JP3424146B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP3424146B2
JP3424146B2 JP15023096A JP15023096A JP3424146B2 JP 3424146 B2 JP3424146 B2 JP 3424146B2 JP 15023096 A JP15023096 A JP 15023096A JP 15023096 A JP15023096 A JP 15023096A JP 3424146 B2 JP3424146 B2 JP 3424146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor substrate
insulated gate
transistor
forming
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15023096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09312398A (ja
Inventor
雅人 樹神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP15023096A priority Critical patent/JP3424146B2/ja
Publication of JPH09312398A publication Critical patent/JPH09312398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3424146B2 publication Critical patent/JP3424146B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Element Separation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、特に、MOSFETやIGBT等の
縦型パワーデバイスとその制御用の横型のデバイスとを
共通の基板に混載した半導体装置およびSOI(Sil
ocon On Insulator)技術を用いたそ
の製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】電力用途等に用いられる縦型パワーデバイ
スはディスクリート半導体であり、従来の技術では、他
の小信号トランジスタを共通の基板に搭載(混載)する
ことはできない。
【0003】しかし、本願の発明者が先に開発した固相
エピタキシャル成長(SolidPhases Epi
taxy;SPE)を用いたSOI(Silicon
On Insulator)構造の形成技術(特開平8
−45838等)を利用すると、縦型パワーデバイスと
他の小信号トランジスタとの共通の基板への搭載が可能
となることが、本発明者の検討により明らかとなった。
【0004】つまり、半導体基板を覆う絶縁膜上にシリ
コン単結晶層を形成し、そのシリコン単結晶層上に高速
CMOSロジック回路等を形成すれば、半導体基板をド
レイン層として用いる縦型MOSFETとは別の回路
を、その基板上に搭載可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】縦型MOSFETが形
成される基板上に、SOI構造のCMOS(横型のPM
OS,横型のNMOS)を混載する場合を例にとると、
縦型MOSFETのドレイン、つまり基板の電位は、例
えば12Vと高電位であり、したがって、その基板電位
の悪影響が前記CMOS(特に、NMOS)に現れる危
険性が高い。
【0006】つまり、縦型パワーMOSFETのドレイ
ン電圧の影響で、絶縁膜上に存在するNMOSの、特に
絶縁膜との界面におけるポテンシャルが低下し、そのた
めに不要なバックチャネルが形成され、ソース/ドレイ
ン間でリーク電流が発生する恐れがある。
【0007】また、絶縁膜上に存在するのがPMOSの
場合は、バックチャネルは形成されないものの、容量結
合に起因してチャネル電位が変動し、しきい値の変動が
生じやすい。
【0008】したがって、上記問題を解決する必要があ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、縦型の
絶縁ゲート型トランジスタと横型の絶縁ゲート型トラン
ジスタとを混載した半導体装置であって、前記縦型の絶
縁ゲート型トランジスタは、半導体基板を構成要素の一
つとしており、前記横型絶縁ゲート型トランジスタは、
前記半導体基板を覆う絶縁膜上に形成されたSOI(S
ilicon On Insulator)構造のトラ
ンジスタであり、前記横型絶縁ゲート型トランジスタの
少なくともチャネル領域の下には、前記半導体基板の電
位による影響を遮断するためのシールド手段が設けられ
ていることを特徴とする。
【0010】シールド手段が設けられているため、パワ
ーMOSFET等の半導体基板の電位に起因する電界が
遮断される。ゆえに、横型絶縁ゲート型トランジスタの
チャネル領域における下地絶縁膜との界面近傍にチャネ
ル(バックチャネル)が形成されることが防止される。
したがって、リーク電流が生じない。また、基板電位に
よるしきい値電圧の変動も抑制できる。
【0011】(2)本明において、前記シールド手段
は、前記半導体基板を覆う絶縁膜中に埋め込まれた、所
定の電位の導体層からなることを特徴とする。
【0012】ポリシリコン等の導体層を下地絶縁膜中に
埋め込み、その導体層を所定電位(例えばグランド)と
する。この埋め込まれたシールド電極は、基板電位に起
因する電界を効果的に遮断する。
【0013】(3)本明において、縦型の絶縁ゲート
型トランジスタのゲート電極は前記半導体基板を覆う絶
縁膜中に埋め込まれており、かつ、前記シールド手段を
構成する前記導体層は、前記縦型の絶縁ゲート型トラン
ジスタの前記ゲート電極と同一の材料により構成される
ことを特徴とする。
【0014】SOI構造を用いた縦型MOSFET(チ
ャネル領域,ソース領域を固相エピタキシャル成長層で
形成した構造をもつ)では、絶縁膜中にゲート電極が埋
め込まれている構造となっている。このことに着目し、
ゲート電極と同一の材料(ポリシリコン等)でシールド
電極も形成するものである。特別な製造工程を付加する
ことなく、シールド電極を形成できる。
【0015】(4)本明において、前記シールド手段
は、前記半導体基板の表面部分に形成され、前記半導体
基板の導電型とは反対の導電型を有し、かつ所定電位の
不純物領域からなることを特徴とする。
【0016】本発明では、シールド電極を絶縁膜中に埋
め込む代わりに、半導体基板の表面部分(下地絶縁膜と
の界面部分)に選択的に設けられた、半導体基板とは逆
導電型の不純物領域を設け、その不純物領域を所定電位
(例えば、グランド)とするものである。つまり、その
不純物領域をシールド電極として機能させるものであ
る。上記(1)〜(3)の場合と同様に、基板電位に起
因する電界を効果的に遮断することができる。
【0017】(5)本明において、前記半導体基板
は、裏面側に前記縦型の絶縁ゲート型トランジスタのド
レイン電極が形成されており、前記シールド手段を構成
する前記不純物領域は、前記縦型の絶縁ゲート型トラン
ジスタのソース電極と接続され、 前記半導体基板および
前記不純物領域は、前記縦型の絶縁ゲート型トランジス
タの保護ダイオードを構成することを特徴とする。
【0018】パワーMOSFETは、高電圧による素子
破壊を防止するためダイオードを内蔵するのが通常であ
る。この保護ダイオードは縦型MOSFETのドレイン
・ソース間に並列に接続されるものであり、例えば、基
板の表面に形成された基板とは反対導電型の不純物層を
アノードとし、基板をカソードとして構成される。
【0019】そこで、その保護ダイオードを構成する不
純物層を、SOI構造の横型MOSFETが構成される
領域の、下地絶縁膜の直下にも形成することにより、こ
れをシールド層としても利用するものである。これによ
り、特別な工程を付加することなく、シールド層を形成
できる。
【0020】(6)本発明は縦型の絶縁ゲート型トラ
ンジスタと横型の絶縁ゲート型トランジスタとを混載し
た半導体装置の製造方法であって、前記縦型の絶縁ゲー
トトランジスタのドレイン領域となる第1導電型の半導
体基板上に、前記縦型の絶縁ゲート型トランジスタの
1のゲート電極および前シールド手段を構成する前記導
体層とが埋め込まれている絶縁膜を形成する工程と、半
導体基板上の前記絶縁膜をパターニングして前記半導体
基板の表面の一部が露出する第1および第2の開口部を
形成する工程と、前記絶縁膜および前記第1および第2
の開口部の形成によって露出した前記半導体基板の表面
の一部を覆うようにアモルファス半導体層を形成すると
ともに、該アモルファス半導体層に第1導電型の不純物
を拡散する工程と、所定の熱処理により、前記露出した
半導体基板の表面の一部を種結晶とする固相エピタキシ
ャル成長(Solid Phase Epitaxy,
SPE)を生じせしめ、前記アモルファス半導体層を単
結晶化して単結晶層を形成する工程と、前記絶縁膜の第
2の開口部より前記半導体基板を露出させるように前記
単結晶層をパターニングして、前記縦型の絶縁ゲート型
トランジスタのゲート電極の上部に位置する第1の単結
晶アイランドおよび前記シールド手段の上部に位置する
第2の単結晶アイランドを形成する工程と、 前記第1の
単結晶アイランドの上に前記縦型の絶縁ゲートトランジ
スタのゲート酸化膜および第2のゲート電極を形成する
とともに、前記第2の単結晶アイランドの上に前記横型
の絶縁ゲートトランジスタのゲート酸化膜およびゲート
電極を形成する工程と、 前記第1の単結晶アイランド中
に前記縦型の絶縁ゲート型トランジスタのチャネル領域
となる第2導電型の不純物領域を形成するとともに、該
第2導電型の不純物領域の一部に第1導電型の不純物を
拡散して、前記縦型の絶縁ゲート型トランジスタのソー
ス領域を形成する工程と、前記第2の単結晶アイランド
中に前記横型の絶縁ゲート型トランジスタのチャ ネル領
域となる第2導電型の不純物領域を形成するとともに、
該第2導電型の不純物領域の一部に第1導電型の不純物
を拡散して、前記横型の絶縁ゲート型トランジスタのソ
ース領域およびドレイン領域を形成する工程と、を有す
ることを特徴とする。
【0021】本発明のシールド電極埋め込み型の半導体
装置の製造方法である。
【0022】第1の開口部における露出した基板表面を
種結晶(シード)として用いて、固相エピタキシャル成
長(Solid Phase Epitaxy;SP
E)により縦型MOSFETのチャネル領域やソース領
域を形成するための単結晶層を形成する。第1の開口部
における種結晶(シード)部分は、電流経路としてトラ
ンジスタの一部を構成することになる。
【0023】また、第2の開口部における露出した基板
表面を種結晶(シード)として用いてSPE法により絶
縁膜上に、横型絶縁ゲート型トランジスタの能動層が形
成されるべき単結晶層を作成する。
【0024】(7)本発明は縦型の絶縁ゲート型トラ
ンジスタと横型の絶縁ゲート型トランジスタとを混載し
た半導体装置の製造方法であって、前記縦型の絶縁ゲー
トトランジスタのドレイン領域となる第1導電型の半導
体基板の表面の一部に第2導電型の不純物を導入し、シ
ールド手段を構成する不純物領域を形成する工程と、半
導体基板上に前記縦型の絶縁ゲート型トランジスタの第
1のゲート電極が埋め込まれている絶縁膜を形成する工
程と、半導体基板上の前記絶縁膜をパターニングして前
記半導体基板の表面の一部が露出する第1および第2の
開口部を形成する工程と、前記絶縁膜および前記第1お
よび第2の開口部の形成によって露出した前記半導体基
板の表面の一部を覆うようにアモルファス半導体層を形
するとともに、該アモルファス半導体層に第1導電型
の不純物を拡散する工程と、所定の熱処理により、前記
露出した半導体基板の表面の一部を種結晶とする固相エ
ピタキシャル成長(Solid Phase Epit
axy,SPE)を生じせしめ、前記アモルファス半導
体層を単結晶化して単結晶層を形成する工程と、前記絶
縁膜の第2の開口部より前記半導体基板を露出させるよ
うに前記単結晶層をパターニングして、前記縦型の絶縁
ゲート型トランジスタのゲート電極の上部に位置する第
1の単結晶アイランドおよび前記シールド手段の上部に
位置する第2の単結晶アイランドを形成する工程と、
記第1の単結晶アイランドの上に前記縦型の絶縁ゲート
トランジスタのゲート酸化膜および第2のゲート電極を
形成するとともに、前記第2の単結晶アイランドの上に
前記横型の絶縁ゲートトランジスタのゲート酸化膜およ
びゲート電極を形成する工程と、 前記第1の単結晶アイ
ランド中に前記縦型の絶縁ゲート型トランジスタのチャ
ネル領域となる第2導電型の不純物領域を形成するとと
もに、該第2導電型の不純物領域の一部に第1導電型の
不純物を拡散して、前記縦型の絶縁ゲート型トランジス
タのソース領域を形成する工程と、前記第2の単結晶ア
イランド中に前記横型の絶縁ゲート型トランジスタのチ
ャネル領域となる第2導電型の不純物領域を形成すると
ともに、該第2導電型の不純物領域の一部に第1導電型
の不純物を拡散して、前記横型の絶縁ゲート型トランジ
スタのソース領域およびドレイン領域を形成する工程
と、を有することを特徴とする。
【0025】本発明の半導体装置の製造方法である。半
導体基板の表面部分にシールド手段となる不純物領域を
形成しておく。その後、(6)の場合と同様に、SPE
により単結晶層を形成し、その単結晶層内に、縦型MO
SFETのソースや横型MOSFETのソース・ドレイ
ンを形成する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0027】(第1の実施の形態) (デバイスの特徴)図1(a)は本発明の半導体装置
(縦型のパワーMOSFET(nタイプ)と横型のNM
OSFET(nタイプ)とを混載したデバイス)の断面
構造を示す図であり、図1(b)は、図1(a)に示さ
れる縦型MOSFETの等価回路を示す図である。
【0028】縦型のパワーMOSFETは例えば、電力
用途に使用され、横型のMOSFETは、例えば、縦型
MOSFETの制御用に使用されるものである。
【0029】本実施の形態の特徴は、SOI構造の横型
MOSFETの下の絶縁膜中に、ポリシリコンからなる
シールド電極層60が埋め込まれていることである。こ
のシールド電極層60は、縦型MOSFETのゲート電
極と同一の材料で構成されており、また、横型MOSF
ETのソース端子S2(グランドとなっている)に接続
されている。
【0030】シールド電極層60は、半導体基板(n+
層10とn-層20とで構成され、縦型MOSFETの
ドレインとして機能する)の電位に起因する電界を遮断
し、横型のMOSFET(nタイプ)のチャネル領域2
32にバックチャネルが形成されるのを防止する。
【0031】つまり、図15に示すように、このシール
ド電極層60がない場合を考えると、チャネル領域23
2の下側の面(図15中で一点鎖線で囲む部分700)
に、基板電位(ドレイン電圧であり、例えば、12Vで
ある)の影響でチャネルが誘起され、リーク電流が流れ
る恐れがある。そこで、図1のデバイスでは、シールド
電極層60を設けたものである。
【0032】シールド電極層60は、SOI構造の横型
MOSFETの領域を完全にカバーするように配置する
のが望ましいが、場合によっては、少なくともチャネル
領域のみをカバーするように配設してもよい。
【0033】なお、図1では、nタイプの横型MOSF
ETの直下にのみシールド電極を配置してあるが、pタ
イプの横型MOSFETの直下にも形成するのが望まし
い。この場合、pタイプの横型MOSFETのしきい値
の変動を抑制するという効果が得られる。
【0034】(縦型MOSFETの構造)図1(a)の
左側に示されるのは、先に出願人が提案している「ダブ
ルゲート型の縦型パワーMOSFET(特願平7−99
685号公報)」である。
【0035】ダブルゲート型の縦型パワーMOSFET
は、ドレイン(n+)層,バッファ層(n-)層20と、
チャネル領域232と、チャネル領域100a,100
bと、ソース領域90a,90bと、ポリシリコンから
なる第1ゲート電極134と、同じくポリシリコンから
なる第2ゲート(埋め込みゲート)電極層50a,50
bと、第1のゲート絶縁膜70および第2のゲート絶縁
膜30a,30bと、ゲート電極120(端子G1aを
構成する),ソース電極110a,110b(端子S1
を構成する)と、ドレイン電極160(端子D1を構成
する)とを有している。なお、第2ゲート(埋め込みゲ
ート)に対する電極は図示されておらず、便宜上、端子
G1bのみ示してある。
【0036】この縦型MOSFETの等価回路は、図1
(b)に示すとおりであり、ドレイには、例えば、12
Vが印加されている。
【0037】ダブルゲートパワーMOSFETの特徴
は、図1(a)の左側や図2に示すように、2つのゲー
ト(134,50a,50b)によりチャネル領域(1
00a,100b)の上下に、第1および第2のチャネ
ル(ch1,ch2)を形成することである。ドレイン
電流(I1)は、裏面のドレイン電極160から第2ゲ
ート(50a,50b)に垂直に吸い上げられ、その
後、第2ゲート(50a,50b)の周囲の低抵抗層を
経由してチャネル領域に流れこむ。このような構造によ
り、オン抵抗の劇的な低減やソース領域(90a,90
b)の厚みの低減等を図ることができる。
【0038】なお、縦型MOSFETの構造としては、
上述の構造だけでなく、種々のものを採用できる。例え
ば、図14の左側に記載の構造でもよい。図14では、
チャネル領域700(p-)およびソース層(n+)71
0をSPE法で形成してある。図14において、参照番
号50a,50bはゲート電極層であり、参照番号60
0a,600bはゲート酸化膜であり、参照番号720
はソース電極である。また、図中の矢印(参照番号I
2)はドレイン電流を示す。
【0039】(横型MOSFETの構造)横型MOSF
ETは、図1(a)の右側に示すように、シールド電極
層60が埋め込まれた絶縁層上に形成されており、ソー
ス(n+)層234bと、ドレイン(n+)層234a
と、チャネル領域232と、ゲート絶縁膜80と、ポリ
シリコンからなるゲート電極層140(端子G2を構成
する)と、ソース電極130b(端子S2を構成する)
と、ドレイン電極130a(端子D2を構成する)とで
構成されている。
【0040】(デバイスの製造方法)次に、図1(a)
の構造の製造方法を説明する。
【0041】(1)図3に示すように、半導体基板(n
+層10,n-層20)上に熱酸化膜40を形成し、次
に、ポリシリコン層50a,50b,50cを形成す
る。ここで、ポリシリコン層50a,50bは縦型MO
SFETのゲート電極となる層であり、ポリシリコン層
50cはシールド電極60となる層である。
【0042】(2)次に、図4に示すように、CVD法
によりSiO2膜35を形成する。これにより、縦型M
OSFETのゲート電極(50a,50b)と、シール
ド電極(60)とを同時に絶縁膜中に埋め込むことがで
きる。つまり、シールド電極形成のための特別の工程の
増加は不要である。
【0043】(3)次に、図5に示すように、CVDS
iO2膜35をパターニングして、基板の表面の一部を
露出させる。露出した部分(ア)は縦型MOSFET用
の単結晶層形成のための種結晶部(シード部)となり、
(イ)は横型MOSFET用の単結晶層形成のための種
結晶部(シード部)となる。
【0044】(4)次に、図6に示すように、CVD法
によりアモルファスシリコン膜200を堆積する。この
とき、n型不純物をドープする。続いて、所定の熱処理
(アニール)を行うことにより、種結晶部(ア),
(イ)を起点とした固相エピタキシャル成長(SPE)
を生じせしめ、図7に示すように、アモルファスシリコ
ン膜200を単結晶化して、n-型の単結晶層(SPE
層)210を形成する。
【0045】図6および図7に示す工程の実施にあたっ
ては、本願発明者が先に提案している、特願平6−19
3604号に記載の技術を用いるのが望ましい。
【0046】つまり、固相エピタキシャル成長(SP
E)を有効に生じさせるためには、半導体基板の表面に
おける自然酸化膜の生成を抑制しなければならず、通常
なら分子線エピタキシャル装置等の超高真空装置を使用
する必要がある。しかし、本願発明者は、先に、LSI
の生産現場で使用されている減圧CVD装置等を使用し
た、量産に適したSPEによるSOI構造の形成方法を
提案しており(特願平6−193604号)、本実施の
形態では、この方法を使用する。
【0047】つまり、具体的には、図6の工程に先立
ち、まず、図5の状態のデバイスを希HF溶液に侵漬
し、基板表面の自然酸化膜を除去するのと同時に表面の
末結合手をH(水素)原子で終端して不活性とし、次
に、低温状態にある減圧CVD装置の石英管に図5のデ
バイスを装填して昇温し、成膜温度に達成するまでの
間、シラン系ガス(例えば、SiH4ガス)を流すこと
により石英管を実質的に数mTorrの圧力にした雰囲
気下にし、アモルファスシリコンの成膜を行うまでの
間、種結晶部(ア),(イ)に自然酸化膜が再成長する
ことを防ぐ。
【0048】そして、成膜温度に達した後に成膜用ガス
(例えば、Si26)を導入して成膜を行って、図6に
示すように、アモルファスシリコン膜200を形成し、
次に、600℃程度で所定時間の熱処理を施すことによ
り、固相エピタキシャル成長を生じせしめ、図7に示す
ような単結晶層210を形成する。この方法は、アモル
ファス半導体膜の成膜に通常の減圧CVD装置を使用で
きるために非常に低コストであり、量産性にも優れてい
る。
【0049】(5)次に、図8に示すように、単結晶層
210をパターニングして、単結晶アイランド220,
230を形成する。
【0050】(6)次に、図9に示すように、ゲート酸
化膜70,80と、ポリシリコンからなるゲート電極層
134,140を形成する。
【0051】(7)次に、図10に示すように、ゲート
電極層134,140をマスクにボロン(B)あるいは
BF2をイオン打ち込みし、所定の温度,所定の時間の
熱処理により不純物をドライブイン拡散させることによ
り、p型層222a,222b,232を形成する。
【0052】(8)次に、図11に示すように、砒素
(As)をイオン打ち込みし、その後、アニールにより
イオン打ち込みのダメージを回復させることにより、n
+層224a,224b,234a,234bを形成す
る。
【0053】(9)次に、図12に示すように、絶縁膜
170をCVD法により形成する。その後、絶縁膜17
0をパターニングし、アルミニュウム等からなる電極を
形成することにより、図1(a)のようなデバイスが完
成する。
【0054】(第2の実施の形態)図13(a)に、本
発明の第2の実施の形態(パワーMOSFET)の構造
を示す。
【0055】本実施の形態の特徴は、SOI構造の横型
MOSFETの下(下地絶縁膜の下)に、p型のシール
ド層400を形成し、これを縦型MOSFETのソース
端子S1(グランドとなっている)に電気的に接続して
いることである。その他の構造は、図1(a)と同じで
ある。
【0056】このp型のシールド層400は、図1のデ
バイスにおけるシールド電極60と同様の働きをして、
横型MOSFETにおけるバックチャネル形成を防止し
たり、しきい値電圧の変動を抑制する。
【0057】ここで、注目すべきは、p型のシールド層
400が、図13(b)に示される縦型MOSFETの
保護ダイオード500を構成する層でもあるということ
である。保護ダイオード500は縦型MOSFETのド
レイン・ソース間に並列に接続されており、縦型MOS
FETのドレイン(D1)に過電圧が印加されると、ブ
レークダウンして過渡電流をバイパスする働きをもつ。
【0058】通常、パワーMOSFETは、基板の表面
に、基板と反対導電型の不純物層を形成し、例えば、そ
の不純物層をアノードとし、基板をカソードとする保護
ダイオード500を内蔵して、パワーMOSFETの破
壊を防止している。
【0059】本実施の形態では、その保護ダイオードを
構成する不純物層を、SOI構造の横型MOSFETが
構成される領域の、下地絶縁膜の直下にも形成すること
により、これをシールド層としても利用するものであ
る。これにより、特別な工程を付加することなく、シー
ルド層を形成できる。
【0060】図13(a)の構造の製造方法は、図1
(a)の構造の製造方法(図3〜図12)とほぼ同じで
ある。シールド層となるp型層400は、図3に示す工
程の前に、半導体基板の表面にボロンを選択的に打ち込
み形成する。
【0061】以上説明したように、本発明によれば、縦
型パワーMOSFETと制御回路用のCMOS回路とを
共通の基板に混載することが可能となる。なお、パワー
MOSFETに代えて、IGBT(Insulated
Gate BipolarTransistor)を
搭載することも可能である。また、絶縁膜上に形成され
る単結晶層に形成されるのは、CMOSに限らず、バイ
ポーラトランジスタでもよい。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態にかかる半
導体デバイス(縦型MOSFETと横型MOSFETの
混載IC)の断面構造を示す図であり、(b)は(a)
に示される縦型MOSFETの等価回路を示す図であ
る。
【図2】図1(a)に示されるダブルゲート型パワーM
OSFETの特徴と動作を説明するための図である。
【図3】図1(a)のデバイスの製造方法における、第
1の工程を示すデバイスの断面図である。
【図4】図1(a)のデバイスの製造方法における、第
2の工程を示すデバイスの断面図である。
【図5】図1(a)のデバイスの製造方法における、第
3の工程を示すデバイスの断面図である。
【図6】図1(a)のデバイスの製造方法における、第
4の工程を示すデバイスの断面図である。
【図7】図1(a)のデバイスの製造方法における、第
5の工程を示すデバイスの断面図である。
【図8】図1(a)のデバイスの製造方法における、第
6の工程を示すデバイスの断面図である。
【図9】図1(a)のデバイスの製造方法における、第
7の工程を示すデバイスの断面図である。
【図10】図1(a)のデバイスの製造方法における、
第8の工程を示すデバイスの断面図である。
【図11】図1(a)のデバイスの製造方法における、
第9の工程を示すデバイスの断面図である。
【図12】図1(a)のデバイスの製造方法における、
第10の工程を示すデバイスの断面図である。
【図13】(a)は本発明の第2の実施の形態にかかる
半導体デバイスの断面構造を示す図であり、(b)は
(a)に示される縦型MOSFETの等価回路を示す図
である。
【図14】本発明のデバイスに搭載可能な縦型パワーデ
バイスの他の例を説明するための図である。
【図15】図1(a)に示されるシールド電極がない場
合の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
10 ドレイン(n+)層 20 バッファ(n-)層 50a,50b 第2ゲート電極(埋め込みゲート電
極) 60 シールド電極層 70,80 ゲート酸化膜 90a,90b ソース領域 100a,100b チャネル領域 110a,110b,130b ソース電極 120 第1ゲート電極 130,160 ドレイン電極 134 ポリシリコンゲート層 234a,234b ドレインおよびソース層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 27/04 H01L 27/06 102D 27/06 29/78 613A 311 29/786

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦型の絶縁ゲート型トランジスタと横型
    の絶縁ゲート型トランジスタとを混載した半導体装置で
    あって、 前記縦型の絶縁ゲート型トランジスタは、半導体基板を
    構成要素の一つとしており、 前記横型絶縁ゲート型トランジスタは、前記半導体基板
    を覆う絶縁膜上に形成されたSOI(Silicon
    On Insulator)構造のトランジスタであ
    り、 前記横型絶縁ゲート型トランジスタの少なくともチャネ
    ル領域の下には、前記半導体基板の電位による影響を遮
    断するためのシールド手段が設けられ 前記シールド手段は、前記半導体基板の表面部分に形成
    され、前記半導体基板の導電型とは反対の導電型を有
    し、かつ所定電位の不純物領域からなる ことを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記半導体基板は、裏面側に前記縦型の絶縁ゲート型ト
    ランジスタのドレイン電極が形成されており、 前記シールド手段を構成する前記不純物領域は、前記縦
    型の絶縁ゲート型トランジスタのソース電極と接続さ
    れ、 前記半導体基板および前記不純物領域は、 前記縦型の絶
    縁ゲート型トランジスタの保護ダイオードを構成するこ
    を特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 縦型の絶縁ゲート型トランジスタと横型
    の絶縁ゲート型トランジスタとを混載した半導体装置の
    製造方法であって、前記縦型の絶縁ゲートトランジスタのドレイン領域とな
    る第1導電型の 半導体基板上に、前記縦型の絶縁ゲート
    型トランジスタの第1のゲート電極および前シールド手
    段を構成する前記導体層とが埋め込まれている絶縁膜を
    形成する工程と、 半導体基板上の前記絶縁膜をパターニングして前記半導
    体基板の表面の一部が露出する第1および第2の開口部
    を形成する工程と、 前記絶縁膜および前記第1および第2の開口部の形成に
    よって露出した前記半導体基板の表面の一部を覆うよう
    にアモルファス半導体層を形成するとともに、該アモル
    ファス半導体層に第1導電型の不純物を拡散する工程
    と、 所定の熱処理により、前記露出した半導体基板の表面の
    一部を種結晶とする固相エピタキシャル成長(Soli
    d Phase Epitaxy,SPE)を生じせし
    め、前記アモルファス半導体層を単結晶化して単結晶層
    を形成する工程と、前記絶縁膜の第2の開口部より前記半導体基板を露出さ
    せるように前記単結晶層をパターニングして、前記縦型
    の絶縁ゲート型トランジスタのゲート電極の上部に位置
    する第1の単結晶アイランドおよび前記シールド手段の
    上部に位置する第2の単結晶アイランドを形成する工程
    と、 前記第1の単結晶アイランドの上に前記縦型の絶縁ゲー
    トトランジスタのゲート酸化膜および第2のゲート電極
    を形成するとともに、前記第2の単結晶アイランドの上
    に前記横型の絶縁ゲートトランジスタのゲート酸化膜お
    よびゲート電極を形成する工程と、 前記第1の単結晶アイランド中に前記縦型の絶縁ゲート
    型トランジスタのチャネル領域となる第2導電型の不純
    物領域を形成するとともに、該第2導電型の不純物領域
    の一部に第1導電型の不純物を拡散して、前記縦型の絶
    縁ゲート型トランジスタのソース領域 を形成する工程
    と、前記第2の単結晶アイランド中に前記横型の絶縁ゲート
    型トランジスタのチャネル領域となる第2導電型の不純
    物領域を形成するとともに、該第2導電型の不純物領域
    の一部に第1導電型の不純物を拡散して、前記横型の絶
    縁ゲート型トランジスタのソース領域およびドレイン領
    を形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 縦型の絶縁ゲート型トランジスタと横型
    の絶縁ゲート型トランジスタとを混載した半導体装置の
    製造方法であって、前記縦型の絶縁ゲートトランジスタのドレイン領域とな
    る第1導電型の 半導体基板の表面の一部に第2導電型の
    不純物を導入し、シールド手段を構成する不純物領域を
    形成する工程と、 半導体基板上に前記縦型の絶縁ゲート型トランジスタの
    第1のゲート電極が埋 め込まれている絶縁膜を形成する
    工程と、 半導体基板上の前記絶縁膜をパターニングして前記半導
    体基板の表面の一部が露出する第1および第2の開口部
    を形成する工程と、 前記絶縁膜および前記第1および第2の開口部の形成に
    よって露出した前記半導体基板の表面の一部を覆うよう
    にアモルファス半導体層を形成するとともに、該アモル
    ファス半導体層に第1導電型の不純物を拡散する工程
    と、 所定の熱処理により、前記露出した半導体基板の表面の
    一部を種結晶とする固相エピタキシャル成長(Soli
    d Phase Epitaxy,SPE)を生じせし
    め、前記アモルファス半導体層を単結晶化して単結晶層
    を形成する工程と、前記絶縁膜の第2の開口部より前記半導体基板を露出さ
    せるように前記単結晶層をパターニングして、前記縦型
    の絶縁ゲート型トランジスタのゲート電極の上部に位置
    する第1の単結晶アイランドおよび前記シールド手段の
    上部に位置する第2の単結晶アイランドを形成する工程
    と、 前記第1の単結晶アイランドの上に前記縦型の絶縁ゲー
    トトランジスタのゲート酸化膜および第2のゲート電極
    を形成するとともに、前記第2の単結晶アイランドの上
    に前記横型の絶縁ゲートトランジスタのゲート酸化膜お
    よびゲート電極を形成する工程と、 前記第1の単結晶アイランド中に前記縦型の絶縁ゲート
    型トランジスタのチャネル領域となる第2導電型の不純
    物領域を形成するとともに、該第2導電型の不純物領域
    の一部に第1導電型の不純物を拡散して、前記縦型の絶
    縁ゲート型トランジスタのソース領域 を形成する工程
    と、前記第2の単結晶アイランド中に前記横型の絶縁ゲート
    型トランジスタのチャネル領域となる第2導電型の不純
    物領域を形成するとともに、該第2導電型の不純物領域
    の一部に第1導電型の不純物を拡散して、前記横型の絶
    縁ゲート型トランジスタのソース領域およびドレイン領
    を形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP15023096A 1996-05-22 1996-05-22 半導体装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3424146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15023096A JP3424146B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15023096A JP3424146B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 半導体装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09312398A JPH09312398A (ja) 1997-12-02
JP3424146B2 true JP3424146B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=15492399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15023096A Expired - Fee Related JP3424146B2 (ja) 1996-05-22 1996-05-22 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3424146B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4783975B2 (ja) * 2000-11-21 2011-09-28 富士電機株式会社 Mis半導体装置およびその製造方法
JP5045441B2 (ja) 2005-03-03 2012-10-10 富士電機株式会社 半導体装置およびその製造方法
JP7085352B2 (ja) * 2018-01-15 2022-06-16 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09312398A (ja) 1997-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5985708A (en) Method of manufacturing vertical power device
US5349225A (en) Field effect transistor with a lightly doped drain
US5420055A (en) Reduction of parasitic effects in floating body MOSFETs
JPH01264253A (ja) 半導体装置の製造方法
US6300207B1 (en) Depleted sidewall-poly LDD transistor
KR100413015B1 (ko) 표면채널PMOS트랜지스터를가진BiCMOS소자의제조방법
US6465308B1 (en) Tunable threshold voltage of a thick field oxide ESD protection device with a N-field implant
US5430318A (en) BiCMOS SOI structure having vertical BJT and method of fabricating same
JP2718907B2 (ja) Pic構造体及びその製造方法
JP2814079B2 (ja) 半導体集積回路とその製造方法
JP2633873B2 (ja) 半導体BiCMOS装置の製造方法
JP3424146B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
EP0308612A2 (en) Field effect transistor and manufacturing method thereof
JPS638623B2 (ja)
JP3285997B2 (ja) 絶縁ゲート型電力用半導体素子
EP0281032B1 (en) Semiconductor device comprising a field effect transistor
JPH0575041A (ja) Cmos半導体装置
JPS6359258B2 (ja)
JP2001257348A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0430194B2 (ja)
JP2953061B2 (ja) 高耐圧mosトランジスタとその製造方法
JPH09199716A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH09129856A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR890004425B1 (ko) 채널 영역만을 고농도로 도우핑시킨 서브마이크론mosfet장치 및 그 제조방법
JP3338128B2 (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030325

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees