JP3421944B2 - 圧粉磁心の製造方法及び製造装置 - Google Patents
圧粉磁心の製造方法及び製造装置Info
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Description
及び製造装置に関するものである。
サイリスタバルブ、ノイズフィルタ、チョークコイル等
の高周波コイルとして圧粉磁心が用いられている。この
ような圧粉磁心は、低鉄損でかつ高磁束密度であること
は勿論のこと、それらの磁気特性が高周波領域において
も低下しないことが求められている。
電流損と、磁性粉(鉄粉)の製造過程及びその後のプロ
セス履歴から生じるヒステリシス損とがある。このうち
渦電流損は周波数の二乗に比例して大きくなるので、高
周波での特性を向上させるためには、渦電流損を下げる
ことが重要となる。渦電流損を下げるには渦電流を小さ
な領域に閉じ込めればよいので、一般的には、個々の粒
子が絶縁された磁性粉から圧粉磁心が製造されている。
理して、磁性粉の表面に電気絶縁層を形成し、その電気
絶縁層が形成された磁性粉に接着剤として樹脂を混合す
るとともに圧縮により成形を行って、圧粉磁心を製造す
る圧粉磁心の製造方法が知られている。
よる絶縁が不十分であると、渦電流損が大きくなるとい
う欠点がある。絶縁性を良くするために電気絶縁層を厚
くすることが考えられるが、電気絶縁層が厚くなると磁
心中の磁性粉の占める割合が低下し、結果的に磁束密度
が低下してしまう。また、磁束密度を向上させるために
密度を上げようとして、高圧力で圧縮成形すると成形時
の歪が大きくなり、ヒステリシス損が大きくなり、鉄損
の増大を招いてしまう。
げることなく圧粉磁心の固有抵抗を上げることが重要で
あり、そのためには、薄くて且つ絶縁性の良好な電気絶
縁層で磁性粉を覆うことが必要である。
て、磁性粉に対して燐酸塩化成処理を施すことが、特開
平6-260319号公報、特開昭62-22410号公
報、及び特開昭63-70504号公報等において開示
されている。
号公報において、固有抵抗が上がらない原因として、絶
縁層形成時に錆が磁性粉上に発生することに着目し、錆
の発生を防止した絶縁層形成処理液を用いて絶縁処理を
施すのが効果的であることを提案している。
来の技術によって絶縁処理された磁性粉を用いて圧粉磁
心を製造しても、その圧粉磁心の固有抵抗及び透磁率は
あまり大きくはならない。大きくならない原因を調べて
みると、磁性粉の一部が凝集(二次凝集)しているため
であることが分かった。すなわち、絶縁層形成時に磁性
粉上に完全に絶縁層が形成されていても、磁性粉の一部
が凝集していると、後工程で熱硬化性樹脂粉を混合した
ときに、凝集していた磁性粉の一部が剥離して磁性粉の
表面に電気絶縁層のない部分が露出し、その結果、渦電
流損が大きくなるからである。
絶縁層を完全に形成することにより、渦電流損を小さく
抑えることのできる圧粉磁心の製造方法及び製造装置を
提供することである。
に、請求項1に記載の発明は、磁性粉を絶縁処理して当
該磁性粉の表面に電気絶縁層を形成するとともに、その
電気絶縁層を形成した磁性粉に樹脂を混合して成形する
ことにより、圧粉磁心を製造する圧粉磁心の製造方法に
おいて、前記電気絶縁層の形成前に前記磁性粉の二次凝
集を解きほぐす解砕処理を行うことを特徴としている。
理を行っておけば、凝集していた磁性粉は一つ一つに分
離されてから絶縁処理されるので、磁性粉の一つ一つに
電気絶縁層を完全に形成することができる。その結果、
後工程で熱硬化性樹脂粉を混合したときでも、磁性粉の
表面に電気絶縁層のない部分が露出することはなく、圧
粉磁心として成形したときに、その渦電流損を小さく抑
えることができる。
項2のように、燐酸、硼酸、マグネシウムイオン、界面
活性剤及び防錆剤を含む絶縁層形成処理液を混合した
後、該混合物を乾燥させて絶縁処理を行うとよい。この
ようにすると、磁性粉に表面に薄くて且つ絶縁性の良好
な電気絶縁層を形成することができる。
に、V型又はWコーン型のミキサーもしくはボールミル
を用いて、磁性粉に衝撃や振動を与えることによって行
うことができる。上記ミキサーやボールミルを用いて解
砕処理する場合、20〜30rpmの回転速度のとき
は、60分以上の解砕時間が必要で、90分以上の解砕
時間が好ましい。なお、120分解砕すれば充分であ
り、120分を越えての解砕は無駄である。
理して当該磁性粉の表面に電気絶縁層を形成する絶縁処
理手段と、前記電気絶縁層が形成された磁性粉に樹脂を
混合する混合手段と、樹脂混合後の磁性粉を成形して圧
粉磁心を製造する成形手段と、を含む圧粉磁心の製造装
置において、前記電気絶縁層の形成前に前記磁性粉の二
次凝集を解きほぐす解砕処理を行う解砕処理手段を設け
たことを特徴としている。
に、解砕処理手段によって磁性粉を解砕処理することが
でき、請求項1の場合と同様に、圧粉磁心として成形し
たときの渦電流損を小さく抑えることができる。
に、磁性粉に衝撃や振動を与えるV型又はWコーン型の
ミキサーもしくはボールミルがある。
面に従って説明する。図1は本発明に係る圧粉磁心の製
造工程を示した流れ図である。図に示すように、まず、
ステップ100において磁性粉の解砕処理が行われる。
この解砕処理は、次のステップ101での絶縁処理以前
に行われる。この点が本発明の特徴部分である。通常、
磁性粉の一部は凝集(二次凝集)しており、磁性粉に対
して解砕処理を行うことにより、磁性粉の凝集を解きほ
ぐすことができる。このような解砕処理は、V型又はW
コーン型のミキサーもしくはボールミル等の解砕処理装
置を用いて行うことができる。これについては後述す
る。
ステップ101において絶縁処理が行われる。凝集を解
かれた磁性粉は個々に分離しており、絶縁処理を行うこ
とによって、磁性粉の一つ一つの表面に電気絶縁層を均
一に形成することができる。そして、表面に電気絶縁層
が形成された磁性粉は、ステップ102において混合さ
れ、更にステップ103において乾燥される。
してポリイミド樹脂等の熱硬化性が磁性粉に加えられ混
合される。その後、ステップ105において、圧縮によ
り圧粉磁心として成形される。そして最後に、ステップ
106において乾燥し硬化処理される。
図2や図3の解砕処理装置がある。図2はV型ミキサー
である。このV型ミキサー1はステンレス製のV型容器
2を有し、このV型容器2の左右側面には回転軸3,4
が取り付けられている。回転軸3は軸受5に、回転軸4
は支持棒6先端の軸受7にそれぞれ回転自在に支持され
ている。また、V型容器2の回転を制御する回転制御部
8が設けられ、この回転制御部8の内部にはモータが設
けられている。
器2内に投入される。V型容器2を回転させるときは、
投入口2A又は2Bには蓋体(図示せず)が取り付けら
れ、V型容器2内は密閉される。そして、回転制御部8
内のモータで回転軸3を回転駆動することによって、V
型容器2は図の矢印A方向に回転し、V型容器2内の磁
性粉Pが解砕される。解砕された磁性粉PはV型容器2
下部の排出口2Cから排出され、V型容器2下方に配置
された回収容器9に回収される。なお、ここではV型容
器2の回転数は20〜30rpmに設定されている。
10は容器11を有し、この容器11の中には複数個の
ボール12が収容されている。容器11及びボール12
共にSUS304で形成されている。容器11の外周面
には放熱用フィン11Aが設けられている。
れ、容器11内に磁性粉Pを投入した後には、開口部1
1Bには蓋体13が取り付けられる。蓋体13の中央部
には回転軸14が取り付けられており、この回転軸14
は蓋体13を押さえて蓋体13が容器11から外れるの
を防ぐとともに、回転軸14を回転させることによっ
て、容器11を矢印B方向に回転(自転)させることが
できる。また、蓋体13にはガス導入弁15と真空弁1
6が取り付けられている。
は、真空弁16を介して容器11内を真空引きした後、
ガス導入弁15から容器11内にAr(アルゴン)を導
入する。そして、回転軸14を回転させるとともに、容
器11全体を図のOを中心にして矢印C方向に回転(公
転)させる。矢印C方向に回転させることによって、ボ
ール12には矢印D方向の遠心力が加わり、ボール12
は容器11の一側(図の右側)に寄ろうとするが、回転
軸14を中心にして容器11が回転(自転)しているの
で、ボール12は容器11の他側(図の左側)戻され、
結局、ボール12は容器11の内部で左右に激しく動か
されることになり、これによって、容器11内部に投入
された磁性粉Pを解砕することが可能となる。なお、こ
こではボール12は直径10mmの大きさで、磁性粉2
50gに対して200個入れられ、容器11の自転方向
の回転数は150rpmに設定されている。
サーやボールミルだけでなく、Wコーン型ミキサーでも
磁性粉Pを解砕することができる。また、容器内の磁性
粉Pに高圧ガスを吹き付けて磁性粉Pを攪拌するように
してもよいし、容器内の磁性粉Pに超音波を与えて磁性
粉Pを激しく振動させるようにしてもよい。
について着目し、図4に示すように固有抵抗が2Ω・c
m以上で鉄損が小さく安定できることを実験により見い
出した。そこで、目標とする固有抵抗値は2Ω・cm以
上とした。但し、長期の寿命を考慮すると10Ω・cm
が望ましい。
V型ミキサーに投入し、30rpmの回転速度で30
分、60分、90分、120分及び240分間の解砕処
理を施した解砕磁性粉をそれぞれ用意するとともに、比
較のため解砕処理を行わない磁性粉を用意した。
トルに、燐酸20g、硼酸4g、MgO4gを溶解し、
界面活性剤としてEF−104(トーケミプロダクツ
製)を0.1重量%、防錆剤としてベンゾトリアゾール
0.04molを加えたものを用意した。
処理液を50mol添加し、V型ミキサーを用いて30
分間混合し、温風循環型恒温槽を用いて180℃で60
分間乾燥させ、磁性粉粒子表面の絶縁処理を行った。
量%添加し、離型剤としてステアリン酸リチウムを0.
1重量%添加混合した後、金型に充填し、500MPa
の圧力で圧縮成形した。その後、200℃で4時間硬化
して、60mm×10mm×10mmの柱状圧粉磁心試
験片を作製した。
響の大きい固有抵抗を測定した。測定結果を図5に示
す。図5より、磁性粉を解砕することによって、解砕し
ない場合より高い固有抵抗が得られることが明らかであ
る。また、解砕時間が長くなるにつれて固有抵抗が大き
くなり、解砕時間60分で目標とする固有抵抗2Ω・c
m以上が得られることが分かる。また、解砕時間90分
で固有抵抗10Ω・cm以上の値が得られるが、120
分まで解砕してもそれ以上の固有抵抗増加の効果は得ら
れず、120分までで、凝集した磁性粉の解砕が完全に
終了しているものと考えられる。
磁性粉に解砕処理を行っておくことにより、得られる圧
粉磁心の固有抵抗を増加させることができる。解砕時間
としては60〜120分、より好ましくは90〜120
分が妥当である。
し、解砕時間を変えてV型ミキサーで解砕したときの粒
度分布である。解砕時間は、1時間、2時間及び4時間
とした。また、比較のために、未処理(原料粉)の磁性
粉の粒度分布も示してある。
粒径150μmのものが、35%以上存在するのに対
し、解砕処理を施すことで、20%台に減少している。
これに伴い、粒径150μm未満の粒子の割合が多くな
っている。
し、ボールミルを用いて4時間解砕したときの粒度分布
である。図中、解砕処理1は実施例2(V型ミキサーを
用いて4時間解砕)の結果であり、解砕処理2は本実施
例での結果である。また、比較のために、未処理(原料
粉)の磁性粉の粒度分布も示してある。
処理1に比べて解砕エネルギーが大きい手法であるの
で、粒径の大きい磁性粉の割合が減少し、粒径の小さい
粒子が多くなっている。
を施したときの固有抵抗の値を示している。絶縁処理の
形成以前に、磁性粉の解砕処理を施したものの固有抵抗
は大きいことが分かる。
電気絶縁層の形成以前に解砕処理を行うことにより、磁
性粉の二次凝集が解きほぐされるので、電気絶縁層形成
後に熱硬化性樹脂粉を混合しても、その電気絶縁層が剥
離したりすることが無く、圧粉磁心に成形したときの渦
電流損を小さく抑えることができる。その結果、透磁率
が高く、鉄損の小さな圧粉磁心を得ることが可能とな
る。
図である。
る。
抗との関係を示すグラフである。
化を示した線図である。
の変化を示した線図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 磁性粉を絶縁処理して当該磁性粉の表面
に電気絶縁層を形成するとともに、その電気絶縁層を形
成した磁性粉に樹脂を混合して成形することにより、圧
粉磁心を製造する圧粉磁心の製造方法において、 前記電気絶縁層の形成前に前記磁性粉の二次凝集を解き
ほぐす解砕処理を行うことを特徴とする圧粉磁心の製造
方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の圧粉磁心の製造方法に
おいて、 前記解砕処理を行った前記磁性粉に、燐酸、硼酸、マグ
ネシウムイオン、界面活性剤及び防錆剤を含む絶縁層形
成処理液を混合した後、該混合物を乾燥させ前記磁性粉
を絶縁処理することを特徴とする圧粉磁心の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の圧粉磁心の製造方法に
おいて、 前記解砕処理は、V型又はWコーン型のミキサーもしく
はボールミルを用いて、磁性粉に衝撃や振動を与えるこ
とによって行われることを特徴とする圧粉磁心の製造方
法。 - 【請求項4】 磁性粉を絶縁処理して当該磁性粉の表面
に電気絶縁層を形成する絶縁処理手段と、前記電気絶縁
層が形成された磁性粉に樹脂を混合する混合手段と、樹
脂混合後の磁性粉を成形して圧粉磁心を製造する成形手
段と、を含む圧粉磁心の製造装置において、 前記電気絶縁層の形成前に前記磁性粉の二次凝集を解き
ほぐす解砕処理を行う解砕処理手段を設けたことを特徴
とする圧粉磁心の製造装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の圧粉磁心の製造装置に
おいて、 前記解砕処理手段は、磁性粉に衝撃や振動を与えるV型
又はWコーン型のミキサーもしくはボールミルであるこ
とを特徴とする圧粉磁心の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16191398A JP3421944B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 圧粉磁心の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP16191398A JP3421944B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 圧粉磁心の製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11354359A JPH11354359A (ja) | 1999-12-24 |
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Family
ID=15744413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16191398A Expired - Lifetime JP3421944B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 圧粉磁心の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3421944B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8062583B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-11-22 | Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. | Method for producing soft magnetic powdered core |
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-
1998
- 1998-06-10 JP JP16191398A patent/JP3421944B2/ja not_active Expired - Lifetime
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