JP3407354B2 - 液体を収容する袋体の製造方法 - Google Patents

液体を収容する袋体の製造方法

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、フィルム材から筒部材
としたものを口部材に取り付けて液体、例えば、アイラ
イナ−、リップカラ−、ファンデ−ションクリ−ムなど
の化粧料、墨液、絵具等の筆記料、マヨネ−ズ、トマト
ケチャップ、マスタ−ド、食用油等の料理料、機械油、
歯磨き剤など、を収容する袋体とする方法に関する。 【0002】 【従来の技術】液体を収容する袋体としては、例えば即
席ラ−メンなどの液体調味料入れに代表されるものがあ
る。フィルム材を二つ折りし、重ねあわせた各辺の部分
を熱溶着し、結果として3辺が熱溶着部となった四角形
状の扁平なものである。ただ、このものは、収容する液
体自体の重みによって変形し易いので、大量の液体を収
容させるには必ずしも好適ではない。それよりも、口部
材を利用することによって、形状的に種々の要求を満足
でき、所望の変形容易性も満足し、液漏れも十分に防止
できるなどといった利点を有する袋体とした方が望まし
い。また、このような口部材を有する袋体は、内側を低
融点層とする積層構造の薄肉軟質の筒部材を口部材に取
り付けて熱溶着することによって容易に得られる。熱溶
着時の温度や時間など、条件は自由に設定されてよい。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】但し、このような口部
材に取り付ける筒部材として、初めから筒体として作製
されたものを用いるということは、耐液体透過性に優れ
たものとすることを条件にすると、考えただけでも高価
なものとなってしまう。この点、フィルム材から筒部材
を得、これを用いることが、現状では最善と考えられ
る。具体的には、片面を低融点層とする積層構造のフィ
ルム材を準備し、その両縁部を、低融点層を内側にして
合掌状に熱溶着し、熱溶着した部分が鰭状部となった筒
部材を得ればよい。このようなフィルムは、多数種市販
されており、用途に応じて適宜選択できる利点もある。
しかし、まだこれでも留意すべき点が残っている。例え
ば、量産を考慮した場合、あるいは、準備する筒部材の
寸法が大きくばらついていたり複数種の口部材に対して
一種の筒部材を適用しようとする場合など、筒部材を口
部材に嵌め溶着した部分から液漏れを生じるものが不良
品として発生しなくもないので、これに対する工夫をし
ておいた方がよい。 【0004】ここで、実際に行ってみると分かるが、特
に、鰭状部の付け根近傍で液漏れが生じ易い。熱溶着を
容易に行うには、鰭状部の上から押し当てるように加熱
体を筒部材の周部に当接させることになるが、鰭状部が
重なる分だけ他の部分よりも加熱不足が生じるのであろ
うし、また、鰭状部の付け根部分では筒部材の内壁とし
て完全に滑らかな壁面が形成されていないためではない
かと考えられるところである。 【0005】量産容易にして耐液漏れ性にも優れたもの
を得るための一方法として、本発明は、片面を低融点層
とする積層構造のフィルム材の両縁部を、前記低融点層
を内側にして合掌状に熱溶着し、熱溶着した部分が鰭状
部となった筒部材を得、この筒部材の一方の開口部をプ
ラスチック製の口部材の外周部に嵌めて周状に熱溶着
し、筒部材の他方の開口部を内側低融点層を合掌状に熱
溶着して封して、液体を収容する袋体を製造する方法で
あって、前記口部材の外周部に筒部材を熱溶着するにあ
たり、加熱体として、前記鰭状部を含む筒部材の周部を
加熱する強加熱体と、筒部材のその他の周部を加熱する
弱加熱体とを併用すると共に、前記強加熱体を口部材に
埋没するように押しつけることによって筒部材に張力を
加える、液体を収容する袋体の製造方法を要旨とする。 【0006】 【実施例】添付図面に基づいて一例の説明をする。図1
において、1が筒部材、2が口部材をそれぞれ示す。筒
部材1は、例えば、即席ラ−メンなどの液体調味料を収
容する袋体とか買物を入れるのに使用するビニ−ル袋の
ように極めて薄肉で軟質のもので、図示は省略するが、
内側を低融点層とする積層構造を有している。片面を低
融点層とする積層構造のフィルム材の両縁部を低融点層
を内側にして合掌状に熱溶着して得たもので、この熱溶
着した部分が鰭状部1aとして残っている。ここで、フ
ィルム材としては、例えば、厚さ約60μmの低密度ポ
リエチレン層の上にポリ塩化ビニリデンの薄層、更にそ
の上にポリプロピレンの層を設け、全体として約80μ
mの厚さとなったものとか、中間層としてアルミニウム
の蒸着層を有するものなどを一例として挙げられる。 【0007】また、口部材2は、この熱溶着を可能にす
るプラスチック製である。一例としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリアセタ−ルなどが
挙げられる。望ましくは、筒部材1の低融点層の材質と
同種のものとしておく。尚、参照符号2bは液体吐出口
を示す。 【0008】図2は、この図1の筒部材1の一方の開口
部を口部材2の外周部2aに嵌め、周状の熱溶着により
取り付けた後の状態を示す。筒部材1の図面下端部が未
封状態になっているが、該部は、液体を収容後、熱溶着
により封してもよいし、口部材2に取り付ける前に、即
ち、図示の前段階で予め熱溶着により封しておいてもよ
いので、図には袋体を示す参照符号Aも付してある。こ
の図2に示すものにおいて、ドットを付した部分が強加
熱部3、そうでない部分が弱加熱部4である。ここで、
強加熱部3は鰭状部1aを含む部分となっている。尚、
図示の3個の周状凹部1bは、熱溶着の周状性を確実に
する一手段として示したものである。即ち、幅広で均一
の熱溶着をするよりも、局所的に大きな張力を加えて熱
溶着した方が周状性を確保し易い。 【0009】図3〜図5は、口部材2を省略してある
が、この筒部材1の口部材2に対する周状熱溶着のステ
ップを説明するためのものである。まず、筒部材1の内
側低融点層及び口部材2の表面部分を溶かすに十分な加
熱体5、6、7の間に、筒部材1を口部材2に嵌めたも
のを配置し(図3)。加熱体5、6、7を押し当てて熱
溶着し(図4)、そして、加熱体5、6、7を引き離す
(図5)。 【0010】ここで、図3における筒部材1の配置にあ
たっては、図面垂直方向の移動によるものとしてもよい
し、例えば、加熱体6、7が図示よりも左右に離れたと
ころに位置するようにしておくことで、図面上下方向の
移動によるものとするなどしてもよい。 【0011】また、図4の状態にするとき、筒部材1を
固定状態にし、加熱体5、6、7をこの筒部材1に対し
て動かしてもよいし、例えば加熱体6を固定状態にし、
筒部材1や加熱体5、7がこの加熱体6対して動くもの
とするなどしてもよい。この移動が回転を伴うものであ
ってもよい。更に、図示のものは、なるべく熱エネルギ
−の無駄な消費を少なくするとともに加熱体5、6、7
の相互の位置を決定する一手段として、加熱体6、7が
相互に当接して大半の円弧状部分を形成し、加熱体5の
肩部がこれら加熱体6、7に当接して筒部材1に対する
前進位置の決定をされるものとなっているが、適宜であ
ってよい。但し、筒部材1の鰭状部1aの部分が加熱体
5で熱溶着されるようにはする。図示したものにおいて
は、加熱体5が強加熱体としてあることによる。従っ
て、加熱体6、7は弱加熱体となっている。勿論、3以
上の加熱体により弱加熱体を構成しても構わない。 【0012】強加熱体は、弱加熱体よりも、高い温度で
加熱するものであるか、同様温度でも強く加圧するもの
であるか、少なくともいずれかにしておくのが好まし
い。強く加圧させるからと言ってわざわざ低い温度で加
熱させなくてもよい。また、高い温度で加熱するからと
言ってわざわざ弱く加圧させなくてもよい。むしろ、高
い温度での加熱と強い加圧の両方を満足させておく方が
よい。図6は、図4のI部を拡大したものであるが、強
加熱体である加熱体5の強い加圧によって筒部材1の鰭
状部1aを含む部分は口部材2に埋没するようになり、
このとき、筒部材1には引張力が加わり、筒部材1に溶
着皺が生じるのを抑制できることを示している。尚、こ
こで説明した熱溶着のステップにおいては、口部材2を
台上に載置して作業する方が位置合わせなど容易であ
る。即ち、図7に示すように、口部材2を下側にして熱
溶着する。ここで、図7のドット部分が加熱体5の押し
当て部であり、図2に示した強加熱部3である。 【0013】以上のようにして製造した袋体Aの適用例
を図8に示す。吐出容器とした一例で、熱溶着により封
された筒部材1の下端部の両端は、簡略図示してある
が、折り返してある。また、筒部材1の内部には、例え
ば、ファンデ−ションクリ−ムなどの液体が収容してあ
る。この図8に示すものは、頭部8を押し下げると、ピ
ストン・シリンダ−構造により、口部材2の液体吐出口
2bのところに配した下弁9が綴じたまま上弁10が開
き、弾性体よりなる吐出先部材11が変形して受部材1
2との間に隙間が形成され、この隙間12から液体が吐
出され、また、押圧力を解除すると、スプリング13に
より頭部8が上がり、このとき、上弁10が綴じたまま
下弁9が開き、筒部材1内に収容した液体が吸引される
ようになったものである。筒部材1は、この吐出による
収縮が可能な軟質性を有している。 【0014】 【発明の効果】本発明によれば、フィルム材から筒部材
を得、これを用いることによる価格面の利点を発揮しつ
つ、筒部材に溶着皺が生じるのも抑制して、液漏れ不良
品の発生を抑えて量産性良好に、液体を収容する袋体を
製造することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】筒部材と口部材の一例を説明するための斜視
図。 【図2】筒部材と口部材とが周状に熱溶着された状態の
一例を説明するための斜視図。 【図3】筒部材と口部材との周状熱溶着のステップを説
明するための斜視図。 【図4】筒部材と口部材との周状熱溶着のステップを説
明するための斜視図。 【図5】筒部材と口部材との周状熱溶着のステップを説
明するための斜視図。 【図6】図4のI部拡大図。 【図7】筒部材と口部材との周状熱溶着時の状態の一例
を説明するための側面図。 【図8】本発明で得た袋体の一適用例を説明するための
断面図。 【符号の説明】 A 袋体 1 筒部材 1a 端部 1b 周状凹部 2 口部材 2a 外周部 2b 液体吐出口 3 強熱溶着部 4 弱熱溶着部 5 強加熱体 6 弱加熱体 7 弱加熱体 8 頭部 9 下弁 10 上弁 11 吐出先部材 12 受部材 13 スプリング

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 片面を低融点層とする積層構造のフィル
    ム材の両縁部を、前記低融点層を内側にして合掌状に熱
    溶着し、熱溶着した部分が鰭状部となった筒部材を得、
    この筒部材の一方の開口部をプラスチック製の口部材の
    外周部に嵌めて周状に熱溶着し、筒部材の他方の開口部
    を内側低融点層を合掌状に熱溶着して封して、液体を収
    容する袋体を製造する方法であって、前記口部材の外周
    部に筒部材を熱溶着するにあたり、加熱体として、前記
    鰭状部を含む筒部材の周部を加熱する強加熱体と、筒部
    材のその他の周部を加熱する弱加熱体とを併用すると共
    に、前記強加熱体を口部材に埋没するように押しつける
    ことによって筒部材に張力を加える、液体を収容する袋
    体の製造方法。
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