JP3399361B2 - 軒樋支持具の取り付け構造 - Google Patents

軒樋支持具の取り付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、建物の軒先に沿っ
て装着した固定レールを利用して軒樋支持具を取り付け
る構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の軒樋支持具の取り付け構
造としては実開昭61−39734号公報に開示される
ものがある。これは図4、図5に示すように開口部1よ
り奥部の取り付け凹溝2の幅が広い断面略リップ付コ字
状の固定レール3を建物の軒先に沿って配置してあり、
固定レール3を垂木の先端や鼻板に装着してある。本従
来例の場合、固定レール3の下部に断面略L字状のカバ
ー部4を一体に設けてある。軒樋を吊り下げる軒樋支持
具5の基端には略長方形状の取り付け板6を一体に設け
てあり、この取り付け板6の短辺の幅aは固定レール3
の開口部1の上下方向の幅Aより狭くなっており、取り
付け板6の長辺の幅bは固定レール3の開口部1の幅A
より広くて固定レール3内の取り付け凹溝2の上下方向
の幅Bと略同じ寸法にしてある。また取り付け板6の少
なくとも対角位置の2つの隅部に円弧状の面取り部7を
設けてある。そして軒樋支持具5を固定レール3に取り
付けるにあたっては、取り付け板6の長辺と固定レール
3の長手方向とを平行にした状態で開口部1から取り付
け板6を固定レール3の取り付け凹溝2内に挿入し、こ
の状態から軒樋支持具5を90度回転して取り付け板6
の長辺方向の両端を固定レール3のリップ片8に係止す
ることで固定レール3に軒樋支持具5を取り付けてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、取り付け板6を開口部1から取り付け凹溝2内に挿
入して軒樋支持具5を90度回転操作するだけで取り付
けることができて軒樋支持具5を簡単に取り付けること
ができるが、その反面、軒樋支持具5を取り付けた後に
外れやすいという問題があった。 【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、軒樋支持具が簡単な操作で取り付けられるもの
でも、軒樋支持具を取り付けた後で外れないように確実
に取り付けることができる軒樋支持具の取り付け構造を
提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の軒樋支持具の取り付け構造は、開口部1の幅
より奥部の取り付け凹溝2の幅が広い断面略リップ付コ
字状に形成せる帯状の固定レール3を建物の軒先に沿っ
て装着し、固定レール3内の取り付け凹溝2の奥部の面
に固定レール3の長手方向と略平行に固定レール3の長
手方向に亙る凸条10を設け、軒樋支持具5の基端に略
長方形状の取り付け板6を設け、略長方形状の取り付け
板6の短辺の幅を開口部1の幅より小さくすると共に略
長方形状の取り付け板6の長辺の幅を開口部1の幅より
大きくして固定レール3内の取り付け凹溝2の幅と略同
じにし、略長方形状の取り付け板6の少なくとも対角位
置の2つの隅部に面取り部7を設け、軒樋支持具5の取
り付け板6の背面に取り付け板6の短辺方向と略平行に
水平方向に亙る凹条11を設け、上記取り付け板6を固
定レール3の取り付け凹溝2に回動支持させることによ
って取り付け板6を取り付け凹溝2に取り付け、取り付
け板6の長辺方向を固定レール3の長手方向に対して直
交させるようにして取り付け板6を固定レール3に取り
付けた状態で、凸条10と凹条11とを係合して成るこ
とを特徴とする。軒樋支持具5の取り付け板6の長辺と
固定レール3の長手方向とが平行になるように配置して
取り付け板6を開口部1から取り付け凹溝2内に挿入
し、この状態から軒樋支持具5を90度回転して取り付
け板6の長辺方向の両端をリップ片8に係止することで
軒樋支持具5を取り付けることができて軒樋支持具5を
簡単に取り付けることができる。そして軒樋支持具5を
90度回転して取り付けた状態で凸条10と凹条11と
が係合して軒樋支持具5が回転しないように固定されて
軒樋支持具5が外れないように確実に取り付けることが
できる。 【0006】 【発明の実施の形態】図1乃至図3に示す実施の形態
ついて述べる。 【0007】固定レール3は合成樹脂やアルミニウムの
ような金属を押出成形することで形成されるもので全長
に亙って断面リップ付コ字状に形成されており、内部に
全長に亙って取り付け凹溝2が設けられており、上下の
リップ片8間に開口部1が形成されている。固定レール
3内の奥面には固定レール3の上下方向の中間の位置で
固定レール3の長手方向に亙るように凸条10を設けて
ある。軒樋を吊り支持する軒樋支持具5は合成樹脂等で
形成されるものであり、前後方向に長い軒樋支持具本体
12の前端に上下方向に軒樋の内面に沿うガイド片13
を設け、ガイド片13の上端に軒樋の前側の耳部に係止
する前耳係止部14を設け、軒樋支持具本体12の後端
の手前には軒樋の後側の耳部を受ける後耳受け部15を
設け、軒樋支持具本体12の後端に上下に長い長方形状
の取り付け板6を設けて形成されている。長方形状の取
り付け板6の短辺の幅aは固定レール3の開口部1の上
下方向の幅Aより狭くなっており、取り付け板6の長辺
の幅bは固定レール3の開口部1の幅aより広くて固定
レール3内の取り付け凹溝2の上下方向の幅Bと略同じ
寸法にしてある。また取り付け板6の少なくとも対角位
置の2つの隅部に円弧状の面取り部7を設けてある。こ
の円弧状の面取り部7を設けた部分では他の部分より肉
厚を薄くするため切除部16を設けてある。また取り付
け板6の上端面には高さのばらつきを吸収する突起17
を1乃至複数個(本例の場合2個)設けてある。かかる
突起17は取り付け板6の下端面にも設けてあってもよ
い。取り付け板6の背面には取り付け板6の上下方向の
中間の高さ位置で水平方向に亙る凹条11を設けてあ
り、凹条11が上記凸条10に係合し得るようになって
いる。 【0008】上記固定レール3は建物の軒先に沿って配
置され、垂木の先端や鼻板に装着されるが、この固定レ
ール3には次のように軒樋支持具5が取り付けられる。
固定レール3の長手方向と取り付け板6の長辺とが平行
になるように取り付け板6が固定レール3の開口部1に
配置され、開口部1から取り付け凹溝2内に取り付け板
6が挿入され、この状態で軒樋支持具5が90度回転さ
れ、取り付け板6の短辺方向と固定レール3の長手方向
とが平行になった状態で取り付け板6の長辺方向の両端
である取り付け板6の上下端がリップ片8に係止されて
取り付け板6が固定レール3に取り付けられる。このと
き取り付け板6の少なくとも上端面に突起17を設けて
あるために取り付け板6の長辺の幅bと取り付け凹溝2
の上下方向の幅Bとの寸法のばらつき吸収できて取り付
け板6を固定レール3に対してがたつかないように取り
付けることができる。また取り付け板6の2つの隅部に
円弧状の面取り部7を設けてあるために取り付け板6を
回転するとき長方形の隅部が当たることなく、取り付け
板6を回転することができる。このとき面取り部7に肉
厚を薄くする切除部16を設けてあるために固定レール
3内に凸条10を設けてあっても、取り付け板6を回転
することができる。上記のように取り付け板6を回転し
て取り付けた状態で固定レール3の凸条10と取り付け
板6の凹条11とが対応して凸条10と凹条11とが係
合して取り付け板6が回転しないように固定される。こ
れにより、軒樋支持具5が外れないように確実に取り付
けられる。このように取り付けた軒樋支持具5に軒樋が
吊り支持される。 【0009】 【発明の効果】上記のように本発明は、開口部の幅より
奥部の取り付け凹溝の幅が広い断面略リップ付コ字状に
形成せる帯状の固定レールを建物の軒先に沿って装着
し、軒樋支持具の基端に略長方形状の取り付け板を設
け、略長方形状の取り付け板の短辺の幅を開口部の幅よ
り小さくすると共に略長方形状の取り付け板の長辺の幅
を開口部の幅より大きくして固定レール内の取り付け凹
溝の幅と略同じにし、略長方形状の取り付け板の少なく
とも対角位置の2つの隅部に面取り部を設け、上記取り
付け板を固定レールの取り付け凹溝に回動支持させるこ
とによって取り付け板を取り付け凹溝に取り付けている
ので、軒樋支持具の取り付け板の長辺と固定レールの長
手方向とが平行になるように配置して取り付け板を開口
部から取り付け凹溝内に挿入し、この状態から軒樋支持
具を90度回転して取り付け板の長辺方向の両端をリッ
プ片に係止することで軒樋支持具を取り付けることがで
きるものであって、軒樋支持具を簡単に取り付けること
ができるものであり、しかも固定レール内の取り付け凹
溝の奥部の面に固定レールの長手方向と略平行に固定レ
ールの長手方向に亙る凸条を設け、軒樋支持具の取り付
け板の背面に取り付け板の短辺方向と略平行に水平方向
に亙る凹条を設け、取り付け板の長辺方向を固定レール
の長手方向に対して直交させるようにして取り付け板を
固定レールに取り付けた状態で、凸条と凹条とを係合し
いるので、軒樋支持具を90度回転して取り付けた状
態で凸条と凹条とが係合して軒樋支持具が回転しないよ
うに固定されて軒樋支持具が外れないように確実に取り
付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の一例の分解斜視図であ
る。 【図2】同上の要部を拡大せる斜視図である。 【図3】固定レールと取り付け板の寸法関係を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図である。 【図4】従来例を示し、(a)は軒樋支持具を取り付け
る前の状態の斜視図、(b)は軒樋支持具を取り付けた
後の斜視図である。 【図5】従来例の取り付け板を回転して取り付ける状態
を説明するもので、(a)は取り付け板を固定する前の
正面図、(b)は取り付け板を固定した状態の断面図で
ある。 【符号の説明】 1 開口部 2 取り付け凹溝 3 固定レール 5 軒樋支持具 6 取り付け板 10 凸条 11 凹条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/072

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 開口部の幅より奥部の取り付け凹溝の幅
    が広い断面略リップ付コ字状に形成せる帯状の固定レー
    ルを建物の軒先に沿って装着し、固定レール内の取り付
    け凹溝の奥部の面に固定レールの長手方向と略平行に固
    定レールの長手方向に亙る凸条を設け、軒樋支持具の基
    端に略長方形状の取り付け板を設け、略長方形状の取り
    付け板の短辺の幅を開口部の幅より小さくすると共に略
    長方形状の取り付け板の長辺の幅を開口部の幅より大き
    くして固定レール内の取り付け凹溝の幅と略同じにし、
    略長方形状の取り付け板の少なくとも対角位置の2つの
    隅部に面取り部を設け、軒樋支持具の取り付け板の背面
    に取り付け板の短辺方向と略平行に水平方向に亙る凹条
    を設け、上記取り付け板を固定レールの取り付け凹溝に
    回動支持させることによって取り付け板を取り付け凹溝
    に取り付け、取り付け板の長辺方向を固定レールの長手
    方向に対して直交させるようにして取り付け板を固定レ
    ールに取り付けた状態で、凸条と凹条とを係合して成る
    ことを特徴とする軒樋支持具の取り付け構造。
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