JP4232402B2 - リブ付き袋状容器の成形方法及び成形装置 - Google Patents

リブ付き袋状容器の成形方法及び成形装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本発明は、食品,飲料,洗剤等の半流動性又は流動性の内容物を充填するのに適するパウチ等の袋状の容器成形方法及びその成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、食料品や飲料、洗剤、接着剤等の内容物を充填して店頭の陳列棚等に配列される容器として、パウチ等の袋状容器が多用されるようになっている。この中でも、特に、洗剤等の詰め替え用として店舗の陳列棚に立てた状態で配列される自立性の袋状容器が多用されている。
【0003】
図8は、このような自立性の袋状容器の一例にかかり、その斜視図である。
この袋状容器100は、軟包材で形成された胴部101と底部102とから構成されている。そして、胴部101の側部周縁にサイドシール103が施され、頂部にはトップシール105が施されているとともに、胴部101と底部102との間には、ボトムシール104が施されている。また、トップシール105の一部を図中点線で示すように切り取ることで、注出口106が形成されるようになっている。
【0004】
この自立性の袋状容器100の胴部101には、その中間部にくびれ部108が形成されている。くびれ部108は他の部位よりも幅が狭くなっていて、利用者が掴みやすいようになっている。
この袋状容器100に洗剤等の内容物を充填すると、折り畳まれた状態の底部102が折り目102aのところで拡がって、袋状容器100が円錐又は角錐状になって、自立させることが可能になる。
【0005】
しかし、上記構成の袋状容器100は、以下のような問題点を有している。
すなわち、袋状容器が柔らかいため、店頭に並べたときに首垂れしやすく、見た目が悪くなる。また、袋状容器が柔らかいため、袋状容器100が持ちにくいうえ、注出口106から内容物を取り出そうとして袋状容器100の胴部101を不用意に掴むと、注出口106から内容物が飛び出すことがある。また、くびれ部108を掴んで内容物を取り出す際に、袋状容器100がくびれ部108のところで折れ曲がって、内容物の取り出しが困難になる。
【0006】
上記の問題は、袋状容器100の肉厚を厚くして剛性を高めることである程度は解決できるものの、材料の使用量が増えて袋状容器100の価格を高くするだけでなく、成形コストも高くなるという新たな問題が生じる。また、持ちにくいという問題点は依然として解決することができない。
さらに、特開平7−291303号公報には、サイドシール3よりも内側に、上下に伸びている線状リブ又は線状溝が左右対称に一対形成されている自立性の袋状容器が開示されている。この袋状容器は、袋状容器の形状を保って優れた自立安定性を得ることができるという利点があるものの、掴みにくいという問題点は依然として解決することができず、かつ、内容物を取り出す際の強度も不十分である。
また、前記線状リブ又は前記線状溝は、袋状容器を形成している軟包材に、この軟包材の融点よりも高い温度に加熱した押し型を押し付けて形成されているため、前記線状リブ又は前記線状溝が形成される際に軟包材が薄肉化して、落下衝撃等の衝撃により袋状容器が破れるおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の問題点にかんがみてなされたもので、価格及び成形コストを高くすることなく、剛性を高めて優れた保形性を得ることができ、かつ、掴みやすく滑りにくくして、内容物を取り出しやすくしたリブ付きの袋状容器成形方法及び成形装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るリブ付き袋状容器の成形方法は、軟包材から成形され、内容物を充填して密封される袋状容器であり、前記袋状容器の少なくとも一方の側面に複数のリブを形成したリブ付き袋状容器の成形方法であって、リブ付き袋状容器の成形工程の途中で袋状の予備成形体を形成し、この予備成形体の側面に所定間隔で複数のコアを押し当て、このコアの間に挿入された前記側面の一部を、前記コアの間隔を狭めることによって挟み込むとともに、加熱・冷却により前記リブを形成する方法としてある
なお、前記コアに側面の一部を挟み込んだ後に加熱を行ってもよいが、予め予備成形体の一部又は全部を加熱した後に、コアの間に挟み込むようにしてもよい。
【0009】
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形方法では、前記予備成形体の内部に流体を圧入し、この流体の圧力によって前記予備成形体の前記側面の一部を前記コアの間に挿入するようにするとよい。前記流体の圧力によって予備成形体が膨らみ、前記側面の一部を前記コアの間に挿入することができる。なお、前記流体としては空気のほか、二酸化炭素や窒素ガス等の不活性ガスを用いることができる。水等の液体を圧入するようにしてもよい。
また前記予備成形体の外部の圧力を内部の圧力よりも低い圧力として、前記予備成形体の前記側面の一部を前記コアの間に挿入するようにしてもよい。例えば、前記予備成形体の外部の空気を抜いて負圧とすることで、前記予備成形体が膨らみ、前記側面の一部を前記コアの間に挿入することができる。
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形方法では、前記コアの間の隙間に対して進退移動自在に設けられた複数の押圧部材によって、前記予備成形体の前記側面の一部を前記コアの間に挿入するようにしてもよい。この場合には、コンプレッサ等の圧縮空気供給源を設ける必要がない。
【0010】
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形方法では、前記コアの間に挟み込まれた前記側面の一部を、前記予備成形体の内部又は外部から加熱するようにするとよい。この場合前記コアに加熱手段を設け、この加熱手段によって加熱するようにしてもよい。さらに所定温度に加熱された前記流体を前記予備成形体に圧入し、この流体の圧力によって前記予備成形体を加熱しながら、前記側面の一部を前記コアの間に挿入するようにしてもよい。
【0011】
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形方法で前記袋状容器の少なくとも一方の側面に所定幅にわたって複数のリブを形成し、前記幅で画成される範囲の幅方向両端縁とともに、前記端縁よりも内側となる部位にも前記リブが形成されるようにすることができる
このようにすれば、側面に形成した複数のリブによって、袋状容器の剛性を十分に高めることができるので、内容物を取り出す際にも袋状容器が折れ曲がりにくくなって、内容物の取り出しを容易に行えるようになる。
また、このリブを、前記側面に所定幅にわたって複数形成し、前記幅で画成される範囲の幅方向両端縁とともに、前記端縁よりも内側となる部位にも形成されるようにすることで、前記リブが滑り止めとなって、袋状容器が掴みやすく、内容物の取り出しも容易になる。
さらに、従来の袋状容器よりも薄肉にしても十分な剛性を得ることができるので、袋状容器の材料(軟包材)の使用量を減らして、その分、袋状容器の価格を低くすることができる。
【0012】
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形方法では、前記袋状容器が、胴部と底部とからなる自立性の容器であり、前記リブを前記胴部の側面に縦方向に形成することができる
このようにすれば、自立性の袋状容器を店頭に陳列したときに首垂れが生じにくい。
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形方法では、前記リブは、前記側面の一部を内方から外方又は外方から内方に押し出して形成された突起とするとよい。
このようなリブによって、袋状容器の剛性を高めることができる。また、袋状容器を成形する軟包材の一部を利用してリブを形成しているため、材料コストを高くするということもない。
【0013】
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形方法では、前記突起を両側から押圧して、前記突起の裏側に形成された溝の対向する側壁の少なくとも一部を密着させ、前記側壁を接着して前記リブを形成することができる
このようなリブは特に剛性が高いので、袋状容器の剛性をさらに高めることができる。
前記溝の側壁の接着は、前記溝に接着材を充填して行ってもよいが前記軟包材としてヒートシール性のものを用い、前記側壁を過熱・溶融させて接着してもよい。
【0014】
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形方法では、前記リブを袋状容器の少なくとも一方向に形成するとともに、前記軟包材にシールを施した部分のうち、一方のシール部分又はその近傍から、他方のシール部分に向けて形成することができる
前記側面の一部を外方から内方又は内方から外方に押し出してリブを形成すると、前記側面の幅を収縮させる方向に力が作用する。シールを施した部分は、袋状容器の中でも剛性が高い部分であるので、前記収縮は、シールから遠い部分ほど大きくなる。そのため、くびれ部を形成するための手段を予め講じていなくても、リブを形成するだけで側面の途中部位にくびれ部を形成することができるようになる。
なお、リブを形成する方向は、袋状容器の長手方向でも短手方向のいずれでもよく、これら両方向であってもよい。
【0015】
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形装置は、リブ付き袋状容器の成形工程の途中で形成される袋状の予備成形体の側面の外側に設けられ、前記側面側に曲率中心を有する円弧に沿って配列された複数の固定コアと、この固定コアとリンク部材で連結され、前記円弧の径方向に移動自在な可動コアと、前記可動コアを前記側面に当接する前進位置と、前記側面から離間した後退位置との間で進退移動させる移動手段と、前記可動コアの間に前記側面の一部を挿入する挿入手段と、前記可動コアの間に挿入された前記側面の一部を加熱する加熱手段とを有する構成としてある。
【0016】
この構成によれば、移動手段によって可動コアを進退移動させると、可動コアが予備成形体の側面に当接する前進位置と、予備成形体の側面から離間した後退位置との間で進退移動する。固定コアが前記側面側に曲率中心を有する円弧に沿って配列されているので、可動コアが前進すると可動コア間の間隔が狭くなる。したがって、側面の一部を挿入手段によって可動コアの間に挿入した状態で、さらに可動コアを前進させることで、可動コア間に前記側面の一部が挟み付けられる。そして、可動コア間に挟み付けられた前記側面の一部を加熱することで、リブが形成される。
【0017】
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形装置は、前記可動コアの間に出没自在に設けられ、前記可動コアが前進したときに前記側面の一部に押圧力を付与して、前記可動コアの間に前記側面の一部を挿入する押圧部材を設けることができる
この構成によれば、圧縮空気等の流体を用いることなく、可動コアと可動コアの間の隙間に側面の一部を挿入することができる。
また、本発明に係るリブ付き袋状容器の成形装置、前記可動コアに加熱手段を設け、この加熱手段で前記側面の一部を加熱するようにしてもよいし前記可動コアに加熱手段を設け、この加熱手段で前記側面の一部を加熱・溶融し、前記リブの裏側に形成された溝の側壁を溶着するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明にかかる容器の成形方法の好適な実施形態を説明する。
【0019】
図1(a)はリブ付き袋状容器の一例を示す斜視図である。
図1(a)に示すように、リブ付き袋状容器10は、軟包材で形成された胴部11と底部12とから構成されている。前記の軟包材としては、例えば、結晶性ポリプロピレン、結晶性プロピレン−エチレン共重合体、結晶性ポリブテン−1、結晶性ポリ4−メチルペンテン−1、低,中又は高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)等のポリオレフィン類、ポリスチレン,スチレン−ブタジエン共重合体等の芳香族ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル,塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン化ビニル重合体、アクリロニトリル−スチレン共重合体,アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体等の二トリル重合体、ナイロン6,ナイロン66,パラ又はメタキシリレンアジパミド等のポリアミド類、ポリエチレンテレフタレート,ポリテトラメチレンテレフタレート等のポリエステル類、各種ポリカーボネート、ポリオキシメチレン類のポリアセタール類等の熱可塑性の樹脂フィルムや紙等の単層構造のもの、前記の樹脂フィルムや紙等をラミネートした多層構造のものを用いることができる。
【0020】
リブ付き袋状容器10の胴部11の側部周縁にはサイドシール13が施され、頂部にはトップシール15が施されている。胴部11と底部12との間には、ボトムシール14が施されている。そして、トップシール15の一部を図中点線で示すように切り取ることで、注出口16が形成されるようになっている。また、胴部11には、その中間部にくびれ部18が形成されている。
【0021】
リブ20は、図1(a)に示すように、胴部11の側面に、所定の幅にわたってほぼ平行に複数(この実施形態では五つ)形成され、当該幅で画成される範囲の幅方向両端縁とともに、この端縁よりも内側となる部位にもリブ20が形成されるようにしている。リブ20を形成する前記の幅は、リブ付き袋状容器10の剛性と掴みやすさ、内容物を取り出す際の滑りにくさを考慮して決定するとよい。例えば、前記側面の幅の1/2〜2/3程度とするとよい。
また、リブ20は、胴部11の表裏両側面に形成してもよいが、図1(a)に示すように一側面だけに形成してもよい。そして、リブ20を形成しない胴部11の他側面に、ラベル等を貼付したり、商品名等を印刷するとよい。
さらに、リブ20は、胴部11の下側のボトムシール14を施した部分から、胴部11の上方の途中部位まで、ほぼ直線状に形成するとよい。もちろん、必要に応じて、トップシール15を施した部分又はその近傍までリブ20を延長してもよいし、直線状に限らず、蛇行状又は曲線状に形成してもよい。また、一方向に限らず、交差する複数の方向にリブ20を形成してもよい。
【0022】
図1(b)は、リブ20を図1(a)のI−I方向に断面した拡大図である。
この実施形態においてリブ20は、胴部11の側面の一部を外側に突き出させて形成されている。胴部11の側面の一部を内側に突き出させて、リブを形成するようにしてもよいし、前記側面の外側に突き出させたリブと、前記側面の内側に突き出させたリブとを混在させてもよい。
また、図1(c)に示すように、図1(b)のリブ20の両側から押圧力を付与して、リブ20を形成する胴部11の内側の溝20aを押し潰し、対向する側壁20b,20bを密着させた状態で接着して、リブ21を形成するようにしてもよい。側壁20b,20bの接着は、溝20a内に充填した接着材によって行うものとしてもよいが、加熱溶着又は超音波溶着等によって行うようにしてもよい。図1(c)に示すようなリブ21は、胴部11の内側に溝20aを有する図1(b)に示すようなリブ20に比して剛性が高く、リブ付き袋状容器10の剛性をさらに高めることができ、かつ、掴みやすさの点でも優れるという利点がある。
【0023】
図2は、図1(a)で示したようなリブ付き袋状容器10の成形の手順を説明する図である。
まず、図2(a)に示すように、軟包材を重ね合わせ、三つの周縁部分にサイドシール13とボトムシール14を施して、胴部11と底部12とからなる袋状の予備成形体10′を成形する。
次いで、本発明のリブ付き袋状容器10を成形するための成形装置を構成する固定金型1のキャビティ1aに予備成形体10′を挿入し、サイドシール13を施した部分を押さえ部材3,3と固定金型1とで挟持させて、予備成形体10′の位置決めと固定を行う。
また、図2(b)に示すように、リブ20を形成する胴部11の一方の側面に対峙させて、複数の可動コア201を配置する。この実施形態のように五つのリブ20を形成する場合は、六つの可動コア201を配置する。可動コア201は、胴部11に接近するにしたがって可動コア201の間隔が小さくなるように、図2(b)に示すように円弧状に配置するとよい。
【0024】
固定金型1の上部に図示しない蓋を取り付け、予備成形体10′を密封する。そして、前記蓋にコンプレッサ等の圧縮空気供給源を接続し、予備成形体10′の内部に圧縮空気を供給できるようにする。
この後、図2(c)に示すように、可動コア201を胴部11の側面に当接させ、コンプレッサ6から圧縮空気を予備成形体10′に供給する。この圧縮空気により、胴部11の側面の一部が可動コア201,201の間に挿入される。すなわち、この実施形態では、コンプレッサ6等の圧縮空気供給源が、可動コア201,201の間に胴部11の側面の一部を挿入する挿入手段を構成するわけである。
【0025】
この状態で、加熱手段である加熱ブロワー7で、可動コア201,201の間に挿入された胴部11の側面の一部を加熱する。また、加熱と同時に、可動コア201をさらに前進させて、可動コア201,201で前記側面の一部を挟持させる。
この後、加熱ブロワー7を胴部11から遠ざけ、胴部11を冷却する。これにより、予備成形体10′の側面にリブ20が形成される。この予備成形体10′にトップシール15を施せば、図1(a)に示すようなリブ付き袋状容器10が完成する。
なお、図2(c)で示した例では、キャビティ1aに予備成形体10′を挿入し、可動コア201,201で前記側面の一部を挟持させた後に、加熱ブロワー7で胴部11の側面の一部を加熱するようにしているが、可動コア201,201で前記側面の一部を挟持させる前、或いは、予備成形体10′をキャビティ1aに挿入する前に、予め予備成形体10′の全体又は胴部11の一部を加熱しておくようにしてもよい。
【0026】
なお、図2(d)に示すように、可動コア201の内部にヒータ205を設け、このヒータ205で可動コア201,201間に挿入された胴部11の側面の一部を加熱して、リブ20を形成するようにしてもよいし、このヒータ205を利用してリブ20をさらに加熱し、溝20aの両側壁20b,20b(図1(b)参照)を溶着させて、リブ21(図1(c)参照)を形成するようにしてもよい。
【0027】
図3は、リブ付き袋状容器の成形方法及び成形装置の他の実施形態を示す平面図である。
なお、この実施形態において、先の実施形態と同一部位,同一部材には同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。
図3(a)に示すように、予備成形体10′の内部に、可動コア201,201間に胴部11の側面の一部を押し込むための複数(この実施形態では、形成されるリブ20(21)の数に合わせて五つ)の押圧部材206が設けられている。
この押圧部材206は、形成しようとするリブ20(21)の長さとほぼ同じ長さを有する平板状の部材から形成され、可動コア201,201の間の隙間に対して進退移動自在に設けられている。
【0028】
押圧部材206及びこの押圧部材206を進退移動させる駆動手段は、例えば、固定金型1に取り付けられる図示しない蓋に設けられていて、前記蓋を固定金型1に取り付けたときに、押圧部材206の各々が可動コア201,201の間の各隙間に対峙する位置に位置決めされるようにするとよい。
図3(b)に示すように、可動コア201を胴部11の側面に向けて移動させるとともに、押圧部材206を内側から前記側面に向けて移動させる。
可動コア201が前記側面に当接したとき、押圧部材206が各可動コア201,201の間の隙間に位置している前記側面の一部を押して、可動コア201,201の間の隙間に前記側面の一部を挿入する。
【0029】
先の実施形態と同様に、この状態で加熱ブロワー7により可動コア201,201の間の隙間に挿入された前記側面の一部を加熱する。冷却後に、可動コア201及び押圧部材206を後退させると、胴部11の側面にリブ20が形成される。
この実施形態では、押圧部材296が可動コア201,201の間の隙間に胴部11の側面の一部を挿入する挿入手段を構成するので、先の実施形態で説明したようなコンプレッサ6等の圧縮空気供給源は設ける必要がない。
【0030】
図4は、本発明の固定金型1と組み合わせて使用されるコア200の原理を説明する側面図、図5はコア200の全体構成及び作用を示す斜視図である。なお、図5においては、図示の便宜のため、可動コア201と固定コア202以外は仮想線で示している。
図4及び図5に示すように、コア200は、コア本体200a等の固定部に取り付けられた複数の固定コア202と、この固定コア202の各々に移動自在に取り付けられた可動コア201と、この可動コア201を進退移動させる駆動部210とから概略構成されている。
可動コア201と固定コア202とは、ヒンジ201a,202aによって可動コア201及び固定コア202に回動自在に取り付けられた連結部材203によって連結されている。
【0031】
固定コア202と可動コア201とは、図5に示すように、固定金型1側に曲率中心を有する円弧に沿って配列され、連結部材203を回動させながら固定コア202に対して可動コア201を上昇させると、前記曲率中心に向かって可動コア201が移動(前進)する。
駆動部210は、可動コア202を摺動自在に載置する昇降部材212と、この昇降部材212を昇降させるシリンダ211とを有している。シリンダ211が駆動して、ピストンロッド211aが上昇し、昇降部材212を押し上げると、この昇降部材212の上昇とともに可動コア201が上昇しながら、前記曲率中心に向かって前進する。
【0032】
また、この前進にともない、可動コア201,201間の隙間が小さくなるので、可動コア201,201の間に胴部11の側面の一部を挿入して挟み付けることで、強固なリブ20(21)を形成することができる。
また、ピストンロッド211の下降とともに昇降部材212が下降すると、可動コア201が自重又は図示しないばね等の付勢手段の作用によって下降し、後退するとともに、可動コア201,201の間の隙間が拡がって、予備成形体10′とともに、可動コア201,201からリブ20(21)を取り出すことができるようになる。
【0033】
本発明の成形方法及び成形装置によれば、特別な工程を設けることなく、胴部11の途中にくびれ部18を形成することができる。
図6は、上記成形方法及び成形装置で成形されたリブ付き袋状容器の平面図である。
リブ20(21)は、底部12と胴部11との間のボトムシール14が施された部分から、胴部11の頂部のトップシール15に向けて直線状に形成されている。リブ20(21)を形成すると、胴部11の幅を減少させる方向に力が作用するが、ボトムシール14及びトップシール15を施した部分は剛性が高いため、この力による幅の減少量は小さい。つまり、トップシール15側のリブ20(21)の全幅lがボトムシール14側のリブ20(21)の全幅Lよりも小さいため、胴部11の両側のサイドシール13を施した部分が互いに引き寄せられ、胴部11の途中にくびれ部18が形成される。
【0034】
上記の説明では、胴部11と底部12とからなる自立性の袋状容器にリブ20(21)を形成する場合について述べたが、本発明は、このような自立性の袋状容器に限らず、平形の袋状容器にも適用が可能である。
図7は、側面にリブを形成した平形のリブ付き袋状容器の斜視図である。
このリブ付き袋状容器30は、二枚の軟包材を重ね合わせて、その周囲にサイドシール33を施したものである。
リブ40は、表裏両方又は一方の側面31に複数(図7の例では五つ)形成されている。このリブ40は、リブ付き袋状容器30の長手方向に沿って、一方のサイドシール33の近傍部分から他方のサイドシール33の近傍部分まで形成するとよい。これにより、リブ付き袋状容器30の途中部位にくびれ部38が形成される。
リブ40を形成する幅は、先の実施形態と同様に、リブ付き袋状容器30の剛性と掴みやすさ、内容物を取り出す際の滑りにくさを考慮して決定するとよく、例えば、前記側面の幅の1/2〜2/3程度とするとよい。
【0035】
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態により限定されるものではない。
例えば、上記の第一の実施形態では、圧縮空気を予備成形体10′内に圧入し、この圧縮空気の圧力によって可動コアの間に側面の一部を挿入し、加熱ブロワーで前記側面の一部を加熱するものとして説明したが、高温の圧縮空気を予備成形体10′の中に圧入して、加熱と可動コア間への挿入を同時に行うようにしてもよい。
また、予備成形体10′に圧入する流体として、空気や二酸化炭素、窒素等の気体を例に挙げて説明したが、流体は水等の液体であってもよい。
さらに、予備成形体10′の周囲の空気を抜く等して、予備成形体10′の外部の圧力を内部の圧力よりも低い圧力とし、この圧力差によって前記予備成形体を膨らませて、前記側面の一部を前記コアの間に挿入するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば袋状容器の価格や成形コストを高くすることなく、袋状容器の剛性を高めて優れた保形性を得ることができ、かつ、掴みやすく滑りにくくして、内容物を取り出しやすくしたリブ付き袋状容器を成形することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)はリブ付き袋状容器の一例を示す斜視図、図1(b)は図1(a)のI−I方向断面図、図1(c)はリブの他の形態を示す図1(a)のI−I方向断面図である。
【図2】 リブ付き袋状容器の成形の手順を説明する図である。
【図3】 リブ付き袋状容器の成形方法及び成形装置の他の実施形態を示す平面図である。
【図4】 固定金型と組み合わせて使用される原理を説明する側面図である。
【図5】 コアの全体構成及び作用を示す斜視図である。
【図6】 本発明の成形方法及び成形装置で成形されたリブ付き袋状容器の平面図である。
【図7】 側面にリブを形成した平形のリブ付き袋状容器の斜視図である。
【図8】 本発明の従来例にかかり、自立性の袋状容器の斜視図である。
【符号の説明】
1 固定金型
3 押さえ部材
10 リブ付き袋状容器
10′ 予備成形体
11 胴部
12 底部
18 くびれ部
20,21 リブ
30 リブ付き袋状容器
40 リブ
200 コア
201 可動コア
202 固定コア
203 連結部材
210 駆動部
211 シリンダ
212 昇降部材

Claims (17)

  1. 軟包材から成形され、内容物を充填して密封される袋状容器であり、前記袋状容器の少なくとも一方の側面に複数のリブを形成したリブ付き袋状容器の成形方法であって、
    リブ付き袋状容器の成形工程の途中で袋状の予備成形体を形成し、
    この予備成形体の側面に所定間隔で複数のコアを押し当て、このコアの間に挿入された前記側面の一部を、前記コアの間隔を狭めることによって挟み込むとともに、加熱・冷却により前記リブを形成することを特徴とするリブ付き袋状容器の成形方法。
  2. 前記予備成形体の内部に流体を圧入し、この流体の圧力によって前記予備成形体の前記側面の一部を前記コアの間に挿入することを特徴とする請求項1に記載のリブ付き袋状容器の成形方法。
  3. 前記予備成形体の外部の圧力を内部の圧力よりも低い圧力として、前記予備成形体の前記側面の一部を前記コアの間に挿入することを特徴とする請求項1に記載のリブ付き袋状容器の成形方法。
  4. 前記コアの間の隙間に対して進退移動自在に設けられた複数の押圧部材によって、前記予備成形体の前記側面の一部を前記コアの間に挿入することを特徴とする請求項1に記載のリブ付き袋状容器の成形方法。
  5. 前記コアの間に挟み込まれた前記側面の一部を、前記予備成形体の内部又は外部から加熱することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のリブ付き袋状容器の成形方法。
  6. 前記コアに加熱手段を設け、この加熱手段によって前記コアの間に挟み込まれた前記側面の一部を加熱することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のリブ付き袋状容器の成形方法。
  7. 所定温度に加熱された前記流体を前記予備成形体に圧入し、この流体の圧力によって前記予備成形体を加熱しながら、前記側面の一部を前記コアの間に挿入することを特徴とする請求項2又は3のいずれか一項に記載のリブ付き袋状容器の成形方法。
  8. 前記袋状容器の少なくとも一方の側面に所定幅にわたって複数のリブを形成し、前記幅で画成される範囲の幅方向両端縁とともに、前記端縁よりも内側となる部位にも前記リブが形成されるようにしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のリブ付き袋状容器の成形方法
  9. 前記袋状容器が、胴部と底部とからなる自立性の容器であり、前記リブを前記胴部の側面に縦方向に形成したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のリブ付き袋状容器の成形方法
  10. 前記リブは、前記側面の一部を内方から外方又は外方から内方に押し出して形成された突起であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のリブ付き袋状容器の成形方法
  11. 前記突起を両側から押圧して、前記突起の裏側に形成された溝の対向する側壁の少なくとも一部を密着させ、前記側壁を接着して前記リブを形成したことを特徴とする請求項1 0に記載のリブ付き袋状容器の成形方法
  12. 前記軟包材としてヒートシール性のものを用い、前記側壁を過熱・溶融させて接着したことを特徴とする請求項11に記載のリブ付き袋状容器の成形方法
  13. 前記リブを袋状容器の少なくとも一方向に形成するとともに、前記軟包材にシールを施した部分のうち、一方のシール部分又はその近傍から、他方のシール部分に向けて形成したことを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載のリブ付き袋状容器の成形方法
  14. リブ付き袋状容器の成形工程の途中で形成される袋状の予備成形体の側面の外側に設けられ、前記側面側に曲率中心を有する円弧に沿って配列された複数の固定コアと、
    この固定コアとリンク部材で連結され、前記円弧の径方向に移動自在な可動コアと、
    前記可動コアを前記側面に当接する前進位置と、前記側面から離間した後退位置との間で進退移動させる移動手段と、
    前記可動コアの間に前記側面の一部を挿入する挿入手段と、
    前記可動コアの間に挿入された前記側面の一部を加熱する加熱手段と、
    を有することを特徴とするリブ付き袋状容器の成形装置。
  15. 前記可動コアの間に出没自在に設けられ、前記可動コアが前進したときに前記側面の一部に押圧力を付与して、前記可動コアの間に前記側面の一部を挿入する押圧部材を設けたことを特徴とする請求項14に記載のリブ付き袋状容器の成形装置。
  16. 前記可動コアに加熱手段を設け、この加熱手段で前記側面の一部を加熱することを特徴とする請求項14又は15のいずれか一項に記載のリブ付き袋状容器の成形装置。
  17. 前記可動コアに加熱手段を設け、この加熱手段で前記側面の一部を加熱・溶融し、前記リブの裏側に形成された溝の側壁を溶着することを特徴とする請求項14〜16のいずれか一項に記載のリブ付き袋状容器の成形装置。
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