JP3425211B2 - Isdnチェ−ン接続方法及びその装置 - Google Patents

Isdnチェ−ン接続方法及びその装置

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JP3425211B2
JP3425211B2 JP05992994A JP5992994A JP3425211B2 JP 3425211 B2 JP3425211 B2 JP 3425211B2 JP 05992994 A JP05992994 A JP 05992994A JP 5992994 A JP5992994 A JP 5992994A JP 3425211 B2 JP3425211 B2 JP 3425211B2
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明彦 安藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNを利用し多数
の地点と同時に通信を行なうISDNチェ−ン接続方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としてよく知られている一斉
連絡方式として、スター接続方式がある。このスタ−接
続方式は、センタ装置と複数端末装置とで構成され、セ
ンタ装置には端末装置の数と同数の回線が収容されてい
る。そして、センタ装置は各端末装置と接続することで
一斉に連絡することができる。
【0003】また、ISDN基本インタフェースである
2B+Dの2つのBチャネルを利用し、それぞれ情報の
上り方向、下り方向へ接続することで、リング状の接続
形態をとるリング状接続方式としては、特開平4−14
914号公報に記載の会議通信システム、特開昭63−
10855号公報に記載の通信端末による会議通信方
法、及び、特開平1−132243号公報に記載のIS
DNループネットワークシステムがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記記載したような従
来の方式には次のような課題がある。 (1)スター接続方式において、上記記載したようにセ
ンタ装置には端末装置の数と同数の回線が収容されてい
るため、センタ装置側における回線使用コストが高価に
なる点。 (2)リング状接続方式においては、Bチャネルをリン
グ状に接続する制御と音声伝送とに兼用しているため、
音声デ−タの圧縮やエコ−キャンセル等による端末装置
の複雑化に加えて、音声の折り返し処理及び音声の加算
処理が複雑である点。このため端末装置が高価になる
点。 (3)上記どちらの方式においても、センタ装置は必要
となる。このセンタ装置は小量生産となるため、開発費
負担が大きく、端末装置に比べ非常に高価となる点。
【0005】以上の要因から、従来の方式では安価なシ
ステムを構成するのは大変困難であった。そのため、中
小企業等で使用するような数十ケ所程度の小規模な一斉
連絡システムとして、利用されるケースは少なかった。
よって、本発明が解決しようとする課題は、センタ装置
を用いず、安価な端末装置で簡易な一斉連絡システム及
び電話会議システムを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】チェ−ン接続時の次接続
先端末装置を格納している記憶手段と、着呼を受ける
と、チェ−ン接続用の着呼かを検証する検証手段と、該
検証手段によりチェ−ン接続であると認識すると、次接
続先端末装置に対し、チェ−ン接続用の発呼を行なう手
段と、を備え、少なくとも2つのBチャネルを有するI
SDNに接続される複数の端末装置を備えたISDNチ
ェ−ン接続方法であって、チェ−ン接続を行なう発呼元
端末装置から次の端末装置に発呼し、次の端末装置は更
に次の端末装置に発呼し、チェ−ン接続する各端末装置
が次々に発呼動作を行ない、上記発呼元端末装置が着呼
を受けると、これに応答し、チェ−ン接続する各端末装
置が発呼動作と逆の順序で次々に着呼に応答し、上記発
呼元端末装置から着呼を受けた端末装置がこの着呼に応
答することで、2つのBチャネルをそれぞれ上り方向、
下り方向に接続したリング状の通話路が形成されること
を特徴とする。
【0007】
【作用】チェーン接続に用いるサブアドレスは、着呼の
種別認識用として利用する。チェーン接続される各端末
装置は、チェーン接続用サブアドレスによって、その着
呼がチェーン接続であることを認識する。
【0008】また、端末装置には、相手電話番号や接続
順序等を記憶装置内のメモリに格納することにより、チ
ェーン接続着呼時、格納された情報より次接続相手へ接
続する。このように各端末装置をチェーン接続すること
で、センタ装置を用いず、簡易なシステムにより一斉連
絡及び電話会議を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0010】図1は、本発明のシステム構成図である。
同図において、端末装置1a〜1nはISDN2に接続
されており、ISDN2を介して通信を行なう。
【0011】図2は、本発明である一斉連絡装置のブロ
ック図である。10はISDN2と接続するISDNi
/f、11はSBC(Sバスコントロ−ラ)、12はデ
−タ折り返し回路、13はICC(SBC11とのコミ
ュニケ−ションコントロ−ラ)、17、18はアナログ
/デジタル変換を行なうCODECである。19、20
は電話機3等を接続するアナログi/fであり、アナロ
グi/f19側をポ−ト1、アナログi/f20側をポ
−ト2とする。21はスピ−カ4を接続するスピ−カi
/f、30、31はスイッチである。そして、ICC1
3はCPU14、ROM15、RAM16とバス線によ
りそれぞれ接続されている。また、パネル部は表示部2
3、操作部24からなり、CPU14に接続している。
【0012】次に、チェ−ン接続について説明する。
【0013】図3は、電話番号登録エリアの登録例を示
す図である。これは、チェ−ン接続を行なう全ての端末
装置それぞれに位置指定番号を決め、その位置指定番号
に対応する端末装置の電話番号を登録するエリアであ
る。この電話番号登録エリアに登録するデ−タは、各端
末装置全て同じでなければならない。
【0014】図4は、ル−ト情報登録エリアの登録例を
示す図である。これは、チェ−ン接続を行なう場合、ど
の端末装置をどの様な順序で接続するかをル−ト毎に登
録するエリアである。また、自端末装置がどの位置指定
番号かを認識するため、自端末装置位置指定番号を登録
する。例えば「02」と登録すれば、図4に示すように
自端末装置の位置指定番号が「02」であると認識でき
る。
【0015】上記電話番号登録エリア及びル−ト指定登
録エリアにデ−タを登録する場合は操作部24から行な
う。そして、登録されたデ−タはRAM16の特定のエ
リアに格納される。また、登録中や登録後のデ−タを表
示部23に表示することができるため、登録したデ−タ
の確認が容易にでき、間違って登録することを防止でき
る。
【0016】図5は、チェ−ン接続用サブアドレスのフ
ォ−マットを示す図である。このサブアドレスは、チェ
−ン接続の接続制御や迂回接続制御に使用する。また、
通常の着呼と区別することにも使用する。
【0017】図5において、はチェ−ン接続認識デ−
タエリアであり、着呼を受けた端末装置はこれによりチ
ェ−ン接続であることを認識する。また、このデ−タは
各端末装置に予め登録されているものであり、RAM1
6内の特定のエリアに格納されている。はル−ト指定
エリア、は発呼元位置指定番号エリアである。は位
置指定番号エリアであり、次に接続する端末装置の位置
指定番号を入力するエリアである。は迂回情報エリア
である。このエリアに入力するデ−タは、チェ−ン接続
する端末装置の数だけ「1」とし、右から第1の接続先
端末装置、第2の接続先端末装置とする。そして、チェ
−ン接続中に迂回した端末装置の該当箇所を「0」にす
ることで、どの端末装置を迂回したのか認識することが
できる。は一斉連絡モ−ド/電話会議モ−ドエリアで
あり、例えば「0」なら一斉連絡モ−ド、「1」なら電
話会議モ−ドとする。
【0018】チェ−ン接続を行なう場合、端末装置に接
続された電話機3から、相手電話番号と上記説明したサ
ブアドレスを入力して発呼を行なうが、いちいち電話番
号とサブアドレスを入力するのは大変面倒である。そこ
で図6に示すように、特番に0、1、2等のル−ト指定
番号とモ−ド指定番号のダイヤルのみでチェ−ン接続発
呼を行なう様にすることで、簡単にチェ−ン接続を行な
うことができる。
【0019】次に、図7、図8を用いてチェ−ン接続の
具体的な動作例を説明する。
【0020】ここでは、図3、図4に示すデ−タに基づ
き端末装置1a〜1dの位置指定番号をそれぞれ00〜
03とし、ル−ト番号「0」で端末装置1cから発呼す
る場合について説明する。また、端末装置1a〜1dの
ル−ト情報登録エリアのル−ト番号「0」に登録されて
いるデ−タは同じでなければならない。
【0021】図7は、チェ−ン接続における各端末装置
の接続動作を示すシ−ケンス図である。また、図8は、
チェ−ン接続におけるサブアドレスの内容を示すシステ
ム構成図である。まず、チェーン接続を行おうとする端
末装置1cに接続された電話機3から、図6に示す発呼
方法により、ル−ト指定番号を「0」としてダイヤルす
る。ここで、モ−ド指定については後で説明するため省
略する。すると、端末装置1cは、ル−ト指定が「0」
であるため、ル−ト情報登録エリアのル−ト番号「0」
内のデ−タを検索する。そして、自端末装置の位置指定
番号「02」の次の位置指定番号「03」が次接続先端
末装置であることを認識し、電話番号登録エリアから位
置指定番号「03」の電話番号「4234」を抽出す
る。次に、チェ−ン接続用サブアドレスを図5で説明し
たように、のチェ−ン接続認識デ−タはRAM16よ
り抽出したデ−タに、のル−ト指定は電話機3から受
けたル−ト指定番号「0」に、の発呼元位置指定番号
は発呼元である端末装置1cの位置指定番号「02」
に、の位置指定番号は次接続先である端末装置1dの
位置指定番号「03」に、の迂回情報は接続する端末
装置の数だけ「1」である「1111」にする。そし
て、第1の発信先である端末装置1dに対し、上記抽出
した電話番号に上記形成したチェーン接続用サブアドレ
スを付加して発呼する。
【0022】端末装置1cから着呼を受けた端末装置1
dは、サブアドレスを検証し、のデ−タよりチェーン
接続であることを認識すると、この着呼に対して応答せ
ず、次端末装置と接続するため、端末装置1cと同様ル
−ト情報登録エリア、電話番号登録エリアより電話番号
「1234」を抽出する。そして、サブアドレスのの
位置指定番号を「00」に更新する。このようにして、
第2の発信先である端末装置1aに対し、電話番号にチ
ェーン接続用サブアドレスを付加して発呼する。
【0023】端末装置1dより着呼を受けた端末装置1
aは、端末装置1dと同様、チェ−ン接続であることを
認識すると、次接続先端末装置の電話番号「2234」
を抽出し、サブアドレスのを「01」に更新する。そ
して、第3の発信先である端末装置1bに対し発呼す
る。ここで、端末装置1bが何らかの理由により話中だ
った場合、端末装置1aは端末装置1bを迂回するた
め、次接続先端末装置を検索する。そして、次接続先端
末装置の電話番号「3234」を抽出すると、サブアド
レスのを「02」に更新する。更に、も迂回した端
末装置1bの該当箇所を「0」に変更し、「1011」
とする。そして、端末装置1cに対し発呼する。
【0024】端末装置1aから着呼を受けたチェ−ン接
続発呼元である端末装置1cは、サブアドレスを検証
し、のデ−タより自端末装置が発呼したチェーン接続
であることを認識すると、端末装置1aからの着呼に応
答する。端末装置1aは、端末装置1cが発呼に応答し
たことを確認することで端末装置1dからの着呼に応答
する。端末装置1dも同様に端末装置1cからの着呼に
応答する。このようにして、2つのBチャネルをそれぞ
れ上り方向、下り方向に接続することでリング状の通話
路が形成され、チェーン接続は完了する。
【0025】このように、チェ−ン接続によると、セン
タ装置が不要であり、また、端末装置に登録するデ−タ
が同じため、どの端末装置からもチェ−ン接続発呼を行
なうことができる。更に、接続する端末装置それぞれ発
呼動作を行ない、全ての端末装置が接続可能になってか
ら、それぞれ着呼に応答するため、端末装置1つずつ接
続する方法に比べ通信コストがかからない、等の利点が
ある。
【0026】次に、チェ−ン接続終了後の各端末装置の
動作を説明する。
【0027】図9は、一斉連絡装置のデ−タ折り返し回
路周辺を示す回路図である。同図において、B1RはB
1チャネル受信デ−タ、B2RはB2チャネル受信デ−
タ、B1TはB1チャネル送信デ−タ、B2TはB2チ
ャネル送信デ−タである。また、デ−タ置換タイミング
回路32、切り替え回路33、及びシフトレジスタ34
で構成されるのが、図2に示すデ−タ折り返し回路12
である。
【0028】通常、SBC11とICC13との間で
は、受信データB1R/B2R、送信データB1T/B
2Tがシリアルデータとして送受信されている。いま、
B1チャネルで音声データを受信したとすると、SBC
11はB1RのデータをICC13に伝送すると共にシ
フトレジスタ34に格納する。そして、ICC13に伝
送されたB1RのデータはCODEC17、スイッチ3
0、スピ−カi/f21を経由してスピーカ4へ出力さ
れる。ここで、スイッチ30は、通常オフであるが、チ
ェ−ン接続終了後自動的にオンする。また、デ−タ置換
タイミング回路32がB2Tの出力タイミングで、切り
替え回路33を制御し、スイッチをシフトレジスタ34
側へ切り替えた時に、シフトレジスタ34は、先に格納
したB1Rのデータを出力する。これにより、B1Rの
デ−タをB2Tのデータに置き換える。
【0029】このように、B1チャネルで受信した音声
データは、自端末装置に接続されたスピーカ4に出力さ
れると共にB2チャネルの送信データとして折り返され
る。また、B2チャネルで受信したデ−タをB1チャネ
ルの送信デ−タとして折り返すことも可能である。
【0030】そして、上記のような動作により図10に
示すような一斉連絡が可能となる。
【0031】図10は、一斉連絡における音声デ−タの
流れを原理的に示すシステム構成図である。図10にお
いて、チェ−ン接続発呼元以外の端末装置は、B1(B
2)チャネルで受信した音声デ−タをスピ−カ4に出力
すると共に、B2(B1)チャネルに折り返して送信す
る。
【0032】また、チェ−ン接続発呼元である端末装置
1aは、ハウリング防止のためデ−タ折り返し回路12
を動作せず、B1或いはB2チャネルで受信した音声デ
−タを自端末装置に接続されたスピ−カ4に出力するこ
とで、自端末装置から送出した音声デ−タがチェ−ン接
続された各端末装置へ正常に送られたかを確認すること
ができる。
【0033】これにより、端末装置1aに接続された電
話機3から入力された音声デ−タaは、端末装置1b、
1c、1dに一斉に連絡することが可能となる。
【0034】このように、音声データの加工が不要な簡
易な回路構成により一斉連絡を行なうことが可能とな
る。更に、音声デ−タの折り返しはデジタルで行うた
め、折り返しによる音声品質の劣化はない。
【0035】次に、もう1つの実施例である電話会議に
ついて説明する。
【0036】図11は、本発明である電話会議装置のブ
ロック図である。この電話会議装置は、図2に示す一斉
連絡装置と比較すると、デ−タ折り返し回路12を削除
し、スイッチ部22を追加しただけで、他は全く同じ回
路構成である。従って、チェ−ン接続までの動作は一斉
連絡装置と同じであるため、チェ−ン接続終了後の動作
を以下に説明する。
【0037】図12は、電話会議装置のアナログi/f
周辺を示す回路図である。本図において、25〜31は
スイッチであり、25〜29の5個のスイッチで構成さ
れるのが図11に示すスイッチ部22である。
【0038】通常、スイッチ25〜31は図12に示す
状態で動作しないが、チェ−ン接続終了後には次のよう
に動作する。まず、チェ−ン接続発呼元端末装置の場
合、チェ−ン接続終了後、スイッチ25のみオンする。
他のスイッチはオフのままである。また、スピ−カを使
用するように予め設定しておけばスイッチ31もオンす
る。チェ−ン接続発呼元以外の端末装置の場合、チェ−
ン接続終了後、スイッチ25〜29がオンする。また、
スピ−カを使用するように設定しておけばスイッチ3
0、31もオンする。
【0039】そして、このようにスイッチを動作するこ
とにより、図13に示すような電話会議が可能となる。
【0040】図13は、電話会議における音声デ−タの
流れを原理的に示したシステム構成図である。図13に
おいて、矢印線は音声デ−タの流れを示す。また、a〜
dは各端末装置に接続された電話機3から入力された音
声デ−タを、A〜Dは各端末装置に接続された電話機3
及びスピ−カ4に出力される音声デ−タをそれぞれ示
す。
【0041】まず、チェ−ン接続発呼元以外の端末装置
の場合、端末装置1bを例に説明すると、端末装置1a
(下り方向)からの受信音声データaは、端末装置1b
に接続された電話機3からの音声データbと合成して端
末装置1c(上り方向)に対し送信する。また、端末装
置1c(上り方向)からの受信音声データc+dは、端
末装置1bに接続された電話機3からの音声データbと
合成して端末装置1a(下り方向)に対し送信する。更
に、端末装置1a(下り方向)からの受信音声データa
と、端末装置1c(上り方向)からの受信音声データc
+dとを合成して、端末装置1bに接続されたスピーカ
4及び電話機3に出力する。
【0042】チェ−ン接続発呼元である端末装置1aの
場合、端末装置1b(上り方向)からの受信音声デ−タ
b+c+dは、自端末装置に接続されたスピ−カ4に出
力する。また、端末装置1d(下り方向)からの受信音
声デ−タa+b+c+dは、自端末装置で終着させる。
【0043】これにより、各端末装置の音声デ−タを、
チェ−ン接続された他の端末装置に送出することが可能
となる。また、端末装置1aにおいて、受信音声デ−タ
を折り返さないため、ハウリングの発生を防止すること
ができる。
【0044】このように、スイッチの動作のみで音声デ
−タを折り返すことで、簡単に電話会議を行なうことが
可能となる。
【0045】次に、図14は、一斉連絡及び電話会議の
2つの機能を備えた端末装置のブロック図である。この
端末装置の場合は、図5に示すように、サブアドレスの
のデ−タより、チェ−ン接続終了後、いずれか一方を
選択制御することで、一斉連絡或いは電話会議を行なう
ことができる。
【0046】このように、本端末装置は、一斉連絡及び
電話会議の2つの機能を備えているが、回路構成は上記
一斉連絡装置や上記電話会議装置とほぼ変わらないた
め、1つの端末装置として、コスト的に効果は大きい。
【0047】
【発明の効果】上記説明した通り本発明によれば、高価
である特殊なセンタ装置を不要とし、簡単な回路構成で
ある安価な端末装置のみの簡易なシステムにより、一斉
連絡及び電話会議を行なうことができる。また、チェ−
ン接続において、接続できない端末装置を迂回して接続
することができるため、信頼性のあるシステムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明である一斉連絡装置のブロック図であ
る。
【図3】チェ−ン接続に必要な電話番号登録エリアの登
録例を示す図である。
【図4】チェ−ン接続に必要なル−ト情報登録エリアの
登録例を示す図である。
【図5】チェ−ン接続用サブアドレスのフォ−マットを
示す図である。
【図6】チェ−ン接続を行なう場合の発呼方法例を示す
図である。
【図7】チェ−ン接続における各端末装置の接続動作を
示すシ−ケンス図である。
【図8】チェ−ン接続におけるサブアドレスの内容を示
すシステム構成図である。
【図9】本発明である一斉連絡装置のデ−タ折り返し回
路周辺を示す回路図である。
【図10】一斉連絡における音声デ−タの流れを原理的
に示すシステム構成図である。
【図11】本発明である電話会議装置のブロック図であ
る。
【図12】本発明である電話会議装置のアナログi/f
周辺を示す回路図である。
【図13】電話会議における音声デ−タの流れを原理的
に示すシステム構成図である。
【図14】一斉連絡及び電話会議の2つの機能を備えた
端末装置のブロック図である。
【符号の説明】
1a〜1n・・・端末装置、2・・・ISDN、3・・
・電話機、4・・・スピ−カ、5・・・Bチャネル、1
0・・・ISDNi/f、11・・・SBC、12・・
・デ−タ折り返し回路、13・・・ICC、14・・・
CPU、15・・・ROM、16・・・RAM、17、
18・・・CODEC、19、20・・・アナログi/
f、21・・・スピ−カi/f、22・・・スイッチ
部、23・・・表示部、24・・・操作部、25〜31
・・・スイッチ、32・・・データ置換タイミング回
路、33・・・切り替え回路、34・・・シフトレジス
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 貞二 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社 日立テレコムテクノロジー内 (72)発明者 渡辺 直樹 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社 日立テレコムテクノロジー内 (72)発明者 片桐 和宣 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社 日立テレコムテクノロジー内 (56)参考文献 特開 平1−132243(JP,A) 特開 平4−326239(JP,A) 特開 平5−122374(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/00 - 12/28 H04L 12/44 - 12/46 H04L 12/50 - 12/66 H04M 3/42 - 3/58 H04M 11/00 - 11/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チェ−ン接続時の次接続先端末装置を格納
    している記憶手段と、着呼を受けると、チェ−ン接続用
    の着呼かを検証する検証手段と、該検証手段によりチェ
    −ン接続であると認識すると、次接続先端末装置に対
    し、チェ−ン接続用の発呼を行なう手段と、を備え、少
    なくとも2つのBチャネルを有するISDNに接続され
    る複数の端末装置をリング状に接続するISDNチェ−
    ン接続方法であって、 チェ−ン接続を行なう発呼元端末装置から次の端末装置
    に発呼し、次の端末装置は更に次の端末装置に発呼し、
    チェ−ン接続する各端末装置が次々に発呼動作を行な
    い、上記発呼元端末装置が着呼を受けると、これに応答
    し、チェ−ン接続する各端末装置が発呼動作と逆の順序
    で次々に着呼に応答し、上記発呼元端末装置から着呼を
    受けた端末装置がこの着呼に応答することで、 2つのBチャネルをそれぞれ上り方向、下り方向に接続
    したリング状の通話路が形成されることを特徴とするI
    SDNチェーン接続方法。
  2. 【請求項2】上記記憶手段には複数の発呼先が格納され
    ており、チェ−ン接続時、ある端末装置が話中等で接続
    できない場合、該端末装置を迂回するため、次の端末装
    置を上記記憶手段により検索し、該検索した端末装置に
    対し発呼し、迂回接続することを特徴とする請求項1記
    載のISDNチェ−ン接続方法。
  3. 【請求項3】サブアドレスにチェ−ン接続であることを
    示す情報を格納しており、上記検証手段は、上記サブア
    ドレスに基づいてチェ−ン接続であることを認識するこ
    とを特徴とする請求項1記載のISDNチェ−ン接続方
    法。
  4. 【請求項4】1つの発呼元端末装置と、少なくとも1つ
    の発呼元以外の端末装置と、上記発呼元端末装置と上記
    発呼元以外の端末装置とを接続するISDNと、からな
    り、 上記発呼元端末装置及び上記発呼元以外の端末装置を2
    つのBチャネルにより通話路をリング状に接続するIS
    DNチェーン接続装置において、 上記発呼元端末装置は、次の端末装置にチェ−ン接続発
    呼する手段と、自端末装置が発呼したチェ−ン接続着呼
    を受けると、これに応答する手段とを有し、 上記発呼元以外の端末装置は、チェ−ン接続着呼を受け
    ると、次接続先端末装置にチェ−ン接続発呼する手段
    と、次接続先端末装置が発呼に応答すると、着呼に応答
    する手段とを有することを特徴とするISDNチェーン
    接続装置。
  5. 【請求項5】上記発呼元端末装置及び上記発呼元以外の
    端末装置に、チェ−ン接続時、ある端末装置が話中等で
    接続できない場合、該端末装置を迂回するため、次の端
    末装置を検索する手段と、検索した端末装置に対し発呼
    する手段とを備え、迂回接続することを特徴とする請求
    項4記載のISDNチェ−ン接続装置。
  6. 【請求項6】上記発呼元端末装置に、第1又は第2のB
    チャネルで受信した音声デ−タを外部に出力する手段を
    備え、 上記発呼元以外の端末装置に、第1のBチャネルで受信
    した音声データを外部に出力する手段と、第1のBチャ
    ネルで受信した音声データを第2のBチャネルに折り返
    し送信する手段とを備え、 発呼者の音声デ−タをチェーン接続された各端末装置へ
    一斉連絡することを特徴とする請求項4記載のISDN
    チェーン接続装置。
  7. 【請求項7】上記発呼元端末装置に、第1のBチャネル
    で受信した音声デ−タを自端末装置で終着させる手段
    と、第2のBチャネルで受信した音声デ−タを外部に出
    力する手段とを備え、 上記発呼元以外の端末装置に、第1のBチャネルで受信
    した音声データを自端末装置に入力された音声データと
    合成して第2のBチャネルで送信する手段と、第2のB
    チャネルで受信した音声データを自端末装置に入力され
    た音声データと合成して第1のBチャネルで送信する手
    段と、上記第1のBチャネルで受信した音声デ−タと上
    記第2のBチャネルで受信した音声デ−タとを合成して
    外部に出力する手段とを備え、 チェーン接続された各端末装置間でそれぞれ音声デ−タ
    の送受信が可能な電話会議を行なうことを特徴とする請
    求項4記載のISDNチェーン接続装置。
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