JP3409084B2 - コンテナ - Google Patents

コンテナ

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JP3409084B2
JP3409084B2 JP25666398A JP25666398A JP3409084B2 JP 3409084 B2 JP3409084 B2 JP 3409084B2 JP 25666398 A JP25666398 A JP 25666398A JP 25666398 A JP25666398 A JP 25666398A JP 3409084 B2 JP3409084 B2 JP 3409084B2
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Tokyu Car Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根パネルの開閉
扉側を昇降自在に構成したコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来提供されている一般のコンテナは、
床部の四隅にコーナーポストが起立させられ、該コーナ
ーポスト間に開閉扉、妻パネル、側パネルが設けられ、
さらに、それらの上部に屋根部が設けられて箱形に構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のコンテナで
は、貨物の積み下ろしは必然的に開閉扉部のみに限ら
れ、したがって、背高貨物やフレキシブルバッグ等の袋
物の積み下ろし作業等に極めて手数を要するものであっ
た。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、開閉扉側の屋根パネルを昇降自在に構成することに
より、開閉扉部の荷役空間を広げ、従来制限を受けてい
たフォ−クリフトあるいはクレ−ン等による荷役範囲を
拡大して前記背高貨物やフレキシブルバック等の袋物等
の積込み下ろし作業を容易に行うことができるコンテナ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、請求項1は、側パネルを介して開閉扉部と
対向する妻パネル上端と屋根パネルがヒンジ連結され、
前記妻パネル側のコーナーポストに近接させてオイルジ
ャッキの格納部が設けられ、前記オイルジャッキの昇降
部の上端に連結された昇降ロッド上端に前記妻パネル側
を円弧状に形成した前記前記屋根パネルの押上板が連結
されてなるものである。
【0006】前記請求項1によれば、前記屋根パネルの
開閉扉側を昇降機構により上昇させることにより、該開
閉扉側の荷役空間が広げられ、フォークリフトあるいは
クレーン等による荷役範囲が拡大される。
【0007】また、前記屋根パネルの開閉扉側を昇降さ
せる昇降装置を開閉扉部と対向する妻パネル側に設けた
ため、小さな昇降ストロークで屋根パネルの開閉扉側を
昇降させることができ、したがって、昇降機構を小型化
することができ、さらに昇降機構部分が荷役作業や積み
荷作業等の邪魔になることがない。さらに、前記屋根パ
ネルの開閉扉側を昇降させる昇降機構として、オイルジ
ャッキを使用するため、電源等の動力源を必要とせず、
したがって,場所を問わず、人力により屋根パネルの開
閉扉側を昇降させることができ、ねじジャッキと異な
り、操作レバーを上下動させるだけでよい。
【0008】請求項2は、屋根パネルと側パネル間に、
屋根パネルの上昇を補助する緩衝器を設けたことを特徴
とする請求項1に記載のコンテナである。この請求項2
によれば、昇降作業の容易化とともに、昇降機構を小型
化が可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係るコンテナの
概略斜視図、図2はその背面図、図3はその側面図、図
4はその一部省略横断面図、図5はオイルジャッキ格納
部の斜視図、図6は屋根パネルの昇降機構部の一部省略
縦断面図、図7は屋根パネル固定金具の斜視図、図8
は、緩衝器取付け部の側面図,図9は本発明に係るコン
テナの屋根パネルの上昇状態を示す概略斜視図である。
【0010】本発明のコンテナは、図1乃至図4に示さ
れているように、床パネル1の四隅にコーナーポスト2
がそれぞれ起立させられ、該コーナーポスト2間に開閉
扉3、妻パネル4及び側パネル5及び6が設けられ、そ
れらの上部に屋根パネル7が設けられて箱形に構成され
る。
【0011】前記開閉扉3は、観音開きに構成され、そ
れぞれヒンジ8を介して前記コーナーポスト2に回動自
在に支持されている。
【0012】さらに、前記開閉扉3には、それぞれロッ
キングバー9が回動自在に設けられ、該ロッキングバー
9の上下端に設けたカム10を前記床パネル1及び前記
屋根パネル7の所定位置にそれぞれ設けたカムキーパー
11と係合させてることにより閉扉され、前記カムキ−
パ−11から前記カム10を離脱させることにより開扉
できるように構成されている。
【0013】本発明では、図2及び図6に示されるよう
に、前記開閉扉3と側パネル5及び6を介して対向する
妻パネルの上端と前記屋根パネル7がヒンジ12で連結
される。すなわち、図面実施の形態においては、図2に
示すように、前記屋根パネル7の後端に所定間隔をあけ
てピンジ12が5個設けられている。
【0014】そして図6に示すように、前記屋根パネル
7に構成した下方延長部15の適位置に設けたピン16
を前記妻パネル4の上端に枢支し、前記屋根パネル7の
前記開閉扉3側が昇降自在に構成されている。つぎに、
本発明では、前記屋根パネル7の前記開閉扉3側が昇降
機構17によって昇降自在に構成される。
【0015】本発明では、前記昇降機構17が、図6及
び図5に示すごとく、開閉扉3と対向する前記妻パネル
4側に設けられる。すなわち、前記妻パネル4側のコー
ナーポスト2に近接させて図2乃至図6に示すごとく、
ジャッキ格納部18が設けられる。
【0016】前記ジャッキ格納部18にはオイルジャッ
キ19が設置され、該オイルジャッキ19の昇降部20
の上端に適当長さの昇降ロッド21が連結され、該昇降
ロッド21の上下動がガイド22で規制され、前記昇降
ロッド21の上端に前記妻パネル4側を円弧状に形成し
た前記屋根パネル7の押上板23が連結されている。図
中、24はオイルジャッキ操作ハンドルである。
【0017】図7には屋根パネル固定金具25が示され
ている。該屋根パネル固定金具25は、前記側パネル5
及び6の前記開閉扉3側にぞれぞれ設けられ、前記屋根
パネル7を前記開閉扉3、前記妻パネル4及び前記側パ
ネル5、6の上部に完全固定するものである。
【0018】すなわち、側パネル5及び6の適位置に平
行ブラケット26が固着され、該平行ブラケット26に
ピン27により吊り下げ状態にレバ−28が枢着され、
さらに該レバ−28の下部適位置に下方が開口状態の略
コ字状金具29がピン30により枢着される。さらに、
該略コ字状金具29の上辺を貫通して上端に係止杆31
を有する上下動杆32が設けられ、該上下動杆32下端
のストッパ−33間と前記略コ字状金具29の上辺間に
スプリング34が介在させられてなる。なお、前記スト
ッパ−33はその両端が前記略コ字状金具29の両辺に
設けた長孔29aに適合させられている。
【0019】さらに、前記屋根パネル7の前記係止杆3
1と対応する位置にフック35が予め設けられる。図
中、36は前記レバ−28下端のホルダ−であり、前記
側パネル5及び6に固着され、一部に板バネ37によっ
て塞がれた開閉部を有し、前記レバ−28の下端に設け
たリング38が該バネ板37部から係合自在に構成され
ている。
【0020】図7に示す状態は、前記屋根パネル固定金
具25によって屋根パネル7が前記開閉扉3、妻パネル
4及び側パネル5、6の上部に前記スプリング34の弾
発力で固定されている状態である。
【0021】つぎに、前記屋根パネル固定金具25の解
除について述べると、まず、前記ホルダ−36から前記
レバ−28の下端に設けられたリング38が外される。
そして前記レバ−28を手前に引くと前記ピン27を支
点にして前記ピン30部を介して前記略コ字状金具29
が上方に移動させられる。
【0022】その結果、前記略コ字状金具29の長孔2
9aに係止したストッパ−33を介して上下動杆32が
持ち上げられ、その上端に設けられた係止杆31が屋根
パネル7に設けられたフック35から外され、該屋根パ
ネル7が側パネル5、6から開放されるものである。
【0023】図8には、前記側パネル5及び6と前記屋
根パネル7間に設けられる緩衝器が示されている。該緩
衝器は、例えば、ガススプリング39であり、その一端
がピン40により前記屋根パネル7に設けられたブラケ
ット41に連結され、他端がピン42により前記側パネ
ル5及び6に設けられたブラケット43に連結されてい
る。そして屋根パネル7の上昇時に前記オイルジャッキ
19による該屋根パネル7の上昇を補助するものであ
る。図中、44はそれぞれ雨水等の侵入を阻止するシー
ル部材である。
【0024】前記構成の本発明では、貨物の積み下ろし
に当たっては、まず、前記屋根パネル固定金具25が解
除され、同時に、前記ロッキングバ−9を回動して、該
ロッキングバ−9の上下端に設けられた前記カム10を
前記床パネル1及び前記屋根パネル7に設けられた前記
カムキーパー11からそれぞれ離脱させて前記開閉扉3
を開く。
【0025】その後、前記操作ハンドル24を手足で操
作して前記オイルジャッキ19を駆動させれば、該オイ
ルジャッキ19の昇降部20、該昇降部20に連結され
た前記昇降ロッド21及び前記押上板23が上昇させら
れ、該押上板23によって前記ヒンジ12を支点として
屋根パネル7の前記開閉扉3側が上昇させられて開閉扉
3部の荷役空間が広げられる。なお、前記屋根パネル7
の前記開閉扉3側の上昇時には前記ガススプリング39
がその上昇を補助する。
【0026】前記のごとく、オイルジャッキ19の使用
は、場所を問わず人力によって前記屋根パネルの前記
開閉扉側の昇降を可能とするものであり、また、前記
昇降機構を前記開閉扉と対向する前記妻パネル4側に
設けると小さな昇降ストロークで前記屋根パネル
開閉扉側を昇降させることができ、したがって、比
較的小型のオイルジャッキ19の使用を可能にする。
【0027】前記のごとく、本発明によれば、屋根パネ
ルの前記開閉扉側を上昇させることにより、開閉扉部の
荷役空間を広げることができ、従来制限を受けていたフ
ォ−クリフトあるいはクレ−ン等による荷役範囲が拡大
され、背高貨物やフレキシブルバッグ等の袋物の積み下
ろし作業等を容易に行うことができる。なお、前記貨物
の積み下ろし完了後の前記屋根パネルの復帰は、前記し
た手順を逆に行えばよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、コンテナの開閉扉側の
屋根パネルを昇降自在にすることにより、開閉扉部の荷
役空間が広げられ、フォークリフトあるいはクレーン等
による荷役範囲が拡大され、背高貨物やフレキシブルバ
等の袋物の積み下ろし作業等を極めて容易に行うこ
とができると同時に、屋根パネルの昇降機構として操作
の容易なオイルジャッキを採用し、しかも該オイルジャ
ッキを妻パネル側のコーナーポストに近接させて設けた
ため、荷役の邪魔にならず、しかも小さな昇降ストロー
クで屋根パネルの開閉扉側を昇降させることができ、結
果として、比較的小型のオイルジャキの使用を可能にす
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るコンテナの概略斜視図であ
る。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1の一部省略横断面図である。
【図5】ジャッキ格納部の斜視図である。
【図6】屋根パネルの昇降機構部の一部省略縦断面図で
ある。
【図7】屋根パネル固定金具の斜視図である。
【図8】緩衝器取付け部の側面図である。
【図9】本発明に係るコンテナの屋根パネルの上昇状態
を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 床パネル 2 コーナーポスト 3 開閉扉 4 妻パネル 5 側パネル 6 側パネル 7 屋根パネル 12 ヒンジ 17 昇降機構 19 オイルジャッキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 88/12 B65D 88/54 B65D 90/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側パネルを介して開閉扉部と対向する妻
    パネル上端と屋根パネルがヒンジ連結され、前記妻パネ
    ル側のコーナーポストに近接させてオイルジャッキの格
    納部が設けられ、前記オイルジャッキの昇降部の上端に
    連結された昇降ロッドの上端に前記妻パネル側を円弧状
    に形成した前記屋根パネルの押上板が連結されてなるこ
    とを特徴とするコンテナ。
  2. 【請求項2】 屋根パネルと側パネル間に緩衝器を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載のコンテナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007284073A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Kitami Tsuun Kk ウイングルーフコンテナ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3012243U (ja) 1994-12-08 1995-06-13 株式会社すがも平和霊苑 葬祭儀空間兼柩運搬に用いられる移動箱体

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JP3012243U (ja) 1994-12-08 1995-06-13 株式会社すがも平和霊苑 葬祭儀空間兼柩運搬に用いられる移動箱体

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JP2007284073A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Kitami Tsuun Kk ウイングルーフコンテナ

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