JP3410875B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラスタ−走査の画
像デ−タに変更を加える画像処理装置に関する。
像デ−タに変更を加える画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばデジタル複写機においては、原稿
から読み取った画像データにさまざまな処理をすること
ができ、画質改善のためのデータ補正とか、画像の変倍
処理などのほかに、地肌部あるいは文字部などの黒色部
分に、網かけ,網乗せとよばれる網状模様を入れる処理
もできるようになった。しかも、この網状模様は、メモ
リに記憶しておく模様と原稿から読み取った模様の両方
で実現することができる。特開平4−26273号公報
には、これに関する記載がある。
から読み取った画像データにさまざまな処理をすること
ができ、画質改善のためのデータ補正とか、画像の変倍
処理などのほかに、地肌部あるいは文字部などの黒色部
分に、網かけ,網乗せとよばれる網状模様を入れる処理
もできるようになった。しかも、この網状模様は、メモ
リに記憶しておく模様と原稿から読み取った模様の両方
で実現することができる。特開平4−26273号公報
には、これに関する記載がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、網掛け,網乗せなどの編集処理に、網模様の種類
は、選択できるが、同じパターンに対して、サイズの変
更あるいは指定はできないという不便な面もある。
は、網掛け,網乗せなどの編集処理に、網模様の種類
は、選択できるが、同じパターンに対して、サイズの変
更あるいは指定はできないという不便な面もある。
【0004】本発明は、一つのパターンの編集処理に対
してパターンの変化をもたらすことを目的とする。具体
的には、画像で出力する領域と空白で出力する領域が交
互に、しかも、順次に空白領域が増大する,順次に空白
領域が小さくなる,順次に空白領域が増大しそして小さ
くなる、又は、順次に空白領域が小さくなりそして大き
くなる、空白パタ−ンを形成する画像処理装置を提供す
る。
してパターンの変化をもたらすことを目的とする。具体
的には、画像で出力する領域と空白で出力する領域が交
互に、しかも、順次に空白領域が増大する,順次に空白
領域が小さくなる,順次に空白領域が増大しそして小さ
くなる、又は、順次に空白領域が小さくなりそして大き
くなる、空白パタ−ンを形成する画像処理装置を提供す
る。
【0005】
(1)本発明の第1態様の画像処理装置は、原稿画像を
イメージセンサを用いて読み取り、電気信号に変換した
画像データに対して、編集処理を行う画像処理装置にお
いて、主走査の全域と、副走査の予め指定したサイズの
幅によって定めた領域1と、同じく主走査の全域と、副
走査の予め指定したデータにインクレメントしていくと
いう可変なサイズの幅によって定めた領域2に対して、
領域1で画像データを出力する領域と領域2で画像デー
タをカットして、空白で出力する領域を交互に形成す
る。
イメージセンサを用いて読み取り、電気信号に変換した
画像データに対して、編集処理を行う画像処理装置にお
いて、主走査の全域と、副走査の予め指定したサイズの
幅によって定めた領域1と、同じく主走査の全域と、副
走査の予め指定したデータにインクレメントしていくと
いう可変なサイズの幅によって定めた領域2に対して、
領域1で画像データを出力する領域と領域2で画像デー
タをカットして、空白で出力する領域を交互に形成す
る。
【0006】これにより、画像で出力する領域と空白で
出力する領域が交互に、しかも、順次に空白領域が増大
する空白パタ−ンが形成される。
出力する領域が交互に、しかも、順次に空白領域が増大
する空白パタ−ンが形成される。
【0007】
(2)本発明の第2態様の画像処理装置は、原稿画像を
イメージセンサを用いて読み取り、電気信号に変換した
画像データに対して、編集処理を行う画像処理装置にお
いて、主走査の全域と、副走査の予め指定したサイズの
幅によって定めた領域1と、同じく主走査の全域と、副
走査の予め指定したデータにデクレメントしていくとい
う可変なサイズの幅によって定めた領域2に対して、領
域1で画像データを出力する領域と領域2で画像データ
をカットして、空白で出力する領域を交互に形成する。
イメージセンサを用いて読み取り、電気信号に変換した
画像データに対して、編集処理を行う画像処理装置にお
いて、主走査の全域と、副走査の予め指定したサイズの
幅によって定めた領域1と、同じく主走査の全域と、副
走査の予め指定したデータにデクレメントしていくとい
う可変なサイズの幅によって定めた領域2に対して、領
域1で画像データを出力する領域と領域2で画像データ
をカットして、空白で出力する領域を交互に形成する。
【0008】これにより、画像で出力する領域と空白で
出力する領域が交互に、しかも、順次に空白領域が小さ
くなる空白パタ−ンが形成される。
出力する領域が交互に、しかも、順次に空白領域が小さ
くなる空白パタ−ンが形成される。
【0009】(3)本発明の第3態様の画像処理装置
は、原稿画像をイメージセンサを用いて読み取り、電気
信号に変換した画像データに対して、編集処理を行う画
像処理装置において、主走査の全域と、副走査の予め指
定したサイズの幅によって定めた領域1と、同じく主走
査の全域と、副走査の予め指定したデータに前半、イン
クレメントしていくことで、後半デクレメントしていく
という可変なサイズの幅によって定めた領域2に対し
て、領域1で画像データを出力する領域と領域2で画像
データをカットして、空白で出力する領域を交互に形成
する。
は、原稿画像をイメージセンサを用いて読み取り、電気
信号に変換した画像データに対して、編集処理を行う画
像処理装置において、主走査の全域と、副走査の予め指
定したサイズの幅によって定めた領域1と、同じく主走
査の全域と、副走査の予め指定したデータに前半、イン
クレメントしていくことで、後半デクレメントしていく
という可変なサイズの幅によって定めた領域2に対し
て、領域1で画像データを出力する領域と領域2で画像
データをカットして、空白で出力する領域を交互に形成
する。
【0010】これにより、画像で出力する領域と空白で
出力する領域が交互に、しかも、順次に空白領域が増大
しそして小さくなる空白パタ−ンが形成される。
出力する領域が交互に、しかも、順次に空白領域が増大
しそして小さくなる空白パタ−ンが形成される。
【0011】(4)本発明の第4態様の画像処理装置
は、原稿画像をイメージセンサを用いて読み取り、電気
信号に変換した画像データに対して、編集処理を行う画
像処理装置において、主走査の全域と、副走査の予め指
定したサイズの幅によって定めた領域1と、同じく主走
査の全域と、副走査の予め指定したデータに前半、デク
レメントしていくことで、後半インクレメントしていく
という可変なサイズの幅によって定めた領域2に対し
て、領域1で画像データを出力する領域と領域2で画像
データをカットして、空白で出力する領域を交互に形成
する。
は、原稿画像をイメージセンサを用いて読み取り、電気
信号に変換した画像データに対して、編集処理を行う画
像処理装置において、主走査の全域と、副走査の予め指
定したサイズの幅によって定めた領域1と、同じく主走
査の全域と、副走査の予め指定したデータに前半、デク
レメントしていくことで、後半インクレメントしていく
という可変なサイズの幅によって定めた領域2に対し
て、領域1で画像データを出力する領域と領域2で画像
データをカットして、空白で出力する領域を交互に形成
する。
【0012】これにより、画像で出力する領域と空白で
出力する領域が交互に、しかも、順次に空白領域が小さ
くなりそして増大する空白パタ−ンが形成される。
出力する領域が交互に、しかも、順次に空白領域が小さ
くなりそして増大する空白パタ−ンが形成される。
【0013】
【実施例】図1に本発明の一実施例の構成を示す。図1
に示す画像処理装置は、スキャナ部1,シェーディング
補正部2,γ変換部3,画質処理部4,特殊編集効果処
理部5およびプロッタ(プリンタ)6で構成している。
各部分に関して説明する。 (1)スキャナ部1 スキャナ部1は、原稿の画像をデジタル電気信号に変換
する装置である。その構成は、副走査方向に走査するラ
ンプと光を結像するためのレンズ及び光電信号変換する
CCDの3部分によるものである。原稿に光を照射し、
その反射光をレンズ系を通して、CCDの上に結像す
る。CCDは、その画像を画素ごとに分解し、デジタル
電気信号に変換する。
に示す画像処理装置は、スキャナ部1,シェーディング
補正部2,γ変換部3,画質処理部4,特殊編集効果処
理部5およびプロッタ(プリンタ)6で構成している。
各部分に関して説明する。 (1)スキャナ部1 スキャナ部1は、原稿の画像をデジタル電気信号に変換
する装置である。その構成は、副走査方向に走査するラ
ンプと光を結像するためのレンズ及び光電信号変換する
CCDの3部分によるものである。原稿に光を照射し、
その反射光をレンズ系を通して、CCDの上に結像す
る。CCDは、その画像を画素ごとに分解し、デジタル
電気信号に変換する。
【0014】(2)シェーディング補正部2
スキャナ部のランプの照度ムラとCCDの画素毎の感度
ムラが存在するため、出力の画像信号にもこのようなム
ラが反映されている。この信号のムラを最小限に抑える
ために、CCDの黒状態の電気信号と基準白板の読取信
号に基づいての補正が行なわれる。
ムラが存在するため、出力の画像信号にもこのようなム
ラが反映されている。この信号のムラを最小限に抑える
ために、CCDの黒状態の電気信号と基準白板の読取信
号に基づいての補正が行なわれる。
【0015】(3)γ変換部3
γ変換部3は、原稿の濃度に対して、どのような濃度特
性のコピー出力を得るかに応じた操作パネルの濃度キー
(例えば1から7まで)の設定に応じて濃度変換し、ま
た、スキャナ1とプロッタ部6の各濃度特性をマッチン
グさせる機能を有する。この場合に、文字原稿では文字
以外の部分は白地であるので、文字が強調されるように
濃度変換され、写真原稿では写真を階調性が豊かに再現
されるように、図2に示すようなカーブで濃度変換され
る。
性のコピー出力を得るかに応じた操作パネルの濃度キー
(例えば1から7まで)の設定に応じて濃度変換し、ま
た、スキャナ1とプロッタ部6の各濃度特性をマッチン
グさせる機能を有する。この場合に、文字原稿では文字
以外の部分は白地であるので、文字が強調されるように
濃度変換され、写真原稿では写真を階調性が豊かに再現
されるように、図2に示すようなカーブで濃度変換され
る。
【0016】このγ変換部2は、図示省略のROMと、
例えば図3に示すようにマルチプレクサ(MUX)2a
とRAM2bにより構成され、ROMには原稿の応じて
例えば文字モード,写真モード,文字/写真モード,鉛
筆モードの4つのモードとノッチ設定値(1から7ま
で)に対応する原稿濃度/コピー濃度データが保存され
ている。コピー時には設定モードとノッチの設定値に応
じたデータが予めマルチプレクサ2aを介してRAM2
bにダウンロードされ、原稿濃度をアドレスとしてγ変
換された濃度データがRAM2bから読み出される。
例えば図3に示すようにマルチプレクサ(MUX)2a
とRAM2bにより構成され、ROMには原稿の応じて
例えば文字モード,写真モード,文字/写真モード,鉛
筆モードの4つのモードとノッチ設定値(1から7ま
で)に対応する原稿濃度/コピー濃度データが保存され
ている。コピー時には設定モードとノッチの設定値に応
じたデータが予めマルチプレクサ2aを介してRAM2
bにダウンロードされ、原稿濃度をアドレスとしてγ変
換された濃度データがRAM2bから読み出される。
【0017】(4)画質処理部4
画質処理部4は、図4に示すように多値処理部4a,誤
差拡散処理部4b,多値ディザ処理部4c,2値化処理
部4d及びセレクタ4eを有し、各処理部4a〜4d
は、セレクタ4eに対して8ビットの画像信号と2ビッ
トの位相信号を出力する。多値処理部4aは、画像デー
タそのものの処理は行なわず、処理対象画素の位相を近
傍画素の大小関係に応じて決定する。例えば、左隣画素
と右隣画素の濃度レベルを比較し、同じレベルであれば
処理対象画素の位相を中央位相とし、レベル差がある場
合にはより黒い方に位相を寄せる。
差拡散処理部4b,多値ディザ処理部4c,2値化処理
部4d及びセレクタ4eを有し、各処理部4a〜4d
は、セレクタ4eに対して8ビットの画像信号と2ビッ
トの位相信号を出力する。多値処理部4aは、画像デー
タそのものの処理は行なわず、処理対象画素の位相を近
傍画素の大小関係に応じて決定する。例えば、左隣画素
と右隣画素の濃度レベルを比較し、同じレベルであれば
処理対象画素の位相を中央位相とし、レベル差がある場
合にはより黒い方に位相を寄せる。
【0018】誤差拡散処理部4bは、モアレを除去する
処理を行なうために、量子化誤差を周辺画素に分配し、
全体としての誤差を最小化する。例えば、一旦8ビット
に量子化された信号を誤差拡散処理部4bでは、9値ま
たは2値に再量子化し、その際の量子化誤差を図5に示
すような分配比で分配する。
処理を行なうために、量子化誤差を周辺画素に分配し、
全体としての誤差を最小化する。例えば、一旦8ビット
に量子化された信号を誤差拡散処理部4bでは、9値ま
たは2値に再量子化し、その際の量子化誤差を図5に示
すような分配比で分配する。
【0019】多値ディザ処理部4cは、中間調を表現す
るために、複数画素を単位としてその中の黒画素の面積
比で中間調レベルを表現する。1画素のプリンタの階調
数が複数階調ある場合、それと組み合せることにより階
調表現単位を小さくすることができ、解像度を保ちなが
ら多くの階調表現が可能になる。例えば、1画素のプリ
ンタの階調数が16の場合には、4×4画素で256階
調を表現することができる。なお、この多値ディザ処理
では、4×4画素内の位置に依存して再量子化方法も変
わるが、位相も同様に位置に依存する。ファクシミリで
は画像信号を2値/1画素で取扱うので2値化処理部4
dも必要になる。
るために、複数画素を単位としてその中の黒画素の面積
比で中間調レベルを表現する。1画素のプリンタの階調
数が複数階調ある場合、それと組み合せることにより階
調表現単位を小さくすることができ、解像度を保ちなが
ら多くの階調表現が可能になる。例えば、1画素のプリ
ンタの階調数が16の場合には、4×4画素で256階
調を表現することができる。なお、この多値ディザ処理
では、4×4画素内の位置に依存して再量子化方法も変
わるが、位相も同様に位置に依存する。ファクシミリで
は画像信号を2値/1画素で取扱うので2値化処理部4
dも必要になる。
【0020】セレクタ4eは、各処理部4a〜4dから
の8ビットの画像信号と2ビットの位相信号を、操作パ
ネル8を介して指定された画像モード(文字モード,文
字/写真モード,写真モード,FAX送信モード)に応じ
て、例えば、 文字モード 多値処理 文字/写真モード 誤差拡散処理 写真モード 多値ディザ処理 FAXモード 2値化処理 のように選択する。
の8ビットの画像信号と2ビットの位相信号を、操作パ
ネル8を介して指定された画像モード(文字モード,文
字/写真モード,写真モード,FAX送信モード)に応じ
て、例えば、 文字モード 多値処理 文字/写真モード 誤差拡散処理 写真モード 多値ディザ処理 FAXモード 2値化処理 のように選択する。
【0021】(5)特殊編集効果処理部5
特殊編集効果処理部5は、画質処理部の出力画像データ
に対して、ライン毎に出力するかしないかにチェックす
る部分である。操作パネル8からの利用者の操作指示に
基づいて、処理のモードを決めて副走査方向に画像デー
タで出力する領域と空白で出力する領域を定める。
に対して、ライン毎に出力するかしないかにチェックす
る部分である。操作パネル8からの利用者の操作指示に
基づいて、処理のモードを決めて副走査方向に画像デー
タで出力する領域と空白で出力する領域を定める。
【0022】図6に、特殊編集効果処理部5の構成を示
す。まず機能概要を説明すると、全体は副走査カウンタ
5a,レジスタ5b,計算回路5c,モード設定回路5
d,計算回路5e、画像出力選択回路5fによって、構
成している。この特殊編集効果処理部5は、本発明の画
像処理装置の主要な部分である。この装置を駆動する必
要な入力信号は8ビットの画像入力データと、画像同期
信号及び操作制御データである。画像入力データはスキ
ャナ1で読み取った画像データをシェーディング補正
2、γ補正3、画質処理4を経ってからの画像データで
ある。画像同期信号は、画像のライン毎とページ毎に発
生する制御信号である。操作制御データは利用者が操作
パネル8で指定した操作モードと関連サイズに対応する
データである。これらの信号以外にはもちろんクロック
信号と電源も必要である。処理の出力信号は8ビットの
画像データである。
す。まず機能概要を説明すると、全体は副走査カウンタ
5a,レジスタ5b,計算回路5c,モード設定回路5
d,計算回路5e、画像出力選択回路5fによって、構
成している。この特殊編集効果処理部5は、本発明の画
像処理装置の主要な部分である。この装置を駆動する必
要な入力信号は8ビットの画像入力データと、画像同期
信号及び操作制御データである。画像入力データはスキ
ャナ1で読み取った画像データをシェーディング補正
2、γ補正3、画質処理4を経ってからの画像データで
ある。画像同期信号は、画像のライン毎とページ毎に発
生する制御信号である。操作制御データは利用者が操作
パネル8で指定した操作モードと関連サイズに対応する
データである。これらの信号以外にはもちろんクロック
信号と電源も必要である。処理の出力信号は8ビットの
画像データである。
【0023】副走査カウンタ5aは、画像データの同期
信号に基づいて、副走査方向の走査ライン数をカウント
する回路である。画像データに対して、主走査方向に1
ライン毎に画像の同期信号が発生する。この信号が入る
度に、カウントアップする。副走査カウンタは1ページ
毎にクリアする。
信号に基づいて、副走査方向の走査ライン数をカウント
する回路である。画像データに対して、主走査方向に1
ライン毎に画像の同期信号が発生する。この信号が入る
度に、カウントアップする。副走査カウンタは1ページ
毎にクリアする。
【0024】レジスタ5bは、外部操作(操作パネル
8)で入力した操作モードのデータと出力on/off領域を
指定するデータを保存する回路である。利用者が操作パ
ネルで指定した特殊編集効果モード指定データと画像出
力領域と空白出力領域のサイズに関するデータは、コン
トロ−ラ7を介して特殊編集効果処理部5に設定され
る。電源オン時あるいは利用者の指定が特にない場合は
デフォルト値(標準値)を設定する。
8)で入力した操作モードのデータと出力on/off領域を
指定するデータを保存する回路である。利用者が操作パ
ネルで指定した特殊編集効果モード指定データと画像出
力領域と空白出力領域のサイズに関するデータは、コン
トロ−ラ7を介して特殊編集効果処理部5に設定され
る。電源オン時あるいは利用者の指定が特にない場合は
デフォルト値(標準値)を設定する。
【0025】計算回路5cは、レジスタ5bのモードデ
ータと出力on/off制御信号の状態によって、レジ
スタ5bの出力offデータをインクレメントあるいは
デクレメントしてモード設定回路5dに出力する。モー
ド設定回路5dは、レジスタ5bからのモードデータに
基づいて、出力on/offの領域を指定するデータをレジス
タ5bあるいは計算回路5cの出力から選択する回路で
ある。計算回路5eは副走査カウンタ5aの結果とモー
ド設定回路5dの出力を入力データとして、画像の出力
のオンオフを制御する信号を生成する回路である。画像
出力ゲ−ト5fは計算回路5eの出力である出力選択信
号の状態によって、画像の出力を選択する。
ータと出力on/off制御信号の状態によって、レジ
スタ5bの出力offデータをインクレメントあるいは
デクレメントしてモード設定回路5dに出力する。モー
ド設定回路5dは、レジスタ5bからのモードデータに
基づいて、出力on/offの領域を指定するデータをレジス
タ5bあるいは計算回路5cの出力から選択する回路で
ある。計算回路5eは副走査カウンタ5aの結果とモー
ド設定回路5dの出力を入力データとして、画像の出力
のオンオフを制御する信号を生成する回路である。画像
出力ゲ−ト5fは計算回路5eの出力である出力選択信
号の状態によって、画像の出力を選択する。
【0026】(0)利用者が操作パネル8でモードとサ
イズデータを指定すると、コントロ−ラ7を介して、ま
ずCPU5Pは、これらのデータをレジスタ5bにセッ
トしておく。モード設定回路5dはモードのデータに基
づいて出力onデータを選択して、出力on領域データ
として出力する。出力offデータは計算回路5cに入
力し、出力on/off制御信号がonの時のみ1回イ
ンクレメントする。その結果をモ−ド設定回路5dに出
力する。モ−ド設定回路5dは、このデータを出力of
f領域データに出力する。
イズデータを指定すると、コントロ−ラ7を介して、ま
ずCPU5Pは、これらのデータをレジスタ5bにセッ
トしておく。モード設定回路5dはモードのデータに基
づいて出力onデータを選択して、出力on領域データ
として出力する。出力offデータは計算回路5cに入
力し、出力on/off制御信号がonの時のみ1回イ
ンクレメントする。その結果をモ−ド設定回路5dに出
力する。モ−ド設定回路5dは、このデータを出力of
f領域データに出力する。
【0027】また、スキャナ1を動かして原稿画像デー
タを出力し、シェーディング補正2,γ変換3,画質処
理4を経て、特殊編集効果処理部5に入力する。これと
同時に、画像同期信号によって、副走査カウンタ5aが
画像データのライン数をカウントし、その結果を計算回
路5eに出力する。計算回路5eでは、1ページの内に
出力on領域データに対応するライン数に出力制御信号を
onにし、出力off領域データに対応するライン数に
出力制御信号をoffにする。その制御信号を画像出力
ゲ−ト5fに出力する。また、画像出力ゲ−ト5fでは
この画像出力制御信号の状態に基づいて画像の出力デー
タをコントロールする。画像出力制御信号はonの場合
には画像データで出力する。画像出力制御信号はoff
の場合には、画像データをカットして、空白のデータで
出力する。図10の(a)に示す画像原稿に対して、処
理部5の画像編集の結果は、図10の(b)に示すよう
になる。
タを出力し、シェーディング補正2,γ変換3,画質処
理4を経て、特殊編集効果処理部5に入力する。これと
同時に、画像同期信号によって、副走査カウンタ5aが
画像データのライン数をカウントし、その結果を計算回
路5eに出力する。計算回路5eでは、1ページの内に
出力on領域データに対応するライン数に出力制御信号を
onにし、出力off領域データに対応するライン数に
出力制御信号をoffにする。その制御信号を画像出力
ゲ−ト5fに出力する。また、画像出力ゲ−ト5fでは
この画像出力制御信号の状態に基づいて画像の出力デー
タをコントロールする。画像出力制御信号はonの場合
には画像データで出力する。画像出力制御信号はoff
の場合には、画像データをカットして、空白のデータで
出力する。図10の(a)に示す画像原稿に対して、処
理部5の画像編集の結果は、図10の(b)に示すよう
になる。
【0028】(1)利用者が操作パネル8でモードとサ
イズデータを指定すると、コントロ−ラ7を介して、ま
ずCPU5Pはこれらのデータをレジスタ5bにセット
しておく。モード設定回路5dはモードのデータに基づ
いて出力onデータを選択して、出力on領域データと
して出力する。出力offデータは計算回路5cに入力
し、出力on/off制御信号がonの時のみ1回デク
レメントする。その結果をモ−ド設定回路5dに出力す
る。モ−ド設定回路5dは、このデータを出力off領
域データに出力する。
イズデータを指定すると、コントロ−ラ7を介して、ま
ずCPU5Pはこれらのデータをレジスタ5bにセット
しておく。モード設定回路5dはモードのデータに基づ
いて出力onデータを選択して、出力on領域データと
して出力する。出力offデータは計算回路5cに入力
し、出力on/off制御信号がonの時のみ1回デク
レメントする。その結果をモ−ド設定回路5dに出力す
る。モ−ド設定回路5dは、このデータを出力off領
域データに出力する。
【0029】また、スキャナを動かして原稿画像データ
を出力し、シェーディング補正2,γ変換3,画質処理
4を経て、特殊編集効果処理部5に入力する。これと同
時に、画像同期信号によって、副走査カウンタ5aが画
像データのライン数をカウントし、その結果を計算回路
5eに出力する。計算回路5eでは、1ページの内に出
力on領域データに対応するライン数に出力制御信号を
onにし、出力off領域データに対応するライン数に
出力制御信号をoffにする。その制御信号を画像出力
ゲ−ト5fに出力する。また、画像出力ゲ−ト5fでは
この画像出力制御信号の状態に基づいて画像の出力デー
タをコントロールする。画像出力制御信号はonの場合
には画像データで出力する。画像出力制御信号はoff
の場合には、画像データをカットして、空白のデータで
出力する。図10の(a)に示す画像原稿に対して、処
理部5の画像編集の結果は図10の(c)に示すような
る。
を出力し、シェーディング補正2,γ変換3,画質処理
4を経て、特殊編集効果処理部5に入力する。これと同
時に、画像同期信号によって、副走査カウンタ5aが画
像データのライン数をカウントし、その結果を計算回路
5eに出力する。計算回路5eでは、1ページの内に出
力on領域データに対応するライン数に出力制御信号を
onにし、出力off領域データに対応するライン数に
出力制御信号をoffにする。その制御信号を画像出力
ゲ−ト5fに出力する。また、画像出力ゲ−ト5fでは
この画像出力制御信号の状態に基づいて画像の出力デー
タをコントロールする。画像出力制御信号はonの場合
には画像データで出力する。画像出力制御信号はoff
の場合には、画像データをカットして、空白のデータで
出力する。図10の(a)に示す画像原稿に対して、処
理部5の画像編集の結果は図10の(c)に示すような
る。
【0030】(2)利用者が操作パネル8でモードとサ
イズデータを指定すると、コントロ−ラを介して、まず
CPU5Pはこれらのデータをレジスタ5bにセットし
ておく。モード設定回路5dはモードのデータに基づい
て出力onデータを選択して、出力on領域データとし
て出力する。出力offデータは計算回路5cに入力
し、副走査カウンタの出力結果による前半ページと後半
ページを判断する。前半ページにある場合に、出力on
/off制御信号がonの時のみ1回インクレメントす
る。後半ページにある場合に、出力on/off制御信
号がonの時のみ1回デクレメントする。その結果をモ
−ド設定回路5dに出力する。モ−ド設定回路5dは、
このデータを出力off領域データに出力する。
イズデータを指定すると、コントロ−ラを介して、まず
CPU5Pはこれらのデータをレジスタ5bにセットし
ておく。モード設定回路5dはモードのデータに基づい
て出力onデータを選択して、出力on領域データとし
て出力する。出力offデータは計算回路5cに入力
し、副走査カウンタの出力結果による前半ページと後半
ページを判断する。前半ページにある場合に、出力on
/off制御信号がonの時のみ1回インクレメントす
る。後半ページにある場合に、出力on/off制御信
号がonの時のみ1回デクレメントする。その結果をモ
−ド設定回路5dに出力する。モ−ド設定回路5dは、
このデータを出力off領域データに出力する。
【0031】また、スキャナを動かして原稿画像データ
を出力し、シェーディング補正2,γ変換3,画質処理
4を経て、特殊編集効果処理部5に入力する。これと同
時に、画像同期信号によって、副走査カウンタ5aが画
像データのライン数をカウントし、その結果を計算回路
5eに出力する。計算回路5eでは、1ページの内に出
力on領域データに対応するライン数に出力制御信号を
onにし、出力off領域データに対応するライン数に
出力制御信号をoffにする。その制御信号を画像出力
ゲ−ト5fに出力する。また、画像出力ゲ−ト5fでは
この画像出力制御信号の状態に基づいて画像の出力デー
タをコントロールする。画像出力制御信号はonの場合
には画像データで出力する。画像出力制御信号はoff
の場合には、画像データをカットして、空白のデータで
出力する。図10の(a)に示す画像原稿に対して、処
理部5による画像編集の結果は、図10の(d)に示す
ようになる。
を出力し、シェーディング補正2,γ変換3,画質処理
4を経て、特殊編集効果処理部5に入力する。これと同
時に、画像同期信号によって、副走査カウンタ5aが画
像データのライン数をカウントし、その結果を計算回路
5eに出力する。計算回路5eでは、1ページの内に出
力on領域データに対応するライン数に出力制御信号を
onにし、出力off領域データに対応するライン数に
出力制御信号をoffにする。その制御信号を画像出力
ゲ−ト5fに出力する。また、画像出力ゲ−ト5fでは
この画像出力制御信号の状態に基づいて画像の出力デー
タをコントロールする。画像出力制御信号はonの場合
には画像データで出力する。画像出力制御信号はoff
の場合には、画像データをカットして、空白のデータで
出力する。図10の(a)に示す画像原稿に対して、処
理部5による画像編集の結果は、図10の(d)に示す
ようになる。
【0032】(3)利用者が操作パネル8でモードとサ
イズデータを指定すると、コントロ−ラを介して、まず
CPU5Pはこれらのデータをレジスタ5bにセットし
ておく。モード設定回路5dはモードのデータに基づい
て出力onデータを選択して、出力on領域データとし
て出力する。出力offデータは計算回路5cに入力
し、副走査カウンタの出力結果による前半ページと後半
ページを判断する。前半ページにある場合に、出力on
/off制御信号がonの時のみ1回デクレメントす
る。後半ページにある場合に、出力on/off制御信
号がonの時のみ1回インクレメントする。その結果を
モ−ド設定回路5dに出力する。モ−ド設定回路5d
は、このデータを出力off領域データに出力する。
イズデータを指定すると、コントロ−ラを介して、まず
CPU5Pはこれらのデータをレジスタ5bにセットし
ておく。モード設定回路5dはモードのデータに基づい
て出力onデータを選択して、出力on領域データとし
て出力する。出力offデータは計算回路5cに入力
し、副走査カウンタの出力結果による前半ページと後半
ページを判断する。前半ページにある場合に、出力on
/off制御信号がonの時のみ1回デクレメントす
る。後半ページにある場合に、出力on/off制御信
号がonの時のみ1回インクレメントする。その結果を
モ−ド設定回路5dに出力する。モ−ド設定回路5d
は、このデータを出力off領域データに出力する。
【0033】また、スキャナを動かして原稿画像データ
を出力し、シェーディング補正2,γ変換3,画質処理
4を経て、特殊編集効果処理部5に入力する。これと同
時に、画像同期信号によって、副走査カウンタ5aが画
像データのライン数をカウントし、その結果を計算回路
5eに出力する。計算回路5eでは、1ページの内に出
力on領域データに対応するライン数に出力制御信号を
onにし、出力off領域データに対応するライン数に
出力制御信号をoffにする。その制御信号を画像出力
ゲ−ト5fに出力する。また、画像出力ゲ−ト5fでは
この画像出力制御信号の状態に基づいて画像の出力デー
タをコントロールする。画像出力制御信号はonの場合
には画像データで出力する。画像出力制御信号はoff
の場合には、画像データをカットして、空白のデータで
出力する。図10の(a)に示す画像原稿に対して、処
理部5による画像編集の結果は、図10の(e)に示す
ようになる。
を出力し、シェーディング補正2,γ変換3,画質処理
4を経て、特殊編集効果処理部5に入力する。これと同
時に、画像同期信号によって、副走査カウンタ5aが画
像データのライン数をカウントし、その結果を計算回路
5eに出力する。計算回路5eでは、1ページの内に出
力on領域データに対応するライン数に出力制御信号を
onにし、出力off領域データに対応するライン数に
出力制御信号をoffにする。その制御信号を画像出力
ゲ−ト5fに出力する。また、画像出力ゲ−ト5fでは
この画像出力制御信号の状態に基づいて画像の出力デー
タをコントロールする。画像出力制御信号はonの場合
には画像データで出力する。画像出力制御信号はoff
の場合には、画像データをカットして、空白のデータで
出力する。図10の(a)に示す画像原稿に対して、処
理部5による画像編集の結果は、図10の(e)に示す
ようになる。
【0034】特殊編集効果処理部5の、上述の各種機能
は、CPU5Pによってもたらされるものである。機能
詳細は、図7〜図10を参照して後述する。
は、CPU5Pによってもたらされるものである。機能
詳細は、図7〜図10を参照して後述する。
【0035】(6)プロッタ6
プロッタ6は、8ビットの画像データと2ビットの位相
データに基づいて画像を紙に印刷する。
データに基づいて画像を紙に印刷する。
【0036】ここで特殊編集効果処理部5のCPU5P
の処理動作を、図7〜図10を参照して詳細に説明す
る。
の処理動作を、図7〜図10を参照して詳細に説明す
る。
【0037】まず図7を参照する。CPU5Pは、デ−
タ入力があると、それをレジスタに格納する(ステップ
1&2)。なお、以下においては、カッコ内には、「ス
テップ」という語を省略してステップNo.数字のみを
記す。主要なデ−タと制御信号を次の表1に記す。
タ入力があると、それをレジスタに格納する(ステップ
1&2)。なお、以下においては、カッコ内には、「ス
テップ」という語を省略してステップNo.数字のみを
記す。主要なデ−タと制御信号を次の表1に記す。
【0038】
【表1】
【0039】デ−タRPCは、空白パタ−ン処理をする
か否かを指定するものであり、利用者が操作パネル8で
空白パタ−ン処理を指定するとこのデ−タRPC=H
が、コントロ−ラ7を介してCPU5Pに与えられ、C
PU5PはレジスタRPC(内部メモリの一領域)にH
を書込む。利用者が操作パネル8で空白パタ−ン処理の
解除を入力すると、CPU5PはレジスタRPCをクリ
ア(Lを書込み)する。デ−タRYSは、空白パタ−ン
処理開始位置(副走査位置)RYSを指定するものであ
り、利用者が操作パネル8でこれを入力するとCPU5
PはレジスタRYSに書込む(1,2)。デ−タRYE
は、空白パタ−ン処理終了位置(副走査位置)RYEを
指定するものであり、利用者が操作パネル8でこれを入
力するとCPU5PはレジスタRYEに書込む(1,
2)。
か否かを指定するものであり、利用者が操作パネル8で
空白パタ−ン処理を指定するとこのデ−タRPC=H
が、コントロ−ラ7を介してCPU5Pに与えられ、C
PU5PはレジスタRPC(内部メモリの一領域)にH
を書込む。利用者が操作パネル8で空白パタ−ン処理の
解除を入力すると、CPU5PはレジスタRPCをクリ
ア(Lを書込み)する。デ−タRYSは、空白パタ−ン
処理開始位置(副走査位置)RYSを指定するものであ
り、利用者が操作パネル8でこれを入力するとCPU5
PはレジスタRYSに書込む(1,2)。デ−タRYE
は、空白パタ−ン処理終了位置(副走査位置)RYEを
指定するものであり、利用者が操作パネル8でこれを入
力するとCPU5PはレジスタRYEに書込む(1,
2)。
【0040】デ−タRMMは、指定ブロック内を空白
(画像デ−タカット)とするか、逆に指定ブロック外を
空白とするかを指定するデ−タであり、利用者が操作パ
ネル8でブロック内空白を指定するとRMM=Hが、ブ
ロック外空白を指定するとRMM=Lが、コントロ−ラ
7を介してCPU5Pに与えられ、CPU5PはRMM
=HのときにはレジスタRMMにHを、RMM=Lのと
きにはレジスタRMMにLを書込む。
(画像デ−タカット)とするか、逆に指定ブロック外を
空白とするかを指定するデ−タであり、利用者が操作パ
ネル8でブロック内空白を指定するとRMM=Hが、ブ
ロック外空白を指定するとRMM=Lが、コントロ−ラ
7を介してCPU5Pに与えられ、CPU5PはRMM
=HのときにはレジスタRMMにHを、RMM=Lのと
きにはレジスタRMMにLを書込む。
【0041】デ−タRBWは、空白ブロック(又は画像
摘出ブロック)の幅(ライン数)RBWを指定するもの
であり、利用者が操作パネル8でこれを入力するとCP
U5PはレジスタRBWに書込む(1,2)。デ−タR
IGは、空白パタ−ン処理の第1ブロックと第2ブロッ
クの間の空隙幅(ライン数)を指定するものであり、利
用者が操作パネル8でこれを入力するとCPU5Pはレ
ジスタRIGに書込む(1,2)。
摘出ブロック)の幅(ライン数)RBWを指定するもの
であり、利用者が操作パネル8でこれを入力するとCP
U5PはレジスタRBWに書込む(1,2)。デ−タR
IGは、空白パタ−ン処理の第1ブロックと第2ブロッ
クの間の空隙幅(ライン数)を指定するものであり、利
用者が操作パネル8でこれを入力するとCPU5Pはレ
ジスタRIGに書込む(1,2)。
【0042】デ−タRGPは、副走査が第1ブロック,
第2ブロック,・・・と進行するに伴って、ブロック間
空隙幅を増やす増分(ライン数)を表わすものであり、
利用者が操作パネル8でこれを入力するとCPU5Pは
レジスタRGPに書込む(1,2)。デ−タRCMは、
空白パタ−ン分布モ−ドを指定するものであり、RCM
=0は単純インクレメント(図10の(b))を指定
し、RCM=1は単純デクレメント(図10の(c))
を指定し、RCM=2は前半はインクレメント後半はデ
クレメクト(図10の(d))を指定し、RCM=3は
前半はデクレメント後半はインクレメクト(図10の
(e))を指定する。このデ−タRCMの入力があると
CPU5PはレジスタRCMに書込む(1,2)。
第2ブロック,・・・と進行するに伴って、ブロック間
空隙幅を増やす増分(ライン数)を表わすものであり、
利用者が操作パネル8でこれを入力するとCPU5Pは
レジスタRGPに書込む(1,2)。デ−タRCMは、
空白パタ−ン分布モ−ドを指定するものであり、RCM
=0は単純インクレメント(図10の(b))を指定
し、RCM=1は単純デクレメント(図10の(c))
を指定し、RCM=2は前半はインクレメント後半はデ
クレメクト(図10の(d))を指定し、RCM=3は
前半はデクレメント後半はインクレメクト(図10の
(e))を指定する。このデ−タRCMの入力があると
CPU5PはレジスタRCMに書込む(1,2)。
【0043】SCSは処理指示信号(制御信号)であ
り、コントロ−ラ7がCPU5Pに与える。SCS=H
は、1頁の原稿領域内の画像デ−タの送出中を意味す
る。この制御信号の外に、副走査同期信号(1ライン主
走査の開始時に1パルス発生されるライン同期パルス)
YpがCPU5Pに与えられる。
り、コントロ−ラ7がCPU5Pに与える。SCS=H
は、1頁の原稿領域内の画像デ−タの送出中を意味す
る。この制御信号の外に、副走査同期信号(1ライン主
走査の開始時に1パルス発生されるライン同期パルス)
YpがCPU5Pに与えられる。
【0044】なお、CPU5Pは、それに電源が投入さ
れた直後に、表1に示すデフォルト値(標準値)を上述
の各レジスタに書込む。上述のようにデ−タ入力があっ
たときには、レジスタのデ−タを書替えることになる。
れた直後に、表1に示すデフォルト値(標準値)を上述
の各レジスタに書込む。上述のようにデ−タ入力があっ
たときには、レジスタのデ−タを書替えることになる。
【0045】再度図7を参照する。コントロ−ラ7が与
える処理指示信号SCSがHになるとCPU5Pは、レ
ジスタRPCのデ−タRPCがH(空白パタ−ン処理指
定)であるかをチェックする(3,4)。RPC=L
(空白パタ−ン処理なし)であるとCPU5Pは、画像
出力ゲ−ト5fへの出力をH(画像デ−タの通過:空白
処理なし)に設定する(5)。したがって、RPC=L
(空白パタ−ン処理なし)のときには、特殊編集効果処
理部5に到来する画像デ−タはすべてそのまま該処理部
5を通過してプロッタ6に与えられる。
える処理指示信号SCSがHになるとCPU5Pは、レ
ジスタRPCのデ−タRPCがH(空白パタ−ン処理指
定)であるかをチェックする(3,4)。RPC=L
(空白パタ−ン処理なし)であるとCPU5Pは、画像
出力ゲ−ト5fへの出力をH(画像デ−タの通過:空白
処理なし)に設定する(5)。したがって、RPC=L
(空白パタ−ン処理なし)のときには、特殊編集効果処
理部5に到来する画像デ−タはすべてそのまま該処理部
5を通過してプロッタ6に与えられる。
【0046】−画像走査が、原稿始端から第1ブロック
に至るまでの処理− RPC=H(空白パタ−ン処理指定)であるとCPU5
Pは、ライン数カウントレジスタRCYをクリアし(3
−4−6)、レジスタRSSにレジスタRYSのデ−タ
RYS(空白処理開始位置)を書込み(7)、レジスタ
RGGにはレジスタRIGのデ−タRIG(第1/第2
ブロック間空隙)を書込み(8)、レジスタRMMのデ
−タがHかをチェックする(9)。
に至るまでの処理− RPC=H(空白パタ−ン処理指定)であるとCPU5
Pは、ライン数カウントレジスタRCYをクリアし(3
−4−6)、レジスタRSSにレジスタRYSのデ−タ
RYS(空白処理開始位置)を書込み(7)、レジスタ
RGGにはレジスタRIGのデ−タRIG(第1/第2
ブロック間空隙)を書込み(8)、レジスタRMMのデ
−タがHかをチェックする(9)。
【0047】RMM=H(ブロック内空白が指定されて
いる)であると、これはブロック(図10の(b)〜
(e)において外枠で示す原稿の内部の各短冊形の領
域:ただし、原稿の横幅全体に及ぶ)内を白抜きしブロ
ック外を画像そのままとする指定であるので、この段階
では画像走査が原稿の始端(左上コ−ナ:ブロック外)
であるので、ブロック外を画像そのままとするため、画
像出力ゲ−ト5fへの出力をH(画像デ−タの通過)に
設定する(10)。
いる)であると、これはブロック(図10の(b)〜
(e)において外枠で示す原稿の内部の各短冊形の領
域:ただし、原稿の横幅全体に及ぶ)内を白抜きしブロ
ック外を画像そのままとする指定であるので、この段階
では画像走査が原稿の始端(左上コ−ナ:ブロック外)
であるので、ブロック外を画像そのままとするため、画
像出力ゲ−ト5fへの出力をH(画像デ−タの通過)に
設定する(10)。
【0048】RMM=L(ブロック外空白が指定されて
いる)であると、これはブロック(図10の(b)〜
(e)において外枠で示す用紙の内部の各短冊形の領
域:ただし、用紙の横幅全体に及ぶ)内の画像を残し、
ブロック外を白とする指定であるので、この段階では画
像走査が用紙の始端(左上コ−ナ:ブロック外)である
ので、ブロック外を白とするため、画像出力ゲ−ト5f
への出力をL(画像デ−タの遮断)に設定する(1
1)。
いる)であると、これはブロック(図10の(b)〜
(e)において外枠で示す用紙の内部の各短冊形の領
域:ただし、用紙の横幅全体に及ぶ)内の画像を残し、
ブロック外を白とする指定であるので、この段階では画
像走査が用紙の始端(左上コ−ナ:ブロック外)である
ので、ブロック外を白とするため、画像出力ゲ−ト5f
への出力をL(画像デ−タの遮断)に設定する(1
1)。
【0049】その後CPU5Pは、ライン同期パルスY
pが到来す毎にカウントレジスタRCYのデ−タを1イ
ンクレメントして(12,14)、レジスタRCYのデ
−タRCYがレジスタRSSのデ−タRSS(この段階
ではステップ7により、RSS=RYS)に合致した
(画像走査が第1ブロックの始点となった)かをチェッ
クする(15)。
pが到来す毎にカウントレジスタRCYのデ−タを1イ
ンクレメントして(12,14)、レジスタRCYのデ
−タRCYがレジスタRSSのデ−タRSS(この段階
ではステップ7により、RSS=RYS)に合致した
(画像走査が第1ブロックの始点となった)かをチェッ
クする(15)。
【0050】−画像走査が、第1ブロックの始端から終
端に至るまでの処理− 画像走査が第1ブロックの始点に達する(RCY=RS
Sとなる)と、CPU5Pは、レジスタRMMのデ−タ
がHかをチェックして(16)、RMM=H(ブロック
内空白)であると、画像出力ゲ−ト5fへの出力をL
(画像デ−タの遮断)に設定し(17)、RMM=L
(ブロック外空白)であると、画像出力ゲ−ト5fへの
出力をH(画像デ−タの通過)に設定する(18)。
端に至るまでの処理− 画像走査が第1ブロックの始点に達する(RCY=RS
Sとなる)と、CPU5Pは、レジスタRMMのデ−タ
がHかをチェックして(16)、RMM=H(ブロック
内空白)であると、画像出力ゲ−ト5fへの出力をL
(画像デ−タの遮断)に設定し(17)、RMM=L
(ブロック外空白)であると、画像出力ゲ−ト5fへの
出力をH(画像デ−タの通過)に設定する(18)。
【0051】次にCPU5Pは、図8を参照すると、ラ
イン同期パルスYpが到来す毎にカウントレジスタRC
Yのデ−タを1インクレメントして(19,21)、レ
ジスタRCYのデ−タRCYがレジスタRSSのデ−タ
RSS+RBWに合致した(画像走査が第1ブロックの
終点となった)かをチェックする(22)。
イン同期パルスYpが到来す毎にカウントレジスタRC
Yのデ−タを1インクレメントして(19,21)、レ
ジスタRCYのデ−タRCYがレジスタRSSのデ−タ
RSS+RBWに合致した(画像走査が第1ブロックの
終点となった)かをチェックする(22)。
【0052】−画像走査が、第1空隙の始端から終端に
至るまでの処理− 画像走査が第1ブロックの終点に達する(RCY=RS
S+RBWとなる)と、CPU5Pは、レジスタRSS
のデ−タをRCY=RSS+RBWに更新し(23)、
レジスタRMMのデ−タがHかをチェックして(2
4)、RMM=H(ブロック内空白=ブロック外は画
像)であると、画像出力ゲ−ト5fへの出力をH(画像
デ−タの通過)に設定し(25)、RMM=L(ブロッ
ク外空白)であると、画像出力ゲ−ト5fへの出力をL
(画像デ−タの遮断)に設定する(26)。 次にCP
U5Pは、ライン同期パルスYpが到来す毎にカウント
レジスタRCYのデ−タを1インクレメントして(2
7,29)、レジスタRCYのデ−タRCYがレジスタ
RSSのデ−タRSS+RGGに合致した(画像走査が
第1空隙の終点となった)かをチェックする(30)。
至るまでの処理− 画像走査が第1ブロックの終点に達する(RCY=RS
S+RBWとなる)と、CPU5Pは、レジスタRSS
のデ−タをRCY=RSS+RBWに更新し(23)、
レジスタRMMのデ−タがHかをチェックして(2
4)、RMM=H(ブロック内空白=ブロック外は画
像)であると、画像出力ゲ−ト5fへの出力をH(画像
デ−タの通過)に設定し(25)、RMM=L(ブロッ
ク外空白)であると、画像出力ゲ−ト5fへの出力をL
(画像デ−タの遮断)に設定する(26)。 次にCP
U5Pは、ライン同期パルスYpが到来す毎にカウント
レジスタRCYのデ−タを1インクレメントして(2
7,29)、レジスタRCYのデ−タRCYがレジスタ
RSSのデ−タRSS+RGGに合致した(画像走査が
第1空隙の終点となった)かをチェックする(30)。
【0053】−画像走査が、第2ブロックの始端から終
端に至るまでの処理− 画像走査が第1空隙の終点に達する(RCY=RSS+
RGGとなる)と、CPU5Pは、レジスタRSSにR
CY=RSS+RGGを書込み(31)、レジスタRM
Mのデ−タがHかをチェックして(32)、RMM=H
(ブロック内空白)であると、画像出力ゲ−ト5fへの
出力をL(画像デ−タの遮断)に設定し(33)、RM
M=L(ブロック外空白)であると、画像出力ゲ−ト5
fへの出力をH(画像デ−タの通過)に設定する(3
4)。
端に至るまでの処理− 画像走査が第1空隙の終点に達する(RCY=RSS+
RGGとなる)と、CPU5Pは、レジスタRSSにR
CY=RSS+RGGを書込み(31)、レジスタRM
Mのデ−タがHかをチェックして(32)、RMM=H
(ブロック内空白)であると、画像出力ゲ−ト5fへの
出力をL(画像デ−タの遮断)に設定し(33)、RM
M=L(ブロック外空白)であると、画像出力ゲ−ト5
fへの出力をH(画像デ−タの通過)に設定する(3
4)。
【0054】次にCPU5Pは、レジスタRCMのデ−
タが0〜3のいずれであるかをチェックする。
タが0〜3のいずれであるかをチェックする。
【0055】レジスタRCMのデ−タが0(図10の
(b)に示す単純インクレメント指定)であると、CP
U5Pは、レジスタRGGに、そのデ−タRGG(第1
空隙のライン数)にRGP(空隙長の1ステップ変更
量)を加えた和を更新書込みする(36)。これによ
り、以後の処理により、第2空隙のライン数が、第1空
隙のライン数RIGにRGP(1ステップ分のライン
数)を加えたものとなり、第1空隙よりライン数RGP
分大きくなる。
(b)に示す単純インクレメント指定)であると、CP
U5Pは、レジスタRGGに、そのデ−タRGG(第1
空隙のライン数)にRGP(空隙長の1ステップ変更
量)を加えた和を更新書込みする(36)。これによ
り、以後の処理により、第2空隙のライン数が、第1空
隙のライン数RIGにRGP(1ステップ分のライン
数)を加えたものとなり、第1空隙よりライン数RGP
分大きくなる。
【0056】レジスタRCMのデ−タが1(図10の
(c)に示す単純デクレメント指定)であると、CPU
5Pは、レジスタRGGに、そのデ−タRGG(第1空
隙のライン数)よりRGP(1ステップ変更量)を減算
した差を更新書込みする(37)。これにより、以後の
処理により、第2空隙のライン数が、第1空隙のライン
数RIGよりRGP(1ステップ変更量)を差し引いた
ものとなり、第1空隙よりライン数RGP分小さくな
る。
(c)に示す単純デクレメント指定)であると、CPU
5Pは、レジスタRGGに、そのデ−タRGG(第1空
隙のライン数)よりRGP(1ステップ変更量)を減算
した差を更新書込みする(37)。これにより、以後の
処理により、第2空隙のライン数が、第1空隙のライン
数RIGよりRGP(1ステップ変更量)を差し引いた
ものとなり、第1空隙よりライン数RGP分小さくな
る。
【0057】レジスタRCMのデ−タが2(図10の
(d)に示す前半インクレメント/後半デクレメント指
定)であると、CPU5Pは、図9を参照すると、画像
走査が空白処理領域(RYSからRYEまで)の前半領
域か後半領域かをチェックして(38)、前半領域であ
ると、レジスタRGGに、そのデ−タRGG(第1空隙
のライン数)にRGP(空隙長の1ステップ変更量)を
加えた和を更新書込みする(39)。これにより、以後
の処理により、第2空隙のライン数が、第1空隙のライ
ン数RIGにRGP(1ステップ分のライン数)を加え
たものとなり、第1空隙よりライン数RGP分大きくな
る。後半領域であると、レジスタRGGに、そのデ−タ
RGG(第1空隙のライン数)よりRGP(1ステップ
変更量)を減算した差を更新書込みする(40)。これ
により、以後の処理により、第2空隙のライン数が、第
1空隙のライン数RIGよりRGP(1ステップ変更
量)を差し引いたものとなり、第1空隙よりライン数R
GP分小さくなる。
(d)に示す前半インクレメント/後半デクレメント指
定)であると、CPU5Pは、図9を参照すると、画像
走査が空白処理領域(RYSからRYEまで)の前半領
域か後半領域かをチェックして(38)、前半領域であ
ると、レジスタRGGに、そのデ−タRGG(第1空隙
のライン数)にRGP(空隙長の1ステップ変更量)を
加えた和を更新書込みする(39)。これにより、以後
の処理により、第2空隙のライン数が、第1空隙のライ
ン数RIGにRGP(1ステップ分のライン数)を加え
たものとなり、第1空隙よりライン数RGP分大きくな
る。後半領域であると、レジスタRGGに、そのデ−タ
RGG(第1空隙のライン数)よりRGP(1ステップ
変更量)を減算した差を更新書込みする(40)。これ
により、以後の処理により、第2空隙のライン数が、第
1空隙のライン数RIGよりRGP(1ステップ変更
量)を差し引いたものとなり、第1空隙よりライン数R
GP分小さくなる。
【0058】レジスタRCMのデ−タが3(図10の
(e)に示す前半デクレメント/後半インクレメント指
定)であると、CPU5Pは、図9を参照すると、画像
走査が空白処理領域(RYSからRYEまで)の前半領
域か後半領域かをチェックして(41)、前半領域であ
ると、レジスタRGGに、そのデ−タRGG(第1空隙
のライン数)よりRGP(1ステップ変更量)を減算し
た差を更新書込みする(42)。これにより、以後の処
理により、第2空隙のライン数が、第1空隙のライン数
RIGよりRGP(1ステップ変更量)を差し引いたも
のとなり、第1空隙よりライン数RGP分小さくなる。
後半領域であると、レジスタRGGに、そのデ−タRG
G(第1空隙のライン数)にRGP(空隙長の1ステッ
プ変更量)を加えた和を更新書込みする(43)。これ
により、以後の処理により、第2空隙のライン数が、第
1空隙のライン数RIGにRGP(1ステップ分のライ
ン数)を加えたものとなり、第1空隙よりライン数RG
P分大きくなる。
(e)に示す前半デクレメント/後半インクレメント指
定)であると、CPU5Pは、図9を参照すると、画像
走査が空白処理領域(RYSからRYEまで)の前半領
域か後半領域かをチェックして(41)、前半領域であ
ると、レジスタRGGに、そのデ−タRGG(第1空隙
のライン数)よりRGP(1ステップ変更量)を減算し
た差を更新書込みする(42)。これにより、以後の処
理により、第2空隙のライン数が、第1空隙のライン数
RIGよりRGP(1ステップ変更量)を差し引いたも
のとなり、第1空隙よりライン数RGP分小さくなる。
後半領域であると、レジスタRGGに、そのデ−タRG
G(第1空隙のライン数)にRGP(空隙長の1ステッ
プ変更量)を加えた和を更新書込みする(43)。これ
により、以後の処理により、第2空隙のライン数が、第
1空隙のライン数RIGにRGP(1ステップ分のライ
ン数)を加えたものとなり、第1空隙よりライン数RG
P分大きくなる。
【0059】次にCPU5Pは、図8を参照すると、ラ
イン同期パルスYpが到来す毎にカウントレジスタRC
Yのデ−タを1インクレメントして(19,21)、レ
ジスタRCYのデ−タRCYがレジスタRSSのデ−タ
RSS+RBWに合致した(画像走査が第2ブロックの
終点となった)かをチェックする(22)。
イン同期パルスYpが到来す毎にカウントレジスタRC
Yのデ−タを1インクレメントして(19,21)、レ
ジスタRCYのデ−タRCYがレジスタRSSのデ−タ
RSS+RBWに合致した(画像走査が第2ブロックの
終点となった)かをチェックする(22)。
【0060】−画像走査が、第2空隙の始端から終端に
至るまでの処理− 画像走査が第2ブロックの終点に達する(RCY=RS
S+RBWとなる)と、CPU5Pは、レジスタRSS
のデ−タをRCY=RSS+RBWに更新し(23)、
レジスタRMMのデ−タがHかをチェックして(2
4)、RMM=H(ブロック内空白=ブロック外は画
像)であると、画像出力ゲ−ト5fへの出力をH(画像
デ−タの通過)に設定し(25)、RMM=L(ブロッ
ク外空白)であると、画像出力ゲ−ト5fへの出力をL
(画像デ−タの遮断)に設定する(26)。 次にCP
U5Pは、ライン同期パルスYpが到来す毎にカウント
レジスタRCYのデ−タを1インクレメントして(2
7,29)、レジスタRCYのデ−タRCYがレジスタ
RSSのデ−タRSS+RGGに合致した(画像走査が
第2空隙の終点となった)かをチェックする(30)。
至るまでの処理− 画像走査が第2ブロックの終点に達する(RCY=RS
S+RBWとなる)と、CPU5Pは、レジスタRSS
のデ−タをRCY=RSS+RBWに更新し(23)、
レジスタRMMのデ−タがHかをチェックして(2
4)、RMM=H(ブロック内空白=ブロック外は画
像)であると、画像出力ゲ−ト5fへの出力をH(画像
デ−タの通過)に設定し(25)、RMM=L(ブロッ
ク外空白)であると、画像出力ゲ−ト5fへの出力をL
(画像デ−タの遮断)に設定する(26)。 次にCP
U5Pは、ライン同期パルスYpが到来す毎にカウント
レジスタRCYのデ−タを1インクレメントして(2
7,29)、レジスタRCYのデ−タRCYがレジスタ
RSSのデ−タRSS+RGGに合致した(画像走査が
第2空隙の終点となった)かをチェックする(30)。
【0061】この第2空隙の処理においては、上述のス
テップ36,37,39又は40,もしくは、42又は
43の処理により、RCM=0(単純インクレメントモ
−ド)のときには、RGGが第1空隙のときよりもRG
P分大きくなっているので、第2空隙の副走査方向の長
さは、第1空隙の長さRIGよりもRGP分大きくな
る。RCM=1(単純デクレメントモ−ド)のときに
は、RGGが第1空隙のときよりもRGP分小さくなっ
ているので、第2空隙の副走査方向の長さは、第1空隙
の長さRIGよりもRGP分小さくなる。RCM=2
で、空白処理領域の前半のときには、第2空隙の副走査
方向の長さは、第1空隙の長さRIGよりもRGP分大
きくなる。RCM=3で、空白処理領域の前半のときに
は、第2空隙の副走査方向の長さは、第1空隙の長さR
IGよりもRGP分小さくなる。
テップ36,37,39又は40,もしくは、42又は
43の処理により、RCM=0(単純インクレメントモ
−ド)のときには、RGGが第1空隙のときよりもRG
P分大きくなっているので、第2空隙の副走査方向の長
さは、第1空隙の長さRIGよりもRGP分大きくな
る。RCM=1(単純デクレメントモ−ド)のときに
は、RGGが第1空隙のときよりもRGP分小さくなっ
ているので、第2空隙の副走査方向の長さは、第1空隙
の長さRIGよりもRGP分小さくなる。RCM=2
で、空白処理領域の前半のときには、第2空隙の副走査
方向の長さは、第1空隙の長さRIGよりもRGP分大
きくなる。RCM=3で、空白処理領域の前半のときに
は、第2空隙の副走査方向の長さは、第1空隙の長さR
IGよりもRGP分小さくなる。
【0062】−画像走査が、第3ブロック以降の各ブロ
ックの始端から終端に至るまでの処理− 上述の第2ブロックの始端から終端に至るまでの処理と
同様である。
ックの始端から終端に至るまでの処理− 上述の第2ブロックの始端から終端に至るまでの処理と
同様である。
【0063】−画像走査が、第3空隙以降の各空隙の始
端から終端に至るまでの処理− 上述のステップ36,37,39又は40,もしくは、
42又は43の処理により、第3空隙,第4空隙,・・
・と走査が進行する毎に、RGGが1ステップ(RG
P)分変更(インクレメント又はデクレメント)される
ので、先行の空隙よりも後行の空隙が1ステップ分大き
く又は小さくなる。すなわち、RCM=0(単純インク
レメントモ−ド)のときには順次1ステップ分大きくな
る(図10の(b))。RCM=1(単純デクレメン
ト)のときには順次1ステップ分小さくなる(図10の
(c))。RCM=2(前半インクレメント/後半デク
レメント)のときには、空白処理指定領域RYSからR
YEの前半では順次1ステップ分大きくなり、後半では
順次1ステップ分小さくなる(図10の(d))。RC
M=3(前半デクレメント/後半インクレメント)のと
きには、空白処理指定領域RYSからRYEの前半では
順次1ステップ分小さくなり、後半では順次1ステップ
分大きくなる(図10の(e))。
端から終端に至るまでの処理− 上述のステップ36,37,39又は40,もしくは、
42又は43の処理により、第3空隙,第4空隙,・・
・と走査が進行する毎に、RGGが1ステップ(RG
P)分変更(インクレメント又はデクレメント)される
ので、先行の空隙よりも後行の空隙が1ステップ分大き
く又は小さくなる。すなわち、RCM=0(単純インク
レメントモ−ド)のときには順次1ステップ分大きくな
る(図10の(b))。RCM=1(単純デクレメン
ト)のときには順次1ステップ分小さくなる(図10の
(c))。RCM=2(前半インクレメント/後半デク
レメント)のときには、空白処理指定領域RYSからR
YEの前半では順次1ステップ分大きくなり、後半では
順次1ステップ分小さくなる(図10の(d))。RC
M=3(前半デクレメント/後半インクレメント)のと
きには、空白処理指定領域RYSからRYEの前半では
順次1ステップ分小さくなり、後半では順次1ステップ
分大きくなる(図10の(e))。
【0064】いずれのモ−ド(図10の(b)〜
(e))においても、RMM=Hであるときには、図1
0の(b)〜(e)の各ブロック(塗り潰し領域:ただ
し、原稿幅全体に及ぶ)の内部が空白、外部が原稿画像
となるが、RMM=Lであるとその逆になる。すなわ
ち、RMM=Hであると、空白ブロック(図10の
(b)〜(e)の塗り潰し領域)の副走査方向の幅(R
BW)は一定で、空白ブロック間の空隙(画像)の副走
査方向の幅が、順次に増大又は減少した空白ブロック分
布が現われるが、RMM=Lであると、空白ブロック
(図10の(b)〜(e)の塗り潰し領域間の白領域)
の副走査方向の幅(RBW)が順次に増大又は減少し、
空白ブロック間の画像領域(図10の(b)〜(e)の
塗り潰し領域)の副走査方向の幅が一定の空白ブロック
分布が現われる。
(e))においても、RMM=Hであるときには、図1
0の(b)〜(e)の各ブロック(塗り潰し領域:ただ
し、原稿幅全体に及ぶ)の内部が空白、外部が原稿画像
となるが、RMM=Lであるとその逆になる。すなわ
ち、RMM=Hであると、空白ブロック(図10の
(b)〜(e)の塗り潰し領域)の副走査方向の幅(R
BW)は一定で、空白ブロック間の空隙(画像)の副走
査方向の幅が、順次に増大又は減少した空白ブロック分
布が現われるが、RMM=Lであると、空白ブロック
(図10の(b)〜(e)の塗り潰し領域間の白領域)
の副走査方向の幅(RBW)が順次に増大又は減少し、
空白ブロック間の画像領域(図10の(b)〜(e)の
塗り潰し領域)の副走査方向の幅が一定の空白ブロック
分布が現われる。
【0065】なお、ライン同期パルスYpの到来を待っ
ている間、CPU5Pは、SCS=HおよびRCY≦R
YEが同時に成立しているかをチェックしており(1
3,20,28)、これが成立しなくなると、すなわち
SCS=L:頁エンド、又は、RCY>RYE:空白処
理領域外、となると、画像出力ゲ−ト5fへの出力信号
を、画像デ−タ通過を指定するHとし、SCS=Lとな
るのを待って、デ−タ入力待ち(1)に復帰する
(5)。
ている間、CPU5Pは、SCS=HおよびRCY≦R
YEが同時に成立しているかをチェックしており(1
3,20,28)、これが成立しなくなると、すなわち
SCS=L:頁エンド、又は、RCY>RYE:空白処
理領域外、となると、画像出力ゲ−ト5fへの出力信号
を、画像デ−タ通過を指定するHとし、SCS=Lとな
るのを待って、デ−タ入力待ち(1)に復帰する
(5)。
【図1】 本発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】 図1に示すγ変換部3のγ変換テーブルに書
込んだデ−タが表わす画像デ−タ変換特性を示すグラフ
であり、横軸が入力画像デ−タ(アドレス)、縦軸が出
力画像デ−タ(アドレスに記憶されたデ−タ)を意味す
る。
込んだデ−タが表わす画像デ−タ変換特性を示すグラフ
であり、横軸が入力画像デ−タ(アドレス)、縦軸が出
力画像デ−タ(アドレスに記憶されたデ−タ)を意味す
る。
【図3】 図1に示すγ変換部3の構成の主要部を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】 図1に示す画質処理部4の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】 図4に示す誤差拡散処理部3bによって、注
目画像の画像デ−タ量子化誤差を周辺画素に分配する重
み分布を示す平面図であり、1つの升目が1画素に対応
する。
目画像の画像デ−タ量子化誤差を周辺画素に分配する重
み分布を示す平面図であり、1つの升目が1画素に対応
する。
【図6】 図1に示す特殊編集効果処理部5の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図7】 図6に示すCPU5Pの特殊編集処理動作の
一部を示すフロ−チャ−トである。
一部を示すフロ−チャ−トである。
【図8】 図6に示すCPU5Pの特殊編集処理動作の
一部を示すフロ−チャ−トである。
一部を示すフロ−チャ−トである。
【図9】 図6に示すCPU5Pの特殊編集処理動作の
残部を示すフロ−チャ−トである。
残部を示すフロ−チャ−トである。
【図10】 (a)は原稿上の画像分布を示す平面図、
(b),(c),(d)および(e)は、(a)に示す
原稿の画像デ−タを図6に示すCPU5Pが処理して図
1に示すプロッタ6でプリントアウトした画像を示す平
面図である。
(b),(c),(d)および(e)は、(a)に示す
原稿の画像デ−タを図6に示すCPU5Pが処理して図
1に示すプロッタ6でプリントアウトした画像を示す平
面図である。
1:スキャナ 2:シェーディング
補正部 3:γ変換部 4:画質処理部 5:特殊編集効果処理部 6:プロッタ
補正部 3:γ変換部 4:画質処理部 5:特殊編集効果処理部 6:プロッタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 木 村 鉄 也
東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株
式会社リコー内
(72)発明者 遠 藤 剛
東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株
式会社リコー内
(72)発明者 福 井 竜 司
東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株
式会社リコー内
(72)発明者 斉 藤 穣
東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株
式会社リコー内
(56)参考文献 特開 平4−373083(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 1/38 - 1/393
Claims (4)
- 【請求項1】 原稿画像をイメージセンサを用いて読み
取り、電気信号に変換した画像データに対して、編集処
理を行う画像処理装置において、主走査の全域と、副走
査の予め指定したサイズの幅によって定めた領域1と、
同じく主走査の全域と、副走査の予め指定したデータに
インクレメントしていくという可変なサイズの幅によっ
て定めた領域2に対して、領域1で画像データを出力す
る領域と領域2で画像データをカットして、空白で出力
する領域を交互に形成する画像処理装置。 - 【請求項2】 原稿画像をイメージセンサを用いて読み
取り、電気信号に変換した画像データに対して、編集処
理を行う画像処理装置において、主走査の全域と、副走
査の予め指定したサイズの幅によって定めた領域1と、
同じく主走査の全域と、副走査の予め指定したデータに
デクレメントしていくという可変なサイズの幅によって
定めた領域2に対して、領域1で画像データを出力する
領域と領域2で画像データをカットして、空白で出力す
る領域を交互に形成する画像処理装置。 - 【請求項3】 原稿画像をイメージセンサを用いて読み
取り、電気信号に変換した画像データに対して、編集処
理を行う画像処理装置において、主走査の全域と、副走
査の予め指定したサイズの幅によって定めた領域1と、
同じく主走査の全域と、副走査の予め指定したデータに
前半、インクレメントしていくことで、後半デクレメン
トしていくという可変なサイズの幅によって定めた領域
2に対して、領域1で画像データを出力する領域と領域
2で画像データをカットして、空白で出力する領域を交
互に形成する画像処理装置。 - 【請求項4】 原稿画像をイメージセンサを用いて読み
取り、電気信号に変換した画像データに対して、編集処
理を行う画像処理装置において、主走査の全域と、副走
査の予め指定したサイズの幅によって定めた領域1と、
同じく主走査の全域と、副走査の予め指定したデータに
前半、デクレメントしていくことで、後半インクレメン
トしていくという可変なサイズの幅によって定めた領域
2に対して、領域1で画像データを出力する領域と領域
2で画像データをカットして、空白で出力する領域を交
互に形成する画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21842595A JP3410875B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21842595A JP3410875B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0965106A JPH0965106A (ja) | 1997-03-07 |
JP3410875B2 true JP3410875B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=16719718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21842595A Expired - Fee Related JP3410875B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3410875B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP21842595A patent/JP3410875B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0965106A (ja) | 1997-03-07 |
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---|---|---|---|
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