JP3414381B2 - 電力給電装置、電力受電装置、電力伝送システム、電力伝送方法、携帯機器および時計装置 - Google Patents

電力給電装置、電力受電装置、電力伝送システム、電力伝送方法、携帯機器および時計装置

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JP3414381B2
JP3414381B2 JP2000590272A JP2000590272A JP3414381B2 JP 3414381 B2 JP3414381 B2 JP 3414381B2 JP 2000590272 A JP2000590272 A JP 2000590272A JP 2000590272 A JP2000590272 A JP 2000590272A JP 3414381 B2 JP3414381 B2 JP 3414381B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(技術分野) この発明は、電力を伝送するのに好適な電力給電装置、
電力受電装置、電力伝送システム、電力供給方法、携帯
機器および時計装置に関する。
【0002】(技術背景) 腕時計タイプなどの小型の電子時計では、小型の一次電
池、計時回路、および運針機構を内蔵し、一次電池から
の電力によって計時回路や運針機構を駆動するのが一般
的である。しかし、一次電池を内蔵する電子機器は、電
池の交換の手間や電池の廃棄といった問題が伴う。この
ため、電子機器において、充電可能な二次電池を内蔵
し、二次電池に充電するための給電端子を電子時計の外
装に設けることも考えられる。
【0003】しかしながら、電子機器の外装に給電端子
を設けると、その端子電極が腐食するといった問題があ
る。特に、電子時計のように人の腕にベルトで巻き付け
て使用するものは、使用者の汗や水濡れによって給電端
子が腐食し易い。このため、充電の信頼性が低下すると
いった問題がある。くわえて、端子電極が露出している
電子機器の形態では防水化が困難である。また、端子電
極からノイズ電子機器の内部回路に混入し、電子機器が
誤動作するおそれがある。例えば、電子時計を巻き付け
た腕の手で携帯電話機を使用する場合などでは、携帯電
話機から放射される電磁波が給電端子を介してノイズと
して電子時計に入り、誤動作を引き起こすおそれがあ
る。なお、データ入出力端子を備えデータを入出力可能
な電子機器では、ノイズの混入という点において、同様
の問題がある。
【0004】また、電池廃棄の問題を解決するため、外
部から電磁波を電子時計に照射し、電子時計の内部でこ
れを受信し、受信した電磁波を電力に変換するシステム
が考えられる。しかし、金属には電磁波をシールドする
効果があるため、このシステムでは、電子機器の筐体部
分に金属を使用できないといった問題がある。また、二
次電池を内蔵した携帯電話機に対して充電する充電器
は、携帯電話機よりも大きく、さらに商用電源から給電
を受けて二次電池を充電するための電圧を発生していた
ので、手軽に充電することができないといった問題があ
った。
【0005】(発明の開示) 本発明は、上記した背景の下になされたもので、振動を
媒介して電力を給電する電力給電装置、電力給電装置か
らの振動によって給電を受ける電力受電装置を提供する
ことを目的とする。また、本発明の他の目的は、データ
を振動を用いて伝送することにある。
【0006】本発明に係る電力給電装置は、筐体と、前
記筐体の一部より構成され加振を受ける加振面を有する
加振体と、前記電力受電装置と接触し前記筐体と一体で
形成された接触面と、前記加振体の加振面を加振するア
クチュエータと、電力を給電する電源と、電源から給電
を受けて、前記アクチュエータを駆動する駆動信号を出
力する駆動回路とを備えることを特徴とする。この発明
によれば、電力給電装置は電力を機械エネルギーに変換
し、振動の形態で電力受電装置に出力する。したがっ
て、電力給電装置に給電のための端子電極を設ける必要
がないから、端子電極の腐食や端子電極から混入するノ
イズを根本的に解決できる。
【0007】ここで、前記アクチュエータは圧電素子を
備えることが望ましい。圧電素子は薄型化できるので、
装置の小型化に適している。また、前記アクチュエータ
は前記加振体を縦振動、すなわち前記接触面に対して直
角方向に振動させるものであっても良い。また、前記ア
クチュエータは、前記加振体をねじれ振動させるもので
あってもよい。さらに、加振体は、当該電力給電装置の
筐体の一部であってもよい。この場合には、筐体を形成
する際に加振体を同時に形成することができるので、電
力給電装置の部品数を削減することができる。
【0008】また、本発明に係る電力受電装置は、筐体
と、前記筐体の一部より構成された振動媒体と機械的に
接触され前記筐体と一体で構成された接触面を介して、
前記振動媒体が振動することにより有する機械エネルギ
ーを受け取って振動する振動体と、前記振動体の変位を
電力に変換する変換器と、この変換器によって得られた
電力を蓄電する二次電池とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、電力受電装置に受電のための端子電
極を設ける必要がないから、端子電極の腐食や端子電極
から混入するノイズを根本的に解決できる。また、二次
電池に伝送された電力を蓄電することができるので、電
力の伝送が終了した後にもそこから電力を取り出して使
用することができる。
【0009】ここで、前記変換器は、圧電素子を備え、
当該圧電素子が変位することにより発生する電圧を電力
として取り出すことが望ましい。また、前記振動体と前
記変換器とは、一体として構成されており、前記変換器
は機械的な共振状態で電力を取り出すものであってもよ
い。この場合には、圧電素子が機械的に大きく変位する
ので、大きな起電圧を圧電素子から取り出すことが可能
となる。
【0010】また、前記振動体は、当該装置の筐体に連
結されていてもよい。さらに、当該装置の筐体の一部が
振動体であってもよい。この場合には、筐体を形成する
際に振動体を形成することができるので、部品数を削減
することができる。また、本発明に係る携帯機器は、電
力受電装置を備え、前記二次電池から給電を受けて動作
する電力消費部を備えたことを特徴とする。この携帯機
器は、内壁から突出した凸部を備えた収納体に収納され
るものであって、前記凸部が挿入される凹部を備え、こ
の凹部を前記振動体で構成してもよい。くわえて、この
携帯機器は底面の内側に凹部を備えた収納体に収納され
るものであって、前記凹部と係合する凸部を当該機器の
底面に形成し、前記振動体が当該機器の筐体であっても
よい。この場合、使用者が携帯機器を収納体に収納して
歩行すると、歩行に伴う振動によって携帯機器が揺れ
る。すると、振動体である凹部または筐体自体が振動
し、電力が二次電池に充電される。
【0011】また、本発明に係る時計装置は、電力受電
装置を備えた時計装置であって、前記二次電池から給電
を受けて時間を計測する計時部を備えたことを特徴とす
る。
【0012】また、本発明に係る電力伝送システムは、
電力給電装置と電力受電装置とを備え、前記加振体の振
動を前記振動体に伝達することにより、前記電力給電装
置から前記電力受電装置へ電力を伝送することを特徴と
する。この場合、前記加振体は、前記電力給電装置から
突出し、前記電力給電装置を保持するように構成されて
いることが望ましい。この発明によれば、加振体と保持
体を兼用することができる。
【0013】また、前記加振体と前記振動体のうち、い
ずれか一方に凹部が形成されており、他方に凸部が形成
されており、当該凹部と当該凸部とが噛み合うものであ
ってもよい。この場合には、加振体と振動体とを密に結
合させることができるので、振動を効率よく伝達するこ
とができ、ひいては電力の伝送効率を向上させることが
可能である。また、前記振動体と前記変換手段とを総合
した固有振動周波数の近傍で前記加振体が振動するよう
に、前記駆動回路は前記アクチュエータを駆動すること
が好ましい。この場合には、共振を利用して振動を伝達
することができるので、変換器から大きな電力を取り出
すことができる。また、前記加振体は間欠的に振動体を
励振し、前記振動体は減衰振動の過程で電力を取り出す
ものであってもよい。
【0014】また、本発明に係る電力伝送方法は、第1
の筐体、電源、アクチュエータ、および前記第1の筐体
の一部より構成された加振体を備えた電力給電装置か
ら、第2の筐体と一体で構成され前記電力給電装置と接
触するための接触面を有する振動体を備える電力受電装
置へ電力を供給する電力供給方法であって、前記電源か
ら給電を受けて、アクチュエータを駆動し、前記アクチ
ュエータによって前記加振体を加振し、前記加振体と前
記振動体とを接触面を介して機械的に接触させることに
よって、前記振動体を振動させ、前記振動体の振動を電
力に変換することを特徴とする。この発明によれば、振
動を媒介して電力を伝送することができる。
【0015】また、本発明に係る電力伝送方法は、第1
の筐体、第1の圧電素子、および前記第1の圧電素子に
連結され前記第1の筐体の一部より構成された加振体を
有する第1の振動伝達部材を備えた電力給電装置と、第
2の筐体、第2の圧電素子、および前記第2の圧電素子
に連結され前記第2の筐体と一体で構成され前記電力給
電装置と接触するための接触面を有する第2の振動伝達
部材を備えた電力受電装置との間で、接触面を介して機
械的接触により振動エネルギーを伝播させることによっ
て電力およびデータを伝送する電力供給方法であって、
前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材とを
接触面を介し機械的に接触させ、前記電力給電装置から
前記電力受電装置へ電力を伝送する第1の期間と、第1
のデータを前記電力給電装置から前記電力受電装置へ伝
送する第2の期間と、第2のデータを前記電力受電装置
から前記電力給電装置へ伝送する第3の期間とを時分割
で実行することを特徴とする。この発明によれば、電力
のみならずデータを相互伝送することができる。
【0016】この場合、前記第1の期間にあっては、前
記第1の圧電素子に電圧を印加して前記第1の圧電素子
を振動させ、前記第1の圧電素子によって前記第1の振
動伝達部材を加振し、前記第1の振動伝達部材によって
前記第2の振動伝達部材を振動させ、前記第2の振動伝
達部材によって第2の圧電素子を振動させ、前記第2の
圧電素子の起電圧に基づいて電力を取り出し、前記第2
の期間にあっては、前記第1のデータに応じた電圧を印
加して前記第1の圧電素子を振動させ、前記第1の圧電
素子によって前記第1の振動伝達部材を加振し、前記第
1の振動伝達部材によって前記第2の振動伝達部材を振
動させ、前記第2の振動伝達部材によって前記第2の圧
電素子を振動させ、前記第2の圧電素子の起電圧に基づ
いて前記第1のデータを再生し、前記第3の期間にあっ
ては、前記第2のデータに応じた電圧を印加して第2の
圧電素子を振動させ、前記第1の圧電素子によって前記
第1の振動伝達部材を加振し、前記第1の振動伝達部材
によって前記第2の振動伝達部材を振動させ、前記第2
の振動伝達部材によって前記第2の圧電素子を振動さ
せ、前記第2の圧電素子の起電圧に基づいて前記第2の
データを再生してもよい。
【0017】(発明を実施するための最良の形態) [1.第1実施形態] 以下、本発明の第1実施形態に係る電力伝送システムを
図面を参照しつつ説明する。 [1−1:第1実施形態の構成] 図1は、本発明の第1実施形態に係る電力伝送システム
のブロック図であり、図2はその機械的な構成を示す断
面図である。図1に図示するように電力伝送システム
は、電力給電装置A1と電力受電装置B1とから構成さ
れる。電力給電装置A1は電気エネルギーを機械エネル
ギーに変換し、振動の形態でエネルギーを出力する。電
力受電装置B1は、振動の形態でエネルギーを入力し、
機械エネルギーを電気エネルギーに変換する。ここで、
電力給電装置A1と電力受電装置B1とは、分離可能で
あり、例えば、電力受電装置B1は、使用者が外出時に
携帯する腕時計タイプの電子時計であり、電力給電装置
A1は、家庭などにおいて電子時計の置き台と兼用して
電力を電子時計に充電する充電装置に相当する。
【0018】[1−1−1:電力給電装置の構成] 電力給電装置A1の主要部は、電源10、駆動回路1
1、アクチュエータ12お固定部材13、振動伝達部材
14、および筐体15から構成されている。まず、電源
10は、直流電圧を発生する装置である。電源10は、
商用電源からの交流電圧を整流して所定の電圧を発生す
るAC−DCコンバータや、あるいは乾電池等の一次電
池等によって構成される。次に、駆動回路11は、電源
10から給電を受けてアクチュエータ12を駆動する駆
動信号Vを生成する。この駆動回路11としては、例え
ば、コルピッツ型の発振回路を用いることができる。次
に、アクチュエータ12は、円盤状の形状をしている。
アクチュエータ12は、図2に示すように、シム板12
0に圧電素子121,122を上下面に各々張り合わせ
たサンドイッチ構造をしている。シム板120は、例え
ば、リン青銅等の薄板で構成され、弾性板として作用す
るとともに圧電素子121,122の中間電極として作
用する。なお、圧電素子121,122の材料として
は、水晶、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタ
ン酸鉛、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン、チタ
ン酸ジルコン酸鉛、亜鉛酸ニオブ酸鉛((Pb(Zn1
/3−Nb2/3)031−x−Pb Ti 03
x)xは組成により異なる。x=0.09程度)、スカ
ンジウムニオブ酸鉛((Pb{(Sc1/2Nb1/
2)1−x Tix)}03)xは組成により異なる。
X=0.09程度)等の各種のものを用いることができ
る。
【0019】一般に、圧電素子に印加する電界の方向と
変位方向(歪み方向)とが一致する場合を縦効果、電界
の方向と変位方向とが直交する場合を横効果というが、
この例では縦効果を利用して圧電素子121,122を
駆動している。圧電素子121および圧電素子122の
分極方向は、図中の矢印で示すように両者が一致する方
向となるように設定する。このため、駆動信号Vが印加
されると、一方の圧電素子が長手方向に対して垂直の方
向(以下、縦方向という)に伸びたとき、他方の圧電素
子も同時に伸び、一方の圧電素子が縦方向に縮むとき、
他方の圧電素子も同時に縮む。したがって、交流電圧が
印可されると、アクチュエータ12は縦方向に伸縮運動
することになる。このアクチュエータ12は電圧を振動
に変換する変換器として作用する。
【0020】次に、固定部材13は、筐体15の側面側
の内周壁に固定されており(図示略)、また、その上面
が圧電素子122の下面に接着されている。したがっ
て、アクチュエータ12に振動が励起されても圧電素子
122の下面は固定面として作用する。次に、振動伝達
部材14は、円柱状の形状をしており、その下面が圧電
素子121の上面に接着されている。また、筐体15に
は振動伝達部材14の径より若干大きな径の貫通穴が形
成されており、その貫通穴に振動伝達部材14が挿入さ
れている。このため、振動伝達部材14は筐体15から
突出している。振動伝達部材14は、振動の形態でエネ
ルギーを出力できるようになっており、電力給電装置B
を加振する加振体として作用する。
【0021】[1−1−2:電力受電装置の構成] 次に、電力受電装置B1の主要部は、振動伝達部材2
0、変換器21、固定部材22、整流回路23、大容量
コンデンサ24、計時回路25、および筐体26から構
成される。まず、振動伝達部材20は、円柱状の形状を
しており、筐体26に形成された貫通穴を介して電力受
電装置B1の下面から突出している。電力の電送を行う
場合には、図2に示すように電力給電装置A1の上に電
力受電装置B1を置くことになるが、この際、振動伝達
部材20の下面が振動伝達部材14の上面と接する。振
動伝達部材14が縦方向、すなわち、振動伝達部材20
と振動伝達部材14の接触面に対して直角方向に振動す
ると、振動伝達部材20は同じ方向に振動する。換言す
れば、振動伝達部材20は、振動伝達部材14を加振体
として捉えたとき、加振体によって加振される振動体と
して作用する。次に、変換器21は、円盤状の形状をし
ている。変換器21は、シム板210に圧電素子21
1,212を上下面に各々張り合わせたサンドイッチ構
造をしている。また、圧電素子211の上面には、固定
部材22が設けられている。この固定部材22は筐体2
6の側面側の内周壁に固定されている。したがって、振
動伝達部材20が振動すると、圧電素子211,212
が変位するので圧電素子211,212に起電圧Vgが
発生する。すなわち、変換器21は振動を電圧に変換し
ている。次に、図1に示す整流回路23は、起電圧Vg
を整流し、整流された電圧を大容量コンデンサ24に充
電するようになっている。整流回路23は、半波整流す
るものであってもよいし、もしくは全波整流するもので
あってもよいが、効率の面から全波整流することが望ま
しい。次に、計時回路25は、大容量コンデンサ23か
らの給電を受けて、時刻を計測する。くわえて、計時回
路25は、計測された時刻に対応するように、図示せぬ
時計針を動かす運針モータを駆動するように構成されて
いる。
【0022】ところで、機械的な構造物に対して加わる
力の大きさを一定とする条件の下で、加振周波数を徐々
に大きくしてゆくと、ある周波数で構造物の振幅は極大
値を取り、その後極小値を取るといった応答を繰り返
す。すなわち、振幅が極大となる周波数は複数存在す
る。各々の極大に対応する各周波数を一括して固有振動
周波数という。そして、最も低い固有振動周波数に対応
する振動の態様を1次の振動モード、その次に低い固有
振動周波数に対応する振動の態様を2次の振動モード、
…という。構造物は、これらの振動モードの固有振動周
波数で振動する時、その機械的インピーダンスが極小と
なり、小さな駆動力で容易に大きな変位が得られること
が知られている。そこで、この例では、駆動信号Vの周
波数を、振動伝達部材14と振動伝達部材20を一体と
して見たときの固有振動周波数と略一致するように設定
している。
【0023】[1−2:第1実施形態の動作] 次に、本実施形態に係る電力伝送システムの動作を説明
する。電力給電装置A1から電力受電装置B1へ電力を
給電する場合には、まず、電力受電装置B1の上に電力
受電装置B1を置き、振動伝達部材14と振動伝達部材
20とを物理的に接触させる。この状態において、電力
給電装置A1を動作させると、駆動回路11は電源10
から給電を受けて駆動信号Vを生成する。アクチュエー
タ12に駆動信号Vが供給されると、アクチュエータ1
2が縦方向に振動する。これに伴って振動伝達部材14
が縦方向に振動する。この場合、振動伝達部材14は加
振体として作用し、振動体として作用する振動伝達部材
20を加振する。すると、振動伝達部材20が加振さ
れ、変換器21を構成する圧電素子211,212が振
動する。駆動信号Vの周波数は、振動伝達部材14と振
動伝達部材20を一体として見たときの固有振動周波数
と略−致するように設定されているので、低い機械的イ
ンピーダンスの下で振動伝達部材14および20を振動
させることができる。これにより、圧電素子211,2
12を大きく変位させることができ、大きな起電圧Vg
を得ることができる。圧電素子211,212が起電圧
Vgを発生すると、整流回路23は起電圧Vgを整流し
て、大容量コンデンサ24に整流された電圧を充電す
る。こうして、電力給電装置Aから電力受電装置Bへ電
力を伝送することができる。
【0024】このように、本実施形態によれば、振動の
形態でエネルギーを伝送するので、機械的に振動伝達部
材14および振動伝達部材20を接触させればエネルギ
ーを十分伝送できる。したがって、エネルギーを伝送す
るために電気的な接触を必要としない。つまり、電力伝
送のための電極が不要となるから、電極の腐食や静電気
によるノイズの混入といった不都合を防止することがで
きる。また、振動伝達部材14と振動伝達部材20と直
接接触させるので、高い伝送効率のものとにエネルギー
を伝送させることができる。さらに、駆動信号Vの周波
数は振動伝達部材14および20の固有振動周波数に対
応するように設定されているので、大きな起電圧Vgを
得ることができる。
【0025】[2.第2実施形態] 以下、本発明の第2実施形態に係る電力伝送システムを
図面を参照しつつ説明する。この電力伝送システムは、
第1実施形態で説明した電力伝送システムにデータ伝送
の機能を付加したものである。なお、この例の電力給電
装置A2はパーソナルコンピュータとのインターフェー
スを有している。また、電力受電装置B2は、腕時計タ
イプの電子時計に、操作ボタンを用いたデータ入力機能
や、アナログ音声信号をデジタル信号に変換してデータ
を記憶する機能を有している。
【0026】[2−1:第2実施形態の構成] 第2実施形態に係る電力伝送システムの機械的構成は、
図2に示す第1実施形態の構成と同様であるので、ここ
では、説明を省略する。図3は第2実施形態に係る電力
伝送システムの電気的なブロック図である。電力給電装
置A2は、電源10、駆動回路11、および変換器1
2’(第1実施形態のアクチュエータ12に相当)の他
に、選択回路16、変復調回路17、処理回路18およ
び制御回路19から構成される。ここで、変換器12’
は機械的には第1実施形態のアクチュエータ12と同一
の構成である。しかし、変換器12’は、電気エネルギ
ーを運動エネルギーに変換するとともに、運動エネルギ
ーを電気エネルギーに変換する変換装置として機能する
点で、電気エネルギーを運動エネルギーに変換するがそ
の逆は行わない第1実施形態のアクチュエータ12と相
違する。
【0027】次に、選択回路16は制御回路19から供
給される制御信号に基づいて、駆動回路11と変換器1
2’を接続するか、あるいは変復調回路17と変換器1
2’とを接続するかを制御する。次に、変復調回路17
は、制御回路19の制御の下、電力給電装置A2から電
力受電装置B2にデータDaを伝送する場合には変調回
路として動作し、電力受電装置B2から電力給電装置A
2にデータDbを伝送する場合には復調回路として動作
する。変調方式としては、各種のものを用いることがで
きるが、この例ではリターンゼロ(RZ)変調を用いる
ものとする。リターンゼロ変調は、直流成分がないの
で、振動によるデータ伝送に好適である。また、データ
Daとしては、例えば、時刻合わせのための時間情報や
電話番号情報等が該当する。また、データDbとして
は、使用者が出先で電力受電装置B2に入力した情報や
音声情報等が該当する。
【0028】次に、処理回路18は、インターフェース
181、メモリ182および計時回路183を備えてい
る。このインタフェース181は外部のパーソナルコン
ピュータと接続され、データの入出力ができるようにな
っている。メモリ182は、インターフェース181を
介してパーソナルコンピュータから取り込んだデータを
記憶したり、あるいは、電力受電装置B2から伝送され
るデータDbを記憶する。これにより、メモリ182に
記憶したデータDbをインターフェース181を介して
パーソナルコンピュータに転送し、そこでデータDbを
加工することができる。また、データDbが音声データ
であれば、パーソナルコンピュータは、これを再生して
スピーカから発音させることが可能となる。また、計時
回路183は常時動作しており、正確な時間を計測し、
現在の時刻を示すデータを生成する。このデータは、必
要に応じて処理回路18から変復調回路17に出力され
るようになっている。次に、制御回路19は、選択回路
16、変復調回路16、および処理回路18を制御して
いる。
【0029】電力受電装置B2は、変換器21’(第1
実施形態の変換器21に相当)、整流回路23、大容量
コンデンサ24および計時回路25の他に、選択回路2
7、変復調回路28、処理回路29および制御回路30
から構成される。ここで、変換器21’は機械的には第
1実施形態のアクチュエータ21と同一の構成である
が、電気エネルギーを運動エネルギーに変換するととも
に、運動エネルギーを電気エネルギーに変換する変換処
理として機能する点で、運動エネルギーを電気エネルギ
ーに変換するがその逆は行わない第1実施形態の変換器
21と相違する。
【0030】次に、選択回路27は制御回路30によっ
て制御され、整流回路23と変換器21’を接続する
か、あるいは変復調回路28と変換器21’とを接続す
るかを制御する。次に、変復調回路28は、変復調回路
17と相補的な関係にあり、リターンゼロ変調・復調を
行う。変復調回路28は、電力受電装置B2から電力給
電装置A2にデータDbを伝送する場合には変調回路と
して動作し、電力給電装置A2から電力受電装置B2に
データDaを伝送する場合には復調回路として動作す
る。次に、処理回路29は、入力マイク191、AD変
換器192、入力ボタン193、およびメモリ194等
を備えている。入力マイク191は音を電気信号に変換
してAD変換器192に出力する。AD変換器192は
アナログ音声信号をデジタルデータに変換し、メモリ1
94に供給する。メモリ194は、音声データや入力デ
ータを記憶するとともに電力給電装置A2から転送され
たデータDaを記憶する。なお、入力データは使用者が
入力ボタン193を操作することによって入力される。
また、処理回路29は、電力給電装置A2から時間情報
を示すデータDaが転送されてきた場合には、これを計
時回路25に転送するようになっている。これによっ
て、計時回路25は現在の正確な時刻を検知することが
でき、当該時刻に基づいて時刻合わせを自動的に行うこ
とができる。また、処理回路29は、制御回路30の制
御の下、必要に応じて音声データや入力データを出力す
るように構成されている。また、制御回路30は、選択
回路27、変復調回路28および処理回路29を制御す
る。また、制御回路30は大容量コンデンサ24の充電
電圧を検知し、これを第1の基準電圧および第2の基準
電圧と比較している。
【0031】[2−1:第2実施形態の動作] 次に、第2実施形態に係る電力伝送システムの動作につ
いて説明する。この電力伝送システムにおいては、最初
に電力伝送を主体とする第1モードがあり、次に電力伝
送とデータ伝送を行う第2モードがあり、その次にデー
タ伝送を行う第3モードがある。図4は、第1モードに
おける動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。第1モードにおいては、電力給電装置A2から電力
受電装置B2へ向けて電力の伝送が行われる。電力受電
装置B2が長時間使用され、大容量コンデンサ24に電
力が殆ど蓄電されてないような場合には、大容量コンデ
ンサ24の電圧が低下して変復調回路28や処理回路2
9を正常に動作させることができない。したがって、そ
のような場合に、電力給電装置A2から電力受電装置B
2へ向けてデータDaを伝送しても無駄になる。このた
め、まず、第1モードにおいて、電力伝送を主体とする
動作を行ない、電力受電装置B2の大容量コンデンサ2
4に電力を充電する。そして、充電された電力によっ
て、変復調回路28や処理回路29等が正常に動作可能
となった時に、第1モードから第2モードに移行するよ
うにシステム全体を制御している。
【0032】この点について具体的に説明する。図4に
示すように、選択回路16には制御信号CTLが供給さ
れる。制御信号CTLは、期間Taにおいてハイレベル
となり期間Tbにおいてローレベルとなる信号である。
選択回路16は、制御信号CTLがハイレベルの時、駆
動回路11と変換器12’とを接続し、一方、制御信号
CTLがローレベルの時、変復調回路17と変換器1
2’とを接続する。なお、変復調回路17は第1モード
において復調回路として動作する。このため、期間Ta
にあっては、電力給電装置A2の圧電素子121,12
2に正弦波状の駆動信号Vが印加される。すると、圧電
素子121,122が振動する。この振動が振動伝達部
材14および20を介して電力受電装置B2の圧電素子
211,212に伝達される。これにより、圧電素子2
11,212に図に示すような起電圧Vgが励起され
る。一方、期間Tbにあっては、電力給電装置A2は電
力受電装置B2から伝送されるデータDb1を待ち受け
る状態にある。データDb1は第1モードから第2モー
ドへの切り換えを指示する。この例では、大容量コンデ
ンサ24の充電が十分でなく、データDb1が電力受電
装置B2から電力給電装置A2にデータDb1が転送さ
れていない。このため、期間Taと期間Tbを繰り返
し、大容量コンデンサ24の電圧が第1の基準電圧を上
回るまで第1モードが継続する。ここで、期間Taと期
間Tbを比較すると、Ta>Tbの関係にある。このよ
うに期間Taを期間Tbより長く設定することによっ
て、充電期間を長くとることができ、第1モードを短時
間で終了させて第2モードへ速やかに移行することが可
能となる。
【0033】図5は第2モードにおける動作を説明する
ためのタイミングチャートである。この図に示す期間T
aにおいて、大容量コンデンサ24の電圧が第1の基準
電圧まで上昇し、変復調回路28や処理回29の動作が
可能になると、制御回路30はこのことを検知する。す
ると、制御回路30は、図に示すように期間Tbにおい
て、処理回路29に対してデータDb1を出力するよう
に指示する。処理回路29がこの指示に従ってデータD
b1を出力すると、データDb1は変復調回路28によ
って変調され、変換器21’の圧電素子211,212
に供給される。すると、圧電素子211,212が振動
する。この振動が振動伝達部材20および14を介して
電力給電装置A2の圧電素子121,122に伝達され
ると、圧電素子121,122に図に示すような起電圧
Vg1が励起される。この起電圧Vg1は、選択回路1
6を介して変復調回路17に供給され、そこで復調され
て、データDb1として出力される。このデータDb1
は処理回路18を介して制御回路19に転送される。こ
れにより、制御回路19は電力受電装置B2の充電があ
る程度進み、第1モードから第2モードへ移行可能にな
ったことを検知する。すると、制御回路19は第2モー
ドに応答して、電力伝送、データ受信、データ送信を繰
り返し、電力給電装置A2を時分割で動作させるように
制御を行う。図に示すTcは電力伝送期間に、Tdはデ
ータ受信期間に、Teはデータ送信期間に各々相当す
る。この場合、全体に占める電力伝送期間Tcは第1モ
ードに比較して減少する。しかし、大容量コンデンサ2
4の電圧値は変復調回路28や処理回路29を動作させ
ることができる程度に上昇しているので、問題とならな
い。
【0034】データ受信期間Tdにあっては、電力受電
装置B2の処理回路29よりデータDb2が出力される
と、変復調回路28がデータDb2に変調を施して変調
信号を生成する。この変調信号が選択回路27を介して
変換器21’に供給されると、圧電素子211,212
には変調信号に対応した電圧が印加される。これによ
り、圧電素子211,212が振動する。この振動が振
動伝達部材20および14を介して電力給電装置A2の
圧電素子121,122に伝達され、圧電素子121,
122に図に示すような起電圧Vg2が励起される。こ
の起電圧Vg2は、選択回路16を介して変復調回路1
7に供給され、そこで復調されて、データDb2として
出力される。こうして、電力給電装置A2はデータDb
2を取得することができる。
【0035】次に、データ送信期間Teにあっては、電
力給電装置A2から電力受電装置B2に向けてデータD
aが送信される。この過程は、データ受信期間Tdと逆
になるだけであるので、ここでは説明を省略する。な
お、データDaが、現在時刻を示す時刻情報である場合
には、処理回路29はこれを検知して、データDaを計
時回路25に転送する。すると、計時回路25はデータ
Daの示す時刻情報に基づいて、時刻合わせを行う。こ
れにより、自動的に時刻合わせを行うことができる。
【0036】ところで、第2モードにおいても、電力が
大容量コンデンサ24に充電されるが、一般に二次電池
は過充電されると性能が劣化してしまう。このため、制
御回路30は、大容量コンデンサ24の電圧を監視し
て、その電圧が第2の基準電圧に達すると第2モードか
ら第3モードへの移行指示するデータDb3をするよう
に処理回路29を制御する。これにより、処理回路29
がデータDb3を生成すると、変復調回路28→選択回
路27→変換器21’→振動伝達部材20、14→変換
器16→変復調回路17→処理回路18→制御回路19
の経路でデータDB2が電力給電装置A2に伝送され
る。すると、制御回路19は第2モードから第3モード
へ移行させ、データ受信期間Tdとデータ送信期間Te
を繰り返す。なお、データの送受信が終了した場合に
は、そのことを示すデータが相互に伝送され、全ての動
作が終了する。
【0037】このように第2実施形態にあっては、電力
給電装置A2と電力受電装置B2との間で電力伝送のみ
ならず、データ伝送も行うようにしたので、データ入出
力端子を介することなくデータの相互伝送を行うことが
できる。また、電力受電装置B2の用途を飛躍的に拡大
させることができる。例えば、電力受電装置B2を携帯
電話機に適用したとすれば、出先で出会った人の電話番
号等を携帯電話機に記憶させておき、家に戻って充電を
行いつつパーソナルコンピュータで電話番号の整理する
ことが可能である。
【0038】[3.変形例] 本発明は上述した各実施形態に限定されるものではな
く、以下に述べる各種の変形が可能である。 (1)上述した各実施形態では、電力を伝送する際に、
連続した駆動信号Vを用いて電力給電装置の圧電素子1
21,122を駆動した。しかし、本発明はこれに限定
されるものではない。例えば、電力給電装置において、
図6に示すように間欠的なパルス(デューティ比の異な
る駆動信号)で圧電素子121,122を駆動してもよ
い。この場合には、振動が減衰していく過程で圧電素子
211,212から電力を取り出すことができる。特
に、固有振動周波数fにおける共振特性のQ値が高い場
合に有効である。この場合、パルス幅Wを、固有振動周
波数fの1/2周期に相当するように設定すると、パル
スの立ち上がりと立ち下がりで振動を強め合うことにな
るので、減衰期間を長くすることができる。
【0039】(2)上述した各実施形態では、振動伝達
部材14,20が筐体15,26とは独立して形成され
ていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではな
く、振動伝達部材14,20を筐体15,26と一体と
して形成してもよい。図7は、振動伝達部材を筐体と一
体として形成した場合の一例を示す断面図である。この
図に示すように、電力給電装置A3の筐体15には円柱
状の振動伝達部材14’が形成されている。また、電力
受電装置B3の筐体26には円柱状の振動伝達部材2
0’が形成されている。振動伝達部材20’の上面に
は、弾性体として作用する円盤状のシム板120’が接
着されている。そして、その上下面にはリング状の圧電
素子121’、122’が張り合わせてある。ここで、
振動伝達部材14’が縦方向に振動すると、振動伝達部
材20’が縦方向に振動し、圧電素子121’、12
2’が図中矢印方向に振動して、起電圧が発生する。こ
の構成例によれば、固定部材を省略することができる。
さらに、この構成例は、振動伝達部材14’および2
0’を筐体15,26と各々一体として形成することが
できるので、部品数を削減することができる。
【0040】(3)上述した各実施形態の電力受電装置
では、振動伝達部材20を介して圧電素子に振動を伝達
していたが、図8に示すように圧電素子を筐体26の内
周底面に固着するようにしてもよい。ところで、携帯用
の電子時計では、アラーム用の発音手段として裏蓋に圧
電素子を接着したものがある。そのようなものに、本例
を適用する場合にあっては、アラーム用の圧電素子と電
力やデータを伝送するための圧電素子とを兼用すること
が可能である。なお、電力受電装置のみならず電力給電
装置側の圧電素子を、筐体の内周上面に直接固着するよ
うにしてもよい。
【0041】(4)上述した各実施形態において、振動
伝達部材14の上面と振動伝達部材20の下面とは、平
面であるものとした。しかし、図9に示すように振動伝
達部材14の上面に凸部を形成し、振動伝達部材20の
下面にこれと噛み合う凹部を形成するようにしてもよ
い。また、この逆であってもよい。要は、加振体と振動
体のうち、いずれか一方に凹部が形成されており、他方
に凸部が形成されており、当該凹部と当該凸部とが噛み
合うようになっていればよい。この場合には、加振体と
振動体とをより密接に連結することができるので、エネ
ルギーを効率よく伝達することが可能となる。
【0042】(5)上述した各実施形態において、振動
伝達部材14と振動伝達部材20とは縦方向の振動によ
って電力やデータの伝送を行った。しかし、本発明はこ
れに限定されるものではなく、振動を媒介して電力やデ
ータを伝送するのであれば、振動の種類はどのようなも
のであってもよい。例えば、ねじれ振動を利用して電力
やデータを伝送することができる。この場合には、図1
0に示すように振動伝達部材14に突起部14a,14
b,14cを形成し、振動伝達部材20に突起部14
a,14b,14cと噛み合う穴部20a,20b,2
0cを形成する。そして、図11に示すように各穴部2
0a,20b,20cに各突起部14a,14b,14
cを挿入させる。この状態で、図中矢印方向に振動伝達
部材14がねじれ振動すると、振動伝達部材20もこれ
に伴ってねじれ振動し、電力やデータがねじれ振動を媒
介して伝送される。
【0043】(6)上述した各実施形態においては、電
力給電装置によって、振動伝達部材14を強制的に振動
させるようにしたが、本発明はこれに限定されるもので
はない。例えば、携帯電話機のような携帯機器を使用者
がキャリングケース(収納体)に収納して移動する場合
に、移動に伴う振動を利用して、電力を携帯機器に給電
するようにしてもよい。図12は、キャリングケースに
収納された携帯電話機の断面図である。この図に示すよ
うに、キャリングケースCの内周底面には直方体の形状
をした連結ピン140が底面に対して垂直に形成されて
いる。キャリングケースCは、例えば、プラスチックで
構成されている。キャリングケースC携帯電話機Dとを
連結する連結ピン140は弾性部材として作用する。な
お、キャリングケースCは車のダッシュボードやドア部
に携帯電話機Dを収納するケースとして使用することも
可能である。一方、携帯電話機Dは、その筐体260の
底面に連結ピン140に対応するジャック部300を備
えている。図13はジャック部300の平面図である。
図12、13に示すようにジャック部300は、筒部3
01、振動体302、および圧電素子303a、303
bから構成されている。筒部301は筐体260と一体
として形成される。振動体302はこの筒部301を覆
うように形成される。圧電素子303a、303bは振
動体302の側面に貼り付けられている。
【0044】このような構造において、キャリングケー
スCを使用者が持ち運ぶ時、携帯電話機Dが自重によっ
て振動すると、振動体302が変形する。すると、これ
に伴って圧電素子303a、303bが変位する。ここ
で、図12に示すように、連結ピン140の長さは、ジ
ャック部300と連結した状態において、キャリングケ
ースCの内周底面と携帯電話機Dの外周底面との間には
隙間があくように設定されている。これにより、携帯電
話機Dは振動し易いようになっている。なお、ジャック
部300を図14に示すように構成してもよい。この場
合には、筐体260の一部によってジャック部300が
形成されており、振動体302が省略されている。換言
すれば筐体260が振動体を兼ねている。また、この例
では、連結ピン14の先端部でのみ連結ピン14とジャ
ック部300とが係合し、ジャック部300の開口面積
が大きくなっている。このため、連結ピン14をジャッ
ク部300に挿入し易くなっている。次に、圧電素子3
03a、303bは左右方向の変位を電力に変換するた
めに用いられる。なお、圧電素子303a、303bの
起電力は整流回路によって各々整流された後、二次電池
に充電される。携帯電話機の電子回路は、二次電池から
の給電を受けて動作する。
【0045】図15は、携帯電話機Dと電力給電装置E
とを連結した状態の断面図である。この電力給電装置E
は、自宅やオフィスあるいは車内に設けられ、携帯電話
機Dの置台として機能するとともに、携帯電話機Dに対
して充電を行う充電器として機能する。この電力供給装
置Eの筐体150には突起部151が形成されている。
また、筐体150の一部には穴部が形成されており、こ
の穴部には連結ピン140’が挿入されている。電力供
給装置Eから突出した連結ピン140’の部分は、上述
した連結ピン140と同一の形状をしている。一方、電
力供給装置Eの内側に形成される連結ピン140と突起
部151との間には圧電素子125が設けられている。
この圧電素子125は上述した第1および第2実施形態
で説明したアクチュエータ12と同様に電力を振動に変
換する変換手段として作用する。そこには、図示せぬ電
源から給電を受けて動作する駆動回路から駆動信号が供
給されるようになっている。このような構成において、
駆動信号が圧電素子125に供給されると、圧電素子1
25が振動する。すると、連結ピン140’が振動し、
これによって電力が携帯電話機Dに伝送される。
【0046】上述した例は、左右方向の振動に基づいて
電力を発電するものであったが、以下に述べる例は上下
方向の振動に基づいて電力を発電し、これによって二次
電池を充電するものである。図16は、キャリングケー
スに収納された携帯電話機の断面図である。この図に示
すように携帯電話機Dにおいて、筐体260の底面中央
には穴部が形成されており、その上に振動体302によ
ってジャック部が形成されている。くわえて、振動体3
02の上には、図17に示す形状をした圧電素子303
Cが貼り付けられている。一方、キャリングケースCの
底面中央には、円柱状の連結ピン141が底面に対して
垂直に形成されている。この連結ピン141の径はジャ
ック部の径より若干小さい。このため、携帯電話機Dは
上下方向に動くことが可能である。このような構成にお
いて、キャリングケースCを使用者が持ち運ぶ時、携帯
電話機Dが上下方向によって振動すると、振動体302
が変形し、これに伴って圧電素子303cが変位する。
すると、圧電素子303cは起電圧を発生し、この起電
力によって、二次電池が充電される。なお、以上の構成
は、キャリングケースCに突出部としての連結ピン14
1を設けるものであった。しかし、図18に示すように
携帯電話機Dにおいて筐体260の底面に突出部261
を設け、この突出部261の形状に対応した凹部262
をキャリングケースCに設けるようにしてもよい。
【0047】以上説明したように、この変形例によれ
ば、極めて簡単な構造でキャリングケースCと携帯電話
機Dを構成することができる。また、キャリングケース
Cに携帯電話機Dを収納して持ち運ぶと、自動的に携帯
電話機Dを充電することができる。くわえて、キャリン
グケースCに携帯電話機Dを収納した状態で使用者がキ
ャリングケースCを振れば充電することができるので、
一次電池を用いる必要がなくなる。このため、煩わしい
電池交換や電池の廃棄に伴う問題が起こらない。さら
に、振動によって振動体302の変形させればよいの
で、ジャック部300の内周や連結ピン140、14
0’、141を導電性の金属で構成する必要がない。こ
のため、容易に防水構造にすることができる。
【0048】[4.効果] 上述したように本発明によれば、振動を利用して電力や
データの授受を行うことができる。このため、電力伝送
やデータの入出力用に特別の端子を設ける必要がなくな
り、電力伝送やデータ伝送の信頼性を高めかつノイズの
混入を防止することができる。 [図面の簡単な説明]
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電力伝送システ
ムのブロック図である。
【図2】 同実施形態に係わる電力伝送システムの機械
的な構成を示す断面図である。
【図3】 第2実施形態に係る電力伝送システムのブロ
ック図である。
【図4】 同実施形態の第1モードにおける動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図5】 同実施形態に係わる第2モードにおける動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】 変形例(1)において間欠的なパルスで圧電
素子を駆動する場合のタイミングチャートである。
【図7】 変形例(2)において振動伝達部材を筐体と
一体として形成した場合の一例を示す断面図である。
【図8】 変形例(3)において圧電素子を筐体の内周
底面に固着した一例を示す断面図である。
【図9】 変形例(4)において振動伝達部材に凸部と
凹部を形成した一例を示す断面図である。
【図10】 変形例(5)において振動伝達部材に突起
部と穴部とを形成した一例を示す斜視図である。
【図11】 同変形例においてねじれ振動の様子を示す
図である。
【図12】 変形例(6)においてキャリングケースに
収納された携帯電話機の断面図である。
【図13】 同変形例に係るジャック部の平面図であ
る。
【図14】 同変形例において、キャリングケースに収
納された携帯電話機の他の例を示す部分断面図である。
【図15】 同変形例に係る携帯電話機と電力給電装置
とを連結した状態の断面図である。
【図16】 同変形例において、キャリングケースに収
納された携帯電話機の他の例を示す断面図である。
【図17】 同変形例に係る圧電素子の平面図である。
【図18】 同変形例において、キャリングケースに収
納された携帯電話機の他の例を示す部分断面図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−82368(JP,A) 特開 昭50−132945(JP,A) 特開 昭50−142051(JP,A) 特開 昭52−64642(JP,A) 特開 昭62−297779(JP,A) 特開 昭63−228933(JP,A) 特開 平1−23730(JP,A) 特開 平2−10189(JP,A) 特開 平6−133524(JP,A) 特開 平7−273697(JP,A) 特開 平9−313314(JP,A) 米国特許3591862(US,A) 国際公開99/49552(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B06B 1/06 - 3/04 G04C 10/00 - 10/04 H01L 41/00 - 41/26 H01M 10/42 - 10/48 H02J 7/00 - 7/12 H02J 17/00 H04B 5/00

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力を機械エネルギーに変換し、振動の
    形態で接触面を介し電力受電装置に伝送する電力給電装
    置であって、 筐体と、 前記筐体の一部より構成され加振を受ける加振面を有す
    る加振体と、 前記電力受電装置と接触し前記筐体と一体で形成された
    接触面と、 前記加振面を加振するアクチュエータと、 電力を給電する電源と、 電源から給電を受けて、前記アクチュエータを駆動する
    駆動信号を出力する駆動回路と を備えることを特徴とする電力給電装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータは圧電素子を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力給電装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータは前記加振体を前記
    接触面に対して直角方向に振動させることを特徴とする
    請求項1に記載の電力給電装置。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータは前記加振体をねじ
    れ振動させることを特徴とする請求項1に記載の電力給
    電装置。
  5. 【請求項5】 前記受電装置は、前記接触面に凹部また
    は凸部を有し、 前記受電装置の凹部または凸部を係合するように前記振
    動体で構成された凸部または凹部を備えることを特徴と
    する請求項1記載の電力給電装置。
  6. 【請求項6】 筐体と、 前記筐体の一部より構成された振動媒体と機械的に接触
    され前記筐体と一体で構成された接触面を介して、前記
    振動媒体が振動することにより有する機械エネルギーを
    受け取って振動する振動体と、 前記振動体が振動することによって生じる機械エネルギ
    ーを電力に変換する変換器と、 この変換器によって得られた電力を蓄電する二次電池と を備えることを特徴とする電力受電装置。
  7. 【請求項7】 前記変換器は、圧電素子を備え、当該圧
    電素子が変位することにより発生する電圧を電力として
    取り出すことを特徴とする請求項6に記載の電力受電装
    置。
  8. 【請求項8】 前記振動体と前記変換器とは一体として
    構成されており、前記変換器は共振状態で電力を取り出
    すことを特徴とする請求項6に記載の電力受電装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の電力受電装置を備えた
    携帯機器であって、 前記二次電池から給電を受けて動作する電力消費部を備
    えたことを特徴とする携帯機器。
  10. 【請求項10】 内壁から突出した凸部を備えた収納体
    に収納される請求項9に記載の携帯機器であって、 前記凸部と係合し、前記振動体で構成される凸部を有す
    る筐体を有し、 係合状態において前記凸部は前記凹部に対してその位置
    を変化することが許容されるように構成される ことを特徴とする携帯機器。
  11. 【請求項11】 内壁に凹部を備えた収納体に収納され
    る請求項9に記載の携帯機器であって、 前記凹部と係合する凸部を当該機器の筐体に形成し、 係合状態において前記凸部は前記凹部に対してその位置
    を変化することが許容されるように構成され、 前記振動体が当該機器の筐体であることを特徴とする携
    帯機器。
  12. 【請求項12】 請求項6に記載した電力受電装置を備
    えた時計装置であって、 前記二次電池から給電を受けて時間を計測する計時部を
    備えたことを特徴とする時計装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の電力給電装置と、 請求項6に記載の電力受電装置とを備え、 前記加振体と前記振動体とを接触させ、前記加振体の振
    動を前記振動体へ伝達することにより、前記電力給電装
    置から前記電力受電装置へ電力を伝送することを特徴と
    する電力伝送システム。
  14. 【請求項14】 前記加振体は、前記電力給電装置から
    突出し、前記電力給電装置を保持するように構成されて
    いることを特徴とする請求項13に記載の電力伝送シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記加振体と前記振動体のうち、いず
    れか一方に凹部が形成されており、他方に凸部が形成さ
    れており、当該凹部と当該凸部とが係合する特徴とする
    請求項13に記載の電力伝送システム。
  16. 【請求項16】 前記振動体と前記変換器とを総合した
    固有振動周波数の近傍で前記加振体が振動するように、
    前記駆動回路は前記アクチュエータを駆動することを特
    徴とする請求項13に記載の電力伝送システム。
  17. 【請求項17】 前記加振体は間欠的に振動体を励振
    し、前記振動体は減衰振動の過程で電力を取り出すこと
    を特徴とする請求項13に記載の電力伝送システム。
  18. 【請求項18】 第1の筐体、電源、アクチュエータ、
    および前記第1の筐体の一部より構成された加振体を備
    えた電力給電装置から、第2の筐体と一体で構成され前
    記電力給電装置と接触するための接触面を有する振動体
    を備える電力受電装置へ電力を供給する電力供給方法で
    あって、 前記電源から給電を受けて、アクチュエータを駆動し、 前記アクチュエータによって前記加振体を加振し、 前記加振体と前記振動体とを接触面を介して機械的に接
    触させることによって、前記振動体を振動させ、 前記振動体の振動を電力に変換する ことを特徴とする電力伝送方法。
  19. 【請求項19】 第1の筐体、第1の圧電素子、および
    前記第1の圧電素子に連結され前記第1の筐体の一部よ
    り構成された加振体を有する第1の振動伝達部材を備え
    た電力給電装置と、 第2の筐体、第2の圧電素子、および前記第2の圧電素
    子に連結され前記第2の筐体と一体で構成され前記電力
    給電装置と接触するための接触面を有する第2の振動伝
    達部材を備えた電力受電装置との間で、 接触面を介し機械的接触により振動エネルギーを伝播さ
    せることによって電力およびデータを伝送する電力供給
    方法であって、 前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材とを
    接触面を介し機械的に接触させ、 前記電力給電装置から前記電力受電装置へ電力を伝送す
    る第1の期間と、第1のデータを前記電力給電装置から
    前記電力受電装置へ伝送する第2の期間と、第2のデー
    タを前記電力受電装置から前記電力給電装置へ伝送する
    第3の期間とを時分割で実行する ことを特徴とする電力伝送方法。
  20. 【請求項20】 前記第1の期間にあっては、 前記第1の圧電素子に電圧を印加して前記第1の圧電素
    子を振動させ、 前記第1の圧電素子によって前記第1の振動伝達部材を
    加振し、 前記第1の振動伝達部材によって前記第2の振動伝達部
    材を振動させ、 前記第2の振動伝達部材によって第2の圧電素子を振動
    させ、 前記第2の圧電素子の起電圧に基づいて電力を取り出
    し、 前記第2の期間にあっては、 前記第1のデータに応じた電圧を印加して前記第1の圧
    電素子を振動させ、 前記第1の圧電素子によって前記第1の振動伝達部材を
    加振し、 前記第1の振動伝達部材によって前記第2の振動伝達部
    材を振動させ、 前記第2の振動伝達部材によって前記第2の圧電素子を
    振動させ、 前記第2の圧電素子の起電圧に基づいて前記第1のデー
    タを再生し、 前記第3の期間にあっては、 前記第2のデータに応じた電圧を印加して第2の圧電素
    子を振動させ、 前記第1の圧電素子によって前記第1の振動伝達部材を
    加振し、 前記第1の振動伝達部材によって前記第2の振動伝達部
    材を振動させ、 前記第2の振動伝達部材によって前記第2の圧電素子を
    振動させ、 前記第2の圧電素子の起電圧に基づいて前記第2のデー
    タを再生すること を特徴とする請求項19に記載の電力伝送方法。
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