JP3402848B2 - 筒状体位置決め装置 - Google Patents

筒状体位置決め装置

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JP3402848B2 JP12303195A JP12303195A JP3402848B2 JP 3402848 B2 JP3402848 B2 JP 3402848B2 JP 12303195 A JP12303195 A JP 12303195A JP 12303195 A JP12303195 A JP 12303195A JP 3402848 B2 JP3402848 B2 JP 3402848B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばチューブ容器そ
の他の筒状体を、一定間隔で移動するピンに挿入して上
下方向に搬送する筒状体搬送装置で搬送しながら、当該
筒状体の外観良否判定を行う場合に使用される筒状体位
置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような外観良否判定に際し
ては、筒状体搬送装置で搬送される筒状体が不安定な状
態で支持され、駆動に伴う振動の伝達等によって揺れて
いることから、これを判定しやすい状態に位置決めする
ために筒状体位置決め装置が使用されている。
【0003】上記筒状体位置決め装置の具体例として
は、特開平6−43105号公報に記載されたものが知
られている。この従来の筒状体位置決め装置は、筒状体
の移動方向両側に沿って、筒状体を担持して移動する羽
根付無端ベルト状の担持部材を設け、この担持部材を筒
状体の移動速度よりやや速く移動させることで、筒状体
をピンから離して浮かせた状態で担持して位置決めする
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の筒状体位置決め装置の場合、左右一対の担持部材を
等速で移動させる必要があり、しかもこの担持部材の移
動速度と、筒状体搬送装置による筒状体の搬送速度との
間に微妙な速度差を設ける必要があるので、作動制御及
びその機構が複雑になる問題がある。
【0005】また、筒状体の直径が変更された場合、担
持部材の移動速度を調整するか、担持部材を交換して羽
根のピッチを筒状体の直径に合わせて変更する必要があ
る。前者の場合、担持部材の移動速度と筒状体の搬送速
度の間には微妙な速度差が要求されるので、その調整が
面倒である。後者の場合、担持部材の付け替え作業自体
大変であることに加え、羽根のピッチが異なる多種の担
持部材を用意しておく必要があり、管理上も多大の手間
を要する問題がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、作動制御及びその機構が簡略で、筒状体の
直径変更にも容易に対応できる筒状体位置決め装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明では、
図1及び図2に示されるように、一定間隔で移動するピ
ン1に挿入された筒状体2を上下方向に搬送する筒状体
搬送装置Aに設けられる筒状体位置決め装置Bであっ
て、上記筒状体搬送装置Aの搬送速度に合わせて回動さ
れるチェーンコンベア3と、チェーンコンベア3に一定
間隔で取り付けられ、しかも一定位置から上向きに傾動
可能なアーム4と、上記アーム4に取り付けられたコロ
5と、上記コロ5が前記筒状体搬送装置Aによる筒状体
2の搬送方向と同方向に移動しながら接触通過する時
に、前記アーム4を上向きに傾動させるドグ6と、前記
アーム4の先端側に取り付けられ、チェーンコンベア3
の回動によって、筒状体搬送装置Aで搬送される筒状体
2の下方に入り込むと共に、前記アーム4が上向きに傾
動した時に筒状体2を所定の位置まで持ち上げる担持部
材7とを備えていることを特徴とする筒状体位置決め装
置Bとしているものである。
【0008】
【実施例及び作用】図1及び図2に基づいて本発明の一
実施例を説明する。
【0009】筒状体搬送装置Aは、一定速度で回動され
るチェーンコンベア8に、一定間隔でピン1を取り付け
たもので、このピン1に挿入された筒状体2を上下方向
(本実施例においては上から下方向)に搬送するもので
ある。搬送対象である筒状体2としては、内容物を充填
する前のチューブ容器を挙げることができる。
【0010】本筒状体位置決め装置Bは、上下方向に回
動されるチェーンコンベア3を有するもので、上記筒状
体搬送装置Aの筒状体2の搬送軌道に沿って設けられて
いるものである。特に図2に明示されているように、通
常、筒状体搬送装置Aは、筒状体2を安定してピン1に
挿入支持させるために、ピン1をやや上向きにする方向
にチェーンコンベア8を傾斜して走行させるもので、本
筒状体位置決め装置Bのチェーンコンベア3も、そのチ
ェーンコンベア3をこの筒状体搬送装置Aのチェーンコ
ンベア8に沿って傾斜しているものである。
【0011】チェーンコンベア3には、一定間隔でアー
ム4が傾動可能に取り付けられている。このアーム4
は、スプリング9によって、チェーンコンベア3に設け
られたストッパ(図示されていない)に係止される一定
位置まで引き起こされている。また、アーム4は、筒状
体搬送装置A側(図1における右側)において、上記ス
トッパで係止された一定位置から上方への傾動が可能と
なっている。
【0012】上記アーム4には、当該アーム4と直交す
る方向に、L字形の担持部材7が設けられている。この
担持部材7は、アーム4から筒状体搬送装置Aの筒状体
2の搬送軌道に向かって伸びたもので、チェーンコンベ
ア3の回動に伴って、搬送されて来る筒状体2の下側に
入り込むものとなっている。
【0013】アーム4の先端部には、コロ5が取り付け
られている。また、筒状体搬送装置A側には、このコロ
5が接触しながら通過する位置に、ドグ6が設けられて
いる。アーム4は、コロ5がドグ6に接触しながら通過
する時に、スプリング9に逆らって上方に傾動され、こ
のアーム4に取り付けられている担持部材7が上方に持
ち上げられることになる。担持部材7は、この動作に伴
って筒状体2を持ち上げ、筒状体2がピン1から離れた
状態に保持し、これをコロ5がドグ6を通過する間維持
する。
【0014】筒状体2がピン1から離れた上記状態にお
いては、筒状体2は担持部材7上に安定して保持され、
しかもピン1からの振動も伝わらないので、例えばCC
Dカメラや反射光等を利用した光学センサーによる筒状
体2の外観良否判定を容易に行うことができる。
【0015】コロ5がドグ6を通過すると、アーム4は
スプリング9によって当初の一定位置まで引き戻され、
回動して再び同じ位置に戻った時に同様の動作を繰り返
すものである。
【0016】次に、上述のような筒状体位置決め装置B
を備えた筒状体搬送装置Aにおいて、筒状体2の直径が
変更された場合の調整について図3で説明すると、筒状
体2の直径が図3で点線で示されるように小さくなった
場合、L字形をなす担持部材7の立板部分を、図中やは
り点線で示されるように前進させることで、直径の変化
による調整を行うことができる。また、このような担持
部材7の立板部分の移動に代えて、本筒状体位置決め装
置B全体、即ち図3におけるチェーンコンベア3、アー
ム4、担持部材7、コロ5及びドグ6を一体に図中右側
に移動させたり、担持部材7全体をアーム4に沿って移
動可能にすることでも同様の調整となる。
【0017】図1及び図2に示される実施例における筒
状体搬送装置Aのチェーンコンベア8は、前述のように
やや傾いた方向に回動されるものとなっているが、これ
をほぼ垂直に位置させた筒状搬送装置Aもある。
【0018】即ち、図4に示されるように、ピン1の先
端に、ピン1の径より大きな直径の球状部10を設け、
ピン1自体はほぼ垂直に移動するチェーンコンベア8か
らほぼ水平に突き出されているが、これに挿入された筒
状体2をやや上向きに傾けて支持できるようにすること
によって、筒状体2を安定して支持できるようにした筒
状体搬送装置Aである。本発明は、このような筒状体搬
送装置Aに対しても、筒状体2の傾斜に合わせて担持部
材7(図1及び図2参照)が傾斜して位置するよう、チ
ェーンコンベア3(図1及び図2参照)を傾けることで
適用することができるものである。
【0019】また、図1及び図2に示される実施例で
は、筒状体搬送装置Aのチェーンコンベア8が上から下
方向に移動するものとしたが、このチェーンコンベア8
は下から上方向に移動するものであってもよい。この場
合、図1に示される筒状体位置決め装置Bのチェーンコ
ンベア3を反時計回りの回転とすると共に、アーム4の
後端をチェーンコンベア3の内側に延長し、この後端部
にコロ5を取り付け、ドグ6もこのコロ5位置に合わせ
て、チェーンコンベア3の内側でコロ5と接触するもの
とし、反時計回りのチェーンコンベア3の回転でもアー
ム4を上向きに傾動させることができるようにすればよ
い。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、次の効果を奏するものである。
【0021】(1)チェーンコンベア3の回動速度を筒
状体搬送装置Aによる筒状体2の搬送速度に同期させる
だけでよく、従来のように複数のベルト状の担持部材を
筒状体2の搬送速度と微妙な速度差を付けて回転させる
必要がないので、作動制御及びその機構が極めて簡略
で、設備的負担が少ないと共に、保守管理も容易であ
る。
【0022】(2)筒状体搬送装置Aによって搬送され
る筒状体2の直径が変更された場合でも、担持部材7の
調整(担持部材7の部分的位置調整や全体の位置調整)
や本筒状体位置決め装置Bの位置調整によって対応する
ことができ、特別な交換部品を用意する必要がないの
で、このような部品の管理が不要である。
【0023】(3)前記のように作動制御が簡略である
ので、上記のような筒状体2の径変更に対する位置調整
等を行った場合でも、その後の作動の微調整が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る筒状体位置決め装置の一実施例を
示す正面図である。
【図2】図1に示される筒状体位置決め装置の簡略化し
た側面図である。
【図3】筒状体の直径が変更された場合の調整方法の一
例を示す説明図である。
【図4】筒状体搬送装置の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
A 筒状体搬送装置 B 筒状体位置決め装置 1 ピン 2 筒状体 3 チェーンコンベア 4 アーム 5 コロ 6 ドグ 7 担持部材 8 チェーンコンベア 9 スプリング 10 球状部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定間隔で移動するピンに挿入された筒
    状体を上下方向に搬送する筒状体搬送装置に設けられる
    筒状体位置決め装置であって、 上記筒状体搬送装置の搬送速度に合わせて回動されるチ
    ェーンコンベアと、 チェーンコンベアに一定間隔で取り付けられ、しかも一
    定位置から上向きに傾動可能なアームと、 上記アームに取り付けられたコロと、 上記コロが前記筒状体搬送装置による筒状体の搬送方向
    と同方向に移動しながら接触通過する時に、前記アーム
    を上向きに傾動させるドグと、 前記アームの先端側に取り付けられ、チェーンコンベア
    の回動によって、筒状体搬送装置で搬送される筒状体の
    下方に入り込むと共に、前記アームが上向きに傾動した
    時に筒状体を所定の位置まで持ち上げる担持部材とを備
    えていることを特徴とする筒状体位置決め装置。
  2. 【請求項2】 筒状体搬送装置による筒状体の搬送方向
    が上から下方向であり、しかもコロがアームの先端側に
    取り付けられていて、筒状体の搬送方向と同方向に移動
    するコロと向き合う位置にドグが設けられていることを
    特徴とする請求項1の筒状体位置決め装置。
  3. 【請求項3】 筒状体搬送装置による筒状体の搬送方向
    が下から上方向であり、しかもコロがアームの後端側に
    取り付けられていて、筒状体の搬送方向と同方向に移動
    するコロと向き合う位置にドグが設けられていることを
    特徴とする請求項1の筒状体位置決め装置。
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