JP3401160B2 - 分散共有メモリネットワーク装置 - Google Patents

分散共有メモリネットワーク装置

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JP3401160B2
JP3401160B2 JP07865397A JP7865397A JP3401160B2 JP 3401160 B2 JP3401160 B2 JP 3401160B2 JP 07865397 A JP07865397 A JP 07865397A JP 7865397 A JP7865397 A JP 7865397A JP 3401160 B2 JP3401160 B2 JP 3401160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、分散共有メモリ
ユニットのメモリボード間をネットワーク接続し、ある
ノードのメモリ値の書き換えをネットワークに送信し、
各ノードが受信内容から自ノードのメモリに反映させる
ことでデータの共有を図る分散共有メモリネットワーク
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開平6−68047号
公報に示された従来の分散共有メモリネットワーク装置
を示すブロック図、図12はメモリ情報がデータ単位で
各ノード間を巡回する様子を示す説明図であり、図にお
いて、1はネットワーク、2〜5はノード、6〜9はネ
ットワーク1およびノード2〜5に接続されたネットワ
ークアクセス制御部である。ネットワークアクセス制御
部6〜9において、6a〜9aは通信手段、6b〜9b
はデータ単位中継手段、6c〜9cはメモリアクセス制
御手段である。
【0003】次に動作について説明する。通信手段6a
〜9aは、ネットワーク1からデータを受信し、データ
単位中継手段6b〜9bおよびメモリアクセス制御手段
6c〜9cに引き渡す。データ単位中継手段6b〜9b
は、メモリアクセス制御手段6c〜9cから中継依頼が
あるまでこのデータを保持する。メモリアクセス制御手
段6c〜9cは、引き渡されたデータがメモリ情報かど
うか判定し、メモリ情報であればノード2〜5から読み
出し要求が発せられているかを確認する。ノード2〜5
から読み出し要求が発せられていれば、メモリアクセス
制御手段6c〜9cは、そのメモリアドレスと受信デー
タのデータ単位内のメモリアドレスとを比較する。アド
レスが一致すれば、メモリアクセス制御手段6c〜9c
は、受信したデータ単位のデータ域の内容をノード2〜
5に転送する。
【0004】その後、データ単位中継手段6b〜9bに
中継を依頼する。ノード2〜5から書込み要求が発せら
れていれば、メモリアクセス制御手段6c〜9cは、そ
のメモリアドレスと受信データのデータ単位内のメモリ
アドレスとを比較する。アドレスが一致すれば、メモリ
アクセス制御手段6c〜9cは、受信データ単位のデー
タ域の内容を書込み要求データで置き換え、データ単位
中継手段6b〜9bに中継を依頼する。メモリアクセス
制御手段6c〜9cは保持しておいた受信データ単位を
そのまま、あるいは書き換えられたデータ単位を通信手
段6a〜9aに引き渡し、そのデータ単位のネットワー
ク1への送信を依頼する。このように、メモリ情報をネ
ットワーク1内で周期的に転送し、且つ全データを参照
可能としたため、ノード2〜5間の共有記憶が低コスト
で容易に実現可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の分散共有メモリ
ネットワーク装置は以上のように構成されているので、
メモリおよび通信装置の状態監視とネットワーク状態を
制御する機能に欠けるため、あるノード故障によって通
信システムが破綻する怖れがあるなどの課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、電源断を含む障害時にノードをネ
ットワークから離脱させることにより、ネットワークシ
ステムを維持することができる分散共有メモリネットワ
ーク装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項記載の発明に係
る分散共有メモリネットワーク装置は、メモリ制御部
に、CPUのエンディアンタイプを設定したCPUアク
セスタイプ設定部と、CPUからのロードまたはストア
命令をCPUアクセスタイプ設定部に設定されたエンデ
ィアンタイプに変換してローカルメモリ部へのアクセス
を行うCPUアクセス変換部とを備えたものである。
【0008】請求項記載の発明に係る分散共有メモリ
ネットワーク装置は、メモリ制御部に、CPUからのス
トア命令におけるバースト転送またはDMA転送を受信
するブロック受信制御部と、そのブロック受信制御部に
より受信されたブロックデータをローカルメモリ部に書
き込むブロック書込み部とを備え、転送制御部に、ブロ
ック受信制御部により受信されたブロックデータを含む
ブロックパケットを生成すると共に、リンク制御部を介
して受信したブロックパケットをメモリ制御部に出力す
るブロックパケット送受信部を備えたものである。
【0009】請求項記載の発明に係る分散共有メモリ
ネットワーク装置は、転送制御部に、受信されたパケッ
トのノードIDの最高値を検出する最大ノードID検出
部と、その最大ノードID検出部により検出されたノー
ドIDの最高値を記録し、長寿パケット処理部に所定の
回数として設定する最大ノードID記録部とを備えたも
のである。
【0010】請求項記載の発明に係る分散共有メモリ
ネットワーク装置は、転送制御部に、所定の時間を経過
した場合にRAS部に障害発生を出力する周回タイマ部
と、パケットの送信時に周回タイマ部をリセットする周
回タイマリセット部と、そのパケットの受信時に上記周
回タイマ部をクリアする周回タイマクリア部とを備えた
ものである。
【0011】請求項記載の発明に係る分散共有メモリ
ネットワーク装置は、転送制御部に、自ノードから送信
されるパケットを記録する送信バッファ部と、受信され
たパケットのノードIDと自ノードIDとの一致を検出
する周回パケット検出部と、その周回パケット検出部に
より一致が検出された場合に、送信バッファ部に記録さ
れたパケットと受信されたパケットとの内容を比較し、
パケットの周回による転送誤りを検出する周回パケット
エラー検出部と、その周回パケットエラー検出部により
転送誤りが検出された場合に、送信バッファ部に記録さ
れたパケットを再送信する再送制御部とを備えたもので
ある。
【0012】請求項記載の発明に係る分散共有メモリ
ネットワーク装置は、転送制御部に、自ノードから送信
される複数のパケットを記録するFIFOバッファ部
と、周回パケット検出部により一致が検出された場合
に、FIFOバッファ部に記録された先頭パケットと受
信されたパケットとの内容を比較し、パケットの周回に
よる転送誤りを検出する周回パケットエラー検出部と、
その周回パケットエラー検出部により転送誤りが検出さ
れなかった場合に、FIFOバッファ部に記録された先
頭パケットを1つ繰り上げると共に、転送誤りが検出さ
れた場合に、そのFIFOバッファ部に記録された全て
のパケットに再送ビットを立てて再送信し、送信済の再
送ビットが立てられていないパケットを受信した場合に
そのパケットを棄却する再送制御部とを備えたものであ
る。
【0013】請求項記載の発明に係る分散共有メモリ
ネットワーク装置は、受信したパケットを送信可能とな
るまで記録する中継FIFOバッファ部と、FIFOバ
ッファ部が一杯になった時に、中継FIFOバッファ部
による中継処理よりもそのFIFOバッファ部の送信処
理を優先させる送信優先度制御部とを備えたものであ
る。
【0014】請求項記載の発明に係る分散共有メモリ
ネットワーク装置は、メモリ制御部に、CPUからロー
カルメモリ部の書込み可能領域が設定され、そのCPU
からのストア命令がその書込み可能領域内であればメモ
リ書込み部によりそのデータをそのローカルメモリ部に
書込み、書込み可能領域外であれば書込みを行わない書
込み可能領域設定部を備えてノード間で書き込み領域を
分離できるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形態1による分散共有メモリネ
ットワーク装置を示すブロック図であり、図において、
11a〜11cはCPU、12a〜12cはそれらCP
U11a〜11cに各々接続された分散共有メモリユニ
ット(以下、RMUと言う)、18はそれらRMU12
a〜12cにスロッテッドリング接続されるネットワー
クである。
【0016】 また、各々のRMU12a〜12cにおい
て、13a〜13cはCPU11a〜11cからメモリ
アクセスされるローカルメモリ部、15a〜15cはC
PU11a〜11cからのロードまたはストア命令に応
じてローカルメモリ部13a〜13cへのアクセスを行
うと共に、受信したパケットに応じてそのローカルメモ
リ部13a〜13cへのアクセスを行うメモリ制御部で
ある。16a〜16cはCPU11a〜11cからのス
トア命令に応じてパケットを生成すると共に、受信した
パケットが有効なパケットである場合にメモリ制御部1
5a〜15cにその受信したパケットを出力する転送制
御部、17a〜17cはその転送制御部16a〜16c
により生成されたパケットをネットワーク18に送信す
ると共に、そのネットワーク18からパケットを受信
し、その受信したパケットが自ノードから送信したもの
であればその受信したパケットを棄却し、他ノードから
送信されたものであればその受信したパケットを転送制
御部16a〜16cに出力するリンク制御部である。さ
らに、14a〜14cはRMU12a〜12cの状態を
診断監視し、電源断を含む障害時にはリンク制御部17
a〜17cに受信されるパケットを直接他ノードにバイ
パスするRAS部である。
【0017】 次に動作について説明する。ここでは説明
を簡単にするためにaノードを中心に説明する。CPU
11aは、RMU12aのローカルメモリ部13aを拡
張メモリとしてロードまたはストア可能である。CPU
11aからのロードまたはストア命令はバスを介してメ
モリ制御部15aに送られ、そのメモリ制御部15aで
は、ロード命令ならば指定アドレスに相当するローカル
メモリ部13aのアドレスのデータを読み出してCPU
11aに出力する。また、ストア命令ならば指定アドレ
スに相当するローカルメモリ部13aのアドレスにデー
タを書き込むと共に、そのストア命令のアドレスとデー
タとを転送制御部16aに出力する。転送制御部16a
は、それらアドレスおよびデータに、予め制御レジスタ
に設定されたネットワーク18において一意なノードI
Dと、パケットの属性情報とを付加して、図15に示す
ようなパケットを生成し、送信キューに入れ出力する。
リンク制御部17aは、受信パケットがあればその受信
パケットの受信を優先し、その後、送信キューのパケッ
トをネットワーク18に送信する。
【0018】 RMU12aから送信されたパケットは隣
接する例えばbノードのRMU12bが受信し、リンク
制御部17bはその受信されたパケットのノードIDを
確認して、自ノードが送信したパケットならばそのパケ
ットを棄却し、また、他ノードが送信したパケットなら
ばそのパケットを転送制御部16bに出力する。転送制
御部16bでは、その受信したパケットに含まれる属性
情報から、割り込み指定およびエラーフラグ等を確認し
て、有効なパケットと判断されればそのパケットをメモ
リ制御部15bに出力する。メモリ制御部15bでは、
その受信したパケットに含まれるアドレスおよびデータ
に基づいて、ローカルメモリ部13bの該当するアドレ
スにデータを書き込む。また、転送制御部16bにおい
て、受信したパケットにエラーおよび割り込み指定があ
れば、RMU12bの制御レジスタに書き込んだり、C
PU11bに割り込み通知する。こうして、CPU11
aのストア命令がRMU12aのローカルメモリ部13
aおよびRMU12bのローカルメモリ部13bに反映
される。同様にして、リンク制御部17bで受信された
パケットがcノードのRMU12cのローカルメモリ部
13cにも反映され、順々に各ノードのRMUにCPU
のストア命令が反映されていく。こうして、各ノードの
RMUの内容の一貫性が保たれる。
【0019】 また、ネットワーク18は、ノード間を順
につないだスロッテッドリング型であり、パケットは隣
接するノードに次々と中継される。受信パケットのノー
ドIDが自ノードIDと一致していれば、受信パケット
は自分が送信したものが全ノードに到達して周回してき
たものであるから、リンク制御部17では、全ノードに
反映完了したとしてパケットを棄却する。
【0020】 また、RMU12aに致命的な障害が発生
したり電源を切ると、リンク制御部17aが動作しなく
なるので、ネットワーク18のリングはリンク制御部1
7aの内部で切断されることになる。そこで、RAS1
4aでは、RMU12aの状態を診断監視し、電源断を
含む障害時には、ネットワーク18と転送制御部16a
との経路を遮断し、直接他ノードにバイパスすることに
より、ネットワークリングを維持し、他ノードの通信を
阻害しないようにする。
【0021】 図2は上記RMU12aを示すブロック図
であり、図において、21aはメモリ制御部15a内に
設けられ、CPU11aのCPUタイプを設定したCP
Uアクセスタイプ設定部、22aはCPU11aからの
ロードまたはストア命令をCPUアクセスタイプ設定部
21aに設定されたCPUタイプに変換してローカルメ
モリ部13aへのアクセスを行うCPUアクセス変換部
である。bノードおよびcノードの構成はaノードと同
様であり、また、その他の構成は図1と同様なのでその
重複する説明を省略する。
【0022】 次に動作について説明する。一般にCPU
は、CPUレジスタをメモリにストアした時に、レジス
タビットをメモリ番地の上位下位のどちらから書き込む
かによって、ビッグエンディアンとリトルエンディアン
の2つに分類される。さらに、ショート型,イント型,
ロング型によるワード非境界アクセスの並び方も異な
る。しかし、RMU12aでは、ローカルメモリ部13
aをCPU11aに依存しないでネットワークで一致さ
せる必要がある。そこで、予めCPU11aのエンディ
アンタイプとワード非境界アクセス時の変換パターンを
CPUタイプとして、例えば制御レジスタ等のCPUア
クセスタイプ設定部21aに設定しておき、CPUアク
セス変換部22aによりCPU11aのロードまたはス
トア命令時に、そのCPUアクセスタイプ設定部21a
に設定されたCPUタイプに従って、CPU11aにと
って正当な値に変換してローカルメモリ部13aに書き
込んだり、CPU11aに返したりする。
【0023】 以上のように、この実施の形態1によれ
ば、メモリ制御部15a内に、CPU11aからのロー
ドまたはストア命令をCPUアクセスタイプ設定部21
aに設定されたCPUタイプに変換してローカルメモリ
部13aへのアクセスを行うCPUアクセス変換部22
aを設けたので、異種のCPUが混在する分散共有メモ
リネットワーク装置を構成できる。
【0024】 実施の形態. 図3はこの発明の実施の形態による分散共有メモリネ
ットワーク装置を示すブロック図であり、図において、
41aはメモリ制御部15a内に設けられ、CPU11
aからのストア命令におけるバースト転送またはDMA
転送を受信するブロック受信制御部、42aはそのブロ
ック受信制御部41aにより受信されたブロックデータ
をローカルメモリ部13aに書き込むブロック書込み
部、43aは転送制御部16a内に設けられ、ブロック
受信制御部41aにより受信されたブロックデータを含
むブロックパケットを生成すると共に、リンク制御部1
7aを介して受信したブロックパケットをメモリ制御部
15aに出力するブロックパケット送受信部である。b
ノードおよびcノードの構成はaノードと同様であり、
また、その他の構成は図1と同様なのでその重複する説
明を省略する。
【0025】 次に動作について説明する。CPU11a
からRMU12aへのアクセスはロードまたはストア命
令だけでなく、バースト転送やDMA転送といったCP
U語長よりもはるかに長いブロックデータの転送が可能
であることがほとんどである。この時、メモリ制御部1
5aのブロック受信制御部41aがCPU11aからの
ブロックデータを受信し、ブロック書込み部42aがそ
のブロックデータをローカルメモリ部13aに書込む。
さらに、ブロックデータを送信するためにブロックデー
タを転送制御部16aのブロックパケット送受信部43
aに出力する。ブロックパケット送受信部43aでは、
ノードIDおよびブロックビットを設定してブロックパ
ケットを生成し、リンク制御部17aに出力する。一
方、リンク制御部17aを介して受信されたブロックパ
ケットはブロックパケット送受信部43aに出力され、
メモリ制御部15aにてブロックパケットの指定アドレ
スに応じたローカルメモリ部13aにブロックデータを
書込む。
【0026】 ブロックパケットは、図10に示したワー
ドパケットと基本的に同じだが、データ部が複数ワード
のサイズになっている。従って、パケット当たりのデー
タ比率が増えるため、データ転送のスループットは向上
する。また、ワードパケットとブロックパケットが混在
するため、パケット処理や転送処理は複雑となるので、
ブロックパケットを固定長としている。パケット内部の
各項の並び順序は、多様な組み合わせが存在する。
【0027】 以上のように、この実施の形態によれ
ば、CPU11aからのストア命令におけるバースト転
送またはDMA転送を受信するブロック受信制御部41
aと、ブロック受信制御部41aにより受信されたブロ
ックデータを含むブロックパケットを生成すると共に、
リンク制御部17aを介して受信したブロックパケット
をメモリ制御部15aに出力するブロックパケット送受
信部43aとを設けたので、CPU11aからのブロッ
ク転送をそのままローカルメモリ部13a〜13cに反
映させることができ、CPU11aからローカルメモリ
部13aへの転送と、RMU12a〜12c間の転送が
高速になり、通信帯域も節約できる。
【0028】 実施の形態. 図4はこの発明の実施の形態による分散共有メモリネ
ットワーク装置を示すブロック図であり、図において、
101aは転送制御部16a内に設けられ、受信された
パケットのノードIDの最高値を検出する最大ノードI
D検出部、102aはその最大ノードID検出部101
aにより検出されたノードIDの最高値を記録し、長寿
パケット処理部92aに所定の回数として設定する最大
ノードID記録部である。bノードおよびcノードの構
成はaノードと同様であり、また、その他の構成は図1
と同様なのでその重複する説明を省略する。
【0029】 次に動作について説明する。最大ノードI
D検出部101aにおいて、受信されたパケットのノー
ドIDの最高値を検出する。また、最大ノードID記録
部102aにより、その最大ノードID検出部101a
により検出されたノードIDの最高値を記録し、長寿パ
ケット処理部92aに所定の回数として設定する。長寿
パケット処理部92aでは、実施の形態10で示したよ
うに、所定の回数とパケットに含まれる中継回数とを比
較し、その中継回数が所定の回数を上回っている場合
に、中継せずにそのパケットを棄却する。
【0030】 以上のように、この実施の形態によれ
ば、受信されたパケットのノードIDの最高値を検出す
る最大ノードID検出部101aと、そのノードIDの
最高値を記録し、長寿パケット処理部92aに所定の回
数として設定する最大ノードID記録部102aとを設
けたので、所定の回数を予め設定しなくても、自動的に
学習することができ、設定が簡単、且つ長寿パケットの
判定を早い段階で行うことができる。
【0031】 実施の形態. 図5はこの発明の実施の形態による分散共有メモリネ
ットワーク装置を示すブロック図であり、図において、
110aは転送制御部16a内に設けられ、所定の時間
を経過した場合にRAS部14aに障害発生を出力する
周回タイマ部、111aはパケットの送信時に周回タイ
マ部110aをリセットする周回タイマリセット部、1
12aはそのパケットの受信時に周回タイマ部110a
をクリアする周回タイマクリア部である。bノードおよ
びcノードの構成はaノードと同様であり、また、その
他の構成は図1と同様なのでその重複する説明を省略す
る。
【0032】 次に動作について説明する。パケットを送
信する際に、周回タイマリセット部111aが周回タイ
マ部110aをリセットし、周回したそのパケットを受
信した時点で周回タイマクリア部112aが周回タイマ
部110aをクリアする。周回タイマ部110aがタイ
ムアウトを検出するとRAS部14aに出力し、ネット
ワーク18または他ノードの中継機能に障害が発生した
とみなし、RAS部14aが重故障としてリンク制御部
17aにバイパス指示を出す。なお、タイムアウト時間
の設定は、CPU11aからのパラメータ設定により可
能である。
【0033】 以上のように、この実施の形態によれ
ば、所定の時間を経過した場合にRAS部14aに障害
発生を出力する周回タイマ部110aと、パケットの送
信時に周回タイマ110aをリセットする周回タイマリ
セット部111aと、そのパケットの受信時に周回タイ
マ部110aをクリアする周回タイマクリア部112a
とを設けたので、ネットワーク障害等のパケットの周回
が阻止される障害を検知し、障害拡大を回避することが
できる。
【0034】 実施の形態. 図6はこの発明の実施の形態による分散共有メモリネ
ットワーク装置を示すブロック図であり、図において、
121aは転送制御部16a内に設けられ、自ノードか
ら送信されるパケットを記録する送信バッファ部、12
2aは受信されたパケットのノードIDと自ノードID
との一致を検出する周回パケット検出部、123aはそ
の周回パケット検出部122aにより一致が検出された
場合に、送信バッファ部121aに記録されたパケット
と受信されたパケットとの内容を比較し、パケットの周
回による転送誤りを検出する周回パケットエラー検出
部、124aはその周回パケットエラー検出部123a
により転送誤りが検出された場合に、送信バッファ部1
21aに記録されたパケットを再送信する再送制御部で
ある。bノードおよびcノードの構成はaノードと同様
であり、また、その他の構成は図1と同様なのでその重
複する説明を省略する。
【0035】 次に動作について説明する。自ノードから
送信されるパケットは、送信バッファ部121aに記録
される。周回パケット検出部122aは、受信されるパ
ケットのノードIDと自ノードIDとの一致を調べて、
自身が送信して周回してきたパケットを検出する。周回
パケットエラー検出部123aは、自身が送信して周回
してきたパケットと送信バッファ部121aに記録され
たパケットの内容を比較し、一致していれば正常周回と
してパケットを棄却する。一致していなければネットワ
ーク18上で転送誤りがあったとみなして、再送制御部
124aにより送信バッファ部121aに記録されたパ
ケットを再送する。さらに、再送したパケットが周回し
てきて再度エラーとなると、カード故障としてRAS部
14aによりネットワーク離脱する。従って、送信した
パケットが周回してエラーチェックが終了するまで、メ
モリ制御部15aからの新規のパケットの送信を行うこ
とができない。
【0036】 以上のように、この実施の形態によれ
ば、自ノードから送信されるパケットを記録する送信バ
ッファ部121aと、受信されたパケットのノードID
と自ノードIDとの一致を検出する周回パケット検出部
122aと、その周回パケット検出部122aにより一
致が検出された場合に、送信バッファ部121aに記録
されたパケットと受信されたパケットとの内容を比較
し、パケットの周回による転送誤りを検出する周回パケ
ットエラー検出部123aと、その周回パケットエラー
検出部123aにより転送誤りが検出された場合に、送
信バッファ部121aに記録されたパケットを再送信す
る再送制御部124aとを設けたので、ネットワーク中
継中の通信誤りを訂正することができ、分散共有メモリ
の信頼性を向上させることができる。
【0037】 実施の形態. 図7はこの発明の実施の形態による分散共有メモリネ
ットワーク装置を示すブロック図であり、図において、
131aは転送制御部16a内に設けられ、自ノードか
ら送信される複数のパケットを記録するFIFOバッフ
ァ部である。また、周回パケットエラー検出部123a
は、周回パケット検出部122aにより一致が検出され
た場合に、FIFOバッファ部131aに記録された先
頭パケットと受信されたパケットとの内容を比較し、再
送制御部124aは、その周回パケットエラー検出部1
23aにより転送誤りが検出されなかった場合に、上記
FIFOバッファ部131aに記録された先頭パケット
を1つ繰り上げると共に、転送誤りが検出された場合
に、そのFIFOバッファ部131aに記録された全て
のパケットに再送ビットを立てて再送信し、送信済の再
送ビットが立てられていないパケットを受信した場合に
そのパケットを棄却する機能を備えたものである。bノ
ードおよびcノードの構成はaノードと同様であり、ま
た、その他の構成は図1と同様なのでその重複する説明
を省略する。
【0038】 次に動作について説明する。図6と比較し
て、送信バッファ部121aがFIFOバッファ部13
1aとなり、FIFOキューが一杯になるまで続けてパ
ケットを送信できるようになっている。周回パケットエ
ラー検出部123aは、周回パケット検出部122aに
より一致が検出された場合に、周回され受信されたパケ
ットとFIFOバッファ部131aに記録された先頭パ
ケットとを比較する。再送制御部124aは、その比較
が一致していれば先頭パケットを1つ繰り上げる。ま
た、不一致であれば、現在ネットワーク18上に周回し
ているパケット、即ち、FIFOバッファ部131aに
記録された全てのパケットに再送ビットを立てて再送す
る。再送が始まると、再送ビットが立ったパケットが周
回するまで、自ノードの周回し受信されたパケットを全
て棄却し、再送ビットが立てられたパケットのみをFI
FOバッファ部131aに記録された先頭パケットと比
較する。全ての再送されたパケットがエラーフリーであ
れば、再送が成功したことになるので通常処理に戻る。
また、再送されたパケットにエラーが検出されれば、カ
ード故障としてRAS部14aによりノード離脱する。
【0039】 以上のように、この実施の形態によれ
ば、自ノードから送信される複数のパケットを記録する
FIFOバッファ部131aを設け、再送制御部124
aに、周回パケットエラー検出部123aにより転送誤
りが検出された場合に、FIFOバッファ部131aに
記録された全てのパケットに再送ビットを立てて再送信
し、送信済の再送ビットが立てられていないパケットを
受信した場合にそのパケットを棄却する機能を備えたの
で、実施の形態12では、パケットが周回するまで送信
できなかったのに対して、FIFOバッファ部131a
があふれるまで連続して送信およびエラーチェックがで
きる。従って、ノードの送信効率が大幅に向上する。ま
た、FIFOバッファ部131aの深さをパケット周回
時間以上にすれば、実質的にFIFOバッファ部131
aのあふれは発生しない。
【0040】 実施の形態. 図8はこの発明の実施の形態による分散共有メモリネ
ットワーク装置を示すブロック図であり、図において、
141aは転送制御部16a内に設けられ、受信したパ
ケットを送信可能となるまで記録する中継FIFOバッ
ファ部、142aはFIFOバッファ部131aが一杯
になった時に、中継FIFOバッファ部141aによる
中継処理よりもそのFIFOバッファ部131aの送信
処理を優先させる送信優先度制御部である。bノードお
よびcノードの構成はaノードと同様であり、また、そ
の他の構成は図1と同様なのでその重複する説明を省略
する。
【0041】 次に動作について説明する。FIFOバッ
ファ部131aは、他のノードから受信されたパケット
の中継処理を優先するために、自ノードから送信するパ
ケットを一時記録するために設けたものであるが、エラ
ー再送のためにFIFOバッファ部131aが一杯にな
った時、送信優先度制御部142aは、FIFOバッフ
ァ部131aからのパケットの送信を中継FIFOバッ
ファ部141aによる中継処理よりも優先してリンク制
御部17aに送信要求を出力する。そして、FIFOバ
ッファ部131aが空になると、送信優先度制御部14
2aは、再び中継FIFOバッファ部141aによる中
継処理に戻す。即ち、FIFOバッファ部131aが一
杯となったノードを一時的に送信優先とすることで、ノ
ードのパケットの送信要求の遅延を改善する。
【0042】 以上のように、この実施の形態によれ
ば、FIFOバッファ部131aが一杯になった時に、
中継FIFOバッファ部141aによる中継処理よりも
そのFIFOバッファ部131aの送信処理を優先させ
る送信優先度制御部142aを設けたので、特定ノード
のRMUのCPUアクセス負荷が高い状況において、特
定ノードの転送停止を緩和することができる。
【0043】 実施の形態. 図9はこの発明の実施の形態による分散共有メモリネ
ットワーク装置を示すブロック図であり、図において、
161aはメモリ制御部15a内に設けられ、CPU1
1aからローカルメモリ部13aの書込み可能領域が設
定され、CPU11aからのストア命令がその書込み可
能領域内であればメモリ書込み部162aによりそのデ
ータを書込み、書込み可能領域外であれば書込みを行わ
ない書込み可能領域設定部である。bノードおよびcノ
ードの構成はaノードと同様であり、また、その他の構
成は図1と同様なのでその重複する説明を省略する。
【0044】 次に動作について説明する。書込み可能領
域設定部161aは、ローカルメモリ部13aにおいて
自ノードのCPU11aが書込みできる領域を、そのC
PU11aから設定し、そのCPU11aからストア命
令があった際には、メモリ書込み部162aによりアド
レスをチェックし、書込み可能領域内であればメモリ書
込み部162aによりローカルメモリ部13aにデータ
を書込む。また、書込み可能領域外であればストア命令
を無視し、ローカルメモリ部13aへの書込みもパケッ
トの送信も行わない。
【0045】 なお、CPU11aからの書込み可能領域
の設定方法は、可能領域の開始と終了アドレスを指定す
る方法、あるいは開始アドレスとサイズを指定する方法
がある。また、複数アドレスセットを指定することも可
能である。書込み可能領域は、複数ノードから書込み可
能と設定することもできる。また、書込み可能領域外へ
のアクセスがあった場合、CPU11aに書込み禁止違
反があった旨を割り込み通知する、あるいはCSRによ
り通知することを行う方法もある。
【0046】 以上のように、この実施の形態によれ
ば、CPU11aからローカルメモリ部13aの書込み
可能領域が設定され、CPU11aからのストア命令が
その書込み可能領域内であればメモリ書込み部162a
によりそのデータを書込み、書込み可能領域外であれば
書込みを行わない書込み可能領域設定部161aを設け
たので、書込み可能なローカルメモリ部13aの領域を
ノード毎に設定を変えることができるので、該当ノード
以外によるデータ変更を防ぐことができ、データ保護が
可能となる。
【0047】
【発明の効果】 以上のように、請求項記載の発明によ
れば、メモリ制御部に、CPUのエンディアンタイプを
設定したCPUアクセスタイプ設定部と、CPUからの
ロードまたはストア命令をCPUアクセスタイプ設定部
に設定されたエンディアンタイプに変換してローカルメ
モリ部へのアクセスを行うCPUアクセス変換部とを備
えるように構成したので、異種のCPUが混在する分散
共有メモリユニットを構成できる効果がある。
【0048】 請求項記載の発明によれば、メモリ制御
部に、CPUからのストア命令におけるバースト転送ま
たはDMA転送を受信するブロック受信制御部と、その
ブロック受信制御部により受信されたブロックデータを
ローカルメモリ部に書き込むブロック書込み部とを備
え、転送制御部に、ブロック受信制御部により受信され
たブロックデータを含むブロックパケットを生成すると
共に、リンク制御部を介して受信したブロックパケット
をメモリ制御部に出力するブロックパケット送受信部を
備えるように構成したので、CPUからのブロック転送
をそのまま分散共有メモリユニットに反映することがで
きるので、CPUからローカルメモリ部への転送と、分
散共有メモリユニット間の転送が高速になり、帯域も節
約できる効果がある。
【0049】 請求項記載の発明によれば、転送制御部
に、受信されたパケットのノードIDの最高値を検出す
る最大ノードID検出部と、その最大ノードID検出部
により検出されたノードIDの最高値を記録し、長寿パ
ケット処理部に所定の回数として設定する最大ノードI
D記録部とを備えるように構成したので、除外するパケ
ットの寿命をネットワーク側で自動設定することができ
る効果がある。
【0050】 請求項記載の発明によれば、転送制御部
に、所定の時間を経過した場合にRAS部に障害発生を
出力する周回タイマ部と、パケットの送信時に周回タイ
マ部をリセットする周回タイマリセット部と、そのパケ
ットの受信時に上記周回タイマ部をクリアする周回タイ
マクリア部とを備えるように構成したので、ネットワー
クの断線などによるパケット喪失を検出することができ
る効果がある。
【0051】 請求項記載の発明によれば、転送制御部
に、自ノードから送信されるパケットを記録する送信バ
ッファ部と、受信されたパケットのノードIDと自ノー
ドIDとの一致を検出する周回パケット検出部と、その
周回パケット検出部により一致が検出された場合に、送
信バッファ部に記録されたパケットと受信されたパケッ
トとの内容を比較し、パケットの周回による転送誤りを
検出する周回パケットエラー検出部と、その周回パケッ
トエラー検出部により転送誤りが検出された場合に、送
信バッファ部に記録されたパケットを再送信する再送制
御部とを備えるように構成したので、パケットの周回に
よる転送誤りを検出し、転送誤りが検出された場合に、
パケットを再送信することで、通信の信頼性を向上でき
る効果がある。
【0052】 請求項記載の発明によれば、転送制御部
に、自ノードから送信される複数のパケットを記録する
FIFOバッファ部と、周回パケット検出部により一致
が検出された場合に、FIFOバッファ部に記録された
先頭パケットと受信されたパケットとの内容を比較し、
パケットの周回による転送誤りを検出する周回パケット
エラー検出部と、その周回パケットエラー検出部により
転送誤りが検出されなかった場合に、FIFOバッファ
部に記録された先頭パケットを1つ繰り上げると共に、
転送誤りが検出された場合に、そのFIFOバッファ部
に記録された全てのパケットに再送ビットを立てて再送
信し、送信済の再送ビットが立てられていないパケット
を受信した場合にそのパケットを棄却する再送制御部と
を備えるように構成したので、高信頼性を保ちつつ、連
続パケット送信が可能となるため、通信スループットを
向上できる効果がある。
【0053】 請求項記載の発明によれば、受信したパ
ケットを送信可能となるまで記録する中継FIFOバッ
ファ部と、FIFOバッファ部が一杯になった時に、中
継FIFOバッファ部による中継処理よりもそのFIF
Oバッファ部の送信処理を優先させる送信優先度制御部
とを備えるように構成したので、CPUからのアクセス
頻度が高い、または、再送が発生したノードを一時的に
送信優先とすることで、当ノードの送信パケットの溢れ
を抑制できる効果がある。
【0054】 請求項記載の発明によれば、メモリ制御
部に、CPUからローカルメモリ部の書込み可能領域が
設定され、そのCPUからのストア命令がその書込み可
能領域内であればメモリ書込み部によりそのデータをそ
のローカルメモリ部に書込み、書込み可能領域外であれ
ば書込みを行わない書込み可能領域設定部を備えるよう
に構成したので、プログラムミス等による不正なローカ
ルメモリ部への書込みを防ぐことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による分散共有メモ
リネットワーク装置を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による分散共有ユニ
ットを示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態による分散共有メモ
リネットワーク装置を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態による分散共有メモ
リネットワーク装置を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態による分散共有メモ
リネットワーク装置を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態による分散共有メモ
リネットワーク装置を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態による分散共有メモ
リネットワーク装置を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態による分散共有メモ
リネットワーク装置を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態による分散共有メモ
リネットワーク装置を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態1によるパケット構
造を示す説明図である。
【図11】 従来の分散共有メモリネットワーク装置を
示すブロック図である。
【図12】 メモリ情報がデータ単位で各ノード間を巡
回する様子を示す説明図である。
【符号の説明】
11a〜11c CPU、12a〜12c 分散共有メ
モリユニット(RMU)、13a〜13c ローカルメ
モリ部、14a〜14c RAS部、15a〜15c
メモリ制御部、16a〜16c 転送制御部、17a〜
17c リンク制御部、18 ネットワーク、21a
CPUアクセスタイプ設定部、22aCPUアクセス変
換部、41a ブロック受信制御部、42a ブロック
書込み部、43a ブロックパケット送受信部、101
a 最大ノードID検出部、102a 最大ノードID
記録部、110a 周回タイマ部、111a 周回タイ
マリセット部、112a 周回タイマクリア部、121
a 送信バッファ部、122a 周回パケット検出部、
123a 周回パケットエラー検出部、124a再送制
御部、131a FIFOバッファ部、141a 中継
FIFOバッファ部、142a 送信優先度制御部、1
61a 書込み可能領域設定部、162a メモリ書込
み部、。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−330836(JP,A) 特開 平5−167592(JP,A) 神余浩夫他,「協調分散リアルタイム システムの運用管理方式」,電子情報通 信学会技術研究報告,社団法人電子情報 通信学会,1996年 3月21日,第95巻, 第602号,第15−22頁,CPSY95−111 神余浩夫他,「分散共有メモリシステ ムのRAS方式」,電子情報通信学会技 術研究報告,社団法人電子情報通信学 会,1995年 3月24日,第94巻,第573 号,第17−24頁,CPSY94−118 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/24 - 12/28 H04L 12/42 - 12/437 H04L 12/56 G06F 13/00 G06F 15/173

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のCPUが各々の分散共有メモリユ
    ニットを介してスロッテッドリング接続されるネットワ
    ークを備え、上記各々の分散共有メモリユニットは、上
    記CPUからメモリアクセスされるローカルメモリ部
    と、上記CPUからのロードまたはストア命令に応じて
    上記ローカルメモリ部へのアクセスを行うと共に、受信
    したパケットに応じてそのローカルメモリ部へのアクセ
    スを行うメモリ制御部と、上記CPUからのストア命令
    に応じて、ノードID,属性,アドレスおよびデータを
    含むパケットを生成すると共に、受信したパケットに含
    まれる属性を解読して有効なパケットである場合に上記
    メモリ制御部にその受信したパケットを出力する転送制
    御部と、その転送制御部により生成されたパケットを上
    記ネットワークに送信すると共に、そのネットワークか
    らパケットを受信し、その受信したパケットに含まれる
    ノードIDが自ノードであればその受信したパケットを
    棄却し、他ノードであればその受信したパケットをその
    転送制御部に出力するリンク制御部と、当該分散共有メ
    モリユニットの状態を診断監視し、電源断を含む障害時
    には上記リンク制御部に受信されるパケットを直接他ノ
    ードにバイパスするRAS部とを有する分散共有メモリ
    ネットワーク装置において、上記メモリ制御部は、CP
    Uのエンディアンタイプを設定したCPUアクセスタイ
    プ設定部と、上記CPUからのロードまたはストア命令
    を上記CPUアクセスタイプ設定部に設定されたエンデ
    ィアンタイプに変換してローカルメモリ部へのアクセス
    を行うCPUアクセス変換部とを備えたことを特徴とす
    る分散共有メモリネットワーク装置。
  2. 【請求項2】 複数のCPUが各々の分散共有メモリユ
    ニットを介してスロッテッドリング接続されるネットワ
    ークを備え、上記各々の分散共有メモリユニットは、上
    記CPUからメモリアクセスされるローカルメモリ部
    と、上記CPUからのロードまたはストア命令に応じて
    上記ローカルメモリ部へのアクセスを行うと共に、受信
    したパケットに応じてそのローカルメモリ部へのアクセ
    スを行うメモリ制御部と、上記CPUからのストア命令
    に応じて、ノードID,属性,アドレスおよびデータを
    含むパケットを生成すると共に、受信したパケットに含
    まれる属性を解読して有効なパケットである場合に上記
    メモリ制御部にその受信したパケットを出力する転送制
    御部と、その転送制御部により生成されたパケットを上
    記ネットワークに送信すると共に、そのネットワークか
    らパケットを受信し、その受信したパケットに含まれる
    ノードIDが自ノードであればその受信したパケットを
    棄却し、他ノードであればその受信したパケットをその
    転送制御部に出力するリンク制御部と、当該分散共有メ
    モリユニットの状態を診断監視し、電源断を含む障害時
    には上記リンク制御部に受信されるパケットを直接他ノ
    ードにバイパスするRAS部とを有する分散共有メモリ
    ネットワーク装置において、上記メモリ制御部は、CP
    Uからのストア命令におけるバースト転送またはDMA
    転送を受信するブロック受信制御部と、そのブロック受
    信制御部により受信されたブロックデータをローカルメ
    モリ部に書き込むブロック書込み部とを備え、転送制御
    部は、上記ブロック受信制御部により受信されたブロッ
    クデータを含むブロックパケットを生成すると共に、リ
    ンク制御部を介して受信したブロックパケットを上記メ
    モリ制御部に出力するブロックパケット送受信部を備え
    たことを特徴とする分散共有メモリネットワーク装置。
  3. 【請求項3】 複数のCPUが各々の分散共有メモリユ
    ニットを介してスロッテッドリング接続されるネットワ
    ークを備え、上記各々の分散共有メモリユニットは、上
    記CPUからメモリアクセスされるローカルメモリ部
    と、上記CPUからのロードまたはストア命令に応じて
    上記ローカルメモリ部へのアクセスを行うと共に、受信
    したパケットに応じてそのローカルメモリ部へのアクセ
    スを行うメモリ制御部と、上記CPUからのストア命令
    に応じて、ノードID,属性,アドレスおよびデータを
    含むパケットを生成すると共に、受信したパケットに含
    まれる属性を解読して有効なパケットである場合に上記
    メモリ制御部にその受信したパケットを出力する転送制
    御部と、その転送制御部により生成されたパケットを上
    記ネットワークに送信すると共に、そのネットワークか
    らパケットを受信し、その受信したパケットに含まれる
    ノードIDが自ノードであればその受信したパケットを
    棄却し、他ノードであればその受信したパケットをその
    転送制御部に出力するリンク制御部と、当該分散共有メ
    モリユニットの状態を診断監視し、電源断を含む障害時
    には上記リンク制御部に受信されるパケットを直接他ノ
    ードにバイパスするRAS部とを有する分散共有メモリ
    ネットワーク装置において、上記転送制御部は、受信さ
    れたパケットのノードIDの最高値を検出する最大ノー
    ドID検出部と、その最大ノードID検出部により検出
    されたノードIDの最高値を記録し、長寿パケット処理
    部に所定の回数として設定する最大ノードID記録部と
    を備えたことを特徴とする分散共有メモリネットワーク
    装置。
  4. 【請求項4】 複数のCPUが各々の分散共有メモリユ
    ニットを介してスロッテッドリング接続されるネットワ
    ークを備え、上記各々の分散共有メモリユニットは、上
    記CPUからメモリアクセスされるローカルメモリ部
    と、上記CPUからのロードまたはストア命令に応じて
    上記ローカルメモリ部へのアクセスを行うと共に、受信
    したパケットに応じてそのローカルメモリ部へのアクセ
    スを行うメモリ制御部と、上記CPUからのストア命令
    に応じて、ノードID,属性,アドレスおよびデータを
    含むパケットを生成すると共に、受信したパケットに含
    まれる属性を解読して有効なパケットである場合に上記
    メモリ制御部にその受信したパケットを出力する転送制
    御部と、その転送制御部により生成されたパケットを上
    記ネットワークに送信すると共に、そのネットワークか
    らパケットを受信し、その受信したパケットに含まれる
    ノードIDが自ノードであればその受信したパケットを
    棄却し、他ノードであればその受信したパケットをその
    転送制御部に出力するリンク制御部と、当該分散共有メ
    モリユニットの状態を診断監視し、電源断を含む障害時
    には上記リンク制御部に受信されるパケットを直接他ノ
    ードにバイパスするRAS部とを有する分散共有メモリ
    ネットワーク装置において、上記転送制御部は、所定の
    時間を経過した場合にRAS部に障害発生を出力する周
    回タイマ部と、パケットの送信時に上記周回タイマ部を
    リセットする周回タイマリセット部と、そのパケットの
    受信時に上記周回タイマ部をクリアする周回タイマクリ
    ア部とを備えたことを特徴とする分散共有メモリネット
    ワーク装置。
  5. 【請求項5】 複数のCPUが各々の分散共有メモリユ
    ニットを介してスロッテッドリング接続されるネットワ
    ークを備え、上記各々の分散共有メモリユニットは、上
    記CPUからメモリアクセスされるローカルメモリ部
    と、上記CPUからのロードまたはストア命令に応じて
    上記ローカルメモリ部へのアクセスを行うと共に、受信
    したパケットに応じてそのローカルメモリ部へのアクセ
    スを行うメモリ制御部と、上記CPUからのストア命令
    に応じて、ノードID,属性,アドレスおよびデータを
    含むパケットを生成すると共に、受信したパケットに含
    まれる属性を解読して有効なパケットである場合に上記
    メモリ制御部にその受信したパケットを出力する転送制
    御部と、その転送制御部により生成されたパケットを上
    記ネットワークに送信すると共に、そのネットワークか
    らパケットを受信し、その受信したパケットに含まれる
    ノードIDが自ノードであればその受信したパケットを
    棄却し、他ノードであればその受信したパケットをその
    転送制御部に出力するリンク制御部と、当該分散共有メ
    モリユニットの状態を診断監視し、電源断を含む障害時
    には上記リンク制御部に受信されるパケットを直接他ノ
    ードにバイパスするRAS部とを有する分散共有メモリ
    ネットワーク装置において、上記転送制御部は、自ノー
    ドから送信されるパケットを記録する送信バッファ部
    と、受信されたパケットのノードIDと自ノードIDと
    の一致を検出する周回パケット検出部と、その周回パケ
    ット検出部により一致が検出された場合に、上記送信バ
    ッファ部に記録されたパケットと受信されたパケットと
    の内容を比較し、パケットの周回による転送誤りを検出
    する周回パケットエラー検出部と、その周回パケットエ
    ラー検出部により転送誤りが検出された場合に、上記送
    信バッファ部に記録されたパケットを再送信する再送制
    御部とを備えたことを特徴とする分散共有メモリネット
    ワーク装置。
  6. 【請求項6】 送制御部は、自ノードから送信される
    複数のパケットを記録するFIFOバッファ部と、周回
    パケット検出部により一致が検出された場合に、上記F
    IFOバッファ部に記録された先頭パケットと受信され
    たパケットとの内容を比較し、パケットの周回による転
    送誤りを検出する周回パケットエラー検出部と、その周
    回パケットエラー検出部により転送誤りが検出されなか
    った場合に、上記FIFOバッファ部に記録された先頭
    パケットを1つ繰り上げると共に、転送誤りが検出され
    た場合に、そのFIFOバッファ部に記録された全ての
    パケットに再送ビットを立てて再送信し、送信済の再送
    ビットが立てられていないパケットを受信した場合にそ
    のパケットを棄却する再送制御部とを備えたことを特徴
    とする請求項5記載の分散共有メモリネットワーク装
    置。
  7. 【請求項7】 信したパケットを送信可能となるまで
    記録する中継FIFOバッファ部と、このFIFOバッ
    ファ部が一杯になった時に、上記中継FIFOバッファ
    部による中継処理よりもそのFIFOバッファ部の送信
    処理を優先させる送信優先度制御部とを備えたことを特
    徴とする請求項6記載の分散共有メモリネットワーク装
    置。
  8. 【請求項8】 複数のCPUが各々の分散共有メモリユ
    ニットを介してスロッテッドリング接続されるネットワ
    ークを備え、上記各々の分散共有メモリユニットは、上
    記CPUからメモリアクセスされるローカルメモリ部
    と、上記CPUからのロードまたはストア命令に応じて
    上記ローカルメモリ部へのアクセスを行うと共に、受信
    したパケットに応じてそのローカルメモリ部へのアクセ
    スを行うメモリ制御部と、上記CPUからのストア命令
    に応じて、ノードID,属性,アドレスおよびデータを
    含むパケットを生成すると共に、受信したパケットに含
    まれる属性を解読して有効なパケットである場合に上記
    メモリ制御部にその受信したパケットを出力する転送制
    御部と、その転送制御部により生成されたパケットを上
    記ネットワークに送信すると共に、そのネットワークか
    らパケットを受信し、その受信したパケットに含まれる
    ノードIDが自ノードであればその受信したパケットを
    棄却し、他ノードであればその受信したパケットをその
    転送制御部に出力するリンク制御部と、当該分散共有メ
    モリユニットの状態を診断監視し、電源断を含む障害時
    には上記リンク制御部に受信されるパケットを直接他ノ
    ードにバイパスするRAS部とを有する分散共有メモリ
    ネットワーク装置において、上記メモリ制御部は、CP
    Uからローカルメモリ部の書込み可能領域が設定され、
    そのCPUからのストア命令がその書込み可能領域内で
    あればメモリ書込み部によりそのデータをそのローカル
    メモリ部に書込み、書込み可能領域外であれば書込みを
    行わない書込み可能領域設定部を備えてノード間で書き
    込み領域を分離できることを特徴とする分散共有メモリ
    ネットワーク装置。
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