
KR101160901B1 (ko) | 한쌍의 헤더 콘택트 및 이것을 이용한 헤더 커넥터 | |
JP3362111B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JPH0616426Y2 (ja) | コネクタ | |
JPH05135820A (ja) | コネクタ | |
JP2546085Y2 (ja) | コネクタ | |
JPH10270106A (ja) | コネクタ装着構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |