JP3409459B2 - シートの取付け構造 - Google Patents

シートの取付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、車体へのシートの取
付け構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のシートの取付け構造を図
4及び図5に示す(特開平3−16836号公報参
照)。 【0003】図4に示すように、シート101は、着座
者の尻部を支持するシートクッション103と、背部を
支持するシートバック105とを備えている。シート1
01の幅方向一側及び他側には、インナシートスライド
107及びアウタシートスライド109が設けられてい
る。両シートスライド107,109は、シートクッシ
ョン103の下部103aに接続される可動部111,
113と、車体側に固定される固定レール部115,1
17とを備え、シート101を前後方向に沿ってスライ
ド移動自在に支持している。 【0004】インナシートスライド107の可動部11
1の後部には、アンカ119が設けられている。アンカ
119にはバックル125が取付けられ、バックル12
5にはシートベルト121に設けたタング123が嵌着
される。図5に示すように、両固定レール部115,1
17の前端部及び後端部の4箇所は、インナフロントブ
ラケット127、アウタフロントブラケット129、イ
ンナロアブラケット131、及びアウタロアブラケット
133によって車体側に連結されている。 【0005】図4に示すように、シートクッション10
3の前部下方の車体フロアパネル135には、車幅方向
に沿って延びるクロスメンバ137が接合され、このク
ロスメンバ137に、前記固定レール部115,117
の前端部がフロントブラケット127,129を介して
連結されている。クロスメンバ137には、車体の上下
方向と交叉する支持面139と、シート101の前後方
向と交叉する接合面141が設けられ、クロスメンバ1
37は、シート101の幅方向他側の端末137aが段
落ち部142として機能している。すなわち、クロスメ
ンバ137の前記幅方向他側の端末137aでは、支持
面139及び接合面141の前記幅方向外側が開放され
た状態となっている。両フロントブラケット127,1
29には、支持面139に面当接する支持部143,1
45と、接合面141に面当接して接合される接合部1
47,149とが設けられている。支持部143,14
5の上面にはレール接続部151,153が立設され、
レール接続部151,153には固定レール部115,
117が締結されている。インナフロントブラケット1
27は、フロアトンネル部155に近接したクロスメン
バ137の中間部137bに取付けられ、アウタフロン
トブラケット129はクロスメンバ137の端末137
aに近接して取付けられている。 【0006】インナシートスライド107には、可動部
111を固定レール部115にロックするロック部15
9が設けられ、ロック部159にはリリースワイヤ16
1の一端が接続されている。ロック部159は、リリー
スワイヤ161に引張力が作用していないときは可動部
111を固定レール部115にロックし、リリースワイ
ヤ161が引張られたときは前記ロックを解除する。ア
ウタシートスライド109には、ロック解除用の操作レ
バー154の基部156が回動自在に支持され、この基
部156にリリースワイヤ161の他端が接続されてい
る。基部156の前端はインナシートスライド107側
に屈曲し、その先端に操作部157が設けられている。
着座者が操作部157を車体上方(図4中矢印R方向)
に引くと、操作レバー154の基部156が回転し、リ
リースワイヤ161がアウタシートスライド109側
(図4中矢印S方向)に引張られ、ロック部159のロ
ック状態が解除され、シート101が前後方向に沿って
スライド移動自在となる。 【0007】かかるシート101では、着座者にシート
101前方への荷重が加わると、シートベルト121に
よって着座者の移動が阻止されるため、シートベルト1
21を支持するアンカ119の取付点Pに、シート10
1の幅方向他側に向かって引張力Fが作用する。引張力
Fは、シート101の前方から視ると斜め上方に作用し
(図4)、シート101の上方から視ると斜め前方に作
用する(図5)。この引張力Fによって、アウタシート
スライド109の前端部にシート101の幅方向外側へ
の力が作用し、アウタフロントブラケット129にモー
メントMが作用するが、アウタフロントブラケット12
9の支持部145は、クロスメンバ137の支持面13
9に面当接しているので、モーメントMによって移動を
起こすことなくアウタシートスライド109の前端部を
支持する。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
構造にあっては、アウタフロントブラケット129を、
段落ちしたクロスメンバ137の端末137aに近接し
て設けているため、アウタフロントブラケット129に
作用するモーメントMが過大になると、アウタフロント
ブラケット129がクロスメンバ137の端末137a
の側方に倒れ移動を起こし、シートクッション103の
前端部分が落込んでしまう可能性があった。 【0009】また、アウタフロントブラケット129の
倒れ移動に伴って、アウタシートスライド109の前端
部がシート101の幅方向外側に移動すると、リリース
ワイヤ161がアウタシートスライド109側に引張ら
れてロック部159のロックが解除されてしまう可能性
があった。 【0010】このため、かかる従来の構造では、アウタ
フロントブラケット129の接合部149を厚肉に形成
してクロスメンバ137の接合面141に締結力の強い
大型のボルトによって締結する等の方法により、アウタ
フロントブラケット129とクロスメンバ137との接
合強度を高めなければならず、アウタフロントブラケッ
ト129の大型化による原価高騰及び質量増加や、取付
け作業の煩雑化が否めなかった。 【0011】そこでこの発明は、端末が段落ちを有する
車体側に支持手段を取付ける場合であっても、支持手段
の倒れ移動の確実な防止と、支持手段の小型化及び取付
け作業性の向上を両立して図ることができるシートの取
付け構造の提供を目的としている。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、シートの幅方向両側に、該
シートを前後方向に沿ってスライド移動自在に支持する
インナシートスライド及びアウタシートスライドを設
け、両シートスライドは、車体側のシート取付部に支持
手段により固設してなる固定レール部と、該固定レール
部に前後動自在な可動部とを備えてなると共に、前記イ
ンナシートスライドの可動部の後部には、ベルト支持部
が固定されてなるシートの取付け構造であって、前記
体側のシート取付部は、車体の上下方向と交叉する支持
面と、前記シートの前後方向と交叉する接合面と、前記
支持手段の車両外側に配される段落ち部とが形成され、
前記支持手段は、前記支持面に当接してシートを下方か
ら支持する支持部と、前記接合面に接合される接合部
と、前記段落ち部に接するように前記支持部から突設さ
れている側方当接部とが形成されてなることを特徴とす
るものである。 【0013】【作用】 請求項1記載の発明では、ベルト支持部にシー
トの前方への荷重が作用すると、ベルト支持部には、シ
ートの幅方向他側に向かって斜め上前方への力が作用
し、支持手段には、シートの幅方向外側に向かってモー
メントが作用するが、かかるモーメントの入力は側方当
接部を介して段落ち部が受けるので、支持手段は側方当
接部によって強固に支持される。したがって、荷重が過
大となった場合でも、支持手段の前記幅方向外側への倒
れ移動を確実に阻止することができる。 【0014】また、支持手段の位置決めは、シート取付
部の支持面、接合面、及び段落ち部に、支持手段の支持
部、接合部、及び側方当接部をそれぞれ当接させれば良
いので、支持手段の位置決めを容易に行うことができ
る。 【0015】更に、シートの前後方向と交叉する接合面
に支持手段の接合部を接合するので、シート等によって
作業スペースが損なわれることがなく、接合作業をシー
トの前方から容易に行うことができる。 【0016】さらに又、支持手段の側方当接部を支持部
から突設したので、支持手段に作用するモーメントが支
持部から側方当接部に直接伝わり、接合部にかかる負担
を軽減することができる。 【0017】 【実施例】以下、この発明の第1実施例を、図面に基づ
いて説明する。 【0018】図1はこの発明の第1実施例にかかるシー
トの取付け構造の要部を示した斜視図、図2は図1の全
体斜視図である。 【0019】図2に示すように、シート1は、着座者の
尻部を支持するシートクッション3 と、背部を支持する
シートバック5とを備えている。シート1の幅方向一側
及び他側には、インナシートスライド7及びアウタシー
トスライド9が設けられ、両シートスライド7,9は、
可動部11,13と固定レール部15,17とを備えて
いる。両可動部11,13には、シート固定ブラケット
12,14を介してシートクッション3の下部3aが接
続されている。両固定レール部15,17の前端部15
a,17a及び後端部15b,17bの4箇所は、イン
ナフロントブラケット27、本発明の支持手段としての
アウタフロントブラケット29、インナロアブラケット
31、及びアウタロアブラケット33によって車体側に
連結され、かかるシートスライド7,9によって、シー
ト1が前後方向に沿ってスライド移動自在に支持されて
いる。 【0020】インナシートスライド7の可動部11の後
部11aには、ベルト支持部としてのアンカ19が締結
固定されている。アンカ19にはバックル25が取付け
られ、バックル25にはシートベルト21に設けたタン
グ23が嵌着される。シートベルト21は、シート1の
幅方向他側の上下2点で引出し自在に支持され、タング
23はシートベルト21に挿通されている。 【0021】シートクッション3の前部下方の車体フロ
アパネル35には、車幅方向に沿って延びるクロスメン
バ37が接合され、このクロスメンバ37に、前記固定
レール部15,17の前端部15a,17aがフロント
ブラケット27,29を介して連結されている。クロス
メンバ37には、車体の上下方向と交叉する支持面39
と、シート1の前後方向と交叉する接合面41が設けら
れている。両フロントブラケット27,29には、支持
面39に面当接する支持部43,45と、接合面41に
面当接して接合される接合部47,49とが設けられ、
支持部43,45の上面には、固定レール部15,17
が締結されるレール接続部51,53が立設されてい
る。インナフロントブラケット27は、フロアトンネル
部55に近接したクロスメンバ37の中間部37bにボ
ルト48によって締結され、アウタフロントブラケット
29はクロスメンバ37の端末37aに近接したシート
取付部44にボルト50によって締結されている。 【0022】図1に示すように、シート取付部44の端
末であるクロスメンバ37の前記端末37aには段落ち
部40を有している。段落ち部40は支持面39及び接
合面41の端部39a,41aによって形成され、段落
ち部40によって支持面39及び接合面41の側方が開
放された状態となっている。段落ち部40には、シート
1の幅方向とほぼ垂直に交叉する面が設けられ、支持面
39及び接合面41の端部39a,41aに接合されて
いる。アウタフロントブラケット29には、段落ち部4
0に面当接する側方当接部46が設けられている。この
側方当接部46は、支持部45の端部を折曲げて形成し
た板体状であり、支持部45から突設されている。 【0023】図2に示すように、インナシートスライド
7には、シート1を所望の位置でロックするロック機構
59が設けられている。ロック機構59は、可動部11
を固定レール部15にロックするロック部60と、ロッ
クを解除するためのリリースワイヤ61とを備えてい
る。リリースワイヤ61は両シートスライド7,9間に
配設され、リリースワイヤ61の一端61aはロック部
60に接続されている。ロック部60は、リリースワイ
ヤ61に引張力が作用していないときは可動部11を固
定レール部15にロックし、リリースワイヤ61がアウ
タシートスライド9側に引張られたときは可動部11と
固定レール部15とのロック状態を解除する。アウタシ
ートスライド9には、ロック解除用の操作レバー54の
基部54aが回動自在に支持され、この基部54aにリ
リースワイヤ61の他端61bが接続されている。基部
54aの前端はインナシートスライド7側に屈曲し、そ
の先端に操作部57が設けられている。着座者が操作レ
バー54の操作部57を車体上方(図2中矢印R方向)
に引くと、操作レバー54の基部54aが回転し、リリ
ースワイヤ61がアウタシートスライド9側(図2中矢
印S方向)に引張られ、ロック部59のロックが解除さ
れ、シート1が前後方向に沿ってスライド移動自在とな
る。 【0024】なお、図中符号63はフロントサイドメン
バ、同65はフロントドアパネル、 同67はサイドシル
をそれぞれ示している。 【0025】次に作用を説明する。 【0026】着座者にシート1の前方への荷重が加わる
と、シートベルト21によって着座者の移動が阻止され
るため、図2に示すように、バックル25を介してシー
トベルト21を支持するアンカ19の取付点Pに、シー
トベルト21の延設方向に沿ってシート1の幅方向他側
に向かう引張力Fが作用する。引張力Fは、シート1の
前方から視ると、矢印Fyで示すように斜め上方に作用
し、シート1の上方から視ると、矢印Fzで示すように
斜め前方に作用する。そして、この引張力Fによって、
アウタシートスライド9の固定レール部17の前端部1
7aに、シート1の幅方向外側への力が作用し、図1に
示すように、アウタフロントブラケット29に前記幅方
向外側へのモーメントMが作用する。このとき、かかる
モーメントMは側方当接部46を介して段落ち部40の
面が受けるので、アウタフロントブラケット29は強固
に支持される。したがって、荷重が過大となり、アンカ
19に強い引張力が作用した場合でも、側方当接部46
によって、アウタフロントブラケット29の前記幅方向
外側への倒れ移動を確実に阻止することができ、シート
クッション3の前端部分が落込むのを防止することがで
きる。 【0027】また、本実施例のように、段落ち部40に
面を設けておけば、モーメントMの入力を面で受けるこ
とができるので、アウタフロントブラケット29を強固
に支持することができ、アウタフロントブラケット29
の倒れ移動をさらに確実に阻止することができる。 【0028】そして、このようにアウタフロントブラケ
ット29の倒れ移動が確実に阻止され、アウタシートス
ライド9の固定レール部17がシート1の幅方向外側へ
移動することがないので、アウタシートスライド9とイ
ンナシートスライド7との距離が所定間隔に保持され、
リリースワイヤ61がアウタシートスライド9側に引張
られることがない。したがって、着座者が操作レバー5
4の操作部57を上方 に引いてロック状態を積極的に解
除しない限り、ロック機構59によるロック状態を確実
に維持させることができ、アンカ19に作用する引張力
Fによりシートスライド7,9間の距離が拡がって、シ
ート1がスライド移動してしまうのを確実に防止するこ
とができる。 【0029】また、本実施例によれば、シート1の幅方
向外側へのアウタフロントブラケット29の倒れ移動が
側方当接部46によって確実に阻止されるので、接合面
41に対する接合部49の接合強度を低減させても、モ
ーメントMに対して十分な強度を確保することができ
る。すなわち、接合部49を厚肉に形成し締結力の強い
大型のボルトによって接合面41に接合する等の方法に
より両者の接合強度を高める必要がなく、アウタフロン
トブラケット29の小型化や接合作業の簡素化を図るこ
とができる。 【0030】また、アウタフロントブラケット29の側
方当接部46を支持部45から突設したので、アウタフ
ロントブラケット29に作用するモーメントMが支持部
45から側方当接部46に直接伝わり、モーメントMの
入力によって接合部49にかかる負担を軽減することが
できる。これにより、接合面41に対する接合部49の
接合強度をさらに低減させても、モーメントMに対して
十分な強度を確保することができ、アウタフロントブラ
ケット29の小型化や接合作業の簡素化をより効果的に
図ることができる。 【0031】さらに、アウタフロントブラケット29を
所定の取付け位置に合せる作業は、シート取付部44の
支持面39、接合面41、及び段落ち部40に、アウタ
フロントブラケット29の支持部45、接合部49、及
び側方当接部46をそれぞれ当接させるだけで行うこと
ができ、アウタフロントブラケット29の位置決めを容
易に行うことができる。また、アウタフロントブラケッ
ト29の接合作業は、シート1の前後方向と交叉する接
合面41に接合部49をボルト50によって締結するの
で、シート1等によって作業スペースが損なわれること
なくシート1の前方からボルト50の締結を容易に行う
ことができる。したがって、アウタフロ ントブラケット
29の取付け作業性を一層向上させることができる。 【0032】次に、この発明の第2実施例を図3に基づ
いて説明する。図3は、第2実施例にかかるシートの取
付け構造の要部を示した斜視図であり、第1実施例と同
様の部分には、同一の符号を付してその説明を省略す
る。 【0033】図3に示すように、この実施例は、第1実
施例の側方当接部46に代えて、接合部49に連続形成
された側方当接部69を設けたものである。すなわち、
このアウタフロントブラケット29では、側方当接部6
9が支持部45及び接合部49の双方から曲折された状
態であり、鋳造等によって一体的に成形されている。 【0034】かかるアウタフロントブラケット29によ
れば、第1実施例の作用及び効果に加えて、支持部45
から突設された側方当接部69が接合部49に連続形成
されているので、モーメントMの入力に対して有利な構
造とすることができる。したがって、側方当接部69の
剛性を的確に増大させることができ、アウタフロントブ
ラケット29の倒れ移動を一層確実に阻止することがで
きる。 【0035】 【発明の効果】以上説明してきたように、支持手段に作
用するシートの幅方向外側へのモーメントは、側方当接
部を介して段落ち部が受けるので、支持手段は側方当接
部によって強固に支持され、荷重が過大となった場合で
も、支持手段の前記幅方向外側への倒れ移動を確実に阻
止して、シートの落込みを防止することができる。 【0036】また、支持手段の倒れ移動は、側方当接部
によって阻止されるので、シート取付部への支持手段の
取付強度を低減させても、前記モーメントに対して十分
な強度を確保することができ、支持手段の小型化や接合
作業の簡素化を図ることができる。 【0037】支持手段の位置決め及び接合作業を容易に
行うことができるので、支持手段の 取付け作業性を一層
向上させることができる。また、モーメントの入力によ
って接合部にかかる負担を軽減することができるので、
支持手段の取付強度をさらに低減しても、モーメント入
力に対して十分な強度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の第1実施例の要部斜視図である。 【図2】この発明の第1実施例の全体斜視図である。 【図3】この発明の第2実施例の要部斜視図である。 【図4】従来例を示す正面図である。 【図5】図4の平面図である。 【符号の説明】 1 シート 7 インナシートスライド(一側のシートスライド) 9 アウタシートスライド(他側のシートスライド) 19 アンカ(ベルト支持部) 29 アウタフロントブラケット(支持手段) 39 支持面 40 段落ち部 41 接合面 44 シート取付部 45 支持部 46 側方当接部 49 接合部 59 ロック機構 61 リリースワイヤ 69 側方当接部 M モーメント

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シートの幅方向両側に、該シートを前後
    方向に沿ってスライド移動自在に支持するインナシート
    スライド及びアウタシートスライドを設け、両シートス
    ライドは、車体側のシート取付部に支持手段により固設
    してなる固定レール部と、該固定レール部に前後動自在
    な可動部とを備えてなると共に、前記インナシートスラ
    イドの可動部の後部には、ベルト支持部が固定されてな
    るシートの取付け構造であって、 前記車体側のシート取付部は、車体の上下方向と交叉す
    る支持面と、前記シートの前後方向と交叉する接合面
    と、前記支持手段の車両外側に配される段落ち部とが形
    成され、 前記支持手段は、前記支持面に当接してシートを下方か
    ら支持する支持部と、前記接合面に接合される接合部
    と、前記段落ち部に接するように前記支持部から突設さ
    れている側方当接部とが形成されてなることを特徴とす
    るシートの取付け構造。
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