JP3412903B2 - 便座および便蓋の自動開閉装置 - Google Patents

便座および便蓋の自動開閉装置

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JP3412903B2
JP3412903B2 JP06987194A JP6987194A JP3412903B2 JP 3412903 B2 JP3412903 B2 JP 3412903B2 JP 06987194 A JP06987194 A JP 06987194A JP 6987194 A JP6987194 A JP 6987194A JP 3412903 B2 JP3412903 B2 JP 3412903B2
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toilet
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洋風便器の便座および
便蓋の自動開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洋風便器は、その開口部に便座と便蓋を
備え、使用しないときは、便蓋でその開口部を塞ぎ、使
用時には便蓋を上げ、男性の場合には、さらに便座を上
げるものであり、従来は一般には手動で開閉するものが
ほとんどであった。
【0003】しかしながら、手動での開閉動作は、老人
や身体障害者の場合は労力のいる仕事であり、また一般
の人でも不潔感を伴い、特に公衆トイレ等の不特定多数
の人間が使用する場合には、その感覚がさらに強くな
る。
【0004】このような状況に鑑みて、最近モータを駆
動源とした便座または便蓋の自動開閉装置が提案され、
その一部が実用化されている。
【0005】このような便座または便蓋の自動開閉装置
においては、便座用の駆動装置、便蓋用の駆動装置を便
器本体の左右のそれぞれに配置するように構成されてい
る。このような配置構成においては、便座用開閉装置と
便蓋用開閉装置の出力方向が左右逆方向であるため、別
々の開閉装置とならざるをえなかった。又、従来、便
座、便蓋の自動開閉駆動源としては、モータの力のみで
なく、補助手段として、トーションコイルスプリングや
ゼンマイなどを用いるものが開発されているが、このよ
うな補助手段を用いると、構造が複雑になり、又、その
効率の免からバネやゼンマイを最終出力軸に設置するな
どの制約から便座と便蓋の自動開閉装置を共通化するこ
とは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、便座用
駆動装置と便蓋用駆動装置を別々の装置で構成すると、
コスト上余り好ましくない欠点があった。また、便座
たは便蓋の自動開閉装置においては、開動作、閉動作の
速度制御するために、エンコーダ機構を内蔵しており、
そのほとんどがコストの観点から光学式エンコーダを採
用している。この場合、ギヤ伝達部に耐久性向上等のた
めに付着するグリース等が作動時エンコーダ部に飛び散
り、機能を低下させたり、最悪の場合、機能を停止させ
るなどの大きな欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記欠点を解
決するために、便器の便座および便蓋自動開閉装置に於
いて、従来のように、ゼンマイやバネなどを補助手段と
して用いることなく、その駆動源として、モータの力の
みで行なうようにし、ベルト伝達とギア伝達により、最
終段の駆動出力軸に連動させ、便座と便蓋を駆動させる
駆動出力を左右どちらからでも取り出せることができる
ように構成して、便座と便蓋の自動開閉装置の共通化を
図ったものであり、装置内部のスペースをギヤ伝達部と
エンコーダ部とに分離し、光学式エンコーダ部を隔離す
ることで、ギヤ伝達部のグリース等が飛び散ってもエン
コーダ機能に影響を及ぼさないようにしている。
【0008】
【0009】
【実施例】次に、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の特徴を最も良く表す便座およ
便蓋の自動開閉装置の上面図であり、図2は、その側
面図であり、図3は、自動開閉装置を便器に組み込んだ
状態の上面図であり、図4は、その側面図であり、図5
は、その一部拡大上面図である。
【0010】図1、図2において、符号1は駆動用モー
タを示す。モータ1の回転は、モータ軸2に圧入結合さ
れた小プーリギヤ3と、タイミングベルト4を介して大
プーリギヤ5に伝達され、第1段目の減速が行われる。
【0011】大プーリギヤ5の回転は、これと一体のピ
ニオン6に伝達される。ピニオン6の回転は2番ギア7
aを駆動させ、更に7aと一体の3番ギア7bを介して
出力ギア8に伝達され、第二段目の減速が行なわれる。
このようにして、モータ1の回転は、ベルトによる第一
の減速、ギアによる第二の減速を介し、最終段の出力ギ
ア8と一体の出力軸9に伝達される。なお、軸10は大
プーリギアと1番ピニオン(両者は圧入結合)の回転軸
であり、軸11は2番ギア7aと3番ギア7bの回転軸
である。
【0012】一方、モータ軸2には、ハブ12およびリ
ング13を介してスリット円板14が間接的に固定され
ており、ホトインタラプタ15と共に便座および便蓋の
開動作、閉動作時の速度と方向判別の役目を果たしてい
る。
【0013】出力ギヤ8にはマグネット16が取り付け
られており、基板17に固定されたホールIC18で便
および便蓋の位置検出を行っている。20は、上ケー
スを示し、21は中ケースを示し、22は下ケースを示
し、これらは上述した機構を格納して、1つのユニット
構造を形成している。
【0014】出力ギヤ8と一体の出力軸9はその両端が
上ケース20、下ケース22の内のりまで延びており、
その軸芯が図2に示すように四角形状の孔で貫通されて
いる。
【0015】本発明は上述のような構成になっており、
自動開閉装置の駆動源であるモータの回転をベルト伝達
による第1の減速とギヤ伝達による第2の減速によっ
て、所望の力と速度を出力軸に得て、便器の便座および
便蓋を自動開閉できるようになっている。
【0016】本発明の第1のポイントである出力軸
は、前述したように、その軸芯が角孔で貫通しているた
め、例えば角孔に対応して便座および便蓋に固定された
ヒンジ棒30を介して便座および便蓋を自動開閉させる
ことができる。このとき、角孔は貫通しているため、左
右どちらかでも連結させることが可能である。
【0017】本実施例では、出力軸の軸芯に貫通してい
る角孔を設けているが、貫通している必要はなく、左右
の両側に角穴が形成されていてヒンジ棒等を連結できる
ようになっていればよい。
【0018】次に、本発明の第2のポイントである中ケ
ース21について述べる。中ケース21は、上ケース2
0と下ケース22で形成されたスペースを第1のスペー
ス50と第2のスペース51に分けている。第1のスペ
ース50には、駆動モータ1と第2段目の減速手段であ
るギヤ部連動機構を配置し、第2のスペースには、光学
式エンコーダ部と第1段目の減速手段であるベルト連動
機構を配置している。
【0019】このように、便座および便蓋自動開閉装
置を中ケースを介して、第1のスペースと第2のスペー
スに分離することによって、ギヤ部連動機構に用いられ
る油、グリース等が飛び散り、光学式エンコーダ部のス
リット円板部等を覆うことによって機能が低下あるいは
停止するのを防止することができる。
【0020】次に、図3、4、5を参照して、本発明の
便座および便蓋自動開閉装置を便器本体に組み込んだ
場合の具体的実施例について述べる。
【0021】図3、図4において、便器の本体100の
左右には全く同一の便座および便蓋自動開閉装置101
を配置する。なお、本実施例では、右側が便座駆動用で
あり、左側が便蓋駆動用である。
【0022】自動開閉装置101と便座102と便蓋1
03との連結は、便座の場合は右側から、便蓋の場合に
は左側から角型ヒンジ棒30を差し込むことで可能とな
る。図5は、便座用自動開閉装置101と便座103と
ヒンジ棒30の連結状態を示した拡大図である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
全く同一の自動開閉装置を、便座の開閉用にも、便蓋の
開閉用にも用いることができる。さらに、装置内部のス
ペースを2つのスペースに分離することで、光学式エン
コーダ部への油、グリース等の付着を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の特徴を最も良く表す便座およ
便蓋の自動開閉装置の上面図である。
【図2】図2は、その側面図である。
【図3】図3は、自動開閉装置を便器に組み込んだ状態
の上面図である。
【図4】図4は、その側面図である。
【図5】図5は、その一部拡大上面図である。
【符号の説明】
1 モータ 9 出力軸 20 上ケース 21 中ケース 22 下ケース 30 ヒンジ棒 100 洋風便器本体 101 便座および便蓋自動開閉装置 102 便座 103 便蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−139027(JP,A) 実開 平1−134184(JP,U) 実開 昭55−109160(JP,U) 実開 平1−67996(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 13/10 A47K 13/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの力によって便器の便座および便
    蓋を自動開閉する便座および便蓋の自動開閉装置におい
    て、 内部のスペースを第1のスペースと第2のスペースに分
    離する中ケースを備えたケースを有し、前記第1のスペ
    ースにモータの駆動出力を出力軸に伝達するためのギヤ
    連動部を配置し、第2のスペースにモータの回転速度を
    感知する光学式エンコーダ部を配置したことを特徴とす
    る便座および便蓋の自動開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記出力軸の片側にて便座を駆動し、反
    対側にて便蓋を駆動することを特徴とする請求項1記載
    の便座および便蓋の自動開閉装置。
JP06987194A 1994-03-15 1994-03-15 便座および便蓋の自動開閉装置 Expired - Lifetime JP3412903B2 (ja)

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