JP3409798B2 - マスタスレーブネットワークシステム - Google Patents

マスタスレーブネットワークシステム

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JP3409798B2
JP3409798B2 JP18607392A JP18607392A JP3409798B2 JP 3409798 B2 JP3409798 B2 JP 3409798B2 JP 18607392 A JP18607392 A JP 18607392A JP 18607392 A JP18607392 A JP 18607392A JP 3409798 B2 JP3409798 B2 JP 3409798B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、マスタスレーブネッ
トワークシステムに関し、より特定的には、単一のマス
タ局に対して、複数台の端末装置が通信可能に結合され
たマスタスレーブネットワークシステムに関する。 【0002】 【従来の技術】上記のように、単一のマスタ局に対し
て、複数台の端末装置が通信可能に結合されたようなマ
スタスレーブネットワークシステムは、従来から種々の
分野において採用されている。例えば、工場の生産ライ
ンにおいては、生産ラインに沿って配置された複数台の
生産装置(端末装置)が通信回線を介してメインコンピ
ュータ(マスタ局)に接続されている。メインコンピュ
ータは、各生産装置から種々のデータ(例えば、各生産
装置の稼働状況を表すデータ)を収集して管理するとと
もに、各生産装置に対して種々のコマンドデータを送信
する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のマス
タスレーブネットワークシステムにおける端末装置は、
データ入力が終了し、マスタ局への入力データの送信が
完了すると、当該入力データを消去してしまうように構
成されていた。そのため、従来のシステムでは、マスタ
局が端末装置から送信されてきたデータ中に誤りを発見
し、端末装置にデータの再送を要求した場合、端末装置
側ではデータを再度入力し直す必要があった。キーボー
ド等によるデータの再入力は比較的容易であるが、外部
機器から通信で入力されるようなデータ、例えば測定器
からの測定データの再入力は、測定作業を再度実施する
必要があり極めて面倒である。また、状況によっては、
データを再入力できない場合も生じる。例えば、データ
が経時的に変化するような場合、同じデータを再度入力
することはできない。 【0004】それゆえに、この発明の目的は、マスタ局
へ送信したデータに誤りが発生した場合、入力データの
修正および再送が容易であり、しかも再送不能の状況を
回避し得るマタスレーブネットワークシステムを提供す
ることである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、単一のマスタ
局に対して、複数台の端末装置が通信可能に結合された
マスタスレーブネットワークシステムであって、各端末
装置は、入力データをマスタ局へ送信するためのデータ
送信手段と、データ送信手段によってマスタ局へ送信さ
れたデータを一時的に記憶するための送信済データ一時
記憶手段と、データ送信手段により送信されたデータに
誤りが発生したことに起因してマスタ局からデータ異常
メッセージが送信されてきたとき、送信済データ一時記
憶手段に記憶された送信済データを修正するためのデー
タ修正手段と、データ修正手段によって修正されたデー
タをマスタ局へ再送信するための再送信手段とを含む。 【0006】 【作用】本発明においては、データ送信手段によってマ
スタ局へ送信されたデータを送信済データ一時記憶手段
に一時的に記憶しておき、マスタ局からデータ異常メッ
セージが送信されてきたときは、この送信済データ一時
記憶手段に記憶された送信済データを修正して再送信す
るようにしている。これによって、マスタ局へ再送信す
る入力データの修正が容易であり、しかも再送不能の状
況を回避し得る。 【0007】 【実施例】図1は、この発明の一実施例に係るマスタス
レーブネットワークシステムの全体構成を示すブロック
図である。図1において、マスタ局1は、通信路(通信
ケーブル,光ファイバケーブル,無線通信路等)2を介
して、複数台のスレーブ局31〜3nと双方向通信可能
に結合される。マスタ局1は、メインコンピュータを含
み、各スレーブ局31〜3nから種々のデータを収集
し、各スレーブ局31〜3nの動作状況や異常の発生を
管理する。また、マスタ局1は、必要に応じて、各スレ
ーブ局31〜3nに各種のコマンドデータを送信する。 【0008】図2は、図1に示す各スレーブ局31〜3
nの構成を示す外観図である。図2において、スレーブ
局は、パーソナルコンピュータPCと被制御装置UCA
とを備えている。パーソナルコンピュータPCは、被制
御装置UCAを制御するものであり、本体装置300と
キー入力回路KBとCRT等の表示回路DPとを含む。 【0009】図3は、図1に示す各スレーブ局31〜3
nの電気的構成を示すブロック図である。図3におい
て、CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)
301は、システムバス(アドレスバスおよびデータバ
スを含む)302を介して、ROM(リード・オンリ・
メモリ)303,RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)304,通信回路305,被制御装置UCA,キー
入力回路KB,表示回路DPと接続される。ROM30
3には、CPU301のための動作プログラムが格納さ
れる。CPU301は、ROM303に格納された動作
プログラムに従って、種々の動作(例えば、通信回路3
05や被制御装置UCAや表示回路DPの制御)を行
う。RAM304は、CPU301のデータ処理に必要
な種々のデータを記憶する。通信回路305は、通信路
2を介して、マスタ局1と通信を行うための回路であ
る。被制御装置UCAには、本システムの用途に応じて
種々の回路が用いられる。例えば、本システムが工場の
生産ラインで用いられる場合は、被制御装置UCAとし
て生産装置等が用いられる。 【0010】図4は、図3に示すRAM304のアドレ
ス空間を示すメモリマップである。図4において、シス
テムワーク領域304aは、CPU301の作業領域と
して用いられる記憶領域である。また、入力データ格納
領域304bは、キー入力回路KBや被制御装置UCA
から入力されるデータを一時的に記憶するための領域で
ある。また、送信済データ格納領域304cは、マスタ
局1に送信済の入力データを一時的に記憶するための領
域である。 【0011】図5は、図3におけるCPU301が実行
する動作を示すフローチャートである。以下、この図5
を参照して、本実施例における各スレーブ局31〜3n
の動作を説明する。 【0012】図示しない電源が投入されると、スレーブ
局の動作がスタートする。まず、図5のステップS1に
おいて、CPU301は、マスタ局1からのデータの受
信処理を行う。次に、CPU301はマスタ局1からの
受信データの有無を判断する(ステップS2)。マスタ
局1からの受信データが存在しない場合は、ステップS
3に進み、CPU301はキー入力回路KBや被制御装
置UCAからのデータ入力の有無を判断する。キー入力
回路KBや被制御装置UCAからデータが入力されない
場合は、ステップS1の動作に戻り、CPU301は再
びマスタ局1からのデータの受信処理を行う。 【0013】一方、キー入力回路KBや被制御装置UC
Aからデータが入力された場合は、ステップS4に進
み、CPU301は当該入力データをRAM304の入
力データ格納領域304bにストアする。次に、CPU
301はキー入力回路KBまたは被制御装置UCAから
のデータ入力が完了したか否かを判断する(ステップS
5)。当該データ入力が完了するまで、このステップS
4の動作が繰り返される。キー入力回路KBまたは被制
御装置UCAからのデータ入力が完了すると、ステップ
S6に進み、CPU301は入力データ格納領域304
bにストアされた入力データを、通信回路305を介し
てマスタ局1へ送信する。その後、CPU301は入力
データ格納領域304bにストアされた送信済のデータ
をRAM304の送信済データ格納領域304cに転送
する(ステップS7)。これによって、マスタ局1へ送
信されたデータが一時的に送信済データ格納領域304
cに格納される。その後、ステップS1の動作に戻る。 【0014】ここで、マスタ局1側では、上記ステップ
S6でスレーブ局から送信されてきたデータをチェック
し、当該データ中に誤りが発生しているか否かを判定す
る。この判定の結果、当該データ中に誤りが発生してい
る場合は、マスタ局1は該当のスレーブ局に対して、デ
ータ異常メッセージを送信し、入力データの再送を要求
する。 【0015】マスタ局1からデータ異常メッセージが送
信されると、CPU301は、ステップS1およびS2
の動作を経由してステップS8において、マスタ局1か
らデータ異常メッセージが送信されてきたことを判断す
る。その後、CPU301は送信済データ格納領域30
4cに格納されている送信済のデータを再び入力データ
格納領域304bに転送する(ステップS9)。次に、
CPU301は入力データ格納領域304bに格納され
た送信済データを表示回路DPに表示させる(ステップ
S10)。続いて、CPU301は入力データ格納領域
304bに格納された送信済データに変更すべき点があ
るか否かを判断する(ステップS11)。送信済データ
に変更すべき点が無い場合(例えば、送信データの誤り
が通信中に発生した場合)、CPU301は入力データ
格納領域304bに格納された送信済データをマスタ局
1へ送信するとともに、当該送信データを再び送信済デ
ータ格納領域304cに転送する(ステップS6,S
7)。その後、ステップS1の動作に戻る。 【0016】一方、送信済データに変更すべき点が存在
する場合、CPU301は入力データ格納領域304b
に格納された送信済データの修正作業(データの変更や
編集等)を行う(ステップS12)。この修正作業は、
例えばオペレータがキー入力回路KBを操作することに
より行われる。また、送信済データの修正作業は、送信
済データに変更すべき点が無くなるまで行われる。この
修正作業が終了すると、CPU301は入力データ格納
領域304bに格納された送信済データをマスタ局1へ
送信するとともに、当該送信データを再び送信済データ
格納領域304cに転送する(ステップS6,S7)。
その後、ステップS1の動作に戻る。 【0017】なお、マスタ局1から送信されてきたデー
タがデータ異常メッセージではなくその他のコマンドデ
ータの場合、CPU301はステップS1,S2,S8
の動作を経由した後、ステップS13において当該コマ
ンドデータに対応する処理を実行する。その後、ステッ
プS1の動作に戻る。 【0018】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、データ
送信手段によってマスタ局へ送信されたデータを送信済
データ一時記憶手段に一時的に記憶しておき、マスタ局
からデータ異常メッセージが送信されてきたときは、こ
の送信済データ一時記憶手段に記憶された送信済データ
を修正してマスタ局に再送信するようにしているので、
全てのデータを再入力する必要がなくなり、データの再
入力作業を大幅に軽減し得る。また、測定器からの測定
データのようにデータの再入力が困難な場合には、誤り
が無い部分については送信済データ一時記憶手段に記憶
された送信済データを利用してデータの修正が行えるの
で、データの再送不能の状況が発生するのを回避でき
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例に係るマスタスレーブネッ
トワークシステムの全体構成を示すブロック図である。 【図2】図1に示す各スレーブ局の構成を示す外観図で
ある。 【図3】図1に示す各スレーブ局の電気的構成を示すブ
ロック図である。 【図4】図3に示すRAM304のアドレス空間を示す
メモリマップである。 【図5】図3に示すCPU301の動作を示すフローチ
ャートである。 【符号の説明】 1: マスタ局 2: 通信路 31〜3n: スレーブ局 301: CPU 303: ROM 304: RAM 305: 通信回路 UCA: 被制御装置 KB: キー入力回路 DP: 表示回路 304b: 入力データ格納領域 304c: 送信済データ格納領域

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 単一のマスタ局に対して、複数台の端末
    装置が通信可能に結合されたマスタスレーブネットワー
    クシステムであって、 各前記端末装置は、 入力データを前記マスタ局へ送信するためのデータ送信
    手段と、 前記データ送信手段によって前記マスタ局へ送信された
    データを一時的に記憶するための送信済データ一時記憶
    手段と、 前記データ送信手段により送信されたデータに誤りが発
    生したことに起因して前記マスタ局からデータ異常メッ
    セージが送信されてきたとき、前記送信済データ一時記
    憶手段に記憶された送信済データを修正するためのデー
    タ修正手段と、 前記データ修正手段によって修正されたデータを前記マ
    スタ局へ再送信するための再送信手段とを含む、マスタ
    スレーブネットワークシステム。
JP18607392A 1992-06-19 1992-06-19 マスタスレーブネットワークシステム Expired - Lifetime JP3409798B2 (ja)

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