JP3423319B2 - 輸送品の経過時間を監視するための装置及び方法 - Google Patents

輸送品の経過時間を監視するための装置及び方法

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JP3423319B2
JP3423319B2 JP52096595A JP52096595A JP3423319B2 JP 3423319 B2 JP3423319 B2 JP 3423319B2 JP 52096595 A JP52096595 A JP 52096595A JP 52096595 A JP52096595 A JP 52096595A JP 3423319 B2 JP3423319 B2 JP 3423319B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、輸送品の経過時間を監視する領域に関する
ものである。
郵便発送物の経過時間を監視するために、輸送しよう
とする郵便発送物と共に郵便局に出す経過時間試験装置
を用いることが普通であり、郵便発送物の移動経過を登
録する装置を備える。既に知られたこの種の装置には、
発送物の全発送時間について、移動を登録する運動セン
サが含まれている。その際、輸送の際に発生する力がセ
ンサに作用し、その測定値が移動−時間−ダイヤグラム
に保持される。発送物が休止状態にある場合、すなわ
ち、輸送が行われない場合は、記録は行われない。そう
した装置を用いれば、発送物が、例えば、多段階の輸送
の後で、容認できないやり方で、数日休止状態に置かれ
たかどうかを確認することができる。
経過時間試験装置によって記録された移動−時間−ダ
イヤグラムは、中央機関で評価され、通常の場合、輸送
経過、及び輸送時間が解っているので、目標/実際−比
較によって、場合によっては発生する配達、あるいは、
発送の停止を極限することができる。測定値を記憶する
ためのメモリと評価電子回路を備えた経過時間−監視装
置が既に知られており、その際、運動センサ、測定値の
メモリと評価回路が部分フレキシブル・ベース上に配置
され、厚さが通常の書簡の厚さであるμ5mmに対応して
いる。書簡選別装置で処理することで、郵便局の書簡処
理装置の剛性測定の際に、除外されないように、こうし
た経過時間監視装置を形成する。
印刷物マーケット及び技術No.9〜10、1979年3月、ペ
ージ60〜62から、加速度センサを備え、その測定値が記
憶され、評価装置に導かれる輸送品の衝撃負荷を監視す
るための方法及び装置が知られている。その際、3つの
成分、x,y,及びzの信号が積分される。積分値は、メモ
リに記憶される。補助値がデジタル化される。
既知の装置には、移動と休止状態だけしか検知でき
ず、移動状態において実際に生じる移動方法、あるい
は、使用した輸送手段を正確に区別することができな
い、という欠点がある。
本発明は、輸送品の経過時間を監視するための装置及
び方法を得て、それを用いて、発送機関中に生じる輸送
手段、輸送結果、移動方法を識別できるようにする、と
いう課題を基礎としている。
本発明に従って、請求項1及び14の特徴によって、こ
の課題は解決される。本発明の好ましい実施形態は、記
述とプレアンブルから見て取れる。
本発明の好ましい実施形態に従って、その測定値を記
憶し、それを評価装置に導く、運動センサを備えた監視
装置の場合、それぞれ、予め定められたサイクル持続時
間Tを用いて、センサの測定値をデジタル化し、それぞ
れ、予め定められた数のN測定値から、予め定められた
数kの周波数スペクトルを求め、その後で、k周波数ス
ペクトルの積分を行い、積分した周波数スペクトルをメ
モリに記憶させる。
狭帯域の帯域パス・フィルタを用いて、周波数スペク
トルを求めることによって、本発明を実現することがで
きる。
本発明によって、特に、エネルギー及び記憶場所を節
約して、センサの測定値を評価することができる。
運動エネルギーが増大するにつれて減少するスペクト
ルについて、周波数スペクトルの数kを積分することに
よって、運動エネルギーに方法の感度を適合させること
ができる。
本発明の好ましい実施形態の場合、運動エネルギーが
予め定められた最小運動エネルギーSmよりも小さけれ
ば、周波数スペクトルの計算だけを行う。それによっ
て、特にエネルギーを節約して、手順を行うことができ
る。
運動エネルギーの特に単純な測定量は、隣接する測定
値の距離の量の合計、あるいは、予め定められた測定間
隔における隣接する測定値のばらつきである。
積分したスペクトルを非線形圧縮すると、メモリの必
要量を削減することができる。
パラメータ適合によって、感度が一定である場合の最
小運動エネルギーの値を適合させることができる。
周波数スペクトルの数kを積分し、運動センサの負荷
の下で測定した、使用した試験装置の供給電圧に応じ
て、サイクル持続時間Tを制御することによって、利用
できるバッテリー・エネルギーを時間的に最適に利用す
ることができる。
特に、低温の場合に、エネルギー供給のために使用し
たバッテリーのエネルギー損失を考慮するために、供給
電圧が予め定められた値を下回った場合にセンサを停止
し、供給電圧が第2の予め定められた値に達した場合
に、再度センサを動作させる。
以下では、図面を用いて、本発明を実例で説明する。
図1は郵便ポスト開函コース、道路輸送、飛行機、及
び配達の積分した強度スペクトルを示す。
図2は周波数スペクトルの強度に依存した計算の手順
ダイヤグラムを示す。
図3は強度に応じた様々なセンサ・サイクルの表現を
示す。
図4は自動入力制御の場合の電圧の推移を示す。
図5は図4の状態移行の電圧の推移を示す。
本発明の好ましい実施形態では、装置は、加速度セン
サ、集積アナログ/デジタル−コンバータを備えたマイ
クロ・コントローラ、及び、メモリ、特にRAMで構成さ
れている。そうすることによって、書簡選別機で装置を
処理し、郵便局の書簡選別機での剛性測定の場合には除
外されないので、C6−標準書簡の形式で形成することが
有利である。運動センサは、加速度に比例したセンサ信
号を送出し、その信号はアナログ/デジタル−コンバー
タ(ADU)によって、デジタル化される。マイクロ・コ
ントローラでは、フーリエ変換による周波数スペクトル
への信号別の処理が行われ、周波数スペクトルは、圧縮
された形でメモリに記憶される。測定値の記録を終了し
た後、記憶されたスペクトルが読み取られ、評価され
る。その際、輸送の間の装置の評価の時間的経過に対す
る周波数スペクトルの時間的割り当てが行われる。例え
ば、自動車、鉄道、徒歩輸送、飛行機といった様々な輸
送手段が、それぞれ特徴的なスペクトル推移を示すの
で、輸送プロセスの時間的推移を識別することができ
る。
図1には、4つの輸送タイプ、すなわち、郵便ポスト
開函コース、道路輸送、航空、及び配達に関して、特徴
的な強度スペクトルを示してある。輸送媒体、あるい
は、輸送タイプを識別するほかに、スペクトルによっ
て、例えば、出発、到着、速度変化といったそれぞれ発
生する輸送結果を識別することができる。というのは、
本発明に従った装置によって記録された輸送手段の特定
の速度特性に反映されるからである。特に、8、16、2
4、及び32Hzの周波数を持つスペクトルを使用すること
が有利である。
下記では、本発明に従った方法の実施形態を詳細に説
明する。図2の推移ダイヤグラムに従って、例えば、T
=60秒のサイクル時間で、手順は繰り返して動作する。
サイクルの最初に、まず、静止状態で検知が行われる。
数日以上の書簡の行程の場合、静止状態が全経過時間の
大部分を占め、50〜95パーセントを占めることがある。
従って、それを認識することが特に重要である。静止状
態の検知は、基本的に、スペクトル関数の評価を用いて
行うが、別個の検知方法、あるいは、別個の静止検知器
を用いた検知には、高速、場合によっては、高い感度、
及び感度に対して僅かなエネルギー必要量であるという
利点がある。
サイクルの始めに、センサの供給電圧を入れ、センサ
の予め定められた開始電圧値に達するのを待つ。そうす
ることによって、特性振動開始時間TSを有する指数関数
に従って、センサが振動する、ということを考慮に入れ
る。センサの振動開始時間として、例えば、センサの出
力電圧が、固定最終値の1/2LSB(最下位のビット)で振
動するまで、センサの供給電圧を掛けた後に発生する時
間を選択しなければならない。振動曲線の前部では、静
止状態の検知が行われる。運動強度が低くても、運動状
態を確実に検知できるように、静止状態の検知は、でき
るだけ大きい感度で行うべきである。他方、この領域で
は、スペクトル関数を計算する必要はない。従って、静
止を検知するために、センサの信号の全エネルギーを利
用し尽くす。全エネルギーの尺度は、限定された測定間
隔でのセンサ信号のばらつき(標準偏差の平方)、ある
いは、曲率、すなわち、限定された測定間隔での隣接し
た測定値の距離の量の合計である。後者の量の場合、振
動曲線の曲率が、センサの振動励起度に依存する、とい
うことを利用する。
図2に従った推移ダイヤグラムでは、Nスキャニング
値の間隔の合計を行う。
次の式が当てはまる場合、静止状態が想定される: S<STH(N) 運動検知の感度は、S(静止)でのSTH(N)が、ど
れほど、絶対静止曲率値に接近するかということに依存
する。
静止検知器が“運動”を検知した後で、同じセンサ・
サイクルのスペクトルを決定できるように、センサの振
動曲線の前部で静止の検知を行った後で、その後ろの部
分のスペクトル関数の計算を行う。この場合、静止検知
器によって認識された運動状態が、0とは異なっている
スペクトルとして確認されるように、静止検知器とスペ
クトル関数の計算を互いに調整しなければならない。S
TH(N)の自動パラメータ適合によって、感度が高い場
合の静止検知器の安定した機能を達成することができ
る。そのためには、STH(N)を2つの項に分解する。
STH(N)=Sbase+Spar゜ Sbaseは、閾値STH(N)の適合させた基本値であり、
他方、Sparは、運動検知器の感度を決定する定パラメー
タ成分である。これまでのSbaseと実際の曲率値Sか
ら、最小値を決定することによって、曲率Sを計算した
後で、基本値Sbaseの適合を行う。
Sbase=min(Sbase,S) こうしたパラメータ適合を行えば、閾値STH(N)の
基本値が常に最適に静止曲率値に保持される、というこ
とが得られる。スペクトルが全体として強度0を生じさ
せ、その後で、静止検知器が運動を認識する場合、閾基
本値が1だけ高まるならば、静止の検知とスペクトルの
計算との間の一貫性が保証される。閾値Sbaseの基本値
が下方にドリフトする場合、あるいは、静止検知の間に
短時間の運動が行われ、後のスペクトル計算のための測
定時間中に、運動が行われない場合に、この事例が生じ
ることがある。後者の場合に、基本値が誤って高まった
場合、静止検知の際に次のようなサイクルと付属のパラ
メータ追跡を行って、修正が行われる。
エネルギー尺度Sの計算と基本値Sbaseのパラメータ
追跡を行った後で、静止5の試験が行われる。この試験
(j)でプラスの結果が出た場合は、センサの供給電圧
が切られる。マイナスの結果が出た場合は(N)、中間
強度、S>Smediで試験が行われ、その際、Smediは、中
間運動エネルギーを特徴付ける予め定められた値であ
る。この試験でマイナスの結果が出た場合は(N)、強
度が低い場合に特徴的な予め定められた数のスペクトル
について積分が行われる。この試験でプラスの結果が出
た場合は、(j)引き続いて、高い強度、S>Shigh
試験が行われ;この試験でマイナスの結果が出た場合
は、中間強度として運動が分類され、結果がマイナスの
場合は(j)、高い強度で分類が行われる。
強度の分類が、小、中間、大として行われたかどうか
に従って、多い、中間、少ない数のスペクトルが積分さ
れる。センサ信号のそれぞれNスキャニング値に関する
Kスペクトルの積分は、Kスペクトルに関する平均値に
相当し、統計的変動の効果を削減する。強度が低い場合
のそうした変動の影響が大きいか、あるいは、強度が増
大する場合に、影響が減少するので、強度が増大するに
つれて、累積スペクトルの数が減少することがある。強
度が小さい場合、積分する望ましいスペクトルの数は、
K=80であり、中間K=40、大きいK=20である。
測定値の場合、時間的に離散した信号が問題になるの
で、好ましくは、離散フーリエ変換の形式を用いて処理
し、累積和として積分11を行う。離散フーリエ変換の形
式から、4つのスペクトル線、F1、F2、F3、F4の好まし
い事例について、それぞれ実部及び虚部から成るFm=Re
m+Immということが得られ、m=1、・・・・・、4で
ある。その場合、スペクトル線の実部及び虚部Rem及びI
mmは、互いに連続するスキャニング値f0,f1、・・・f7
から、次のように表現される: Re1=F(f0−f4)+Fcos(π/4)(f1+f7−f3−f5) Im1=F(f2−f6)+Fcos(π/4)(f1+f3−f5−f7) Re2=F(f0−f2+f4−f6) Im2=F(f1+f5−f3−f7) Re3=F(f0−f4)+Fcos(π/4)(f3+f5−f1−f7) Im3=F(f6−f2)+Fcos(π/4)(f1+f3−f5−f7) Re4=F(f0+f2+f4+f6−f1−f3−f5−f7) Im4=0 ここで、Fは、切り捨て誤差を最小にするために最適
に選択すべき計数である(F16)。
|Fm|iの個別のスペクトル成分をそれぞれKスペクト
ルについて合計することによって、スペクトル積分11を
行う。
ここで、二乗及び根を得ることなく得られる近似で合
計を行うことが有利である。
|Fm|=max(|Rem|,|Imm|) 強度の動的領域は、105の大きさである。従って、ス
ペクトルを記憶するために必要とされるメモリ必要量を
削減するために、積分したスペクトル線を非線形圧縮13
して、動的領域を24の大きさだけ削減することが有利で
ある。こうすることによって、それぞれ2つのスペクト
ル線をメモリの中で1バイトにまとめることができる。
好ましい実施形態の場合、Tablelookについて圧縮を行
う。その際、累乗関数に従って、圧縮表の値を決定す
る: g(n)=AW*bn 次のような圧縮表が得られる: ここで、AWは、システムの下位限界感度を決定する最
も値の低い表の記入項目である。値の最も値の大きい表
の記入項目は、AW・B14である。圧縮表の動力学は、B
によって決定され、AW及びAW・15によって算出される。
非線形圧縮13を行った後、スペクトル14を特にRAMに記
憶する。
基本値のパラメータ追跡に関連して既に述べたよう
に、フーリエ変換の結果を閾基本値にフィードバックし
て、静止検知器とフーリエ変換との間の応答閾値の最適
な同期を達成することが有利である。RAMにスペクトル
を記憶させた後で、こうしたパラメータ追跡15を行う。
パラメータ追跡を行った後、このサイクルのためのセン
サの電圧供給を停止する16。
図3には、3つの異なるセンサ・サイクルを示してあ
り、強度が高いサイクル、強度が低いサイクル、静止検
知を行うサイクルQDも示してある。強度が高い場合は、
センサの振動開始領域、あるいは、センサ電圧U
sensで、静止検知、並びにフーリエ変換を行う、という
ことが認められる。多数の測定値について積分を行う低
い強度の場合、振動開始曲線の後部のフーリエ変換を行
う。それとは対照的に、静止検知に成功した場合、既に
QDの終了後にセンサの電圧供給を遮断する。
図4には、本発明に従った装置の場合に電圧供給のた
めに使用したバッテリーの空転電圧、及び、時間Tに応
じて温度が変化する場合にセンサUlsensの負荷を受けた
バッテリーの電圧を示してある。減少したバッテリー容
量を計算に入れるために、装置の入力を瞬間に利用可能
な容量、あるいは、測定した電圧に適合させることが有
利である。合計する幾つかのスペクトル、あるいは、サ
イクル時間、あるいは、評価した幾つかの測定値、ある
いは、その両方をバッテリー容量に適合させることによ
って、これを有利に達成することができる。
次の表には、好ましい温度依存出力適合を示してあ
る。
異なる電圧は、異なるサイクル長さを有する異なる電
力状態PS、及び、積分するスペクトル数に対応してい
る。基本的に、温度制御した出力適合の場合、電圧U
LSENSが、限界電圧U2を下回ると、出力が減少する。
図4には、まず、U2よりも大きい測定した負荷電圧U
LSENSを示してあり、装置はPS0標準状態にある。瞬間の
エネルギー消費は、実際の運動強度によって決定され
る。サイクル時間は常に60秒である;静止時間では、装
置は、静止状態にあり、運動中は、特に、運動強度に依
存した20、40、あるいは、80スペクトルから、全スペク
トルを算出する。
ULSENSがU2以下に下がると、装置は、PS1に移行し、
その際、出力が減少する。測定した電圧ULSENSがU2−dU
よりも小さくなく、U2+Hよりも大きくならない長さだ
け、システムはPS1に留まる。パラメータHは、PS1から
PS0への移行の際にヒステリシスとして、システムが振
動を開始することを防止する。
一般的に、状態移行に対して次のような関係が当て嵌
まる: UL<U2−idUであれば、PS(i+1)後の移行 UL>U2−(i−1)dU+Hであれば、PS(i−1)後の
移行 U5=U2−N・duの場合、実際の負荷出力ULSENSが限界
値U5を下回ると、いわゆる一時的停止モード(PS4)、
時点t2への移行が行われる。一時的停止モードでは、も
はやセンサの動作が行われず、データを維持するために
残りのバッテリー容量が保存される。
一時的停止モードでは、通常のサイクル時間に、幾度
もバッテリー電圧ULADUの測定が行われる。すなわち、
センサには負荷が掛からない。それによって、ULADUがU
LSENSよりも大きくなる;時点t2の場合の図4と参照す
ること。一時的停止モードへ移行すれば、この場合、ま
だ僅かな負荷を駆動するので、バッテリーは、一定の限
界で回復することができる。これによって、実際にバッ
テリー容量の増大と結び付くことなく、空転電圧が上昇
することができる。こうした理由から、測定したULADU
が、少なくともduADU=U1−U3だけ増大した場合に、一
時的停止モードからモードPS3への移行が行われる。時
点T3までの図4に、この事例を示してある。パラメータ
として、大きさDOADUを表現しなければならない。
バッテリーの寿命の終わりに、電圧測定の際の負荷に
よって、バッテリーの電圧が低下し、データ保存が危険
に晒されることがある。従って、一時的停止モードPS5
で測定したバッテリーの電圧が特定の閾値U4以下に低下
し、不可逆スリープ・モードPS5への移行が行われるこ
とがある。このスリープ・モードは、別の電力状態へ移
行せず、時間も同様に記録されない。
図5には、本発明に従った装置の出力を自動的に適合
させた場合の状態移行をグラフ表示してある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G08G 1/123 G01P 15/00 C (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 15/00 G01D 21/00 G04F 10/00 G08G 1/123 G07C G01H G01D 9/00

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加速度センサを備えた監視装置によって、
    発送運動が登録され、その測定値が記憶され、評価装置
    に導かれる、輸送品の経過時間を監視するための方法に
    おいて、 輸送品の経過時間を監視するための装置及び方法におい
    て、それぞれ、予め定められたサイクル持続時間Tに、
    それぞれ予め定められた数のN測定値まで、予め定めら
    れた数のMスペクトル線から成る、予め定められた数の
    K周波数スペクトルを求めること、各々のサイクルTの
    終わりに、正確なM積分を行ったスペクトル線が得られ
    るように、K周波数スペクトルの積分を行うこと、及び
    積分した周波数スペクトルをメモリに記憶させ、その
    際、輸送品の全経過時間に関する測定値をメモリに記憶
    させ、輸送目的地で、輸送経過を再構成するための評価
    を行うことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】加速度センサを備えた監視装置によって、
    発送運動が登録され、その測定値が記憶れ、評価装置に
    導かれる、輸送品の経過時間を監視するための方法にお
    いて、 輸送品の経過時間を監視するための装置及び方法におい
    て、それぞれ、予め定められたサイクル持続時間Tに、
    測定値をデジタル化し、それぞれ予め定められた数のN
    測定値から、予め定められた数のMスペクトルで構成さ
    れる予め定められた数Kの周波数スペクトルを算出する
    こと、各々のサイクルTの終わりに、正確なM積分を行
    ったスペクトル線が得られるように、K周波数スペクト
    ルの積分を行うこと、及び、積分した周波数スペクトル
    をメモリに記憶させ、その際、輸送品の全経過時間に関
    する測定値をメモリに記憶させ、輸送目的地で、輸送経
    過を再構成するための評価を行うことを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】一つ、あるいは、複数の帯域通過フィルタ
    ーを用いて、周波数スペクトルを求めることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】発送物の運動エネルギーを検知するという
    こと、及び、運動エネルギーが予め定められた最小運動
    エネルギーSmよりも大きい場合に周波数スペクトルを求
    めることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】運動エネルギーの尺度として、隣接した測
    定値の距離の量、あるいは、予め定められた測定間隔に
    おける隣接した測定値のばらつきを利用することを特徴
    とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】運動エネルギーが増大するにつれて、積分
    する周波数スペクトルの数Kが減少することを特徴とす
    る請求項4又は5に記載の方法。
  7. 【請求項7】メモリに記憶させる前に、積分したスペク
    トルを非線形圧縮することを特徴とする請求項1〜6の
    うちいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】Sm=Sbase+Sparが仮定されるように、最
    小運動エネルギーSmの値の適合を行い、その際、S
    parは、運動検知の感度を確定する定成分であり、Sbase
    =Min(Sbase,S)に従ったそれぞれの計算に従って、S
    baseを新たに算出することを特徴とする請求項4〜6の
    うちいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】積分する周波数スペクトルの数、及び/あ
    るいは、サイクル持続時間Tが、運動センサの負荷の下
    で、測定した試験装置の供給電圧に応じて変化すること
    を特徴とする請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】予め定められた値U5を下回った場合に、
    運動センサの供給電圧が遮断されるということ、センサ
    に負荷を掛けずに、バッテリーの電圧ULADUの測定を行
    い、ULADUが予め定められた値を超過した場合に、測定
    が再度開始されることを特徴とする請求項9に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】測定したバッテリーの電圧が、予め定め
    られた値U4以下に低下すると、不可逆スリープ・モード
    への移行が行われることを特徴とする請求項10に記載の
    方法。
  12. 【請求項12】K=20、あるいは、40、あるいは、80が
    仮定されることを特徴とする請求項1〜11のうちいずれ
    か一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】8、16、24、及び32ヘルツの周波数のス
    ペクトルを使用することを特徴とする請求項1〜12のう
    ちいずれか一項に記載の方法。
  14. 【請求項14】加速度センサを備えた監視装置によっ
    て、発送物の運動を登録し、その測定値を記憶させ、及
    び、評価装置に導く、輸送品の経過時間を監視するため
    の装置において、 評価装置の中で、それぞれ予め定められたサイクル持続
    時間Tでの測定値のデジタル化が行われ、それぞれ予め
    定められた数のN測定値から、予め定められた数Kの周
    波数スペクトルを算出し、その際、それぞれの周波数ス
    ペクトルが、予め定められた数のMスペクトルで構成さ
    れるということ、K周波数スペクトルの積分が行われる
    ということ、及び、積分した周波数スペクトルがメモリ
    に記憶され、その際、評価装置が、運動センサの測定値
    の予め定められた数の積分した周波数スペクトルを求
    め、記憶させるための装置を備えることを特徴とする装
    置。
  15. 【請求項15】評価装置が、記憶させる前に、積分した
    周波数スペクトルを圧縮するための装置を備えているこ
    とを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】評価装置によって、予め定められた運動
    エネルギーの静止状態、あるいは、運動状態の検知が行
    われることを特徴とする請求項14又は15に記載の装置。
  17. 【請求項17】評価装置が、バッテリーの容量に応じた
    出力適合を行うための装置を備えており、その際、積分
    する周波数スペクトルの数K、及び/あるいは、評価し
    た測定値の数が変化することを特徴とする請求項15又は
    16に記載の装置。
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