JP3422386B2 - 自動車のエンジンルーム前部構造 - Google Patents
自動車のエンジンルーム前部構造Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車のエンジンルー
ム前部構造に関する。
ム前部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のエンジンルーム前部構造
としては、例えば図6に示すようなものが知られている
(類似技術として、特開平5−170135号公報参
照)。
としては、例えば図6に示すようなものが知られている
(類似技術として、特開平5−170135号公報参
照)。
【0003】1はエンジンフードであり、エンジンルー
ムEの上側を覆うもので、図示せぬヒンジ機構により上
開き回動自在とされている。2はバンパで、表皮部材で
あるバンパフェイシア2aと、強度部材であるバンパア
マチュア2bとから成っている。このバンパ2と前記エ
ンジンフード1との間には外気AをエンジンルームE内
に導入するためのフロントグリル3が設けられている。
また、このバンパ2自体にも外気Aを導入するための開
口部4が設けられている。バンパ2の下端には空力部材
としてのスポイラ2cも取付けられている。
ムEの上側を覆うもので、図示せぬヒンジ機構により上
開き回動自在とされている。2はバンパで、表皮部材で
あるバンパフェイシア2aと、強度部材であるバンパア
マチュア2bとから成っている。このバンパ2と前記エ
ンジンフード1との間には外気AをエンジンルームE内
に導入するためのフロントグリル3が設けられている。
また、このバンパ2自体にも外気Aを導入するための開
口部4が設けられている。バンパ2の下端には空力部材
としてのスポイラ2cも取付けられている。
【0004】バンパ2の後方には、上下にラジエータコ
アアッパ6とファーストクロスメンバ7が配されてお
り、これらはフードロックステイ5により上下方向で連
結されている。ファーストクロスメンバ7の下面にはア
ンダカバー8が取付けられている。そして、前記ラジエ
ータコアアッパ6とファーストクロスメンバ7との間に
は空気調和装置のコンデンサ(放熱装置)9が配され、
その後方にはラジエータ(放熱装置)10が配されてい
る。11はインタクーラ(放熱装置)で、車種により取
付けられる場合がある。
アアッパ6とファーストクロスメンバ7が配されてお
り、これらはフードロックステイ5により上下方向で連
結されている。ファーストクロスメンバ7の下面にはア
ンダカバー8が取付けられている。そして、前記ラジエ
ータコアアッパ6とファーストクロスメンバ7との間に
は空気調和装置のコンデンサ(放熱装置)9が配され、
その後方にはラジエータ(放熱装置)10が配されてい
る。11はインタクーラ(放熱装置)で、車種により取
付けられる場合がある。
【0005】12は吸気ダクトで、図示せぬエアクリー
ナに外気Aを導入するためのものである。この吸気ダク
ト12の外気導入口13はラジエータコアアッパ6とエ
ンジンフード1の間に位置し、その上端13aはシール
部材14を介してエンジンフード1の下面に当接し、下
端13bはラジエータコアアッパ6の上面に取付けられ
た状態になっているが、エンジンフード1の先端部が外
気導入口13の下端13bに接近しているため、フロン
トグリル3からの外気Aの導入は、実質的に外気導入口
13の下端13bとエンジンフード1との間隙部分dか
ら行われる。
ナに外気Aを導入するためのものである。この吸気ダク
ト12の外気導入口13はラジエータコアアッパ6とエ
ンジンフード1の間に位置し、その上端13aはシール
部材14を介してエンジンフード1の下面に当接し、下
端13bはラジエータコアアッパ6の上面に取付けられ
た状態になっているが、エンジンフード1の先端部が外
気導入口13の下端13bに接近しているため、フロン
トグリル3からの外気Aの導入は、実質的に外気導入口
13の下端13bとエンジンフード1との間隙部分dか
ら行われる。
【0006】そして、この外気導入口13の下端13b
からは前側へ向けて遮水板15が一体的に延長形成され
ている。この遮水板15はバンパ2の開口部4から入り
込んだ水W1 が前記間隙部分dから外気導入口13内へ
侵入するのを防止するために設けられている。
からは前側へ向けて遮水板15が一体的に延長形成され
ている。この遮水板15はバンパ2の開口部4から入り
込んだ水W1 が前記間隙部分dから外気導入口13内へ
侵入するのを防止するために設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、前記のような遮水板15の
形成により、下側の開口部4から入り込んだ水W1 が外
気導入口13へ侵入するのは防止できるものの、上側の
フロントグリル3から入り込んだ水W2 は、遮水板15
の形成により、かえって外気導入口13へ侵入し易くな
る。つまり、道路の冠水状態がひどく、またそこへ突っ
込む自動車の走破速度が大きい場合には、上側のフロン
トグリル3からも水W2 が内部に入り込むが、遮水板1
5を設けたために、フロントグリル3から入った水W2
の一部は下に落ちず、そのまま遮水板15の上面に沿っ
た状態で外気導入口13内へ侵入するおそれがある。
うな従来の技術にあっては、前記のような遮水板15の
形成により、下側の開口部4から入り込んだ水W1 が外
気導入口13へ侵入するのは防止できるものの、上側の
フロントグリル3から入り込んだ水W2 は、遮水板15
の形成により、かえって外気導入口13へ侵入し易くな
る。つまり、道路の冠水状態がひどく、またそこへ突っ
込む自動車の走破速度が大きい場合には、上側のフロン
トグリル3からも水W2 が内部に入り込むが、遮水板1
5を設けたために、フロントグリル3から入った水W2
の一部は下に落ちず、そのまま遮水板15の上面に沿っ
た状態で外気導入口13内へ侵入するおそれがある。
【0008】また、この遮水板15の形成はフロントグ
リル3からの外気Aの導入性能の面でも不利となる。つ
まり、フロントグリル3から入り込んだ外気Aのうち、
遮水板15の先端とエンジンフード1との間に入り込ん
だ分しか吸気ダクト12内に導かれず、該遮水板15の
存在により吸気ダクト12内に導かれる外気Aの量が制
限された状態になっている。従って、このような吸気構
造は外気Aを大量に導入する必要がある高出力エンジン
への適用は不向きである。
リル3からの外気Aの導入性能の面でも不利となる。つ
まり、フロントグリル3から入り込んだ外気Aのうち、
遮水板15の先端とエンジンフード1との間に入り込ん
だ分しか吸気ダクト12内に導かれず、該遮水板15の
存在により吸気ダクト12内に導かれる外気Aの量が制
限された状態になっている。従って、このような吸気構
造は外気Aを大量に導入する必要がある高出力エンジン
への適用は不向きである。
【0009】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、水が吸気ダクト内へ侵入せず且
つ外気の導入量を制限することのない自動車のエンジン
ルーム前部構造を提供するものである。
てなされたものであり、水が吸気ダクト内へ侵入せず且
つ外気の導入量を制限することのない自動車のエンジン
ルーム前部構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
前記開口部よりも上側部位に、バンパと放熱装置との前
後間隔をほぼ遮蔽する遮水板を、少なくとも外気導入口
の車幅方向範囲にわたって設けるとともに、前記遮水板
の後側部位に下向きの傾斜部を形成し、該傾斜部の後端
と前記放熱装置との間に隙間を設けたものである。
前記開口部よりも上側部位に、バンパと放熱装置との前
後間隔をほぼ遮蔽する遮水板を、少なくとも外気導入口
の車幅方向範囲にわたって設けるとともに、前記遮水板
の後側部位に下向きの傾斜部を形成し、該傾斜部の後端
と前記放熱装置との間に隙間を設けたものである。
【0011】請求項2記載の発明は、遮水板の後側部位
に下向きの傾斜部を形成し、該傾斜部の後端と放熱装置
との間に隙間を設けたものである。
に下向きの傾斜部を形成し、該傾斜部の後端と放熱装置
との間に隙間を設けたものである。
【0012】請求項3記載の発明は、遮水板の後側部位
に2本の折れ線を介して一段低い傾斜部を形成し、該傾
斜部の後端と放熱装置との間に隙間を設けたものであ
る。
に2本の折れ線を介して一段低い傾斜部を形成し、該傾
斜部の後端と放熱装置との間に隙間を設けたものであ
る。
【0013】請求項4記載の発明は、遮水板をバンパに
形成された開口部の全車幅方向範囲にわたって設けたも
のである。
形成された開口部の全車幅方向範囲にわたって設けたも
のである。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、バンパの開口部
よりも上側部位に、バンパと放熱装置との前後間隔をほ
ぼ遮蔽する遮水板が、少なくとも外気導入口の車幅方向
範囲にわたって設けられているため、下側の開口部から
入り込んだ水はこの遮水板により遮られて吸気ダクト内
に侵入しない。また、上側のフロントグリルから入り込
んだ水も該遮水板の上に落ちてそのまま排出されるた
め、吸気ダクトに侵入しない。更に、この遮水板はバン
パに取付けられるものであり、従来のように吸気ダクト
の外気導入口付近に位置するものでないため、外気の導
入量がこの遮水板により制限されることもなく、高出力
エンジンへの適用も可能である。
よりも上側部位に、バンパと放熱装置との前後間隔をほ
ぼ遮蔽する遮水板が、少なくとも外気導入口の車幅方向
範囲にわたって設けられているため、下側の開口部から
入り込んだ水はこの遮水板により遮られて吸気ダクト内
に侵入しない。また、上側のフロントグリルから入り込
んだ水も該遮水板の上に落ちてそのまま排出されるた
め、吸気ダクトに侵入しない。更に、この遮水板はバン
パに取付けられるものであり、従来のように吸気ダクト
の外気導入口付近に位置するものでないため、外気の導
入量がこの遮水板により制限されることもなく、高出力
エンジンへの適用も可能である。
【0015】また、遮水板の後側部位に下向きの傾斜部
が形成されており、且つ該傾斜部の後端と放熱装置との
間に隙間を設けているため、フロントグリルから入り込
んで遮水板上に落ちた水の下方への排水が促進される。
が形成されており、且つ該傾斜部の後端と放熱装置との
間に隙間を設けているため、フロントグリルから入り込
んで遮水板上に落ちた水の下方への排水が促進される。
【0016】また、バンパの開口部から入り込んだ水に
押されて傾斜部が上側へ持ち上がるため、該傾斜部と放
熱部との間の隙間が塞がれて遮水性能がより高まること
となる。尚、傾斜部は瞬間的に上側へ持ち上がるだけ
で、すぐに元の傾斜状態に戻るため、前述の隙間の形成
による水の排水促進作用が実質的に影響を受けることは
ない。
押されて傾斜部が上側へ持ち上がるため、該傾斜部と放
熱部との間の隙間が塞がれて遮水性能がより高まること
となる。尚、傾斜部は瞬間的に上側へ持ち上がるだけ
で、すぐに元の傾斜状態に戻るため、前述の隙間の形成
による水の排水促進作用が実質的に影響を受けることは
ない。
【0017】更に、遮水板の後側部位が傾斜部になって
いるため、軽衝突により放熱装置が相対的に前方移動し
て遮水板の後端に当たったとしても、遮水板は更に傾斜
度を増す方向へ折れ曲がるだけで、該遮水板がバンパと
放熱装置との間で突っ張った状態になることはない。従
って、遮水板により放熱装置が損傷を受けることはな
い。
いるため、軽衝突により放熱装置が相対的に前方移動し
て遮水板の後端に当たったとしても、遮水板は更に傾斜
度を増す方向へ折れ曲がるだけで、該遮水板がバンパと
放熱装置との間で突っ張った状態になることはない。従
って、遮水板により放熱装置が損傷を受けることはな
い。
【0018】請求項2記載の発明によれば、2本の折れ
線を介して傾斜部が一段低く形成されているため、軽衝
突により放熱装置が相対的に前方移動して遮水板の後端
に当たったとしても、この遮水板は全体が容易にZ形に
折れ曲がり放熱装置を傷つけない。
線を介して傾斜部が一段低く形成されているため、軽衝
突により放熱装置が相対的に前方移動して遮水板の後端
に当たったとしても、この遮水板は全体が容易にZ形に
折れ曲がり放熱装置を傷つけない。
【0019】請求項3記載の発明によれば、遮水板が外
気導入口相当の範囲だけでなく、バンパの開口部の全車
幅方向範囲にわたって設けられているため、開口部から
勢い良く入り込んだ水が放熱装置の上側を越えてエンジ
ンに至るのを確実に防止することができる。
気導入口相当の範囲だけでなく、バンパの開口部の全車
幅方向範囲にわたって設けられているため、開口部から
勢い良く入り込んだ水が放熱装置の上側を越えてエンジ
ンに至るのを確実に防止することができる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図面に基づ
いて説明する。尚、従来と共通する部分には同一の符号
を付し、重複する説明は省略する。
いて説明する。尚、従来と共通する部分には同一の符号
を付し、重複する説明は省略する。
【0021】図1〜図4はこの発明の第1実施例を示す
図である。まず、主に図1に基づいて本実施例における
エンジンルームEの内部構造を概略説明する。この実施
例における空気調和装置のコンデンサ9は左前面に補助
ファン16が備えられており、右前面にはタンク類17
も備えられている。前記補助ファン16はエンジン18
に連結されたメインのファン19を補うために設けられ
ているものであり、この補助ファン16や前記ファン1
9も「放熱装置」の一部である。吸気ダクト12の外気
導入口13はこの補助ファン16の真上相当位置に配さ
れており、導入した外気Aをエアクリーナ20を介して
エンジン18に供給できるようになっている。
図である。まず、主に図1に基づいて本実施例における
エンジンルームEの内部構造を概略説明する。この実施
例における空気調和装置のコンデンサ9は左前面に補助
ファン16が備えられており、右前面にはタンク類17
も備えられている。前記補助ファン16はエンジン18
に連結されたメインのファン19を補うために設けられ
ているものであり、この補助ファン16や前記ファン1
9も「放熱装置」の一部である。吸気ダクト12の外気
導入口13はこの補助ファン16の真上相当位置に配さ
れており、導入した外気Aをエアクリーナ20を介して
エンジン18に供給できるようになっている。
【0022】そして、21がこの実施例の遮水板であ
る。この遮水板21はバンパ2に形成した開口部4の略
全車幅方向範囲Dにわたって形成されており(図2参
照)、その前端はバンパ2の上端にクリップ22により
取付けられており、後端21aは後方に位置する部材に
応じた凹凸形状をしている。この遮水板21は開口部4
よりも上側領域のバンパ2に取付けられていることが重
要で、開口部4よりも下側領域のバンパ2に取付けては
いけない。この遮水板21は基本的には、バンパ2と放
熱装置(コンデンサ9、補助ファン16等)との前後間
隔を遮蔽するものであるが、コンデンサ9の前にはフー
ドロックステイ5やタンク類17も位置しているため、
後端21aはこれらを回避すべく凹凸形状となっている
ものである。また、遮水板21の折れ線Lから後側部位
は下向きの傾斜部23となっており(図3、図4参
照)、該傾斜部23の後端21aと、その後側に位置す
る放熱装置9、16との間には若干の隙間Sが確保され
ている。
る。この遮水板21はバンパ2に形成した開口部4の略
全車幅方向範囲Dにわたって形成されており(図2参
照)、その前端はバンパ2の上端にクリップ22により
取付けられており、後端21aは後方に位置する部材に
応じた凹凸形状をしている。この遮水板21は開口部4
よりも上側領域のバンパ2に取付けられていることが重
要で、開口部4よりも下側領域のバンパ2に取付けては
いけない。この遮水板21は基本的には、バンパ2と放
熱装置(コンデンサ9、補助ファン16等)との前後間
隔を遮蔽するものであるが、コンデンサ9の前にはフー
ドロックステイ5やタンク類17も位置しているため、
後端21aはこれらを回避すべく凹凸形状となっている
ものである。また、遮水板21の折れ線Lから後側部位
は下向きの傾斜部23となっており(図3、図4参
照)、該傾斜部23の後端21aと、その後側に位置す
る放熱装置9、16との間には若干の隙間Sが確保され
ている。
【0023】尚、図2において、24はフロントサイド
メンバ、25はラジエータコアサイド、26はヘッドラ
ンプを、各々示している。
メンバ、25はラジエータコアサイド、26はヘッドラ
ンプを、各々示している。
【0024】次に、この遮水板21の機能を主に図4に
基づいて説明する。自動車が冠水した道路を相当な速度
で走破する場合は、バンパ2の開口部4から入り込む水
W1だけでなく、上側のフロントグリル3からも水W2
が内部に入り込んでくる。フロントグリル3は開口部4
よりも位置が高いため、このフロントグリル3から入り
込む水W2 は、下方の開口部4から入り込む水W1 ほど
勢いがない。従って、フロントグリル3からの水W2 は
内部に入った後に下方の遮水板21上に落ち、そのまま
下方へ排出される。この時、遮水板21の後側部位が下
向きの傾斜部23となっており、且つ後端21aと放熱
装置9、16との間に隙間Sが形成されていることか
ら、この構造により前記水W2 の下方への排出は促進さ
れる。
基づいて説明する。自動車が冠水した道路を相当な速度
で走破する場合は、バンパ2の開口部4から入り込む水
W1だけでなく、上側のフロントグリル3からも水W2
が内部に入り込んでくる。フロントグリル3は開口部4
よりも位置が高いため、このフロントグリル3から入り
込む水W2 は、下方の開口部4から入り込む水W1 ほど
勢いがない。従って、フロントグリル3からの水W2 は
内部に入った後に下方の遮水板21上に落ち、そのまま
下方へ排出される。この時、遮水板21の後側部位が下
向きの傾斜部23となっており、且つ後端21aと放熱
装置9、16との間に隙間Sが形成されていることか
ら、この構造により前記水W2 の下方への排出は促進さ
れる。
【0025】一方、開口部4から入り込んだ水W1 は前
記フロントグリル3からの水W2 に比べて勢いが強い。
従って、開口部4からの水W1 はその勢いにより放熱装
置9、16に当たって上向きの流れとなり、上方の外気
導入口13へ至ろうとするが、その水W1 の流れは前記
遮水板21の存在により遮られるため、この水W1 が上
方の外気導入口13には至ることはない。特に、前記上
向きの水W1 が遮水板21の傾斜部23に下側から当た
り、該傾斜部23を上側へ回転させるように持ち上げる
ため(図4の傾斜部23′の状態)、該傾斜部23′の
後端21a′が放熱装置9、16に当接し、前記隙間S
が塞がれることになる。従って、この遮水板21による
水W1 の遮水性は更に万全なものとなる。
記フロントグリル3からの水W2 に比べて勢いが強い。
従って、開口部4からの水W1 はその勢いにより放熱装
置9、16に当たって上向きの流れとなり、上方の外気
導入口13へ至ろうとするが、その水W1 の流れは前記
遮水板21の存在により遮られるため、この水W1 が上
方の外気導入口13には至ることはない。特に、前記上
向きの水W1 が遮水板21の傾斜部23に下側から当た
り、該傾斜部23を上側へ回転させるように持ち上げる
ため(図4の傾斜部23′の状態)、該傾斜部23′の
後端21a′が放熱装置9、16に当接し、前記隙間S
が塞がれることになる。従って、この遮水板21による
水W1 の遮水性は更に万全なものとなる。
【0026】尚、傾斜部23は瞬間的に上側へ持ち上が
るだけで、すぐに元の傾斜状態に戻るため、フロントグ
リル3から入り込んだ水W2 に対する傾斜部23の前記
排水促進作用が実質的に阻害されることはない。しか
も、下側の開口部4から入り込む水W1 と、上側のフロ
ントグリル3から入り込む水W2 とでは、後者の方が内
部に入り込むタイミングが若干遅いため、前記隙間Sの
存在による水W2 の排水促進作用と、隙間Sを塞ぐこと
による水W1 の遮水性とが、相反して互いの作用を打ち
消し合うようなことはない。
るだけで、すぐに元の傾斜状態に戻るため、フロントグ
リル3から入り込んだ水W2 に対する傾斜部23の前記
排水促進作用が実質的に阻害されることはない。しか
も、下側の開口部4から入り込む水W1 と、上側のフロ
ントグリル3から入り込む水W2 とでは、後者の方が内
部に入り込むタイミングが若干遅いため、前記隙間Sの
存在による水W2 の排水促進作用と、隙間Sを塞ぐこと
による水W1 の遮水性とが、相反して互いの作用を打ち
消し合うようなことはない。
【0027】更に、遮水板21の後側部位が傾斜部23
になっているということは、自動車の軽衝突時において
も有利である。例えば、自動車のバンパ2が障害物に軽
衝突したような場合には、放熱装置9、16がバンパ2
に対して相対的に前方移動して、該放熱装置9、16が
遮水板21の後端21aに当たることになるが、傾斜部
23が形成されていることにより、傾斜部23が折れ線
Lから更に傾斜度を増す方向へ曲がる(図4の傾斜部2
3″の状態)。つまり、遮水板21がバンパ2と放熱装
置9、16との間で突っ張った状態にならないため、遮
水板21により放熱装置9、16が傷つけられることは
ない。
になっているということは、自動車の軽衝突時において
も有利である。例えば、自動車のバンパ2が障害物に軽
衝突したような場合には、放熱装置9、16がバンパ2
に対して相対的に前方移動して、該放熱装置9、16が
遮水板21の後端21aに当たることになるが、傾斜部
23が形成されていることにより、傾斜部23が折れ線
Lから更に傾斜度を増す方向へ曲がる(図4の傾斜部2
3″の状態)。つまり、遮水板21がバンパ2と放熱装
置9、16との間で突っ張った状態にならないため、遮
水板21により放熱装置9、16が傷つけられることは
ない。
【0028】加えて、この実施例では遮水板21を開口
部4の全車幅方向範囲Dにわたって形成したので、開口
部4からの水W1 が放熱装置9、16の上側を越えてエ
ンジンルームE内に入り込むのを防止できる。つまり、
開口部4から入り込んだ水W 1 がその勢いで上向きの流
れとなり、そのまま放熱装置9、16の上側を越えてエ
ンジン18に直接かかるおそれがあるため、遮水板19
を開口部4の全車幅方向範囲Dにわたって設けることに
より、このような水W1 のエンジンルームEへの侵入を
防止するようにした。エンジン18自体は水W1 が多少
かかっても問題ない構造になっているが、エンジン18
が頻繁に被水することは必ずしも好ましいことでないた
めこのような構造にした。尚、水W1 が外気導入口13
内に侵入するのを防止するだけであれば、遮水板12を
開口部4の全車幅方向範囲Dにわたって設ける必要はな
く、少なくとも外気導入口13の真下に相当する車幅方
向範囲だけに形成すれば良い。
部4の全車幅方向範囲Dにわたって形成したので、開口
部4からの水W1 が放熱装置9、16の上側を越えてエ
ンジンルームE内に入り込むのを防止できる。つまり、
開口部4から入り込んだ水W 1 がその勢いで上向きの流
れとなり、そのまま放熱装置9、16の上側を越えてエ
ンジン18に直接かかるおそれがあるため、遮水板19
を開口部4の全車幅方向範囲Dにわたって設けることに
より、このような水W1 のエンジンルームEへの侵入を
防止するようにした。エンジン18自体は水W1 が多少
かかっても問題ない構造になっているが、エンジン18
が頻繁に被水することは必ずしも好ましいことでないた
めこのような構造にした。尚、水W1 が外気導入口13
内に侵入するのを防止するだけであれば、遮水板12を
開口部4の全車幅方向範囲Dにわたって設ける必要はな
く、少なくとも外気導入口13の真下に相当する車幅方
向範囲だけに形成すれば良い。
【0029】そして、この実施例の遮水板21はバンパ
2に取付けられており、従来のように吸気ダクト12の
外気導入口13付近に位置したものでないため、外気導
入口13における間隙部分dから導入される外気Aの量
を制限するものは何もなく、外気Aを十分に導入するこ
とが可能となる。従って、大量の外気Aを導入する必要
がある高出力エンジンへの適用に好適である。
2に取付けられており、従来のように吸気ダクト12の
外気導入口13付近に位置したものでないため、外気導
入口13における間隙部分dから導入される外気Aの量
を制限するものは何もなく、外気Aを十分に導入するこ
とが可能となる。従って、大量の外気Aを導入する必要
がある高出力エンジンへの適用に好適である。
【0030】尚、この第1実施例では、折れ線Lを介し
て直線的に曲げた傾斜部23を例にしたが、特に角度を
もった折れ線Lを形成せずに、傾斜部23全体が下向き
に徐々に湾曲したような形状のものであってもよい。
て直線的に曲げた傾斜部23を例にしたが、特に角度を
もった折れ線Lを形成せずに、傾斜部23全体が下向き
に徐々に湾曲したような形状のものであってもよい。
【0031】図5はこの実施例の第2実施例を示す図で
ある。この実施例では、遮水板27に2本の折れ線
L1 、L2 を介して一段低い傾斜部28を形成した。こ
の傾斜部28の後端27aと放熱装置9、16との間に
は先の第1実施例と同様の隙間Sが設けられている。従
って、この第2実施例でも、傾斜部28による水W2 の
排水促進作用や、傾斜部28が上方に持ち上がって隙間
Sを塞ぐ作用(図5中の傾斜部28′の状態)は第1実
施例と同様である。但し、自動車の軽衝突時に放熱装置
9、16を保護する機能は第1実施例よりも高まってい
る。すなわち、折れ線L1 、L2 が2本あるため、放熱
装置9、16が傾斜部28に当たった際に、該遮水板2
7全体がZ形に変形することで(図5中の傾斜部28″
の状態)、放熱装置9、16に対する柔軟性が増し、放
熱装置9、16を更に傷つけにくくい構造になってい
る。その他の構成及び作用効果は第1実施例と同様であ
る。
ある。この実施例では、遮水板27に2本の折れ線
L1 、L2 を介して一段低い傾斜部28を形成した。こ
の傾斜部28の後端27aと放熱装置9、16との間に
は先の第1実施例と同様の隙間Sが設けられている。従
って、この第2実施例でも、傾斜部28による水W2 の
排水促進作用や、傾斜部28が上方に持ち上がって隙間
Sを塞ぐ作用(図5中の傾斜部28′の状態)は第1実
施例と同様である。但し、自動車の軽衝突時に放熱装置
9、16を保護する機能は第1実施例よりも高まってい
る。すなわち、折れ線L1 、L2 が2本あるため、放熱
装置9、16が傾斜部28に当たった際に、該遮水板2
7全体がZ形に変形することで(図5中の傾斜部28″
の状態)、放熱装置9、16に対する柔軟性が増し、放
熱装置9、16を更に傷つけにくくい構造になってい
る。その他の構成及び作用効果は第1実施例と同様であ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、開口部よ
りも上側領域のバンパで且つその少なくとも外気導入口
相当の範囲に、バンパと放熱装置との前後間隔をほぼ遮
蔽する遮水板が取付けられているため、下側の開口部か
ら入り込んだ水はこの遮水板により遮られて吸気ダクト
内に侵入しない。また、上側のフロントグリルから入り
込んだ水も該遮水板の上に落ちてそのまま排出されるた
め、吸気ダクトに侵入しない。更に、この遮水板はバン
パに取付けられるものであり、従来のように吸気ダクト
の外気導入口付近に位置するものでないため、外気の導
入量がこの遮水板により制限されることもなく、高出力
エンジンへの適用も可能である。
りも上側領域のバンパで且つその少なくとも外気導入口
相当の範囲に、バンパと放熱装置との前後間隔をほぼ遮
蔽する遮水板が取付けられているため、下側の開口部か
ら入り込んだ水はこの遮水板により遮られて吸気ダクト
内に侵入しない。また、上側のフロントグリルから入り
込んだ水も該遮水板の上に落ちてそのまま排出されるた
め、吸気ダクトに侵入しない。更に、この遮水板はバン
パに取付けられるものであり、従来のように吸気ダクト
の外気導入口付近に位置するものでないため、外気の導
入量がこの遮水板により制限されることもなく、高出力
エンジンへの適用も可能である。
【0033】また、遮水板の後側部位に下向きの傾斜部
が形成されており、且つ該傾斜部の後端と放熱装置との
間に隙間を設けているため、フロントグリルから入り込
んで遮水板上に落ちた水の下方への排水が促進される。
が形成されており、且つ該傾斜部の後端と放熱装置との
間に隙間を設けているため、フロントグリルから入り込
んで遮水板上に落ちた水の下方への排水が促進される。
【0034】また、バンパの開口部から入り込んだ水に
押されて傾斜部が上側へ持ち上がるため、該傾斜部と放
熱部との間の隙間が塞がれて遮水性能がより高まること
となる。尚、傾斜部は瞬間的に上側へ持ち上がるだけ
で、すぐに元の傾斜状態に戻るため、前述の隙間の形成
による水の排水促進作用が実質的に影響を受けることは
ない。
押されて傾斜部が上側へ持ち上がるため、該傾斜部と放
熱部との間の隙間が塞がれて遮水性能がより高まること
となる。尚、傾斜部は瞬間的に上側へ持ち上がるだけ
で、すぐに元の傾斜状態に戻るため、前述の隙間の形成
による水の排水促進作用が実質的に影響を受けることは
ない。
【0035】更に、遮水板の後側部位が傾斜部になって
いるため、軽衝突により放熱装置が相対的に前方移動し
て遮水板の後端に当たったとしても、遮水板は更に傾斜
度を増す方向へ折れ曲がるだけで、該遮水板がバンパと
放熱装置との間で突っ張った状態になることはない。従
って、遮水板により放熱装置が損傷を受けることはな
い。
いるため、軽衝突により放熱装置が相対的に前方移動し
て遮水板の後端に当たったとしても、遮水板は更に傾斜
度を増す方向へ折れ曲がるだけで、該遮水板がバンパと
放熱装置との間で突っ張った状態になることはない。従
って、遮水板により放熱装置が損傷を受けることはな
い。
【0036】請求項2記載の発明によれば、2本の折れ
線を介して傾斜部が一段低く形成されているため、軽衝
突により放熱装置が相対的に前方移動して遮水板の後端
に当たったとしても、この遮水板は全体が容易にZ形に
折れ曲がり放熱装置を傷つけない。
線を介して傾斜部が一段低く形成されているため、軽衝
突により放熱装置が相対的に前方移動して遮水板の後端
に当たったとしても、この遮水板は全体が容易にZ形に
折れ曲がり放熱装置を傷つけない。
【0037】請求項3記載の発明によれば、遮水板が外
気導入口相当の範囲だけでなく、バンパの開口部の全車
幅方向範囲にわたって設けられているため、開口部から
勢い良く入り込んだ水が放熱装置の上側を越えてエンジ
ンに至るのを確実に防止することができる。
気導入口相当の範囲だけでなく、バンパの開口部の全車
幅方向範囲にわたって設けられているため、開口部から
勢い良く入り込んだ水が放熱装置の上側を越えてエンジ
ンに至るのを確実に防止することができる。
【図1】この発明の第1実施例に係る自動車のエンジン
ルーム前部構造を示す平面図である。
ルーム前部構造を示す平面図である。
【図2】図1中矢示DA方向から見た概略正面図であ
る。
る。
【図3】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図である。
【図4】遮水板を示す拡大断面図である。
【図5】この発明の第2実施例に係る遮水板を示す拡大
断面図である。
断面図である。
【図6】従来の自動車のエンジンルーム前部構造を示す
断面図である。
断面図である。
1 エンジンフード
2 バンパ
3 フロントグリル
4 開口部
6 ラジエータコアアッパ
9 コンデンサ(放熱装置)
10 ラジエータ(放熱装置)
12 吸気ダクト
13 外気導入口
16 補助ファン(放熱装置)
19 ファン(放熱装置)
21、27 遮水板
23、28 傾斜部
L、L1 、L2 折れ線
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60K 11/04
B62D 25/08
Claims (3)
- 【請求項1】 バンパとエンジンフードとの間にフロン
トグリルを設けると共にバンパに外気導入用の開口部を
形成し、エンジンルーム内のラジエータコアアッパとエ
ンジンフードとの間に吸気ダクトの外気導入口を位置さ
せ、バンパの後方に所定の前後間隔をおいた状態で放熱
装置を配した自動車のエンジンルーム前部構造におい
て、 前記開口部よりも上側部位に、バンパと放熱装置との前
後間隔をほぼ遮蔽する遮水板を、少なくとも外気導入口
の車幅方向範囲にわたって設けるとともに、前記遮水板
の後側部位に下向きの傾斜部を形成し、該傾斜部の後端
と前記放熱装置との間に隙間を設けたことを特徴とする
自動車のエンジンルーム前部構造。 - 【請求項2】 前記遮水板の後側部位に2本の折れ線を
介して一段低い傾斜部を形成し、該傾斜部の後端と放熱
装置との間に隙間を設けた請求項1記載の自動車のエン
ジンルーム前部構造。 - 【請求項3】 前記遮水板を前記バンパに形成された開
口部の全車幅方向範囲にわたって設けた請求項1又は2
のいずれか1項に記載の自動車のエンジンルーム前部構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32431794A JP3422386B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 自動車のエンジンルーム前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32431794A JP3422386B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 自動車のエンジンルーム前部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08175195A JPH08175195A (ja) | 1996-07-09 |
JP3422386B2 true JP3422386B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=18164448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32431794A Expired - Fee Related JP3422386B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 自動車のエンジンルーム前部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3422386B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20230287827A1 (en) * | 2022-03-09 | 2023-09-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Fluid flow management in vehicles |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10264857A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-10-06 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両フロントエンドモジュール構造 |
JP4122981B2 (ja) * | 2003-01-14 | 2008-07-23 | 株式会社デンソー | 送風ユニット |
US8746386B2 (en) | 2011-01-13 | 2014-06-10 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Vehicle performance enhancing apparatus |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP32431794A patent/JP3422386B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20230287827A1 (en) * | 2022-03-09 | 2023-09-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Fluid flow management in vehicles |
US11891941B2 (en) * | 2022-03-09 | 2024-02-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Fluid flow management in vehicles |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08175195A (ja) | 1996-07-09 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001025 |
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