JP3419146B2 - 電線接続端子 - Google Patents

電線接続端子

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JP3419146B2 JP13445695A JP13445695A JP3419146B2 JP 3419146 B2 JP3419146 B2 JP 3419146B2 JP 13445695 A JP13445695 A JP 13445695A JP 13445695 A JP13445695 A JP 13445695A JP 3419146 B2 JP3419146 B2 JP 3419146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線器具等の接続に用
いられる電線接続端子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電線接続端子として、図
12乃至図15に示すものがある。このものは、電線A を挿
入する電線挿入孔B1及びこれに連通する内包収容部B2を
有する端子本体B と、中央片C1及び両対向片C2,C3 によ
り略コ字状に形成された部分を有し内包収容部B に収容
される端子板C と、電線挿入孔B1から端子板C と平行に
挿入された電線A を端子板C の一方対向片C2の方向へ方
向へ先端の縁辺部D1でもって圧接するとともに電線A の
抜け方向に対し鋭角的に当接して鎖錠することによって
引き抜けを規制する鎖錠片D2を有しその鎖錠片D2に連設
する圧接部D3で他方対向片C3に圧接するばね部材D と、
ばね部材D の鎖錠片D2を電線A の鎖錠を解除する方向へ
押圧する押圧部材E と、を備えている。
【0003】 詳しくは、電線挿入孔B1は、その内包収容
部B2へ開口する内方開口部及び外方開口部がそれぞれ円
状に形成されている。また、端子板C の両対向片C2,C3
の対向間隔は、ばね部材D の圧接部D3と縁辺部D1との端
子板C の対向方向の寸法と略等しく形成されている。ま
た、ばね部材D は、電線挿入孔B1の内方開口部とばね部
材D の縁辺部D1との間に位置する電線挿入空間B3を形成
する内壁面に内接している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電線接
続端子にあっては、電線A の芯線に撚り線が用いられた
場合、図14に示すように、等しい断面積を有した単線の
芯線と比較して、撚り線の芯線の径L1 は、単線の芯線
の径L2 よりも大きいために、端子板C の一方対向片C2
とばね部材D の鎖錠片D2の縁辺部D1との間に挿入しよう
とすると、ばね部材D を大きく撓まして端子板C の一方
対向片C2とばね部材D の鎖錠片D2の縁辺部D1との間の隙
間を大きくしなければならないが、隙間を大きくしよう
として電線A を強く挿入しても、しなり易い撚り線の芯
線によって隙間を大きくすることは困難であるために、
撚り線の素線の中に端子板D とばね部材E との間の隙間
に入り込まないものがあったりすると、芯線つまり電線
A が端子板C と確実に接続できなくなる恐れがある。
【0005】 また、電線A の芯線に撚り線が用いられた
場合、挿入された電線A は、ばね部材D の縁辺部D1の両
端部、つまり内包収容部B2の内壁面寄りに集まってしま
うと、その内壁面との間で押し潰されて端子板C の対向
方向へ素線が拡がるようになり、そうなると端子板C の
一方対向片C2とばね部材D の縁辺部D1との間に入り込め
なくなった素線が座屈して、芯線つまり電線A が端子板
C と確実に接続できなくなる恐れがある。
【0006】 また、電線A の芯線に撚り線が用いられた
場合、撚り線が平たく潰された状態で挿入されて、端子
板C とばね部材D との間に圧接されると、ばね部材D が
極僅かしか撓まないために、ばね部材D が電線A の芯線
を圧接する力が弱くなってしまい、芯線つまり電線A が
端子板C と確実に接続できなくなる恐れがある。
【0007】 また、電線A の芯線に撚り線が用いられた
場合、端子板C の一方対向片C2とばね部材の鎖錠片D2の
縁辺部D1との間に入り込んで圧接されるよう電線A を挿
入しても、しなり易い撚り線は、ばね部材D を撓ましに
くく、端子板C の一方対向片C2とばね部材D の鎖錠片D2
の縁辺部D1との間に入り込みにくいから、撚り線の素線
の中に端子板C とばね部材D との間の隙間に入り込まな
いものがあったりすると、芯線つまり電線A が端子板C
と確実に接続できなくなる恐れがある。
【0008】 本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、電線に撚り線が用いられ
た場合でも、電線を端子板と確実に接続することができ
る電線接続端子を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、電線を挿入する電線挿
入孔及びこれに連通する内包収容部を有する端子本体
と、内包収容部に収容される端子板と、電線挿入孔から
端子板と平行に挿入された電線を端子板の方向へ圧接す
るとともに電線の抜け方向に対し鋭角的に当接して鎖錠
することによって引き抜けを規制する鎖錠片を有したば
ね部材と、ばね部材の鎖錠片を電線の鎖錠を解除する方
向へ押圧する押圧部材と、を備えた電線接続端子におい
て、前記電線挿入孔は、その外方開口部から略中間部ま
で径が序々に小さくなる傾斜部を有した断面円形状に形
成され、略中間部から内包収容部へ開口する内方開口部
にかけて断面長方形状に形成された構成としている。
【0010】 また、請求項2記載のものは、電線を挿入
する電線挿入孔及びこれに連通する内包収容部を有する
端子本体と、中央片及び両対向片により略コ字状に形成
された部分を有し内包収容部に収容される端子板と、電
線挿入孔から端子板と平行に挿入された電線を端子板の
一方対向片の方向へ先端の縁辺部でもって圧接するとと
もに電線の抜け方向に対し鋭角的に当接して鎖錠するこ
とによって引き抜けを規制する鎖錠片を有し縁辺部の両
端が内包収容部の内壁面に内接したばね部材と、ばね部
材の鎖錠片を電線の鎖錠を解除する方向へ押圧する押圧
部材と、を備えた電線接続端子において、前記内包収容
部は、前記電線挿入孔の内方開口部と前記ばね部材の縁
辺部との間に位置する電線挿入空間を形成する内壁面
に、縁辺部の平行方向の寸法が前記端子板の一方対向片
側を他方対向片側よりも狭くする傾斜した断面を有した
突出部が設けられた構成としている
【0011】
【作用】請求項1記載のものによれば、挿入された撚り
線の電線は、四角状に形成された電線挿入孔の内方開口
部により、その径がより小さくなるよう潰されるから、
端子板の一方対向片とばね部材の鎖錠片の縁辺部との間
の隙間がそれ程大きくなくても、電線が端子板の一方対
向片とばね部材の鎖錠片の縁辺部との間に入り込むよう
になる。
【0012】 請求項2記載のものによれば、挿入された
撚り線の電線は、電線挿入孔の内方開口部とばね部材の
縁辺部との間に位置する電線挿入空間を形成する内壁面
に設けられた突出部により、縁辺部の平行方向の寸法が
他方対向片側よりも狭い一方対向片側へと内壁面から遠
ざかるように沿わされることにより、内壁面との間で押
し潰されて端子板の対向方向へ素線が拡がるようなこと
がなくなり、素線が縁辺部の平行方向へ拡がるから、端
子板の一方対向片とばね部材の縁辺部との間に入り込み
易くなり、入り込めなかった素線が座屈するようなこと
がなくなる。
【0013】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図4に基づい
て以下に説明する。この電線接続端子は、端子本体1 、
端子板2 、ばね部材3 、押圧部材4 を備えて構成されて
いる。なお、図1では、ばね部材3 、押圧部材4 及びそ
の押圧部材4 が通る穴部1bは省略している。
【0014】 端子本体1 は、開口部を有した基台11及び
カバー12からなる。基台11及びカバー12は、それぞれプ
ラスチック等の成形材料によりなり、基台11及びカバー
12の両開口部を塞ぐようにして重合すると、電線挿入孔
1a及び穴部1bとこれらに連通する内包収容部1cとが形成
される。この電線挿入孔1aに挿入される電線5 に、径L
1 を有した撚り線の芯線が用いられる場合と、径L2 を
有した単線の芯線が用いられる場合とがあり、双方の芯
線の断面積が等しい場合は、従来例で説明したように、
一般に径L1 の方が径L2 よりも大きい。この電線挿入
孔1aは、その外方開口部から略中間部まで、径が序々に
小さくなる傾斜部1dを有した断面円形状に形成されてい
るが、略中間部から内方開口部にかけて断面長方形状に
形成されている。この長方形の寸法は、長手方向がL3
で短手方向がL4 となっており、L3 は芯線の径L1 よ
りも大きく、L4 は芯線の径L1 よりも小さく径L2 よ
りも僅かに大きくなっている。また、この電線挿入孔1a
は、その外方開口部の径L5 は芯線の径L1 よりも大き
くなっている。
【0015】 端子板2 は、銅合金等の導電板により、一
端部が中央片2a及び両対向片2b,2cで略コ字状に形成さ
れている。詳しくは、一端部は、直角に折曲された中央
片2aの両側に両対向片2b,2c が設けられている。この端
子板2 の両対向片2b,2c の対向方向の対向間隔L5 は、
他方対向片2cに圧接するばね部材3 の圧接部分と後述す
る縁辺部3cとの対向方向の寸法と略同寸法となってい
る。
【0016】 ばね部材3 は、ステンレス等の板ばね材料
により、先端の縁辺部3aから中間部3bにかけて鎖錠片3c
となって、略S字状に形成されている。そして、縁辺部
3a及び後端部3dを一方対向片2bに対向させ、鎖錠片に連
設する圧接部3eが他方対向片2cに圧接して端子板2 の内
側に装着されている。
【0017】 押圧部材4 は、プラスチック等の成形材料
により、一端4a側が幅広く他端4b側が幅狭い角棒状に形
成されている。この押圧部材4 は、一端4a側が端子本体
1 の内包収容部1c内に位置し、他端4b側が端子本体1 の
穴部1b又は外方に位置するよう配設される。
【0018】 次に、この電線接続端子に電線5 を接続す
る手順を以下に述べる。端子本体1の電線挿入孔1aから
端子板2 の一方対向片2bと平行に電線5 を挿入すると、
電線5 は、端子板2 の一方対向片2bと鎖錠片3cの先端の
縁辺部3a及びばね部材3 の後端部3dとの間に挟入して、
鎖錠片3cの先端の縁辺部3a及びばね部材3 の後端部3dの
ばね力でもって一方対向片2bの方向へ圧接されるととも
に、鎖錠片3cの先端が電線5 の抜け方向に対し鋭角的に
当接して鎖錠することによって引き抜けを規制される。
【0019】 次に、この電線接続端子から電線5 を引き
抜く手順を以下に述べる。押圧部材4 は、穴部1bの奥へ
と移動すると、その先端4aが鎖錠片3cを押圧して撓ませ
ることにより、電線5 の鎖錠が解除され、電線5 が引き
抜けるのを規制されなくなり、電線挿入孔1aから引き抜
かれる。
【0020】 かかる電線接続端子にあっては、挿入され
た撚り線の電線5 は、四角状に形成された電線挿入孔1a
の内方開口部により、その径がより小さくなるよう潰さ
れるから、端子板2 の一方対向片2bとばね部材3 の鎖錠
片3cの縁辺部3aとの間の隙間がそれ程大きくなくても、
電線5 が端子板2 の一方対向片2bとばね部材3 の鎖錠片
3cの縁辺部3aとの間に入り込むようになり、電線5 を端
子板2 と確実に接続することができる。
【0021】 また、電線挿入孔1aの略中間部から内方開
口部までの短手方向の径L4 は、単線の芯線の径L2 よ
りも僅かに大きいだけであるから、図4に示すように、
電線5 の被覆が端子本体1 の傾斜部1dに当接しやすく、
必要以上に奥へと挿入されないですむ。
【0022】 次に、本発明の第2実施例を図5及び図6
に基づいて以下に説明する。なお、第1実施例と実質的
に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1
実施例と異なるところのみ記し、また、電線挿入孔1aを
省略している。
【0023】 第1実施例では、電線挿入孔1aは、略中間
部から内方開口部にかけて断面長方形状に形成され、電
線挿入孔1aの内方開口部とばね部材3 の縁辺部3aとの間
に位置する電線挿入空間1eは、縁辺部3aの平行方向の寸
法が一定であるのに対し、本実施例では、電線挿入孔1a
は、略中間部から内方開口部にかけても断面円形状に形
成され、電線挿入空間1eは、その電線挿入空間1eを形成
する内壁面に設けられた突出部1fの傾斜した断面によ
り、電線挿入空間1eの一方対向片2b側が他方対向片2c側
よりも狭くなった構成になっている。
【0024】 かかる電線接続端子にあっては、挿入され
た撚り線の電線5 は、図6に示すように、電線挿入孔1a
の内方開口部とばね部材3 の縁辺部3aとの間に位置する
電線挿入空間1eを形成する内壁面に設けられた突出部1f
により、縁辺部3aの平行方向の寸法が他方対向片2c側よ
りも狭い一方対向片2b側へと内壁面から遠ざかるように
沿わされることにより、内壁面との間で押し潰されて端
子板C の対向方向へ素線が拡がるようなことがなくなっ
て、素線が縁辺部3aの平行方向へ拡がるから、端子板2
の一方対向片2bとばね部材3 の縁辺部3aとの間に入り込
み易くなり、入り込めなかった素線が座屈するようなこ
とがなくなって、電線5 を端子板2 と確実に接続するこ
とができる。
【0025】 次に、ばね部材3 が端子板2 内へ装着され
る状態の一例を図7及び図8に基づいて以下に説明す
る。なお、第1実施例と実質的に同一の機能を有する部
材には同一の符号を付し、第1実施例と異なるところの
み記す。
【0026】 第1実施例では、電線挿入孔1aは、略中間
部から内方開口部にかけて断面長方形状に形成され、端
子板2 の両対向片2b,2c の対向方向の対向間隔L6 は、
他方対向片2cに圧接するばね部材3 の圧接部3eと縁辺部
3aとの対向方向の寸法と略同寸法となっているのに対
し、本例では、電線挿入孔1aは、略中間部から内方開口
部にかけても断面円形状に形成され、端子板2 の両対向
片2b,2c の対向間隔L6は、他方対向片2cに圧接するば
ね部材3 の圧接部3eと縁辺部3aとの対向方向の寸法より
も小さく形成された構成となっている。
【0027】 かかる電線接続端子にあっては、両対向片
2b,2c の対向方向の対向間隔L6 が他方対向片2cに圧接
するばね部材3 の圧接部3eと縁辺部3aとの対向方向の寸
法L7 よりも小さく形成された端子板2 は、ばね部材3
を両対向片2b,2c の間に位置させるよう初期状態で寸法
L8 だけ撓ませると、図8で示すように、ばね荷重F1
は、初期状態で撓ませていないときのばね荷重F2 より
も大きく、すなわち、ばね部材3 の圧接力が大きくなる
ので、電線5 の芯線に用いられた撚り線が平たく潰され
た状態で挿入されて、ばね部材3 が極僅かしか撓まない
ときでも、ばね部材3 が電線5 の芯線を圧接する力が弱
くなるようなことはなくなり、電線5 の芯線を端子板2
と確実に接続することができる。
【0028】 次に、ばね部材3 の一例を図9乃至図11に
基づいて以下に説明する。なお、第1実施例と実質的に
同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1実
施例と異なるところのみ記す。
【0029】 第1実施例では、電線挿入孔1aは、略中間
部から内方開口部にかけて断面長方形状に形成され、ば
ね部材3 の縁辺部3aは直線状であるのに対し、本例
は、電線挿入孔1aは、略中間部から内方開口部にかけて
も断面円形状に形成され、ばね部材3 の縁辺部3aは中央
部に行く程深く切り欠かれた円弧状に形成された構成と
なっている。詳しくは、最も深い中央部の切り欠きの深
さL9 は、撚り線の電線5 の素線の径よりも大きくなっ
ている。
【0030】 かかる電線接続端子にあっては、しなりや
すい撚り線からなる電線5 は、図10(a) 及び図11(a) に
示すように、中央部に行く程深く切り欠いた円弧状に形
成されたばね部材3 の縁辺部3aと端子板2 の一方対向片
2bとの間に入り込み、図10(b) 及び図11(b) に示すよう
に、ばね部材3 を序々に撓ますので、電線5 を端子板2
と確実に接続することができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載のものは、挿入された撚り
線の電線は、四角状に形成された電線挿入孔の内方開口
部により、その径がより小さくなるよう潰されるから、
端子板の一方対向片とばね部材の鎖錠片の縁辺部との間
の隙間がそれ程大きくなくても、電線が端子板の一方対
向片とばね部材の鎖錠片の縁辺部との間に入り込むよう
になり、電線を端子板と確実に接続することができる。
【0032】 請求項2記載のものは、挿入された撚り線
の電線は、電線挿入孔の内方開口部とばね部材の縁辺部
との間に位置する電線挿入空間を形成する内壁面に設け
られた突出部により、縁辺部の平行方向の寸法が他方対
向片側よりも狭い一方対向片側へと内壁面から遠ざかる
ように沿わされることにより、内壁面との間で押し潰さ
れて端子板の対向方向へ素線が拡がるようなことがなく
なって、素線が縁辺部の平行方向へ拡がるから、端子板
の一方対向片とばね部材の縁辺部との間に入り込み易く
なり、入り込めなかった素線が座屈するようなことがな
くなって、電線を端子板と確実に接続することができ
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の部分斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上の電線挿入孔付近の部分断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の電線挿入空間付近の部分
斜視図である。
【図6】同上のものへの電線の挿入状態を示す部分斜視
図である。
【図7】ね部材が端子板内へ装着される状態の一例
示す側面図である。
【図8】同上のばね部材の撓み量とばね荷重との関係の
説明図である。
【図9】ね部材の一例を示す斜視図である。
【図10】同上のばね部材の撓む状態を示す正面図であ
る。
【図11】同上のばね部材の撓む状態を示す側面図であ
る。
【図12】従来例の断面図である。
【図13】同上の分解斜視図である。
【図14】同上の電線挿入孔に電線が挿入される状態を
示す部分正面図である。
【図15】同上のものへの電線の挿入状態を示す部分斜
視図である。
【符号の説明】
1 端子本体 1a 電線挿入孔 1c 内包収容部 1e 電線挿入空間 1f 突出部 2 端子板 2a 中央片 2b 一方対向片 2c 他方対向片 3 ばね部材 3a 縁辺部 3c 鎖錠片 3e 圧接部 4 押圧部材 5 電線 L6 対向間隔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−121599(JP,A) 実開 昭52−133988(JP,U) 実開 昭60−136064(JP,U) 実開 昭58−96674(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を挿入する電線挿入孔及びこれに連
    通する内包収容部を有する端子本体と、内包収容部に収
    容される端子板と、電線挿入孔から端子板と平行に挿入
    された電線を端子板の方向へ圧接するとともに電線の抜
    け方向に対し鋭角的に当接して鎖錠することによって引
    き抜けを規制する鎖錠片を有したばね部材と、ばね部材
    の鎖錠片を電線の鎖錠を解除する方向へ押圧する押圧部
    材と、を備えた電線接続端子において、 前記電線挿入孔は、その外方開口部から略中間部まで径
    が序々に小さくなる傾斜部を有した断面円形状に形成さ
    れ、略中間部から内包収容部へ開口する内方開口部にか
    けて断面長方形状に形成されたことを特徴とする電線接
    続端子。
  2. 【請求項2】 電線を挿入する電線挿入孔及びこれに連
    通する内包収容部を有する端子本体と、中央片及び両対
    向片により略コ字状に形成された部分を有し内包収容部
    に収容される端子板と、電線挿入孔から端子板と平行に
    挿入された電線を端子板の一方対向片の方向へ先端の縁
    辺部でもって圧接するとともに電線の抜け方向に対し鋭
    角的に当接して鎖錠することによって引き抜けを規制す
    る鎖錠片を有し縁辺部の両端が内包収容部の内壁面に内
    接したばね部材と、ばね部材の鎖錠片を電線の鎖錠を解
    除する方向へ押圧する押圧部材と、を備えた電線接続端
    子において、 前記内包収容部は、前記電線挿入孔の内方開口部と前記
    ばね部材の縁辺部との間に位置する電線挿入空間を形成
    する内壁面に、縁辺部の平行方向の寸法が前記端子板の
    一方対向片側を他方対向片側よりも狭くする傾斜した断
    面を有した突出部が設けられたことを特徴とする電線接
    続端子
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