JP3403351B2 - 金属射出成形機のノズル - Google Patents

金属射出成形機のノズル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属射出成形機の
射出シリンダに取り付けられるノズルに関するもので、
特に、成形用金型として軽合金射出成形機用金型及びダ
イカスト成形機用金型の両方が用いられる金属射出成形
機に適した射出ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】軽合金の成形には、軽合金射出成形機が
用いられることも多くなってきている。軽合金射出成形
機は樹脂射出成形機の構造を応用したもので、可動盤及
び固定盤にそれぞれ可動金型及び固定金型を取り付け
て、可動盤を上下のタイバーに沿って移動させることに
より可動金型と固定金型とを締め付け、その金型のキャ
ビティ内に固定盤側から射出シリンダにより溶融軽合金
を射出充填するというものである。その場合に用いられ
る軽合金射出成形機用金型の溶融金属注入口、すなわち
スプルーブッシュは、樹脂射出成形機用金型と同様に、
固定金型の背面の中心、すなわち上下タイバー間の中央
位置に配置されている。
【0003】ところで、溶融金属の成形は、現在のとこ
ろ、ダイカスト成形によって行われることの方が多い。
したがって、金属成形用の金型には、軽合金射出成形機
用金型よりもダイカスト成形機用のものの方が多い。そ
して、ダイカスト成形にも可動金型と固定金型とが用い
られる。そこで、軽合金射出成形機にも、ダイカスト成
形機用の金型を用いることができるようにすることが望
まれている。しかしながら、ダイカスト成形機用金型の
溶融金属注入口は、金型キャビティ内に下方から溶湯が
注入されるようにするために、固定金型の背面の中心よ
りも下方位置に設けられている。そのために、通常の軽
合金射出成形機では、固定盤にダイカスト成形機用金型
の固定金型を取り付けた場合、射出シリンダのノズルを
金型の溶融金属注入口に突き合わせることができない。
【0004】そこで、軽合金射出成形機用金型とダイカ
スト成形機用金型とのいずれをも使用することができる
ようにした金属射出成形機が開発されている。従来の金
属射出成形機においては、射出シリンダを含む射出装置
全体を水平状態のまま昇降させる昇降装置を設けて、軽
合金射出成形機用金型を用いる場合とダイカスト成形機
用金型を用いる場合とで射出シリンダの高さを変えるよ
うにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うに射出装置を昇降させるものでは、金属射出成形機が
大型になれば射出装置自体も大型化し、その重量が著し
く増大するので、射出装置の昇降装置も必然的に大型と
なる。そして、がたつき等によるノズルの芯合わせ作業
をできるだけ少なくしようとすると、その昇降装置の構
造も複雑なものとなってしまう。さらに、その昇降装置
を支持するベッドの剛性を高めることも必要となる。そ
のために、金属射出成形機を大型化しようとすると、必
要以上に全体が大型化、複雑化するという問題がある。
また、金属射出成形機の場合には、固定盤に射出装置移
動用シリンダを連結しておいて、射出の都度、そのシリ
ンダにより射出装置を固定盤に対して移動させるが、射
出装置の高さを変えるためには、その射出装置移動用シ
リンダの固定盤への連結位置も変えることが必要とな
る。そのために、射出装置の高さを変える作業は極めて
煩雑なものとなっている。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、金属射出成形機におい
て、その射出装置を昇降させることなく、軽合金射出成
形機用金型及びダイカスト成形機用金型のいずれをも用
いることができるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、金属射出成形機のノズルを、その基端
部と先端部とが異なる軸線上に配置されているものとす
るようにしている。そのノズルは基端から先端まで連続
する湯道を有しており、その基端部を金属射出成形機の
射出シリンダの中心軸線上に配置したとき、先端部がダ
イカスト成形機用金型の溶融金属注入口の中心軸線上に
位置するようにされている。その場合、ノズルの基端部
の軸線と先端部の軸線との間の距離は、軽合金射出成形
機用金型のスプルーブッシュの中心軸線とダイカスト成
形機用金型の溶融金属注入口の中心軸線との間の距離の
1/2とすることが望ましい。また、そのノズルには、
基端部の軸線に関して先端部と対称の位置に、その先端
部と同形状の突起を設けることが望ましい。
【0008】上述のように基端部と先端部とが異なる軸
線上に配置されているノズルを用いると、射出シリンダ
の中心軸線と金型の溶融金属注入口の中心軸線とがずれ
ている場合にも、その間をノズルによって連通させるこ
とができる。したがって、射出装置を昇降させる必要が
なくなる。特に、基端部の軸線と先端部の軸線との間の
距離が軽合金射出成形機用金型のスプルーブッシュの中
心軸線とダイカスト成形機用金型の溶融金属注入口の中
心軸線との間の距離の1/2とされているノズルを用い
ると、軽合金射出成形機用金型による成形時とダイカス
ト成形機用金型による成形時とでは、ノズルを上下18
0°反転させるのみでよくなるので、単一のノズルによ
って両方に対応させることが可能となる。また、そのノ
ズルの基端部の軸線に関して先端部と対称の位置に、そ
の先端部と同形状の突起を設けるようにすれば、射出装
置移動用シリンダによりノズルを金型に突き当てたとき
のノズルの撓みを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図は本発明によるノズルを用いた金
属射出成形機の一例を示すもので、図1はその要部の側
面図であり、図2はその平面図である。また、図3は、
そのノズル部分を拡大して示す切り欠き側面図である。
【0010】図1及び2から明らかなように、金属射出
成形機のベッド1上には固定盤2が固定立設されてい
る。その固定盤2の四隅には、可動盤3をガイドする上
部左右のタイバー4,4と下部左右のタイバー5,5と
が連結されている。可動盤3は、その下面に取り付けら
れているローラ6によってベッド1上を移動可能とされ
ており、図示されていない型締機構によりタイバー4,
4及び5,5に沿って図で左右方向に移動されるように
なっている。
【0011】固定盤2には固定金型7が、その中心線が
上下タイバー4,5間の中心線C−C上に位置するよう
にして取り付けられている。また、可動盤3には可動金
型8が同様にして取り付けられている。これら固定金型
7及び可動金型8はダイカスト成形機用の金型であっ
て、図3に示されているように、その固定金型7の背面
には、中心より下方の位置、すなわち上下タイバー4,
5間の中心線C−Cより下方の位置に、溶融金属注入口
9が設けられている。その溶融金属注入口9の中心軸線
X−Xは、金型7,8の中心線C−Cより距離Lだけ下
方に位置するものとされている。固定金型7の背面の、
溶融金属注入口9の外周部にはロケートリング10が取
り付けられており、そのロケートリング10から溶融金
属注入口9内にスプルーブッシュ11が装着されてい
る。そのスプルーブッシュ11は、金型7,8のキャビ
ティ12内に開口するようにされている。
【0012】また、ベッド1上には、固定盤2の背面側
に、射出装置13が設けられている。射出装置13は、
スクリュ(図示せず)を内蔵した射出シリンダ14と、
そのスクリュを回転及び軸方向移動させる駆動部15と
からなるもので、ベッド1の上面に沿って前後方向(図
1で左右方向)に移動可能とされている。そして、図2
から明らかなように、射出装置12は射出装置移動用シ
リンダ16,16介して固定盤2に連結されており、そ
の射出装置移動用シリンダ16,16を伸縮させること
により射出装置13が固定盤2に対して前後方向に移動
されるようになっている。この射出装置13の射出シリ
ンダ14は、その中心軸線Y−Yが金型7,8の中心線
C−Cと溶融金属注入口9の中心軸線X−Xとのちょう
ど中央に位置するように設置されている。すなわち、金
型7,8の中心線C−Cと射出シリンダ14の中心軸線
Y−Yとの間の距離がL/2となるようにされている。
なお、射出シリンダ14には、通常の樹脂射出成形機と
同様に、内部に材料を投入するためのホッパ17と、内
部の材料を加熱するためのヒータ18(図3参照)とが
設けられている。
【0013】射出シリンダ14の先端にはノズル19が
取り付けられている。図3から明らかなように、そのノ
ズル19は、基端部20と先端部21とを異なる軸線上
に配置した屈折形状のもので、その中心部には基端から
先端まで連続する湯道22が形成されている。そのノズ
ル19の基端部20の軸線と先端部21の軸線との間の
距離はL/2とされている。ノズル19の基端にはフラ
ンジ23が設けられており、そのフランジ23を保持す
る押さえ金24をボルト25により射出シリンダ14の
先端部に締め付けることによって、ノズル19が射出シ
リンダ14に対して着脱可能に取り付けられるようにな
っている。そして、そのようにしてノズル19を射出シ
リンダ14の先端に取り付けたときには、そのノズル1
9の基端部20の軸線が射出シリンダ14の中心軸線Y
−Y上に位置するようにされている。したがって、その
ときには、ノズル19の先端部21の軸線は固定金型7
に設けられている溶融金属注入口9の中心軸線X−Xと
一致することになる。
【0014】また、ノズル19には、その基端部20の
軸線に関して先端部21と対称の位置に、先端部21と
同形状の突起26が一体に設けられている。その突起2
6は、ノズル19の先端部21を固定金型7背面のロケ
ートリング10に突き当てたとき、そのロケートリング
10に隣接して設けられているダミーロケートリング2
7に突き当てられるようになっている。ノズル19に
は、湯道22が設けられている基端部20及び先端部2
1の外周のほか、湯道22のない突起26の外周にもヒ
ータ28が取り付けられている。
【0015】次に、このように構成された金属射出成形
機により、ダイカスト成形機用金型及び軽合金射出成形
機用金型を用いて軽合金製品を成形するときの手順につ
いて説明する。ダイカスト成形機用金型を用いるときに
は、上述のように固定盤2及び可動盤3にそれぞれダイ
カスト成形機用の固定金型7及び可動金型8を取り付け
て、可動盤2を可動盤3側へと移動させ、型閉じ・型締
めをする。一方、射出シリンダ14にはホッパ17から
マグネシウムチップなどの軽合金材料を投入し、内蔵さ
れているスクリュの回転による摩擦・剪断とヒータ18
による加熱とによってその材料を溶融混練させる。そし
て、射出装置移動用シリンダ16により射出装置13全
体を前進させ、射出シリンダ14の先端に取り付けられ
ているノズル19の先端部21及び突起26の先端をロ
ケートリング10及びダミーロケートリング27に突き
当てる。このとき、射出装置移動用シリンダ16が射出
シリンダ14の中心軸線Y−Yを含む水平面内に配置さ
れていて、ノズル19の先端部21がその中心軸線Y−
Yから下方にずれているために、突起26がなければノ
ズル19に偏荷重がかかり、ノズル19が撓むおそれが
あるが、このノズル19の場合には、射出シリンダ14
の中心軸線Y−Yに関して先端部21と対称の位置に突
起26が設けられているので、そのようなノズル19の
撓みは確実に抑えられる。
【0016】このようにしてノズル19の先端を固定金
型7の背面に突き当てると、前述したような射出シリン
ダ14、ノズル19、及び金型7,8の配置により、ノ
ズル19の先端部21の湯道22と金型7のスプルーブ
ッシュ11とがつながることになる。そこで、射出シリ
ンダ14内のスクリュを前進させ、溶融した材料を射出
する。すると、その溶融材料は、ノズル19内の湯道2
2を通してスプルーブッシュ11から金型7,8のキャ
ビティ12内に充填される。このとき、ノズル19は6
00℃近くまで加熱されるが、湯道22のない突起26
部分もヒータ28により加熱されるようになっているの
で、極端な熱膨張差による変形等も抑えられる。
【0017】金型キャビティ12内の材料が冷却固化す
れば、金型7,8を開き、内部の成形品を取り出す。ま
た、射出装置移動用シリンダ16により射出装置13を
後退させる。こうして、ダイカスト成形機用金型による
合金材料射出成形工程の1サイクルが完了する。
【0018】また、軽合金射出成形機用金型を用いると
きには、固定盤2及び可動盤3にそれぞれ軽合金射出成
形機用の固定金型及び可動金型を取り付ける。その場
合、前述したダイカスト成形機用金型7,8を用いると
きと同様に、それらの金型の中心線が上下タイバー4,
5(図1,2参照)間の中心線C−C上に位置するよう
にする。軽合金射出成形機用金型は樹脂射出成形機用金
型と同様の構造を有するもので、図4に示されているよ
うに、その固定金型29には、背面の中心部、すなわち
上下タイバー4,5間の中心線C−C上に、スプルーブ
ッシュ30が設けられている。そこで、射出シリンダ1
4の先端にノズル19を固定保持するために押さえ金2
4を締め付けているボルト25を緩め、ノズル19を上
下180°反転させた後、再びボルト25を締め付け
る。前述したように、上下タイバー4,5間の中心線C
−Cと射出シリンダ14の中心軸線Y−Yとの間の距離
がL/2で、ノズル19の基端部20の軸線と先端部2
1の軸線との間の距離もL/2とされているので、その
ようにすると、湯道22が設けられているノズル19の
先端部21の軸線が、金型29の中心軸線C−C、すな
わちスプルーブッシュ30の中心軸線上に位置すること
になる。したがって、ダイカスト成形機用金型7,8を
用いる場合と同様に、射出装置移動用シリンダ16によ
り射出シリンダ14を前進させ、ノズル19の先端を金
型29の背面に設けられているロケートリング31に突
き当てれば、ノズル19の湯道22と金型29のスプル
ーブッシュ30とがつながり、射出シリンダ14から射
出された溶融材料が金型キャビティ32内に充填され
る。このようにして、軽合金射出成形機用金型を用いた
場合にも、射出装置13を昇降させることなく、同じ金
属射出成形機により軽合金材料を射出成形することが可
能となる。なお、この軽合金射出成形機用の固定金型2
9にも、その背面には、ノズル19の突起26が突き当
たる位置に、ダミーロケートリング33が取り付けられ
る。
【0019】以上、本発明の実施形態の一例について説
明したが、本発明はこれに限らず、その要旨の範囲内で
種々の変更が可能である。例えば、上述のような双頭ノ
ズル19を適宜の保持装置により固定盤2に上下反転可
能に保持させるとともに、射出シリンダ14には通常の
直線状ノズルを取り付けておいて、射出成形時、その射
出シリンダ14のノズルを双頭ノズル19の基端に突き
当てるようにすることもできる。その場合には、双頭ノ
ズル19の上下反転をアクチュエータ等により行わせる
ようにすることも可能である。また、ノズル19の強度
を十分に確保することができさえすれば、上述のような
突起26は省くこともできる。その場合、ダイカスト成
形機用金型を用いるときと軽合金射出成形機用金型を用
いるときとでノズルを交換するようにすれば、射出シリ
ンダ14は通常の樹脂射出成形機と同様に上下タイバー
4,5間の中心線C−C上に配置することも可能であ
る。さらに、上述のような双頭ノズル19の突起26に
も湯道22を設け、その突起26からも溶融材料を射出
させるようにすることも可能である。その場合には、ス
プルーブッシュが2か所に設けられている特殊な金型を
用いる。そのようにすれば、金型キャビティ内への材料
充填時間を半減させることができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、金属射出成形機のノズルを、基端部と先端部
とが異なる軸線上に配置された屈折形状のものとしてい
るので、射出シリンダの中心軸線と金型のスプルーブッ
シュの中心軸線とがずれている場合にも、射出シリンダ
から射出される材料をスプルーブッシュから金型のキャ
ビティ内に導くことができる。したがって、軽合金射出
成形機用金型及びダイカスト成形機用金型のいずれを用
いる場合にも射出装置を昇降させる必要がなくなり、射
出装置の昇降装置やガイド部材等、射出装置を昇降させ
るための特別な構造が不要となるばかりでなく、射出装
置の昇降作業等も不要となる。その結果、金属射出成形
機の大型化、軽量化を図るとともに、軽金属成形品の生
産性を向上させることができる。また、そのノズルの基
端部の軸線と先端部の軸線との間の距離を、軽合金射出
成形機用金型のスプルーブッシュの中心軸線とダイカス
ト成形機用金型の溶融金属注入口の中心軸線との間の距
離の1/2とすることにより、単一のノズルによって軽
合金射出成形機用金型及びダイカスト成形機用金型のい
ずれを用いる場合にも対応させることが可能となる。さ
らに、そのノズルの基端部の軸線に関して先端部と対称
の位置に先端部と同形状の突起を設けることにより、ノ
ズルに偏荷重が加わることによるノズルの変形を抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるノズルを用いた金属射出成形機の
一例を示す要部の側面図である。
【図2】図1の金属射出成形機の平面図である。
【図3】そのノズルによりダイカスト成形機用金型を用
いて射出成形するときの状態を示すノズル部分の拡大切
り欠き側面図である。
【図4】そのノズルにより軽合金射出成形機用金型を用
いて射出成形するときの状態を示す図3と同様の拡大切
り欠き側面図である。
【符号の説明】
2 固定盤 3 可動盤 4,5 タイバー 7 ダイカスト成形機用固定金型 8 ダイカスト成形機用可動金型 9 溶融金属注入口 13 射出装置 14 射出シリンダ 16 射出装置移動用シリンダ 19 ノズル 20 ノズルの基端部 21 ノズルの先端部 22 湯道 26 突起 29 軽合金射出成形機用固定金型 30 スプルーブッシュ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイカスト成形機用金型と、樹脂射出成
    形機の構造を応用した軽合金射出成形機に用いられる軽
    合金射出成形機用金型との両方を使用する金属射出成形
    機のノズルであって; 基端から先端まで連続する湯道を有し、その基端部と先
    端部とが異なる軸線上に配置されていて、前記基端部を
    前記金属射出成形機の射出シリンダの中心軸線上に配置
    したとき、前記先端部が前記ダイカスト成形機用金型の
    溶融金属注入口の中心軸線上に位置するようにされてい
    ることを特徴とする、 金属射出成形機のノズル。
  2. 【請求項2】 前記基端部の軸線と前記先端部の軸線と
    の間の距離が、樹脂射出成形機の構造を応用した軽合金
    射出成形機に用いられる軽合金射出成形機用金型のスプ
    ルーブッシュの中心軸線とダイカスト成形機用金型の溶
    融金属注入口の中心軸線との間の距離の1/2とされて
    いることを特徴とする、 請求項1記載の金属射出成形機のノズル。
  3. 【請求項3】 前記基端部の軸線に関して前記先端部と
    対称の位置に、その先端部と同形状の突起が設けられて
    いることを特徴とする、 請求項1又は2記載の金属射出成形機のノズル。
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