JPS62127216A

JPS62127216A - ダイスポツテイングプレス機

Info

Publication number: JPS62127216A
Application number: JP26614085A
Authority: JP
Inventors: Teruhito Kawakami; 川上　照仁; Takami Sugawara; 菅原　孝美; Hiroyuki Amino; 廣之網野; Yoshihiro Okabe; 岡部　義博
Original assignee: AMINO TEKKOSHO KK; Toyo Machinery and Metal Co Ltd; Hitachi Ltd
Current assignee: AMINO TEKKOSHO KK; Toyo Machinery and Metal Co Ltd; Hitachi Ltd
Priority date: 1985-11-28
Filing date: 1985-11-28
Publication date: 1987-06-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、金型の製作工程の一つとして、金型を構成す
る上型と下型のすり合せ、調整などを行う際に用いるダ
イスボッティングプレス機（金型すり合せ機）に関する
ものである。

〔従来の技術〕

第７図はかかるダイスポツティングプレス機（以下、単
にプレス機ということがある）の正面図、第８図は同側
面図、である。

これらの図において、ｌはスライド、２はベッド、３は
クラウン、４は射出成形装置、３０はタイロッド、３１
はテーブル、３２はボルスタ−１である。

テーブル３１には、上型（図示せず）が徽り付けられ、
ボルスタ−３２には下型（図示せず）が取り付けられて
いるので、スライド１をタイロッド３０に沿って下降さ
せると上型と下型が合わされ、逆にスライド１を上昇さ
せると上型と下型が分離される。

このように、一応出来上った金型（上型と下型）をプレ
ス機に取り付け、上型と下型を分離したり、合せたりす
ることが自在に出来るようにしておいて、上型と下型の
間のすり合せ、調整を行い、製品としての金型を完成さ
せる。

このとき、金型に実際に成形材料を注入して試圧成形を
行いながら、上述のすり合せ、調整を行わないと実際に
有効な金型は得られない、この場合、射出成形装置がプ
レス機から離れた位置にあると、金型をプレス機から外
して射出成形装置の所まで運んで、そこで試圧成形を行
い、更にプレス機まで持ち運んですり合せ、調整を行う
ことが必要になり、作業が煩雑になり、能率も低下する
。

そこで従来は、第７図、第８図に見られる如く、射出成
形装置４をスライドｌに組込んでおき、同じプレス機内
で、金型における試圧成形とすり合せ調整が実施できる
ようにしてはいた。

しかし、成形材料としてプラスチック材料を用いる実際
の射出成形装置は、重量も重く、大型であり、スライド
ｌに搭載できるような軽量、小型のものではなかった。

そのため、従来のダイスボッティングプレス機に搭載さ
れている射出成形装置４は、成形材料としてプラスチッ
クではなく、ロー材と同様の材料を用い、射出は５〜７
　ｋｇ／ｃｄの空気圧を利用した簡易な射出成形装置で
あった。

このため、金型による成形品の形状が複雑な形状となる
場合、そのような金型に対して試圧成形を行うことが、
このような簡易な射出成形装置を用いたのでは困難であ
った。

また試圧成形が行える場合でも、その試圧成形の目的で
あるヒケ、ウェルドラインの発生状態のチェック及び寸
法検査においては、成形材料がプラスチックではなく、
それとは特性が異なる材料（ロー材）であるため、得ら
れたデータは単なる参考にすぎず、金型及び製品の認定
ができない等の欠点があった。

さらに、実際にプラスチック材料で試圧成形を行おうと
すると、先にも述べたように、量産成形機への金型輸送
及び段取替えが多数回必要となり、このため、試圧成形
のための諸費用の増加や効率低下、或いは納期遅延等の
問題を発生していた。

〔発明の目的〕

本発明は、ダイスポッティングプレス機上で、実際のプ
ラスチック材料を使用して射出（賦圧）成形を行い得る
ように、そのための小型、軽量ながら量産機なみの性能
を有する特殊構造の射出成形装置を搭載（内蔵）したダ
イスポツティングプレス機を提供することを目的とする
。

〔発明の概要〕

通常、モールド金型の試圧成形は先にも述べたように量
産成形機で行われる。また金型の製作及び修正に使用さ
れるダイスボッティングプレス機にも簡易な射出成形装
置が搭載可能になっていることは先にも述べた。しかし
、この簡易な射出成形装置は空気圧（５〜７ｋｇ／ａＪ
）によるロー材の射出成形が可能な程度の装置であった
ため、金型及び成形品の認定を行うには全（不十分なも
のであった。

本発明は、ダイスポツティングプレス機のスライド部構
造及び油圧系統の改善を図り、同プレス機に、プラスチ
ック材による賦圧成形を実施可能とする特殊構造の射出
成形装置を搭載可能にしてこれを搭載したものである。

〔発明の実施例〕

次に図を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は同側
面図、である。

これらの図において、ｌはスライド、２はベッド（下部
フレーム）、３はクラウン（上部フレーム）、３０はタ
イロッド（支柱）、３１はテーブル、３２はムービング
ボルスタ−１３４は反転シリンダ、３５は移送装置、３
６はエジェクト装置、３７はエジェクタービン、４０は
特殊構造の射出成形装置（後述）、である。

スライド１は、タイロフト３０に沿って上下動可能であ
り、テーブル３１の下面には上型Ａが取り付けられてい
る。反転シリンダ３４は、テーブル３１ひいては上型Ａ
を水平位置から下方に９０度以上、傾は得る機能をもっ
ており、これにより上型Ａの点検、調整を容易ならしめ
ている。

ムービングボルスタ−３２には下型Ｂが取り付けられて
おり、これらは第２図に破線で示した如く、移送装置３
５　（例えばチェーン）によってプレス機外に引き出さ
れ、エジェクト装置３６からエジェクタービン３７を突
出させることにより、下型Ｂから賦圧成形品を取り出せ
るようになっている。

特殊構造の射出成形装置４０は、スライドｌの中央部を
中心に組込まれる。この射出成形装置４０は、スライド
１に内蔵される都合上、汎用成形機の１／３〜１１５に
小型化されている。射出成形装置４０の各駆動部は、ダ
イスポッティングプレス機自体から油圧供給を受ける構
造としているので新たなポンプユニットは不要である。

さらに、射出成形装置４０を内蔵するため、スライド１
の内部は、その障害となる機構部品を全て両側部に集中
させ、そのことによる中央部の強度低下に対しては、第
３図に見られる如く、はり４１及び補助枠４２により補
強を図った。

なお、第３図は第１図におけるスライド１の外枠構造の
斜視図である。

また第３図に見られるように、スライド正面、後面及び
はりの面には開口部４３を設け、射出成形装置４０のメ
ンテナンスを容易にした構造としている。

次に射出成形装置４０の具体例を説明する。

第４図は該射出成形装置４０の具体例を示す側面断面図
（ノズル射出側）、第５図は同側面断面図（ノズルチャ
ージ側）、第６図は第４図におけるノズル１３の斜視図
、である。

これらの図において、５はインロー、６は加熱筒、７は
プランジャー、８はシリンダー、９はラム、ｌＯはチャ
ージ部、１１は注入溝、１２は射出溝、１３はノズル、
１４．１５はそれぞれ油圧シリンダー、１６はバンドヒ
ータ、１７はプレートヒータ、１８はカートリッジヒー
タ、１９はオイルモータ、２０はホッパー、２１はスク
リュウ、２２はマニホールド、である。

次に動作を説明する。ノズル１３には加熱筒６からの材
料チャージ用注入溝１１と射出溝１２が設けてあり、油
圧シリンダー１４によるタッチバンク動作（前進、後進
動作）及び油圧シリンダー１５による回転動作とにより
、注入、射出の際の樹脂流路の変更及び開閉を行う構造
となっている。

今、第５図に示すように、注入溝１１がチャージ部１０
に結合するように樹脂流路を設定する。

すると、ホンパー２０から投入されたプラスチック材料
は加熱筒６のスクリュウ２１により可塑化され、ノズル
１３の注入溝１１を通ってチャージ部１０にチャージさ
れ、それによりプランジャー７は右方向に移動する。ブ
チンジャー７はラム９との面積比により、既存の成形機
と同等の射出圧力の発生が可能になっている。

次に、第４図に示すように、今度は射出溝１２がチャー
ジ部１０に結合するように、油圧シリンダー１４による
タッチバンク動作及び油圧シリンダー１５による回転動
作により、樹脂流路を切り換える。ここで、シリンダー
８に油圧を供給してプランジャー７を左方向へ駆動する
ことにより、可塑化されたプラスチ・ツク材料（溶融樹
脂）がチャージ部１０からノズル１３の射出溝１２を通
って図示せざる金型内へ射出される。

加熱筒６、プランジャー７及びノズル１３はマニホール
ド２２に結合されている。そして、マニホールド２２は
プレートヒータ１７及びカートリッジヒータ１８により
、ノズル１３はハンドヒータ１６により、それぞれ最適
温度に加熱保温され、樹脂温度の低下を防止する構造と
なっている。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ダイスボッティングプレス機上の同一
段取での、プラスチック材料による射出（賦圧）成形が
行えるため、成形品の品質及び寸法検査が迅速に行え、
金型のチェック、修正が容易になるという利点がある。

このことにより、金型製作費及び威圧成形諸経費の大幅
低減が可能となり、かつ、金型製作日程の短縮が図れる
等、生産性向上に大きく寄与することができる

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は同側
面図、第３図は第１図におけるスライド１の外枠構造の
斜視図、第４図は第１図における射出成形装置４０の具
体例を示す側面断面図（ノズル射出側）、第５図は同側
面断面図（ノズルチャージ側）、第６図は第４図におけ
るノズル１３の斜視図、第７図は一般的なダイスポッテ
ィングプレス機の正面図、第８図は同側面図、である。符号の説明１・・・スライド、２・・・ベッド、３・・・クラウン
、４・・・射出成形装置、５・・・インロー、６・・・
加熱筒、７・・・プランジャー、８・・・シリンダー、
９・・・ラム、ｌＯ・・・チャージ部、１１・・・注入
溝、１２・・・射出溝、１３・・・ノズル、１４・・・
油圧シリンダー、１５・・・油圧シリンダー、１６・・
・バンドヒータ、１７・・・プレートヒータ、１８・・
・カートリッジヒータ、１９・・・オイルモータ、２０
・・・ホッパー、２１・・・スクリュウ、２２・・・マ
ニホールド、３０・・・タイロッド、３１・・・テーブ
ル、３２・・・ボルスタ−１３４・・・反転シリング、
３５・・・移送装置、３６・・・エジェクト装置、３７
・・・エジェクタービン、４０・・・特殊構造の射出成
形装置、４１・・・はり、４２・・・補助枠、４３・・
・開口部代理人　弁理士　並　木　昭　夫１１に１　　図エシ゛′エクト装置１１５　図１３１スール第　６ｖ！ＪＭ　７　図Ｎ８１１！＋

Claims

【特許請求の範囲】１）垂直方向に設置された支柱に沿ってその上端と下端
の間で上下動可能なスライド部材を設けると共に、該ス
ライド部材の下側に上型を取り付け、前記支柱の下端に
下型を配置しておき、スライド部材が支柱に沿って下方
に移動してその下端に達したとき、前記上型と下型が合
わさり、逆にスライド部材が支柱に沿って上方に移動す
ると、前記上型と下型が分離するようにして、上型と下
型の間のすり合わせ、調整を実施し得るようにしたダイ
スポッティングプレス機において、前記スライド部材に、プラスチック材料を可塑化して出力する可塑化部と、可
塑化された該材料（溶融樹脂）を入力された後これを入
力された方向から逆に出力する射出駆動部と、少なくも
第１および第２の各溝を内部に有し、かつ該第１の溝の
一端と他端をそれぞれ外部に導く第１および第２の各開
口ならびに前記第２の溝の一端と他端をそれぞれ外部に
導く第３および第４の各開口を有してなる射出ノズルと
、該ノズルをその長さ方向の軸を中心とした回動方向に
おける第１の位置と第２の位置との間で切り換えて位置
決めすることのできる位置決め切換手段と、該位置決め
切換手段によって前記射出ノズルを第１の位置に位置決
めしたとき、該射出ノズルの第１の開口から第１の溝を
介し、第２の開口を経て前記射出駆動部に前記可塑化部
からの溶融樹脂が流れ、次に前記位置決め切換手段によ
って前記射出ノズルを第２の位置に位置決めしたとき、
前記射出駆動部からの溶融樹脂が射出ノズルの第３の開
口を経て第２の溝に流れ、更に該溝の他端にある前記第
４の開口としてのノズル先端より射出するように、前記
可塑化部、射出駆動部および射出ノズルを相互に連結す
る連結部材と、から成る射出成形装置、を搭載し、該射出成形装置によって前記金型（上型と下
型）に対し、プラスチック材料を成形材料とする試圧成
形をなし得るようにしたことを特徴とするダイスポッテ
ィングプレス機。