JP3418108B2 - ヒータ付水槽 - Google Patents

ヒータ付水槽

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JP3418108B2
JP3418108B2 JP34171097A JP34171097A JP3418108B2 JP 3418108 B2 JP3418108 B2 JP 3418108B2 JP 34171097 A JP34171097 A JP 34171097A JP 34171097 A JP34171097 A JP 34171097A JP 3418108 B2 JP3418108 B2 JP 3418108B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水槽内の水を加温
するためのヒータが備えられたヒータ付水槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、熱帯魚や海水魚などを水槽で
飼育する際には、これらの魚にとって最適の環境とする
ために、ヒータ装置などを用いて水槽内の水温を適温に
保つことが行われている。水槽内の水を加温するために
用いられるヒータ装置としては、たとえば、ニクロム線
などの発熱体を筒状部材の内部に収容し、この筒状部材
の両端開口をゴム製のキャップなどで封止したものが知
られている(たとえば、特開平9−65797号公報、
特開平9−65798号公報および特開平9−2832
67号公報参照)。このヒータ装置は、水中に浸漬させ
た状態で発熱体へ電力を供給することにより、水槽内の
水を加温することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ヒータ装置は、発熱体の発熱温度を所定温度に保ち、発
熱体の異常過熱を防止するために、サーモスタットやサ
ーミスタなどを含む発熱温度制御回路などが必要とな
り、ヒータ装置のコストが高くなるといった問題を有し
ている。また、サーモスタットを備えた構成のヒータ装
置においては、サーモスタットの接点不良が生じると、
発熱温度を良好に制御できず、水温が異常上昇するおそ
れがあった。
【0004】さらに、上記した従来のヒータ装置は、た
とえば、水槽の底や水槽の底に敷き詰められた砂利の上
に載置された状態で用いられるので(特開平9−657
97号公報の図1および特開平9−283267号公報
の図1参照)、ヒータ装置の周囲の水温が相対的に高く
なり、水槽内の水温にむらを生じるといった問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、簡単かつ安価な
構成で、水温を適温に保つことができるヒータ付水槽を
提供することである。また、本発明の他の目的は、水槽
内の水をむらなく良好に加温することができるヒータ付
水槽を提供することである。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項記載の発明は、底部および底部の周縁から
立ち上がった周側面を有し、内部に水を溜めることので
きる水溜室と、上記底部に設けられた加温室と、上記水
溜室と上記加温室との間で水の流通が可能であるように
水溜室と加温室とを連通する連通路と、上記加温室内に
設けられており、正特性サーミスタ素子を合成樹脂製の
被覆部材で防水被覆することによって形成されたヒータ
とを含むことを特徴とするヒータ付水槽である。
【0012】この構成によれば、水溜室とは別に設けら
れた加温室内の水がヒータからの発熱によって加温され
る。加温室が水溜室の下方に設けられているので、ヒー
タによって加温された水は、自然対流によって連通路を
通って水溜室に流入する。したがって、水溜室内の水中
にヒータを浸漬させて、ヒータからの発熱によって水溜
室内の水を直接に加温する構成(特開平9−65797
号公報の図1および特開平9−283267号公報の図
1参照)とは異なり、ヒータの周囲の水温が相対的に高
くなって、水溜室内の水温にむらを生じるといった不都
合を生じることがない。
【0013】正特性サーミスタ素子は、所定のキュリー
温度付近で強誘電体と常誘電体の結晶相転移を起こし
て、素子自身の抵抗値が変化し、キュリー温度以上でさ
らに抵抗値が増大して、導電体から絶縁体へ移行する。
そのため、素子自身の温度がキュリー温度を越えて上昇
すると、素子に流れる電流量が小さくなり、素子の発熱
量は小さくなる。これにより、素子温度を一定の温度に
維持することができる。このような正特性サーミスタ素
子を備えたヒータが適用されているから、温度制御のた
めのセンサ(サーミスタ)や発熱温度制御回路(サーモ
スタット)などは不要であり、その分、水槽のイニシャ
ルコストを低減することができる。そのうえ、センサや
発熱温度制御回路のためのスペースが不要であるから、
その分のスペースを有効に利用することができる。
、水温を適温で維持するために必要な電力を最小限に
おさえることができるので、ランニングコストも低減す
ることができる。そのうえ、正特性サーミスタ素子は一
定温度以上には発熱しないので、水槽内の水温を常に適
した温度に保つことができる。
【0014】さらに、正特性サーミスタ素子は、合成樹
脂製の被覆部材で防水被覆されているので、ヒータ部分
で水分などによる短絡が生じることがない。請求項
載の発明は、一方面が上記加温室に臨んで配置された放
熱板をさらに含み、この放熱板の加温室に臨む一方面に
上記ヒータが取り付けられていることを特徴とする請求
記載のヒータ付水槽である。
【0015】この構成によれば、ヒータが放熱板に取り
付けられているので、加温室内の水を効率良く加温する
ことができる。請求項3記載の発明は、上記放熱板は、
上記ヒータが取り付けられている一方面とは反対側の他
方面が上記水溜室に臨んで設けられており、上記ヒータ
付水槽は、上記放熱板の他方面上に設けられた不織布
と、この不織布上に敷き詰められた砂利とをさらに含む
ものであることを特徴とする請求項2記載のヒータ付水
槽である。この構成によれば、放熱板を伝播するヒータ
の発熱が、放熱板の表面から放熱されて不織布を介して
砂利を間接的に加温することにより、砂利に発生する水
質浄化能力を有する微生物の活動が促進され、このヒー
タ付水槽が魚を飼育する目的で使用される場合に、魚の
飼育環境を向上させることができる。
【0016】請求項4記載の発明は、上記ヒータは複数
個備えられており、これら複数個のヒータから延びた給
電線と電源に接続されるべき電源コードとの接続部分
は、合成樹脂製のジャンクション部材によって防水被覆
されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
かに記載のヒータ付水槽である。この構成によれば、ヒ
ータが複数個備えられている場合であっても、複数個の
ヒータから延びた給電線と電源コードとの接続部分は、
合成樹脂製のジャンクション部材によって樹脂被覆され
ているので、給電線と電源コードとの接続部分で水分な
どによる短絡が生じることがない。
【0017】請求項5記載の発明は、上記加温室に連通
されたポンプ室と、上記ポンプ室に備えられており、上
記加温室からポンプ室に流入した水を吸い上げて上記水
溜室内に吐出するポンプとをさらに含むことを特徴とす
る請求項ないし4のいずれかに記載のヒータ付水槽で
ある。この構成によれば、加温室でヒータからの発熱に
よって加温された水は、ポンプの作用によって加温室か
らポンプ室に流入し、さらにポンプに吸い上げられて水
溜室内に吐出される。したがって、このヒータ付水槽内
をヒータからの発熱によって加温された水が良好に対流
するので、水溜室内の水温にむらを生じるおそれをさら
になくすことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
の一実施形態に係るヒータ付水槽の構成を示す斜視図で
ある。また、図2は、図1の切断線II−IIから見た水槽
の断面図である。このヒータ付水槽1は、熱帯魚や海水
魚など飼育するための水槽であり、平面視において長方
形状の底部2と、この底部2の周縁部から立ち上がった
状態に設けられた周側板3と、周側板3の上端縁に取り
付けられた上枠体4とを有している。
【0019】底部2の上面には、周側板3の左側板3a
および右側板3bと平行に延びた仕切板5が立設されて
おり、この仕切板5によって、底部2、周側板3および
上枠体4で区画される空間が、図1における矢印方向に
見て仕切板5の左側の水溜室としての飼育室6と仕切板
5の右側のポンプ室7とに仕切られている。飼育すべき
魚は、飼育室6内で飼育されるようになっており、この
飼育室6内の魚を外部から見ることができるように、周
側板3は透明な合成樹脂やガラスで構成されている。
【0020】底部2の上面の飼育室6に臨む部分には、
平面視において長方形状の凹部2aが形成されている。
凹部2aには、この水槽1内に入れられた水を加温する
ための防水ヒータ装置としてのヒータユニットHが嵌め
込まれている。ヒータユニットHは、平面長方形状の放
熱板8と、この放熱板8の下面に配設された複数個のヒ
ータ9とを有している。ヒータユニットHは、放熱板8
が凹部2aの周面の途中部に形成された段差部10に係
止されており、これにより、ヒータユニットHの下方に
加温室11が形成されている。
【0021】また、凹部2aには、放熱板8とほぼ同じ
大きさを有する平面長方形状に形成された不織布12が
嵌め込まれている。不織布12は、放熱板8のヒータ9
が取り付けられた面と反対側の面にほぼ密着しており、
その上には砂利13が敷き詰められている。底部2内に
形成された加温室11は、図1における矢印方向に見て
凹部2aの左側に形成されたスリット14から延びた流
入路15によって飼育室6と連通されており、飼育室6
との間で水の流通が自由にされている。また、加温室1
1は、流入路15が接続された面と対向する面から延び
て形成された流出路16によってポンプ室7と連通され
ており、ポンプ室7との間でも水が自由に出入りできる
ようになっている。
【0022】ポンプ室7内には、水中で使用することが
できる水中ポンプ17が配設されている。水中ポンプ1
7は、周側板3の右側板3bに取り付けられて、その吸
込口17aが下方に向けられた状態に設けられている。
水中ポンプ17の吐出口17bには、吐出管18が接続
されており、この吐出管18の先端は仕切板5に形成さ
れた孔5aに挿通されて飼育室6内に臨んでいる。した
がって、水中ポンプ17を駆動することにより、ポンプ
室7内の水を汲み上げて、その汲み上げた水を飼育室6
内に吐出することができる。
【0023】上記の構成により、ヒータ9から発生した
熱は、ヒータ9自身から放熱されるとともに、放熱板8
を伝播して放熱板8の下面から放熱されて、加温室11
内の水が温まる。加温室11内の温められた水は、自然
対流および水中ポンプ17の働きにより、加温室11か
らポンプ室7へと流出する。そして、水中ポンプ17に
吸い上げられ、吐出管18を介して飼育室6に吐出され
る。これにより、ヒータユニットHによって温められた
水が飼育室6内の水に混入され、その結果、飼育室6内
の水温が上昇する。また、飼育室6内の冷えた水は、自
然対流および水中ポンプ17の働きによってスリット1
4および流入路15を通って加温室11に流入し、ヒー
タユニットHの働きによって温められる。
【0024】図3は、ヒータユニットHの構成を示す図
であり、加温室11側から見た状態を示している。ヒー
タユニットHは、上記したように、平面長方形状の放熱
板8と、この放熱板8の下面に配設された複数個(この
実施形態では12個)のヒータ9とを有している。ヒー
タユニットHはまた、図3における放熱板8の左右方向
の中央部で上下方向にほぼ等間隔をおいて並設された3
個のジャンクション部材19,20,21を有してい
る。
【0025】12個のヒータ9は、各ジャンクション部
材19,20,21の左右両側にそれぞれ2個ずつ配置
されており、たとえば接着剤によって放熱板8の下面に
固定されている。各ジャンクション部材19,20,2
1の左右両側に2個ずつ配置された合計4個のヒータ9
は、それぞれジャンクション部材19,20,21の内
部に備えられた一対の接続端子(後述する)において互
いに並列に接続されている。また、ジャンクション部材
19内の接続端子とジャンクション部材20内の接続端
子とは、接続コード22a,22bによって並列に接続
されており、ジャンクション部材20内の接続端子とジ
ャンクション部材21内の接続端子とは、接続コード2
3a,23bによって並列に接続されている。これによ
り、図外の商用交流電源から電源コード24,25を介
してヒータユニットHに電圧が印加されると、その電圧
はヒータユニットHに含まれる12個のヒータ9に並列
に印加されることになる。
【0026】図4は、ヒータ9を一部切り欠いて示す平
面図である。また、図5は、図4の切断線V−Vから見
たヒータ9の断面図である。ヒータ9は、PTC特性を
有するセラミックス半導体からなるPTC(Positive T
emperature Coefficient)発熱体素子26を備えてい
る。また、ヒータ9は、PTC発熱体素子26の上下に
対向配置された上給電部材27および下給電部材28を
備えている。PTC発熱体素子26および給電部材2
7,28からなる発熱ユニットは、キャップ29が被せ
られた状態で、電気絶縁性を有する被覆部材としての上
絶縁ケース30および下絶縁ケース31によって封止さ
れている。
【0027】PTC発熱体素子26は、バリウム(B
a),ストロンチウム(Sr),カルシウム(Ca),
チタン(Ti),マンガン(Mn),ディスプロシウム
(Dy),ケイ素(Si)等を含む原料を一般的な窯業
的手法で焼成して得られるものであり、室温からキュリ
ー温度(抵抗急変温度)までは低抵抗であるが、キュリ
ー温度を越えると急に抵抗値が増大する特性を有する感
熱素子である。この特性により、PTC発熱体素子26
は、キュリー温度を下回る温度下において電圧が印加さ
れると、最初は低温であるために抵抗値が小さいので大
電流が流れ、PTC発熱体素子26の温度が急激に上昇
する。そして、PTC発熱体素子26の温度がキュリー
温度を越えると、抵抗値が急に増大するために電流量が
減少し、その結果、PTC発熱体素子26の発熱量は減
少する。そのため、PTC発熱体素子26は、一定温度
以上に温度が上がることがなく、一定温度で安定して熱
平衡状態を保つ。すなわち、PTC発熱体素子26は、
自己温度制御機能を有している。
【0028】PTC発熱体素子26は、全体として扁平
な円筒状に形成されており、その中央部には、取付孔3
2が上下面に貫通して形成されている。取付孔32は、
下絶縁ケース31に形成された位置決め軸33が挿通可
能な大きさに形成されている。また、PTC発熱体素子
26の上面および下面には、それぞれ電極34,35が
形成されている。電極34,35は、たとえばオーミッ
クコンタクト電極形成用およびカバー用の銀ペーストを
PTC発熱体素子26に塗布した後に、このPTC発熱
体素子26を560℃にて5分間加熱することによって
焼成することができる。
【0029】なお、PTC発熱体素子26のキュリー温
度、素子抵抗値、温度係数、消費電力などは、PTC発
熱体素子26の材料組成や焼成条件(焼成温度、焼成時
間)を変更したり、PTC発熱体素子26に形成される
電極34,35の形状や面積を変更したりすることによ
り、適当な範囲内で任意に変更することが可能である。
たとえば、PTC発熱体素子26のキュリー温度は、P
TC発熱体素子26の材料組成を変更することで、−5
0℃〜350℃の範囲内の任意の温度値に変更すること
ができる。
【0030】この実施形態においては、PTC発熱体素
子26のキュリー温度が、図1に示す飼育室6の水温が
20℃から30℃の範囲内で安定するような温度に設定
されるのが好ましい。また、飼育室6の水温が23℃か
ら27℃の範囲内で安定するような温度に設定されるの
がより好ましい。上給電部材27は、円板部27aおよ
び円板部27aと同一平面上に形成された接続部27b
を有しており、導電性を有する金属薄板によって一体に
形成されている。また、下給電部材28も、円板部28
aおよび接続部28bを有しており、導電性を有する金
属薄板によって一体に形成されている。円板部27a,
28aは、PTC発熱体素子26の外径にほぼ等しい大
きさに形成されており、その中央部には、それぞれPT
C発熱体素子26に形成された取付孔32とほぼ同径の
取付孔24,25が貫通形成されている。
【0031】給電部材27,28は、上給電部材27の
円板部27aが電極34に接触し、下給電部材28の円
板部28aが電極35に接触するように配置されてい
る。このとき、上給電部材27の接続部27bおよび下
給電部材28の接続部28bは、互いに平行、かつ対向
方向において互いにずれた状態になっている。上給電部
材27の接続部27bの下面側には、一端がジャンクシ
ョン部材19,20,21内の接続部材に接続された給
電線36の他端が半田付けによって接続されている。ま
た、下給電部材28の接続部28bの上面側には、一端
がジャンクション部材19,20,21内の接続端子に
接続された給電線37の他端が半田付けによって接続さ
れている。これにより、各ジャンクション部材19,2
0,21内の接続端子に供給された電力を、給電線3
6,37、給電部材27,28および電極34,35を
介してPTC発熱体素子26に与えることができる。
【0032】キャップ29は、給電部材27,28をそ
れぞれ電極34,35に接触させた状態で固定するため
のものであり、電気絶縁性を有する材料によって一体成
形されている。キャップ29は、PTC発熱体素子26
および給電部材27,28を上方から覆うことができる
ように、内部に空間が形成され、かつ下面が開放されて
いる。また、キャップ29の上面には、その中央にPT
C発熱体素子26に形成された取付孔32とほぼ同径の
取付孔38が貫通形成されている。さらに、キャップ2
9の側面には、接続部27b,28bの突出を許容する
切欠29aが形成されている。
【0033】なお、給電部材27,28と電極34,3
5との接続は、導電性を有する接着剤を用いて行われて
もよい。しかし、接着剤の硬化に要する時間および接着
剤の液垂れによる上部電極34と下部電極35との短絡
を防ぐための手間を考慮すると、上述のように、接着剤
を使用しないで、キャップ29を被せることによって、
給電部材27,28をそれぞれ電極34,35に固定す
るのが好ましい。
【0034】下絶縁ケース31は、電気絶縁性を有する
合成樹脂材料を用いて、たとえば射出成形によって形成
される。下絶縁ケース31には、ほぼ円筒形状の位置決
め軸33が図4において立ち上がった状態に突設されて
いる。PTC発熱体素子26、給電部材27,28およ
びキャップ29は、下給電部材28の取付孔25、PT
C発熱体素子26の取付孔32、上給電部材27の取付
孔24およびキャップ29の取付孔38に、この順で位
置決め用軸33を挿通させることにより、下絶縁ケース
31に対して位置決めされる。また、位置決め用軸33
には、上記した接着剤以外にも、図示しないボルトなど
を用いてヒータ9を放熱板8に固定できるようにするた
めの孔39が形成されている。
【0035】上絶縁ケース30は、PTC発熱体素子2
6および給電部材27,28を下絶縁ケース31に取り
付け、さらにキャップ29を被せた状態で、下絶縁ケー
ス31を射出成形用金型にセットして、電気絶縁性を有
する合成樹脂材料を射出成形することによって、下絶縁
ケース31と一体的に成形されるものである。したがっ
て、PTC発熱体素子26、給電部材27,28および
給電部材27,28と給電線36,37との接続部分な
どは、上絶縁ケース30および下絶縁ケース31によっ
て防水封止される。ゆえに、このヒータ9は、水分など
による短絡のおそれがない。
【0036】上絶縁ケース30および下絶縁ケース31
は、熱収縮が小さく、良好な熱伝導、熱変化に耐え得る
耐熱性、水分を内部に通さない防水性および空気を内部
に通さない気密性を備え、さらに給電線36,37の被
覆材料との密着性が良好である材料で構成されるのが好
ましい。したがって、絶縁ケース30,31の材料とし
て、たとえば、ナイロン、ポリプロピレンおよびガラス
繊維からなるポリマアロイなどを例示することができ
る。
【0037】なお、上絶縁ケース30と下絶縁ケース3
1とを同一の材料で構成することは、互いの親和性が良
くなり、かつ熱膨張係数が等しくなるため、一体化の観
点では望ましい。図6は、ジャンクション部材20の構
成を拡大して示す斜視図である。ヒータユニットHに備
えられている3つのジャンクション部材19,20,2
1は、ほぼ同様の構成を有しているから、以下では、ジ
ャンクション部材20を取り上げてその構成について説
明する。
【0038】ジャンクション部材20は、接続コード2
2a,22bおよび23a,23bと給電線36,37
との接続部分を防水被覆するためのものであり、合成樹
脂で成形されたジャンクション本体部材40およびジャ
ンクション蓋部材41を有している。図7は、ジャンク
ション本体部材40の構成を示す平面図である。ジャン
クション本体部材40は、偏平な有底円筒状に形成され
ており、その底面の中心部には円柱状の凸部42が立設
されている。また、ジャンクション本体部材40の底面
には、その周縁部に外側環状リブ43と、この外側環状
リブ43と凸部42との間に内側環状リブ44とが立設
されている。凸部42と内側環状リブ44との間には、
環状の内側接続端子45が配置され、内側環状リブ45
と外側環状リブ44との間には、環状の外側接続端子4
6が配置されている。
【0039】外側環状リブ43には、ヒータ9から延び
た給電線36,37を内部に導入するための給電線導入
凹部47,48がそれぞれ4カ所に形成されている。ま
た、これに対応して、内側環状リブ44には、一方の給
電線36を内側接続端子45の位置まで導入するための
給電線導入凹部49が4カ所に形成されている。さら
に、外側環状リブ43には、ジャンクション部材19内
の接続端子に接続された接続コード22a,22bおよ
びジャンクション部材21内の接続端子に接続された接
続コード23a,23bをそれぞれ内部に導入するため
の接続コード導入凹部50および接続コード導入凹部5
1が形成されており、これに対応して、内側環状リブ4
4には、接続コード22a,23aをそれぞれ内側接続
端子45の位置まで導入するための接続コード導入凹部
52および接続コード導入凹部53が形成されている。
【0040】各ヒータ9の給電線36は、外側環状リブ
43の給電線導入凹部47および内側環状リブ44の給
電線導入凹部49を介してジャンクション本体部材40
の内部に導入され、その先端が内側接続端子45に半田
付けされて接続されている。また、各ヒータ9の給電線
37は、外側環状リブ43の給電線導入凹部48を介し
てジャンクション本体部材40の内部に導入され、その
先端が外側接続端子46に接続されている。
【0041】接続コード22aは、接続コード導入凹部
50および接続コード導入凹部52を介して、その先端
が内側接続端子45に半田付けされて接続され、接続コ
ード22bは、接続コード導入凹部50を介して、その
先端が外側接続端子46に半田付けされて接続されてい
る。また、接続コード23aは、接続コード導入凹部5
1および接続コード導入凹部53を介して、その先端が
内側接続端子45に半田付けされて接続され、接続コー
ド23bは、接続コード導入凹部50を介して、その先
端が外側接続端子46に半田付けされて接続されてい
る。
【0042】一方、図6に示すジャンクション蓋部材4
1は、ジャンクション本体部材40に対応した円板状に
形成されており、接続コード22a,22b、接続コー
ド23a,23bおよび給電線36,37が接続端子4
5,46に接続された状態(図7に示す状態)のジャン
クション本体部材40の上端に嵌め合わされて、ジャン
クション部材20を形成している。そして、このジャン
クション部材20内には、ジャンクション本体部材40
に形成されている樹脂充填用開口54から防水性および
電気絶縁性を有する樹脂(たとえばシリコン樹脂)が充
填されている。これにより、ジャンクション部材20内
において、接続コード22a,22b、接続コード23
a,23bおよび給電線36,37の引出し部および接
続端子45,46が樹脂封止されている。したがって、
ジャンクション部材20内に水分などが浸入することが
ないので、その浸入した水分などによる短絡が生じるお
それがない。
【0043】なお、ジャンクション部材19について
は、接続コード23a,23bを導入するための接続コ
ード導入凹部51,53が形成されておらず、接続端子
45,46には、接続コード22a,22bおよび各ヒ
ータ9から延びた給電線36,37が接続されている。
また、ジャンクション部材21については、接続コード
22a,22bを導入するための接続コード導入凹部5
0,52に代えて、電源コード24,25を導入するた
めの電源コード導入凹部が形成されており、接続端子4
5,46には、接続コード23a,23b、電源コード
24,25および各ヒータ9から延びた給電線36,3
7が接続されている。
【0044】以上のように本実施形態によれば、PTC
発熱体素子26、給電部材27,28および給電部材2
7,28と給電線36,37との接続部分は、被覆部材
としての上絶縁ケース30および下絶縁ケース31によ
って防水被覆されている。また、複数個(この実施形態
では4個)のヒータ9を互いに並列に接続するためのジ
ャンクション部材19,20,21の内部には、樹脂が
充填されており、ジャンクション部材19,20,21
の内部に水分が浸入することはない。したがって、上記
したヒータユニットHは、水中での使用に対して、高い
信頼性を有することができる。
【0045】また、発熱体として自己温度制御機能を有
するPTC発熱体素子26が用いられているので、発熱
温度を制御するためにサーモスタットやサーミスタなど
を含む発熱温度制御回路が不要であり、ヒータユニット
Hのコストが低減される。そのうえ、PTC発熱体素子
26は、一定温度以上には発熱しないので、PTC発熱
体素子26の異常発熱によって水温が高温になるといっ
たおそれがない。
【0046】さらに、本実施形態では、飼育室6とは別
に設けられた加温室11内の水をヒータユニットHから
の発熱によって加温し、この加温した水を水中ポンプ1
7の働きによって飼育室6に流入させるようにしてい
る。したがって、飼育室内の水中にヒータを浸漬させ
て、ヒータからの発熱によって飼育室内の水を直接に加
温する構成(特開平9−65797号公報の図1および
特開平9−283267号公報の図1参照)とは異な
り、飼育室6内の水が局部的に高温になることがなく、
飼育室6内の水温にむらを生じるおそれをなくすことが
できる。
【0047】また、放熱板8を伝播するヒータ9の発熱
が、放熱板8の上面から放熱されて不織布12を介して
砂利13を間接的に加温することにより、砂利13に自
然発生する水質浄化能力を有する微生物の活動が促進さ
れ、魚の飼育環境を向上させることができる。なお、P
TC発熱体素子26の材料組成は、上記したバリウム、
ストロンチウム、カルシウム、チタン、マンガン、ディ
スプロシウムおよびケイ素に限定されることはなく、チ
タン酸バリウムを主原料とし、作成されたPTC発熱体
素子26がPTC特性を有するような組成であればよ
い。
【0048】また、PTC発熱体素子26の個数は、飼
育室6の容積に応じて種々変更することができる。さら
に、ヒータユニットHの数も1個には限定されず、水槽
1の大きさに応じて複数個備えられるとよい。さらにま
た、ヒータユニットH(放熱板8)の大きさを飼育室6
の底面の大きさとほぼ同じに形成し、ヒータユニットH
の大きさに応じてヒータ9の個数やジャンクション部材
20の個数を増減させることにより、ヒータユニットH
を飼育室6の底面上に載置した状態でも、飼育室6内の
水をほぼ均一に加温することができる。この場合におい
ても、各ヒータ9およびジャンクション部材20が優れ
た防水性能を有しているため、各ヒータ9やジャンクシ
ョン部材20で水分による短絡などの不具合を生じるお
それがない。
【0049】その他、特許請求の範囲に記載された技術
的事項の範囲内で種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
【0050】
【実施例】次に、さらに具体的な例について説明する。
外径15mm、内径5.1mm、厚さ2.6mmに形成
されたPTC発熱体素子の上下面に、オーミック性の銀
ペーストおよびカバー用銀ペーストを焼き付けて電極を
形成した。そして、各電極に給電部材を接触させた状態
で、PTC発熱体素子および給電部材をポリマアロイで
電気絶縁被覆してヒータを作成した。こうして作成され
た12個のヒータを、縦345mm×横230mm×厚
さ11mmのアルミニウム製の伝熱板に固定してヒータ
ユニットを得た。こうして作成したヒータユニットを用
いて、図1および図2に示すヒータ付水槽を得た。この
ヒータ付水槽は、幅(図1の矢印方向に見て左右方向の
長さ)が400mm、奥行(図1の矢印方向に見て前後
方向の長さ)が250mm、高さが460mmであり、
ヒータ付水槽に備えられたポンプの吐出量は毎分8リッ
トルである。
【0051】こうして作成されたヒータ付水槽の水中で
の平均熱伝達率は、水槽の幅が400mmで、ポンプ吐
出量が毎分8リットルであることから、約47W/(m
2 ・K)である。したがって、この水槽内の水の水温1
5℃を水温25℃まで上昇させるのに必要な流入熱量は
約47Wとなるから、ヒータユニットHに50Wの電力
を供給すれば十分であることが判る。
【0052】そして、ヒータユニットHに50Wの電力
を供給したところ、水槽内の水温が15℃から25℃ま
で上昇し、水槽(飼育室)内の水がむらなく加温される
ことが確認された。また、水温が25℃まで上昇した
後、水温を25℃±2℃の範囲で維持するための消費電
力は約9.4W程度であるとの結果が得られ、水槽内の
水温が適温まで上昇した後にヒータに供給される電力は
少なくてすむことが確認できた。
【0053】
【0054】
【発明の効果】 請求項記載の発明によれば、ヒータに
よって温められた加温室内の水は、自然対流によって連
通路を通って水溜室に流入するので、水溜室内の水をむ
らなく温めることができる。
【0055】また、正特性サーミスタ素子を備えたヒー
タが適用されているから、温度制御のためのサーミスタ
やサーモスタットなどを必要とせず、水槽のイニシャル
コストを低減することができる。また、水温を適温で維
持するために必要な電力を最小限におさえることができ
るので、ランニングコストも低減することができる。そ
のうえ、正特性サーミスタ素子は一定温度以上には発熱
しないので、水槽内の水温を常に適した温度に保つこと
ができる。
【0056】さらに、正特性サーミスタ素子は、合成樹
脂製の被覆部材で防水被覆されているので、ヒータ部分
で水分などによる短絡が生じることがない。請求項
載の発明によれば、ヒータが放熱板に取り付けられてい
るので、加温室内の水を効率良く加温することができ
る。また、請求項3記載の発明によれば、ヒータ付水槽
が魚を飼育する目的で使用される場合に、魚の飼育環境
を向上させることができる。請求項4記載の発明によれ
ば、ヒータが複数個備えられている場合であっても、複
数個のヒータから延びた給電線と電源コードとの接続部
分は、合成樹脂製のジャンクション部材によって防水被
覆されているので、ヒータ部分や給電線と電源コードと
の接続部分で水分などによる短絡が生じることがない。
【0057】請求項5記載の発明によれば、加温室でヒ
ータからの発熱によって加温された水は、ポンプの作用
によって加温室からポンプ室に流入し、さらにポンプに
吸い上げられて水溜室内に吐出される。したがって、こ
のヒータ付水槽内をヒータからの発熱によって加温され
た水が良好に対流するので、水溜室内の水温にむらを生
じるおそれをさらになくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るヒータ付水槽の構
成を示す斜視図である。
【図2】図1の切断線II−IIから見た水槽の断面図であ
る。
【図3】ヒータユニットの構成を示す図である。
【図4】ヒータを一部切り欠いて示す平面図である。
【図5】図4の切断線V−Vから見たヒータの断面図で
ある。
【図6】ヒータユニットに備えられたジャンクション部
材の構成を拡大して示す斜視図である。
【図7】ジャンクション本体部材の構成を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 ヒータ付水槽 2 底部 3 周側板(周側面) 6 飼育室(水溜室) 7 ポンプ室 8 放熱板 9 ヒータ 11 加温室 14 スリット(連通路) 15 流入路(連通路) 16 流出路(連通路) 17 水中ポンプ 19,20,21 ジャンクション部材 22a,22b,23a,23b 接続コード(電源コ
ード) 24,25 電源コード 26 PTC発熱体素子(正特性サーミスタ素子) 30 上絶縁ケース(被覆部材) 31 下絶縁ケース(被覆部材) H ヒータユニット(防水ヒータ装置)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部および底部の周縁から立ち上がった周
    側面を有し、内部に水を溜めることのできる水溜室と、 上記底部に設けられた加温室と、 上記水溜室と上記加温室との間で水の流通が可能である
    ように水溜室と加温室とを連通する連通路と、 上記加温室内に設けられており、正特性サーミスタ素子
    を合成樹脂製の被覆部材で防水被覆することによって形
    成されたヒータとを含むことを特徴とするヒータ付水
    槽。
  2. 【請求項2】一方面が上記加温室に臨んで配置された放
    熱板をさらに含み、この放熱板の加温室に臨む一方面に
    上記ヒータが取り付けられていることを特徴とする請求
    記載のヒータ付水槽。
  3. 【請求項3】上記放熱板は、上記ヒータが取り付けられ
    ている一方面とは反対側の他方面が上記水溜室に臨んで
    設けられており、 上記ヒータ付水槽は、上記放熱板の他方面上に設けられ
    た不織布と、この不織布上に敷き詰められた砂利とをさ
    らに含むものであることを特徴とする請求項2記載のヒ
    ータ付水槽。
  4. 【請求項4】上記ヒータは複数個備えられており、 これら複数個のヒータから延びた給電線と電源に接続さ
    れるべき電源コードとの接続部分は、合成樹脂製のジャ
    ンクション部材によって防水被覆されていることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載のヒータ付水
    槽。
  5. 【請求項5】上記加温室に連通されたポンプ室と、 上記ポンプ室に備えられており、上記加温室からポンプ
    室に流入した水を吸い上げて上記水溜室内に吐出するポ
    ンプとをさらに含むことを特徴とする請求項ないし4
    のいずれかに記載のヒータ付水槽。
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