JP3427177B2 - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JP3427177B2
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、名刺やハガキ等の
比較的小型サイズの被印刷物を印刷する際に用いて好適
な印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、名刺やハガキ等の比較的小型サイ
ズの被印刷物の印刷を行う印刷装置は、例えば、特開平
2−206573号公報等で知られている。
【0003】この種の印刷装置は、通常、コンピュータ
に接続され、印刷に係わるデータは、コンピュータから
印刷装置に転送されるとともに、コンピュータのプリン
タドライバにより印刷装置が制御されることにより印刷
が行われる。また、印刷装置では、給紙機構から被印刷
物が順次送り出されるとともに、送り出された被印刷物
は前段搬送機構により印字機構まで搬送され、サーマル
ヘッドとインクリボンを用いた熱転写方式により印刷さ
れる。そして、印刷された被印刷物は後段搬送機構によ
り搬送され、排紙トレイ上に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の印刷装置(印刷システム)は、次のような問題点があ
った。
【0005】第一に、汎用プリンタでは一般的な普通紙
の印刷が主となるため、印刷濃度は初期設定すれば足
り、印刷濃度の設定機能は印刷装置に備えるのみであ
る。一方、名刺等の特定の被印刷物を印刷する場合に
は、被印刷物の種類により紙質や紙厚等が大きく異なる
ため、高度の印刷品質を確保するには、被印刷物に対す
る印刷濃度を常に最適な値に設定する必要がある。しか
し、従来の印刷システムでは、汎用プリンタの機能を踏
襲することから、印刷濃度の調整(設定)に対するユー
ティリティが十分とは言えず、使い勝手と利便性に難が
ある。
【0006】第二に、被印刷物が異なるなどによって印
刷濃度を変更したい場合には、その都度、印刷濃度を設
定(調整)する必要があるため、煩わしさに加え、時間
や被印刷物の無駄を生じるとともに、同一の被印刷物で
あっても印刷する時期によって印刷品質にバラツキを生
じる。
【0007】本発明は、このような従来の技術に存在す
る課題を解決したものであり、印刷濃度の調整(設定)
に対する十分なユーティリティを確保して、使い勝手と
利便性を飛躍的に高めるとともに、印刷濃度の設定に対
する煩わしさ、さらには時間や被印刷物の無駄が生ずる
不具合を解消し、しかも、印刷品質のバラツキを排して
常に高度の印刷品質を確保できる印刷システムの提供を
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明
は、印刷装置MとコンピュータCを接続し、当該コンピ
ュータCから印刷に係わるデータを印刷装置Mに転送す
るとともに、コンピュータCのプリンタドライバにより
印刷装置Mを制御して印刷を行う印刷システム1を構成
するに際して、印刷装置MとコンピュータCの双方に印
刷濃度の設定機能部2を設けるとともに、少なくともコ
ンピュータCから所定の被印刷物Pに対する印刷濃度デ
ータDを印刷装置Mに転送して印刷装置Mの印刷濃度を
設定し、かつ印刷装置Mから所定の被印刷物Pに対する
印刷濃度データDをコンピュータCに転送してデータベ
ースBとして登録する処理を行うデータ処理機能部3を
設け、所定の被印刷物Pに対する正規印刷の開始前に、
試印刷モードにより、データベースBに登録した被印刷
物Pに対応する印刷濃度データDを、コンピュータCか
ら印刷装置Mに転送して試印刷を行い、印刷濃度を変更
したなら、変更後の被印刷物Pに対する印刷濃度データ
DをデータベースBとして登録することを特徴とする。
【0009】この場合、好適な実施の形態により、印刷
装置Mは、名刺,ハガキ及び封筒を含む特定の被印刷物
Pに対して印刷を行う専用の印刷装置Mとして構成す
る。
【0010】これにより、印刷装置MとコンピュータC
の双方で印刷濃度を設定できるため、試印刷モードで
は、コンピュータCにおけるデータベースBに基づく印
刷濃度データDが印刷装置Mに転送され、印刷装置Mの
印刷濃度が設定されることにより試印刷が可能となる。
そして、試印刷に基づいて印刷装置Mで印刷濃度の設定
を変更したなら、変更後の印刷濃度データDはコンピュ
ータCに転送され、新たなデータベースBとして登録さ
れる。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0012】まず、本実施例に係る印刷システム1の全
体構成について、図1を参照して説明する。
【0013】印刷システム1は、接続ケーブル11を介
して接続した印刷装置MとコンピュータCを備える。コ
ンピュータCは、汎用パーソナルコンピュータを使用で
き、要部を構成するCPU等を含む処理部12、ハード
ディスク,ROM,RAM等を含むメモリ13、双方向
パラレルポート14等を備え、各部はバスライン15に
より接続される。この場合、メモリ13に備えるハード
ディスクには所定の被印刷物Pに対する印刷濃度データ
DがデータベースBとして登録される。また、コンピュ
ータCには、プリンタドライバを機能させるソフトウェ
アをインストールすることにより、印刷装置Mの印刷濃
度を設定できる濃度設定機能12sを設ける。
【0014】一方、印刷装置Mは、図1に示す制御系構
成部分を備える。制御系構成部分は、処理部21、メモ
リ22、双方向パラレルポート23等を備え、各部はバ
スライン24により接続される。また、印刷濃度を設定
する濃度設定機能21sを備える。なお、接続ケーブル
11によりコンピュータC側の双方向パラレルポート1
4と印刷装置M側の双方向パラレルポート23が接続さ
れる。
【0015】これにより、コンピュータCから印刷に係
わるデータを印刷装置Mに転送するとともに、コンピュ
ータCのプリンタドライバにより印刷装置Mを制御して
印刷を行う印刷システム1が構成される。また、濃度設
定機能12sと濃度設定機能21sにより、印刷装置M
とコンピュータCの双方において印刷濃度を設定できる
設定機能部2が構成されるとともに、コンピュータCか
ら所定の被印刷物Pに対する印刷濃度データDを印刷装
置Mに転送して印刷装置Mの印刷濃度を設定し、かつ印
刷装置Mから所定の被印刷物Pに対する印刷濃度データ
DをコンピュータCに転送してデータベースBとして登
録する処理を行うデータ処理機能部3が構成される。ま
た、印刷装置Mは、名刺,ハガキ及び封筒を含む特定の
被印刷物Pに対して印刷を行う専用の印刷装置Mとして
構成する。
【0016】次に、本実施例に係る印刷システム1を構
成する印刷装置Mの機械系構成部分について、図2を参
照して説明する。
【0017】印刷装置Mは、装置本体Mmを備え、この
装置本体Mmは、装置本体下部Mmdと、この装置本体
下部Mmdに対して後部のヒンジ部31を支点に上下に
開閉する装置本体上部Mmuを備える。図2に示す装置
本体Mmの右側が前面部Mfとなり、この前面部Mfに
給紙機構32を配設する。そして、この給紙機構32の
上端側から装置本体Mmの後部Mrに向かって、前段搬
送機構33,印字機構34,後段搬送機構35及び排紙
トレイ機構36を順次配設する。25は制御ユニットで
あり、前述した処理部21,メモリ22等を備える。ま
た、26は操作パネルを示す。
【0018】給紙機構32は、多数の被印刷物Pをセッ
トする給紙ガイド機構37と、この給紙ガイド機構37
にセットされた多数の被印刷物Pから一枚ずつ被印刷物
Pを送り出す給紙ローラ機構38を備える。給紙ガイド
機構37は、給紙エレベータ機構39により上昇し、か
つマニュアル操作により下降させることができる給紙ト
レイ40を備え、この給紙トレイ40上に多数の被印刷
物Pが積み重ねられてセットされる。セットできる被印
刷物Pは、横置きした名刺Pa,縦置きしたハガキP
b,縦置きした封筒Pcである。この場合、被印刷物P
の最上面位置Puは、不図示のセンサにより検出され、
給紙エレベータ機構39が駆動制御されることにより、
常に、一定範囲の高さに維持される。一方、給紙ローラ
機構38は、セットされた被印刷物Pの最上面に当接
し、被印刷物Pを搬送方向前方へ送り出すピックアップ
ローラ41,このピックアップローラ41の搬送方向前
方に配したフィードローラ42,このフィードローラ4
2の下方に配したリタードローラ43を備え、このフィ
ードローラ42とリタードローラ43により、被印刷物
Pが分離されて一枚ずつ前方に送り出される。
【0019】前段搬送機構33は、テイクアウェイロー
ラ機構44,プリレジストローラ機構45及びレジスト
ローラ機構46を順次水平方向に配設して構成し、給紙
ローラ機構38から送り出された被印刷物Pを印字機構
34まで搬送する機能を有する。
【0020】印字機構34は、搬送される被印刷物Pの
上側にプラテンローラ47を配設するとともに、被印刷
物Pの下側にインクリボン48及びサーマルヘッドを用
いた印字ヘッド49を配して構成し、熱転写方式により
印字する機能を有する。この場合、印字機構34は名刺
やハガキ等の厚手或いは硬い被印刷物Pに対する印字を
行うため、印字ヘッド49はC端面タイプのサーマルヘ
ッドを用いることにより、このような被印刷物Pに対し
ても確実に印字できるようにしている。また、C端面タ
イプのサーマルヘッドを用いた場合には、被印刷物Pに
カールを生じやすいため、プラテンローラ47に、ゴム
硬度が80度以上のゴムローラを使用することによりカ
ールを防止している。さらに、このような印字機構34
では被印刷物Pの搬送が不安定になりやすいが、レジス
トローラ機構46と後述する第一トランスローラ機構5
0の間隔を、印刷する最小サイズの被印刷物の搬送方向
における寸法よりも短く設定することにより、印字中の
被印刷物Pにおける前後の二個所が常にニップされるよ
うにし、印字機構34における搬送の不安定化による印
字品質への悪影響を回避している。
【0021】後段搬送機構35は、第一トランスローラ
機構50,第二トランスローラ機構51,第三トランス
ローラ機構52,第四トランスローラ機構53,第五ト
ランスローラ機構54及び第六トランスローラ機構55
を順次配設して構成し、印字機構34により印字された
被印刷物Pを、排紙トレイ機構36まで搬送する機能を
有する。この場合、各ローラ機構50〜55により形成
される搬送路Tは横U形となり、印字機構34から送り
出された被印刷物Pは、Uターン状に搬送される。即
ち、被印刷物Pは上方に向かって搬送された後、手前に
送られて排出される。なお、各ローラ機構50〜55の
間隔は、搬送する被印刷物Pの最小サイズよりも短い間
隔に設定される。この場合、横U形の搬送路Tにおける
曲率Rは、R=60〔mm〕以下に設定する。これによ
り、厚手の名刺やハガキ等の被印刷物Pも円滑かつ安定
に搬送できる。
【0022】排紙トレイ機構36は、排紙トレイ56を
有し、この排紙トレイ56は、後段搬送機構35の内側
(排出側下方)に囲まれるように配される。これによ
り、排紙トレイ56は装置本体上部Mmuの上面部Mu
に配されるとともに、被印刷物Pは後段搬送機構35か
ら手前に排出されるため、印刷面が上を向いた状態で排
紙トレイ56上に順次積み重ねられる。また、排紙トレ
イ56は、後端が弾性支持機構57により支持される。
これにより、排紙トレイ56に収容される被印刷物Pの
枚数が多くなるに従って排紙トレイ56は下降変位す
る。
【0023】次に、本実施例に係る印刷システム1にお
ける要部の動作(機能)、即ち、特定の被印刷物Pを印
刷する場合について、各図を参照しつつ図3に示すフロ
ーチャートに従って説明する。なお、コンピュータCに
は、予め、プリンタドライバを機能させるソフトウェア
がインストールされている。
【0024】まず、コンピュータCのアプリケーション
を起動し、印刷する画面を開く。これにより、例えば、
名刺を印刷する場合には、名刺の原稿がディスプレイに
表示される。次いで、プリンタ設定画面を開き、印刷す
る被印刷物Pである名刺を選択する(ステップS1)。
【0025】この場合、被印刷物Pとして、名刺,ハガ
キ又は封筒を選択できるとともに、セッティング方向及
び種別を選択できる。名刺の場合には、図4に示すよう
に、セッティング方向として、横置100と縦置を選択
できるとともに、種別として、大きさや紙種等の異なる
A種,B種,C種…を選択でき、さらに、厚口200,
中口201又は薄口202を選択できる。そして、選択
した所定の被印刷物Pに対して、サイズ300,印刷方
向301,印刷部数302,サイドレジスト303,ト
ップレジスト304,印刷濃度305を設定することが
できる。
【0026】次いで、今回印刷する被印刷物P(名刺)
に対する前回印刷した際の印刷濃度データDをプリンタ
ドライバ画面に表示する(ステップS2)。即ち、コン
ピュータCには、所定の被印刷物Pに対する印刷濃度デ
ータDがデータベースBとして登録されているため、今
回印刷する名刺に対応する印刷濃度データDを読出して
表示する。そして、設定画面により、試印刷モードを選
択するとともに、印刷モードを設定する(ステップS
3)。以上の選択及び設定が終了したなら、「スター
ト」をクリックする(ステップS4)。これにより、コ
ンピュータCは、印刷濃度データD,試印刷モードの選
択情報及び印刷モードの設定情報及び印刷データ(画像
データ)を印刷装置Mに転送する(ステップS5,S
6,S7)。
【0027】一方、印刷装置Mでは、転送された印刷濃
度データDに基づいて印字ヘッド(サーマルヘッド)4
9の印加エネルギを決定(設定)するとともに、転送さ
れた試印刷モードの選択情報及び印刷モードの設定情報
に基づいて対応する印刷装置M側の設定を行う(ステッ
プS8,S9)。また、転送された画像データを印刷装
置Mのメモリ(RAM)22に展開する(ステップS1
0)。
【0028】そして、印刷装置Mは、以上の処理が終了
した後、一枚の試印刷を実行する(ステップS11)。
試印刷が終了したなら、印刷濃度の良否を判断する(ス
テップS12)。この結果、印刷濃度が最適と判断すれ
ば、正規の印刷を開始、即ち、印刷装置Mの「スター
ト」キーをオンにする。一方、印刷濃度が最適でないと
判断すれば、印刷濃度の設定変更を行う。設定変更は、
印刷装置Mの濃度設定機能21sを使用する。この場
合、設定変更は、コンピュータCの濃度設定機能12s
を使用することもできるが、コンピュータC側で行う場
合には、進行中の処理を閉じ、設定画面を開いて設定を
行う必要があるなど、印刷処理の中断や煩わしい設定操
作が必要になる。これに対して、印刷装置Mの濃度設定
機能21sを使用する場合には、コンピュータC側の処
理をそのままの状態に維持できる利点がある。このよう
に、本実施例に係る印刷システム1では、印刷装置Mと
コンピュータCの双方に印刷濃度の設定機能部2を設け
たため、被印刷物Pに対する印刷濃度を容易かつ的確に
設定でき、印刷濃度の調整(設定)に対する十分なユー
ティリティを確保することにより、使い勝手と利便性を
飛躍的に高めることができる。
【0029】一方、印刷装置Mの濃度設定機能21sに
より印刷濃度を設定変更するには、まず、「設定」キー
を操作し、印刷装置Mの操作パネル26に印刷濃度を表
示する(ステップS13,S14)。次いで、「アッ
プ」キー及び「ダウン」キーを操作して印刷濃度を調整
する。即ち、印刷濃度を薄くする場合には、「ダウン」
キーを操作し、印刷濃度を濃くする場合には、「アッ
プ」キーを操作する(ステップS15)。これにより、
印刷濃度が設定変更され、操作パネル26には変更後の
印刷濃度が表示される(ステップS16)。
【0030】次いで、印刷装置Mの「試印刷キー」をオ
ンにする(ステップS17)。これにより、再度、試印
刷が実行される(ステップS18)。試印刷が終了した
なら、再度、印刷濃度の良否を判断する(ステップS1
9)。この結果、印刷濃度の設定変更が不十分と判断す
れば、再度、ステップS13からステップS19までの
操作(処理)を繰返す。一方、印刷濃度が最適と判断す
れば、正規の印刷を開始する(ステップS20)。この
場合は、印刷装置Mに備える「スタート」キーをオンに
する。
【0031】これにより、印刷装置Mは正規の印刷を開
始し、設定された枚数を印刷する(ステップS21)。
また、印刷装置Mは、設定変更後の印刷濃度データDを
コンピュータCに転送する(ステップS22)。一方、
コンピュータCは転送された印刷濃度データDをデータ
ベースBとして登録する(ステップS23)。即ち、デ
ータベースBは新たな印刷濃度データDに書換えられ、
書換えられたデータベースBは、次回の試印刷における
初期データとして利用される。
【0032】よって、本実施例に係る印刷システム1に
よれば、被印刷物Pが異なるなどによって印刷濃度を変
更したい場合でも、その都度、印刷濃度を設定(調整)
する必要がないため、印刷濃度の設定に対する煩わし
さ、さらには時間や被印刷物の無駄が生ずる不具合を解
消できるとともに、印刷品質のバラツキを排して常に高
度の印刷品質を確保できる。
【0033】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,数量,素材,手法等において、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除す
ることができる。例えば、実施例は、試印刷モードでの
処理を例示したが、同様の処理(操作)を正規の印刷途
中で行うこともできる。また、データ処理機能部3は、
例示の処理機能に限らず、印刷装置MとコンピュータC
の双方に印刷濃度の設定機能部2を設けたことに伴う他
の各種処理を実行できる。さらに、特定の被印刷物Pと
して、名刺,ハガキ及び封筒を例示したが、特定の被印
刷物Pには、カード類やラベル類等の各種被印刷物が含
まれる。
【0034】
【発明の効果】このように、本発明に係る印刷システム
は、印刷装置とコンピュータの双方に印刷濃度の設定機
能部を設けるとともに、少なくともコンピュータから所
定の被印刷物に対する印刷濃度データを印刷装置に転送
して印刷装置の印刷濃度を設定し、かつ印刷装置から所
定の被印刷物に対する印刷濃度データをコンピュータに
転送してデータベースとして登録する処理を行うデータ
処理機能部を設け、所定の被印刷物に対する正規印刷の
開始前に、試印刷モードにより、データベースに登録し
た当該被印刷物に対応する印刷濃度データを、コンピュ
ータから印刷装置に転送して試印刷を行い、印刷濃度を
変更したなら、変更後の当該被印刷物に対する印刷濃度
データをデータベースとして登録するため、次のような
顕著な効果を奏する。
【0035】(1) 印刷濃度の設定変更は、印刷装置
とコンピュータの双方で行うことができるため、例え
ば、コンピュータ側で進行中の処理を閉じることなく印
刷装置側の濃度設定機能を使用できるなど、被印刷物に
対する印刷濃度を容易かつ的確に設定できるとともに、
印刷濃度の調整(設定)に対する十分なユーティリティ
を確保でき、使い勝手と利便性を飛躍的に高めることが
できる。
【0036】(2) 被印刷物が異なるなどによって印
刷濃度を変更したい場合でも、その都度、印刷濃度を設
定(調整)する必要がないため、印刷濃度の設定に対す
る煩わしさ、さらには時間や被印刷物の無駄が生ずる不
具合を解消できるとともに、印刷品質のバラツキを排し
て常に高度の印刷品質を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る印刷システムの要
部を示すブロック系統図、
【図2】同印刷システムを構成する印刷装置の機械系構
成部分の模式的構成図、
【図3】同印刷システムの要部の動作(機能)を説明す
るためのフローチャート、
【図4】同印刷システムで使用する被印刷物及びこの被
印刷物に対する設定事項の説明図、
【符号の説明】
1 印刷システム 2 設定機能部 3 データ処理機能部 M 印刷装置 C コンピュータ P 被印刷物 B データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−342658(JP,A) 特開 平11−157182(JP,A) 特開 平8−127166(JP,A) 特開 平6−143750(JP,A) 特開2000−1025(JP,A) 特開2002−51185(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 29/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置とコンピュータを接続し、前記
    コンピュータから印刷に係わるデータを前記印刷装置に
    転送するとともに、前記コンピュータのプリンタドライ
    バにより前記印刷装置を制御して印刷を行う印刷システ
    ムにおいて、前記印刷装置と前記コンピュータの双方に
    印刷濃度の設定機能部を設けるとともに、少なくとも前
    記コンピュータから所定の被印刷物に対する印刷濃度デ
    ータを前記印刷装置に転送して前記印刷装置の印刷濃度
    を設定し、かつ前記印刷装置から所定の被印刷物に対す
    る印刷濃度データを前記コンピュータに転送してデータ
    ベースとして登録する処理を行うデータ処理機能部を設
    け、所定の被印刷物に対する正規印刷の開始前に、試印
    刷モードにより、前記データベースに登録した当該被印
    刷物に対応する印刷濃度データを、前記コンピュータか
    ら前記印刷装置に転送して試印刷を行い、印刷濃度を変
    更したなら、変更後の当該被印刷物に対する印刷濃度デ
    ータを前記データベースとして登録することを特徴とす
    る印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記印刷装置は、名刺,ハガキ及び封筒
    を含む特定の被印刷物に対して印刷を行う専用の印刷装
    置であることを特徴とする請求項1記載の印刷システ
    ム。
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