JP2000054199A - めっきアノード電極用銅または銅合金ボールの製造方法 - Google Patents

めっきアノード電極用銅または銅合金ボールの製造方法

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JP2000054199A
JP2000054199A JP10215864A JP21586498A JP2000054199A JP 2000054199 A JP2000054199 A JP 2000054199A JP 10215864 A JP10215864 A JP 10215864A JP 21586498 A JP21586498 A JP 21586498A JP 2000054199 A JP2000054199 A JP 2000054199A
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ball
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alloy ball
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Tsutomu Masui
勉 増井
Akira Iwai
亮 岩井
Jiro Oshima
治郎 大島
Fusao Shidara
房雄 設楽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板などに銅または銅合金めっきす
るためのアノード電極を構成するための銅または銅合金
ボールを製造するための方法、特にプリント基板などに
厚さが均一な銅または銅合金めっき層を形成するための
アノード電極用銅または銅合金ボールの製造方法を提供
する。 【解決手段】 温度:400〜950℃に保持された銅
または銅合金ボールを、アルコール類:0.1〜50容
量%含有する水溶液に浸漬して冷却し、必要に応じて、
得られた銅または銅合金ボールの表面を冷間で擦り合わ
せかつ衝突させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板な
どに銅または銅合金めっきするためのアノード電極用銅
または銅合金ボールの製造方法に関するものであり、特
にプリント基板などに厚さが均一な銅または銅合金めっ
き層を形成するためのアノード電極用銅または銅合金ボ
ールの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリント基板の配線は、プリン
ト基板およびアノード電極をフックに掛けてめっき液中
に浸漬し、プリント基板表面に銅または銅合金をめっき
することにより形成される。この時使用されるアノード
電極は、図1に示されるように、純銅または燐含有銅合
金などからなるボール1をチタン製のバケット2の中に
装入した構造のアノード電極3が使用される。かかる構
造のアノード電極3は、ボール1の溶解が進むにつれて
ボール径が減少するが、消耗に見合った分がアノード電
極3の上部から保給されるので残基が少なく、従来の板
状アノード電極のように電極の入れ替え作業を行う必要
もなく、歩留まりが良いところから広く使用されてい
る。
【0003】かかるアノード電極のチタン製バケットに
装入する銅または銅合金ボールは、一般に、熱間押出し
棒を短尺に切断したのち球形にプレスする冷間鍛造によ
り製造されたり、また熱間押出し棒を温度:500〜1
050℃に加熱してネジ式双ロールの間を通してボール
に成形する熱間転造により製造される。しかし、熱間転
造は冷間鍛造に比べて生産性が高くコストも安いところ
から、銅または銅合金ボールの製造には熱間転造が最も
多く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、熱間転造によ
り製造した銅または銅合金ボールは、その表面に厚い酸
化膜が形成され、この表面に厚い酸化膜を有する銅また
は銅合金ボールをアノード電極として使用すると、めっ
き電着膜の厚さが不均一となる。このため、熱間転造に
より製造した銅または銅合金ボールを希硫酸による酸洗
処理したのち洗浄して表面酸化膜の除去が行われている
が、酸洗処理した銅または銅合金ボールは残留酸分ある
いは表面活性化のために長期間保管すると部分的に変色
することがあり、変色した銅または銅合金ボールは外観
上好ましくなく、製品として出荷することはできない。
これを防止するために、酸洗処理した銅または銅合金ボ
ールの表面に微量の防錆剤が塗布される。しかし、この
防錆剤もめっき性に悪影響を及ぼすところから防錆剤を
塗布することのない銅または銅合金ボールの製造方法が
求められていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
かかる観点から、酸洗処理せず、また防錆剤を塗布する
ことのない銅または銅合金ボールの製造方法を開発すべ
く研究を行った結果、 (a)温度:500〜1050℃で熱間転造して得られ
た銅または銅合金ボールを温度:400〜950℃に保
持し、この温度:400〜950℃に保持した銅または
銅合金ボールを、アルコール類:0.1〜50容量%含
有する水溶液に浸漬して冷却すると、銅または銅合金ボ
ールの表面の酸化膜がほとんど還元されて除去され、し
たがって酸洗処理および洗浄を行う必要がない、 (b)温度:500〜1050℃で熱間転造して得られ
た銅または銅合金ボールを温度:400〜950℃に保
持し、この温度:400〜950℃に保持した銅または
銅合金ボールを、アルコール類:0.1〜50容量%含
有する水溶液に浸漬したのち、研磨剤を使用することな
く銅または銅合金ボールの表面を冷間で擦り合わせかつ
衝突させると、酸化膜が一部残留しても完全に除去され
るので一層好ましい、 (c)温度:500〜1050℃で熱間転造して得られ
た銅または銅合金ボールを放冷して温度:400〜95
0℃まで降温した時点でアルコール類:0.1〜50容
量%含有する水溶液に浸漬して冷却するところから、再
加熱の必要がなく、エネルギーを節約することができ
る、 (d)このようにして製造した銅または銅合金ボールの
表面には酸化膜が存在しないか又は存在してもマクロ的
に無視できるほど薄い酸化膜であるので、この方法で製
造した銅または銅合金ボールを使用してめっきして得ら
れた電着膜は、厚さが極めて均一となる、などの知見を
得たのである。
【0006】この発明は、かかる知見に基づいてなされ
たものであって、 (1)温度:400〜950℃に保持された銅または銅
合金ボールを、アルコール類:0.1〜50容量%含有
する水溶液に浸漬して冷却するめっきアノード電極用銅
または銅合金ボールの製造方法、 (2)温度:400〜950℃に保持された銅または銅
合金ボールを、アルコール類:0.1〜50容量%含有
する水溶液に浸漬して冷却し、ついで銅または銅合金ボ
ールの表面を冷間で擦り合わせかつ衝突させるめっきア
ノード電極用銅または銅合金ボールの製造方法、 に特徴を有するものである。
【0007】銅または銅合金ボールは、熱間加工、特に
熱間転造で作製することが一層好ましい。熱間転造で作
製した銅または銅合金ボールは、冷却する前にアルコー
ル類:0.1〜50容量%含有する水溶液に浸漬して冷
却することができ、再加熱のためのエネルギーを節約す
ることができるからである。したがって、この発明は、 (3)温度:500〜1050℃で熱間加工して得られ
た温度:400〜950℃に保持された銅または銅合金
ボールを、アルコール類:0.1〜50容量%含有する
水溶液に浸漬して冷却するめっきアノード電極用銅また
は銅合金ボールの製造方法、 (4)温度:500〜1050℃で熱間加工して得られ
た温度:400〜950℃に保持された銅または銅合金
ボールを、アルコール類:0.1〜50容量%含有する
水溶液に浸漬して冷却し、ついで銅または銅合金ボール
の表面を冷間で擦り合わせかつ衝突させるめっきアノー
ド電極用銅または銅合金ボールの製造方法、 (5)温度:500〜1050℃で熱間転造して得られ
た温度:400〜950℃に保持された銅または銅合金
ボールを、アルコール類:0.1〜50容量%含有する
水溶液に浸漬して冷却するめっきアノード電極用銅また
は銅合金ボールの製造方法、 (6)温度:500〜1050℃で熱間転造して得られ
た温度:400〜950℃に保持された銅または銅合金
ボールを、アルコール類:0.1〜50容量%含有する
水溶液に浸漬して冷却し、ついで銅または銅合金ボール
の表面を冷間で擦り合わせかつ衝突させるめっきアノー
ド電極用銅または銅合金ボールの製造方法、 に特徴を有するものである。
【0008】この発明のめっきアノード電極用銅または
銅合金ボールの製造方法で使用するアルコール類は、イ
ソプロピル・アルコールが最も好ましいが、その他、エ
チルアルコール、メチルアルコール、ブチルアルコール
などを使用することができる。また、銅または銅合金ボ
ールの表面を冷間で擦り合わせかつ衝突させる操作を行
うには、研磨材が混入しないことが必要である。
【0009】この発明のめっきアノード電極用銅または
銅合金ボールの製造方法における条件を前記のごとく限
定した理由を説明する。 A.銅または銅合金ボールの作製方法 銅または銅合金ボールを作製する方法は、いかなる方法
により作製してもよく、冷間転造、冷間鍛造などの冷間
加工、または熱間鍛造、熱間転造などの熱間加工により
作製してもよいが、熱間転造が最も好ましい。熱間転造
が最も好ましい理由は、最も低コストで熱間押出し棒か
らボールを作製することができること、さらにアルコー
ル類:0.1〜50容量%含有する水溶液に浸漬して冷
却する際に、再加熱する必要がなく、エネルギーを節約
できるからである。
【0010】B.水溶液に浸漬する際の銅または銅合金
ボールの温度 水溶液に浸漬する際の銅または銅合金ボールの温度を4
00〜950℃に限定した理由は、銅または銅合金ボー
ルの温度が400℃未満では銅または銅合金ボールの表
面に形成された銅酸化物を効率よく還元させることがで
きず、一方、銅または銅合金ボールの温度を950℃を
越えると、高温によるアルコール水溶液中のアルコール
が過剰に蒸発し、アルコールの損耗が多大となって好ま
しくないことによるものである。水溶液に浸漬する際の
銅または銅合金ボールの温度の一層好ましい範囲は50
0〜600℃である。
【0011】C.アルコール水溶液中のアルコールの含
有量 アルコール水溶液中のアルコールの含有量が0.1容量
%未満では銅または銅合金ボールの表面に形成された銅
酸化物を効率よく還元させることができず、一方、アル
コールの含有量が50容量%を越えても、銅酸化物の還
元効率が上がらず、アルコールの蒸発が過大となって好
ましくない。したがってアルコール水溶液に含まれるア
ルコールの含有量は0.1〜50容量%に定めた。アル
コール水溶液に含まれるアルコールの含有量の一層好ま
しい範囲は2〜4容量%である。
【0012】
【発明の実施の形態】実施例1〜5および比較例1〜2 イソプロピル・アルコールを表1に示される割合で含む
温度:30℃の冷却水溶液が毎分150リットル/mi
n.の割合で流れている水槽を用意した。一方、直径:
175mm、長さ:800mmの寸法を有する純度:9
9.9重量%の無酸素銅鋳造インゴットを熱間押出して
直径:51.5mm、長さ:9mの棒材を製造し、この
棒を1mに切断し、加熱炉で800℃に加熱後、転造機
にて直径:55mmの銅ボールを製造し、得られた銅ボ
ールが表1に示される温度に降温した後、ただちに銅ボ
ールを前記温度:30℃の冷却水溶液が毎分150リッ
トル/min.の割合で流れている水槽に投入し、コン
ベヤで搬送しながら冷却し、銅ボールが50℃になった
ところで銅ボールを冷却水溶液から取り出すことによ
り、本発明めっきアノード電極用銅ボールの製造方法
(以下、本発明法という)1〜5および比較めっきアノ
ード電極用銅ボールの製造方法(以下、比較法という)
1〜2を実施した。
【0013】従来例1 直径:175mm、長さ:800mmの寸法を有する純
度:99.9重量%の無酸素銅鋳造インゴットを熱間押
出しして直径:51.5mm、長さ:9mの棒材を製造
し、この棒を1mに切断し、加熱炉で800℃に加熱
後、転造機にて直径:55mmの銅ボールを製造し、5
50℃の温度にまで冷却した時点で水道水が流れている
水槽に投入し、コンベヤで搬送しながら冷却し、銅ボー
ルが50℃になったところで水槽から取り出した。その
後、この取り出した銅ボールを硫酸:100g/リット
ルを含有した水溶液中に10分間浸漬し、ついでシャワ
ーにて洗浄したのち、さらに防錆剤:10g/リットル
を含有した水溶液にて洗浄することにより、従来めっき
アノード電極用銅ボールの製造方法(以下、従来法とい
う)1を実施した。
【0014】本発明法1〜5、比較法1〜2および従来
法1により得られた銅ボールについて下記の観察および
測定を行い、その結果を表1に示した。
【0015】銅ボール表面の変色の有無の観察 得られた銅ボールを段ボール箱に梱包後、6ケ月経過後
の銅ボール表面を観察して変色の有無を目視にて観察
し、その結果を表1に示した。
【0016】銅ボールの表面酸化膜の有無 得られた銅ボールの表面を400倍の顕微鏡にて観察
し、酸化物の有無を確認し、その結果を表1に示した。
【0017】電着試験機による電着膜の均一性試験 本発明法1〜5、比較法1〜2および従来法1により得
られた銅ボールをそれぞれ3個づつチタン製バケットに
装入してアノード電極を作製し、下記の条件で電着試験
を行い、得られた電着膜を切断し、5か所の電着膜切断
面の膜厚を測定し、電着膜の最も厚い部分と最も薄い部
分の膜厚の差(以下、最大膜厚差と云う)を求め、従来
法1により得られた銅ボールを使用して得られた電着膜
の最大膜厚差を1とし、本発明法1〜5および比較法1
〜2により得られた銅ボールを使用した電着膜の最大膜
厚差の相対値をを求め、その結果を表1に示すことによ
り膜厚のばらつきを評価した。相対値が小さいほど膜厚
のばらつきが少ない。 [電着試験条件] アノード電極:銅ボール3個をチタン製バケットに装入
した電極 カソード電極:銅板 電解液 :硫酸銅190g/l、硫酸50g/l含
有の水溶液 電解液温度 :20℃ 電流密度 :3A/dm2 電着時間 :5時間
【0018】
【表1】
【0019】表1に示される結果から明らかなように、
従来法1により作製した銅ボールは1週間以内に変色し
たが、本発明法1〜5で作製した銅ボールは6か月たっ
ても変色が認められず、金属光沢を保っていた。さらに
顕微鏡観察しても本発明法1〜5で作製した銅ボールに
は酸化物膜は認められず、さらに電着試験でも電着膜の
膜厚のばらつきが少ないことが分かる。しかし、この発
明の条件から外れた比較法1〜2は、好ましくない結果
が得られることも分かる。
【0020】実施例6〜10および比較例3〜4 イソプロピル・アルコールを表2に示される割合で含む
温度:30℃の冷却水溶液が毎分150リットル/mi
n.の割合で流れている水槽を用意した。一方、直径:
175mm、長さ:800mmの寸法を有するP:0.
0451重量%を含有し残りがCuおよび不可避不純物
からなる銅合金(以下、銅合金という)の鋳造インゴッ
トを熱間押出しして直径:51.5mm、長さ:9mの
棒材を製造し、この棒を1mに切断し、加熱炉で800
℃に加熱後、転造機にて直径:55mmの銅合金ボール
を製造し、得られた銅合金ボールが表2に示される温度
に降温した後、ただちにこの銅合金ボールを前記温度:
30℃の冷却水溶液が毎分150リットル/min.の
割合で流れている水槽に投入し、コンベヤで搬送しなが
ら冷却し、銅合金ボールが50℃になったところで銅合
金ボールを冷却水溶液から取り出し、銅合金ボールを容
量:200リットルのバレル研磨機で振幅:3mm、振
動数:1900c.p.m.、研磨時間:5分の条件で
共擦研磨を行うことにより本発明法6〜10および比較
法3〜4を実施した。
【0021】従来例2 直径:175mm、長さ:800mmの寸法を有する
P:0.0451重量%を含有し残りがCuおよび不可
避不純物からなる銅合金鋳造インゴットを熱間押出して
直径:51.5mm、長さ:9mの棒材を製造し、この
棒を1mに切断し、加熱炉で800℃に加熱後、転造機
にて直径:55mmの銅合金ボールを製造し、表2に示
される温度にまで冷却した時点で水道水が流れている水
槽に投入し、コンベヤで搬送しながら冷却し、銅合金ボ
ールが50℃になったところで水槽から取り出した。そ
の後、この取り出した銅合金ボールを硫酸:100g/
リットルを含有した水溶液中に10分間浸漬し、ついで
シャワーにて洗浄したのち、さらに防錆剤:10g/リ
ットルを含有した水溶液にて洗浄することにより従来法
2を実施した。
【0022】本発明法6〜10、比較法1〜2および従
来法2により得られた銅合金ボールについて実施例1〜
5、比較例1〜2および従来例2と同じ観察および測定
を行い、その結果を表2に示した。
【0023】
【表2】
【0024】表2に示される結果から明らかなように、
従来法2により作製した酸洗を行った銅合金ボールは1
週間以内に変色したが、本発明法6〜10で作製した銅
合金ボールは6か月たっても変色が認められず、金属光
沢を保っていた。さらに顕微鏡観察しても本発明法6〜
10で作製した銅合金ボールには酸化物膜は認められ
ず、さらに電着試験でも電着膜の膜厚のばらつきが少な
いことが分かる。しかし、この発明の条件から外れた比
較法3〜4は、好ましくない結果が得られることも分か
る。
【0025】
【発明の効果】この発明は、優れた銅または銅合金ボー
ルの製造方法を提供することができ、めっき産業の発展
に大きく貢献し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】銅または銅合金ボールを使用しためっきアノー
ド電極の断面側面図である。
【符号の説明】
1 銅または銅合金ボール 2 チタン製のバケット 3 アノード電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 治郎 福島県いわき市小名浜字吹松15番地の2 三菱マテリアル株式会社小名浜工場内 (72)発明者 設楽 房雄 福島県いわき市小名浜字吹松15番地の2 三菱マテリアル株式会社小名浜工場内 Fターム(参考) 4K023 AA19 AB38 BA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度:400〜950℃に保持された銅
    または銅合金ボールを、アルコール類:0.1〜50容
    量%含有する水溶液に浸漬して冷却することを特徴とす
    るめっきアノード電極用銅または銅合金ボールの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 温度:400〜950℃に保持された銅
    または銅合金ボールを、アルコール類:0.1〜50容
    量%含有する水溶液に浸漬して冷却し、ついで銅または
    銅合金ボールの表面を冷間で擦り合わせかつ衝突させる
    ことを特徴とするめっきアノード電極用銅または銅合金
    ボールの製造方法。
  3. 【請求項3】 温度:500〜1050℃で熱間加工し
    て得られた温度:400〜950℃の銅または銅合金ボ
    ールをアルコール類:0.1〜50容量%含有する水溶
    液に浸漬して冷却することを特徴とする請求項1または
    2記載のめっきアノード電極用銅または銅合金ボールの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記熱間加工は、熱間転造であることを
    特徴とする請求項3記載のめっきアノード電極用銅また
    は銅合金ボールの製造方法。
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