JP3409269B2 - プログラム作成装置 - Google Patents

プログラム作成装置

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JP3409269B2
JP3409269B2 JP05744896A JP5744896A JP3409269B2 JP 3409269 B2 JP3409269 B2 JP 3409269B2 JP 05744896 A JP05744896 A JP 05744896A JP 5744896 A JP5744896 A JP 5744896A JP 3409269 B2 JP3409269 B2 JP 3409269B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムを構成
する各部品をディスプレイ上に表示して、プログラムを
作成するプログラム作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラマブルコントローラで実
行されるラダープログラム等のプログラムを作成するプ
ログラム作成装置では、プログラムの作成や、編集、デ
バッグ等の際、そのプログラムの部品を一覧表示するこ
とが行われている。
【0003】このプログラム部品の従来の一覧表示方法
としては、例えば、図11に示すように、部品一覧表示
命令をマウス等によってクリックして、部品一覧表示の
階層メニューM1を表示し、続いてその階層メニューM
1からある命令群を選択するとその命令群に属する命令
群が次の階層メニューM2を表示し、この階層メニュー
M2からある命令群を選択すると、最終的にこの命令群
に属するプログラム部品が一覧表示されたこの階層メニ
ューM3が表示されるようにしている。
【0004】そして、プログラム作成者は、このように
階層メニューM3まで開いて、その階層メニューM3か
ら必要な部品を検索している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のプログラム部品の一覧表示方法では、階層メニュー
1〜3までを段階的に開いていき、プログラム作成
者自身が次にどの部品を選択するべきかの判断を全て行
う必要があったため、プログラム作成者が予め部品につ
いての豊富な知識を持っておく必要があると共に、経験
年数の少ないプログラム作成者等にとっては負荷が大き
い、という問題があった。
【0006】また、階層メニュー1〜3を順番にた
どって行くので、目的のプログラム部品を選択するまで
の操作回数が大きくなると共に、部品選択ミスのおそれ
がある、という問題があった。
【0007】そこで、本発明は、このような問題に着目
してなされたもので、経験年数の少ないプログラム作成
者等にとっても、部品一覧表からプログラム部品を選択
ミスなく効率よく選択できるようにしたプログラム作成
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、ラダー言語で記述された
ラダープログラムまたはSFC言語で記述されたSFC
プログラムを構成する各部品をディスプレイ上に表示し
て、プログラムを作成するプログラム作成装置におい
て、プログラム未完成箇所として指定して部品一覧表示
命令を入力する可能性の高い箇所と接続線を介し接続さ
れているプログラム未完成箇所直前部品の部品種群と、
プログラム未完成箇所と上下方向所定範囲内の他の未完
成箇所直前部品の部品種と、上記未完成箇所への入力候
補部品群とが関連付けられて予め部品情報テーブルに登
録されており、ディスプレイ上に表示されたプログラム
中においてプログラム未完成箇所を指定して、部品一覧
表示命令を入力した場合、指定箇所直前部品の部品種
と、上記他の未完成箇所直前部品の部品種とに基づいて
上記部品情報テーブルから対応する入力候補部品群を選
択し、その入力候補部品群を構成する各部品を一覧表示
する、ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
プログラム作成装置において、他の未完成箇所直前部品
が複数ある場合、指定箇所直前部品の部品種と、上記複
数の他の未完成箇所直前部品の部品種とに基づいて上記
部品情報テーブルから対応する入力候補部品群を複数選
択し、その複数の入力候補部品群から優先順位に基づい
て各部品を選択して表示する、ことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載のプログラム作成装置において、部品情報テーブ
ルには、さらに、未完成箇所直前部品の部品種と、他の
未完成箇所直前部品の部品種とに基づいて未完成箇所に
入力が禁止されている部品の入力禁止部品群が予め登録
されており、ディスプレイ上に表示されたプログラム中
においてプログラム未完成箇所を指定して、部品一覧表
示命令を入力した場合、上記未完成箇所直前部品の部品
種と、上記他の未完成箇所直前部品の部品種とに基づい
て上記部品情報テーブルから対応する入力候補部品群を
選択し、その入力候補部品群を構成する各部品を一覧表
示すると共に、その一覧表示の次に、他の表示として、
部品群から上記入力候補部品群および上記入力禁止部品
群を除外した部品群を表示する、ことを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】このため、本発明では、ディスプレイ上に
表示されたプログラム中においてプログラム未完成箇所
を指定して、部品一覧表示命令を入力した場合、部品群
から当該指定箇所状況に応じた部品が選択されて一覧表
示される。
【0016】ここで、プログラムがラダープログラムで
ある場合には、当該指定箇所状況として、当該指定箇所
と接続線を介し接続されている指定箇所直前部品の部品
種とか、あるいはその指定箇所直前部品の部品種と、当
該指定箇所と上下方向所定範囲内の他の未完成箇所直前
部品の部品種との組み合わせが考えられる。
【0017】そして、当該指定箇所状況として、指定箇
所直前部品の部品種と、当該指定箇所と上下方向所定範
囲内の他の未完成箇所直前部品の部品種との組み合わせ
を採用した場合、例えば、指定箇所直前部品の部品種
と、他の未完成箇所直前部品の部品種とに基づいて指定
箇所に入力する可能性の高い部品の入力候補群の中か
ら、その入力候補部品群を構成する各部品を一覧表示す
るようにして、効率を良くする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプログラム作
成装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】図1に、本発明に係るプログラム作成装置
の実施形態の構成を示す。
【0020】このプログラム作成装置は、図に示すよう
に、コンピュータ本体1と、ディスプレイ2と、キーボ
ードやマウス等の入力装置3と、ハードディスク等の外
部記憶装置4と、から構成されている。
【0021】コンピュータ本体1は、MPU11と、主
メモリとして機能するRAM12と、ROM13と、を
内部バス14を介し接続して構成されている。
【0022】外部記憶装置4には、MPU11にラダー
プログラムの作成や、編集、デバッグ等を行わせるため
のアプリケーションプログラムや、表示データ、後述す
る部品情報テーブル等が予め格納されており、RAM1
2上にいったん格納されてからMPU11で実行され
る。なお、ROM13に、このようなアプリケーション
プログラムを格納するようにしても勿論よい。
【0023】図2は、外部記憶装置4に予め格納された
部品情報テーブルTを示している。
【0024】この部品情報テーブルTは、図に示すよう
に、カーソルで指定した未完成箇所とラダープログラム
の接続線を介し接続されているカーソル位置直前部品t
1と、当該指定未完成箇所と上下方向、すなわち上・下
段で隣接している他の未完成箇所直前の部品t2と、こ
のカーソル位置直前部品t1と他の未完成箇所直前の部
品t2とに基づいて当該カーソル指定位置に入力する可
能性の高い部品群を示す入力候補部品群t3と、カーソ
ル位置直前部品t1、あるいはカーソル位置直前部品t
1と他の未完成箇所直前の部品t2とに基づいて当該カ
ーソル指定位置に入力することが禁止されている部品群
を示す入力禁止部品群t4と、が予め対応して登録され
たものである。
【0025】入力候補部品群t3を構成する各部品に
は、利用頻度等に基づく優先度設けられていても、設け
られていなくてもよいが、本実施形態では、優先度を設
けるようにして、当該構成部品を一覧表示する際の表示
順序や、後述する複数の入力候補群を論理和や論理積で
マージする場合の表示順序とする。
【0026】図2に示す例を具体的に説明すると、ま
ず、最初の(1)の欄は、カーソル位置直前部品t1が
“LD(ロード命令)”で、かつ、他の未完成箇所直前
部品t2も“LD”であるので、入力候補部品群t3に
はかなり多くの部品が来る可能性があるので、そのため
その各部品をその優先度等に基づいて登録されると共
に、入力禁止部品群t4には“なし”が登録される。
【0027】次の(2)の欄は、カーソル位置直前部品
t1が“LD(ロード命令)”で、かつ、他の未完成箇
所直前部品t2が“なし”であるので、入力候補部品群
t3には多くの部品がその優先度等に基づいて登録され
ると共に、入力禁止部品群t4には、2入力以上を要求
する“SFT(シフトレジスタ)”や、“CNTR(可
逆カウンタ)”等の部品が登録される。
【0028】次の(3)の欄は、カーソル位置直前部品
t1が“なし”、すなわちラダープログラム上における
入力線(左端の垂直線)から部品入力を行う場合で、か
つ、他の未完成箇所直前部品t2が“LD”であるの
で、入力候補部品群t3には多くの部品がその優先度等
に基づいて登録されると共に、入力禁止部品群t4に
は、“TIM(タイマ)”や“CNT(カウンタ)”等
の部品が登録される。
【0029】なお、この部品情報テーブルTへのデータ
の追加や削除は、適宜、キーボード等の入力装置3によ
り可能である。
【0030】また、入力候補部品群t3と、入力禁止部
品群t4とに登録されない部品群は、後述するように
「他の部品」として扱われる。
【0031】次に、以上のように構成されたプログラム
作成装置における処理手順を、図面に基づいて説明す
る。
【0032】図3に、本実施形態に係るプログラム作成
装置の処理手順を示す。
【0033】まず、このプログラム作成装置では、未完
成箇所を含むラダープログラム編集ウインドウをディス
プレイ2上に表示した状態で、プログラム作成者等がそ
のラダープログラム上でカーソル等によってプログラム
未完成箇所を指定すると、その指定位置に基づいて表示
されたラダープログラム上におけるプログラム未完成箇
所を取得し(ステップ100)、続いてプログラム作成
者等がコマンドメニュー等から部品一覧表示コマンドを
選択すると、その部品一覧表示コマンドを受け付ける
(ステップ200)。
【0034】すると、このプログラム作成装置では、表
示されたラダープログラム上におけるこの指定プログラ
ム未完成箇所から、当該指定未完成箇所と接続線を介し
接続されている部品挿入位置直前部品の部品種を取得し
(ステップ300)、続いて図4で詳細に説明する手順
により、この指定プログラム未完成箇所と上下方向で隣
接している他の未完成箇所直前部品の部品種を取得する
(ステップ400)。
【0035】そして、このプログラム作成装置では、上
記ステップ300で取得した部品挿入位置直前部品の部
品種と、他の未完成箇所直前部品の部品種とに基づい
て、図2に示す部品情報テーブルTを検索し(ステップ
500)、その検索結果に基づいて後述するように表示
部品リストを作成し(ステップ600)、最終的にその
作成した表示部品リストに基づいてディスプレイ2上へ
部品の一覧表示を行う(ステップ700)。
【0036】図4は、図3におけるステップ400に示
す他の未完成箇所直前部品の部品種取得手順を詳細に示
している。
【0037】まず、このステップ400に示す他の未完
成箇所直前部品の部品種取得処理が開始すると、まず、
このプログラム作成装置では、カーソル指定位置の段を
kに設定し(ステップ410)、続いて予め設定してお
いた上段方向および下段方向の検索段数(M,N)を取
得すると共に(ステップ420)、iおよびjを各々1
に設定する(ステップ430)。検索段数(M,N)
は、ラダープログラム上に置けるカーソルKの位置を基
準としたラダープログラムの上段方向および下段方向へ
の検索段数を示すものである。
【0038】次に、上段方向および下段方向の並列検索
に入るが、上段方向の検索から説明する。
【0039】まず、上段方向の検索では、直ぐ上の段で
ある(k−1)段が未完成であるか否かを判断する(ス
テップ440)。ここで、ラダープログラムが未完成で
あるか否かの判断は、ラダープログラム部品の接続線
が、右端の縦方向の出力線に連結しているか否かで判断
するようにする。
【0040】そして、(k−1)段が未完成である場合
のみ(ステップ440“Yes”)、(k−1)段目に
おける未完成箇所の直前部品の部品種を取得し(ステッ
プ445)、未完成、完成の両場合とも続いてiをイン
クリメント(ステップ450)、続いてiが検索段数M
より小さいか否かを判断し(ステップ455)、iがM
より小さい場合には(ステップ455“Yes”)、再
度上記ステップ440〜455までの処理を繰り返すし
て順次上の段を検索していき、iが検索段数M以上にな
った場合には(ステップ455“No”)、再度上記ス
テップ440〜455までの処理を繰り返すようにする
一方、上段方向の検索を終了する。
【0041】なお、ステップ460〜475に示す下段
方向の検索も、以上説明したステップ440〜455の
上段方向の検索と実質的に同様なので、ここではこれ以
上詳細に説明しないが、これと同様に検索をカーソルの
あるk段から検索段数であるN段まで行うようにする。
【0042】また、この図4では、上段方向および下段
方向の検索とを並列処理するように説明したが、直列に
実行するようにしてもよい。
【0043】次に、以上説明した図3や図4に示す各処
理の際に、ディスプレイ2上に表示される具体的画面や
具体的処理等を図に示して説明する。
【0044】図5は、図3のステップ100,200に
示す部品一覧表示コマンドを受け付ける際等のディスプ
レイ2上画面を示している。
【0045】この場合のディスプレイ2上には、少なく
とも、この図に示すように、ラダープログラム編集ウイ
ンドウ21と、部品一覧表示コマンド22が表示されて
いる。
【0046】ラダープログラム編集ウインドウ21に
は、プログラム作成者がプログラミングやデバッグ等を
していて未完成のラダープログラムPが表示されている
と共に、このラダープログラムPを上下方向にスクロー
ル表示するためのスクロールコマンド21a,21b等
が表示されている。
【0047】なお、図中、kは、カーソルを示してお
り、カーソルkで指定されたプログラム未完成箇所は、
図上、斜線のコラムCで表示される。
【0048】図6は、図3のステップ300に示す部品
挿入位置直前部品の部品種取得の際のディスプレイ2上
画面を示している。
【0049】このディスプレイ2上画面では、図3のス
テップ300の処理により、部品一覧表示コマンドを受
け付けた時点での部品挿入位置にあるカーソル位置か
ら、部品挿入位置直前であるカーソル位置直前の部品P
1の部品種を得た状態を示している。
【0050】図7は、図3及び図4のステップ400に
示す他の未完成箇所直前部品の部品種取得の際のディス
プレイ2上画面を示している。
【0051】このディスプレイ2上画面では、図3およ
び図4のステップ400の処理により、部品一覧表示コ
マンドを受け付けた時点での部品挿入位置にあるカーソ
ル位置から、そのカーソル位置のある段の上下方向の所
定数段内に、未完成の段があるか否かを判断して、その
カーソルがある段の直ぐ下段に、ラダープログラム未完
成箇所を含む未完成段があったので、当該未完成箇所直
前の部品P2の部品種を得た状態を示している。
【0052】図8に、図3のステップ500,600に
示す部品情報テーブルTの検索および表示部品リストの
作成処理を具体的に示す。
【0053】まず、図3のステップ500に示す部品情
報テーブルTの検索処理により、図3のステップ300
の処理により得られたカーソル位置(部品挿入位置)直
前部品t1と、図3のステップ400の処理により得ら
れた他の未完成箇所直前部品t2とに基づいて、図2に
示す部品情報テーブルTから対応する入力候補部品群t
3および入力禁止部品群t4とを選択する。
【0054】その選択の際、図7に示すように、未完成
箇所直前部品t2が1つである場合には、それに対応し
た1つの入力候補部品群t3が選択候補となる。
【0055】これに対し、未完成箇所直前部品t2が複
数(この図8では3つ)ある場合には、図8の(1)に
示すように、複数(この図8では3つ)の部品群t3,
t4が選択候補となるので、図8の(2)に示すよう
に、入力候補部品群t3については、その入力候補部品
群t3を構成する各部品に付けられた優先順位によって
マージする。
【0056】つまり、入力候補部品群t3が複数存在す
る場合は、各々の部品群に属する部品に付けられた優先
順位に基づいて、その優先順位が高い順となるように並
び替えれられた1つの入力候補部品群t3′を作成す
る。その際、異なる入力候補部品群に同一部品が複数存
在する場合には、優先順位の一番高い部品以外は削除し
て1つの入力候補部品群を作成するようにする。
【0057】そして、このように選択された入力候補群
t3、あるいは1つにマージされた入力候補群t3′を
構成する各部品を入力候補部品群リストL1にコピーす
ると共に、その表示部品リストLの末尾にポインタを介
して他の部品群リストL2を接続するようにする。
【0058】他の部品群リストL2には、図8の(3)
に示すように、入力候補群t3に属していない部品群か
ら、選択された1つあるいは複数の入力禁止候補群t4
に属する部品を削除してコピーするようにする。
【0059】このため、入力候補部品群リストL1に
は、カーソル位置(部品挿入位置)直前部品t1と、他
の未完成箇所直前部品t2とに基づいて、当該カーソル
位置に入力される可能性の高い部品群がコピーされると
共に、他の部品群リストL2には、カーソル位置(部品
挿入位置)直前部品t1と、他の未完成箇所直前部品t
2とに基づいて、当該カーソル位置に入力が禁止されて
いる部品を除外した部品群がコピーされることになる。
【0060】図9に、図3のステップ700に示すウイ
ンドウへの入力候補部品一覧表示処理を行った場合のデ
ィスプレイ2上画面を示す。
【0061】つまり、この図9は、ディスプレイ2上に
表示されているラダープログラム編集ウインドウ21上
における任意のラダープログラム未完成箇所にカーソル
Kをおいて部品一覧表示コマンド22をクリックした後
のディスプレイ2上画面の状態を示しており、マルチウ
インドウ形式で、ラダープログラム編集ウインドウ21
上に、入力候補部品群リストウインドウ23が表示され
た状態を示している。
【0062】この入力候補部品群リストウインドウ23
には、図8に示すようにして選択された入力候補部品群
リストL1を構成する各部品がその優先順位に基づき上
から順に並べられて表示されるが、この表示欄には限り
がある(この図8では3段である)ので、上下方向のス
クロールコマンド23a,23bにより表示部品をスク
ロール表示させるようにする。
【0063】なお、この図9では、“アンド命令”や
“アンド・ノット命令”、“オア命令”、“タイマ命
令”等が入力候補部品群リストL1から読み出されて、
入力候補部品群リストウインドウ23に表示されてい
る。
【0064】また、この入力候補部品群リストウインド
ウ23の4段目である最下欄には、“その他”というコ
マンド23cが表示されており、そのコマンド23cを
クリックすると、図8で説明した入力候補部品群リスト
L1末尾に設定されたポインタを介して、次の図10に
示すようにして、他の部品群リストウインドウ24が表
示される。
【0065】図10は、図9に示すディスプレイ上画面
状態から“その他”のコマンド23cがクリックされて
表示された他の部品群リストウインドウ24等を示して
いる。
【0066】つまり、上述のように、この入力候補部品
群リストウインドウ23の最下欄にある“その他”のコ
マンド23cがクリックされると、このディスプレイ2
上に、他の部品群リストウインドウ24が表示される。
【0067】この他の部品群リストウインドウ24に
は、図8に示すようにして、入力禁止部品群が除外され
て他の部品群リストL2にコピーされている各部品がが
適当に上から順に並べられて表示されるが、この表示欄
にも限りがある(この図10では3段である)ので、上
下方向のスクロールコマンド24a,24bにより表示
部品をスクロール表示させるようにする。
【0068】従って、本実施形態によれば、プログラム
編集等の際に、部品一覧表示コマンド22をクリックす
ると、入力候補部品群リストウインドウ23には、入力
候補部品群リストL1にコピーされているカーソル位置
(部品挿入位置)直前部品t1と他の未完成箇所直前部
品t2とに基づく当該カーソル位置に入力される可能性
の高い部品群がその優先順位に基づいて表示し、このウ
インドウには入力禁止部品が表示されないので、経験の
浅いラダープログラム作成者でも、従来の部品一覧表示
方式より効率よく部品を検索して、当該カーソル指定位
置に応じた適切な部品を選択できると共に、ラダープロ
グラムの設計の際の学習効果も期待することが可能にな
る。
【0069】特に、この入力候補部品群リストウインド
ウ23には、全ての入力候補部品群が表示されず、ま
た、図11に示す従来の部品一覧表示方法のようにM1
〜M3までの3段階のメニュー表示を行わずに1段階の
処理で済むので、部品検索の手数を従来より少なくする
ことができ、プログラム作成者の手間を大幅に少なくす
ることができる。
【0070】また、本実施形態によれば、入力候補部品
群リストウインドウ23中の“その他”のコマンド23
cを選択した場合には、他の部品群リストウインドウ2
4が表示されるが、この他の部品群リストウインドウ2
4には、他の部品群リストL2にコピーされているカー
ソル位置(部品挿入位置)直前部品t1と他の未完成箇
所直前部品t2とに基づく当該カーソル位置に入力が禁
止されている部品を除外した部品群が表示されるので、
この点でも、当該カーソル指定位置における入力禁止部
品を選択する誤りをなくすことが可能になる。
【0071】尚、上記実施形態では、プログラムとして
ラダー言語で記述したラダープログラムを一例に説明し
たが、本発明では、このようなラダープログラムに限ら
ず、SFC言語で記述したSFCプログラムを対象にす
るようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、プロ
グラム編集等の際に、部品一覧表示コマンドを選択する
と、ディスプレイ上には、プログラム未完成箇所をカー
ソル等で指定すると、そのカーソル位置直前部品の部品
種と、そのカーソル位置と上下方向で隣接している他の
未完成箇所直前部品の部品種とに基づいて、当該カーソ
ル位置に入力される可能性の高い部品群がその優先順位
に応じて表示されるようにしたので、経験の浅いプログ
ラム作成者でも、従来の部品一覧表示方式より効率よく
部品を検索して、当該カーソル指定位置に応じた適切な
部品を選択できると共に、ラダープログラムの設計の際
の学習効果も期待することが可能になる。
【0073】特に、このディスプレイ上には、全ての入
力候補部品群が表示されず、また、従来の部品一覧表示
方法のように多段階のメニュー表示を行わずに1段階の
処理で当該カーソル位置に入力される可能性の高い部品
群が表示されるので、部品検索の手数を従来より少なく
することができ、プログラム作成者の手間を大幅に少な
くすることができる。
【0074】また、本発明では、部品一覧表示の際に、
ディスプレイ上には当該カーソル位置に入力が禁止され
ている入力禁止部品が表示されないので、経験の浅いラ
ダープログラム作成者でも、部品の選択ミスを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプログラム作成装置の実施形態の
構成を示す構成図。
【図2】外部記憶装置に予め格納された部品情報テーブ
ルTを示す説明図。
【図3】本実施形態に係るプログラム作成装置の処理手
順を示すフローチャート。
【図4】図3におけるステップ400に示す他の未完成
箇所直前部品の部品種取得手順を詳細に示すフローチャ
ート。
【図5】図3のステップ200に示す部品一覧表示コマ
ンドを受け付ける等のディスプレイ画面を示す説明図。
【図6】図3のステップ300に示す部品挿入位置直前
部品の取得の際のディスプレイ画面を示す説明図。
【図7】図3及び図4のステップ400に示す他の未完
成箇所直前部品の部品種取得の際のディスプレイ画面を
示す説明図。
【図8】図3のステップ500,600に示す部品情報
テーブルTの検索および表示部品リストの作成処理を具
体的に示す説明図。
【図9】図3のステップ700に示すウインドウへの入
力候補部品一覧表示処理を行った場合のディスプレイ画
面を示す説明図。
【図10】図9に示すディスプレイ上画面状態から他の
部品群リストウインドウ24等を表示したディスプレイ
画面を示す説明図。
【図11】従来のラダープログラム部品の一覧表示方法
を示す説明図。
【符号の説明】
1 コンピュータ本体 2 ディスプレイ 3 入力装置 4 外部記憶装置 11 MPU 12 RAM 13 ROM 14 内部バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/04 - 19/05 G05B 15/02 G06F 9/06 530

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラダー言語で記述されたラダープログラ
    ムまたはSFC言語で記述されたSFCプログラムを構
    成する各部品をディスプレイ上に表示して、プログラム
    を作成するプログラム作成装置において、 プログラム未完成箇所となる箇所と接続線を介し接続さ
    れているプログラム未完成箇所直前部品の部品種と、上
    記未完成箇所となる箇所と上下方向所定範囲内の他の未
    完成箇所直前部品の部品種と、上記未完成箇所への入力
    候補部品群とが関連付けられて予め部品情報テーブルに
    登録されており、 ディスプレイ上に表示されたプログラム中においてプロ
    グラム未完成箇所を指定して、部品一覧表示命令を入力
    した場合、指定箇所直前部品の部品種と、上記他の未完
    成箇所直前部品の部品種とに基づいて上記部品情報テー
    ブルから対応する入力候補部品群を選択し、その入力候
    補部品群を構成する各部品を一覧表示する、 ことを特徴とするプログラム作成装置。
  2. 【請求項2】 他の未完成箇所直前部品が複数ある場
    合、指定箇所直前部品の部品種と、上記複数の他の未完
    成箇所直前部品の部品種とに基づいて上記部品情報テー
    ブルから対応する入力候補部品群を複数選択し、その複
    数の入力候補部品群から優先順位に基づいて各部品を選
    択して表示する、 ことを特徴とする請求項1記載のプログラム作成装置。
  3. 【請求項3】 部品情報テーブルには、さらに、未完成 箇所直前部品の部品種と、他の未完成箇所直前部
    品の部品種とに基づいて未完成箇所に入力が禁止されて
    いる部品の入力禁止部品群が予め登録されており、 ディスプレイ上に表示されたプログラム中においてプロ
    グラム未完成箇所を指定して、部品一覧表示命令を入力
    した場合、上記未完成箇所直前部品の部品種と、上記他
    の未完成箇所直前部品の部品種とに基づいて上記部品情
    報テーブルから対応する入力候補部品群を選択し、その
    入力候補部品群を構成する各部品を一覧表示すると共
    に、その一覧表示の次に、他の表示として、部品群から
    上記入力候補部品群および上記入力禁止部品群を除外し
    た部品群を表示する、 ことを特徴とする請求項1または2記載のプログラム作
    成装置。
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