JP3419357B2 - 金属キャップの絶縁膜形成方法 - Google Patents

金属キャップの絶縁膜形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサ基板な
どの基板表面上に搭載された圧電セラミック素子などの
素子を覆い封止するための電子部品封止用金属キャップ
の表面に絶縁膜を形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】圧電共
振素子などの素子を基板上に搭載したチップ型電子部品
においては、圧電振動部が振動するため、振動を妨げな
いように素子をパッケージ内に収納した構造が用いられ
ている。具体的には、基板表面上に素子を搭載した後、
該素子を覆い封止するため基板表面上にキャップが取り
付けられる。
【0003】図13は、このようなキャップにより封止
される従来の電子部品の一例を示す断面図である。図1
3に示す従来の電子部品においては、絶縁性キャップ3
0が用いられている。これは、基板10上に形成された
端子電極11及び12の上にキャップ30が取り付けら
れるので、端子電極11及び12の間における短絡を防
止するためには絶縁性が必要とされるからである。基板
10の上面側には、圧電共振素子などの素子20が搭載
されている。素子20は半田21により端子電極11に
接合されており、半田22により端子電極12に接合さ
れている。基板10の下面側の端子電極11及び12の
間には、これらの端子電極11及び12との間でコンデ
ンサを形成するための端子電極13が設けられている。
【0004】絶縁性キャップ30としては、セラミック
製キャップや樹脂製キャップなどが用いられる。しかし
ながら、これらのキャップは成形性を考慮すると、厚み
として0.25mm以上が必要となり、このため低背化
を達成することができず、また基板面積も大きくなると
いう問題がある。
【0005】低背化を図り回路基板の集積度を上げるた
めには、キャップとして金属製キャップを用いることが
好ましい。しかしながら、金属製キャップをそのまま基
板上に取り付けると、上述のように端子電極間での短絡
が生じる。
【0006】このような端子電極間での短絡を防止する
ため、図14に示すように、金属キャップ32が載置さ
れる基板10及び端子電極11,12の上に絶縁層31
を形成し、この絶縁層31の上にキャップ32を載せる
方法が考えられる。なお、図14においては基板10上
に搭載する圧電共振素子などの素子を図示省略してい
る。
【0007】このような方法によれば、金属キャップを
用いることができるので、低背化を図ることができる
が、電子部品を小型化していくと、基板上に絶縁層を精
度良く形成することが困難になるという問題を生じる。
【0008】ところで、実開昭62−158828号公
報及び特開平8−204491号公報においては、表面
に陽極酸化被膜を形成したアルミニウム板を用いて形成
した金属キャップを用いた電子部品が開示されている。
しかしながら、これらの金属キャップは板材の状態で陽
極酸化処理が施されたものであるので、キャップ状に成
形すると、基板の端子電極と接触する端面には陽極酸化
被膜が形成されておらず、端子電極間の短絡を防止する
ことができないものである。
【0009】本発明の目的は、基板の端子電極と金属キ
ャップとの間の絶縁を簡易な方法で実現することができ
る金属キャップの絶縁膜形成方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、端子電極が形
成された基板表面上に搭載された素子を覆い封止するた
め基板表面上に取り付けられる電子部品封止用金属キャ
ップの表面に、端子電極と金属キャップとの間を電気的
に絶縁するための絶縁膜を形成する方法であり、金属キ
ャップがアルミニウムまたはその合金からなり、板材を
打ち抜いてキャップ状に成形加工した後であって、一部
において板材と連結しているフープの状態で陽極酸化処
理を行うことにより、金属キャップ表面に絶縁膜を形成
することを特徴としている。
【0011】本発明によれば、キャップ形状に成形され
た状態で陽極酸化処理を施しているので、基板表面上に
取り付けられる際、端子電極と接する箇所の表面上に陽
極酸化処理による絶縁膜を形成することができる。従っ
て、このような金属キャップを用いれば、接着剤等を用
いてそのまま基板表面上に取り付けて封止することがで
きる。
【0012】本発明における陽極酸化処理は、一般的な
陽極酸化処理の条件で行うことができるものであり、金
属キャップを陽極として電解することにより酸化被膜を
形成することができる。電解液としては、硫酸、しゅう
酸、クロム酸など一般的な酸性電解液を用いることがで
きる。
【0013】
【0014】本発明においては、金属キャップがフープ
として連なっている状態で陽極酸化処理を行う。このフ
ープの状態とは、板材を打ち抜いてキャップ状に成形加
工した後であって、一部において板材とキャップとが連
結している状態である。
【0015】このようなフープの状態であれば、連続的
に陽極酸化処理を行うことができる。すなわち、一方の
ロール等に巻き付けたフープを引き出して、陽極酸化処
理浴に送り出し、陽極酸化処理後、フープを他方のロー
ル等に巻き取ることにより連続的に陽極酸化処理を行う
ことができる。この場合、フープを電気的に導通させる
ための接点は、フープの移動とともに移動させて導通状
態を保つことができる。
【0016】また、所定の単位毎に切断されたフープを
陽極酸化処理浴に浸漬して陽極酸化処理を行ってもよ
い。この場合、フープを保持する部分を接点として電気
的に導通させることができる。
【0017】本発明の金属キャップは、端子電極が形成
された基板表面上に搭載された素子を覆い封止するため
基板上に取り付けられる電子部品封止用金属キャップで
あり、金属キャップがアルミニウムまたはその合金から
なり、少なくとも端子電極と接する箇所の表面に、陽極
酸化処理による絶縁膜が形成されていることを特徴とし
ている。
【0018】本発明の金属キャップは、上記本発明の絶
縁膜形成方法により形成することができるキャップであ
る。本発明の金属キャップは少なくとも端子電極と接す
る箇所の表面に絶縁膜が形成されているので、そのまま
接着剤等を用いて基板表面上に取り付けても、基板の端
子電極と金属キャップとの間の絶縁性を確保することが
できる。従って、低背化された電子部品を効率良く製造
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の絶縁
膜が形成された金属キャップを用いた電子部品を示す断
面図である。
【0020】誘電体基板などの基板10の両端部の端
面、上面及び下面の上には端子電極11及び端子電極1
2が形成されている。基板10の下面の中央にはさらに
端子電極13が形成されており、端子電極11と端子電
極13及び端子電極12と端子電極13の間でそれぞれ
コンデンサが構成されている。また端子電極11と端子
電極12との間で別個のコンデンサが構成されている。
また、基板10内には、端部が端子電極11または端子
電極12に接するような内部電極が形成されていてもよ
く、このような内部電極間でコンデンサが構成されてい
てもよい。
【0021】基板の上面側には、圧電共振素子などの素
子20が搭載されている。素子20の一方端は半田21
により端子電極11に接合されており、他方端は半田2
2により端子電極12に接合されている。さらに、基板
10の上面側には、素子20を覆い封止するように金属
キャップ1が取り付けられている。金属キャップ1はア
ルミニウムまたはその合金から形成されている。金属キ
ャップ1の表面には絶縁膜2が形成されている。この絶
縁膜2は、金属キャップ1の表面を陽極酸化処理するこ
とにより形成された絶縁膜である。絶縁膜の厚みとして
は、3〜30μm程度であることが好ましい。
【0022】図1に示すように、端子電極11及び12
と金属キャップ1との間には絶縁膜2が介在しているの
で、金属キャップ1が直接端子電極11または12に接
触することはなく、良好な絶縁性が確保される。金属キ
ャップ1は、適当な接着剤等を用いて基板10上に接着
することができる。
【0023】図2〜図6は、金属キャップの表面におい
て絶縁膜が形成される箇所の例を示す図である。各図に
おいて(a)は斜視図を示しており、(b)は(a)に
示すA−A線に沿う断面図を示しており、(c)は金属
キャップの底面すなわち基板と接触する面を示してい
る。各図において絶縁膜が形成されている箇所にはハッ
チッグを付している。
【0024】図2に示すように、絶縁膜12は金属キャ
ップ1の全面に形成してもよい。図2に示す実施例で
は、金属キャップ1の外側表面及び内側表面並びに基板
に取り付けられる際接する底面の全てに絶縁膜2が形成
されている。このように金属キャップ1の全面に絶縁膜
2を設けることにより、この電子部品を回路基板に実装
した際、他の部品と接しても電気的絶縁性を保つことが
でき、電気的特性の劣化を防ぐことができる。また金属
キャップ1の内面にも絶縁膜2が形成されているので、
内部における素子や半田等との絶縁性も保つことができ
る。
【0025】図3に示す実施例では、金属キャップ1の
外側上面を除く表面に絶縁膜2が形成されている。この
ように金属キャップ1の外側上面に絶縁膜が形成されな
い場合、この部分を用いて金属キャップと端子電極とが
絶縁されているかどうかをチェックすることができる。
【0026】図4に示す実施例では、金属キャップ1の
側面の中央の下方に絶縁膜2が形成されない箇所が設け
られている。この部分においては、金属キャップ1の底
面においても絶縁膜2が形成されていない。このような
絶縁膜が形成されない領域は、端子電極と接触しない領
域となるように注意しなければならない。なおこのよう
な金属キャップの絶縁膜パターンは、例えば、後述する
ようなフープ状態での陽極酸化処理の場合に製造するこ
とが可能である。絶縁膜2が形成されない領域にアース
を接続することにより、金属キャップ1にシールド機能
を付与することができる。
【0027】図5に示す実施例においては、側面の中央
部に絶縁膜2が形成されていない領域が設けられてい
る。このような金属キャップにおいても、絶縁膜2が形
成されていない領域をアースに接続して、金属キャップ
1にシールド機能を付与することができる。
【0028】図6に示す実施例においては、金属キャッ
プ1の下方端部にのみ絶縁膜2が形成されている。絶縁
膜2は、金属キャップ1の下方端部の外側及び内側並び
に底面上に形成されている。これらの金属キャップにお
いても、絶縁膜2が形成されていない部分をアースに接
続してシールド機能を付与することができる。
【0029】以上のように、本発明において絶縁膜が形
成される領域は特に限定されるものではなく、少なくと
も端子電極と接触する箇所の表面に絶縁膜が設けられて
いればよい。
【0030】図7は、本発明に従う第1の実施形態にお
ける絶縁膜形成方法を説明するための断面図である。本
実施形態では、金属キャップ1を治具3で保持した状態
で電気的に導通させ、金属キャップ1を陽極として陽極
酸化処理を施す。治具3としては、金属キャップ1を内
側から固定できるような金属製のバネ状部材などを用い
ることができる。このような状態での陽極酸化処理は、
金属キャップ1が分離されバラバラの状態であるときに
適している。
【0031】図8は、本発明に従う第2の実施形態にお
ける陽極酸化処理の状態を示す斜視図である。本実施形
態では、キャップ1がフープ4中に連結して連なってい
る。このようなフープ4は、板材を打ち抜いてキャップ
状に成形加工した後であって、打ち抜いた部分からキャ
ップ1を取り外す前の状態である。このようなフープ4
において金属キャップ1を電気的に導通させるため、例
えば、図8に示すような導通ロール5をフープ4に接触
させる。
【0032】図9は、図8に示す状態のフープ4を連続
的に陽極酸化処理する実施例を示している。フープ4は
送り出しロール6に巻き付けられており、この送り出し
ロール6からフープ4が陽極酸化処理浴8に送り出され
る。フープ4は、導通ロール5と接することにより電気
的に導通されている。陽極酸化処理浴8では、フープ4
すなわち金属キャップ1が陽極酸化処理され、その表面
に酸化被膜が形成される。陽極酸化処理後のフープ4
は、巻き取りロール7に巻き取られる。このようにして
金属キャップ1をフープ4の状態で連続的に陽極酸化処
理することができる。
【0033】図10は、本発明に従う第3の実施形態に
おける陽極酸化処理の状態を示す正面図である。本実施
形態では、所定単位毎に切断されたフープ4を用い、こ
れを陽極酸化処理浴に浸漬して陽極酸化処理を行う。す
なわち、フープ4をバッチ方式で陽極酸化処理する。フ
ープ4は電気的な導通が保たれた保持具9によって保持
し、この状態で陽極酸化処理浴中に浸漬され、陽極酸化
処理が施され、表面に酸化被膜からなる絶縁膜が設けら
れる。
【0034】以上のようにフープの状態で陽極酸化処理
を行った後、フープ4から金属キャップ1を取り外す。
この際、フープ4における連結箇所で切り離されるが、
この切り離しがなされた箇所においては絶縁膜が形成さ
れていない。従って、図4に示すような絶縁膜パターン
を有する金属キャップを製造することができる。
【0035】図11は、フープ4内において金属キャッ
プ1との連結部に切り込み4a及び4bが形成された状
態を示す断面図である。このように切り込み4a及び4
bを形成し連結部の厚みを予め薄くしておくことによ
り、陽極酸化処理後において容易に金属キャップ1をフ
ープ4から取り外すことができる。
【0036】図12は陽極酸化処理後の状態を示してい
る。図12に示すように、フープ4の表面及び裏面にそ
れぞれ酸化被膜である絶縁膜2が形成される。この絶縁
膜2は全体にほぼ均等な厚みで形成されるので、切り込
み4a及び4bが形成された箇所においては、金属板の
厚みが非常に薄くなる。従って、外部からの弱い力で金
属キャップ1を取り外すことが可能になる。
【0037】図11において形成する切り込み4a及び
4bの深さは、例えば、金属板の厚みの半分程度となる
ような切り込みを形成することができる。以上の実施例
においては、素子を搭載する基板として誘電体基板など
の基板を例にして説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば絶縁性基板などを用いてもよ
い。
【0038】
【発明の効果】本発明の絶縁膜形成方法によれば、キャ
ップ形状に成形された状態で陽極酸化処理を施すことに
より、端子電極と接する箇所の表面に陽極酸化処理によ
る絶縁膜を形成することができる。このような金属キャ
ップは、そのまま接着剤等で基板上に取り付けることが
できるので、低背化可能な電子部品を効率良く製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従い形成された絶縁膜を有する金属キ
ャップを用いた電子部品の一例を示す断面図。
【図2】本発明に従う一実施例の金属キャップを示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示すA−A
線に沿う断面図、(c)は底面図。
【図3】本発明に従う他の実施例の金属キャップを示す
図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示すA−
A線に沿う断面図、(c)は底面図。
【図4】本発明に従うさらに他の実施例の金属キャップ
を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示
すA−A線に沿う断面図、(c)は底面図。
【図5】本発明に従うさらに他の実施例の金属キャップ
を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示
すA−A線に沿う断面図、(c)は底面図。
【図6】本発明に従うさらに他の実施例の金属キャップ
を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示
すA−A線に沿う断面図、(c)は底面図。
【図7】本発明に従う好ましい実施形態の1つにおける
陽極酸化処理時の金属キャップ1の保持状態を示す断面
図。
【図8】本発明に従う他の好ましい実施形態を説明する
ための斜視図。
【図9】本発明に従う他の好ましい実施形態を説明する
ための断面図。
【図10】本発明に従うさらに他の好ましい実施形態を
説明するための正面図。
【図11】本発明においてフープ内の金属キャップ1と
の連結部に切り込みを形成した時の状態を示す断面図。
【図12】図11に示す状態のフープを陽極酸化処理し
た後の状態を示す断面図。
【図13】従来の電子部品の一例を示す断面図。
【図14】従来の電子部品の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…金属キャップ 2…絶縁膜 3…治具 4…フープ 5…導通ロール 6…送り出しロール 7…巻き取りロール 8…陽極酸化処理浴 9…保持具 10…基板 11〜13…端子電極 20…素子 21,22…半田
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−204491(JP,A) 実開 平4−109541(JP,U) 実開 昭62−158828(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/00 - 23/12 H01L 23/28 - 23/30 H01L 21/56 C25D 11/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子電極が形成された基板表面上に搭載
    された素子を覆い封止するため前記基板表面上に取り付
    けられる、アルミニウムまたはその合金からなる電子部
    品封止用金属キャップの表面に、前記端子電極と前記金
    属キャップとの間を電気的に絶縁するための絶縁膜を
    キャップ状に成形された状態で陽極酸化処理を施すこと
    により形成する方法であって、板材を打ち抜いてキャップ状に成形加工した後であっ
    て、一部において板材と連結しているフープの状態で陽
    極酸化処理を行う ことを特徴とする金属キャップの絶縁
    膜形成方法。
  2. 【請求項2】 陽極酸化処理浴にフープを送り出し、陽
    極酸化処理後のフープを巻き取ることにより連続的に陽
    極酸化処理を行うことを特徴とする請求項に記載の金
    属キャップの絶縁膜形成方法。
  3. 【請求項3】 所定単位毎に切断されたフープを陽極酸
    化処理浴に浸漬して陽極酸化処理を行うことを特徴とす
    る請求項に記載の金属キャップの絶縁膜形成方法。
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