JP3407281B2 - 連続真空蒸着装置 - Google Patents

連続真空蒸着装置

Info

Publication number
JP3407281B2
JP3407281B2 JP08227493A JP8227493A JP3407281B2 JP 3407281 B2 JP3407281 B2 JP 3407281B2 JP 08227493 A JP08227493 A JP 08227493A JP 8227493 A JP8227493 A JP 8227493A JP 3407281 B2 JP3407281 B2 JP 3407281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vapor deposition
flow control
crucible
evaporation
control plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08227493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06299353A (ja
Inventor
清 根橋
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
Priority to JP08227493A priority Critical patent/JP3407281B2/ja
Publication of JPH06299353A publication Critical patent/JPH06299353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3407281B2 publication Critical patent/JP3407281B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオンプレーティング
装置を含む連続真空蒸着装置に係わり、更に詳しくは、
真空中で鋼板などの連続基板にルツボから蒸発又は昇華
させた材料を蒸着させる連続真空蒸着装置及び真空中で
複数の蒸着材料を蒸発又は昇華させて、連続して供給さ
れる走行基板に多層膜或いは合金膜を形成する連続真空
蒸着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の連続真空蒸着装置は、例えば、特
開昭64−21067号公報に開示されている。かかる
従来の装置は、図6に側面部(A)と平面図(B)を示
すように、真空チャンバー1内に設けたルツボ2に蒸着
材料3を入れ、これに電子銃4より電子ビーム5を照射
して、蒸着材料を蒸発あるいは昇華させ、連続的にガイ
ドローラ6を介して供給される鋼板などの走行基板7に
蒸着材料を蒸着するようになっている。真空チャンバー
1内は真空排気8により10-1〜10-3Paに維持され
ている。
【0003】また多層膜或いは合金膜を形成する連続真
空蒸着装置として、例えば、特開平4−218660号
公報及び特開平4−246166号公報が開示されてい
る。かかる従来の装置は、図7に側面部(A)と平面図
(B)を示すように、真空チャンバー1内に設けた複数
のルツボ2a、2bに異なる蒸着材料3a、3bを入
れ、これに電子銃4より電子ビーム5a、5bを照射し
て、蒸着材料を蒸発あるいは昇華させ、連続的にガイド
ローラ6を介して供給される鋼板などの走行基板7に合
金膜の蒸着膜を形成するようになっている。かかる従来
の合金膜等を形成する連続真空蒸着装置を使用し複数の
材料からなる合金膜を走行基板7に蒸着させる場合に
は、複数のルツボを真空チャンバー1内に載置し、真空
中で電子銃4を用いて電子ビーム5a、5bにより複数
のルツボ2a、2bから異なる蒸着材料3a、3bを蒸
発あるいは昇華させ、連続的に供給される走行基板7の
表面に主として合金膜の蒸着膜を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる上記2つの連続
蒸着装置は共に、真空中でルツボ2から蒸着材料3を蒸
発させたときに、その蒸発流9は走行基板7だけでな
く、真空チャンバー1の壁や機器類(図示しないが温度
計、覗き窓、排気口など)にも及ぶため、これらに無効
蒸着物が堆積されてしまうという問題があった。このよ
うな無効蒸着物は蒸着材料3を無駄にしたり、機器類を
使用不能にさせるばかりか、その堆積速度が例えば50
〜200mm/日と速いため、その無効蒸着物を頻繁に
除去しなければならず、連続運転を長時間行うことがで
きなかった。しかも、無効蒸着物の除去作業はその都
度、真空チャンバー1の真空を破り大気に戻す必要があ
り、除去作業の終了後に再度真空引きが必要となる問題
点があった。この結果、無効蒸着物の除去作業と合わ
せ、時間、エネルギー、及び労力の多大な浪費となり、
かつこの間運転(蒸着)が停止してしまい、生産性が大
幅に低下する問題点があった。また図6に示したよう
に、通常、蒸着装置の真空チャンバー1の上流側および
下流側にも各々の別の真空チャンバー10a、10bが
あり、これらの真空チャンバーは走行基板の通過部を
介してつながっているため、蒸着部の真空チャンバー1
の真空を破り、大気に戻す場合は、蒸着部の上流側及び
下流側の真空チャンバー10a、10bも大気に戻るこ
とになる。このため、時間とエネルギーと労力の浪費は
より一層大きなものとなる問題点があった。
【0005】特に、合金膜等を形成する連続真空蒸着装
置にあっては、複数の蒸着材料が蒸発あるいは昇華し、
その結果、無効蒸着物も合金化してしまい、上記除去作
業により無効蒸着物を回収できたとしてもこれを再び蒸
着材料として利用することはできず、蒸着材料の無駄が
一層顕著なものになってしまうという問題があった。抵
抗加熱や誘導加熱によりルツボ2内の蒸着材料3を蒸発
あるいは昇華させる場合はルツボの幅方向に亘っての蒸
発量制御ができないため、走行基板7の幅方向の膜厚分
布制御ができないという問題があった。このため、合金
膜を形成する場合も、合金膜の膜厚分布が異なったり、
何らかの原因でルツボのある部分の蒸発量が変動して
も、蒸発量制御ができないため、合金膜の合金比率が走
行基板7の場所によって不均一になるという問題があっ
た。
【0006】別の従来の連続真空蒸着装置として、例え
ば、特開昭63−45365号公報、特開平4−191
364号公報、特開平4−191363号公報、特開平
4−198474号公報、特開平4−160159号公
報、実開平4−25858号公報及び特開平3−644
52号公報に開示されている。特開昭63−45365
号公報、特開平4−191364号公報、特開平4−1
91363号公報及び特開平4−198474号公報に
開示された連続真空蒸着装置(真空蒸着装置)は、基本
的にルツボの上方に絞り開口が形成されたフードを配設
するものであり、上記絞り開口により蒸発量を集束する
ことができるが、これら絞り開口は蒸着材料を絞ること
によりイオン化率の向上を図るものであり、走行基板以
外の包囲体への無効蒸着物の付着を防止したり、蒸着材
料の回収を図ることはできず、更に走行基板の膜厚分布
制御をすることはできない。特開平4−160159号
公報に開示された帯板の皮膜形成装置は、ルツボの上方
に配設した仕切板の開口を開閉板により可変とするた
め、走行基板の膜厚分布制御をすることができるが、上
記開閉板及び走行基板以外の包囲体への無効蒸着物の付
着を防止したり、また蒸着材料の回収を図ることはでき
ない。実開平4−25858号公報の開示された電子ビ
ーム蒸着装置は、ルツボ上方に蒸着防止板(遮蔽板)を
配設して蒸発流の範囲を狭め、これにより、走行基板以
外の包囲体への無効蒸着物の付着を防止することはでき
るが、上記蒸着防止板に付着した無効蒸着物の回収はで
きず、また走行基板の膜厚分布制御をすることはできな
い。特開平3−64452号公報に開示された金属蒸気
発生装置は、ルツボの上部を縮径しているのでその周壁
に付着した蒸着材料をルツボ内に回収することができる
が、ルツボの縮径された上部開口の面積は一定であるた
め、基板の膜厚分布制御をすることはできない。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の第1の目的
は、連続真空蒸着装置の走行基板以外に無効蒸着物が堆
積するのを防止し、かつ無効蒸着物の回収を行うことが
できる連続真空蒸着装置を提供することにある。更に本
発明の第2の目的は、蒸着材料の蒸発量の制御を行い、
走行基板の幅方向膜厚分布を所定のものとし、特に、合
金膜等を形成する連続真空蒸着装置においては走行基板
に所望した合金比率の合金膜を形成することができる連
続真空蒸着装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、真空中
で、ルツボから蒸着材料を蒸発あるいは昇華させ、連続
的に供給される走行基板(7)の表面に蒸着膜を形成す
る連続真空蒸着装置において、前記ルツボの長手方向に
延びる上側縁に傾動自在に支持された長手方向の蒸発流
制御板と、前記ルツボの短手方向に延びる上側縁に傾動
自在に支持された短手方向の蒸発流制御板と、前記長手
方向と短手方向の蒸発流制御板に設けた加熱手段と、を
備え、前記ルツボの上面開口の面積を可変することによ
り、蒸発流の向きを制御し、前記走行基板(7)のみに
蒸発流を絞ると共に、余分に蒸発した蒸着材料は前記長
手方向と短手方向の蒸発流制御板に付着させ、かつ該長
手方向と短手方向の蒸発流制御板の加熱手段により液化
させ、該長手方向と短手方向の蒸発流制御板からルツボ
内に滴下させ回収するように構成した、ことを特徴とす
る連続真空蒸着装置が提供される。更に本発明によれ
ば、真空中で、ルツボ(2a、2b)から蒸着材料(3
a、3b)を蒸発あるいは昇華させ、連続的に供給され
る走行基板(7)の表面に主として合金膜の蒸着膜を形
成する連続真空蒸着装置において、その長手方向を前記
走行基板(7)の走行方向と直交させたルツボ(2a、
2b)を、前記走行基板(7)の走行方向に2つ並列
し、該並列されたルツボのうちそれぞれ反隣接側の長手
方向に延びる上側縁に傾動自在に支持された外側の長手
方向の蒸発流制御板(20a、20b)と、前記並列さ
れたルツボのうちそれぞれ隣接側の長手方向に延びる上
側縁に傾動自在に支持された内側の長手方向の蒸発流制
御板(21a、21b)と、前記ルツボの短手方向に延
びる上側縁に傾動自在に支持された短手方向の蒸発流制
御板(22a、22b)と、前記長手方向の蒸発流制御
板(20a、20b、21a、21b、)及び前記短手
方向の蒸発流制御板(22a、22b)に設けた加熱手
段と、を備え、前記ルツボの上面開口の面積を可変する
ことにより、蒸発流(9a、9b)の向きを制御し、前
記走行基板(7)のみに蒸発流を絞ると共に、余分に蒸
発した蒸着材料(3a、3b)は前記長手方向と短手方
向の蒸発流制御板に付着させ、かつ該長手方向と短手方
向の蒸発流制御板の加熱手段により液化させ、該長手方
向と短手方向の蒸発流制御板からルツボ内に滴下させ回
収するように構成した、ことを特徴とする連続真空蒸着
装置が提供される。また、本発明の好ましい実施例によ
れば、ルツボの上縁側に設けた長手方向の蒸発流制御板
は長手方向に分割されている。また、前記長手方向と短
手方向の蒸発流制御板の内面の基端部とルツボの内面の
上側部とが連続するように形成されている。また、前記
並列されたルツボ(2a、2b)に異なる蒸着材料(3
a、3b)を入れる、ことができる。
【0009】
【作用】上記本発明の構成によれば、ルツボの上側縁に
ルツボの上面開口の面積を可変する蒸発流制御板を傾動
自在に設け、かつ該蒸発流制御板に加熱手段を設けたの
で、蒸発流制御板の向きを適宜変更することにより、蒸
発流の向きを制御し、走行基板(7)のみに蒸発流を絞
ることができるため、走行基板(7)以外の真空チャン
バー(1)壁や機器類に無効蒸着物が堆積されることが
ない。そのため、真空を破って大気に戻して行う真空チ
ャンバー壁などに堆積した無効蒸着物の除去作業が不要
になり、或いは、少なくすることができ、連続真空蒸着
装置の連続運転を可能とすることができる。従って、運
転(蒸着)を停止する必要がなく、生産性を大幅に向上
させることができる。余分に蒸発した蒸着材料は蒸発流
制御板に付着し、かつ蒸発流制御板の加熱手段により液
化した後、蒸発流制御板から下方即ちルツボ内に滴下さ
せ回収するため、回収された蒸着材料の再利用が連続的
に可能となり蒸着材料の利用効率(歩留り)を向上させ
ることができ、蒸着材料の無駄をなくし、効率よく運転
(蒸着)を行うことができる。
【0010】また合金膜等を形成する連続真空蒸着装置
にあっては、複数の蒸着材料(3a、3b)が蒸発する
が、その蒸発した蒸着材料のうち走行基板に蒸着されな
かったものは各別のルツボ(2a、2b)に回収される
ため、蒸着材料が混ざり合うことはなく、従来、蒸着材
料の再利用が全くできなかったかかる装置においても回
収された蒸着材料の再利用が連続的に可能となり蒸着材
料の利用効率(歩留り)を著しく向上させることができ
る。更に蒸着材料の蒸発量が一定でも、蒸発流制御板
(20a、20b、21a、21b、22a、22b)
の向きを適宜変更することにより、蒸発流制御板に付着
させる量を制御することができるので、走行基板の幅方
向の膜厚分布を制御することができる。従って、抵抗加
熱や誘導加熱による連続真空蒸着装置にも適用すること
ができ、更に合金膜等を形成する連続真空蒸着装置にお
いては、走行基板に形成する合金膜の合金比率を制御す
ることができる。また成膜途中で何等かの原因で合金比
率が変わった場合でも蒸発流制御板の傾動角を変更する
だけで容易に合金比率を所望の値に戻すことができる。
この点従来は、電子銃(4)によりルツボの加熱温度を
変化させて蒸着材料の蒸発量を変更していたが、これで
は、ルツボ及び蒸着材料にヒート・マスがあるため、即
応することはできず、時間がかかる分、合金比率が不良
な合金膜がその間中、形成されてしまい、不良品発生率
が多大なものとなっていた。
【0011】
【実施例】以下、好ましい実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明による連続真空蒸着装置の全体構
成図である。この図において、蒸着材料が2種類(3
a、3b)の場合について説明するが、1種類又は3種
類以上の場合も同様である。図1の装置は、真空チャン
バー1内に設けたルツボ2a、2bに蒸着材料3a、3
bを入れ、これに電子銃4より電子ビーム5を照射し
て、蒸着材料を蒸発あるいは昇華させ、連続的にガイド
ローラ6を介して供給される鋼板などの走行基板7に蒸
着材料を蒸着するようになっている。真空チャンバー1
内は真空排気8により10-1〜10-3Paに維持されて
いる。また電子銃4からほぼ水平に出された電子ビーム
5は、ルツボ2a、2bの上方近傍に設けられた偏向磁
場(図示せず)により、ほぼ下方に曲げられ、ルツボに
照射するようになっている。
【0012】その長手方向が前記走行基板(7)の走行
方向と直交し前記走行基板の走行方向に並列する2つの
ルツボ2a、2bには、各々3a、3bの蒸着材料が収
納されている。ルツボ2a、2bに電子ビーム5a、5
bをそれぞれ照射し、蒸着材料3a、3bを蒸発あるい
は昇華させ、蒸発流9a、9bを発生させる。領域11
は9a、9bが作る合金領域(ゾーン)を示す。なお、
実際には図1のように明確に線引きされるものではない
が、便宜上、量的にほとんどを占める範囲として示す。
電子ビーム5は、電子銃4の出口付近にある電子ビーム
スキャニング用コイル(図示せず)によって作られた磁
界によって電子ビームの飛び出し方向を決定されて飛び
出した後、ルツボ2a、2b付近に設けた上記電子ビー
ム偏向用磁界(図示せず)により下方に曲げられルツボ
2a、2bに入射する。
【0013】図2は本発明による連続真空蒸着装置の部
分平面図である。この図において、20a、20b、2
1a、21b、22a、22bはルツボの上側縁に傾動
自在に支持された矩形板状の蒸発流制御板であり、20
a、20b(外側の蒸発流制御板)は隣接する2つのル
ツボ2a、2bのうちそれぞれ反隣接側の長手方向に延
びる上側縁に支持され、21a、21b(内側の蒸発流
制御板)は隣接する2つのルツボ2a、2bのうちそれ
ぞれ隣接側の長手方向に延びる上側縁に支持され、また
22a、22bは2つのルツボ2a、2bの短手方向に
延びる上側縁に支持されている。蒸発流制御板のうち、
ルツボ2a、2bの長手方向に延びる上側縁に支持され
た蒸発流制御板20a、20b、21a、21bはその
長手方向に本例では9つにそれぞれ分割されていて各別
に傾動自在に支持されている。各蒸発流制御板20a、
20b、21a、21b、22a、22bはその基端縁
がルツボ2a、2bの上側縁に該上側縁の延びる方向を
軸方向とした傾動軸にそれぞれ傾動自在に支持されてい
て、各蒸発流制御板の傾動によりルツボ2a、2bの上
面開口の面積が変化するようになっている。
【0014】また各蒸発流制御板20a等はその内面が
ルツボ2a、2bの内面と連続するように形成されてい
る。また各蒸発流制御板20a、20b、21a、21
b、22a、22bはこれらに加熱手段(図示せず)が
設けられていて、常時、対応する蒸着材料3a、3bの
各融点以上に加熱されている。これは、蒸発流が蒸発流
制御板に衝突したときに蒸着材料を蒸発流制御板上で固
化させずに液化させた後滴下させるためのものであり、
運転開始直後から蒸発流制御板に衝突した蒸発流を液化
させ滴下することができる。また運転中はルツボ2面か
らの輻射熱のより蒸発流制御板が加熱されるため、上記
加熱手段の温度を運転開始時から徐々に下げて常時一定
に制御するようにすると良い。23a、23bは各蒸発
流制御板20a、20b、21a、21b、22a、2
2bを各別に傾動させるための駆動装置であり、該駆動
装置23a、23bに水平方向又は垂直方向に移動自在
に支持されたリンク24a、24bの先端部が各分割制
御板20a、20b、21a、21b、22a、22b
の傾動支点より先端寄りの位置に連結されており、駆動
装置23a、23bを駆動し、リンク24a、24bを
移動させることにより各蒸発流制御板20a、20b、
21a、21b、22a、22bの傾動角が各別に調節
されるようになっている。
【0015】しかして、蒸発流制御板20a、20b、
21a、21b、22a、22bの傾動角を駆動装置2
3a、23bにより僅かに内側に傾くように調整する
と、ルツボ2a、2bからの蒸発流9a、9bの範囲を
狭めることになり、走行基板7のみに蒸発流9a、9b
を当てて成膜することができると共に、狭められた部分
の蒸発流9a、9bの一部が蒸発流制御板20a、20
b、21a、21b、22a、22bに衝突して、蒸着
材料3a、3bがこれらに付着されず、液化した後滴下
されてルツボ2a、2b内に回収される。このとき、ル
ツボ2a、2b内に回収された蒸着材料3a、3bは各
別の蒸発流制御板20a、20b、21a、21b、2
2a、22bにより回収されるため、回収された蒸着材
料3aと3bとが混ざり合うことはない。また蒸発流制
御板20a、20b、21a、21bの傾動角を駆動装
置23a、23bにより各別に制御することにより、蒸
着材料3a、3bの蒸発量が一定でも蒸発流制御板20
a、20b、21a、21bにより回収される蒸着材料
の3a、3bの回収量を制御することができるため、蒸
着材料3a、3bの走行基板7への蒸着量を各別に制御
することができ、結果として、合金比率を変えることが
できる。例えば、ルツボ2aの蒸発流制御板20a、2
0b、21a、21bの内側への傾動角を、ルツボ2b
の蒸発流制御板20a、20b、21a、21bのそれ
より大きくすると、ルツボ2aで蒸発した蒸着材料3a
はその蒸発流9aの範囲がより狭められることになり、
その分、蒸着材料3aの走行基板7への到達率が減り、
合金比率を変えることができる。
【0016】更に一方の外側の蒸発流制御板20a、2
0bをより開くことにより、そのルツボ2に収納した蒸
着材料3a、3bの蒸発流9a、9bのみを走行基板7
に成膜することができる合金膜の上層又は下層に単相膜
を形成することもできる。分割された各蒸発流制御板2
0a、20b、21a、21bの傾動角をルツボ2a、
2bの長手方向において各別に制御することにより、ル
ツボ2a、2bの幅方向に亘っての蒸発流9a、9bを
制御することができ、走行基板7の膜厚分布制御を行う
ことができる。一般には、ルツボ2a、2bの長手方向
における端部の方がその中央部に比べて蒸発量が少ない
ため、図2に示すように、中央部に近い蒸発流制御板2
0a、20b、21a、21bを内側により傾斜させ、
その開口面積を縮小することによりより均一な膜厚分布
を得ることができる。
【0017】蒸発流制御板20a、20b、21a、2
1b、22a、22bの長さ(基端から傾動端までの長
さ)はできるだけ長い方が蒸発流9a、9bをより正確
に制御するができるが、内側の蒸発流制御板21a、2
1bの長さは隣接するルツボ2a、2bからの蒸発流9
a、9bを妨害しないようにする必要があり、これらを
考慮した上で蒸発流制御板21a、21bの長さが決定
される。また電子銃4側のルツボ2aの外側の蒸発流制
御板20aの長さは電子ビーム5aが当たらないような
長さにする必要がある。但し、かかる制約は蒸着材料3
を蒸発させる手段として電子銃4を用いた場合のみであ
り、例えば、抵抗加熱や誘導加熱により蒸着材料を蒸発
させる場合には上記制約は受けない。そのため、反電子
銃4側のルツボ2bの外側の蒸発流制御板20bの長さ
を長くすることが効率的であり、蒸着材料3a、3bの
うち、合金比率や膜厚を調節するうえで、蒸発量の制御
範囲を大きくする必要がある方を電子ビーム入射側と反
対側に配置した方が好ましい。単一ルツボ2の場合は電
子銃4の電子ビーム5を妨害しない限りにおいて走行基
板の蒸着範囲を囲うように蒸発流制御板の長さをできる
だけ長くする方が良い。
【0018】図3は本発明による連続真空蒸着装置の縦
断面図である。この図において示すように、ルツボ2a
の短手方向の上側縁に支持された蒸発流制御板22aを
その延長が走行基板7の幅方向の端縁に向かうように傾
動角を制御すると蒸発流9aの無駄がなく効率的であ
る。また走行基板7の幅が幅広や幅狭であっても、かか
る蒸発流制御板22aの傾動角を制御することにより蒸
発流9aの無駄を省ける。またルツボ2aの四隅に隣接
する蒸発流制御板20a、21a、22a(ルツボ2の
長手方向に配置された蒸発流制御板20a、21aのう
ちその両端部に位置するもの及び短手方向に延びるよう
に配置された蒸発流制御板22a)はこれらが内側に傾
動したときにこれらの側縁が干渉することがあるため、
干渉する側の側縁を上方へ行くに従い先細りになるよう
に傾斜させ、台形状にすると良い(図示せず)。
【0019】2つのルツボ2a、2bはより近接して配
置した方が合金膜形成領域11が広がり効率が良くなる
ため、かかる効率を重視する場合には、内側の蒸発流制
御板21a、21bの駆動装置23a、23bの配設ス
ペースがなくなるので、これら蒸発流制御板21a、2
1bをその長手方向において上述したような分割はせ
ず、それぞれ1枚として、かつ各別の一の回動軸により
ルツボ2a、2bの上側縁に支持し、該回動軸を回動さ
せて蒸発流制御板21a、21bの傾動角を制御するよ
うにすると良い(図示せず)。図4は、本発明による連
続真空蒸着装置における蒸発パターン(A)と、その蒸
着レイト分布(B)を示す図であり、図5は、従来の装
置における蒸発パターン(A)と、その蒸着レイト分布
(B)を示す図である。図5(A)に示すように、ルツ
ボの幅方向位置に対して蒸発の強さを一定とすると、そ
の蒸着レイト(蒸着速度)は、図5(B)に示すよう
に、中央部が大きく端部が小さくなり、図5(B)に矢
印で示す走行基板の最大幅において、走行基板の幅方向
の蒸着レイトを平均の±5%に調節することは実質的に
不可能であった。これに対して、本発明による連続真空
蒸着装置では、図4(A)に示すように、蒸発流制御板
で蒸発の強さを走行基板の幅方向に変化させることがで
き、これにより、図4(B)に矢印で示す走行基板の最
大幅において、蒸着レイトを平均の±5%に入れること
ができる。なお、本発明はイオンプレーティング装置に
おいても同様に適用することができる。イオンプレーテ
ィング装置の場合は、蒸発流9a、9bにイオン化プロ
ーブ法、高周波法、等により電子を衝突させて、一部の
蒸発流9a、9bをイオン化し、走行基板7に負の電圧
を印加させ、イオン化された蒸発流9a、9bを引き寄
せて、成膜させる(図示せず)。
【0020】
【発明の効果】上述した本発明によれば、以下の効果を
得ることができる。 ルツボの上側縁にルツボの上面
開口の面積を可変する蒸発流制御板を傾動自在に設け、
かつ該蒸発流制御板に加熱手段を設けたので、蒸発流制
御板の向きを適宜変更することにより、蒸発流の向きを
制御し、走行基板のみに蒸発流を絞ることができ、真空
チャンバーの壁や機器類に無効蒸着物が堆積されること
がない。このため、真空を破って大気に戻して行う無効
蒸着物の除去作業が要らず、ないしは、少なくすること
ができ、連続真空蒸着装置の長時間にわたる連続運転を
可能とすることができる。従って、運転(蒸着)を停止
するこ必要がなく、生産性を大幅に向上させることがで
きる。 余分に蒸発した蒸着材料は蒸発流制御板に付
着し、かつ蒸発流制御板の加熱手段により液化した後、
蒸発流制御板から下方即ちルツボ内に滴下させ回収する
ため、回収された蒸着材料の再利用が連続的に可能とな
り蒸着材料の利用効率(歩留り)を向上させることがで
き、蒸着材料の無駄をなくし、効率よく運転(蒸着)を
行うことができる。 更に蒸着材料の蒸発量が一定で
も、蒸発流制御板の向きを適宜変更することにより、蒸
発流制御板に付着させる量を制御することができるの
で、走行基板の膜厚分布の制御ができ、よって、抵抗加
熱や誘導加熱による連続真空蒸着装置にも適用すること
ができ、更に合金膜等を形成する連続真空蒸着装置にお
いては、走行基板に形成する合金膜の合金比率を制御す
ることができる。 更に蒸着材料の蒸発量が一定で
も、蒸発流制御板の向きを適宜変更することにより、蒸
発流制御板に付着させる量を制御することができるの
で、走行基板の膜厚分布の制御ができ、よって、抵抗加
熱や誘導加熱による連続真空蒸着装置にも適用すること
ができ、更に合金膜等を形成する連続真空蒸着装置にお
いては、走行基板に形成する合金膜の合金比率を制御す
ることができる。 また成膜途中で何等かの原因で合
金比率が変わった場合でも蒸発流制御板の傾動角を変更
するだけで容易に合金比率を所望の値に戻すことができ
る。
【0021】要約すれば、本発明により、ルツボの上側
縁に蒸発流制御板を傾動自在に設け、かつ該蒸発流制御
板に加熱手段を設けたので、蒸発流の向きを制御し、走
行基板のみに蒸発流を絞ることができ、蒸着材料の無駄
を省き、真空チャンバーの壁や機器類に無効蒸着物が堆
積されることがない連続真空蒸着装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連続真空蒸着装置の全体構成図で
ある。
【図2】図1のA−A線における部分平面図である。
【図3】図2のB−B線における縦断面図である。
【図4】本発明による連続真空蒸着装置における蒸発パ
ターン(A)と、その蒸着レイト分布(B)を示す図で
ある。
【図5】従来の装置における蒸発パターン(A)と、そ
の蒸着レイト分布(B)を示す図である。
【図6】従来の連続真空蒸着装置の、全体構成図であ
る。
【図7】別の従来の連続真空蒸着装置の、全体構成図で
ある。
【符号の説明】
1 真空チャンバー 2 ルツボ 2a 蒸着材料3aを収納するルツボ 2b 蒸着材料3bを収納するルツボ 3 蒸着材料 3a 蒸着材料 3b 蒸着材料 4 電子銃 5 電子ビーム 5a ルツボ2aに照射される電子ビーム 5b ルツボ2bに照射される電子ビーム 6 ガイドローラ 7 走行基板 8 真空排気 9 蒸発流 9a 蒸着材料3aの蒸発流 9b 蒸着材料3bの蒸発流 10a 真空チャンバー1の上流側の真空チャンバー 10b 真空チャンバー1の下流側の真空チャンバー 11 蒸着材料3aと3bの各々の蒸発流9a、9bが
混合している領域 20a ルツボ2aの外側の蒸発流制御板 20b ルツボ2bの外側の蒸発流制御板 21a ルツボ2aの内側の蒸発流制御板 21b ルツボ2bの内側の蒸発流制御板 22a ルツボ2aの端部の蒸発流制御板 22b ルツボ2bの端部の蒸発流制御板 23a 蒸発流制御板20a、21a、22aの駆動装
置 23b 蒸発流制御板20b、21b、22bの駆動装
置 24 リンク 24a 駆動装置23aのリンク 24b 駆動装置23bのリンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/56 C23C 14/54

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空中で、ルツボから蒸着材料を蒸発あ
    るいは昇華させ、連続的に供給される走行基板(7)の
    表面に蒸着膜を形成する連続真空蒸着装置において、前
    記ルツボの長手方向に延びる上側縁に傾動自在に支持さ
    れた長手方向の蒸発流制御板と、前記ルツボの短手方向
    に延びる上側縁に傾動自在に支持された短手方向の蒸発
    流制御板と、前記長手方向と短手方向の蒸発流制御板に
    設けた加熱手段と、を備え、前記ルツボの上面開口の面
    積を可変することにより、蒸発流の向きを制御し、前記
    走行基板(7)のみに蒸発流を絞ると共に、余分に蒸発
    した蒸着材料は前記長手方向と短手方向の蒸発流制御板
    に付着させ、かつ該長手方向と短手方向の蒸発流制御板
    の加熱手段により液化させ、該長手方向と短手方向の蒸
    発流制御板からルツボ内に滴下させ回収するように構成
    した、ことを特徴とする連続真空蒸着装置。
  2. 【請求項2】 真空中で、ルツボ(2a、2b)から蒸
    着材料(3a、3b)を蒸発あるいは昇華させ、連続的
    に供給される走行基板(7)の表面に主として合金膜の
    蒸着膜を形成する連続真空蒸着装置において、その長手方向を前記走行基板(7)の走行方向と直交さ
    せたルツボ(2a、2b)を、前記走行基板(7)の走
    行方向に2つ並列し、該並列された ルツボのうちそれぞ
    れ反隣接側の長手方向に延びる上側縁に傾動自在に支持
    された外側の長手方向の蒸発流制御板(20a、20
    b)と、前記並列された ルツボのうちそれぞれ隣接側の長手方向
    に延びる上側縁に傾動自在に支持された内側の長手方向
    の蒸発流制御板(21a、21b)と、 前記ルツボの短手方向に延びる上側縁に傾動自在に支持
    された短手方向の蒸発流制御板(22a、22b)と、 前記長手方向の蒸発流制御板(20a、20b、21
    a、21b、)及び前記短手方向の蒸発流制御板(22
    a、22b)に設けた加熱手段と、を備え、 前記ルツボの上面開口の面積を可変することにより、蒸
    発流(9a、9b)の向きを制御し、前記走行基板
    (7)のみに蒸発流を絞ると共に、余分に蒸発した蒸着
    材料(3a、3b)は前記長手方向と短手方向の蒸発流
    制御板に付着させ、かつ該長手方向と短手方向の蒸発流
    制御板の加熱手段により液化させ、該長手方向と短手方
    向の蒸発流制御板からルツボ内に滴下させ回収するよう
    に構成した、ことを特徴とする連続真空蒸着装置。
  3. 【請求項3】 ルツボの上縁側に設けた長手方向の蒸発
    流制御板を長手方向に分割した、ことを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の連続真空蒸着装置。
  4. 【請求項4】 前記長手方向と短手方向の蒸発流制御板
    の内面の基端部とルツボの内面の上側部とが連続するよ
    うに形成した、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の連続真空蒸着装置。
  5. 【請求項5】 前記並列されたルツボ(2a、2b)に
    異なる蒸着材料(3a、3b)を入れた、ことを特徴と
    する請求項2〜4のいずれか1項に記載の連続真空蒸着
    装置。
JP08227493A 1993-04-09 1993-04-09 連続真空蒸着装置 Expired - Fee Related JP3407281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08227493A JP3407281B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 連続真空蒸着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08227493A JP3407281B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 連続真空蒸着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06299353A JPH06299353A (ja) 1994-10-25
JP3407281B2 true JP3407281B2 (ja) 2003-05-19

Family

ID=13769920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08227493A Expired - Fee Related JP3407281B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 連続真空蒸着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3407281B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4515060B2 (ja) * 2002-08-30 2010-07-28 株式会社半導体エネルギー研究所 製造装置および有機化合物を含む層の作製方法
JP2004146369A (ja) * 2002-09-20 2004-05-20 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 製造装置および発光装置の作製方法
JP4493926B2 (ja) 2003-04-25 2010-06-30 株式会社半導体エネルギー研究所 製造装置
JP4522777B2 (ja) * 2003-07-25 2010-08-11 株式会社半導体エネルギー研究所 発光装置の作製方法
JP5044223B2 (ja) * 2007-01-10 2012-10-10 パナソニック株式会社 真空蒸着装置
JP5046882B2 (ja) * 2007-11-21 2012-10-10 三菱重工業株式会社 インライン式成膜装置
EP2113584A1 (en) * 2008-04-28 2009-11-04 LightLab Sweden AB Evaporation system
DE102009038519B4 (de) * 2009-08-25 2012-05-31 Von Ardenne Anlagentechnik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Stöchiometriegradientenschichten
CN104066866A (zh) * 2012-01-27 2014-09-24 松下电器产业株式会社 有机电致发光元件制造装置及有机电致发光元件的制造方法
KR102084707B1 (ko) * 2012-12-03 2020-04-16 삼성디스플레이 주식회사 증착원, 이를 포함한 증착 장치 및 증착 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06299353A (ja) 1994-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3407281B2 (ja) 連続真空蒸着装置
JP4570232B2 (ja) プラズマディスプレイ保護膜形成装置および保護膜形成方法
JP3371454B2 (ja) 連続真空蒸着装置
JP3399570B2 (ja) 連続真空蒸着装置
JP3482969B2 (ja) 連続真空蒸着装置
US9051642B2 (en) Process for coating a substrate, plant for implementing the process and feeder for feeding such a plant with metal
JP3422371B2 (ja) 連続真空蒸着方法
JPH08158045A (ja) 真空蒸着装置のルツボ温度制御方法
JP3409874B2 (ja) イオンプレーティング装置
US3575132A (en) Vapor deposition apparatus
JP3741160B2 (ja) 連続真空蒸着装置および連続真空蒸着方法
JP3428057B2 (ja) 連続真空蒸着装置
JPH0673543A (ja) 連続真空蒸着装置
JP2890686B2 (ja) レーザ・スパッタリング装置
JPH0641730A (ja) 蒸着方法
JPH09324261A (ja) 真空蒸着装置とその膜厚制御方法
JPH09143695A (ja) 移動式蒸発源を有する連続真空蒸着装置
JP3430543B2 (ja) 連続真空蒸着装置用ルツボ
JPH04191360A (ja) 蒸着方法及びその装置
JPH0633237A (ja) 昇華性材料の蒸着めっき方法
JPS5920468A (ja) 蒸着方法
JPH1136064A (ja) 真空蒸着装置
JPH09143688A (ja) 真空蒸着用ルツボ
JPH09143678A (ja) 真空蒸着装置の成膜方法および真空蒸着装置
JPH0813139A (ja) 真空蒸着装置の電子ビーム照射方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees