JP3403230B2 - 観覧式遊戯装置 - Google Patents

観覧式遊戯装置

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JP3403230B2
JP3403230B2 JP33222193A JP33222193A JP3403230B2 JP 3403230 B2 JP3403230 B2 JP 3403230B2 JP 33222193 A JP33222193 A JP 33222193A JP 33222193 A JP33222193 A JP 33222193A JP 3403230 B2 JP3403230 B2 JP 3403230B2
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wagon
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passenger
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泰 越智
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、遊戯装置、特に、回転
フレームを有する観覧式遊戯装置に関する。 【0002】 【従来の技術】遊園地等の遊戯施設に設けられた観覧車
は、一般に、ベースフレームと、ベースフレームに水平
軸回りに回転可能に支持された回転フレームと、回転フ
レームを回転駆動する駆動部と、回転フレームに回転自
在に支持された乗客収納部とを備えている。 【0003】この観覧車では、回転フレームを駆動部に
よって微速で回転させた状態で乗客収納部が下端に配置
されたときに乗客を乗客収納部に搭乗させる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このような観覧車の乗
客収容部を、たとえばレストランやカラオケルーム等の
プライベートルームに使用することが考えられる。この
ようなプライベートルームとして乗客収納部を使用する
場合には、搭乗した乗客に対して食事や飲み物のの供給
等のサービスを供給する必要が生じる。しかし、前記従
来の構成では、乗客収納部が常に微速ではあるが水平軸
回りに回転しているので、乗客に対する種々のサービス
の供給を行いにくいという問題が生じる。 【0005】本発明の目的は、乗客へのサービスの供給
を行い易くすることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係る観覧式遊戯
装置は、ベースフレームと回転フレームと駆動部と乗客
収納部と循環機構とを備えている。回転フレームは、ベ
ースフレームに水平軸回りに回転可能に支持されてい
る。駆動部は、回転フレームを回転駆動する。乗客収納
部は、回転フレームの外周部に着脱可能に装着され得
る。循環機構は、回転フレームとは別に独立して設けら
れた循環経路と、循環経路に沿って設けられ乗客に対し
て飲食サービスを行うための設備を有するステーション
とを有し、回転フレームから離脱した乗客収納部を循環
経路に沿って循環させる。 【0007】 【作用】本発明に係る観覧式遊戯装置では、ベースフレ
ームに支持された回転フレームが駆動部によって回転さ
せられ、その外周に装着された乗客収納部が回転させら
れる。乗客収納部は回転フレームに対して着脱可能であ
るので、乗客収納部が回転フレームの下端に移動してき
たときに回転フレームから離脱させ、循環機構に引き渡
すことが可能である。このため、循環機構により乗客収
納部を循環経路に沿って地上で循環させれば、循環経路
に沿って設けられたステーションにより乗客に対して
食サービスを含む種々のサービスが行える。また、サー
ビスを受けた乗客収納部は、再び循環機構から回転フレ
ームに引き渡される。 【0008】ここでは、乗客収納部が回転フレームに対
して着脱可能であるとともに、回転フレームから離脱し
た乗客収納部を循環経路に沿って循環させているので、
循環中に乗客に対して飲食サービスを含む種々のサービ
スが容易に行える。 【0009】 【実施例】図1において、本発明の一実施例による観覧
式遊戯装置は、観覧車1と、観覧車1に装着された乗客
収納用のワゴン10を循環させるための循環機構2と、
循環機構2に配置されたステーション3及びリフト4と
を備えている。観覧車1は、図2に示すように、ベース
フレーム11と、ベースフレーム11に軸受12により
回転自在に支持された回転フレーム12と、回転フレー
ム12に着脱可能に装着されたワゴン10とを備えてい
る。ベースフレーム11は、ベースプレート13と、ベ
ースプレート13上に紙面直交方向(以下、前後方向と
いう)に間隔を隔てて立設された1対の台形フレーム1
4と、台形フレーム14の両側に延びる駆動フレーム1
5とを有している。台形フレーム14の上端には、軸受
12が設けられている。駆動フレーム15には、図3に
示すように、油圧モータ(図示せず)と、油圧モータに
連結された減速機16とを含む駆動機構18が取り付け
られている。減速機16には、回転フレーム12を回転
させるための上下1対の2組のタイヤ17が設けられて
いる。これらのタイヤ17は、回転フレーム12の外輪
(後述)を挟持し、回転方向に回転させる。 【0010】回転フレーム12は、最外周に配置された
前後1対の外輪20と、外輪20に内周側に同心に配置
された前後1対の内輪21と、中心に配置された前後1
対のセンタープレート22と、センタープレート22と
内輪21及び外輪20を繋ぐ複数の前後1対の放射フレ
ーム23と、センタープレート22の中心に前後方向に
延びる回転軸24とを有している。回転軸24は前後方
向にセンタープレート22を貫通して延びており、両端
が軸受12に支持されている。外輪20の外周側には、
水平に配置されたリング状のレール25が形成されてお
り、このレール25が前述したタイヤ17間に挟持され
回転される。また、1対の外輪20間には、等間隔にワ
ゴン10を装着するための棒状の装着部材26が設けら
れている。 【0011】ワゴン10は、図4に示すように、循環機
構2上を自走する自走台車40上に載置可能である。ワ
ゴン10は、乗客を搭乗させるための客室41と、客室
41を吊り下げるための吊り下げ部42とを有してい
る。吊り下げ部42には、実線で示す離脱位置と二点鎖
線で示す装着位置とに回動可能な前後1対の吊り下げフ
ック43が設けられている。吊り下げフック43は、図
示しないトグル機構により離脱位置と装着位置との間で
択一的に回動する。客室41内には、たとえば照明やエ
アコンディショナー等の設備が設けられている。これら
の設備に電源を供給するため、吊り下げフック43及び
装着部材26には、装着時に互いに接触可能なバネ状の
通電設備(図示せず)が設けられている。 【0012】自走台車40はそれぞれ自走用のモータ4
4を有している。自走用のモータ44の駆動力は、ギア
45を介して車軸46に伝達され、車輪47を回動す
る。これらの自走台車40は、中央制御装置(図示せ
ず)により、一括して制御されている。循環機構2は、
図1に示すように、1対のレール及びポイントからなる
矩形状に循環する第1循環経路30と、ステーション3
へ迂回する迂回経路31と、リフト4へ循環する第2循
環経路32と、他の遊戯装置に循環する第3循環経路3
3とを有している。循環機構2上を自走台車40が中央
制御装置により制御されて移動する。 【0013】迂回経路31、第2循環経路32及び第3
循環経路33はそれぞれ第1循環経路30に対してポイ
ントにより分岐合流している。ステーション3は、乗客
を降ろすための降車ステーション35と、乗客を搭乗さ
せるとともに乗客に対する種々のサービスを供給するた
めの乗車ステーション36とを有している。乗車ステー
ション36には、たとえば、ワゴン10をレストランと
して使用する場合には料理を供給する設備が設けられ、
カラオケボックスとして使用する場合には、料金の設定
や各種の飲み物等の供給を行うための設備が設けられ
る。 【0014】リフト4は、第2循環経路32に循環した
ワゴン10を吊り下げて搬送するものである。リフト4
は、環状のワイヤ48と、ワイヤ48が巻き架られ上下
に配置された1対のプーリ49と、ワイヤ48を支持す
る支柱50とを有している。ワイヤ48には、図5に示
すように、リフト金具51が固着されている。リフト金
具51には、ワゴン10の吊り下げフック43に係合す
る吊り下げ金具52が揺動自在に支持されている。この
吊り下げ金具52に吊り下げフック43を係止し、プー
リ49を回転させることにより、ワゴン10をワイヤ4
8により移動可能である。 【0015】次に、上述の実施例の動作について説明す
る。乗車ステーション36に停車したワゴン10に乗客
が搭乗すると、そこで種々のサービスを供給する。そし
て、たとえば、乗客が搭乗前に希望の循環経路を指定す
ると、希望する循環経路にワゴン10が自走台車40に
より搬送される。たとえば乗客が観覧車1への経路であ
る第1循環経路30を指定すると、乗車ステーション3
6を出発したワゴン10は、迂回経路31から第1循環
経路30に入線して観覧車1に到る。観覧車1の手前に
ワゴン10が到達すると、そこで観覧車1に既に装着さ
れた別のワゴン10が離脱されるのを待ち、空いた装着
部材26に吊り下げフック43を係合させて、ワゴン1
0を自走台車40から離脱させて観覧車1の外輪20に
装着する。外輪20にワゴン10が装着されると、装着
されたワゴン10は、観覧車1の外輪20に支持されて
回転する。なお、ワゴン10が離脱した自走台車40
は、停止位置で待機して観覧車1からその後に離脱した
別のワゴン10を載置して第1循環経路30上を移動す
る。 【0016】そして、外輪20上をワゴン10が1周す
ると、ワゴン10は下端位置で外輪20の装着部材26
からフック43を離脱させて第1循環経路30上に待機
している自走台車40上に載置される。そして第1循環
経路30上を循環し、ステーション3の降車ステーショ
ン35に到る。なおこのとき、搭乗者がさらにリフト4
や他の設備に移動することを予め指定している場合に
は、そのワゴン10を載置した自走台車40は、第1循
環経路30から迂回経路31に入線せず、迂回経路31
間を結ぶ短絡経路34を通って第2循環経路32または
第3循環経路33に移動する。 【0017】第2循環経路32に自走台車40が入線す
ると、リフト4のワイヤ48に設けられた吊り下げ金具
52にフック43を係止し、リフト4に沿ってワゴン1
0を移動させる。そしてワゴン10がワイヤ48により
移動し、先端に到達した後にさらに元の位置に戻る。元
の位置にワゴン10が戻ると、吊り下げ金具52とフッ
ク43との係合が解除され再度、第2循環経路32上に
配置された自走台車40上に載置される。ワゴン10が
載置されると自走台車40は第2循環経路32を循環
し、第1循環経路30を介して迂回経路31に入線す
る。そして降車ステーション35にて停止する。同様に
第3循環経路33に入線すると、自走台車40は、第3
循環形路33を移動して第1循環経路30を介して迂回
経路31に入線して降車ステーション35にて停止す
る。 【0018】ここでは、観覧車1に対してワゴン10が
着脱可能であるため、そのワゴン10を観覧車1だけで
はなくリフト4や他の設備に移動可能になる。このた
め、観覧車1を含む遊戯システムを構築できる。そし
て、循環機構2上にステーション3を設けることによ
り、ステーション3において種々のサービスをワゴン1
0に搭乗した乗客に対して供給できる。 【0019】〔他の実施例〕 (a) ワゴン10に吊り下げフック43を設ける構成
に代えて、観覧車1やリフト4側に吊り下げフックを設
ける構成にしてもよい。 (b) ワゴン10を自走台車に載置する構成に代え
て、ワゴン10自体を自走させる構成や台車をワイヤ等
により索引する構成にしてもよい。 (c) ワゴン10への電源の供給は、パンタグラフ等
の通電設備により供給してもよい。 (d) ワゴン10と観覧車1とを結合する構成は、フ
ック43に限定されるものではなく、他の形態で着脱す
るように構成してもよい。 【0020】 【発明の効果】本発明に係る観覧式遊戯装置では、乗客
収納部が回転フレームに対して着脱可能であるととも
に、回転フレームから離脱した乗客収納部を循環経路に
沿って循環させているので、循環中に乗客に対して飲食
サービスを含む種々のサービスが容易に行える。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例による観覧式遊戯装置の平面
図。 【図2】観覧車の側面図。 【図3】観覧車の駆動部分を示す側面拡大図。 【図4】観覧車への装着状態を示すワゴンの側面図。 【図5】リフトへの装着状態を示すワゴンの側面図。 【符号の説明】 1 観覧車 2 循環機構 10 ワゴン 11 ベースフレーム 12 回転フレーム 18 駆動機構

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ベースフレームと、 前記ベースフレームに水平軸回りに回転可能に支持され
    た回転フレームと、 前記回転フレームを回転駆動する駆動部と、 前記回転フレームの外周部に着脱可能に装着し得る乗客
    収納部と、前記回転フレームとは別に独立して設けられた循環経路
    と、前記循環経路に沿って設けられ乗客に対して飲食サ
    ービスを行うための設備を有するステーションとを有
    し、 前記回転フレームから離脱した乗客収納部を前記循
    環経路に沿って循環させる循環機構と、 を備えた観覧式遊戯装置。
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JP4856817B2 (ja) * 2001-06-19 2012-01-18 泉陽興業株式会社 高所観覧装置
US11287815B2 (en) * 2018-10-05 2022-03-29 Universal City Studios Llc Autonomous vehicle transporation systems and methods

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