JP3426628B2 - 小型エンジンのデコンプ装置 - Google Patents

小型エンジンのデコンプ装置

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JP3426628B2
JP3426628B2 JP00281293A JP281293A JP3426628B2 JP 3426628 B2 JP3426628 B2 JP 3426628B2 JP 00281293 A JP00281293 A JP 00281293A JP 281293 A JP281293 A JP 281293A JP 3426628 B2 JP3426628 B2 JP 3426628B2
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富也 加藤
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  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、始動時にクランク軸の
回転トルクを減少させる小型エンジンのデコンプ装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の小型エンジンのデコンプ装置(特
開昭57−113663号公報に記載のもの)を図4、
図5により説明する。図4は、操作レバー14の部分を
示している。同操作レバー14は、略L字状で、同操作
レバー14の中間位置には、ピン26を介してロッド2
5の一端が枢支されている。このロッド25の他端に
は、デコンプワイヤ9とチヨークワイヤ12の端部が取
付けられている。 【0003】27がホルダーで、同ホルダー27の上端
部が操作レバー14を支持し、同ホルダー27内には、
上記ロッド25が上下動可能に嵌挿されている。このホ
ルダー27は、除雪機の機枠上に固定されている。上記
操作レバー14は、図4の実線位置にあるときが中立位
置で、同中立位置から矢印R方向に二点鎖線位置(第1
段位置)Aと二点鎖線位置(第2段位置)Bとに回転し
て、2段階の切換が行われるようになっている。 【0004】同操作レバー14が二点鎖線位置(第1段
位置)Aに切り換えられると、ピン26が26A位置に
上昇して、デコンプワイヤ9とチヨークワイヤ12とが
ロッド25を介して上方へ引っ張られる。同操作レバー
14が二点鎖線位置(第2段位置)Bに切り換えられる
と、ピン26が26B位置までさらに上昇して、デコン
プワイヤ9とチヨークワイヤ12とがロッド25を介し
てさらに上方へ引っ張られる。 【0005】図5は、デコンプ装置を操作するアーム
8、及びチヨーク装置を操作するアーム10の部分の詳
細を示している。1がエンジンで、同エンジン1のシリ
ンダブロック15の上部には、シリンダ内の燃焼室16
に開口する連通孔17が設けられている。この連通孔1
7は、その上端が連通孔18を介して掃気通路19に連
通している。この連通孔17には、デコンプバルブ20
が同心状に、摺動自在に嵌挿されている。このデコンプ
バルブ20の他端部は、シリンダブロック15の外側に
突出して、前記アーム8に係合している。 【0006】同アーム8は、軸21を支点とし揺動可能
に支持されるとともに、スプリング22により上方に付
勢されて、アーム8の端部がデコンプバルブ20に係合
している。従ってデコンプバルブ20は、常時、実線位
置にあって、連通孔17を閉塞しているが、デコンプワ
イヤ9を引っ張れば、アーム8を介してデコンプバルブ
20が押し下げられて、デコンプの作動状態になる。 【0007】また10が気化器2内のチヨークバルブに
連動するアームで、同アーム10は、チヨークバルブを
枢支する軸23の端部に横方向に延長するように固定さ
れており、同アーム10の他端に固定した孔あき金具1
0aには、チヨークワイヤ12が摺動自在に貫通してい
る。24が上記軸23の外周に嵌挿したコイルスプリン
グで、同コイルスプリング24の一端がアーム10に係
合し、同コイルスプリング24の他端が気化器2本体に
係合しており、同コイルスプリング24により、チヨー
クバルブが開弁状態に付勢されている。そのため、軸2
3を外力により回転させても、その外力を解除すれば、
元の位置に自動的に戻る。 【0008】120が上記チヨークワイヤ12の先端に
固定した係止部で、同係止部120は、チヨーク装置が
作動状態にないときには、図5に示すように孔あき金具
10aから若干の距離だけ離れた実線位置にある。従っ
て係止部120が実線位置にあるときは勿論のこと、1
20A位置に引っ張られたときにも、アーム10は作動
しないので、チヨーク装置は、チヨークバルブが絞られ
るような作動状態になく、120B位置まで引っ張られ
たときに初めて作動状態になる。 【0009】前記図4、図5に示す小型エンジンのデコ
ンプ装置において、操作レバー14を実線の中立位置に
あるときには、デコンプワイヤ9の係止部90及びチヨ
ークワイヤ12の係止部120が実線位置にある。この
とき、デコンプ装置のデコンプバルブ20は、連通孔1
7を閉塞状態にしており、チヨーク装置のチヨークバル
ブが絞られていない。 【0010】この状態から操作レバー14を矢印R方向
に回転して、二点鎖線位置(第1段位置)Aに切り換え
ると、デコンプワイヤ9の係止部90及びチヨークワイ
ヤ12の係止部120が引っ張られて、90A位置及び
120A位置に変位する。係止部90の90A位置への
変位により、アーム8が軸21を中心に揺動して、デコ
ンプバルブ20が押し下げられ、連通孔17が開口し
て、燃焼室16がデコンプ状態になる。 【0011】一方、係止部120は、120A位置にお
いてアーム10の孔あき金具10aに当接するだけであ
り、これを作動することがなくて、チヨーク装置が依然
として非作動の状態に保持される。この状態から操作レ
バー14を矢印R方向にさらに回転して、二点鎖線位置
(第2段位置)Bに切り換えると、デコンプワイヤ9の
係止部90が90B位置に、チヨークワイヤ12の係止
部120が120B位置に、それぞれ変位する。 【0012】係止部90が90B位置への変位により、
デコンプバルブ20がアーム8を介してさらに押し下げ
られて、デコンプ状態が維持される。一方、係止部12
0の120B位置への変位により、アーム10の孔あき
金具10aが引っ張られて、アーム10が軸23を中心
に回転し且つ軸23の回転によりチヨークバルブが絞ら
れて、チヨーク状態になる。 【0013】このように操作レバー14を中立位置から
二点鎖線位置(第1段位置)Aに回転すると、デコンプ
装置のみが作動状態になる一方、チヨーク装置が非作動
状態に保持される。また操作レバー14を二点鎖線位置
(第2段位置)Bまで回転すると、デコンプ装置及びチ
ヨーク装置が同時に作動状態になる。つまり一つの操作
レバー14により、デコンプ装置とチヨーク装置とを同
時に制御するので、これらの装置を別々に制御する煩雑
さがなくなって、操作が簡単になるばかりでなく、使用
頻度の高いデコンプ装置のみを1段目で操作するように
したので、操作が一層楽になる。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】前記図4、図5に示す
従来の小型エンジンのデコンプ装置には、次の問題があ
った。即ち、エンジン始動の際にチヨークを使用するの
は、外気温度の低いときで、気温の高いときには、チヨ
ークを必ずしも使用する必要がないが、前記従来のデコ
ンプ装置では、デコンプのために、いつもチヨークレバ
ーを引かなければならないので、気温の高いときには、
燃料が濃過ぎて、かえって始動し難くなる場合があっ
た。 【0015】またデコンプ専用の操作ワイヤ、デコンプ
レバー等を必要とし、部品数が多くなって、コスト高に
なる。また始動時にスロットルレバーとデコンプレバー
との双方を操作しなければならなくて、操作が複雑にな
るという問題があった。本発明は前記の問題点に鑑み提
案するものであり、その目的とする処は、気温の高いと
きの始動を容易に行うことができ、操作を簡単にでき、
さらにコストを低減できる小型エンジンのデコンプ装置
を提供しようとする点にある。 【0016】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、始動時にクランク軸の回転トルクを減
少させる小型エンジンのデコンプ装置において、操作ワ
イヤを有する操作位置固定型スロットルレバーと、気化
器のスロットルバルブの軸に固定した扇形カム付スロッ
トルカムと、前記スロットルレバーの操作ワイヤにより
同スロットルカムの軸を中心に回転するデコンプカム
と、シリンダの燃焼室に導通する減圧通路の途中に設け
たデコンプバルブと、前記デコンプカムの動きを前記デ
コンプバルブに伝えるデコンプレバーとよりなり、前記
デコンプカムに、始動位置から小角度回った後に前記ス
ロットルカムの扇形突起に係合する係合部と前記デコン
プレバーを押す突起とを設け、エンジン始動時にはデコ
ンプカムの突起によりデコンプレバーを押してデコンプ
バルブを開くとともに、デコンプカムの係合部をスロッ
トルカムの扇形突起に係合させてスロットルカムを共回
りさせることによりスロットルバルブをエンジン始動位
置に移動させ、エンジン出力回転時にはデコンプレバー
をデコンプカムの突起から外してデコンプバルブを閉じ
るように構成している。 【0017】 【作用】本発明の小型エンジンのデコンプ装置は前記の
ように構成されており、次の作用が行われる。即ち、 始動前: スロットルレバーを全閉位置に回転して、スロ
ットルワイヤに連動するデコンプカムの突起とデコンプ
レバーの先端との間に僅かの隙間を持たせている。また
デコンプカムの係合部をスロットルカムの扇形突起から
離している。 【0018】エンジン始動位置: スロットルレバーを始
動位置まで回転させる。このとき、デコンプカムの突起
によりデコンプレバーの先端を押して、デコンプバルブ
を開く一方、デコンプカムの係合部をスロットルカムの
扇形突起に係合させ、スロットルバルブを開いて、エン
ジンの始動に備える。リコイルスタータを引けば、エン
ジンを始動することができる。 【0019】エンジン出力回転時: スロットルレバーを
出力運転位置まで回転させる。このとき、デコンプカム
がさらに回転して、デコンプレバーの先端がデコンプカ
ムの突起を乗り越え、デコンプレバーが押し力を失っ
て、デコンプバルブが閉じる。エンジン燃焼室は、通常
の圧縮着火により高速の出力回転を始める。 エンジンアイドリング回転時: スロットルレバーをエン
ジン始動位置に近いアイドリング回転位置まで戻すが、
デコンプレバーの先端がデコンプカムの突起を乗り越え
たままの位置にあるので、デコンプバルブが閉じたまま
になる。 【0020】エンジン停止: スロットルレバーを全閉に
し、停止釦スイツチを押して、フライホイールマグネッ
トの1次線をアースする。デコンプカムとデコンプレバ
ーの先端の関係位置は、当初の始動前の状態に戻る。 【0021】 【実施例】次に本発明の小型エンジンのデコンプ装置を
図1〜図3に示す一実施例により説明すると、図3の5
6が固定部材、34が同固定部材56に取付けたスロッ
トルレバー軸、31が同レバー軸34を中心に回転する
操作位置固定型スロットルレバーで、同スロットルレバ
ー31の回転が図2、図3に示す操作ワイヤ32に伝え
られて、同操作ワイヤ32が移動する。 【0022】47が上記操作ワイヤ32の気化器2側端
部に係合したワイヤ止めピンで、同ワイヤ止めピン47
が気化器2の上部のデコンプカム41に明けられた孔に
軸線を中心とした回転を可能に嵌挿されている。33が
上記操作ワイヤ32の保護筒で、同保護筒33のスロッ
トルレバー31側端部が固定部材56に取付けられ、同
保護筒33の気化器2側端部が気化器2に取付けた支え
板57に取付けられている。そして同支え板57とワイ
ヤ止めピン47との間には、圧縮ばね48が介装され
て、同圧縮ばね48により上記デコンプカム41が図2
の方向から見て反時計方向に押されている。 【0023】図1の37が気化器2のスロットルバル
ブ、37aが同スロットルバルブ37の軸で、この軸3
7aには、スロットルカム38が固定されている。上記
デコンプカム41は、同スロットルカム38に摺動自在
に接触しており、同デコンプカム41がスロットルバル
ブ37の軸37aを中心に回転する。38aが上記スロ
ットルカム38に設けた扇形突起、41aが上記デコン
プカム41に設けた突起、41bが同デコンプカム41
に固定したナット、51が同ナット41bに螺合したデ
コンプカム調整用螺子(係合部)で、スロットルレバー
31を回転し、その動きを操作ワイヤ32を介しデコン
プカム41に伝えて、同デコンプカム41を時計方向に
回転すると、始動位置から小角度回った後、デコンプカ
ム41のデコンプカム調整用螺子(係合部)51がスロ
ットルカム38の扇形突起38aに係合し、それ以降
は、デコンプカム41とスロットルカム38とが共回り
する。同スロットルカム38は、スロットルバルブ37
に固定されており、スロットルバルブ37も同時に開閉
する。 【0024】42がスロットルカム38及びスロットル
バルブ37を反時計方向に付勢するリターンスプリング
で、同リターンスプリング42によりスロットルカム3
8及びスロットルバルブ37がデコンプカム41ととも
に戻るようになっている。1が小型エンジン、3がエン
ジン1のシリンダ、3aが同シリンダ3の円筒壁、3b
が燃焼室4から円筒壁3aを貫通して外部(クランクケ
ース、排気通路、掃気通路等)に連通する減圧通路で、
同減圧通路3bの途中にデコンプバルブ43が設けられ
ている。 【0025】上記デコンプカム41の突起41aの動き
は、デコンプレバー45と接手46とを介してデコンプ
バルブ43の茸形弁44に伝えられる。上記接手46
は、可撓性を有している。またデコンプレバー45を支
える支持板58の孔は、長孔になっている。デコンプカ
ム41がスロットルレバー31の操作角度に連動して時
計方向に回転するとき、先ずデコンプカム41の突起4
1aがデコンプレバー45を押して、デコンプバルブ4
3を開き、燃焼室4の圧力が減圧通路3bに逃げて、デ
コンプされる。デコンプカム41がさらに回転すると、
デコンプレバー45が当て板52により押さえられてい
るので、デコンプレバー45がデコンプカム41の突起
41aを乗り越え、デコンプカム41から外れて、デコ
ンプバルブ43が閉じられる。 【0026】またデコンプカム41が反時計方向に回転
するときには、デコンプレバー45が接手46の可撓性
と支え板58の長孔とによりデコンプカム41の外周に
逃げる。そしてスロットルレバー31が全閉位置に戻れ
ば、デコンプ動作可能状態に復帰する。次に前記図1〜
図3に示す小型エンジンのデコンプ装置の作用を具体的
に説明する。 (1)始動前(図3(a)参照): スロットルレバー3
1は全閉位置にある。またスロットルワイヤ32に連動
するデコンプカム41の突起41aとデコンプレバー4
5の先端部との間には僅かな隙間がある。またスロット
ルカム38がデコンプカム41の螺子51から離れてい
る。 (2)エンジン始動時(図3(b)参照): スロットル
レバー31を始動位置まで回転し、その動きを操作ワイ
ヤ32を介しデコンプカム41に伝えて、同デコンプカ
ム41を時計方向に回転させ、同デコンプカム41の突
起41aによりデコンプレバー45の先端部を押して、
デコンプバルブ43を開く一方、デコンプカム41のデ
コンプカム調整用螺子51をスロットルカム38の扇形
突起38aに係合させ、同スロットルカム38を同方向
に回転させて、同スロットルバルブ38をエンジン始動
位置に移動させる。この状態になったら、リコイルスタ
ータを引いて、小型エンジン1を始動させる。 (3)エンジン出力回転時(図3(c)参照): スロッ
トルレバー31を出力運転位置まで回転し、その動きを
操作ワイヤ32を介しデコンプカム41に伝えて、同デ
コンプカム41を時計方向にさらに回転させ、デコンプ
レバー41の突起41aによりデコンプレバー45の先
端部をさらに押す。このとき、デコンプレバー45がデ
コンプカム41の突起41aを乗り越え、デコンプレバ
ー45がデコンプカム41から外れて、デコンプバルブ
43が閉じられ、エンジン1の燃焼室4のデコンプ作用
が消滅して、通常の圧縮着火により高速の出力回転が開
始される。 (4)エンジンのアイドリング回転時(図3(d)参
照): スロットルレバー31をエンジン始動位置に近い
アイドリング位置に戻すが、デコンプレバー45は依然
としてデコンプカム41の突起41aを乗り越えたまま
の位置にあるので、デコンプバルブ43は閉じたままで
ある。 (5)エンジン停止: スロットルレバー31を全閉位置
(図3(a)参照)に回転し、停止押釦スイツチを押し
て、フライホイールマグネットの1次線をアースする。
デコンプカム41とデコンプレバー45の先端部との関
係位置は、最初の始動前位置に戻る。 【0027】 【発明の効果】本発明の小型エンジンのデコンプ装置は
前記のように構成されており、デコンプのために、チヨ
ークレバーを引く必要がなくて、気温の高いときの始動
を容易に行うことができる。またスロットルレバーの操
作だけでデコンプバルブを開き、エンジンスタート後
は、スロットルを開く動作でデコンプバルブを自動的に
閉じ、その後のエンジン回転時には、デコンプバルブを
閉に維持するので、操作を簡単にできる。 【0028】またデコンプ専用の操作ワイヤ、デコンプ
レバー等が不要で、部品数を減少できて、コストを低減
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係わる小型エンジンのデコンプ装置の
一実施例を示す一部横断平面図である。 【図2】同デコンプ装置の縦断側面図である。 【図3】(a)は始動前の状態を示す作用説明図、
(b)はエンジン始動位置を示す作用説明図、(c)は
エンジン出力回転時を示す作用説明図、(d)はエンジ
ンのアイドリング回転時を示す作用説明図である。 【図4】従来のデコンプ装置の操作レバー部を示す縦断
側面図である。 【図5】同デコンプ装置の一部縦断側面図である。 【符号の説明】 1 エンジン 2 気化器 3 シリンダ 3b 減圧通路 4 燃焼室 31 操作位置固定型スロットルレバー 32 操作ワイヤ 37 スロットルバルブ 38 スロットルカム 38a 扇形突起 41 デコンプカム 41a デコンプカム41の突起 43 デコンプバルブ 45 デコンプレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02N 17/00 F02N 17/00 A (72)発明者 河内 弘吉 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番 地 三菱重工業株式会社 名古屋機器製 作所内 (72)発明者 加藤 富也 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番 地 三菱重工業株式会社 名古屋機器製 作所内 (72)発明者 川井 真 愛知県一宮市千秋町小山字北川田47番地 株式会社安田技研内 (56)参考文献 実開 昭63−86375(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 11/04 F01L 13/08 F02D 15/00 F02N 3/02 F02N 17/00 F02D 9/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 始動時にクランク軸の回転トルクを減少
    させる小型エンジンのデコンプ装置において、操作ワイ
    ヤを有する操作位置固定型スロットルレバーと、気化器
    のスロットルバルブの軸に固定した扇形カム付スロット
    ルカムと、前記スロットルレバーの操作ワイヤにより同
    スロットルカムの軸を中心に回転するデコンプカムと、
    シリンダの燃焼室に導通する減圧通路の途中に設けたデ
    コンプバルブと、前記デコンプカムの動きを前記デコン
    プバルブに伝えるデコンプレバーとよりなり、前記デコ
    ンプカムに、始動位置から小角度回った後に前記スロッ
    トルカムの扇形突起に係合する係合部と前記デコンプレ
    バーを押す突起とを設け、エンジン始動時にはデコンプ
    カムの突起によりデコンプレバーを押してデコンプバル
    ブを開くとともに、デコンプカムの係合部をスロットル
    カムの扇形突起に係合させてスロットルカムを共回りさ
    せることによりスロットルバルブをエンジン始動位置に
    移動させ、エンジン出力回転時にはデコンプレバーをデ
    コンプカムの突起から外してデコンプバルブを閉じるよ
    うに構成したことを特徴とする小型エンジンのデコンプ
    装置。
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