JP3421838B2 - 流し台用ステンレス成形品及びその製造方法 - Google Patents

流し台用ステンレス成形品及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばステンレス流
し台の天板やシンク等に用いられるステンレス成形品及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の流し台用ステンレス成形品
として、ステンレス素材の表面に羽布研磨等の機械研磨
加工を施し、このステンレス素材をプレス加工や溶接加
工をしてステンレス成形品を成形し、このステンレス成
形品を流し台の天板やシンク等に用いるようにしてい
る。
【0003】ここに、これら流し台用ステンレス成形品
の場合、商品価値の観点から光沢性が厳しく要求される
ことは勿論のこと、流し台内において、水、食料品、調
味料はもとより洗剤や研磨材も使用され、しかも、この
ような湿気や高温にさらされる苛酷な雰囲気下での使用
条件に加えて使用頻度も非常に高く、よって、他のステ
ンレス成形品と比較して、流し台用の成形品には耐食性
及び水垢やその他の不純物による耐汚染性についてまで
厳しく要求されている。
【0004】また、これら流し台用ステンレス成形品に
あっては、例えばアルミニュームや人造大理石などの他
の流し台用素材に比べて、ステンレス特有の清潔さを惹
起する光沢を有しているため、少しの汚れも目立ち、こ
れら汚染を除去するため、市販の強力洗浄剤を使用する
ことがあり、その結果、手指の肌荒れなど人体に悪影響
を及ぼすこともあり、よって、上記光沢性及び耐汚染性
に加えて、汚染除去性も要求されるところである。
【0005】しかし、従来の流し台用ステンレス素材の
場合、これら耐食性及び耐汚染性並びに汚染除去性にお
いて、必ずしも満足した結果が得られないことがあり、
そこで本発明らは、一般的なステンレスの技術分野にお
いて、表面の光沢性の観点から素材の電解研磨加工が採
用されていることに着目した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら電
解研磨加工技術を流し台用ステンレス材にそのまま適用
した場合、電解研磨時間が長く掛かり、経済性の点にお
いての隘路となって適用には限界があり、又、電解研磨
加工を施す前に羽布研磨等の機械研磨を施すことも提案
されるが、電解研磨時間は短くなるものの、機械研磨を
必要とすることに伴い、製作効率を低下させ、それだけ
コスト低減及び経済性において、不都合を生じさせるこ
とがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請
求項1記載の発明は、冷間圧延加工されたオーステナイ
ト系ステンレス帯を光輝焼鈍し、該光輝焼鈍後における
結晶粒径が0.0134mm乃至0.027mmに調整
し、更に表面仕上として調質圧延加工し、プレス成形の
後に電解研磨してなる流し台用ステンレス成形品にあ
る。
【0008】又、請求項2記載の製造方法の発明は、オ
ーステナイト系ステンレス帯を冷間圧延加工する冷間圧
延工程と、該ステンレス帯を結晶粒径が0.0134m
m乃至0.027mmとなる光輝焼鈍処理を行う光輝焼
鈍工程と、該光輝焼鈍処理されたステンレス帯に表面仕
上としての調質圧延を施す調質圧延工程と、該ステンレ
ス帯をプレス成形するプレス成形工程と、該プレス成形
品を電解研磨する電解研磨工程とからなることを特徴と
する流し台用ステンレス成形品の製造方法にある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図2は本発明の実施の形
態例を示し、1は冷間圧延工程であって、この工程にお
いて、オーステナイト系ステンレス帯を圧延機により冷
間圧延加工することになる。ここにオーステナイト系ス
テンレス帯としたのは、フェライト系ステンレス等に比
べて、耐食性に優れているからである。
【0010】2は光輝焼鈍工程であって、この工程にお
いては、上記ステンレス帯を結晶粒径が0.0134m
m乃至0.027mmとなる光輝焼鈍処理を行うことに
なり、ここに、光輝焼鈍処理とは、例えば、アンモニア
分解ガス等の不活性ガス雰囲気下において焼鈍を行うも
ので、スケール除去のための酸洗が不必要となり、圧延
のままの光沢を得ることができるからである。
【0011】又、ここに、結晶粒径が0.0134mm
乃至0.027mmとは、表1に示す如く、ASTM
(アメリカ材料試験協会)粒度番号9.5乃至7.5の
範囲であって、この焼鈍後において、結晶粒径が0.0
134mm乃至0.027mmの範囲となるように規制
する理由としては、表面を平滑にするためには、結晶粒
を微細化させるのが有効な手段であるが、結晶粒径が
0.027mm以上になると、プレス成形後にオレンジ
ピールや梨地肌と称する肌荒れ現象が生じ易くなると共
に表面粗さが大きくなり、又、結晶粒径が0.027m
m以下になると、硬化してプレス割れが生じ易くなるか
らである。
【0012】
【表1】
【0013】3は調質圧延工程であって、この工程にお
いては、上記光輝焼鈍処理されたステンレス帯に表面仕
上としての調質圧延を施すことになる。ここに、調質圧
延とは、更に光沢を上げるため、光輝焼鈍後のステンレ
ス帯に軽く圧延を施すことであり、これにより、いわゆ
るBA仕上げ(Bright−Annealing)と
称される表面仕上げがなされることになる。
【0014】4はプレス成形工程であって、この工程に
おいては、上記ステンレス帯のブランク抜き及び絞り成
形等のプレス成形がプレス機械によりなされ、プレス成
形品を得ることになる。尚、この場合、プレス成形前に
おいて、ステンレス帯の表面にビニールコーテイング等
の表面保護膜処理がなされる。
【0015】5は電解研磨工程であって、この工程にお
いては、上記プレス成形品を電解研磨機により電解研磨
し、完成品を得ることになる。ここに、電解研磨とは、
電極を陰極にし、プレス成形品を陽極にし、電解液中に
おいて、電極とプレス成形品との間に通電し、電気化学
的溶解作用によりプレス成形品の表面を研磨加工するこ
とであり、これにより、表面の微細な凹凸を消失させ、
表面の平滑化及び鏡面化をなし、表面の光沢を高めるこ
とになる。
【0016】この実施の形態例は上記構成であるから、
図1の如く、冷間圧延工程1おいて、オーステナイト系
ステンレス帯を圧延機により冷間圧延加工し、光輝焼鈍
工程2において、ステンレス帯を結晶粒径が0.013
4mm乃至0.027mmとなる光輝焼鈍処理を行い、
調質圧延工程3において、光輝焼鈍処理されたステンレ
ス帯に表面仕上としての調質圧延を施し、プレス成形工
程4において、ステンレス帯のブランク抜き及び絞り成
形等のプレス成形がなされてプレス成形品を得ることに
なり、そして、電解研磨工程5において、このプレス成
形品を電解研磨し、完成品を得ることになり、この結
果、耐食性及び耐汚染性並びに汚染除去性にすぐれたス
テンレス成形品を得ることができる。
【0017】この具体的な実施例として、SUS30
4、板厚0.7mm材、間口650mm×奥行400m
m×深さ190mmの流し台のシンクとしてのステンレ
ス成形品を製作し、以下の耐汚染性試験を行った。尚、
比較例は、2B仕上材(冷間圧延後、大気中において、
焼鈍、酸洗を行い、調質圧延を施したもの)に400番
の羽布研磨を行い、プレス成形して得たプレス成型品と
なっている。
【0018】一般に行われている、ぬれ性試験におい
て、シンクの底部及び側壁部について純水を用い試験を
行ったところ、表2の接触角の測定結果表の如く、この
実施例のステンレス成形品の接触角は比較品に比べ小さ
く、耐付着性の優れていることがわかる。
【0019】
【表2】
【0020】又、液滴付着試験において、図2に示す如
く、シンクの鍔が全周水平になるようシンク本体を設置
し、シンク短辺側立ち上がりR部から50ccの水を流
し、そして、一分経過後付着状況を評価したところ、付
着が少なく、付着性が改善され、いわゆる水切り性の向
上を確認した。
【0021】又、汚れ除去試験として、上記シンクを流
し台に組み込み、一乃至三カ月経過後に市販洗剤を用い
てスポンジで拭きながら汚れ落ち具合を試験したとこ
ろ、表3の汚れ除去試験の結果表に示す如く、この実施
例のステンレス成形品は比較的容易に汚れ除去が可能で
あることを確認した。
【0022】
【表3】
【0023】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、適宜設計して変更される。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1又は2記
載の発明にあっては、オーステナイト系ステンレス帯を
冷間圧延加工し、ステンレス帯を結晶粒径が0.013
4mm乃至0.027mmとなる光輝焼鈍処理を行い、
光輝焼鈍処理されたステンレス帯に表面仕上としての調
質圧延を施し、その後、プレス成形がなされてプレス成
形品を製作し、そして、このプレス成形品を電解研磨
し、完成品を得ることになり、特に、結晶粒径が0.0
134mm乃至0.027mmに調整して光輝焼鈍する
と共に調質圧延するので、表面の光沢を高めつつ、プレ
ス成形後の肌荒れ現象及びプレス割れを回避することが
でき、しかも、このプレス成形品を電解研磨して完成品
を得ることになるので、表面の微細な凹凸を消失させ、
表面の平滑化及び鏡面化をなし、表面の光沢を一層高め
ることができ、この結果、耐食性及び耐汚染性並びに汚
染除去性にすぐれた流し台用ステンレス成形品を得るこ
とができる。
【0025】以上の如く、所期の目的を充分達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の加工工程図である。
【図2】本発明の実施の形態例の試験状況説明図であ
る。
【符号の説明】
1 冷間圧延工程 2 光輝焼鈍工程 3 調質圧延工程 4 プレス成形工程 5 電解研磨工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 9/46 C25F 3/24 A47B 77/00 - 77/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷間圧延加工されたオーステナイト系ス
    テンレス帯を光輝焼鈍し、該光輝焼鈍後における結晶粒
    径が0.0134mm乃至0.027mmに調整し、更
    に表面仕上として調質圧延加工し、プレス成形の後に電
    解研磨してなる流し台用ステンレス成形品。
  2. 【請求項2】 オーステナイト系ステンレス帯を冷間圧
    延加工する冷間圧延工程と、該ステンレス帯を結晶粒径
    が0.0134mm乃至0.027mmとなる光輝焼鈍
    処理を行う光輝焼鈍工程と、該光輝焼鈍処理されたステ
    ンレス帯に表面仕上としての調質圧延を施す調質圧延工
    程と、該ステンレス帯をプレス成形するプレス成形工程
    と、該プレス成形品を電解研磨する電解研磨工程とから
    なることを特徴とする流し台用ステンレス成形品の製造
    方法。
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