JP3929765B2 - トレー式物品搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送レールに沿って走行する多数の物品搬送用トレーに搬送物を載置して搬送するトレー式物品搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、物流・配送センターや工場内において物品を搬送・仕分けする装置として、図7に示すようなトレー式物品搬送装置300がある。
このトレー式物品搬送装置300は、敷設された搬送レールに沿って走行する物品搬送用トレー上に搬送物を積載することによって搬送物を所定の仕分け位置304まで搬送する。
そして、所定の仕分け位置において、物品搬送用トレー302を傾動させて、物品搬送用トレー302上の搬送物を、仕分け位置304に付設されているシュートへ放下して搬送物の仕分けを行うものである。
【0003】
このようなトレー式物品搬送装置300は、搬送物が、搬送中に物品搬送用トレー302から落下することを防止するため、搬送レールに沿って物品搬送用トレー302の側方を覆うようなガイドカバー303を取り付けたり、物品搬送用トレー302の物品積載面の傾斜角を急にする等の対策が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のようなトレー式物品搬送装置300で搬送レールに沿って物品搬送用トレー302の側方を覆うようなガイドカバー303を取り付ける場合には、搬送レールの部品点数が増大するのみならず、特に垂直曲がりと水平曲がりが共存するような三次元走行する場合には、当該ガイドカバー303の形状が複雑となり、取付も困難であり、搬送レイアウトの自由度も制限されるという課題が生じていた。さらに搬送物の搬送中に前記ガイドカバー303と搬送物との間で摺動が発生し、トレー式物品搬送装置300の負荷が増大すると共に、搬送物の姿勢が変わったり、搬送物の梱包が崩れるという課題が生じていた。
【0005】
一方、物品搬送用トレー302の物品積載面の傾斜角を急にした場合には、搬送物の放下のための傾動角度を大きくする必要があり、また、物品搬送用トレー302の傾動動作にも関わらず、搬送物が放下されないことがある等の課題が生じていた。
【0006】
そこで、本発明の目的は、前述したような従来技術の問題を解決し、垂直曲がりと水平曲がりが共存する搬送経路であっても安定で確実かつ高速に搬送できるとともに、部品点数と施工負担を低減し、搬送レイアウトの自由度も高いトレー式物品搬送装置を提供することにある。
【0007】
ここで、本発明における「垂直曲がり」とは、搬送物の搬送経路が上下方向に直線状、若しくは曲線状に傾斜している搬送状態を意味しており、また、「水平曲がり」とは、搬送物の搬送経路が水平面内で左右方向に屈曲している搬送状態を意味している。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本請求項1に記載されたトレー式物品搬送装置は、搬送レールに沿って走行するとともに搬送方向に対して側方に傾動する物品搬送用トレーと、該物品搬送用トレーを傾動させて物品搬送用トレー上に載置した搬送物を放下させる傾動機構とを有するトレー式物品搬送装置において、前記物品搬送用トレーが、搬送方向に対して両側に搬送走行時に搬送物の落下を防止するガイドを備えているとともに、前記物品搬送用トレーの傾動動作時に搬送物の放下を妨げることがないように前記物品搬送用トレーの傾動半径よりも長いクランクを用いて前記傾動動作に同期して前記クランクの長さと前記傾動半径の略差に相当する直線運動を誘導することによって前記ガイドを揺動させるガイド揺動機構を備えていることによって、前記課題を解決したものである。
【0009】
また、本請求項2に記載されたトレー式物品搬送装置は、搬送レールに沿って走行するとともに搬送方向に対して側方に傾動する物品搬送用トレーと、該物品搬送用トレーを傾動させて物品搬送用トレー上に載置した搬送物を放下させる傾動機構とを有するトレー式物品搬送装置において、前記物品搬送用トレーが、搬送方向に対して両側に搬送走行時に搬送物の落下を防止するガイドを備えているとともに、前記物品搬送用トレーの傾動動作時に搬送物の放下を妨げることがないように前記ガイドに延設されて前記物品搬送用トレーに突設された揺動軸に揺動可能に軸支されたベル・クランクの一端が前記物品搬送用トレーの支持部に固設された固定カムに接触摺動することにより前記傾動動作に同期して前記ガイドを揺動させるガイド揺動機構を備えていることによって、前記課題を解決したものである。
【0010】
ここで、ベル・クランクとは、通常、二つの梃を同一平面内にてある角度を持たせて連結した曲臂のことを意味する機械機構の技術用語であるが、本発明においては、二つの梃がある角度を保って枢軸を中心に回動できるものであれば、その形状等については、特に限定されるものではない。
【0011】
本請求項1乃至請求項2に記載されたトレー式物品搬送装置において、搬送レールに沿って物品搬送用トレーを走行させる走行駆動方式としては、搬送経路に沿って配置したリニアモーターの一次コイルから搬送方向の走行駆動力を受けるリニア駆動方式や搬送経路に沿って配置した搬送チェーンの牽引力から走行駆動力を受けるトロリー駆動方式等、いずれの駆動方式を採用しても差し支えないが、低騒音・低振動化の点からリニア駆動方式を用いることが好ましい。
【0012】
また、本発明における物品搬送用トレーは、搬送経路のそれぞれの仕分け位置に沿って多数付設された公知の傾動作動手段と前記物品搬送用トレーごとに設けられた傾動機構との連動によって、搬送方向の側方に傾動可能になっているが、傾動作動手段については、物品搬送用トレーを確実に傾動できるものであれば、その手段については特に限定されるものではない。
【0013】
【作用】
本発明のトレー式物品搬送装置は、上述のような構成を備えているため、以下のような本発明に特有の作用を呈する。
【0014】
まず、本発明のトレー式物品搬送装置によれば、搬送レールの側方に搬送物落下防止用のガイドカバーを設置することが不要となり、搬送レールの敷設レイアウトの自由度が増す。また、ガイドカバーと搬送物との摺動がなくなり、搬送装置の負荷の増大を招くことなく、搬送物を安全、確実、且つ、高速に搬送する。
【0015】
さらに、本請求項1に係るトレー式物品搬送装置によれば、上述したトレー式物品搬送装置が呈する作用に加えて、物品搬送用トレーの傾動半径よりも長いクランクにより、物品搬送用トレーの傾動動作に同期して、クランクの長さと前記傾動半径の略差に相当する直線運動を誘導し、別途の駆動源を要することなく、物品搬送用トレーに備えたガイドを揺動させる。
【0016】
また、本請求項2に係るトレー式物品搬送装置によれば、上述したトレー式物品搬送装置が呈する作用に加えて、物品搬送用トレーに突設された揺動軸に揺動可能に軸支されたベル・クランクの一端が、物品搬送用トレーの支持部に固設された固定カムに接触摺動することにより、物品搬送用トレーの傾動運動に同期して、ベル・クランクの他端に延設されているガイドを揺動させる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好適な実施形態を、実施例1に基づき図1〜図3を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施例であるトレー式物品搬送装置100の全体を表す図が示されている。
搬送レール101に複数の物品搬送用トレー102が連結されて装着されている。
この物品搬送用トレー102は、搬送方向に対して側方に傾動可能となっており、搬送経路の所定の仕分け位置において、各仕分け位置ごとに付設された公知の傾動作動手段と連動して、物品搬送用トレー102を傾動させることにより、物品搬送用トレー102に載置した搬送物を(図示はされていないが)シュートに放下させることが可能になっている。
【0018】
この物品搬送用トレー102には、搬送走行時に搬送物が振動や搬送路の急なカーブによって、物品搬送用トレー102から落下することを防止するために、搬送方向に対して両側にガイド103を有している。
【0019】
そして、このガイド103は、物品搬送用トレー102の傾動動作時に搬送物のシュートへの放下を妨げることがないように、物品搬送用トレーの下部に設置されたガイド揺動機構により傾動動作に同期して揺動退避するようになっている。
各物品搬送用トレー102にガイド103を有しているため、搬送レール101には、搬送物の落下防止用のガイドカバーを設置する必要がない。
【0020】
次に、実施例1に採用されているガイド揺動機構について図2及び図3を参照して説明する。
図2は、物品搬送用トレー102が水平の時の側面図を示しており、図3は、物品搬送用トレー102が傾動し、ガイド103が物品搬送用トレーの物品積載面102Aより下方に揺動退避した時の側面図を示している。
【0021】
図2に示されているように、物品搬送用トレー102は、支持部104に設けられた傾動軸105に軸支され、搬送方向に対して側方に傾動半径R2で傾動する。
また、前記傾動半径R2よりも長いクランク106の一端が、支持部104の傾動軸105の垂下に設けられたクランク軸107に軸支されるとともに、クランク106の他端に垂設されたピン108が、物品搬送用トレー102に穿孔された長孔109に遊挿されている。ここで、クランク軸107とピン108との距離をクランク長R1とする。
【0022】
一方、搬送物の落下を防止するガイド103は、断面L字形状をしており、L字の短辺側が物品搬送用トレー102の側方を覆うとともに、L字の長辺側の端部に延設された取付板103Aに穿設された揺動軸孔103Bが物品搬送用トレー102の揺動軸110に嵌挿され、揺動可能に軸支されている。
そして、取付板103A上の前記L字の長辺側の最端部近傍に穿孔されたピン孔103Cに、クランク106に垂設されたピン108が遊嵌されている。
【0023】
上述したような構成からなるガイド揺動機構は、図3のように物品搬送用トレー102が搬送方向に対して側方に傾動することにより、前記クランク長R1と傾動半径R2との略差に相当する変位rだけ、クランク106に垂設したピン108が、長孔109の中を物品搬送用トレー102の物品積載面102Aに接近する方向に移動する(クランク長R1、傾動半径R2、変位rと傾動角度θとの関係については、図4を参照)。
その結果、前記ピン108に遊嵌されているガイド103の端部が揺動軸110を揺動中心として回動させられ、ガイド103の他端部側が物品搬送用トレー102の物品積載面102Aから離れる方向に回動する。
【0024】
この時、揺動軸110は、ガイド103の一方の端部に近い位置にあるため、ガイド103の一方の端部における僅かな変位rが、他端部においては、大きな変位となり、物品搬送用トレー102の側方を覆っていたガイド103の断面L字の短辺側が、物品積載面102Aより下方に確実に揺動退避する。
【0025】
次に、本発明の別の実施の形態である実施例2に採用されたガイド揺動機構について、図5及び図6に基づき説明する。ガイド揺動機構以外の構成については、実施例1と同じ構成であるため、詳述は省略する。
【0026】
図5は、物品搬送用トレー202が水平の時の側面図を示しており、図6は、物品搬送用トレー202が傾動し、ガイド203が物品搬送用トレーの物品積載面202Aより下方に揺動退避した時の側面図を示している。
【0027】
図5に示されているように、物品搬送用トレー202は、支持部204に設けられた傾動軸205に軸支され、搬送方向に対して側方に傾動する。
【0028】
また、搬送物の落下を防止するガイド203は、断面L字形状をしており、L字の短辺側が物品搬送用トレー202の物品積載面202Aの側方を覆うとともに、L字の長辺側の端部には、略直角で連結された二つの梃207A、207Bからなるベル・クランク207が前記二つの梃の一方207Aが前記ガイド203の長辺側と重なるように延設されている。
そして、このベル・クランク207の曲折部に穿設された揺動軸孔207Cが物品搬送用トレー202の揺動軸210に嵌挿され、揺動可能に軸支されるとともに、当該ベル・クランク207の二つの梃の他方207Bの端部が円弧状に形成され、前記支持部204に固設された上部が円弧曲面である固定カム206に接触摺動するようになっている。
【0029】
上述したような構成からなるガイド揺動機構は、図6のように物品搬送用トレー202が搬送方向に対して側方に傾動することにより、傾動により下がった側のベル・クランク207の円弧状の端部が、前記固定カム206上部の円弧曲面から脱落する。
その結果、ベル・クランク207に延設されたガイド203は、揺動軸210を支点として、重力により回動し、物品搬送用トレー102の物品積載面202Aから離れる方向に回動退避する。
【0030】
なお、前記ベル・クランク207の円弧状の端部には、固定カム206との接触摺動をなめらかにするため、ローラ208を枢設することが望ましい。
【0031】
上記に説明した実施例1及び実施例2では、物品搬送用トレー102、202の搬送方向に対して両側方に傾動動作に同期して揺動可能なガイド103、203を設けているが、仕分け位置が搬送経路の片側にのみ存在するような搬送路レイアウトで使用する場合には、仕分け位置が存在する片側にのみ、上述したような揺動可能なガイドを設け、反対側は、物品搬送用トレーと一体成形された固定ガイドとすることも可能である。
【0032】
ガイド103、203は、断面L字形状であるとして説明したが、物品搬送用トレイ102、202の側方を確実にガイドすることができるものであれば、これに限られるものではない。
【0033】
また、物品搬送用トレイ102、202を搬送レールの走行面上に走行させる走行駆動方式は、特に限定されるものではないが、低騒音化・低振動化の点でリニア駆動方式を用いることが好ましい。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のトレー式物品搬送装置によれば、これまで必要とされていた搬送レールに沿って両側方に設置される搬送物落下防止用ガイドカバーが不要となるため、搬送レールの部品点数が削減される。また、搬送レールの施工負担が軽減されるとともに、搬送レールの屈曲半径を小さくすることが可能になり、搬送経路のレイアウトの自由度が飛躍的に高められる。
【0035】
また、ガイドカバーと搬送物との摺動がなくなるため、搬送装置の負荷の増大を招くことなく、搬送物がガイドカバーに衝突して荷崩れを起こすようなことも回避され、搬送物を安全、確実、且つ、高速に運搬することが可能になる。
【0036】
さらに、本請求項1に係るトレー式物品搬送装置によれば、物品搬送用トレーの傾動半径よりも長いクランクを用いて、物品搬送用トレーの傾動動作に同期して、前記クランクの長さと前記傾動半径の略差に相当する直線運動を誘導するため、別途の駆動源を要することなく、物品搬送用トレーの両側を覆っているガイドを確実に揺動させることができ、搬送物のシュートへの放下が円滑に行える。
【0037】
そして、本請求項2に係るトレー式物品搬送装置によれば、物品搬送用トレーに突設された揺動軸に揺動可能に軸支されたベル・クランクの一端が、物品搬送用トレーの支持部に固設された固定カムに接触摺動することにより、別途の駆動源を要することなく、ベル・クランクの他端に延設され、物品搬送用トレーの両側を覆っているガイドを、物品搬送用トレーの傾動動作に同期して、確実に揺動させることができる。
【0038】
しかも、本発明のトレー式物品搬送装置によれば、各トレー毎に落下防止用のガイドが設置されているため、垂直曲がりと水平曲がりが共存する搬送経路であっても、また屈曲半径の小さな急なカーブが多数存在するような搬送経路であっても、安定、確実、且つ高速に搬送できるとともに、高位置と低位置の搬送エリアが連続する設計自由度の高い搬送レイアウトと搬送作業エリアの省スペース化を達成することができる。その上、部品点数と施工負担を低減することができるなど、その効果は甚大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるトレー式物品搬送装置を示す図。
【図2】本発明の実施例1における水平搬送時の側面図。
【図3】本発明の実施例1における傾動動作時の側面図。
【図4】本発明の実施例1におけるガイド揺動機構を説明する模式図。
【図5】本発明の実施例2における水平搬送時の側面図。
【図6】本発明の実施例2における傾動動作時の側面図。
【図7】従来のトレイ式物品搬送装置を示す図。
【符号の説明】
100 ・・・ トレー式物品搬送装置
101 ・・・ 搬送レール
102、202 ・・・ 物品搬送用トレイ
102A、202A ・・・ 物品積載面
103、203 ・・・ ガイド
103A ・・・ 取付板
103B ・・・ 揺動軸孔
103C ・・・ ピン孔
104、204 ・・・ 支持体
105、205 ・・・ 傾動軸
106 ・・・ クランク
107 ・・・ クランク軸
108 ・・・ ピン
109 ・・・ 長孔
110、210 ・・・ 揺動軸
207 ・・・ ベル・クランク
208 ・・・ ローラ

Claims (2)

  1. 搬送レールに沿って走行するとともに搬送方向に対して側方に傾動する物品搬送用トレーと、該物品搬送用トレーを傾動させて物品搬送用トレー上に載置した搬送物を放下させる傾動機構とを有するトレー式物品搬送装置において、
    前記物品搬送用トレーが、搬送方向に対して両側に搬送走行時に搬送物の落下を防止するガイドを備えているとともに、前記物品搬送用トレーの傾動動作時に搬送物の放下を妨げることがないように前記物品搬送用トレーの傾動半径よりも長いクランクを用いて前記傾動動作に同期して前記クランクの長さと前記傾動半径の略差に相当する直線運動を誘導することによって前記ガイドを揺動させるガイド揺動機構を備えていることを特徴とするトレー式物品搬送装置。
  2. 搬送レールに沿って走行するとともに搬送方向に対して側方に傾動する物品搬送用トレーと、該物品搬送用トレーを傾動させて物品搬送用トレー上に載置した搬送物を放下させる傾動機構とを有するトレー式物品搬送装置において、
    前記物品搬送用トレーが、搬送方向に対して両側に搬送走行時に搬送物の落下を防止するガイドを備えているとともに、前記物品搬送用トレーの傾動動作時に搬送物の放下を妨げることがないように前記ガイドに延設されて前記物品搬送用トレーに突設された揺動軸に揺動可能に軸支されたベル・クランクの一端が前記物品搬送用トレーの支持部に固設された固定カムに接触摺動することにより前記傾動動作に同期して前記ガイドを揺動させるガイド揺動機構を備えていることを特徴とするトレー式物品搬送装置。
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