JP3406716B2 - スタンプ作成装置 - Google Patents

スタンプ作成装置

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JP3406716B2
JP3406716B2 JP31892294A JP31892294A JP3406716B2 JP 3406716 B2 JP3406716 B2 JP 3406716B2 JP 31892294 A JP31892294 A JP 31892294A JP 31892294 A JP31892294 A JP 31892294A JP 3406716 B2 JP3406716 B2 JP 3406716B2
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弘 栗山
健二 渡辺
登信 亀田
智恵子 会田
朋之 新村
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の印影の印鑑、ス
タンプ等を簡単に得るのに適したスタンプ作成装置に関
するものであり、更に詳しくは、その動作状態を表示す
るための表示機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印鑑、ゴム判等のスタンプ(本明
細書では、これらを総称して「スタンプ」と呼ぶものと
する。)を、専門家以外でも手作りで作成できる印章作
成機あるいはスタンプ作成機と呼ばれる装置が市販され
ている。
【0003】これらの従来の装置は、紫外線感光型フィ
ルムと、紫外線照射装置すなわち露光装置と、平板状の
紫外線硬化樹脂部材と、台木とを備えており、次のよう
にしてスタンプを作成するものである。露光装置は、紫
外線蛍光灯を内蔵したケースと、紫外線蛍光灯の点灯時
間を使用者に設定させるためのタイマと、ケース上面に
設けた紫外線を透過する透明載置板と、この透明載置板
を透過した紫外線が外部に漏れることを防止するための
開閉自在な蓋から構成されている。紫外線硬化樹脂部材
は、紫外線に無反応なベース層と紫外線硬化樹脂層から
構成され、ベース層は紫外線硬化樹脂層よりも薄い。
【0004】スタンプを作成するには、まず、トレーシ
ングペーパー等の紫外線透過紙に、押捺によって紙に転
写される文字や図柄(印影模様)を筆記して原画を作成
する。次に、露光装置の透明載置板に、原画および紫外
線感光型フィルムを重ね合わせて載せて、蓋を閉じる。
そして、原画の描かれた紙質に応じた照射時間をタイマ
でセットし、紫外線蛍光灯からの紫外線を設定した時間
だけ照射する。このようにて露光したフィルムを所定の
液体(通常は水)で洗って印影模様をポジネガ反転した
ネガフィルムを得る。すなわち、印影模様部分が紫外線
に対して透明であり、他の部分が茶(紫外線カット色)
のネガフィルムを得る。
【0005】次に、露光装置の透明載置板に、このネガ
フィルムおよび紫外線硬化樹脂部材を重ね合わせて載せ
た後に蓋を閉じて、紫外線蛍光灯から紫外線を所定時間
だけ照射する。これによって、紫外線硬化樹脂部材にお
ける紫外線照射部分(印影模様に対応している部分)が
硬化し、他の部分は硬化しない。このような硬化処理
後、紫外線硬化樹脂部材を所定の液体(市販されている
装置では水)で洗って硬化していない部分を除去する。
この結果、印影模様部分の紫外線硬化樹脂層が他の部分
のベース層より突出したスタンプ面部材が完成する。完
成したスタンプ部材を更に紫外線で照射してスタンプ面
を固定化する。この後は、このスタンプ部材を台木に取
り付けて、スタンプが完成する。
【0006】このようなスタンプ作成装置を利用すれ
ば、専門家以外の者でも、所望の印影のスタンプを作成
できる。
【0007】また、希望する印影の読み取りあるいはキ
ー入力を行う印影模様入力機構と、このような機構によ
って得られた印影模様に対応するネガフィルムを作成す
るネガフィルム作成機能等が一体として組み込まれたス
タンプ作成装置も提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなスタンプ作
成装置を用いる場合には、使用する樹脂、光源等によっ
ても若干異なるが、一般的に、紫外線硬化樹脂を露光し
て所定の硬度となるようにするためには3分間程度掛か
る。しかし、従来においては露光中を表示するための表
示部が付いていないので、使用者は装置が露光中である
のか否かを簡単に判別することができない。また、露光
装置と共に、印影模様の読み取り機構およびネガフィル
ム作成機構が一体として組み込まれたスタンプ作成装置
においては、印影模様の読み取りを行う場合に、読み取
り動作中であるのか、それが終了したのかを表示するた
めの表示部が付いていないので、それを外部から判別す
ることが簡単ではない。
【0009】このような不便を回避するためには、露
光、読み取り等の動作中であるか否かを表示する表示部
を設置すればよい。表示部としては、当然に、露光終了
までの残り時間、読み取り動作終了までの残り時間等も
合わせて表示できるものが便利である。このような表示
機構としては、オーディオ機器等に設置さてれいるLE
Dアレイとタイマとを組み合わせたタイマインジケータ
があり、動作に対応した位置のLEDを順次に点灯させ
る等のものがある。また、電子レンジ等においては、ダ
イヤル式のツマミが回転して、動作の残り時間を確認で
きるようになったタイマーインジケータが取付けられて
いる。
【0010】しかしながら、このような既存のタイマイ
ンジケータを、スタンプ作成装置に用いた場合には、当
然に、その分装置が大がかりとなると共に、またコスト
高にもなる。
【0011】本発明の課題は、スタンプ作成装置に組み
込まれている移動部材に着目し、その移動部材の運動を
利用して、露光中、印影模様の読み取り動作中を表示で
きるようにし、以って、従来のタイマインジケータより
も、小型・コンパクトでしかも廉価な表示手段を備えた
スタンプ作成装置を実現することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のスタンプ作成装
置は、装置本体に装着した印影模様となる原画を読み取
ると共に、読み取った印影データに基づいてインクリボ
ンを介して印刷紙に印影模様を転写し、この印影模様の
ネガ模様が形成されたインクリボンをマスクとして、ス
タンプ作成用ユニットに設けた感光性樹脂から成るスタ
ンプ作成面に露光を行って、スタンプ面を得るスタンプ
作成装置において、原画を部分的に読み取る読み取りセ
ンサと、読み取りセンサを搭載したキャリッジと、キャ
リッジを介して読み取りセンサを一方向に移動させ、読
み取りセンサに原画の全域を走査させる移動機構と、キ
ャリッジに搭載されキャリッジの移動を装置本体の外部
から視認可能な表示部とを有することを特徴とする。
の場合、表示部は、読み取りセンサの走査中に点灯する
発光素子であることが、好ましい。 同様に、移動機構
は、スタンプ作成面への露光中に、キャリッジを介して
読み取りセンサを元の位置に移動させることが、好まし
い。 この場合、表示部は、スタンプ作成面への露光中に
点灯する発光素子であることが、好ましい。 これらの場
合、移動機構は、駆動源であるモータと、モータにより
正逆回転する送りねじと、キャリッジに固定され送りね
じのねじ溝に螺合する送りピンとを備え、送りねじの外
端部には、ねじ溝に連続するピッチ零の環状溝が形成さ
れていることが、好ましい。 この場合、移動機構は、送
りねじの外端部に移動したキャリッジを逆方向に付勢す
るコイルばねを、更に備えることが好ましい。
【0013】またこれらの場合、ネガ模様を形成したイ
ンクリボンをスタンプ作成面に臨む露光位置まで搬送す
るインクリボン供給・搬送機構を、更に有し、移動機構
の駆動源は、動力伝達機構を介してインクリボン供給・
搬送機構に連結され、且つ動力伝達機構には、インクリ
ボンの逆搬送を阻止するワンウェイクラッチが組み込ま
れていることが、好ましい。
【0014】本発明の他のスタンプ作成装置は、装置本
体に装着した印影模様となる原画を読み取ると共に、読
み取った印影データに基づいてインクリボンを介して印
刷紙に印影模様を転写し、この印影模様のネガ模様が形
成されたインクリボンをマスクとして、スタンプ作成用
ユニットに設けた感光性樹脂から成るスタンプ作成面に
露光を行って、スタンプ面を得るスタンプ作成装置にお
いて、スタンプ作成面に部分的に露光を行う露光ランプ
と、露光ランプを搭載したキャリッジと、キャリッジを
介して露光ランプを一方向に移動させ、露光ランプにス
タンプ作成面の全域を露光させる移動機構と、キャリッ
ジに搭載されキャリッジの移動を装置本体の外部から視
認可能な表示部とを有することを特徴とする。
【0015】さらにこれらの場合、スタンプ作成用ユニ
ットは、装置本体に着脱自在に装着され、スタンプ作成
用ユニットには、一方の端面にスタンプ作成面が設けら
れ、他方の端面に原画が貼着されていることが、好まし
い。
【0016】本発明の他のスタンプ作成装置は、装置本
体に装着した印影模様となる原画を読み取ると共に、読
み取った印影データに基づいてインクリボンを介して印
刷紙に印影模様を転写し、この印影模様のネガ模様が形
成されたインクリボンをマスクとして、スタンプ作成用
ユニットに設けた感光性樹脂から成るスタンプ作成面に
露光を行って、スタンプ面を得るスタンプ作成装置にお
いて、スタンプ作成用ユニットは、装置本体に設けた引
出し部に装着された状態で装置本体に着脱自在に装着さ
ており、スタンプ作成用ユニットには、一方の端面に
スタンプ作成面が設けられ、他方の端面に原画が貼着さ
、引出し部は、スタンプ作成面を上向きにし且つ原画
を下向きにしてスタンプ作成用ユニットを挟持固定する
一対の押さえ板と、スタンプ作成用ユニットの原画側の
面が着座する透明なガラス板とを備えていることを特徴
とする。この場合、原画を読み取る読み取りセンサと、
スタンプ作成面に露光を行う露光手段とを、更に有し、
読み取りセンサと露光手段とは、スタンプ作成用ユニッ
トを挟んで対向配置していることが、好ましい。これら
の場合、スタンプ作成用ユニットは、直方体形状をした
スタンプ台木と、スタンプ台木の一方の端面にクッショ
板を介在した状態で貼着され、表面をスタンプ作成面
とする紫外線硬化樹脂板と、スタンプ台木の他方の端面
に貼着され、原画を表示した原画板とを備えていること
が、好ましい。
【0017】
【作用】スタンプ作成装置の読み取りセンサによる原画
の走査時には、当該センサの移動に伴ってそのキャリッ
ジに担持されている表示部も一体となって移動する。し
たがって、独立した表示部駆動機構、タイマ機構を取り
付けることなく、原稿の読み取り走査中であること、お
よびその読み取り走査が後どの位の時間必要なのかを、
この表示部が移動中であるか否か、およびその移動位置
から分かる。
【0018】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
【0019】図1乃至図4には、本発明を適用したスタ
ンプ作成装置の実施例を示してある。本例のスタンプ作
成装置1は、印影模様を走査型の読み取りセンサで読み
取り、読み取った印影模様に対応したネガをインクリボ
ン上に形成し、インクリボンに形成したネガ部分をマス
クとして用いて、紫外線硬化樹脂からなるスタンプ作成
面を紫外線照射光源で露光するように構成されている。
【0020】詳細に説明すると、図1に示すように、本
例のスタンプ作成装置1のケースは全体としてかまぼこ
形の外観を呈しており、下半部分の本体ケース2の側
と、上半部分の蓋ケース3の側から構成され、蓋ケース
3は、その後端側を中心として開閉可能となっている。
この蓋ケース3の上面には、ダイヤルキー4が取付けら
れており、これを旋回させて所定のポシジョンに切り換
えることにより、原画の読み取り動作、露光動作などを
行うことができる。また、このダイヤルキー4の隣接位
置にも動作指示入力用の一対のスイッチ5a、5bが配
置されている。
【0021】本体ケース2の一方の側壁21には、矩形
の開口22が形成されており、ここには、図1(b)に
示すように、スタンプ作成用ユニット100を装着する
ための引出し部6が配置されている。この引出し部6
は、コイルばね等のばね部材によって常時引出し方向に
押されているが、その移動がロック機構によって拘束さ
れている。上記のダイヤルキー4を所定のポジションに
旋回すると、カム・リンク機構を介してロック機構によ
るロックが外れて引き出される(これらのばね部材、ロ
ック機構、カム・リンク機構の図示は省略する。)勿
論、引出し部6の表面に把手等を形成しておき、ロック
を外した後は手動で引き出し、収納を行うように構成し
てもよい。
【0022】スタンプ作成装置1の前側にはほぼ半円形
状をした傾斜壁23が形成されており、この傾斜壁23
は本体ケース2の前壁24の上端に一体形成されてい
る。この部分には、後述の印刷紙の排出口25が形成さ
れている。また、この排出口25の上方には、この排出
口25に沿って左右に移動可能に取付けられたカッター
の把手7が突出している。この把手7を、その移動用ス
リット26に沿って移動させることにより、排出口25
から排出される印刷紙をその位置で幅方向に切断でき
る。
【0023】図1(b)および図4に示すように、スタ
ンプ作成用ユニット100をセットするための引出し部
6は、底板が透明なガラス板61から形成されたスタン
プ作成用ユニットの装着部62と、この装着部の上面に
配置された一対の押さえ板63、64と、装着部62の
端に取り付けた前板65を備えている。一対の押さえ板
63、64は、背面側からコイルばね66、67によっ
て常に押された状態に設置されている。したがって、こ
れらの押さえ板63、64をばね力に抗して押し広げ
て、これらの間にスタンプ作成用ユニット100を装着
できる。装着した後に押さえ板を開放すると、これらの
押さえ部材63、64の間にスタンプ作成用ユニット1
00が固定される。
【0024】ここで、図5を参照して本例のスタンプ作
成用ユニット100の構成を説明する。スタンプ作成ユ
ニット100は、直方体形状をしたスタンプ台木101
を中心として構成されている。この台木101は木、合
成樹脂、金属のいずれの素材から形成してもよい。その
背面側の端面102には、スタンプ作成用ユニットに形
成される印影模様が表示された原画板103が取付けら
れている。台木101の前面側の端面104には、ラバ
ー等のクッション板105が貼り付けられ、その表面に
は、紫外線硬化樹脂板106が貼り付けられている。
【0025】再び、図1(b)、図4に戻り、スタンプ
作成装置1の引出し部6の構成を説明する。スタンプ作
成ユニット装着部62には、上記構成のスタンプ作成ユ
ニット100がその原画板103が取付けられている側
が下向きとなるように装着される。すなわち、原画板1
03の表面がガラス板61に乗った状態に設置される。
スタンプ作成用ユニット100が装着された後は、引出
し部6を押し込めば、再びロック機構が作動して、引出
し部6は本体ケース2内に引き込まれた状態に保持され
る。
【0026】この引出し部6の前板65は、その下側部
分が一定の幅の透光板65aから形成されている。この
透光板65aが、後述するように、装置の原画読み取り
動作、露光動作を表示するための表示面として機能す
る。
【0027】図2、3を参照して、スタンプ作成装置1
の内部構造を説明する。本体ケース2の内部において、
引出し部6の下側位置には、そこに装着されたスタンプ
作成用ユニット100の原画板103を読み取るための
走査型の原稿読み取り機構8が搭載されている。この画
像読み取り機構8は、装置の長手方向(図においてはY
方向として表示してある。)に向けて往復移動するキャ
リッジ81と、このキャリッジに搭載された発光源82
と、同じくキャリッジに搭載されたCCD等から形成さ
れた読み取りセンサ83から構成されている。
【0028】キャリッジ81は全体として直方体形状の
外形をしており、両端部分が、装置長手方向に向けて平
行に配置されたガイド軸84、リードねじ85によって
支持されている。リードねじ85の一方の端は、歯車列
303を介して、駆動源であるモータ87に連結されて
いる。キャリッジ81には送りピン90が固定されてお
り、その下端がリードねじ85に形成されている一定の
ピッチのねじ溝85aに摺動可能な状態で嵌まってい
る。したがって、リードねじ85を回転することによ
り、ガイド軸84に沿ってキャリッジ81はY方向に往
復移動できる。なお、本体ケース2の底壁27には制御
用回路基板9が設置されている。固定した位置にある基
板9と移動するキャリッジに搭載された光源82、セン
サ83との間はフレキシブルケーブル88を介して電気
的に接続されている。
【0029】ここで、キャリッジ81の一方の側面81
aの片隅には、発光ダイオード等の発光素子10が取付
けられている。この発光素子10もキャリッジと一体と
なってY方向に往復直線移動する。この発光素子10の
移動経路に対峙する状態に、上記の引出し部6の前板6
5の下端部分の透光板65aが位置している。したがっ
て、この発光素子10が発光した状態でY方向に移動す
ると、その移動位置をケース外側から目視することがで
きる。
【0030】また、本例においては、リードねじ85に
形成された一定のピッチのねじ溝85aは、その両端位
置においてピッチ零の環状溝85b、85cに連続して
いる。さらに、両端位置においては、コイルばね89、
91によって支持された停止板92、93が取付けられ
ている。したがって、キャリッジ81がリードねじ85
の端まで移動して、その送りピン90が環状溝に嵌まる
と、キャリッジ81はそれ以上送られることなく、その
位置に停止した状態になる。また、このような空送り状
態では、コイルばねによって支持された停止板92ある
いは93に当たった状態となり、送り方向とは逆の方向
に向けてコイルばねのばね力によって常に押された状態
となる。このため、リードねじが逆方向に回転すると、
ばね力によって、キャリッジ81は空送り状態から直ち
に解除されて逆方向へ送られることになる。
【0031】この構成の読み取り機構8においては、リ
ードねじ85を回転させることにより、キャリッジ81
に搭載されているセンサ83によって、引出し部6のガ
ラス板61の上に設置されたスタンプ作成用ユニット1
00の原画板103の読み取り走査が行われる。
【0032】次に、本体ケース2内に組み込まれたイン
クリボン供給・搬送機構を説明する。読み取り機構8よ
りも装置前側の部分には、リボン供給リール40が配置
されている。このリール40は、本体ケース2の左右の
側壁21、29の間に回転自在に架け渡されている。こ
のリボン供給リール40には、インクリボン41および
印刷紙42を重ね合わせた状態で巻き取ってある。ここ
から繰り出されたインクリボン41、印刷紙42は、直
上に位置している印字位置50を重なった状態で通過す
る。印字位置50を通過後の印刷紙42は排出口25を
通過して外部に排出される。
【0033】印字位置50は、インクリボンを挟み、対
向配置されたサーマルヘッド51と、プラテンロール5
2によって構成されている。印字位置を通過後のインク
リボン41は、ガイド43によって装置後側に向けて水
平方向に搬送され、引出し部6よりも後方側に配置した
ガイドローラ44を経由して、インクリボン巻取りロー
ラ45に巻き取られる。ガイド43およびガイドローラ
45の間において水平に架け渡されたインクリボン41
の直下には、引出し部6に装着されたスタンプ作成用ユ
ニット100の紫外線硬化樹脂板106の表面が位置す
るようになっている(図4参照)。
【0034】これに対して、ガイド43、ガイドローラ
45の間に架け渡されたインクリボン41の部分の直上
には、露光機構200が配置されている。図2、3、4
を参照して説明すると、露光機構200は蓋ケース3の
内側に取付けられており、直方体のケース201と、こ
のケース201の内部に収納された紫外線蛍光灯202
を有している。ケース201の底壁203は紫外線透過
性の透明板である。蓋ケース3を閉じた状態において
は、この透明板203が、丁度、ガイド43、ガイドロ
ーラ45の間に架け渡されたインクリボン41の部分に
僅かな隙間を開けて平行に対峙するようになっている。
【0035】透明板203は、このようにインクリボン
41に対して僅かな隙間を保っている。しかし、ダイヤ
ルキー4を露光位置に切り換えると、この切り換え動作
に連動して、透明板203は下方に押されて、インクリ
ボン41を紫外線硬化樹脂板106の表面に押しつけて
密着する。この状態で、紫外線蛍光灯202から照射さ
れる紫外線はこの透明板203を通ってその下側のイン
クリボン41の部分に当たる。この透明板203の下側
位置が露光位置209である。このように透明板203
がインクリボン押さえとして機能して、露光時にはイン
クリボン41が紫外線硬化樹脂板106の表面に密着す
るので、紫外線が必要以外の部分に漏れることを防止で
きる。露光が終了してダイヤルキー4が戻ると、透明板
203も元の位置まで上昇する。インクリボン41の側
への照射効率を高めるために、一対の反射板204、2
05も取付けられている。
【0036】なお、206はこの構成の露光機構200
の制御用回路基板であり、この基板206は複数のリー
ド線207を介して、本体ケース2の内部の後端側に配
置したトランス等から構成される安定化回路208に接
続されている。紫外線蛍光灯202の電気的駆動制御回
路は公知のものをそのまま利用することができるので、
ここではその説明は省略する。
【0037】次に、図3を主に参照して、読み取り機構
80およびインクリボン巻き取りローラ45の動力伝達
機構を説明する。リードねじ85の後端側には、駆動モ
ータ87が配置されている。この駆動モータ87の出力
軸87aは減速歯車列303を介してリードねじ85の
後端85dに連結されている。リードねじ85の前端8
5eは、これに直交する方向に延びるウオーム軸305
に連結されており、リードねじの回転がウオーム軸30
5に伝達される。ウオーム軸305の本体側壁29の側
の端部は歯車列306を介して、タイミングベルト30
7の駆動側プーリ308に連結されている。タイミング
ベルト307は、本体ケース側壁29に取り付けた駆動
側プーリ308と、従動側プーリ309の間に水平に架
け渡されている。従動側プーリ309は、インクリボン
巻取りローラ45に連結されている。
【0038】このように構成した本例のスタンプ作成装
置1によるスタンプ作成手順を説明する。
【0039】まず、スタンプ作成者は、希望する印影模
様が描かれた原画板103が取付けられたスタンプ作成
用ユニット100を用意する。そして、装置のダイヤル
キー4を操作して引出し部6を引き出して、スタンプ作
成用ユニット100を、その原画板103が下を向く状
態となるように装着する。しかる後に、引出し部6を本
体ケース2の内部に押し込む。この結果、図4に示すよ
うに、スタンプ作成用ユニット100の原画板103は
ガラス板61に乗り、反対側の紫外線硬化樹脂板106
は、インクリボン41を介して露光機構200の透明板
203に対峙した状態となる。
【0040】次に、ダイヤルキー4を操作して原画読み
取りを指示する。これにより、読み取り機構8が動作し
て、原画板103の印影模様を読み取る。すなわち、モ
ータ87によってリードねじ85が一方向に回転して、
キャリッジ81を一方向に移動させる。キャリッジ81
に搭載されているセンサ83によって原画板103の印
影模様が走査されて読み取られる。読み取り動作は、例
えば、リードねじ85の後端85dの側から前端85e
の側に向けて移動することにより行われる。キャリッジ
81の側面には発光素子10が搭載されており、読み取
り時にはこの発光素子10が点灯される。発光素子10
の移動は、引出し部6の透明板65aを介して外部から
目視できる。したがって、この発光素子10が移動中の
場合には、読み取り動作中であることが分かる。また、
発光素子10の移動位置に応じて、読み取り動作の終了
までの時間等も認識できる。通常は、透明板65aの表
面に、発光素子10の移動経路に沿って読み取り動作の
残り時間を表示しておけばよい。
【0041】ここで、リードねじ85の回転に伴って、
インクリボン巻取りローラ45も回転して、インクリボ
ン41および印刷紙42がリール40から繰り出され
る。読み取り動作が終了して、読み取り機構のキャリッ
ジ81がリードねじ85の端に到ると、そこには環状溝
85b、あるいは85cが形成されているので、リード
ねじ85が回転を継続しても、キャリッジ81はそれ以
上は移動せずに空送り状態に保持される。よって、この
後はインクリボン41、印刷紙42の搬送のみが継続さ
れる。
【0042】読み取り機構8によって読み取られた印影
模様の情報は、回路基板9上に形成された制御回路で処
理されて、サーマルヘッド51の駆動信号としてサーマ
ルヘッド51に供給される。この結果、印字位置50を
通過するインクリボン41の部分は印影模様に対応した
部分のインクが印刷紙42の側に転写されて、紫外線透
過部分が形成される。すなわち、インクリボン41に
は、原画板103の印影模様に対応するネガ模様が形成
される。
【0043】インクリボン41の搬送は、そこに形成さ
れたネガ模様の部分が露光位置209に到るまで継続さ
れる。ネガ模様の部分が露光位置209に至り、直下に
予め装着されているスタンプ作成用ユニット100の紫
外線硬化樹脂板106に位置合わせされた状態となる
と、モータ87が停止して、搬送が停止する。一方、印
刷紙42の側は、排出口25から外部に排出される。カ
ッタを用いて、排出口25の位置で印刷紙を所定の長さ
に切断できる。
【0044】この後は、ダイヤルキー4を露光位置に切
り換えると、透明体203が降下してインクリボン41
を紫外線硬化樹脂板106の表面に密着させる。この状
態で、露光機構200の紫外線蛍光灯202が点灯し
て、インクリボン41のネガ模様部分をマスクとして、
スタンプ作成用ユニット1の紫外線硬化樹脂板106を
所定時間だけ露光する。この結果、樹脂板106の露光
部分は硬化する。未露光部分は未硬化状態のまま残り、
樹脂板106には印影模様に対応した硬化部分が形成さ
れる。
【0045】この露光動作においては、リージねじ85
を逆回転させる。リードねじ85の逆回転は、ワンウエ
ークラッチ等の動力伝達要素を用いることにより、イン
クリボン41の搬送駆動系には伝達されないようになっ
ている。リードねじ85を逆回転すると、その端部で空
送りされていたキャリッジ81はコイルばね89あるい
は91のばね力によって環状溝85b、85cの部分か
ら抜け出して、逆方向に移動が開始される。この逆方向
への移動時にも、発光素子10を点灯する。この発光素
子10の逆移動から、装置使用者は露光中であることを
認識できる。また、この場合においても、発光素子10
の移動位置に応じて、露光時間の残り時間を知ることが
できる。例えば、透光板65aの表面に、発光素子10
の移動位置に対応した露光残り時間を表示しておけばよ
い。露光が終了すると、発光素子10を搭載しているキ
ャリッジ81は、リードねじ85の端部に到る。すなわ
ち、初期位置に復帰することになる。
【0046】この後は、引出し部6を引き出して、そこ
からスタンプ作成用ユニット100を取り出す。そし
て、スタンプ作成用ユニット100の熱硬化樹脂板10
6の表面を水等の液体を用いて洗浄して、未硬化部分
(未露光部分)を洗い流して、硬化した部分のみを残こ
す。この結果、硬化した樹脂の部分のみが残り、印影模
様に対応した凸版スタンプ面が得られる。このようにし
て、スタンプ作成用ユニット100から、所望の印影模
様の凸版スタンプ面が形成されたスタンプユニットを得
ることができる。
【0047】以上説明したように、本例のスタンプ作成
装置においては、原画板103の読み取り動作中、露光
動作中には、読み取り機構8のキャリッジ81に搭載さ
れている発光素子10を点灯させるようにしている。し
たがって、発光素子が点灯しているか否かによって、動
作中であるか否かを知ることができる。また、読み取り
動作中と、露光動作中では、発光素子の移動方向が逆と
なっているので、この移動方向から、読み取り動作中で
あるのか露光動作中であるのかを知ることができる。さ
らには、発光素子10はキャリッジと共に移動するの
で、発光素子の移動位置に応じて、読み取り動作の残り
所要時間、露光動作の残り所要時間等を知ることができ
る。
【0048】このように、本例では、移動部材である読
み取り機構のキャリッジに発光素子を搭載し、キャリッ
ジの移動を利用して、読み取り動作、露光動作を表示で
きるようにしている。したがって、一般的なタイマイン
ジケータを用いる場合に比べて、同一の表示機能を、廉
価で、しかもコンパクトに実現することができる。
【0049】また、本例では、読み取り機構のキャリッ
ジの駆動源を、インクリボンの搬送系の駆動源と共用し
ている。更に、キャリッジの移動によりインクリボンの
搬送が妨げられることのないように、キャリッジが所定
の位置に至った場合にはそれを空送りできる構成を採用
している。したがって、本例によれば、キャリッジ移動
のための別個の駆動源を搭載する必要がないので、その
分、装置を廉価でコンパクトに構成できる。また、この
ようにしても、インクリボンの円滑な搬送動作を維持で
きる。
【0050】なお、本例の装置では、露光機構として固
定配置されている紫外線蛍光灯を利用している。この代
わりに、読み取り機構と同様に、短い蛍光灯をキャリッ
ジに搭載して、スタンプ作成用ユニット100のスタン
プ作成面に沿って移動させながらその露光を行うように
構成してもよい。この場合には、露光動作を表示するた
めの発光素子を、蛍光灯を担持しているキャリッジに搭
載させてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスタンプ
作成装置は、印影模様入力手段として走査型の読み取り
センサを備えた構成とし、その読み取りセンサのキャリ
ッジに表示部を取付け、キャリッジの移動に伴って移動
する表示部の表示状態、その移動位置によって、印影模
様の読み取り動作中であるか否か、読み取り動作の残り
所要時間を表示するようにしている。また、この表示部
を異なる方向に移動させて、露光動作を同様に表示する
ようにしている。したがって、本発明によれば、既存の
タイマインジケータを用いて読み取り動作、露光動作を
表示する場合に比べて、廉価でしかもコンパクトに同様
の機能を実現することができる。
【0052】また、本発明では、読み取りセンサのキャ
リッジを、インクリボンの搬送系の駆動源を利用して、
移動するようにしている。さらに、キャリッジが所定の
位置に到ると空送り状態を形成できるようにしてある。
したがって、本発明によれば、キャリッジ専用の駆動源
を設ける必要がないので、その分装置を廉価でコンパク
トに構成でき、しかも、インクリボンの円滑な搬送を維
持できるという利点もある。
【0053】一方、本発明のスタンプ作成装置は、露光
手段として走査型の露光ランプを備えた構成のものにお
いて、露光ランプが搭載されたキャリッジに、表示部を
搭載した構成を採用している。この場合にも、上記と同
様な効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスタンプ作成装置を示
す図であり、(a)はその外観斜視図、(b)はその引
出し部を引き出した状態を示す部分斜視図である。
【図2】図1のスタンプ作成装置の内部構造を示す概略
斜視図である。
【図3】図1のスタンプ作成装置の内部構造を示す概略
側面構成図である。
【図4】図1のスタンプ作成装置の内部構造を示す概略
断面構成図である。
【図5】図1のスタンプ作成装置に装着されたスタンプ
作成用ユニットの構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1・・・スタンプ作成装置 2・・・本体ケース 3・・・蓋ケース 4・・・ダイヤルキー 6・・・引出し部 61・・・ガラス板 65・・・引出し部の前板 65a・・・透光板 8・・・原画読み取り機構 81・・・キャリッジ 82・・・発光源 83・・・センサ 85・・・リードねじ 85a・・・リード溝 85b、85c・・・環状溝 87・・・モータ 90・・・送りピン 89、91・・・ばね 92、93・・・停止板 10・・・発光素子 40・・・リール 41・・・インクリボン 42・・・印刷紙 50・・・印字位置 51・・・サーマルヘッド 52・・・プラテンロール 200・・・露光機構 202・・・紫外線蛍光灯 209・・・露光位置 100・・・スタンプ作成用ユニット 101・・・台木 103・・・原画 105・・・クッション板 106・・・紫外線硬化性樹脂板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 健二 東京都千代田区東神田2丁目10番18号株 式会社キングジム内 (72)発明者 亀田 登信 東京都千代田区東神田2丁目10番18号株 式会社キングジム内 (72)発明者 会田 智恵子 東京都千代田区東神田2丁目10番18号株 式会社キングジム内 (72)発明者 新村 朋之 東京都千代田区東神田2丁目10番18号株 式会社キングジム内 (56)参考文献 特開 平8−58212(JP,A) 特開 平6−303396(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41K 1/02 B41C 1/00 B41L 13/02 G03F 7/20 - 7/24 G03F 7/00 502

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に装着した印影模様となる原画
    を読み取ると共に、読み取った印影データに基づいてイ
    ンクリボンを介して印刷紙に印影模様を転写し、この印
    影模様のネガ模様が形成されたインクリボンをマスクと
    して、スタンプ作成用ユニットに設けた感光性樹脂から
    成るスタンプ作成面に露光を行って、スタンプ面を得る
    スタンプ作成装置において、 前記原画を部分的に読み取る読み取りセンサと、 前記読み取りセンサを搭載したキャリッジと、 前記キャリッジを介して前記読み取りセンサを一方向に
    移動させ、当該読み取りセンサに前記原画の全域を走査
    させる移動機構と、 前記キャリッジに搭載され当該キャリッジの移動を装置
    本体の外部から視認可能な表示部とを有することを特徴
    とするスタンプ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部は、前記読み取りセンサの走
    査中に点灯する発光素子であることを特徴とする請求項
    1に記載のスタンプ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記移動機構は、前記スタンプ作成面へ
    の露光中に、前記キャリッジを介して前記読み取りセン
    サを元の位置に移動させることを特徴とする請求項1に
    記載のスタンプ作成装置。
  4. 【請求項4】 前記表示部は、前記スタンプ作成面への
    露光中に点灯する発光素子であることを特徴とする請求
    項3に記載のスタンプ作成装置。
  5. 【請求項5】 前記移動機構は、駆動源であるモータ
    と、当該モータにより正逆回転する送りねじと、前記キ
    ャリッジに固定され前記送りねじのねじ溝に螺合する送
    りピンとを備え、 前記送りねじの外端部には、当該ねじ溝に連続するピッ
    チ零の環状溝が形成されていることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載のスタンプ作成装置。
  6. 【請求項6】 前記移動機構は、前記送りねじの外端部
    に移動した前記キャリッジを逆方向に付勢するコイルば
    ねを、更に備えたことを特徴とする請求項5に記載のス
    タンプ作成装置。
  7. 【請求項7】 前記ネガ模様を形成したインクリボンを
    前記スタンプ作成面に臨む露光位置まで搬送するインク
    リボン供給・搬送機構を、更に有し、 前記移動機構の駆動源は、動力伝達機構を介して前記イ
    ンクリボン供給・搬送機構に連結され、 且つ前記動力伝達機構には、インクリボンの逆搬送を阻
    止するワンウェイクラッチが組み込まれていることを特
    徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のスタンプ
    作成装置。
  8. 【請求項8】 装置本体に装着した印影模様となる原画
    を読み取ると共に、読み取った印影データに基づいてイ
    ンクリボンを介して印刷紙に印影模様を転写し、この印
    影模様のネガ模様が形成されたインクリボンをマスクと
    して、スタンプ作成用ユニットに設けた感光性樹脂から
    成るスタンプ作成面に露光を行って、スタンプ面を得る
    スタンプ作成装置において、 前記スタンプ作成面に部分的に露光を行う露光ランプ
    と、 前記露光ランプを搭載したキャリッジと、 前記キャリッジを介して前記露光ランプを一方向に移動
    させ、当該露光ランプに前記スタンプ作成面の全域を露
    光させる移動機構と、 前記キャリッジに搭載され当該キャリッジの移動を装置
    本体の外部から視認可能な表示部とを有することを特徴
    とするスタンプ作成装置。
  9. 【請求項9】 前記スタンプ作成用ユニットは、前記装
    置本体に着脱自在に装着され、 前記スタンプ作成用ユニットには、一方の端面にスタン
    プ作成面が設けられ、他方の端面に前記原画が貼着され
    ていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに
    記載のスタンプ作成装置。
  10. 【請求項10】 装置本体に装着した印影模様となる原
    画を読み取ると共に、読み取った印影データに基づいて
    インクリボンを介して印刷紙に印影模様を転写し、この
    印影模様のネガ模様が形成されたインクリボンをマスク
    として、スタンプ作成用ユニットに設けた感光性樹脂か
    ら成るスタンプ作成面に露光を行って、スタンプ面を得
    るスタンプ作成装置において、 前記スタンプ作成用ユニットは、前記装置本体に設けた
    引出し部に装着された状態で当該装置本体に着脱自在に
    装着されており、 前記スタンプ作成用ユニットには、一方の端面にスタン
    プ作成面が設けられ、他方の端面に前記原画が貼着さ
    れ、 前記引出し部は、前記スタンプ作成面を上向きにし且つ
    前記原画を下向きにして前記スタンプ作成用ユニットを
    挟持固定する一対の押さえ板と、前記スタンプ作成用ユ
    ニットの前記原画側の面が着座する透明なガラス板とを
    備えていることを特徴とするスタンプ作成装置。
  11. 【請求項11】 前記原画を読み取る読み取りセンサ
    と、前記スタンプ作成面に露光を行う露光手段とを、更
    に有し、 前記読み取りセンサと前記露光手段とは、前記スタンプ
    作成用ユニットを挟んで対向配置していることを特徴と
    する請求項10に記載のスタンプ作成装置。
  12. 【請求項12】 前記スタンプ作成用ユニットは、直方
    体形状をしたスタンプ台木と、 前記スタンプ台木の一方の端面にクッション板を介在し
    た状態で貼着され、表面を前記スタンプ作成面とする紫
    外線硬化樹脂板と、 前記スタンプ台木の他方の端面に貼着され、前記原画を
    表示した原画板とを備えていることを特徴とする請求項
    10または11に記載のスタンプ作成装置。
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