JP3417375B2 - 車両用道路形状認識方法及び装置、記録媒体 - Google Patents

車両用道路形状認識方法及び装置、記録媒体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車幅方向の所定角
度範囲内に渡り送信波を照射し、その反射波に基づいて
車両前方の道路形状を認識する技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、車両前方の所定角度に渡り、例えば光波,ミリ波な
どの送信波を照射し、その反射波を検出することによっ
て、上記車両前方の障害物を認識する車両用障害物認識
装置が考えられている。この種の装置としては、例え
ば、先行車両などの障害物を検出して警報を発生する装
置や、先行車両と所定の車間距離を保持するように車速
を制御する装置などに適用され、制御対象の先行車両な
どの障害物を認識するものが考えられている。
【0003】この車両用障害物検出装置では、認識した
障害物の中から自車の前を走行する先行車を特定する必
要があり、これには、例えばステアリング操舵角センサ
やヨーレートセンサなどを用いるのが一般的である。し
かし、例えば自車が道路の直線部分を走行しているが、
その道路は前方でカーブしており、且つ先行車が既にそ
のカーブ部分に入っていると、先行車を誤って特定して
しまうおそれがある。このような先行車誤認識の問題を
鑑みて、デリニエータなどの路側物から道路形状を認識
する方法が考えられている。
【0004】デリニエータが複数検出できる場合には、
検出時点での複数のデリニエータのみに基づいても道路
端の検出は可能であるが、1個の場合には、そのままで
は道路端の検出ができない。この問題を解決するための
技術として、例えば特開平8−249598号に開示さ
れた方法がある。この方法は、認識したデリニエータが
1個の場合には、そのデリニエータの軌跡(時間的な位
置の変化)に基づいて道路形状を認識している。そのた
め、カーブ半径が一定の場合には、この軌跡に基づいて
得た道路形状は実際の道路形状に近いものであり、先行
車の特定に際しても特段問題ない。
【0005】しかしながら、実際の道路はカーブ半径が
徐々に変化している場合も多い。それに対して軌跡が表
す道路形状は、実際には過去のものであるため、軌跡の
内の終端部分、つまり自車に最も近い部分までの道路形
状までしか判らず、その先の道路形状は認識していな
い。したがって、カーブ半径が変化する場合には、自車
がこれから走行する道路形状を適切に認識するという観
点から問題となる。
【0006】そこで、本発明は、認識した路側物が1個
であっても、その瞬間における道路形状を良好に認識で
きる技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の道路形状
認識方法によれば、車幅方向の所定角度範囲内に渡り送
信波を照射し、その反射波に基づいて車両前方の道路形
状を認識するにあたり、次のように認識を行う。つま
り、反射波に基づいて物体の位置及び相対速度を求め、
さらに、その相対速度及び自車速に基づいて移動物体か
停止物体という認識種別を判定する。そして、道路形状
を認識するために有効な停止物体が自車の横を通り過ぎ
るときの車幅方向位置を該停止物体の位置及び相対速度
に基づいて、、自車を基準とした左右の少なくともいず
れか一方について算出して記憶しておく。そして、現在
認識中の物体については、有効な停止物体という観点で
平均位置と対応する物体の位置と、記憶した車幅方向位
置とを結ぶことによって、道路端を認識する。なお、こ
のように道路端を認識する際には、例えば線分の集合し
て認識したり、滑らかな曲線として認識することが考え
られる。
【0008】自車が同一レーンを走行していて、且つ車
線数が変化しなければ、左カーブ・右カーブあるいはカ
ーブの大きさにかかわらず、道路端と車幅方向の線上の
交点は、ほぼ一定である。したがって、道路形状認識に
有効な停止物体(例えばデリニエータ)が自車の横を通
り過ぎるときの横位置に相当する「車幅方向位置」はほ
ぼ一定であると考えられるため、本発明の道路形状認識
方法であれば、認識したデリニエータがたとえ1個であ
ってとしても、その瞬間における道路端を良好に認識す
ることができる。
【0009】なお、道路形状を認識するために有効な停
止物体が自車の横を通り過ぎるときの車幅方向位置をそ
のまま使用するのではなく、請求項2に示すようにその
平均、つまり平均位置を使用しても良い。平均化するこ
とで、車幅方向位置の算出誤差による悪影響を低減させ
ることができる。一方、請求項3に示す発明は、請求項
1に示した道路形状認識方法を実現するための装置とし
ての一例であり、この道路形状認識装置においても、上
述と同様の効果を発揮できる。また、請求項4に示すよ
うに、車幅方向位置に代えて平均位置を用いれば、請求
項2に示した方法の場合と同様の効果が得られる。
【0010】但し、これらの場合には、道路の左端ある
いは右端のいずれか一方しか認識しない場合もあるた
め、請求項5に示すように、自車を基準とした左右の両
方についてそれぞれ車幅方向位置又は平均位置を算出し
て記憶しておき、左右の道路端を認識すれば、より良好
な道路形状の認識が可能となる。つまり、道路幅が一定
であれば、左右いずれかの道路端の形状が判れば反対側
の道路端形状も自ずと判るため、道路全体の形状認識が
できる。しかし、車線数などの違いから道路幅が一定で
ない場合も多いため、推定ではなく、このように左右両
方の道路端の形状を認識するようにした方が現実的であ
り、確実である。
【0011】なお、本発明の場合には、対応していると
判定された物体が1つであっても道路端の認識が可能で
はあるが、対応していると判定された物体が複数ある場
合には、それら物体の位置間を補間し、さらに、自車に
最も近い物体の位置と車幅方向位置又は平均位置とを結
ぶことによって、道路端を認識してもよい(請求項
6)。このようにした方が、より良好な道路形状の認識
ができる。
【0012】上述した車幅方向位置は、例えば請求項7
に示すようにして求めることができる。つまり、停止物
体の相対速度ベクトルを接線ベクトルとし、自車の車幅
方向の線上に中心が存在する円を求め、その円と車幅方
向の線上との交点の位置を、車幅方向位置とするのであ
る。このようにすれば、物体認識手段にて求めた位置及
び相対速度に基づいて簡易に求められる。
【0013】また、車幅方向位置は、複数の値を平均す
ることで精度よくすることができる。しかし、ただ単純
に平均するだけであると、例えば上方の看板などの余計
な車幅方向位置が混ざった場合、また車線数が変化した
後、レーンチェンジした後などで、大きな誤差を生じる
可能性がある。そこで、より精度の高い車幅方向位置の
平均位置を求めたいのであれば、請求項8に示すように
してもよい。つまり、所定数の車幅方向位置を単純平均
して仮平均位置を算出した後、その仮平均位置から所定
値以上の偏差がある車幅方向位置を排除する。そして、
排除後のデータ数が所定数以上であれば、その排除した
残りの車幅方向位置の平均位置を算出して採用し、所定
数未満であれば、平均位置は算出不能とするのである。
このようにすれば、ずれの大きな少数のデータによって
平均位置全体が影響されてしまうことを防止できる。
【0014】一方、対応判定に関しては、物体の認識
種別が停止物体であり、物体までの距離が所定値以下
である、という実行許可条件を満たす物体についてのみ
判定対象とし、その判定対象の物体の車幅方向位置と、
記憶された車幅方向位置又は平均位置との偏差の絶対値
が所定値未満であれば、両者が対応すると判定すること
が考えられる(請求項9)。このようにすれば、道路形
状の認識に有効な停止物体についてのみ、平均位置との
対応を行うことができ、より良好な道路形状認識が実現
できる。
【0015】この実行許可条件のにおける所定値に関
しては停止物体の相対速度の時間変化、あるいは、前記
有効な停止物体が自車の横を通り過ぎるときの車幅方向
位置の時間変化に基づいて、自車のレーンチェンジの可
能性を判断し、、自車がレーンチェンジの可能性がある
ときの値の方を、その可能性のないときよりも小さくす
ることが考えられる(請求項10)。レーンチェンジに
関してこのような条件を採用する意図は、次の通りであ
る。まず、遠方の物体ほど車幅方向位置又は平均位置と
の対応付けを誤る可能性が高い。そして、レーンチェン
ジの可能性がある場合には対応付けを誤る可能性がさら
に高まる。そこで特に、レーンチェンジの場合には遠距
離での対応付けを禁止したのである。
【0016】なお、レーンチェンジの可能性の有無につ
いては、例えば自車の操舵状態や車幅方向位置の変化状
態に基づいて判定することが考えられる。ところで、対
応判定に関しては、上述したように、判定対象物体の車
幅方向位置と平均位置との偏差に基づいて判定すること
などが考えられるが、このような手法で「対応してい
る」と判定された場合であっても、次のような理由で誤
った対応判定をしてしまう可能性がある。例えばカーブ
入口などでステアリングを切り足したり戻したりしてい
る状況では、実際は道路右側に存在するのに、誤って道
路左端に存在する停止物体であるとして、その車幅方向
位置が道路左端に対応する平均位置と対応している判定
してしまう可能性がある。
【0017】そこで、対応判定手段によって対応すると
判定された物体について、過去所定時間内に得た道路の
曲がり具合と反対側の前記有効な停止物体が自車の横を
通り過ぎるときの車幅方向位置に基づいて、反対側の道
路端に存在する物体を誤って対応させていないか否かを
判定する。そして、誤対応であると判定した場合には、
一旦対応していると判定したものを「対応していない」
と訂正し、道路端認識手段における認識に用いないよう
にするのである(請求項11)。このようにすれば、よ
り良好な道路形状認識ができる。
【0018】また、この誤対応判定に際しては請求項1
2の手法が採用できる。つまり、任意の停止物体の相対
速度ベクトルを接線ベクトルとし、自車の車幅方向の線
上に中心が存在する円を求め、その円の半径を、道路の
曲がり具合を示す道路のカーブ半径とする。そして、過
去の所定時間内に得たカーブ半径にて予測した判定対象
の停止物体の車幅方向位置と、反対側の道路端に対応す
る車幅方向位置又は平均位置との偏差の絶対値が所定値
未満であれば、誤対応であると判定するのである。
【0019】なお、反対側の道路端の停止物体が認識で
きないことによって、誤対応判定に用いる車幅方向位置
又は平均位置が得られない場合も考えられる。その場合
には、請求項13に示す手法が採用できる。つまり、判
定対象の停止物体と同じ側の車幅方向位置又は平均位置
及び想定される幅員に基づいて、反対側の道路端に対応
する仮想車幅方向位置又は仮想平均位置を求め、その仮
想車幅方向位置又は仮想平均位置を誤対応判定に用いる
のである。幅員(ここでは車線幅+路肩幅が該当)が想
定できれば、この仮想位置もある程度適切なものとなる
からである。
【0020】なお、請求項14に示すように、車両用道
路形状認識装置の認識手段をコンピュータシステムにて
実現する機能は、例えば、コンピュータシステム側で起
動するプログラムとして備えることができる。このよう
なプログラムの場合、例えば、フロッピー(登録商標)
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディ
スク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録
し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起
動することにより用いることができる。この他、ROM
やバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記
録媒体として前記プログラムを記録しておき、このRO
MあるいはバックアップRAMをコンピュータシステム
に組み込んで用いても良い。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明が適用された車両制
御装置1について、図面と共に説明する。この車両制御
装置1は、自動車に搭載され、警報すべき領域に障害物
が所定の状況で存在する場合に警報を出力したり、前車
(先行車両)に合わせて車速を制御したりする装置であ
る。
【0022】図1は、そのシステムブロック図である。
車両制御装置1はコンピュータ3を中心に構成されてい
る。コンピュータ3はマイクロコンピュータを主な構成
として入出力インターフェース(I/O)および各種の
駆動回路や検出回路を備えている。これらのハード構成
は一般的なものであるので詳細な説明は省略する。
【0023】コンピュータ3は、車両用障害物検出装置
としての距離・角度測定器5、車速センサ7、ブレーキ
スイッチ9、スロットル開度センサ11から各々所定の
検出データを入力している。またコンピュータ3は、警
報音発生器13、距離表示器15、センサ異常表示器1
7、ブレーキ駆動器19、スロットル駆動器21および
自動変速機制御器23に所定の駆動信号を出力してい
る。
【0024】更にコンピュータ3は、警報音量を設定す
る警報音量設定器24、後述の警報判定処理における感
度を設定する警報感度設定器25、クルーズコントロー
ルスイッチ26、図示しないステアリングホイールの操
作量を検出するステアリングセンサ27及びヨーレート
センサ28を備えている。またコンピュータ3は、電源
スイッチ29を備え、その「オン」により、所定の処理
を開始する。
【0025】ここで、距離・角度測定器5は、送受信部
5aおよび距離・角度演算部5bを備え、送受信部5a
からは所定の光軸(中心軸)を中心にして車両前方へレ
ーザ光を車幅方向の所定角度の範囲で不連続に掃引照射
(スキャン)して出力し、かつ反射光を検出すると共
に、距離・角度演算部5bにて反射光を捉えるまでの時
間に基づき、前方の物体までの距離rを検出する装置で
ある。なお、レーザ光を用いるものの他に、ミリ波等の
電波や超音波等を用いるものであってもよいし、走査方
法についても、送信部をスキャンさせるものに限られる
ものではなく、例えば受信部をスキャンするものであっ
てもよい。
【0026】コンピュータ3は、このように構成されて
いることにより、障害物が所定の警報領域に所定時間存
在した場合等に警報する警報判定処理を実施している。
障害物としては、自車の前方を走行する前車やまたは停
止している前車あるいは路側にある物体(ガードレール
や支柱物体等)等が該当する。また、コンピュータ3
は、ブレーキ駆動器19、スロットル駆動器21および
自動変速機制御器23に駆動信号を出力することによ
り、前車の状況に合わせて車速を制御する、いわゆる車
間制御も同時に実施している。
【0027】続いてコンピュータ3の内部構成について
制御ブロックとして説明する。距離・角度測定器5の距
離・角度演算部5bから出力された距離rとスキャン角
度θとのデータは、極座標−直交座標間の座標変換ブロ
ック41に送られ、レーザレーダ中心を原点(0,0)
とし、車幅方向をX軸、車両前方方向をZ軸とするXZ
直交座標に変換された後、物体認識ブロック43及び道
路形状認識ブロック45へ出力される。
【0028】物体認識ブロック43では、直交座標に変
換された計測データに基づいて、物体の中心位置(X,
Z)、大きさ(W,D)を求めると共に、中心位置
(X,Z)の時間的変化に基づいて、自車位置を基準と
する前車等の障害物の相対速度(Vx,Vz)を求め
る。さらに物体認識ブロック43では、車速センサ7の
検出値に基づいて車速演算ブロック47から出力される
車速(自車速)Vと上記求められた相対速度(Vx,V
z)とから物体が停止物体であるか移動物体であるかの
認識種別が求められ、この認識種別と物体の中心位置と
に基づいて自車両の走行に影響する物体が選択され、そ
の距離が距離表示器15により表示される。なお、物体
の大きさを示す(W,D)は、それぞれ(横幅,奥行
き)である。このようなデータを持つ物体のモデルを
「物標モデル」と呼ぶこととする。
【0029】この物体認識ブロック43にて求めたデー
タが異常な範囲の値がどうかがセンサ異常検出ブロック
44にて検出され、異常な範囲の値である場合には、セ
ンサ異常表示器17にその旨の表示がなされる。一方、
道路形状認識ブロック45では、直交座標に変換された
計測データと、物体認識ブロック43にて求めたデータ
とに基づいて道路形状の認識を行う。この道路形状の認
識処理の詳細は後述する。なお、道路形状認識ブロック
45にて得られたデータは先行車判定ブロック53へ出
力される。
【0030】また、ステアリングセンサ27からの信号
に基づいて操舵角演算ブロック49にて操舵角が求めら
れ、ヨーレートセンサ28からの信号に基づいてヨーレ
ート演算ブロック51にてヨーレートが演算される。カ
ーブ半径(曲率半径)算出ブロック63では、車速演算
ブロック47からの車速と操舵角演算ブロック49から
の操舵角とヨーレート演算ブロック51からのヨーレー
トとに基づいて、カーブ半径(曲率半径)Rを算出す
る。先行車判定ブロック53では、このカーブ半径Rお
よび物体認識ブロック43にて求められた認識種別、中
心位置座標(X,Z)、物体の大きさ(W,D)、相対
速度(Vx,Vz)及び道路形状認識ブロック45にて
得られた道路形状データに基づいて先行車を選択し、そ
の先行車に対する距離Zおよび相対速度Vzを求める。
【0031】そして、車間制御部及び警報判定部ブロッ
ク55が、この先行車との距離Z、相対速度Vz、自車
速Vn、先行車加速度、物体中心位置、物体幅、認識種
別、クルーズコントロールスイッチ26の設定状態およ
びブレーキスイッチ9の踏み込み状態、スロットル開度
センサ11からの開度および警報感度設定器25による
感度設定値に基づいて、警報判定ならば警報するか否か
を判定し、クルーズ判定ならば車速制御の内容を決定す
る。その結果を、警報が必要ならば、警報発生信号を警
報音発生器13に出力する。また、クルーズ判定なら
ば、自動変速機制御器23、ブレーキ駆動器19および
スロットル駆動器21に制御信号を出力して、必要な制
御を実施する。そして、これらの制御実行時には、距離
表示器15に対して必要な表示信号を出力して、状況を
ドライバーに告知している。
【0032】次に、以上のように構成される車両制御装
置1において実行される道路形状の認識にかかる動作に
ついて、図2のフローチャートに従って説明する。図2
の最初のステップであるS1000では、距離・角度計
測データの読み込みを行う。この処理は距離・角度測定
器5にて実行されるのであるが、1スキャン分の距離・
角度計測データを取り込む。このスキャン周期は100
msecとし、100msec毎にデータを取り込むこ
ととする。
【0033】続くS2000では、極→直交座標変換ブ
ロック41において距離・角度計測データを極座標系か
らXZ直交座標系に変換し、その変換後のデータに基づ
いて物体認識ブロック43にて物体認識を行う。この物
体認識の内容は上述した通りである。ここで認識された
物体は、物標あるいは物標モデルと呼ぶこととする。
【0034】続くS3000〜S8000の処理は、道
路形状認識ブロック45にて実行される処理である。ま
ずS3000では、Xcross テーブルのデータをセット
する。ここで、Xcross とは、デリニエータが自車の横
を通り過ぎるときの横位置、つまりX軸との交点のX座
標のことである(図5(a)参照)。このXcross の算
出の仕方はS6000にて詳述する。本実施形態におけ
るXcross テーブルは、Xcross の符号が正の場合(つ
まり道路の右側)のXcross(R) と負の場合(つまり
道路の左側)のXcross(L) でそれぞれ5個ずつセッ
トできる。なお、以下の説明で左右の区別をしない場合
には、単にXcross と表し、左右の区別をする場合に
は、(R)・(L)を付すこととする。
【0035】なお、今回の処理時に距離・角度測定器5
の検知エリアから外れて見失ってしまった停止物標に対
しては、前回の処理時にS6000で算出した停止物標
の予測Xcross を、対応する符号のXcross テーブルに
セットする。但し本実施形態の場合には5個のXcross
しか記憶できないので、数がオーバーした場合には、古
いデリニエータから順に取り除いていく。また、仮に数
がオーバーしていなくても、30秒以上前のデータも取
り除くものとする。
【0036】続くS4000では、Xcross テーブルの
データについて統計処理を施して、Xcross の平均値を
算出する。Xcross(L) の平均値をXcross_ave
(L) とし、Xcross (R) の平均値を Xcross_ave
(R) とする。この処理の詳細を図3のフローチャー
トを参照して説明する。なお、以下の説明で左右の区別
をしない場合には、単にXcross_ave と表し、左右の区
別をする場合には、(R)・(L)を付すこととする。
【0037】図3のS4100では仮Xcross_ave を算
出する。ここでは、それぞれ最大5個のXcross
(L),Xcross(R)の単純平均にて求める。続くS
4200においては、例えば道路の左側のデータである
Xcross(L) であれば、仮Xcross_ave(L) から
1.0m以上の差があるXcross(L) は排除し、残っ
たデータで再度平均を求める。残ったデータ数が3以上
のときは、この平均値をXcross_ave(L) とし、3未
満のときは、Xcross_ave(L) を算出不能とする。道
路右側のデータであるXcross(R) についても同様の
処理を行う。S4200の処理後は、本ルーチンを終了
して図2のS5000へ移行する。
【0038】S5000では、Xcross_ave と物標モデ
ルとの対応付けをする。ここで、Xcross(L) と対応
がとれる物標がある場合には、それらの間を道路左端と
して認識し、Xcross(R) と対応がとれる物標がある
場合には、それらの間を道路右端として認識する。この
処理の詳細を図4のフローチャートを参照して説明す
る。
【0039】図4のS5100で物標番号iを1にす
る。物標には1から順番に番号が付いており、その番号
をiとする。なお、以下の説明では、物標番号iの物標
を「物標i」と表す。続くS5200では、物標iが存
在しているか否かを判断し、物標iが存在すれば、S5
300以降のXcross_ave との対応付け処理を実行し、
物標iが存在しなけば、Xcross_ave との対応付け処理
を完了して、本ルーチンを終了する。
【0040】S5300では、Xcross_ave との対応付
けをよいか否かの判断を行う。具体的には、以下に示す
対応付け許可条件を満たす物標は、S5400以降の対
応付け処理を実行する。 [対応付け許可条件] (1)停止物標であること (2)物標の距離Zが以下の条件を満たすこと 通常時 距離Z≦100m 自車がレーンチェンジ中の可能性があるとき 距離Z≦50m なお、上記(2)のにおける自車がレーンチェンジ中
の可能性があるかどうかの判定は、 (a)停止物標の相対速度の時間変化に基づいて、自車
が大きく操舵を切ったり戻したりしたかを判定 (b)Xcross の時間変化に基づいて、道路端とX軸と
の交点が変化したかどうかを判定という2つの判定を行
い、両者の判定結果に基づいて、レーンチェンジの可能
性の有無を判定する。
【0041】対応付け許可条件を満たす場合(S530
0:YES)に移行するS5400では、対応付け許可
条件を満たした物標とXcross_ave(L) との対応付け
をする。次の条件を満たせば、両者が対応するものと判
断する。 |物標iの予測Xcross−Xcross_ave(L)|<1.5
m なお、このような条件を採用したのは、例えばレーンチ
ェンジ前のデータや登坂車線などのように急激に道路端
が変化している場合を除くためである。例えば図5
(b)に示す例では、物標1の予測Xcross はXcross_
ave(L) と対応していないが、物標2の予測Xcross
はXcross_ave(L) と対応している。
【0042】続くS5500では、Xcross_ave(L)
と対応している物標に対して、誤対応の可能性が高いか
どうかを判定する。これは、例えばカーブ入口などでス
テアリングを切り足したり戻したりしている状況では、
実際は道路右側に存在する物標であるのに、誤ってXcr
oss_ave(L) と対応している判定してしまう可能性が
あることを鑑み、誤っている可能性が高いと判定した場
合には、「対応無し」と判定内容を訂正する。
【0043】それでは、この誤対応判定の内容について
詳しく説明する。判定に際しては、過去5秒間の道路の
曲がり具合を考慮したときに、物標がXcross_ave
(R) に対応する可能性があるかどうか、を主要観点
として行う。道路の曲がり具合については、停止物標か
ら求めた推定R(自車走行路のカーブ半径推定値)を使
う。認識の停止物標に対して、その中心を通り、相対速
度ベクトルを接線ベクトルとする円を求める。円の中心
がX軸上にあると仮定すると、その円はX軸と直交する
こととなるため、半径Rは一意に決まる。実際には、次
のような近似計算をしている。
【0044】|X|≪|R|,Zという仮定のもとで、
円を放物線近似すると、物標の中心を通り、X軸に直交
する円の方程式は、 X = Xo+(Z−Zo)^2/2R …[式1] となる。なお、式1中の「^」は「^」の前の数値を
「^」の後の数値の回数、累乗することを意味する。ま
た、物標の相対速度ベクトルが円の接線ベクトルである
ことより、 dX/dZ = Vx/Vz …[式2] と表すことができる。これら2式より、半径Rは、 R =(Z−Zo)・Vz/Vx と表すことができる(図6(a)参照)。ここで使う停
止物標はなんでもよい。したがって、複数の停止物標が
あるときには、それぞれに基づいて求めた推定Rを平均
して使うことにする。
【0045】次に、過去の推定Rを使って、物標がXcr
oss_ave(R) と対応するかどうかを判定する。図6
(b)に示すように、過去の推定Rを半径とし、物標の
中心を通ってX軸に直交する円を求める。以上の関係よ
り、円の方程式は、 X = Xo+(Z−Zo)・Vx/2Vz と変形できる。ここで、Z=0 のとき、 X = Xo−Zo・Vx/2Vz となる。したがって、その円とX軸との交点を予測Xcr
oss とすると、 予測Xcross = Xo−Zo・Vx/2Vz と、求められる。
【0046】そして、過去5秒間にわたり、下記の式3
を満たすことが一度でもある場合には、Xcross_ave
(R) と対応する可能性があると判断する。 |N周期前の推定Rを使った予測Xcross−Xcross_ave(R)|<1.5m (N:1〜50,スキャン周期:100msec) …[式3] この場合には、「対応無し」と判定を訂正する。なお、
場合によっては道路左側のデリニエータしか検出できな
くて、Xcross_ave(R) を算出できない場合も想定さ
れる。その場合は、図6(c)に示すように、Xcross_
ave(L) から所定距離(ここでは8.5m)離れたと
ころを仮想Xcross_ave(R) として処理する。なお、
ここで所定距離として採用した8.5mは、道路2車線
分の幅+路肩幅を想定した値である。
【0047】続くS5600,S5700では、S54
00,S5500にて実行した内容を、左右逆にして実
行する。まずS5600では、対応付け許可条件を満た
した物標とXcross_ave(R)との対応付けをする。次
の条件を満たせば、両者が対応するものと判断する。 |物標iの予測Xcross−Xcross_ave(R)|<1.5
m 続くS5700では、Xcross_ave(R) と対応してい
る物標に対して、誤対応の可能性が高いかどうかを判定
する。
【0048】そして、これらの処理を経た後は、S58
00へ移行して、物標番号iをインクリメントする。そ
の後、S5200へ戻り、物標iが存在してば(S52
00:YES)、S5300以降の処理を再び実行し、
物標iが存在しなけば(S5200:NO)、Xcross_
ave との対応付け処理を完了して、本ルーチンを終了
し、図2のS6000へ移行する。
【0049】S6000では、各停止物標の予測Xcros
s を計算する。図7(a)に示すように、停止物標の中
心を通り、相対速度ベクトルを接線ベクトルとする円を
求める。円の中心がX軸上にあると仮定すると、その円
はX軸と直交することとなるため、円は一意に決まる。
ここまでは、上述の推定Rを求めた場合と同じ手順であ
る。X軸との交点を、停止物標の予測Xcross とする。
ここで求めた予測Xcross を実際に使うには、次の周期
での処理中である。つまり、次回の処理で、停止物標が
距離・角度測定器5の検知エリアから外れて見失ってし
まった場合に、S3000にてXcross テーブルにデー
タがセットされる。この点は既に説明した。
【0050】続くS7000では、次回も各停止物標が
距離・角度測定器5の検知エリア内かどうかを判定す
る。具体的には、今回の中心位置(Xo,Zo)、相対
速度(Vx,Vz)、スキャン周期ΔT(=100ms
ec)とすると、次回の中心位置は、(Xo+Vx・Δ
T,Zo+Vz・ΔT)となるので、これが検知エリア
内かどうかで判定する。検知エリアは、レーザビームの
照射角度範囲から決まる。ここでは20degとする。
ここで、次回は検知エリア外と判定された停止物標で、
実際に次回検出できなかった停止物標は、距離・角度測
定器5の検知エリア外に消えたと判断されることとな
り、S3000で活用される。
【0051】S8000では、S5000にて対応がと
れたXcross_ave と停止物標の間を道路端として認識す
る。Xcross_ave(L) とXcross_ave(R) とがある
ので、図7(b)に示すように道路左端と道路右端を認
識できる。Xcross_ave に対応する停止物標が多数ある
場合には、図7(c)に示すように、それらの間を補間
することで、道路端を認識する。なお、補間によって線
分の集合として認識してもよいし、曲線によって補間
し、道路端を滑らかな曲線として認識してもよい。
【0052】なお、本実施形態においては、距離・角度
測定器5がレーダ手段に相当し、コンピュータ3の極・
直交座標変換ブロック41、物体認識ブロック43及び
道路形状認識ブロック45が認識手段に相当する。但
し、その内のデータの極・直交座標変換ブロック41及
び物体認識ブロック43が物体認識手段に相当し、道路
形状認識ブロック45が平均位置算出・記憶手段、対応
判定手段、誤対応判定手段及び道路端認識手段に相当す
る。
【0053】続いて、本実施形態による効果を説明す
る。自車が同一レーンを走行していて、且つ車線数が変
化しなければ、左カーブ・右カーブあるいはカーブの大
きさにかかわらず、道路端とXとの交点(つまり、デリ
ニエータが自車の横を通り過ぎるときの横位置に相当)
はほぼ一定である。したがって、本実施形態にて示した
道路形状認識を行えば、認識したデリニエータがたとえ
1個であったとしてても、その瞬間における道路端を良
好に認識することが可能である。また、カーブ半径が徐
々に変化する場合でも、停止物標とXcross_ave との対
応付けの際の条件にある程度余裕を持たせているので、
安定して道路端を認識することが可能である。これは、
Xcross を求めるのに相対速度ベクトルを用いている
が、カーブ半径が徐々に変化する場合はこの相対速度ベ
クトルが徐々に変化するため、ある程度余裕を持たせる
ことで、この相対速度ベクトルの変化も反映できるから
である。
【0054】そしてなおかつ、従来技術にて示したよう
な軌跡を用いる方法ではないので、その瞬間の道路端の
認識できる。また、ドライバのステアリングがふらつく
と、相対速度ベクトルもふらついてしまうが、平均位置
Xcross_ave を用いると共に、それに対応する物標位置
のみを用いるため、そういう場合でも良好に道路端を認
識できる。
【0055】そして、このように良好に認識された道路
形状を用いて先行車を判定し、車間制御や車間警報を行
うので、これらの制御が良好に実施されることとなる。
なお、本発明はこのような実施形態に何等限定されるも
のではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種
々なる形態で実施し得る。
【0056】(1)例えば、上記実施形態では、S50
00にて対応が取れた停止物標が複数ある場合には、そ
れら全ての位置とXcross_ave とに基づいて道路端を認
識するようにした(S8000)。対応づけられた停止
物標が左右1つずつ存在すれば、道路端認識は可能であ
るが、複数の停止物標位置があった方がより認識精度が
上がるため、それら全ての位置を用いている。また、道
路の左端あるいは右端のいずれか一方しか認識せず、反
対側については、想定される幅員を加味して仮定するこ
とも可能ではある。但し、車線数などの違いから道路幅
が一定でない場合も多いため、推定に頼るのではなく、
上記実施形態のように左右両方の道路端の形状を認識す
るようにした方が好ましい。
【0057】(2)上記実施形態において、各種判定の
ための数値を挙げたが、これはあくまで一例であり、数
値を変更することでより精度の高いデータのみを用いる
ようにして認識精度を重視する判定内容とすることもで
きる。逆に、使用できるデータが少なすぎると道路形状
認識ができる機会が少なくなるので、なるべく多くの機
会において認識できるようにする点を重視することもで
きる。したがって、これらの数値を適用状況などに応じ
て適宜変更することは、当然可能である。
【0058】(3)上記実施例形態では「レーダ手段」
としてレーザ光を用いた距離・角度測定器5を採用した
が、ミリ波等を用いてもよいことは既に述べた。そし
て、例えばミリ波でFMCWレーダ又はドップラーレー
ダなどを用いた場合には、反射波(受信波)から先行車
までの距離情報と先行車の相対速度情報が一度に得られ
るため、レーザ光を用いた場合のように、距離情報に基
づいて相対速度を算出するという過程は不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された車両制御装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】 道路形状認識処理の概要を示す説明図であ
る。
【図3】 図2の道路形状認識処理中で実行されるXcr
oss データ統計処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図4】 図2の道路形状認識処理中で実行されるXcr
oss_ave と物標モデルとの対応付けルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図5】 (a)はXcross の説明図であり、(b)は
Xcross_ave と物標モデルとの対応付けの説明図であ
る。
【図6】 (a)〜(c)は誤対応判定のための説明図
である。
【図7】 (a)は停止物標の予測Xcross の説明図で
あり、(b)及び(c)は道路端認識の説明図である。
【符号の説明】
1…車両制御装置 3…コンピュー
タ 5…距離・角度測定器 5a…送受信部 5b…距離・角度演算部 7…車速セン
サ 9…ブレーキスイッチ 11…スロットル
開度センサ 13…警報音発生器 15…距離表示
器 17…センサ異常表示器 19…ブレーキ
駆動器 21…スロットル駆動器 23…自動変速
機制御器 24…警報音量設定器 25…警報感度
設定器 26…クルーズコントロールスイッチ 27…ステアリ
ングセンサ 28…ヨーレートセンサ 29…電源スイ
ッチ 41…極・直交座標変換ブロック 43…物体認識
ブロック 44…センサ異常検出ブロック 45…道路形状
認識ブロック 47…車速演算ブロック 49…操舵角演
算ブロック 51…ヨーレート演算ブロック 53…先行車判
定ブロック 55…車間制御部及び警報判定部ブロック 63…カーブ半径算出ブロック
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/00 - 1/16 G01S 13/93 G01S 17/93 G01S 13/34 B60R 21/00 624

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車幅方向の所定角度範囲内に渡り送信波を
    照射し、その反射波に基づいて車両前方の道路形状を認
    識する車両用道路形状認識方法であって、 前記反射波に基づいて物体の位置及び相対速度を求め、
    さらに、その相対速度及び自車速に基づいて移動物体か
    停止物体という認識種別を判定し、 前記物体の位置及び認識種別の判定結果に基づいて、道
    路形状を認識するために有効な停止物体が自車の横を通
    り過ぎるときの車幅方向位置を、該停止物体の位置及び
    相対速度に基づいて、自車を基準とした左右の少なくと
    もいずれか一方について算出して記憶しておき、 前記有効な停止物体と対応する、現在認識中の物体の位
    置と、前記記憶した車幅方向位置とを結ぶことによっ
    て、道路端を認識することを特徴とする車両用道路形状
    認識方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両用道路形状認識方法に
    おいて、 前記有効な停止物体が自車の横を通り過ぎるときの車幅
    方向位置を逐次記憶して、それらの平均を算出してお
    き、前記道路端認識の際には、その平均位置を用いるこ
    とを特徴とする車両用道路形状認識方法。
  3. 【請求項3】車幅方向の所定角度範囲内に渡り送信波を
    照射し、その反射波に基づいて物体を検出するレーダ手
    段と、 該レーダ手段による検出結果に基づき、車両前方の道路
    形状を認識する認識手段とを備えた車両用道路形状認識
    装置であって、 前記認識手段は、 前記レーダ手段による検出結果に基づき、物体の位置及
    び相対速度を求め、さらに、その相対速度及び自車速に
    基づいて移動物体か停止物体という認識種別を判定する
    物体認識手段と、 該物体認識手段による認識結果に基づき、道路形状を認
    識するために有効な停止物体が自車の横を通り過ぎると
    きの車幅方向位置を、該停止物体の位置及び相対速度に
    基づいて、自車を基準とした左右の少なくともいずれか
    一方について算出して記憶しておく位置算出・記憶手段
    と、 前記物体認識手段にて現在認識中の物体についての車幅
    方向位置が、過去に前記位置算出・記憶手段に記憶され
    前記有効な停止物体が自車の横を通り過ぎるときの
    幅方向位置と対応するか否かを判定する対応判定手段
    と、 該対応判定手段によって対応していると判定された場合
    には、その判定された物体の位置と前記車幅方向位置と
    を結ぶことによって道路端を認識する道路端認識手段と
    を備えることを特徴とする車両用道路形状認識装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の車両用道路形状認識装置に
    おいて、 前記位置算出・記憶手段は、前記有効な停止物体が自車
    の横を通り過ぎるときの車幅方向位置の平均を算出して
    記憶しておき、 前記対応判定手段及び前記道路端認識手段は、それぞれ
    の処理において、前記車幅方向位置に代えて、前記平均
    位置を用いることを特徴とする車両用道路形状認識装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載の車両用道路形状認識
    装置において、 前記位置算出・記憶手段は、自車を基準とした左右の両
    方についてそれぞれ車幅方向位置又は平均位置を算出し
    て記憶しておき、 前記対応判定手段及び前記道路端認識手段は、それぞれ
    の処理において、その左右の車幅方向位置又は平均位置
    に基づいて左右の道路端を認識することを特徴とする車
    両用道路形状認識装置。
  6. 【請求項6】請求項3〜5のいずれか記載の車両用道路
    形状認識装置において、 前記対応していると判定された物体が複数ある場合に
    は、それら物体の位置間を補間し、且つ、自車に最も近
    い物体の位置と前記記憶された車幅方向位置又は平均位
    置とを結ぶことによって、前記道路端を認識することを
    特徴とする車両用道路形状認識装置。
  7. 【請求項7】請求項2〜6のいずれか記載の車両用道路
    形状認識装置において、 前記有効な停止物体の相対速度ベクトルを接線ベクトル
    とし、自車の車幅方向の線上に中心が存在する円を求
    め、その円と車幅方向の線上との交点の位置を、前記車
    幅方向位置とすることを特徴とする車両用道路形状認識
    装置。
  8. 【請求項8】請求項4〜7のいずれか記載の車両用道路
    形状認識装置において、 前記位置算出・記憶手段は、前記平均位置を用いるにあ
    たり、 所定数の車幅方向位置を単純平均して仮平均位置を算出
    した後、その仮平均位置から所定値以上の偏差がある車
    幅方向位置を排除し、排除後のデータ数が所定数以上で
    あれば、その排除した残りの車幅方向位置の平均位置を
    算出して採用し、所定数未満であれば、平均位置は算出
    不能とすることを特徴とする車両用道路形状認識装置。
  9. 【請求項9】請求項3〜8のいずれか記載の車両用道路
    形状認識装置において、 前記対応判定手段は、 物体の認識種別が停止物体であること、及び物体までの
    距離が所定値以下であること、という実行許可条件を満
    たす物体についてのみ判定対象とし、当該判定対象の物
    体の車幅方向位置と、前記位置算出・記憶手段に記憶さ
    れた車幅方向位置又は平均位置との偏差の絶対値が所定
    値未満であれば、両者が対応すると判定することを特徴
    とする車両用道路形状認識装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の車両用道路形状認識装
    置において、停止物体の相対速度の時間変化、あるいは、前記有効な
    停止物体が自車の横を通り過ぎるときの車幅方向位置の
    時間変化に基づいて、自車のレーンチェンジの可能性を
    判断し、 前記実行許可条件における所定値は、自車がレーンチェ
    ンジの可能性があるときの値の方が、その可能性のない
    ときよりも小さくされていることを特徴とする車両用道
    路形状認識装置。
  11. 【請求項11】請求項3〜10のいずれか記載の車両用
    道路形状認識装置において、 さらに、前記対応判定手段によって対応すると判定され
    た物体について、過去所定時間内に得た道路の曲がり具
    と反対側の前記有効な停止物体が自車の横を通り過ぎ
    るときの車幅方向位置に基づいて、反対側の道路端に存
    在する物体を誤って対応させていないか否かを判定する
    誤対応判定手段を備え、 該誤対応判定手段によって誤対応であると判定した場合
    には、対応していないと訂正し、前記道路端認識手段に
    おける認識に用いないようにすることを特徴とする車両
    用道路形状認識装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の車両用道路形状認識装
    置において、 前記誤対応判定手段は、 任意の停止物体の相対速度ベクトルを接線ベクトルと
    し、自車の車幅方向の線上に中心が存在する円を求め、
    その円の半径を、前記道路の曲がり具合を示す道路のカ
    ーブ半径とし、 過去の所定時間内に得たカーブ半径にて予測した判定対
    象の停止物体の車幅方向位置と、反対側の道路端に対応
    する前記記憶された車幅方向位置又は平均位置との偏差
    の絶対値が所定値未満であれば、誤対応であると判定す
    ることを特徴とする車両用道路形状認識装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の車両用道路形状認識装
    置において、 前記誤対応判定手段は、 前記反対側の道路端の停止物体が認識できないことによ
    って、誤対応判定に用いる前記車幅方向位置又は平均位
    置が得られない場合には、判定対象の停止物体と同じ側
    の前記車幅方向位置又は平均位置及び想定される幅員に
    基づいて、前記反対側の道路端に対応する仮想車幅方向
    位置又は仮想平均位置を求め、その仮想車幅方向位置又
    は仮想平均位置を前記誤対応判定に用いることを特徴と
    する車両用道路形状認識装置。
  14. 【請求項14】請求項3〜13のいずれか記載の車両用
    道路形状認識装置の認識手段としてコンピュータシステ
    ムを機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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