JP3417126B2 - 電子消音システム - Google Patents

電子消音システム

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JP3417126B2
JP3417126B2 JP06769395A JP6769395A JP3417126B2 JP 3417126 B2 JP3417126 B2 JP 3417126B2 JP 06769395 A JP06769395 A JP 06769395A JP 6769395 A JP6769395 A JP 6769395A JP 3417126 B2 JP3417126 B2 JP 3417126B2
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龍介 後藤田
健太郎 松本
稔 高橋
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日立プラント建設株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/02Energy absorbers; Noise absorbers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は電子消音システムに係
り、特に騒音源からの伝搬音波に対して、逆位相でかつ
同一音圧の付加音を発生させ、音波干渉により能動的に
消音を行う電子消音システムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、管路内を伝搬する騒音を消音する
ために、逆位相かつ同一音圧を能動的に付加するアクテ
ィブノイズコントロールと称する電子消音システムが用
いられている。図3は従来の電子消音システムのハード
ウェア図である。この電子消音システムは、管路10内
の騒音情報を検出する第一のマイクロフォン11と、管
路10内の伝搬音波を打ち消すスピーカ13と、伝搬音
波を打ち消した後の誤差量を検出する第二のマイクロフ
ォン12と、スピーカ13に与える駆動信号を演算する
コントローラ14で構成されている。コントローラ14
は、A/D変換器61、63、D/A変換器62、加算
器30、ディジタルフィルタ31、32、適応型ディジ
タルフィルタ33、及び演算回路91から構成されてい
る。 【0003】第一のマイクロフォン11によって検出さ
れた騒音を示す騒音信号は、A/D変換器61を介して
加算器30の正入力に入力される。加算器30の負入力
には、ディジタルフィルタ31からの出力信号が加えら
れており、加算器30はこれらの入力信号を加算し、そ
の加算信号x(n)をディジタルフィルタ32及び適応
型ディジタルフィルタ33に出力する。尚、ディジタル
フィルタ31は、スピーカ13からの音波が第一のマイ
クロフォン11に与える音響フィードバックを相殺する
ためのものである。 【0004】適応型ディジタルフィルタ33は可変なタ
ップ重み(フィルタ係数)を有するFIRフィルタとそ
れを制御する適応アルゴリズムから実現することがで
き、適応アルゴリズムは、上記入力x(n)と、第二の
マイクロフォン12からA/D変換器63を介して入力
するエラー信号e(n)の情報からエラー信号e(n)
のエネルギーが所定の評価基準のもとで最小となるよう
に適応型ディジタルフィルタのフィルタ係数を更新す
る。 【0005】演算回路91は、ディジタルフィルタ32
から加えられるリファレンス信号r(n)と、第二のマ
イクロフォン12からA/D変換器63を介して加えら
れるエラー信号e(n)とから、次式、 Wn+1 =Wn −2μRn T e(n) …(1) 但し、 W=(w0 ,w1 ,・・・,wI-1 ) R=(r(n),r(n−1),・・・,r(n−I−
1))T に基づいてフィルタ係数Wn+1 を算出し、このフィルタ
係数Wn+1 で適応型ディジタルフィルタ33のフィルタ
係数Wn を更新する。 【0006】尚、前記リファレンス信号r(n)は、 であり、ディジタルフィルタ32によって算出される。 【0007】適応型ディジタルフィルタ33は入力信号
x(n)と与えられたフィルタ係数Wn との畳み込み演
算を行ってスピーカ13の駆動信号y(n)を出力し、
この駆動信号y(n)はD/A変換器62を介してスピ
ーカ13に加えられる。ところで、上記適応型ディジタ
ルフィルタ33のフィルタ係数を更新する際、管路内を
伝搬する騒音のみに対して実施することが基本である。
しかし、実際には、対象となる管路内騒音以外の外部騒
音、例えば、他系統管路からの騒音、館内放送、話声等
の外部騒音が管路内に侵入していることが多い。電子消
音システムよりも上流側の管路から侵入してきた外部騒
音は、電子消音システムで消音可能であり、適応型ディ
ジタルフィルタ33のフィルタ係数を更新しても弊害は
全くない。しかし、電子消音システム用管路の途中から
侵入してきた外部騒音または、電子消音システムよりも
下流の管路から侵入してきた騒音に対しては、適応型デ
ィジタルフィルタ33のフィルタ係数を更新すると、系
の因果性が満足出来ないため、システムが不安定になる
という問題がある。 【0008】そこで、この対策の一例として、第一のマ
イクロフォン11と第二のマイクロフォン12の出力信
号の大小を比較し、第一のマイクロフォン11の出力信
号が第二のマイクロフォン12の出力信号より小さい時
には、適応型ディジタルフィルタ33のフィルタ係数を
更新しない能動騒音制御装置が提案されている(特開平
6−230789号公報)。 【0009】また、外部騒音を検出するために、第三の
マイクロフォンを管路外に設置して管路内のマイクロフ
ォンとの出力信号の大小を比較し、適応型ディジタルフ
ィルタのフィルタ係数の更新方法が考えられる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−230789号公報に示されている能動騒音制御装
置の場合、管路内下流から伝搬してくる外部騒音が消音
対象となる管路内騒音より大きい場合には、適応型ディ
ジタルフィルタのフィルタ係数を更新することなく、シ
ステムは安定であるが、第一のマイクロフォンと第二の
マイクロフォンの間の管路から外部騒音が侵入した時に
は、第一のマイクロフォンの出力信号が第二のマイクロ
フォンの出力信号より大きい場合があり、このような状
態で適応型ディジタルフィルタのフィルタ係数を更新す
ると、結果的に、システムが不安定になるという問題が
ある。 【0011】また、第一のマイクロフォンと第二のマイ
クロフォンの間の管路からの外部騒音に対し、消音実験
を実施したところ、若干の消音性能が得られた。このよ
うな状況に上記能動騒音装置を適用した場合、第二のマ
イクロフォンの出力信号は第一のマイクロフォンの出力
信号より常時小さくなるため、第一のマイクロフォンと
第二のマイクロフォンの出力信号の大小関係だけで、外
部騒音の有り無しを判断することは、制御システムとし
ては不十分である。 【0012】一方、上記に示したように第三のマイクロ
フォンを使用する方法の場合、管路の透過損失を考慮し
た判断機能を有する必要がある。しかし、管路の透過損
失に関するデータは不足しており、精度良く判断するこ
とが難しいことが推測される。さらに、構成機器数増加
によるコストアップが懸念される。つまり、マイクロフ
ォンにおける出力信号の大小関係で、消音対象となる管
路騒音と外部騒音を判別することは、完全に出来ないと
いう問題がある。 【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、簡易的なシステムで消音対象となる管路騒音と
外部騒音とを消音システムが完全に判別でき、消音対象
となる管路騒音のみに対し、適応型ディジタルフィルタ
のフィルタ係数を更新するようにして、安定性の高い電
子消音システムを提供することを目的とする。 【0014】 【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、管路系を伝搬する騒音源からの伝搬音波を
検出する第一のマイクロフォンと、前記伝搬音波を打ち
消すための付加音を放射するスピーカと、前記スピーカ
及び前記騒音源からの伝搬音波を検出する第二のマイク
ロフォンと、前記第一のマイクロフォンの出力信号を取
り込み、与えられたフィルタ係数との畳み込み演算によ
って前記スピーカに与える駆動信号を作成するディジタ
ルフィルタと、前記第一のマイクロフォンと第二のマイ
クロフォンの出力信号を取り込み、前記第二のマイクロ
フォンからの出力信号が最小になるように前記ディジタ
ルフィルタに与えるフィルタ係数を更新する第一の演算
手段を有する電子消音システムにおいて、前記第一のマ
イクロフォンと前記第二のマイクロフォンからの出力信
号に基づいて、これらの出力信号の相互相関関数を求
め、求めた相互相関関数が極大となるときの第一の時間
遅れを算出する第二の演算手段と、前記第二の演算手段
によって算出した第一の時間遅れと第一のマイクロフォ
ンと第二のマイクロフォンとの距離差による第二の時間
遅れとを比較する比較手段と、前記比較手段によって前
記第一の時間遅れと第二の時間遅れとが一致しない場合
には、前記ディジタルフィルタに与えるフィルタ係数の
更新を禁止する禁止手段と、を備えたことを特徴として
いる。 【0015】 【作用】本発明によれば、伝播音波を打ち消すための付
加音を放射するスピーカに駆動信号を出力するディジタ
ルフィルタのフィルタ係数を更新する際、第一のマイク
ロフォンと第二のマイクロフォンからの出力信号に基づ
いて、これらの出力信号の相互相関関数を求め、求めた
相互相関関数が極大となるときの第一の時間遅れを第二
の演算手段によって算出する。そして、比較手段によっ
て、前記算出した第一の時間遅れと、第一のマイクロフ
ォンと第二のマイクロフォンとの距離差による第二の時
間遅れとを比較し、もし、これらの時間遅れが一致しな
い場合には、禁止手段によってディジタルフィルタに与
えるフィルタ係数の更新を禁止する。 【0016】これによって、消音対象となる管路騒音の
みに対し、適応型ディジタルフィルタのフィルタ係数を
更新することができるようになる。 【0017】 【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る電子消音
システムの好ましい実施例を詳説する。図1は本発明に
係る電子消音システムの構成を示すブロック図である。
基本的な構成は、図3に示した従来のシステムと同様で
あり、図3と同一の構成ブロックには同一番号を付して
いる。図1の電子消音システムは、図3に示した構成ブ
ロックに加えて入出力間の相互相関関数を算出するため
の演算器100、時間遅れを比較する比較器102、第
二のマイクロフォン12からA/D変換器63を介して
入力されるエラー信号e(n)と定数e(n)=0とを
切り替えて演算回路91に出力する接点回路104から
構成されている。 【0018】まず、演算器100で算出される相互相関
関数について説明する。相互相関関数は、入力信号と出
力信号の相関関係を時間領域で示す関数である。仮に、
入出力間に時間遅れがあると、その遅れ分だけずれた時
間軸の関数値が最大値1をとる(相関関数の最大値を1
に正規化している)。本発明は、この計算結果を利用し
ている。つまり、第一のマイクロフォンと第二のマイク
ロフォンの位置は固定されているため、電子消音システ
ム内の騒音が常時管路内の騒音のみの場合、時系列的に
騒音は第一のマイクロフォンを通過した後、第二のマイ
クロフォンを通過する。そのため、この2点間の相互相
関関数を計算すると、2点間の距離差による騒音の到達
時間差分だけ遅れた時刻T2で相互相関関数の値がほぼ
1となる。この場合の相互相関関数の実験結果の一例を
図4に示す。 【0019】一方、外部騒音のみが消音システムの間か
ら侵入した場合、第一のマイクロフォン11で検出した
時刻から2つのマイクロフォンの間隔で決定される時間
遅れT2より速く第二のマイクロフォン12で騒音を検
出するため、この2点間における相互相関関数は、図4
で示した時刻遅れより速い時刻に相関関数の値が極大と
なる。さらに、外部騒音が消音システムの下流側から侵
入した場合の相互相関関数は、負の時刻に相互相関関数
値が極大となる。この場合の相互相関関数の実験結果の
一例を図5に示す。 【0020】また、消音対象騒音と外部騒音が両方介在
する場合は、その両者のレベル差によって、相互相関関
数の値が極大をとる時刻は一意には決定出来ないが、外
部騒音が有る場合は必ず2つのマイクロフォン間の距離
による時間遅れT2より速い時刻に、両者のレベル差に
応じた極大点が現れる。この場合の相互相関関数の実験
結果の一例を図6に示す。 【0021】つまり、相互相関関数を計算し、その極大
点における時間遅れT1を評価することにより、2つの
マイクロフォンで検出した信号が、消音するべく管路騒
音なのか、外部からの騒音なのか、又は両方の騒音が混
在したものなのかを正しく判別することができる。この
ように演算器100は第一のマイクロフォン11及び第
二のマイクロフォン12で検出された騒音に基づいて相
互相関関数を計算してその極大点における時間遅れT1
を算出し、このT1を比較器102に出力する。 【0022】比較器102は、時間遅れT1と、第一と
第二のマイクロフォン間の距離による時間遅れT2とを
比較し、時間遅れT1の値が単一かつT1とT2が等し
い場合には接続回路104のスイッチを接点2側に接続
し、演算回路91に第2のマイクロフォン12から出力
されたエラー信号e(n)を入力する。一方、T1とT
2が等しくない場合、または、T1の値が複数存在する
場合(消音対象騒音と外部騒音が両方介在する場合)に
は接続回路104のスイッチを接点1側に接続し、演算
回路91にエラー信号e(n)=0を入力する。e
(n)=0にすることで、(1)式から分かるように、
フィルタ係数の更新項が0となるため、結果的にフィル
タ係数の更新が禁止されたことになる。 【0023】次に本発明に係る電子消音システムの、適
応型ディジタルフィルタ33のフィルタ係数を更新する
フローを図2に示す。尚、このフローは、本発明に係る
部分のみを示している。先ず、演算器100は第一のマ
イクロフォン11位置の騒音データを取り込み格納し、
(ステップS10)、次に第二のマイクロフォン12位
置の騒音データを取り込み格納する(ステップS1
1)。そして、2つのデータをもとに、相互相関関数を
算出し(ステップS12)、求めた相互相関関数におい
て、時間遅れT1を算出する(ステップS13)。 【0024】比較器102は、第一のマイクロフォン1
1と第二のマイクロフォン12の距離差による時間遅れ
T2を読み出し(ステップS14)、時間遅れT1とT
2の値を比較する。このとき時間遅れT1の値が単一か
つ時間遅れT1とT2が等しい時には、接点回路104
のスイッチを接点2側に接続し、適応型デジタルフィル
タ33のフィルタ係数を更新し、ステップS10に戻
る。 【0025】一方、時間遅れT1とT2が等しくない場
合、または、T1が複数存在する場合(消音対象騒音と
外部騒音が両方介在する場合)は、接点回路104のス
イッチを接点1側に接続し、適応型ディジタルフィルタ
33のフィルタ係数の更新を実行せず、ステップS10
に戻る。以上のような処理を無限ループで実行する。上
記実施例によれば、消音対象となる騒音と外部から侵入
してきた騒音との区別が可能であり、常に、消音対象と
なる騒音に対し適応型ディジタルフィルタのフィルタ係
数を更新するため、制御システムの安定性が非常に高
く、最適な消音性能が確保出来る。 【0026】尚、上記実施例では、消音対象騒音と外部
騒音が両方介在する場合には、フィルタ係数の変更を行
わないようにしていたが、このような場合であっても、
消音対象騒音による相互相関関数の極大点が外部騒音に
よる極大点に対して大きい値を取るような場合にはフィ
ルタ係数の変更を行うようにしてもよい。また、ディジ
タルフィルタのフィルタ係数の更新を禁止する手段は、
上記実施例に限らず、例えば、ディジタルフィルタに制
御信号を出力してフィルタ係数の更新を禁止することも
可能であり、その他、どのような手段でも適用すること
ができる。 【0027】更に、ディジタルフィルタのフィルタ係数
を決定し、更新する手段は上記実施例に限るものではな
い。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電子消
音システムによれば、従来の電子消音システムのハード
ウェア構成をそのまま適用することができ、第一のマイ
クロフォンと第二のマイクロフォンによって検出された
伝播音波の相互相関関数に基づいて管路騒音と外部騒音
とを判別し、これに基づいて、フィルタ係数の更新を行
うようにしたため、如何なる状況に本システムが設置さ
れても、制御システムの安定性が非常に高く、最適な消
音性能を確保出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は、本発明に係る電子消音システムのハー
ドウェアブロック図である。 【図2】図2は、本発明に係る電子消音システムにおい
て、適応型ディジタルフィルタのフィルタ係数を更新す
る際の制御フローを示したフローチャートである。 【図3】図3は、従来における電子消音システムのハー
ドウェアブロック図である。 【図4】図4は、消音対象となる騒音のみが管路内にあ
る場合の相互相関関数の実験結果の一例を示した図であ
る。 【図5】図5は、外部騒音のみが存在する場合の相互相
関関数の実験結果の一例を示した図である。 【図6】第6図は、消音対象となる騒音と外部騒音の両
者が存在する場合の相互相関関数の実験結果の一例を示
した図である。 【符号の説明】 10…管路 11…第一のマイクロフォン 12…第二のマイクロフォン 13…スピーカ 30…加算器 31…ディジタルフィルタ 32…ディジタルフィルタ 33…適応型ディジタルフィルタ 30…後処理部 30A…第1後処理部 30B…第2後処理部 61、63…A/D変換器 62…D/A変換器 91…演算回路 100…演算器 102…比較器 104…接点回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−301387(JP,A) 特開 平5−11774(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 11/178 F01N 1/00 F16L 55/02 G10K 11/16 H03H 21/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 管路系を伝搬する騒音源からの伝搬音波
    を検出する第一のマイクロフォンと、前記伝搬音波を打
    ち消すための付加音を放射するスピーカと、前記スピー
    カ及び前記騒音源からの伝搬音波を検出する第二のマイ
    クロフォンと、前記第一のマイクロフォンの出力信号を
    取り込み、与えられたフィルタ係数との畳み込み演算に
    よって前記スピーカに与える駆動信号を作成するディジ
    タルフィルタと、前記第一のマイクロフォンと第二のマ
    イクロフォンの出力信号を取り込み、前記第二のマイク
    ロフォンからの出力信号が最小になるように前記ディジ
    タルフィルタに与えるフィルタ係数を更新する第一の演
    算手段を有する電子消音システムにおいて、 前記第一のマイクロフォンと前記第二のマイクロフォン
    からの出力信号に基づいて、これらの出力信号の相互相
    関関数を求め、求めた相互相関関数が極大となるときの
    第一の時間遅れを算出する第二の演算手段と、 前記第二の演算手段によって算出した第一の時間遅れと
    第一のマイクロフォンと第二のマイクロフォンとの距離
    差による第二の時間遅れとを比較する比較手段と、 前記比較手段によって前記第一の時間遅れと第二の時間
    遅れとが一致しない場合には、前記ディジタルフィルタ
    に与えるフィルタ係数の更新を禁止する禁止手段と、 を備えたことを特徴とする電子消音システム。
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