JP3419606B2 - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JP3419606B2
JP3419606B2 JP23724195A JP23724195A JP3419606B2 JP 3419606 B2 JP3419606 B2 JP 3419606B2 JP 23724195 A JP23724195 A JP 23724195A JP 23724195 A JP23724195 A JP 23724195A JP 3419606 B2 JP3419606 B2 JP 3419606B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置とその製
造方法に係り、詳しくはMOS型トランジスタの接合容
量の低減に関する。
【0002】近年、コンピュータシステム、例えば、パ
ーソナルコンピュータの高速化及び記憶容量の大容量化
に伴い、同一のシステムボード上に多数の半導体記憶装
置が搭載されている。これらの多数の半導体記憶装置の
入出力回路部、例えば、アドレスバッファが同一のバス
信号線に接続されている。そのため、コンピュータシス
テムの動作速度を高速化するためには、バス信号線につ
ながる負荷容量を低減することが必要となり、各半導体
記憶装置の入出力回路部の容量を低減できることが望ま
れている。
【0003】
【従来の技術】図9は従来の半導体装置61の入力回路
に備えられた保護回路を示す。図9(b)に示すよう
に、p--型半導体基板62内にはp- 型ウェル拡散領域
63が形成され、p- 型ウェル拡散領域63内には一対
のn+ 型拡散領域64,65が形成されている。両n+
型拡散領域64,65はp--型半導体基板62の表面に
形成されたフィールド酸化膜66によって素子分離され
ている。両n+ 型拡散領域64,65はフィールド酸化
膜66に代えてゲート(図示略)を形成することによっ
てnMOSトランジスタのソース及びドレインとなる。
半導体装置61の表面には絶縁膜67が形成されてい
る。
【0004】半導体装置の外部入力端子(図示略)から
信号を伝達するためのアルミニウム配線68はコンタク
ト69によってn+ 型拡散領域65に接続されている。
接地側の低電源ライン(図示略)から延びるアルミニウ
ム配線70はコンタクト71によってn+ 型拡散領域6
4に接続されている。
【0005】また、図9(a)に示すように、入力回路
(図示略)に信号を伝達するためのアルミニウム配線7
2は、コンタクト73を介してn+ 型拡散領域65に接
続されている。
【0006】上記のように構成された半導体装置61で
は、外部入力端子に入力される通常の電圧レベルの信号
はアルミニウム配線68を介してn+ 型拡散領域65に
伝達され、さらにアルミニウム配線72を介して入力回
路に伝達される。また、外部入力端子に正の静電気が入
り、アルミニウム配線68を介してn+ 型拡散領域65
に伝達されると、n+ 型拡散領域65とp- 型ウェル拡
散領域63とのpn接合がブレークダウンを起こし、n
+ 型拡散領域65からp- 型ウェル拡散領域63に電流
が流れる。p- 型ウェル拡散領域63とn+ 型拡散領域
64とは順方向のpn接合であるため、このp- 型ウェ
ル拡散領域63からn+ 型拡散領域64に電流が流れ、
アルミニウム配線70を介して低電源ラインに流れる。
その結果、入力回路に静電気が伝達されることはなく、
入力回路は静電破壊から保護される。
【0007】又、図10は従来のCMOS半導体装置7
5を示す。p--型半導体基板62内にはp- 型ウェル拡
散領域63が形成されている。p- 型ウェル拡散領域6
3内にはゲート77及び一対のn+ 型拡散領域78,7
9よりなるnMOSトランジスタ76と、ゲート81及
び一対のn+ 型拡散領域82,83よりなるnMOSト
ランジスタ80とが形成されている。両nMOSトラン
ジスタ76,80はp --型半導体基板62の表面に形成
されたフィールド酸化膜66によって素子分離されてい
る。また、p--型半導体基板62内にはn- 型ウェル拡
散領域85が形成されている。n- 型ウェル拡散領域8
5内にはゲート87及び一対のp+ 型拡散領域88,8
9よりなるpMOSトランジスタ86が形成されてい
る。なお、図10において、半導体装置75の表面の絶
縁膜は省略されている。
【0008】上記のように構成された半導体装置75で
は、両nMOSトランジスタ76,80は共通のp-
ウェル拡散領域63内に形成されているため、両トラン
ジスタ76,80のしきい値電圧を精度よくコントロー
ルすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図9に示す
半導体装置61において、入力回路部の容量を低減する
ためには、n+ 型拡散領域65とp- 型ウェル拡散領域
63との接合容量を低減する、すなわち、n+ 型拡散領
域65とp- 型ウェル拡散領域63との接合面積(より
厳密に言えば接合部分の長さ)を小さくしなければなら
ない。しかしながら、n+ 型拡散領域65とp- 型ウェ
ル拡散領域63との接合面積を小さくすると、電流を流
す能力(コンダクタンス)が低下し、外部入力端子に印
加された静電気(電荷)が低電源ライン側へ抜けにくく
なり、静電気に対する耐性が低下してしまう。
【0010】また、図10に示す半導体装置75の動作
速度の高速化を図るためには、nMOSトランジスタ7
6,80のn+ 型拡散領域78,79,82,83とp
- 型ウェル拡散領域63との接合容量及びpMOSトラ
ンジスタ86のp+ 型拡散領域88,89とn- 型ウェ
ル拡散領域85との接合容量を低減する、すなわち、こ
れらの接合面積(より厳密に言えば接合部分の長さ)を
小さくしなければならない。しかし、これらの接合面積
を小さくすると、トランジスタ76,80,86のコン
ダクタンスが低下し、その分トランジスタの負荷を駆動
する能力が低下してしまい、結果的に半導体装置75の
動作速度の高速化を図ることはできない。
【0011】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、第2の素子の電流を流
す能力を維持しつつ、第2の素子の接合容量を低減でき
る半導体装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、第1の導電型の半導体基板と、
前記半導体基板内に形成される同半導体基板よりも高濃
度である第1の導電型のウェル拡散領域と、前記ウェル
拡散領域内に形成される第1の導電型とは異なる第2の
導電型の第1の素子と、前記半導体基板内に形成される
とともに、入力回路に接続される第2の導電型の第2の
素子とを備えた。
【0013】請求項2の発明は、第1の導電型の半導体
基板と、前記半導体基板内に形成される同半導体基板よ
りも高濃度である第1の導電型のウェル拡散領域と、前
記ウェル拡散領域内に形成される第1の導電型とは異な
る第2の導電型の第1の素子と、前記半導体基板内に形
成されるとともに、入力回路に接続される第2の導電型
の第2の素子と、前記第1の素子と前記第2の素子とを
分離するフィールド酸化膜とを備えた。請求項3の発明
は、前記第2の素子が、前記半導体基板の濃度に接して
いる。
【0014】請求項4の発明は、前記第2の素子が、前
記半導体基板に直接接している。
【0015】請求項5の発明は、前記第1の素子と前記
第2の素子とを分離するフィールド酸化膜を備え、同フ
ィールド酸化膜の下に、前記第1の素子と前記第2の素
子とに隣接するように形成される高濃度の第1の導電型
のチャネルカット用拡散領域を備えた。請求項6の発明
は、前記第1の素子と前記第2の素子とを分離するフィ
ールド酸化膜を備え、前記ウェル拡散領域は、その境界
が前記フィールド酸化膜の下において前記第1の素子及
び第2の素子のほぼ中央に位置するように形成する。請
求項7の発明は、前記第2の素子は第1の端部と第2の
端部を備え、前記第1の端部は外部入力端子に接続さ
れ、前記第2の端部は入力回路に接続する。 請求項8の
発明は、前記第1の素子は低電源ラインに接続され、静
電気が前記第2の素子に印加された場合には、前記第2
の素子から第1の素子を介して低電源ラインに電流が流
れる。 請求項9の発明は、前記第2の素子及び前記半導
体基板は前記入力回路を保護するためのpn接合ダイオ
ードを構成する。 請求項10の発明は、前記第1の素子
及び第2の素子をnMOSトランジスタとした。 請求項
11の発明は、前記第1の素子及び第2の素子をpMO
Sトランジスタとした。 請求項12の発明は、第1の導
電型の半導体基板を生成し、前記半導体基板内に同半導
体基板よりも高濃度である第1の導電型のウェル拡散領
域を形成し、前記ウェル拡散領域内に第1の導電型とは
異なる第2の導電型の第1の素子を形成し、前記半導体
基板内に第2の導電型の第2の素子を形成するとともに
同第2の素子を入力回路に接続すした。 請求項13の発
明は、第1の導電型の半導体基板を生成し、前記半導体
基板内に同半導体基板よりも高濃度である第1の導電型
のウェル拡散領域を形成し、前記ウェル拡散領域内に第
1の導電型とは異なる第2の導電型の第1の素子を形成
し、前記半導体基板内に第2の導電型の第2の素子を形
成するとともに同第2の素子を入力回路に接続し、前記
第1の素子と前記第2の素子とを分離するフィー ルド酸
化膜を形成する。 請求項14の発明は、前記第2の素子
を、前記半導体基板の濃度に接するように形成する。請
求項15の発明は、前記第2の素子を、前記半導体基板
に直接接するように形成する。
【0016】(作用) 請求項1及び、請求項2の発明によれば、第2の素子は
不純物濃度の低い半導体基板内に形成されるため、第2
の素子と半導体基板との接合面積を小さくせずに済み、
第2の素子の電流を流す能力を維持しつつ、第2の素子
と半導体基板との接合容量を低減できる。
【0017】請求項3及び、請求項の発明によれば、
第2の素子と半導体基板の接合容量が第1の素子と半導
体基板の接合容量より低減できる。
【0018】請求項の発明によれば、チャネルカット
用拡散領域によって接合耐圧が高くなり、第2の素子か
ら第1の素子への接合リークの発生のおそれが低くな
る。請求項の発明によれば、ウェル拡散領域を形成す
るための不純物の注入時のマスクあるいはレチクルの位
置合わせが容易になるとともに、不純物の熱拡散の制御
が容易になり、製造マージンの向上及び製品の品質の向
上を図ることができる。
【0019】請求項の発明によれば、外部入力端子に
印加された静電気に対する耐性が低下することなく維持
される。請求項8の発明によれば、入力回路に静電気が
伝達されることはなく、入力回路が静電破壊から保護さ
れる。請求項9の発明によれば、第2の素子と半導体基
板との接合容量が低減される。請求項10の発明によれ
ば、第1及び第2の素子としてのnMOSトランジスタ
のコンダクタンスは維持されたまま、第2の素子と半導
体基板との接合容量が低減される。請求項11の発明に
よれば、第1及び第2の素子としてのpMOSトランジ
スタのコンダクタンスは維持されたまま、第2の素子と
半導体基板との接合容量が低減される。請求項12及
び、請求項13の発明によれば、第2の素子は不純物濃
度の低い半導体基板内に形成されるため、第2の素子と
半導体基板との接合面積を小さくせずに済み、第2の素
子の電流を流す能力を維持しつつ、第2の素子と半導体
基板との接合容量を低減できる。請求項14及び、請求
項15の発明によれば、第2の素子と半導体基板の接合
容量が第1の素子と半導体基板の接合容量より低減でき
る。
【0020】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]以下、本発明の第1の実施の形態
の半導体装置を図1に従って説明する。
【0021】図1は本形態の半導体装置1の入力回路に
備えられた保護回路を示す。図1(b)に示すように、
第1の導電型の半導体基板としてのp--型半導体基板2
内には半導体基板2よりも高濃度の第1の導電型のウェ
ル拡散領域としてのp- 型ウェル拡散領域3が形成され
ている。p- 型ウェル拡散領域3内には第2の導電型の
第1の素子としてのn+ 型拡散領域4が形成されてい
る。
【0022】また、p--型半導体基板2内には第2の導
電型の第2の素子としてのn+ 型拡散領域5が形成され
ている。両n+ 型拡散領域4,5はp--型半導体基板2
の表面に形成されたフィールド酸化膜6によって素子分
離されている。半導体装置1の表面には絶縁膜7が形成
されている。p- 型ウェル拡散領域3の境界B1はフィ
ールド酸化膜6の直下において、n+ 型拡散領域4側に
位置するように形成されている。
【0023】図1(a)に示すように、n+ 型拡散領域
5は第1及び第2の端部を備えている。n+ 型拡散領域
5の第1の端部は外部入力端子(図示略)から信号を伝
達するためのアルミニウム配線8に対してコンタクト9
によって接続されている。n + 型拡散領域5の第2の端
部は入力回路(図示略)に信号を伝達するためのアルミ
ニウム配線12に対してコンタクト13によって接続さ
れている。本形態において、n+ 型拡散領域5とp--
半導体基板2とによって入力回路を保護するためのpn
接合ダイオードが構成されている。
【0024】n+ 型拡散領域4は接地側の低電源ライン
(図示略)から延びるアルミニウム配線10に対してコ
ンタクト11によって接続されている。上記のように構
成された半導体装置1では、外部入力端子に入力される
通常の電圧レベルの信号はアルミニウム配線8を介して
+ 型拡散領域5に伝達され、さらにアルミニウム配線
12を介して入力回路に伝達される。また、外部入力端
子に正の静電気が入り、アルミニウム配線8を介してn
+ 型拡散領域5に伝達されると、n+ 型拡散領域5とp
--型半導体基板2とのpn接合がブレークダウンを起こ
し、n+ 型拡散領域5からp--型半導体基板2に電流が
流れる。p- 型ウェル拡散領域3とn+ 型拡散領域4と
は順方向のpn接合であるため、p--型半導体基板2か
らp- 型ウェル拡散領域3を介してn+ 型拡散領域4に
電流が流れ、アルミニウム配線10を介して低電源ライ
ンに流れる。その結果、入力回路に静電気が伝達される
ことはなく、入力回路は静電破壊から保護される。
【0025】さて、本形態では、n+ 型拡散領域5はp
- 型ウェル拡散領域内に形成されておらず、p--型半導
体基板2に直接形成されている。一般に、pn接合の接
合容量Cは、以下の式にて表される。
【0026】
【数1】 q :電子の電荷量 1.6×10-19 C εS1:半導体の誘電率 11.9 ε0 :真空の誘電率 8.85×10-14 F/
cm NA :アクセプタ不純物濃度(基板またはp- 型ウェル
の濃度に対応) ND :ドナー不純物濃度(n+ 型拡散領域の濃度に対
応) ni :真正半導体のキャリア濃度 k :ボルツマン定数 1.38×10-23 φ :ビルトイン電圧 NA ≪ND になるように不純物注入量を制御するため、
上記式(1),(2)は、
【0027】
【数2】 と近似することができる。従って、本形態の半導体装置
は、p--型半導体基板2のアクセプタ不純物濃度がp-
型ウェル拡散領域3のそれよりも約1桁程度薄いとする
と、n+ 型拡散領域5とp--型半導体基板2との接合容
量は、n+ 型拡散領域4とp- 型ウェル拡散領域3との
接合容量の約1/3に低減する。
【0028】このように、本実施の形態の半導体装置1
は、n+ 型拡散領域5の形状、すなわち、n+ 型拡散領
域5とp--型半導体基板2との接合面積を小さくせずに
済み、外部入力端子に印加された静電気に対する耐性を
維持したまま、n+ 型拡散領域5とp--型半導体基板2
との接合容量を低減することができる。
【0029】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態の半導体装置を図2に従って説明する。説
明の便宜上、図1と同様の構成については同一の符号を
付してその説明を一部省略する。
【0030】本形態の半導体装置15は入力回路に備え
られた保護回路を示し、半導体装置15には、フィール
ド酸化膜6の直下において、高濃度の第1の導電型であ
るp ++型チャネルカット用拡散領域16がn+ 型拡散領
域4,5に隣接するように形成されている。
【0031】p++型チャネルカット用拡散領域16は、
フィールド酸化膜6を形成するために、半導体基板2の
表面に設けられるシリコン窒化膜(n+ 型拡散領域4,
5の形成位置に設けられる)をマスクとすることにより
位置合わせフリーとし、p型不純物の注入を行うととも
に、適度の熱拡散を行うことによって形成される。
【0032】従って、本実施の形態の半導体装置15
は、p++型チャネルカット用拡散領域16によって接合
耐圧が高くなり、n+ 型拡散領域5からn+ 型拡散領域
4への接合リークの発生のおそれを低減することができ
る。
【0033】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態の半導体装置18を図3に従って説明す
る。説明の便宜上、図1と同様の構成については同一の
符号を付してその説明を一部省略する。
【0034】本形態の半導体装置18は入力回路に備え
られた保護回路を示し、半導体装置18には、フィール
ド酸化膜6の直下において、p++型チャネルカット用拡
散領域16がn+ 型拡散領域4,5に隣接するように形
成されるとともに、p- 型ウェル拡散領域3の境界B2
が両n+ 型拡散領域4,5のほぼ中央に位置するように
形成されている。
【0035】従って、本形態の半導体装置18は、第2
の形態の半導体装置15と同様の効果がある。また、本
形態の半導体装置18は、p- 型ウェル拡散領域3の境
界B2がn+ 型拡散領域4,5のほぼ中央に位置するよ
うに形成されているため、p - 型ウェル拡散領域3を形
成するための不純物の注入時のマスクあるいはレチクル
の位置合わせが容易になるとともに、p型不純物の熱拡
散の制御が容易になり、製造マージンの向上及び製品の
品質の向上を図ることができる。
【0036】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態の半導体装置21を図4に従って説明す
る。図4は本形態の半導体装置21の入力回路に備えら
れた保護回路を示す。第1の導電型の半導体基板として
のn--型半導体基板22内には半導体基板22よりも高
濃度の第1の導電型のウェル拡散領域としてのn- 型ウ
ェル拡散領域23が形成されている。n- 型ウェル拡散
領域23内には第2の導電型の第1の素子としてのp+
型拡散領域24が形成されている。
【0037】また、n--型半導体基板22内には第2の
導電型の第2の素子としてのp+ 型拡散領域25が形成
されている。両p+ 型拡散領域24,25はn--型半導
体基板22の表面に形成されたフィールド酸化膜6によ
って素子分離されている。n - 型ウェル拡散領域23の
境界B3はフィールド酸化膜6の直下において、p+
拡散領域24側に位置するように形成されている。
【0038】そして、p+ 型拡散領域25に対して前記
外部入力端子及び入力回路が接続されるとともに、p+
型拡散領域24に対して前記低電源ラインが接続され
る。本形態において、p+ 型拡散領域25とn--型半導
体基板22とによって入力回路を保護するためのpn接
合ダイオードが構成されている。
【0039】上記のように構成された半導体装置21で
は、外部入力端子に入力される通常の電圧レベルの信号
はp+ 型拡散領域25を介して入力回路に伝達される。
また、外部入力端子に負の静電気が入り、それがp+
拡散領域25に伝達されると、p+ 型拡散領域25とn
--型半導体基板22とのpn接合がブレークダウンを起
こし、p+ 型拡散領域24からn- 型ウェル拡散領域2
3及びn--型半導体基板22を介してp+ 型拡散領域2
5に電流が流れる。その結果、入力回路に静電気が伝達
されることはなく、入力回路は静電破壊から保護され
る。
【0040】さて、本形態では、p+ 型拡散領域25は
- 型ウェル拡散領域内に形成されておらず、n--型半
導体基板22に直接形成されている。従って、本形態の
半導体装置21は、p--型半導体基板2のアクセプタ不
純物濃度がp- 型ウェル拡散領域3のそれよりも約1桁
程度薄いとすると、p+ 型拡散領域25とn--型半導体
基板22との接合容量は、p+ 型拡散領域24とn-
ウェル拡散領域23との接合容量の約1/3に低減す
る。そのため、本実施の形態の半導体装置21は、p+
型拡散領域25の形状、すなわち、p+ 型拡散領域25
とn--型半導体基板22との接合面積を小さくせずに済
み、外部入力端子に印加された静電気に対する耐性を維
持したまま、p+ 型拡散領域25とn--型半導体基板2
2との接合容量を低減することができる。
【0041】[第5の実施の形態]次に、本発明の第5
の実施の形態の半導体装置を図5に従って説明する。説
明の便宜上、図4と同様の構成については同一の符号を
付してその説明を一部省略する。
【0042】本形態の半導体装置27は入力回路に備え
られた保護回路を示し、半導体装置27には、フィール
ド酸化膜6の直下において、高濃度の第1の導電型であ
るn ++型チャネルカット用拡散領域27がp+ 型拡散領
域24,25に隣接するように形成されている。
【0043】n++型チャネルカット用拡散領域28は、
フィールド酸化膜6を形成するために、半導体基板22
の表面に設けられるシリコン窒化膜(p+ 型拡散領域2
4,25の形成位置に設けられる)をマスクとすること
により位置合わせフリーとし、n型不純物の注入を行う
とともに、適度の熱拡散を行うことによって形成され
る。
【0044】従って、本実施の形態の半導体装置27
は、n++型チャネルカット用拡散領域28によって接合
耐圧が高くなり、p+ 型拡散領域25からp+ 型拡散領
域24への接合リークの発生のおそれを低減することが
できる。
【0045】[第6の実施の形態]次に、本発明の第6
の実施の形態の半導体装置30を図6に従って説明す
る。説明の便宜上、図4と同様の構成については同一の
符号を付してその説明を一部省略する。
【0046】本形態の半導体装置30は入力回路に備え
られた保護回路を示し、半導体装置30には、フィール
ド酸化膜6の直下において、n++型チャネルカット用拡
散領域28がp+ 型拡散領域24,25に隣接するよう
に形成されるとともに、n-型ウェル拡散領域23の境
界B4が両n+ 型拡散領域24,25のほぼ中央に位置
するように形成されている。
【0047】従って、本形態の半導体装置30は、第5
の形態の半導体装置27と同様の効果がある。また、本
形態の半導体装置30は、n- 型ウェル拡散領域23の
境界B4がp+ 型拡散領域24,25のほぼ中央に位置
するように形成されているため、n- 型ウェル拡散領域
23を形成するための不純物の注入時のマスクあるいは
レチクルの位置合わせが容易になるとともに、n型不純
物の熱拡散の制御が容易になり、製造マージンの向上及
び製品の品質の向上を図ることができる。
【0048】[第7の実施の形態]以下、本発明の第7
の実施の形態を図7に従って説明する。なお、説明の便
宜上、図3と同様の構成については同一の符号を付して
その説明を一部省略する。
【0049】本形態の半導体装置32は内部回路を構成
するnMOSトランジスタ部を示す。p- 型ウェル拡散
領域3内には第1の素子としてのnMOSトランジスタ
33が形成され、p--型半導体基板2には第2の素子と
してのnMOSトランジスタ37が形成されている。n
MOSトランジスタ33はゲート34及び一対のn+
拡散領域35,36よりなり、nMOSトランジスタ3
7はゲート38及び一対のn+ 型拡散領域39,40よ
りなる。両nMOSトランジスタ33,37はフィール
ド酸化膜6によって素子分離されている。なお、図7に
おいて、半導体装置32の表面の絶縁膜は省略されてい
る。
【0050】フィールド酸化膜6の直下において、p++
型チャネルカット用拡散領域16がnMOSトランジス
タ33,37に隣接するように形成されている。p-
ウェル拡散領域3の境界B2は両nMOSトランジスタ
33,37のほぼ中央に位置するように形成されてい
る。
【0051】さて、本形態の半導体装置32は、nMO
Sトランジスタ37をp--型半導体基板2内に直接形成
している。そのため、nMOSトランジスタ37のしき
い値電圧がばらつく。ところが、半導体装置32はnM
OSトランジスタ37のn+型拡散領域39,40の形
状、すなわち、n+ 型拡散領域39,40とp--型半導
体基板2との接合面積を小さくせずに済み、nMOSト
ランジスタ37のコンダクタンスの低下を防止してトラ
ンジスタ37が負荷を駆動する能力を維持でき、n+
拡散領域39,40とp--型半導体基板2との接合容量
を低減することができる。そのため、nMOSトランジ
スタ37を、しきい値電圧がばらついても動作に影響し
ないトランスファーゲート等の回路に使用することによ
って半導体装置32を用いて構成されるデバイスの動作
速度の高速化を図ることができる。
【0052】[第8の実施の形態]以下、本発明の第8
の実施の形態を図8に従って説明する。なお、説明の便
宜上、図6と同様の構成については同一の符号を付して
その説明を一部省略する。
【0053】本形態の半導体装置42は内部回路を構成
するpMOSトランジスタ部を示す。n- 型ウェル拡散
領域23内には第1の素子としてのpMOSトランジス
タ43が形成され、n--型半導体基板22には第2の素
子としてのpMOSトランジスタ47が形成されてい
る。pMOSトランジスタ43はゲート44及び一対の
+ 型拡散領域45,46よりなり、pMOSトランジ
スタ47はゲート48及び一対のp+ 型拡散領域49,
50よりなる。両pMOSトランジスタ43,47はフ
ィールド酸化膜6によって素子分離されている。なお、
図8において、半導体装置42の表面の絶縁膜は省略さ
れている。
【0054】フィールド酸化膜6の直下において、n++
型チャネルカット用拡散領域28がpMOSトランジス
タ43,47に隣接するように形成されている。n-
ウェル拡散領域23の境界B4は両pMOSトランジス
タ43,47のほぼ中央に位置するように形成されてい
る。
【0055】さて、本形態の半導体装置42は、pMO
Sトランジスタ47をn--型半導体基板22内に直接形
成している。そのため、pMOSトランジスタ47のし
きい値電圧がばらつく。ところが、半導体装置42はp
MOSトランジスタ47のp + 型拡散領域49,50の
形状、すなわち、p+ 型拡散領域49,50とn--型半
導体基板22との接合面積を小さくせずに済み、pMO
Sトランジスタ47のコンダクタンスの低下を防止して
トランジスタ47が負荷を駆動する能力を維持でき、p
+ 型拡散領域49,50とn--型半導体基板22との接
合容量を低減することができる。そのため、pMOSト
ランジスタ47をしきい値電圧がばらついても動作に影
響しないトランスファーゲート等の回路に使用すること
によって半導体装置42を用いて構成されるデバイスの
動作速度の高速化を図ることができる。
【0056】なお、本発明は次のように任意に変更して
具体化することも可能である。 (1)第3の実施の形態の半導体装置18におけるp++
型チャネルカット用拡散領域16を省略してもよい。ま
た、第7の実施の形態の半導体装置32におけるp++
チャネルカット用拡散領域16を省略してもよい。
【0057】(2)第6の実施の形態の半導体装置30
におけるn++型チャネルカット用拡散領域28を省略し
てもよい。また、第8の実施の形態の半導体装置42に
おけるn++型チャネルカット用拡散領域28を省略して
もよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び、請
求項2の発明は、第2の素子の電流を流す能力を維持し
つつ、第2の素子と半導体基板との接合容量を低減する
ことができる。
【0059】請求項の発明及び、請求項の発明は、
第2の素子と半導体基板との接合容量を低減できる。
【0060】請求項の発明によれば、第2の素子から
第1の素子への接合リークの発生のおそれがなくなる。
請求項の発明によれば、製造マージンの向上及び製品
の品質の向上を図ることができる。
【0061】請求項の発明によれば、静電気に対する
耐性を低下することなく維持することができる。請求項
8の発明によれば、入力回路を静電破壊から保護でき
る。請求項9の発明によれば、第2の素子と半導体基板
との接合容量を低減できる。請求項10の発明によれ
ば、nMOSトランジスタのコンダクタンスを維持した
まま、nMOSトランジスタと半導体基板との接合容量
を低減できる。請求項11の発明によれば、pMOSト
ランジスタのコンダクタンスを維持したまま、pMOS
トランジスタと半導体基板との接合容量を低減できる。
請求項12及び、請求項13の発明によれば、第2の素
子の電流を流す能力を維持しつつ、第2の素子と半導体
基板との接合容量を低減することができる。請求項14
及び、請求項15の発明によれば、第2の素子と半導体
基板との接合容量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1の形態の半導体装置の平面図、
(b)は図1(a)のA−A断面図
【図2】第2の形態の半導体装置を示す断面図
【図3】第3の形態の半導体装置を示す断面図
【図4】第4の形態の半導体装置を示す断面図
【図5】第5の形態の半導体装置を示す断面図
【図6】第6の形態の半導体装置を示す断面図
【図7】第7の形態の半導体装置を示す断面図
【図8】第8の形態の半導体装置を示す断面図
【図9】(a)は従来の半導体装置の平面図、(b)は
図9(a)のB−B断面図
【図10】従来の半導体装置を示す断面図
【符号の説明】
2 第1の導電型の半導体基板としてのp--型半導体基
板 3 第1の導電型のウェル拡散領域としてのp- 型ウェ
ル拡散領域 4,5 第1及び第2の素子としてのn+ 型拡散領域 6 フィールド酸化膜 16 第1の導電型のチャネルカット用拡散領域として
のp++型チャネルカット用拡散領域 22 第1の導電型の半導体基板としてのn--型半導体
基板 23 第1の導電型のウェル拡散領域としてのn- 型ウ
ェル拡散領域 24,25 第1及び第2の素子としてのp+ 型拡散領
域 28 第1の導電型のチャネルカット用拡散領域として
のn++型チャネルカット用拡散領域 33,37 第1及び第2の素子としてのnMOSトラ
ンジスタ 43,47 第1及び第2の素子としてのpMOSトラ
ンジスタ B2,B4 境界
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 27/092 (56)参考文献 特開 昭59−222955(JP,A) 特開 昭54−127684(JP,A) 特開 平6−268159(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8238 H01L 21/822 H01L 21/8234 H01L 27/04 H01L 27/088 H01L 27/092

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型の半導体基板と、 前記半導体基板内に形成される同半導体基板よりも高濃
    度である第1の導電型のウェル拡散領域と、 前記ウェル拡散領域内に形成される第1の導電型とは異
    なる第2の導電型の第1の素子と、 前記半導体基板内に形成されるとともに、入力回路に接
    続される第2の導電型の第2の素子とを備えることを特
    徴とする 半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の素子と前記第2の素子とを分
    離するフィールド酸化膜を備えることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の素子が、前記半導体基板の濃
    度に接していることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の素子が、前記半導体基板に直
    接接していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    一項に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の素子と前記第2の素子とを分
    離するフィールド酸化膜を備え、同フィールド酸化膜の
    下に、前記第1の素子と前記第2の素子とに隣接するよ
    うに形成される高濃度の第1の導電型のチャネルカット
    用拡散領域を備えることを特徴とする請求項1又は請求
    項3又は請求項4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の素子と前記第2の素子とを分
    離するフィールド酸化膜を備え、前記ウェル拡散領域
    は、その境界が前記フィールド酸化膜の下において前記
    第1の素子及び第2の素子のほぼ中央に位置するように
    形成されることを特徴とする請求項1又は請求項3〜5
    のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の素子は第1の端部と第2の端
    部を備え、前記第1の端部は外部入力端子に接続され、
    前記第2の端部は入力回路に接続されることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の素子は低電源ラインに接続さ
    れ、静電気が前記第2の素子に印加された場合には、前
    記第2の素子から第1の素子を介して低電源ラインに電
    流が流れることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一
    項に記載の半導 体装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の素子及び前記半導体基板は前
    記入力回路を保護するためのpn接合ダイオードを構成
    することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記
    載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の素子及び第2の素子はnM
    OSトランジスタであることを特徴とする請求項1〜9
    のいずれか一項に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の素子及び第2の素子はpM
    OSトランジスタであることを特徴とする請求項1〜1
    0のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 第1の導電型の半導体基板を生成し、 前記半導体基板内に同半導体基板よりも高濃度である第
    1の導電型のウェル拡散領域を形成し、 前記ウェル拡散領域内に第1の導電型とは異なる第2の
    導電型の第1の素子を形成し、 前記半導体基板内に第2の導電型の第2の素子を形成す
    るとともに同第2の素子を入力回路に接続することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の素子と前記第2の素子とを
    分離するフィールド酸化膜を形成することを特徴とする
    請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第2の素子を、前記半導体基板の
    濃度に接するように形成することを特徴とする請求項1
    2又は請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の素子を、前記半導体基板に
    直接接するように形成することを特徴とする請求項12
    乃至請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
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