JP3404654B2 - ランプ用ソケット - Google Patents

ランプ用ソケット

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JP3404654B2 JP09543094A JP9543094A JP3404654B2 JP 3404654 B2 JP3404654 B2 JP 3404654B2 JP 09543094 A JP09543094 A JP 09543094A JP 9543094 A JP9543094 A JP 9543094A JP 3404654 B2 JP3404654 B2 JP 3404654B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用機器、
AV機器等のメーター表示や照明等に使用するランプ用
ソケットに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のランプ用ソケットにおい
ては有底筒状基体の外周面に相対する1対の突起部と外
周面底部にはフランジ部を張設して、該突起部とフラン
ジ部とでプリント基板を挟み付けるように形成し、前記
フランジ部に複数の小孔若しくは周縁部に溝を設けて、
該小孔若しくは該溝内にランプのリード線を挿通してプ
リント基板に面する上面側に折返し、プリント基板に面
する側に、突設した突部を跨がせて更に未挿入の小孔若
しくは溝内に挿通して背面側に折返してリード線の先端
部を折曲して構成されたものが提案されており、ランプ
用ソケットはプリント基板のソケット取付穴に挿入して
取付方向に回すと、フランジ部と突起部とでプリント基
板を挟み、フランジ部と突設した突部を跨がせたランプ
のリード線がプリント基板に設けた導電層に電気的に接
触して給電されるようにしている(例えば、実公昭58
−11029号公報参照)。又、無口金電球の装着孔を
有する合成樹脂製有底筒状基体の底部に突起を形成し、
該突起底面にリード線の誘導溝を穿設し、該誘導溝内に
底面に貫通させた貫通孔を設けてリード線を引き出して
短いリード線を有効に利用できるようにしたものも存在
する(例えば、特公昭62−17833号公報参照)。
更に、ランプ装着孔の底部に穿設したリード線挿通孔の
上部開口部を平面からみて底部を略2分割した半円形状
とし、装着されるランプの底部が当接する部分は平面を
形成しているものが存在する(例えば、実開平3−66
184号公報参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術で述べ
たランプ用ソケットは小形ランプ装着工程が極めて煩雑
で、装着作業が長時間に亘ると誤装着が生じ、リード線
が装着孔内の底部で交差し、或は緩みが生じるとランプ
底部より導出された2本のリード線が近接した状態で取
り付けられる場合がある。そこで、本発明は前記従来の
欠点を除くために、1対のリード線が交叉若しくは緩み
により接近した状態で取り付けられたランプ装置であっ
ても、後の点灯検査工程で1対のリード線に隔離作用を
することにより短絡事故発生の危険性を全く有さないラ
ンプ用ソケットを提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明ランプ用ソケットは上面を開口して内部に小形
ランプを装着するための装着孔を設けた有底筒状基体の
底部外周壁にフランジ部を張設し、該フランジ部と所定
間隔をおいて突起部を前記有底筒状基体の外周壁に設
け、前記装着孔より連通したリード線挿通孔と前記フラ
ンジ部の下面に前記リード線挿通孔と連通してリード線
誘導溝及びリード線係止溝を設けたランプ用ソケットに
おいて、該ランプ用ソケットの底部内面中央に尖端な頂
部を有する錐体状の突起部を設け、該突起部が前記リー
ド線挿通孔間に介在するように形成している。 【0005】 【作用】装着孔底部に錐体状突起を設けているので、ラ
ンプ底部が突起頂部に押圧されると、1対のリード線は
隔離される。1対のリード線が同一側方に位置していた
場合は、ランプ底部の押圧作用により、リード線は強制
的に接触して自発的に短絡事故を発生し、不良品である
ことを明白にせしめる。 【0006】 【実施例】以下、図を参照して本発明ランプ用ソケット
の好適な実施例について説明する。図1〜図4に示され
るランプ用ソケットは、例えば熱可塑性の合成樹脂を用
い、一体成形加工により内部に小形ランプが装着される
装着孔1を有する有底筒状基体2から形成されている。
装着孔1上端内径は他の部分よりも大径に形成されてい
る。この有底筒状基体2の底部外周壁には、有底筒状基
体2の外周壁に直交するフランジ部(つば)3が張設さ
れている。有底筒状基体2の底部4内面中央には円錐体
状の突起部5を設けている。突起部5の頂部はアール状
に形成されているものであってもよい。底部4には、こ
の突起部5を中心としてリード線挿通孔6a、6bを左
右対称的に穿設している。リード線挿通孔6a、6b
は、上下円形開口部間を上方内側方になるに従い漸次径
を大きくした漏斗状に形成されている。有底筒状基体2
の底部4の外面にはフランジ部3の外周縁に向かってリ
ード線7を案内するためのリード線誘導溝8a、8bを
前記リード線挿通孔6a、6bと連通して設けている。
リード線挿通溝9a、9bは、リード線誘導溝8a、8
bの外端、即ちフランジ部3の外周線を有底筒状基体2
の縦中心軸に沿ってリード線誘導溝8a、8bと直角に
連通するように凹設されている。フランジ部3の下面に
はリード線誘導溝8a、8bと直交するようにリード線
係止溝10a、10bをリード線挿通溝11a、11b
と夫々連通して形成している。リード線挿通溝11a、
11bは、フランジ部3の外周縁よりリード線係止溝1
0a、10bの内端方に向かって凹設されている。リー
ド線係止溝10a、10bの内面両側部には、リード線
固定用突部12a、12bが対設されている。このリー
ド線固定用突部12a、12bは、後に説明する図7に
示すようにリード線7をリード線係止溝10a、10b
内に挿通後、下方より押圧して潰し、挿通したリード線
7の一部を被覆してリード線7を固定するように形成さ
れている。有底筒状基体2の外周壁にはフランジ部3の
他にフランジ部3の上方に所定間隔をおいて突起部13
a、13bを対設し、フランジ部3と突起部13a、1
3bとでプリント基板(図示せず)を挟持し得るように
構成されており、プリント基板(図示せず)の導電部に
リード線7を接触させることができる。有底筒状基体2
の底部4の外面には、プリント基板(図示せず)への取
り付けの際に使用するドライバー等の工具を嵌合するた
めの嵌合用溝14を設けている。 【0007】次に、上述の図1〜図4に示されるランプ
用ソケットに小形ランプを装着する方法を図5〜図7を
参照して説明する。有底筒状基体2の内部に設けた装着
孔1に小形ランプ15の底部が突起部5に当接若しくは
近接するように装着すると共に、小形ランプ15より導
出されている1対のリード線7、7をリード線挿通孔6
a、6bの上方開口部、即ち底部4の内側開口部より挿
通して底部4の外側のリード線挿通孔6a、6b開口部
より引き出して、リード線誘導溝8a、8b、次にはリ
ード線挿通溝9a、9bを夫々通過して、フランジ部3
の上面側に引き出してフランジ部3の上面をリード線挿
通溝11a、11bの方向に這わせた後に、リード線挿
通溝11a、11bに挿通してフランジ部3下面側に引
き出して折り曲げ、リード線係止溝10a、10bの溝
底に接触するようにリード線7、7を係止固定する。こ
の係止固定手段は、例えば加圧棒等を用いてフランジ部
3の下方よりリード線固定用突部12a、12bを押圧
して潰すことにより変形させて、リード線7の一部を押
し潰された突部12a、12bで被覆することにより固
定されることが考えられる。 【0008】図8〜図10を参照して前述の図1〜図7
に示されるランプ用ソケットに小形ランプを装着した小
形ランプ装置の合格品生産装置について説明する。フラ
ンジ部3を定位置に固定保持するための左右開閉式の保
持チャック16a、16bの上方には、底面に押圧棒1
7を取り付けた取付板18を設け、取付板18には給電
用電極19a、19bを貫通して取り付けている。20
は留め具、21はバネである。給電用電極19a、19
bの上端には導線22を連繋し、回路を形成するように
構成されている。23は電流測定器、24は電源、25
はスイッチである。次に、前記合格品生産装置の使用方
法を説明する。有底筒状基体2を載置し、フランジ部3
を保持チャック16a、16bによって左右より挟着保
持する。次に取付板18を下降せしめてフランジ部3の
上面に這っているリード線7、7に給電用電極19a、
19bを接触させると共に、押圧棒17で小形ランプ1
5の頂部に加圧する。この加圧作用により小形ランプ1
5の底部が突起部5の頂部に当接する。この当接保持状
態でスイッチ25を閉じ、閉回路を形成すると小形ラン
プ15は点灯し、電流測定器23により電流値が自動的
に読み取られて電気的特性の点灯可否、電流値の判定等
が自動的に判定され、点灯検査は終了する。この点灯検
査における突起部5への押圧作用で、リード線7、7に
交叉或は緩みが生じているものは、リード線7、7間に
突起部5が確実に介在してリード線7、7を強制的に隔
離させながら小形ランプ15の底部に突起部5が当接す
る。上記検査方法により、交叉や緩みにより接近したリ
ード線7、7が共に突起部5の同一側方に片寄った状態
のものについては隔離作用は行われないが、押圧棒17
で押圧することで突起部5がリード線7、7を強制的に
接触させ、電流値の急上昇により不良品の判定がなされ
る。尚、電気的接触を生じても電流測定器23の電流制
限保護回路の保護作用により電流測定回路が破壊される
ことはない。 【0009】又、以上の実施例においてはプリント基板
嵌合取付タイプのランプ用ソケットを例に説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、少なくともラ
ンプ装着孔を設けた有底筒状基体を有し、絶縁性の合成
樹脂で成形されるランプ用ソケットを用いたものにおい
て適用できるものであればよく、外観形状や使用時の装
着方法は不問である。 【0010】 【発明の効果】本発明は有底筒状基体底部に錐体状突起
を設けているので、小形ランプを押圧する点灯検査段階
で、リード線を隔離させると共に、隔離しないものにつ
いては短絡事故を自発的に生ぜしめてユーザーによる使
用の際における物理的刺激によってもリード線が接触し
ない高品質のランプ装置を提供し得るという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明ランプ用ソケットの1実施例を示す正面
図である。 【図2】図1の平面図である。 【図3】図1の底面図である。 【図4】図2のA−A線断面図である。 【図5】ランプ用ソケットに小形ランプを取り付けた状
態を示す正面図である。 【図6】図5の平面図である。 【図7】図5の底面図である。 【図8】図6のB−B線断面図である。 【図9】1対のリード線が交叉して取り付けられている
場合における図6のB−B線断面図である。 【図10】ランプ用ソケットの検査に用いる合格品生産
装置を示す構成図である。 【符号の説明】 1 装着孔 2 有底筒状基体 3 フランジ部 4 底部 5 突起部 6a、6b リード線挿通孔 8a、8b リード線誘導溝 10a、10b リード線係止溝 13a、13b 突起部 15 小形ランプ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上面を開口して内部に小形ランプを装着
    するための装着孔を設けた有底筒状基体の底部外周壁に
    フランジ部を張設し、該フランジ部と所定間隔をおいて
    突起部を前記有底筒状基体の外周壁に設け、前記装着孔
    より連通したリード線挿通孔と前記フランジ部の下面に
    前記リード線挿通孔と連通してリード線誘導溝及びリー
    ド線係止溝を形成したランプ用ソケットにおいて、該ラ
    ンプ用ソケットの底部の内面中央に尖端な頂部を有する
    略錐体状の突起部を設け、該突起部が前記リード線挿通
    孔間に介在するようにしたことを特徴とするランプ用ソ
    ケット。
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