JP3418138B2 - 通し穴明きヘッド・レストレイント - Google Patents

通し穴明きヘッド・レストレイント

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JP3418138B2
JP3418138B2 JP13651799A JP13651799A JP3418138B2 JP 3418138 B2 JP3418138 B2 JP 3418138B2 JP 13651799 A JP13651799 A JP 13651799A JP 13651799 A JP13651799 A JP 13651799A JP 3418138 B2 JP3418138 B2 JP 3418138B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、自動車のシートに
使用される通し穴明きヘッド・レストレイントに関す
る。
【0002】
【背景技術】商用車シートには、通し穴にネットを張る
通し穴明きヘッド・レストレイントが見られる。そのネ
ットは予め枠材に取り付けられてから表皮に縫い付けら
れ、そして、その表皮がパッドに被せられてその通し穴
に配置されるので、その枠材がそのパッドの復元力でた
わむとそのネットがたるんで見映えが悪くなる不具合が
あった。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、ネットのたるみを未
然に防止できて見映えを向上するところの通し穴明きヘ
ッド・レストレイントの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
ステイでシート・バックに取り外し可能に支持されるイ
ンサートと、そのインサートに固定的に支持される通し
穴明きパッドと、その通し穴において両表皮端末を合わ
せ可能にドーナツ袋状に作られてそのパッドを包み込み
可能にし、その両表皮端末の一方にファスナの一方の
側、ネットの外周縁、および細長い弾性心材を共縫い
し、そして、その両表皮端末の他方にそのファスナの他
方の側を縫い付ける表皮とを含み、そして、その弾性心
材の復元力によってそのネットに生じるたるみを取り除
く。
【0005】また、この発明は、ステイでシート・バッ
クに取り外し可能に支持されるインサートと、そのイン
サートに固定的に支持される通し穴明きパッドと、その
通し穴において両表皮端末を合わせ可能にドーナツ袋状
に作られてそのパッドを包み込み可能にし、その両表皮
端末の一方を袋縫いし、その袋に細長い弾性心材を通し
てその両表皮端末の一方にファスナの一方の側およびネ
ットの外周縁を共縫いし、そして、その両表皮端末の他
方にそのファスナの他方の側を縫い付ける表皮とを含
み、そして、その弾性心材の復元力によってそのネット
に生じるたるみを取り除く。
【0006】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の通し穴明きヘッド・レストレイン
トを説明するに、図1ないし図5は、商用車のドライバ
・シートに活用されるところのこの発明の通し穴明きヘ
ッド・レストレイントの具体例10を示し、そして、こ
の通し穴明きヘッド・レストレイント10では、インサ
ート11が、一対のステイ14,14でそのドライバ・
シート(図示せず)においてシート・バックのシート・
バック・フレームに取り外し可能に支持され、また、通
し穴明きパッド12が、通し穴15を前後方向に抜けて
開口させ、樹脂からそのインサート11に一体発泡され
てそのインサート11に固定的に支持され、さらに、表
皮13が、その通し穴において両表皮端末16,17を
合わせ可能にドーナツ袋状に作られてそのパッド12を
包み込み可能にし、その両表皮端末16,17の一方1
6にファスナ18の一方の側19、ネット21の外周
縁、および細長い弾性心材22を共縫いし、そして、そ
の両表皮端末16,17の他方17にそのファスナ18
の他方の側20を縫い付ける。
【0007】その弾性心材22は、樹脂の細帯でその通
し穴15に合わせて折り曲げられ、そして、その表皮1
3、ファスナ18、およびネット21に共縫いされてそ
のネット21のたるみを取り除くのに活用される。勿
論、その弾性心材22は、ばね材および段ボールなどの
細帯に置き換え可能である。
【0008】したがって、その表皮13が、そのパッド
12に被せられてそのパッド12を包み込み、そして、
パッド12のその通し穴15においてそのファスナ18
でその両表皮端末16,17をつなぎ合わせると、その
ネット21は、その表皮13に支持されてその通し穴1
5においてその樹脂の細帯22の復元力で張られる。そ
のようにしてこの通し穴明きヘッド・レストレイント1
0では、そのネット21のたるみが未然に防止されて見
映えが向上される。
【0009】図6ないし図8は、その前述された商用車
のドライバ・シートに活用されるところのこの発明の通
し穴明きヘッド・レストレイントの具体例30を示し、
そして、この通し穴明きヘッド・レストレイント30で
は、インサート31が、一対のステイ34,34でその
ドライバ・シート(図示せず)においてシート・バック
のシート・バック・フレームに取り外し可能に支持さ
れ、また、通し穴明きパッド32が、通し穴35を前後
方向に抜けて開口させ、樹脂からそのインサート31に
一体発泡されてそのインサート31に固定的に支持さ
れ、さらに、表皮33が、その通し穴35において両表
皮端末36,37を合わせ可能にドーナツ袋状に作られ
てそのパッド32を包み込み可能にし、その両表皮端末
36,37の一方36を袋縫いし、その袋38に細長い
弾性心材43を通してその両表皮端末36,37の一方
36にファスナ39の一方の側40およびネット42の
外周縁を共縫いし、そして、その両表皮端末36,37
の他方37にそのファスナ39の他方の側41を縫い付
ける。
【0010】その弾性心材43は、ばね材のピアノ線が
使用されている。勿論、その弾性心材43は、樹脂の細
い棒に置き換え可能である。
【0011】この通し穴明きヘッド・レストレイント3
0においてもそのネット42は、そのピアノ線43で張
られた状態に置かれる。
【0012】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0013】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
通し穴明きヘッド・レストレイントは、ステイでシート
・バックに取り外し可能に支持されるインサートと、そ
のインサートに固定的に支持される通し穴明きパッド
と、その通し穴において両表皮端末を合わせ可能にドー
ナツ袋状に作られてそのパッドを包み込み可能にし、そ
の両表皮端末の一方にファスナの一方の側、ネットの外
周縁、および細長い弾性心材を共縫いし、そして、その
両表皮端末の他方にそのファスナの他方の側を縫い付け
る表皮とを含むので、この発明の通し穴明きヘッド・レ
ストレイントでは、そのネットが、その表皮に支持され
てその弾性心材の復元力でその通し穴に張られ、そのネ
ットのたるみが未然に防止され、そして、見映えが向上
され、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実
用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】商用車のドライバ・シートに活用されるところ
のこの発明の通し穴明きヘッド・レストレイントの具体
例を示した斜視図である。
【図2】インサートに一体発泡されたパッドを示した斜
視図である。
【図3】図1の3−3線に沿って示した断面図である。
【図4】インサートおよびパッドを省いて図1の4−4
線に沿って示した断面図である。
【図5】細長い弾性心材を示した正面図である。
【図6】商用車のドライバ・シートに活用されるところ
のこの発明の通し穴明きヘッド・レストレイントの具体
例を示した縦断面図である。
【図7】図6に示されたその通し穴明きヘッド・レスト
レイントがインサートおよびパッドを省いて示された横
断面図である。
【図8】細長い弾性心材を示した正面図である。
【符号の説明】
11 インサート 12 パッド 13 表皮 14 ステイ 15 通し穴 16 表皮端末 17 表皮端末 18 ファスナ 19 一方の側 20 他方の側 21 ネット 22 細長い弾性心材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 7/38 A47C 31/11 B60N 2/48 B68G 7/05

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステイでシート・バックに取り外し可能
    に支持されるインサートと、そのインサートに固定的に
    支持される通し穴明きパッドと、その通し穴において両
    表皮端末を合わせ可能にドーナツ袋状に作られてそのパ
    ッドを包み込み可能にし、その両表皮端末の一方にファ
    スナの一方の側、ネットの外周縁、および細長い弾性心
    材を共縫いし、そして、その両表皮端末の他方にそのフ
    ァスナの他方の側を縫い付ける表皮とを含み、そして、
    そのネットがその通し穴に張られた状態で取り付けられ
    るところの通し穴明きヘッド・レストレイント。
  2. 【請求項2】 その細長い弾性心材が、ばね材、樹脂、
    および段ボールなどの細帯である請求項1に記載の通し
    穴明きヘッド・レストレイント。
JP13651799A 1999-05-18 1999-05-18 通し穴明きヘッド・レストレイント Expired - Fee Related JP3418138B2 (ja)

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