JP3422405B2 - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JP3422405B2
JP3422405B2 JP01159997A JP1159997A JP3422405B2 JP 3422405 B2 JP3422405 B2 JP 3422405B2 JP 01159997 A JP01159997 A JP 01159997A JP 1159997 A JP1159997 A JP 1159997A JP 3422405 B2 JP3422405 B2 JP 3422405B2
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housing
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靖生 松下
和紀 山下
光弘 藤谷
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水機能を備えた
コネクタに関し、特に防水用のシール部材の取付け構造
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コネクタ同士の嵌合部分にシール部材を
取り付けて防水を図る防水用のコネクタとしては次のよ
うなものがある。これは、図8に示すように、雄コネク
タ1と雌コネクタ2とシール部材3とを備えて構成さ
れ、シール部材3は、図10に示すように、リング状の
シール本体3Aとこのシール本体3Aから突出する取付
突起3Bとからなり、取付突起3Bを雌コネクタ2の取
付孔2Aに嵌入することによってシール本体3Aが取り
付けられる。この雌コネクタ2に雄コネクタ1を嵌合す
ると、そのフード部1Aがシール本体3Aに外嵌され
る。これにより、シール部材3が双方のコネクタ1,2
によって内周側と外周側とから挟み付けられるようにな
り、もって両コネクタ1,2の間の防水が図られるので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなシール部
材3を用いた防水コネクタにおいては、両コネクタ1,
2を離脱させるときにシール部材3が外れるのを防止す
る必要がある。そこで、従来では、シール部材3の外れ
防止手段として、取付突起3Bの先端に傘状の抜止部3
Cを形成し、その抜止部3Cを取付孔2Aに無理入れす
るように嵌め込んで抜止部3Cを貫通させ、図9に示す
ように、その抜止部3Cの周縁を取付孔2Aの孔縁に係
止させることによってシール部材3の抜けを規制するよ
うになっている。しかし、このような取付け構造は、抜
止部3Cを取付孔2Aに貫通させるときに弾性撓みさせ
るようにするので、大きな抵抗が生じることになる。そ
のため、取付けの操作性に優れた取り付け手段が望まれ
ていた。本願発明は上記事情に鑑みて創案されたもので
あって、シール部材の取付けを簡単に行うことができる
ようにした防水コネクタを提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、嵌合
可能な一対のコネクタハウジングのうちの一方の前記コ
ネクタハウジングにシール部材を取り付けてそのシール
部材により前記両コネクタハウジングの嵌合部分をシー
するとともに、前記一方のコネクタハウジングとは別
体部品であってこの一方のコネクタハウジングに装着さ
れた保持部材により、前記シールド部材の前記一方のコ
ネクタハウジングからの外れを規制するようにした防水
コネクタであって、前記一方のコネクタハウジングに
は、他方の前記コネクタハウジングが嵌合するガイド筒
部と、このガイド筒部の奥端に開口する形態の導入部
と、この導入部における前記一方のコネクタハウジング
の外面への開口部である装着部とが形成され、前記シー
ル部材は、前記一方のコネクタハウジングと前記ガイド
筒部内に進入した前記他方のコネクタハウジングとの間
をシールするシール本体と、このシール本体から前記ガ
イド筒部の奥側に向かって突出し更に前記シールド部材
の外れ方向に対して横向きに突出した形態であって前記
導入部内への遊挿を可能された被保持部とを備えてお
り、前記保持部材は、前記装着部の開口領域に亘る板状
の本体部と、この本体部の前後両縁に沿って突出する一
対の係合部とを備えてなり、各係合部は、スリットによ
って3つの係合片に分割されているとともに、3つの係
合片のうち両側に位置する2つの係合片の外面には係止
部が突出形成されており、前記両側の係合片が前記スリ
ットを狭めるようにして内側へ弾性撓みしつつ前記係止
部が前記装着部の内壁部に係止することで、前記保持部
材が前記装着部に保持されるようになっており、前記導
入部に遊挿された前記被保持部に対して前記装着部に装
着された前記保持部材の一対の係合部が前記シール部材
の取付け・外れの双方向から挟み付ける形態で係合する
ことで、前記シール部材の前記一方のコネクタハウジン
グからの外れが規制される構成とした。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記保持部材には、前記一方のコネクタハウジング
に係止される係止部が反転操作可能に設けられていると
ともに、前記シール部材に係合される係合部が反転操作
可能に設けられている構成とした。請求項3の発明は、
請求項1又は請求項2の発明において、前記保持部材
が、前記装着部内に落とし込むようにして装着される
成とした。
【0006】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかの発明において、前記一方のコネクタハウジ
ングには、前記保持部材が正規の装着位置を越えて変位
しようとしたときにその保持部材が突き当たるストッパ
が形成されている構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1> シール部材の取付けは保持部材を装着する前に行われ、
このときに被保持部は大きく撓まされることなく導入部
へ遊挿される。この後、保持部材を装着して被保持部に
係合させると、シール部材が外れ規制状態に保持され
る。シール部材を取り付ける際には、被保持部が弾性的
に撓まされずに済む分だけ取付けに抗する抵抗が低減さ
れるので、取付けを容易に行うことができる。また、シ
ール部材が外れ方向へ移動しようとした場合、被保持部
はその先端を外れ方向とは逆の取付け方向側へ傾くよう
に変形させられるようになるが、被保持部は2つの係合
部によって両側から挟み付けられているので取付け方向
へ斜め変形することが規制される。即ち、被保持部が保
持部材から外れ難くなっているので、シール部材の外れ
規制機能の信頼性が向上する。
【0008】<請求項2>保持部材は、その係止部を一
方のコネクタハウジングに係止させることによって同コ
ネクタハウジングに装着されるとともに、係合部を被保
持部に係合させることによってシール部材を外れ規制状
態に保持する。係止部と係合部が、夫々、反転可能に設
けられているので、反転させた状態でも反転しない状態
と同様にコネクタハウジングに装着できるとともにシー
ル部材を保持することができる。このように保持部材を
反転可能としたことにより、保持部材の一方のコネクタ
ハウジングへの供給と同コネクタハウジングへの装着と
を自動機によって行うことが可能となる。
【0009】<請求項4> 保持部材が正規の装着位置を越えて過剰に変位しようと
すると、この保持部材はストッパに突き当たることによ
ってそれ以上の変位が規制される。このように保持部材
の過剰な変位を規制したことにより、保持部材がシール
部材を押して不必要に撓ませたりすることを防止でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態の防水コ
ネクタは、雌コネクタハウジング10と、この雌コネク
タハウジング10と嵌合可能な雄コネクタハウジング
(図示せず)と、雌コネクタハウジング10に取り付け
られるシール部材20と、同じく雌コネクタハウジング
10に装着される保持部材30とから構成される。雌コ
ネクタハウジング10はハウジング本体11とこのハウ
ジング本体11を囲むガイド筒部12とを有し、雄コネ
クタハウジングとの嵌合の際にはその雄コネクタハウジ
ングのフード部(図示せず)がガイド筒部12の内周に
案内されつつハウジング本体11に外嵌するようになっ
ている。このフード部の内周とハウジング本体11の外
周との隙間はシール部材20によって防水が図られてい
る。シール部材20は雌コネクタハウジング10に取り
付けられている。
【0011】以下、そのシール部材20の取付け構造に
ついて詳述する。まず、シール部材20について説明す
る。シール部材20は、ゴム材料からなり、図6に示す
ように、ハウジング本体11に外嵌されるリング状のシ
ール本体21と、このシール本体21の2位置からハウ
ジング本体11の長さ方向(図2における左右方向)に
沿って突出する延出部22とを備えている。シール本体
21の外周には上記雄コネクタハウジングのフード部が
外嵌されるようになり、シール本体21はハウジング本
体11とフード部との間で挟み付けられることにより弾
性変形して密着状態とされ、もって双方の隙間の防水が
図られる。
【0012】延出部22はハウジング本体11の外面に
沿うように板状に延びており、各延出部22の先端縁に
は、夫々、シール部材20の取付け方向に対して直角外
向きに突出する被保持部23が形成されている。この被
保持部23の先端外側縁には、シール部材20を取り付
ける際にガイド筒部12の内周への引っ掛かりを防止す
るための面取り23Aが施されている。また、延出部2
2の先端の内側縁には、シール部材20を取り付ける際
に後述する導入部13への引っ掛かりを防止するための
面取り22Aが施されている。
【0013】雌コネクタハウジング10にはシール部材
20を取り付けるための導入部13が形成されている。
この導入部13はガイド筒部12内の奥端面に開口する
とともにハウジング本体11の外周面と連なるように形
成され、シール部材20をハウジング本体11の所定の
取付け位置に外嵌すると、導入部13内に延出部22と
被保持部23が収容されるようになっている。この導入
部13の開口の大きさは延出部22と被保持部23が撓
み変形を生じることなく導入されるように設定されてい
る。
【0014】上記導入部13は雌コネクタハウジング1
0の外面に開口されており、この開口部分は保持部材3
0を装着するための装着部14となっている。この装着
部14は、被保持部23と対応する領域、及びシール部
材20の取付け方向における被保持部23の図2におけ
る左右両側の領域に亘って開口されている。装着部14
における被保持部23の右側部分の底面はストッパ15
となっており、保持部材30が正規位置に装着されると
その係合部32がストッパ15に対してほぼ突き当たる
状態となる。
【0015】このストッパ15の高さは、延出部22の
外面とほぼ同じレベルとなるように設定されている。ま
た、被保持部23の両側部分における装着部14の開口
幅(図2における左右方向の幅)は互いに同じ寸法とな
るように設定されている。これにより、保持部材30が
図2において左右反転させた向きに装着されても、反転
前と同じ形態で装着されるようになっている。さらに、
装着部14の図3における左右両内壁面には内側へ突出
する一対の抜止め突起16が形成されており、この両抜
止め突起16に保持部材30の係止部33が係止される
ことによって保持部材30の装着部14からの抜けが規
制されるようになっている。一対の抜止め突起16は、
図3の左右方向において互いに対称に設けられており、
保持部材30が図3において左右反転させた向きに装着
されても、反転前と同じ形態で装着されるようになって
いる。また、抜止め突起16の先端上縁には、保持部材
30の装着を円滑に行わせるためのテーパ状の誘導斜面
16Aが形成されている。
【0016】次に、保持部材30について説明する。保
持部材30は、装着部14の開口領域全体に亘る方形板
状の本体部31と、この本体部31の前後両縁に沿って
下方へ突出する一対の係合部32と、この係合部32の
左右両外面から突出させた係止部33とから構成されて
いる。本体部31にはその前後両縁から切り込まれた2
条ずつのスリット34が形成されている。このスリット
34によって各係合部32が、夫々、3つの係合片32
Aに分割されていて、係止部33を有する両側の係合片
32Aがスリット34を狭めるようにしつつ内側へ弾性
撓みし得るようになっている。尚、係止部33の先端外
縁には、装着部14への装着を円滑に行わせるためのテ
ーパ状の誘導斜面33Aが形成されている。かかる保持
部材30は、前後方向及び左右方向において対称的な形
状となっており、したがって、保持部材30を本体部3
1の外面に沿って反転させても、反転前と同じ形態で装
着部14に装着することができるようになっている。
【0017】次に、本実施形態におけるシール部材20
の取付け手順及び取付け構造について説明する。シール
部材20の取付けは保持部材30を装着する前に行わ
れ、被保持部23を先に向けて雌コネクタハウジング1
0の前方からシール本体21をハウジング本体11に外
嵌させるようにする。シール本体21の外嵌が進むと、
延出部22と被保持部23が導入部13に導入される。
このときに延出部22と被保持部23は弾性撓みするこ
となく円滑に導入部13に収容される。シール部材20
の外嵌が完了すると、延出部22の内側の面が導入部1
3の底面にほぼ密着するとともに、延出部22の先端面
が導入部13の奥端面にほぼ突き当たり、さらに、被保
持部23がストッパ15のレベルよりも外側へ突出する
状態で装着部14内に臨む状態となる。このとき、装着
部14における被保持部23の前後両側(図2における
左右両側)には同じ開口幅の空間が空き、ここに保持部
材30の係合部32が進入するようになる。
【0018】保持部材30は、その係止部33を抜止め
突起16に対応させる向きで装着部14内に落とし込む
ようにして装着する。このとき、係止部33が抜止め突
起16に干渉するが、双方の誘導斜面16A,33Aに
よって両側の係合片32Aが撓まされることにより、係
止部33が内側へ逃げて抜止め突起16を円滑に通過す
る。そして、保持部材30が正規の装着位置まで押し込
まれると、係合片32Aが弾性復元することにより、図
5に示すように係止部33が抜止め突起16に内側から
係止し、もって保持部材30の雌コネクタハウジング1
0からの外れが規制される。保持部材30を装着した状
態では、図4に示すように、係止部33が被保持部23
を前後両側(図2においては左右両側)から挟み付ける
ように係合する。したがって、シール部材20に外れ方
向の力が作用しても、図2における左側の係合部32に
被保持部23が当接することにより、シール部材20の
外れ方向への移動が防止される。
【0019】上述のように本実施形態においては、シー
ル部材20を取付け状態に保持するための保持部材30
を雌コネクタハウジング10とは別体の部品として用意
したので、シール部材20を雌コネクタハウジング10
に取り付ける際には、延出部22も被保持部23も撓ま
されずに済むようになっている。即ち、延出部22と被
保持部23の弾性撓みが生じない分だけ取付けに抗する
抵抗が低減されており、これにより、シール部材20の
取付け作業を容易に行うことができる。
【0020】また、保持部材30には、シール部材20
に係合する係合部32と雌コネクタハウジング10に係
止される係止部33とが、夫々、対称的に形成されてい
るので、保持部材30を反転させても反転前と同じよう
に装着することができるとともにシール部材20を外れ
規制状態に保持することができるようになっている。し
たがって、保持部材30を雌コネクタハウジング10へ
供給する工程から雌コネクタハウジング10に装着する
までの一連の作業を自動機によって行うことが可能とな
っている。
【0021】また、保持部材30が正規の装着位置を越
えて過剰に押し込まれようとしたときには、被保持部2
3の後側(図2における右側)の係合部32がストッパ
15に突き当たることによってそれ以上の押込みが規制
されるようになっている。これにより、延出部22が前
側の係合部32で押されて不必要に撓まされる虞がなく
なり、ひいては延出部22の撓みに起因するシール本体
21の変形が原因となってシール性が低下するのを防止
することができる。
【0022】また、シール部材20が外れ方向へ移動し
ようとした場合、被保持部23は、その基端部が前側
(図2の左側)の係合部32に当たることによって後側
(図2の右側)へ傾くように変形させられるようになる
のであるが、この被保持部23の変形は後側に位置する
係合部32によって規制されるようになっている。即
ち、本実施形態では、被保持部23に対して外れ方向と
反対側から当接する係合部32も併設しているので、被
保持部23の保持部材30からの外れ規制効果が高めら
れ、シール部材20の外れを確実に規制することができ
る。
【0023】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では2個の保持部材を設けたが、本
発明によれば、保持部材は1個でもよく、3個以上でも
よい。 (2)上記実施形態において、雌コネクタハウジングに
対して保持部材を、シール部材の取付けを許容する仮係
止位置とシール部材に係合する本係止位置とに選択的に
装着できるようにしてもよい。このようにすると、シー
ル部材の取付け前においては保持部材が雌コネクタハウ
ジングと一体化されるので運搬時等の取り扱いが容易に
なるとともに、シール部材の取付け後は直ちに保持部材
を係合させることができるので組み付け作業性が向上す
る。
【0024】(3)上記実施形態ではシール部材が両コ
ネクタハウジングの内周と外周との間で挟み付けられる
ようにしたが、本発明は、シール部材が両コネクタハウ
ジングの端面同士の間で挟み付けられる場合にも適用す
ることができる。 (4)上記実施形態では保持部材に係止部を左右対称に
設けるとともに係合部を前後対称に設けたが、本発明に
よれば、係止部を非対称に設けてもよく、また係合部を
非対称にまたは前側のみに設けるようにしてもよい。
【0025】(5)上記実施形態では被保持部を突出さ
せて形成したが、本発明によれば、被保持部の形態は突
起状に限らず、孔状としてもよい。 (6)上記実施形態では被保持部に対して保持部材の係
止部が両側から挟み付けるように係合したが、本発明に
よれば、保持部材が被保持部に対して外れ規制側(図2
における左側)の面のみに係合するようにしてもよい。 (7)上記実施形態ではストッパを設けることにより保
持部材が正規の装着位置を越えて過剰に押し込まれるこ
とを防止するようにしたが、本発明によれば、ストッパ
は必ずしも設けなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において保持部材とシール部材を装
着する前の状態をあらわす斜視図
【図2】実施形態1においてシール部材と保持部材を取
り付けた状態をあらわす一部切欠側面図
【図3】実施形態1においてシール部材と保持部材を取
り付けた状態をあらわす一部切欠正面図
【図4】実施形態1においてシール部材が保持部材によ
り保持されている状態をあらわす部分拡大断面図
【図5】図4のX−X断面図
【図6】実施形態1のシール部材の斜視図
【図7】実施形態1の保持部材の斜視図
【図8】従来例の断面図
【図9】従来例のシール部材の取付け状態をあらわす部
分拡大断面図
【図10】従来例のシール部材の斜視図
【符号の説明】
10…雌コネクタハウジング 13…導入部 15…ストッパ 20…シール部材 23…被保持部 30…保持部材 32…係合部 33…係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−288150(JP,A) 特開 平8−250203(JP,A) 特開 平7−296878(JP,A) 実開 昭60−55084(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合可能な一対のコネクタハウジングの
    うちの一方の前記コネクタハウジングにシール部材を取
    り付けてそのシール部材により前記両コネクタハウジン
    グの嵌合部分をシールするとともに、 前記一方のコネクタハウジングとは別体部品であって
    の一方のコネクタハウジングに装着された保持部材によ
    り、前記シールド部材の前記一方のコネクタハウジング
    からの外れを規制するようにした防水コネクタであっ
    て、 前記一方のコネクタハウジングには、他方の前記コネク
    タハウジングが嵌合するガイド筒部と、このガイド筒部
    の奥端に開口する形態の導入部と、この導入部における
    前記一方のコネクタハウジングの外面への開口部である
    装着部とが形成され、 前記シール部材は、前記一方のコネクタハウジングと前
    記ガイド筒部内に進入した前記他方のコネクタハウジン
    グとの間をシールするシール本体と、このシール本体か
    ら前記ガイド筒部の奥側に向かって突出し更に前記シー
    ルド部材の外れ方向に対して横向きに突出した形態であ
    って前記導入部内への遊挿を可能された被保持部とを備
    えており、前記保持部材は、前記装着部の開口領域に亘る板状の本
    体部と、この本体部の前後両縁に沿って突出する一対の
    係合部とを備えてなり、各係合部は、スリットによって
    3つの係合片に分割されているとともに、3つの係合片
    のうち両側に位置する2つの係合片の外面には係止部が
    突出形成されており、 前記両側の係合片が前記スリットを狭めるようにして内
    側へ弾性撓みしつつ前記係止部が前記装着部の内壁部に
    係止することで、前記保持部材が前記装着部に保持され
    るようになっており、 前記導入部に遊挿された前記被保持部に対して前記装着
    に装着された前記保持部材の一対の係合部が前記シー
    ル部材の取付け・外れの双方向から挟み付ける形態で係
    合することで、前記シール部材の前記一方のコネクタハ
    ウジングからの外れが規制される構成としたことを特徴
    とする防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記保持部材には、前記一方のコネクタ
    ハウジングに係止される係止部が反転操作可能に設けら
    れているとともに、前記シール部材に係合される係合部
    が反転操作可能に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の防水コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記保持部材が、前記装着部内に落とし
    込むようにして装着されることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の防水コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記一方のコネクタハウジングには、前
    記保持部材が正規の装着位置を越えて変位しようとした
    ときにその保持部材が突き当たるストッパが形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の防水コネクタ。
JP01159997A 1997-01-24 1997-01-24 防水コネクタ Expired - Lifetime JP3422405B2 (ja)

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JP01159997A JP3422405B2 (ja) 1997-01-24 1997-01-24 防水コネクタ
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