JP3399256B2 - 車載情報表示装置 - Google Patents

車載情報表示装置

Info

Publication number
JP3399256B2
JP3399256B2 JP30675396A JP30675396A JP3399256B2 JP 3399256 B2 JP3399256 B2 JP 3399256B2 JP 30675396 A JP30675396 A JP 30675396A JP 30675396 A JP30675396 A JP 30675396A JP 3399256 B2 JP3399256 B2 JP 3399256B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
lighting state
small lamp
headlight
night
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30675396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10147187A (ja
Inventor
修久 中尾
雅司 高田
昭夫 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP30675396A priority Critical patent/JP3399256B2/ja
Publication of JPH10147187A publication Critical patent/JPH10147187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3399256B2 publication Critical patent/JP3399256B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載情報表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車載情報表示装置によって表示す
る情報は増加の傾向にあり、カーナビゲーションシステ
ム、テレビ、その他の車載情報表示装置では、インスツ
ルメントパネルの中央上部に表示画面を設置して各種の
情報を表示させるようにしている。そしてこのような車
載情報表示装置では、夜間、トンネル内など、周囲が暗
い時には昼間のように周囲の明るい時を考慮して設定さ
れた、いわゆる昼用画面と同じ明るさの画面では明るす
ぎてまぶしく見え、煩わしさを使用者に感じさせる。
【0003】そこで、従来から周囲環境が暗い時には画
面照度を落とし、あるいは表示色を変えるなどの夜用画
面に切り替える表示制御を行う対策をとっている。そし
てこの昼用画面と夜用画面との間の切替のために周囲の
明るさを判断するのに、車両に設置されている照度セン
サの出力値、スモールランプなどの点灯状態、あるいは
スモールランプなどのスイッチ状態の情報をもとにして
いる。
【0004】図11は従来の車載情報表示装置の構成を
示しているが、周囲の照度を検出する周囲照度検出手段
1と、この周囲照度検出手段1によって検出した周囲照
度に応じて表示画面を昼用、夜用いずれか切り替える表
示画面制御装置2と、車載情報を表示する画面表示装置
3から構成されている。そして周囲照度検出手段1は、
上述したように照度センサ、ライト類の点灯状態の検知
手段、あるいはライト類のスイッチ状態の検知手段で構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の昼用画面と夜用画面との2通りの表示モード
を持つ従来の車載情報表示装置では、特に視認性を向上
させる目的で表示画面をインスツルメントパネルの上部
中央に設置した車両においては、夜間と昼間との中間の
明るさを持つ早朝と夕暮れ時などの薄明時間帯にも夜用
画面に切り替えるようにしていたので視認性が低下する
問題点があった。また、この薄明時間帯での視認性の低
下を防止するためにこのような時間帯には夜昼中間の明
るさの薄暮用画面にして表示させるように設定しようと
すると、そのような周囲照度を照度センサで検知する構
成にする必要があり、感度の良い高価な照度センサを必
要としてシステムのコストが高くなってしまう問題点が
あった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、ヘッドライトとスモールラ
ンプとの点灯状態、又はそれらのライトのスイッチ状態
を検出して、それらの点灯、消灯状態の組み合わせによ
って薄明時間帯を判断し、薄暮用画面にして画面表示さ
せることができる車載情報表示装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の車載情
報表示装置は、昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面の表
示指令を受けて昼用画面、夜用画面又はそれらの中間の
明るさの薄暮用画面に切り替えて情報表示を行う画面表
示装置と、車両のヘッドライトの点灯、消灯の動作状態
を判定するヘッドライト点灯状態検出部と、車両のスモ
ールランプの点灯、消灯の動作状態を判定するスモール
ランプ点灯状態検出部と、前記ヘッドライト、スモール
ランプそれぞれの点灯、消灯の動作状態の遷移を記憶す
るライト動作遷移記憶部と、車速を検知する車速検知部
と、前記ヘッドライト点灯状態検出部の出力、前記スモ
ールランプ点灯状態検出部の出力、前記ライト動作遷移
記憶部の記憶情報及び車速検知部からの出力の次の組み
合わせによって、前記画面表示装置に昼用画面、夜用画
面又は薄暮用画面の表示指令を出力する表示画面制御部
とを備えたものである。
【0008】(a)前記ヘッドライトと前記スモールラ
ンプとが共に点灯状態である時には夜用画面、 (b)前記ヘッドライトが点灯状態から消灯状態に変化
し、かつ前記スモールランプが点灯状態を維持している
時には、車両が停止状態にあれば遷移前画面の継続、車
両が走行状態にあれば薄暮用画面、 (c)前記スモールランプが点灯状態から消灯状態に変
化した時には、車両が停止状態にあれば遷移前画面の継
続、車両が走行状態にあれば昼用画面、 (d)前記ヘッドライトが消灯状態を維持し、かつ前記
スモールランプが消灯状態から点灯状態に変化した時に
は薄暮用画面。
【0009】この請求項1の発明の車載情報表示装置で
は、ヘッドライト点灯状態検出部、スモールランプ点灯
状態検出部によって車両のヘッドライト、スモールラン
プの点灯、消灯の動作状態を判定し、またライト動作遷
移記憶部がヘッドライト、スモールランプそれぞれの点
灯、消灯の動作状態の遷移を記憶し、さらに車速検知部
が車速を検知し、表示画面制御部が、ヘッドライト点灯
状態検出部、スモールランプ点灯状態検出部の出力、
イト動作遷移記憶部の記憶情報及び車速検知部からの出
力の上記(a)〜(d)の組み合わせによって、画面表
示装置に昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面の表示指令
を出力し、昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面に切り替
えて情報表示を行わせる。
【0010】これによって、高感度の照度センサを用い
ずとも、薄明時間帯を正確に判別して薄暮用画面で表示
させることができ、かつ、特に夜間に信号で停止してヘ
ッドランプを切ってスモールランプだけを点灯させる状
態にした場合には薄明時間帯とは区別して夜間時間帯の
走行であると判断して夜用画面で情報表示させることが
できる。
【0011】請求項2の発明の車載情報表示装置は、昼
用画面、夜用画面又は薄暮用画面の表示指令を受けて昼
用画面、夜用画面又はそれらの中間の明るさの薄暮用画
面に切り替えて情報表示を行う画面表示装置と、車両の
ヘッドライトの点灯、消灯の動作状態を判定するヘッド
ライト点灯状態検出部と、車両のスモールランプの点
灯、消灯の動作状態を判定するスモールランプ点灯状態
検出部と、前記ヘッドライト、スモールランプそれぞれ
の点灯、消灯の動作状態の遷移を記憶するライト動作遷
移記憶部と、現在時刻を計測する時計部と、ヘッドライ
ト点灯状態検出部、スモールランプ点灯状態検出部の出
力、前記ライト動作遷移記憶部の記憶情報及び時計部
らの出力の次の組み合わせによって、前記画面表示装置
に昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面それぞれの表示指
令を出力する表示画面制御部とを備えたものである。
【0012】(a)前記ヘッドライトと前記スモールラ
ンプとが共に点灯状態である時には夜用画面、 (b)前記ヘッドライトが点灯状態から消灯状態に変化
し、かつ前記スモールランプが点灯状態を維持している
時には、現在時刻が夜間時間帯であれば遷移前画面の継
続、現在時刻が早朝−夕方時間帯であれば薄暮用画面、 (c)前記スモールランプが点灯状態から消灯状態に変
化した時には、現在時刻が夕方−早朝時間帯であれば遷
移前画面の継続、現在時刻が昼間時間帯であれば昼用画
面、 (d)前記ヘッドライトが消灯状態を維持し、かつ前記
スモールランプが消灯状態から点灯状態に変化した時に
は薄暮用画面。
【0013】この請求項2の発明の車載情報表示装置で
は、ヘッドライト点灯状態検出部、スモールランプ点灯
状態検出部によって車両のヘッドライト、スモールラン
プの点灯、消灯の動作状態を判定し、またライト動作遷
移記憶部がヘッドライト、スモールランプそれぞれの点
灯、消灯の動作状態の遷移を記憶し、さらに時計部が現
在時刻を計測し、表示画面制御部ヘッドライト点灯状
態検出部、スモールランプ点灯状態検出部の出力、ライ
ト動作遷移記憶部の記憶情報及び時計部からの出力の上
記(a)〜(d)の組み合わせによって、画面表示装置
に昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面の表示指令を出力
し、昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面に切り替えて情
報表示を行わせる。
【0014】これによって、高感度の照度センサを用い
ずとも、薄明時間帯を正確に判別して薄暮用画面で表示
させることができ、かつ、特に夜間に信号で停止してヘ
ッドランプを切ってスモールランプだけを点灯させる状
態にした場合には薄明時間帯とは区別して夜間時間帯の
走行であると判断して夜用画面で情報表示させることが
できる。
【0015】請求項3の発明は、請求項2に記載の車載
情報表示装置において、前記表示画面制御部が、前記
ッドライト点灯状態検出部、スモールランプ点灯状態検
出部の出力、前記ライト動作遷移記憶部の記憶情報及び
時計部からの出力の次の組み合わせによって、前記画面
表示装置に昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面の表示指
令を出力するようにしたものである。
【0016】(a)前記ヘッドライトと前記スモールラ
ンプとが共に点灯状態である時には夜用画面、 (b)前記ヘッドライトが点灯状態から消灯状態に変化
し、かつ前記スモールランプが点灯状態を維持している
時には、現在時刻が夜間時間帯であれば遷移前画面の継
続、現在時刻が早朝−夕方時間帯であれば薄暮用画面、 (c)前記スモールランプが点灯状態から消灯状態に変
化した時には、現在時刻が夕方−早朝時間帯であれば遷
移前画面の継続、現在時刻が昼間時間帯であれば昼用画
面、 (d)前記ヘッドライトが消灯状態を維持し、かつ前記
スモールランプが消灯状態から点灯状態に変化した時に
は、現在時刻が夜間時間帯であれば夜用画面、現在時刻
が早朝−夕方時間帯であれば薄暮用画面。
【0017】この請求項3の発明の車載情報表示装置で
は、表示画面制御部が、ヘッドライト点灯状態検出部、
スモールランプ点灯状態検出部の出力、ライト動作遷移
記憶部の記憶情報及び時計部からの出力の上記(a)〜
(d)の組み合わせによって、画面表示装置に昼用画
面、夜用画面又は薄暮用画面の表示指令を出力して情報
表示させる。
【0018】これによって、特にヘッドライトもスモー
ルランプも消灯状態にしていた状態(たとえば、停車し
てエンジンを停止させていた状態)からスモールランプ
を点灯させた時にも、その点灯操作時間帯に応じて、夜
間時間帯であれば夜用画面で情報表示し、早朝−夕方時
間帯であれば昼用画面で情報表示することができる。
【0019】請求項4の発明は、請求項2又は3に記載
の車載情報表示装置において、前記表示画面制御部が、
当該装置の電源投入現在時刻において前記ヘッドライト
及びスモールランプが共に消灯状態にある時、現在時刻
が夜間時間帯であれば夜用画面、現在時刻が早朝−夕方
時間帯であれば昼用画面の表示指令を出力するようにし
たものであり、これによって、特に当該表示装置に電源
を投入した時刻に応じて夜用画面又は昼用画面で情報表
示することができる。
【0020】請求項5の発明の車載情報表示装置は、昼
用画面、夜用画面又は薄暮用画面の表示指令を受けて昼
用画面、夜用画面又はそれらの中間の明るさの薄暮用画
面に切り替えて情報表示を行う画面表示装置と、車両の
ヘッドライトの点灯、消灯の動作状態を判定するヘッド
ライト点灯状態検出部と、車両のスモールランプの点
灯、消灯の動作状態を判定するスモールランプ点灯状態
検出部と、前記ヘッドライト、スモールランプそれぞれ
の点灯、消灯の動作状態の遷移を記憶するライト動作遷
移記憶部と、車速を検知する車速検知部と、現在時刻を
計測する時計部と、前記ヘッドライト点灯状態検出部、
スモールランプ点灯状態検出部の出力、前記ライト動作
遷移記憶部の記憶情報、前記車速検知部及び時計部から
の出力の次の組み合わせによって、前記画面表示装置
昼用画面、夜用画面それぞれの表示指令を出力する表示
画面制御部とを備えたものである。
【0021】(a)前記ヘッドライトと前記スモールラ
ンプとが共に点灯状態である時には夜用画面、 (b)前記ヘッドライトが点灯状態から消灯状態に変化
し、かつ前記スモールランプが点灯状態を維持している
時には、車両が停止状態にあれば遷移前画面の継続、車
両が走行状態にあれば薄暮用画面、 (c)前記スモールランプが点灯状態から消灯状態に変
化した時には、車両が停止状態にあれば遷移前画面の継
続、車両が走行状態にあれば昼用画面、 (d)前記ヘッドライトが消灯状態を維持し、かつ前記
スモールランプが消灯状態から点灯状態に変化した時に
は、現在時刻が夜間時間帯であれば夜用画面、現在時刻
が早朝−夕方時間帯であれば薄暮用画面、 (e)当該装置の電源投入現在時刻において前記ヘッド
ライト及びスモールランプが共に消灯状態にある時、現
在時刻が夜間時間帯であれば夜用画面、現在時刻が早朝
−夕方時間帯であれば昼用画面。
【0022】この請求項5の発明の車載情報表示装置で
は、ヘッドライト点灯状態検出部、スモールランプ点灯
状態検出部によって車両のヘッドライト、スモールラン
プの点灯、消灯の動作状態を判定し、ライト動作遷移記
憶部がヘッドライト、スモールランプそれぞれの点灯、
消灯の動作状態の遷移を記憶し、また車速検知部が車速
を検知し、さらに時計部が現在時刻を計測し表示画面
制御部がこれらのヘッドライト点灯状態検出部、スモー
ルランプ点灯状態検出部の出力、ライト動作遷移記憶部
の記憶情報、車速検知部及び時計部からの出力の上記
(a)〜(e)の組み合わせによって、画面表示装置
昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面の表示指令を出力
し、昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面に切り替えて情
報表示を行わせる。
【0023】これによって、時間帯と停止走行状態との
両方の情報に基づいて、周囲の明るさに応じて昼用画面
と夜用画面と薄暮用画面との間できめ細かい切替制御を
行うことができる。
【0024】請求項6の発明は、請求項2〜5の車載情
報表示装置において、前記時計部が、季節に応じて前記
夜間時間帯と早朝−夕方時間帯とを調節するカレンダ機
能を備えたものであり、これによって、夜明けと夕暮れ
の時間帯の季節変動を加味し、周囲の明るさに応じてよ
り的確に画面表示を切り替えることができる。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
高感度の照度センサを用いなくても、薄明時間帯を正確
に判別して薄暮用画面で表示させることができ、かつ、
特に夜間に信号で停止してヘッドランプを切ってスモー
ルランプだけを点灯させる状態にした場合には薄明時間
帯とは区別して夜間時間帯の走行であると判断して夜用
画面で情報表示させることができる。
【0029】請求項3の発明によれば、特にヘッドライ
トもスモールランプも消灯状態にしていた状態からスモ
ールランプを点灯させた時にも、その点灯操作時間帯に
応じて、夜間時間帯であれば夜用画面で情報表示し、薄
明時間帯を含めた昼間時間帯であれば昼用画面で情報表
示することができる。
【0030】請求項4の発明によれば、特に当該表示装
置に電源を投入した時刻に応じて夜用画面又は昼用画面
で情報表示することができる。
【0031】請求項5の発明によれば、時間帯と停止走
行状態との両方の情報に基づいて、周囲の明るさに応じ
て昼用画面と夜用画面と薄暮用画面との間できめ細かい
切替制御を行うことができる。
【0032】請求項6の発明によれば、夜明けと夕暮れ
の時間帯の季節変動を加味し、より正確に的確な画面表
示に切り替えることができる。
【0033】
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態の
機能構成を示しており、この第1の実施の形態の車載情
報表示装置は、車両のスモールランプの点灯/消灯回路
における電流信号の有無、若しくはスモールランプスイ
ッチレバー又はスイッチボタンによる点灯指令信号のオ
ン/オフ状態を検出してスモールランプの点灯状態を検
出するスモールランプ点灯状態検出部11と、同じよう
にヘッドライトの点灯/消灯回路における電流信号の有
無、若しくはヘッドライトスイッチレバー又はスイッチ
ボタンによる点灯指令信号のオン/オフ状態を検出して
ヘッドライトの点灯状態を検出するヘッドライト点灯状
態検出部12と、これらの点灯状態検出部11,12か
らの検出信号の組み合わせによって図2に示すデータテ
ーブル15にしたがって画面表示を昼用画面、夜用画面
又は薄暮用画面の切替判定を行う表示画面制御部13
と、この表示画面制御部13の表示指令に基づき、昼用
画面、夜用画面又は薄暮用画面に切り替えて諸情報を表
示する画面表示装置14を備えている。
【0035】なお、画面表示装置14の昼用画面は照度
を高くして表示し、夜用画面は照度を落として表示し、
薄暮用画面はそれらの中間の照度で表示する方法、昼用
画面と夜用画面と薄暮用画面との間で表示色を変化させ
る方法など、従来から採用されている表示画面の視認性
を高中低切り替えるための各種の方法のいずれであって
もよい。
【0036】次に、上記構成の車載情報表示装置の動作
について説明する。表示画面制御部13にはあらかじめ
図2に示すライト点灯状態の組み合わせ条件と画面種類
との対応関係を示すデータテーブル15を登録してお
く。そしていま、スモールランプ点灯状態検出部11が
検出するスモールランプの点灯/消灯状態又はスイッチ
のオン/オフ状態と、ヘッドライト点灯状態検出部12
が検出するヘッドライトの点灯/消灯状態又はスイッチ
のオン/オフ状態とを入力し、表示画面制御部13がデ
ータテーブル15を参照して表示画面の種類を判定し、
その表示指令を画面表示装置14に与える。
【0037】この実施の形態の場合、次のように判定す
ることになる。
【0038】(1a)ヘッドライトが点灯状態にあれ
ば、この時にはスモールランプも同時に点灯状態にあ
り、夜用画面と判定する。
【0039】(1b)ヘッドライトが消灯状態にあり、
かつスモールランプが点灯状態にあれば、早朝あるいは
夕方の薄明状態にあると見なして薄暮用画面と判定す
る。
【0040】(1c)ヘッドライトとスモールランプが
共に消灯状態にあれば、周囲が明るい昼間時間帯である
と判断し、昼用画面と判定する。
【0041】これによって、この第1の実施の形態で
は、特に従来、早朝や夕方の薄明時間帯には薄暮用画面
で表示することができるようになり、この時間帯の表示
画面の視認性の低下を防ぐことができる。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態を図3及
び図4に基づいて説明する。この第2の実施の形態の車
載情報表示装置は、第1の実施の形態と同様にスモール
ランプ点灯状態検出部11と、ヘッドライト点灯状態検
出部12と、表示画面制御部13−1と、画面表示装置
14とを備えている。そしてこの実施の形態の特徴とし
て、スピードメータの表示に使用する車速センサで成る
車速検知部16と、本車両情報表示装置の画面表示装置
14の電源オン/オフを検出する表示装置電源投入検出
部17と、スモールランプ点灯状態検出部11、ヘッド
ライト点灯状態検出部12それぞれが検出するスモール
ランプ、ヘッドライトそれぞれの点灯(オン)−消灯
(オフ)の状態遷移を記憶するライト動作遷移記憶部1
8とを備えている。そして表示画面制御部13−1は、
この実施の形態ではスモールランプ点灯状態検出部1
1、ヘッドライト点灯状態検出部12それぞれからのラ
イト点灯状態検出信号と、車速検知部16の車速検出信
号と、表示装置電源投入検出部17の電源投入検出信号
とを入力とし、さらにライト動作遷移記憶部18に記憶
されているライト点灯状態の遷移前の状態情報を参照
し、図4に示した信号組み合わせデータテーブル15−
1に基づいて画面表示装置14の表示を昼用画面、夜用
画面又は薄暮用画面のいずれにするかを判定するように
している。
【0043】次に、上記構成の車載情報表示装置の動作
について説明する。表示画面制御部13−1はデータテ
ーブル15−1を参照して、次のように画面表示装置1
4の表示画面を昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面のい
ずれにするかを判定し、画面表示装置14に指示する。
【0044】(2a)ヘッドライトとスモールランプと
が共に点灯状態である時には夜用画面と判定する。
【0045】(2b)ヘッドライトが点灯状態から消灯
状態に変化し、かつスモールランプが点灯状態を維持し
ている時には、車両が停止状態(速度が0km/h近
く。以下同じ)にあれば、信号停止などでドライバがヘ
ッドライトだけをオフ操作したものと見なして、遷移前
画面である夜用画面を継続して表示させ、車両が走行状
態(速度が0km/h近くでない。以下同じ)にあれ
ば、早朝時間帯で周囲が明るくなってきたのでドライバ
がヘッドライトだけをオフさせたものと見なして、薄暮
用画面を指示する。
【0046】(2c)スモールランプが点灯状態から消
灯状態に変化した時には、車両が停止状態にあれば遷移
前画面を継続する判定をし(これによって、夜間時間帯
に信号停止などでドライバがライト類をオフさせたのあ
れば、夜用画面が引き続き継続され、薄明時間帯に信号
停止などでライト類をオフさせたのであれば薄暮用画面
を引き続き継続することになる)、車両が走行状態にあ
れば、早朝時間帯から昼間時間帯に入り、周囲が明るく
なったためにヘッドライトやスモールランプをオフさせ
る操作をドライバがしたものと判断できるので、昼用画
面に切り替える判定をする。
【0047】(2d)ヘッドライトが消灯状態を維持
し、かつスモールランプが消灯状態から点灯状態に変化
した時には、周囲が少し暗くなり、ドライバがスモール
ランプだけをオンする操作をしたものと見なして、薄暮
用画面を指示する。
【0048】(2e)本装置の電源投入時にスモールラ
ンプがオフであれば(この時にはヘッドライトもオフで
ある)、昼間時間帯の走行であると判断して昼用画面を
指示する。
【0049】このようにして、この第2の実施の形態の
車載情報表示装置では、薄明時間帯であれば薄暮用画面
で表示させることができ、かつ、走行状態か停止状態か
の判断と、ランプ点灯状態と、その遷移条件との組み合
わせによって昼用画面、夜用画面、薄暮用画面あるいは
遷移前画面継続の判断をするようにしたので、特に夜間
に信号停止し、ヘッドライトを切ってスモールランプだ
けを点灯させる状態にしたような場合と、周囲が明るく
なってきてヘッドライトを切ってスモールランプだけ残
した場合とは区別して夜用画面、昼用画面あるいは薄暮
用画面で画面表示することができ、周囲の照度に応じた
適切な画面を選択して表示することができることにな
る。
【0050】次に、本発明の第3の実施の形態を図5及
び図6に基づいて説明する。この第3の実施の形態の車
載情報表示装置は、第2の実施の形態と同様にスモール
ランプ点灯状態検出部11と、ヘッドライト点灯状態検
出部12と、表示画面制御部13−2と、画面表示装置
14と、表示装置電源投入検出部17と、ライト動作遷
移記憶部18とを備えている。そしてこの実施の形態の
特徴として、第2の実施の形態における車速検知部16
の代わりに、現在時刻を計測する時計部19を備えてい
る。そして表示画面制御部13−2は、この実施の形態
ではスモールランプ点灯状態検出部11、ヘッドライト
点灯状態検出部12それぞれからのライト点灯状態検出
信号(それぞれのオン/オフ検出信号)と、時計部19
の現在時刻情報と、表示装置電源投入検出部17の電源
投入検出信号とを入力とし、さらにライト動作遷移記憶
部18に記憶されているライト点灯状態の遷移前の状態
情報を参照し、図6に示したデータテーブル15−2に
基づいて画面表示装置14の表示を昼用画面、夜用画面
又は薄暮用画面のいずれにするかを判定するようにして
いる。
【0051】次に、上記構成の車載情報表示装置の動作
について説明する。表示画面制御部13−2はデータテ
ーブル15−2を参照して、次のように画面表示装置1
4の表示画面を昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面のい
ずれにするかを判定し、画面表示装置14に指示する。
【0052】(3a)ヘッドライトとスモールランプと
が共に点灯状態である時には夜用画面と判定する。
【0053】(3b)ヘッドライトが点灯状態から消灯
状態に変化し、かつスモールランプが点灯状態を維持し
ている時には、現在時刻が夜間時間帯(あらかじめ設定
した時間帯であって、たとえば、19:00〜5:00
の時間帯、以下同じ)であれば、夜間であるので信号停
止などで単にヘッドライトを一時的に切っただけである
と見なし、遷移前画面である夜用画面を継続し、現在時
刻が早朝−夕方時間帯(ここでは、5:00〜19:0
0の時間帯、以下同じ)であれば、夜間にヘッドライト
を点灯していたものが、薄明時間帯である早朝になって
周囲が明るくなったためにドライバがヘッドライトだけ
を切ったものと見なし、前画面である薄暮用画面を継続
するように指示する。
【0054】(3c)スモールランプが点灯状態から消
灯状態に変化した時には、現在時刻が夕方−朝時間帯
(ここでは、17:00〜7:00の時間帯、以下同
じ)であれば、ドライバが信号停止などでライト類をも
切ったものと見なして遷移前画面を継続するように判定
し、遷移前画面が夜用画面であれば夜用画面を継続さ
せ、薄暮用画面であればその薄暮用画面を継続させ、現
在時刻が昼間時間帯(ここでは、7:00〜17:00
の時間帯、以下同じ)であれば、周囲が十分明るくなっ
てライト類の点灯が不要になって切ったものと見なして
昼用画面に切替指示する。
【0055】(3d)ヘッドライトが消灯状態を維持
し、かつスモールランプが消灯状態から点灯状態に変化
した時には、ドライバが早朝あるいは夕方の薄明時間帯
で周囲が薄暗くなってきたためにスモールランプだけを
点灯させたと見なし、薄暮用画面を指示する。
【0056】(3e)本車載情報表示装置の電源投入時
にスモールランプが消灯状態であれば(このとき、ヘッ
ドライトも消灯状態である)、現在時刻が夜間時間帯で
あれば夜用画面、現在時刻が早朝−夕方時間帯であれば
昼用画面を指示する。
【0057】このようにして、この第3の実施の形態の
車載情報表示装置では、薄明時間帯であれば薄暮用画面
で表示させることができ、かつ、ライト類の点灯/消灯
操作が周囲の明るさに応じてなされたものか、また信号
停止などでなされたものかを現在時刻を加味した諸入力
信号の組み合わせをデータテーブル15−2に照らして
判定し、昼用画面、夜用画面、薄暮用画面あるいは遷移
前画面継続の画面表示の切替指示を行うようにしたの
で、特に夜間に信号停止し、ヘッドランプを切ってスモ
ールランプだけを点灯させる状態にしたような場合と、
周囲が明るくなってきてヘッドライトを切ってスモール
ランプだけ残した場合とは区別して夜用画面あるいは薄
暮用画面で画面表示することができ、周囲の照度に応じ
た適切な画面を選択して表示することができることにな
る。
【0058】なお、この第3の実施の形態では表示装置
電源投入検出部17を設けて本車載情報表示装置の電源
投入された状態でスモールランプがオフであれば、その
現在時刻が夜間時間帯と早朝−夕方時間帯とのいずれに
属するかによって夜用画面、昼用画面を区別して指示す
るようにしたが、特にこの点は限定されず、表示装置電
源投入時にスモールランプがオフであれば必ず昼用画面
とする設定にすることもできる。
【0059】また、この第3の実施の形態において、時
計部19にカレンダ機能を有するものを用い、表示画面
制御部13−2が時計部19から入力される日付時刻情
報に対して、図7に示すデータテーブル15−3に基づ
いて夜間時間帯、昼間時間帯、早朝、夕方の時間帯を日
の長さの季節変化に自動対応させることができる(これ
を第4の実施の形態とする)。
【0060】次に、本発明の第5の実施の形態を図5及
び図8に基づいて説明する。この第5の実施の形態の車
載情報表示装置は、図5に示した第3の実施の形態と同
一の機能構成であるが、表示画面制御部13−2の実行
する表示画面の判断処理を図8に示すデータテーブル1
5−4に基づくように変更している。すなわち、第3の
実施の形態では(3d)の判断では単純に、ヘッドライ
トが消灯状態を維持し、かつスモールランプが消灯状態
から点灯状態に変化した時には薄明時間帯で周囲が薄暗
くなってきたためにスモールランプだけを点灯させたと
見なし、薄暮用画面を指示するようにしたが、この第5
の実施の形態では、次の(3d′)のように判断するよ
うにしているのである。なお、その他の場合は、第3の
実施の形態の(3a)〜(3e)と同じである。
【0061】(3d′)ヘッドライトが消灯状態を維持
し、かつスモールランプが消灯状態から点灯状態に変化
した時には、現在時刻が夜間時間帯であれば夜用画面と
判断し、現在時刻が早朝−夕方時間帯であればドライバ
が早朝あるいは夕方の薄明時間帯で周囲が薄暗くなって
きたためにスモールランプだけを点灯させたと見なし、
薄暮用画面を指示する。
【0062】これによって、スモールランプ点灯時に時
間帯による画面表示の種類をより的確に周囲の暗さに対
応させたものに設定することができるようになる。な
お、この第5の実施の形態においても、図7に示した季
節変化に応じた時間帯の分け方のデータテーブル15−
2を加味して時間帯を判断する構成とすることができ
る。
【0063】次に、本発明の第6の実施の形態を図9及
び図10に基づいて説明する。この第6の実施の形態の
車載情報表示装置は、ライト類の点灯状態とその遷移条
件、さらに車両の走行状態、現在時刻を判断条件にして
画面表示装置14の画面表示を昼用、夜用いずれにする
かを判断するようにしたことを特徴とする。したがって
この実施の形態では、第2の実施の形態と同様のスモー
ルランプ点灯状態検出部11と、ヘッドライト点灯状態
検出部12と、表示画面制御部13−3と、画面表示装
置14と、車速検知部16と、表示装置電源投入検出部
17と、ライト動作遷移記憶部18とを備えており、加
えて第3の実施の形態の特徴である時計部19も備えて
いる。そして表示画面制御部13−3は、この第6の実
施の形態では車速検知部16からの車速信号、時計部1
9の現在時刻情報、表示装置電源投入検出部17からの
電源投入信号を入力し、ライト動作遷移記憶部18の記
憶情報を呼出し、図10に示すデータテーブル15−5
を参照して画面表示装置14の表示を昼用画面、夜用画
面、薄暮用画面のいずれにするか判断する。
【0064】この表示画面制御部13−3が行う判断
は、次の通りである。
【0065】(4a)ヘッドライトとスモールランプと
が共に点灯状態である時には夜用画面と判定する。
【0066】(4b)ヘッドライトが点灯状態から消灯
状態に変化し、かつスモールランプが点灯状態を維持し
ている時には、車速が0km/h付近であれば、信号待
ちなどで停止してヘッドライトだけを消灯させたものと
判断し、遷移前画面である夜用画面を継続し、車速が0
km/h付近になければ、夜間にヘッドライトを点灯し
ていたものが、薄明時間帯である早朝になって周囲が明
るくなったためにドライバがヘッドライトだけを切った
ものと見なし、薄暮用画面に切替指示する。
【0067】(4c)スモールランプが点灯状態から消
灯状態に変化した時には、車速が0km/h付近であれ
ば、ドライバが信号停止などでライト類をも切ったもの
として遷移前画面を継続するように判定し、遷移前画面
が夜用画面であれば夜用画面を継続させ、薄暮用画面で
あればその薄暮用画面を継続させ、車速が0km/h付
近になければ、周囲が十分明るくなってライト類の点灯
が不要になって切ったものと見なして昼用画面に切替指
示する。
【0068】(4d)ヘッドライトが消灯状態を維持
し、かつスモールランプが消灯状態から点灯状態に変化
した時には、現在時刻が夜間時間帯であれば、ライト類
の消灯状態からドライバが何かの理由でスモールランプ
だけを点灯させたものと見なして夜用画面に切替指示
し、現在時刻が早朝−夕方時間帯であれば、早朝あるい
は夕方の薄明時間帯で周囲が薄暗くなってきたためにス
モールランプだけを点灯させたと見なし、薄暮用画面を
指示する。
【0069】(4e)本車載情報表示装置の電源投入時
にスモールランプが消灯状態であれば(このとき、ヘッ
ドライトも消灯状態である)、現在時刻が夜間時間帯で
あれば夜用画面、現在時刻が早朝−夕方時間帯であれば
昼用画面を指示する。
【0070】このようにして、この第6の実施の形態の
車載情報表示装置では、ライト類の点灯/消灯の操作タ
イミングにその現在時刻と車速を判断条件にして車両の
状態、周囲の明るさを高い確率で推定し、画面表示装置
14の画面表示を周囲の明るさに的確に対応した明るさ
に画面に切替指示することができる。
【0071】なお、この第6の実施の形態にあっても、
夜間時間帯、早朝−夕方時間帯の分け方を図7のデータ
テーブル15−3に準じた基準で季節変化させる設定に
することにより、周囲の明るさにより的確に対応した画
面表示を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の機能構成を示すブ
ロック図。
【図2】上記の第1の実施の形態に用いるデータテーブ
ルの説明図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の機能構成を示すブ
ロック図。
【図4】上記の第2の実施の形態に用いるデータテーブ
ルの説明図。
【図5】本発明の第3の実施の形態の機能構成を示すブ
ロック図。
【図6】上記の第3の実施の形態に用いるデータテーブ
ルの説明図。
【図7】本発明の第4の実施の形態に用いる季節変化に
対応して切り替える時間帯の分け方を示すデータテーブ
ルの説明図。
【図8】本発明の第5の実施の形態に用いるデータテー
ブルの説明図。
【図9】本発明の第6の実施の形態の機能構成を示すブ
ロック図。
【図10】上記の第6の実施の形態に用いるデータテー
ブルの説明図。
【図11】従来例の機能構成を示すブロック図。
【符号の説明】
11 スモールランプ点灯状態検出部 12 ヘッドライト点灯状態検出部 13,13−1〜13−3 表示画面制御部 14 画面表示装置 15−1〜15−5 データテーブル 16 車速検知部 17 表示装置電源投入検出部 18 ライト動作遷移記憶部 19 時計部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09B 29/10 G09B 29/10 A G09G 3/18 G09G 3/18 5/10 5/10 B (56)参考文献 特開 昭63−243816(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 11/20 B60Q 11/00 G01D 7/00 G01D 7/00 303 G09B 29/00 G09B 29/10 G09G 3/18 G09G 5/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面の表
    示指令を受けて昼用画面、夜用画面又はそれらの中間の
    明るさの薄暮用画面に切り替えて情報表示を行う画面表
    示装置と、車両のヘッドライトの点灯、消灯の動作状態を判定する
    ヘッドライト点灯状態検出部と、 車両のスモールランプの点灯、消灯の動作状態を判定す
    るスモールランプ点灯状態検出部 と、 前記ヘッドライト、スモールランプそれぞれの点灯、消
    灯の動作状態の遷移を記憶するライト動作遷移記憶部
    と、車速を検知する車速検知部 と、 前記ヘッドライト点灯状態検出部の出力、前記スモール
    ランプ点灯状態検出部の出力、前記ライト動作遷移記憶
    の記憶情報及び車速検知部からの出力の次の(a)〜
    (d)の組み合わせによって、前記画面表示装置に昼用
    画面、夜用画面又は薄暮用画面の表示指令を出力する
    示画面制御部とを備えて成る車載情報表示装置。 (a)前記ヘッドライトと前記スモールランプとが共に
    点灯状態である時には夜用画面、 (b)前記ヘッドライトが点灯状態から消灯状態に変化
    し、かつ前記スモールランプが点灯状態を維持している
    時には、車両が停止状態にあれば遷移前画面の継続、車
    両が走行状態にあれば薄暮用画面、 (c)前記スモールランプが点灯状態から消灯状態に変
    化した時には、車両が停止状態にあれば遷移前画面の継
    続、車両が走行状態にあれば昼用画面、 (d)前記ヘッドライトが消灯状態を維持し、かつ前記
    スモールランプが消灯状態から点灯状態に変化した時に
    は薄暮用画面。
  2. 【請求項2】 昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面の表
    示指令を受けて昼用画面、夜用画面又はそれらの中間の
    明るさの薄暮用画面に切り替えて情報表示を行う画面表
    示装置と、車両のヘッドライトの点灯、消灯の動作状態を判定する
    ヘッドライト点灯状態 検出部と、 車両のスモールランプの点灯、消灯の動作状態を判定す
    るスモールランプ点灯状態検出部 と、 前記ヘッドライト、スモールランプそれぞれの点灯、消
    灯の動作状態の遷移を記憶するライト動作遷移記憶部
    と、現在時刻を計測する時計部と、 前記ヘッドライト点灯状態検出部の出力、前記スモール
    ランプ点灯状態検出部の出力、前記ライト動作遷移記憶
    の記憶情報及び前記時計部からの出力の次の(a)〜
    (d)の組み合わせによって、前記画面表示装置に昼用
    画面、夜用画面又は薄暮用画面それぞれの表示指令を出
    力する表示画面制御部とを備えて成る車載情報表示装
    置。 (a)前記ヘッドライトと前記スモールランプとが共に
    点灯状態である時には夜用画面、 (b)前記ヘッドライトが点灯状態から消灯状態に変化
    し、かつ前記スモールランプが点灯状態を維持している
    時には、現在時刻が夜間時間帯であれば遷移前画面の継
    続、現在時刻が早朝−夕方時間帯であれば薄暮用画面、 (c)前記スモールランプが点灯状態から消灯状態に変
    化した時には、現在時刻が夕方−早朝時間帯であれば遷
    移前画面の継続、現在時刻が昼間時間帯であれば昼用画
    面、 (d)前記ヘッドライトが消灯状態を維持し、かつ前記
    スモールランプが消灯状態から点灯状態に変化した時に
    は薄暮用画面。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車載情報表示装置にお
    いて、前記表示画面制御部が、前記ヘッドライト点灯状
    態検出部の出力、前記スモールランプ点灯状態検出部
    出力、前記ライト動作遷移記憶部の記憶情報及び時計部
    からの出力の次の(a)〜(d)の組み合わせによっ
    て、前記画面表示装置に昼用画面、夜用画面又は薄暮用
    画面の表示指令を出力することを特徴とする車載情報表
    示装置。 (a)前記ヘッドライトと前記スモールランプとが共に
    点灯状態である時には夜用画面、 (b)前記ヘッドライトが点灯状態から消灯状態に変化
    し、かつ前記スモールランプが点灯状態を維持している
    時には、現在時刻が夜間時間帯であれば遷移前画面の継
    続、現在時刻が早朝−夕方時間帯であれば薄暮用画面、 (c)前記スモールランプが点灯状態から消灯状態に変
    化した時には、現在時刻が夕方−早朝時間帯であれば遷
    移前画面の継続、現在時刻が昼間時間帯であれば昼用画
    面、 (d)前記ヘッドライトが消灯状態を維持し、かつ前記
    スモールランプが消灯状態から点灯状態に変化した時に
    は、現在時刻が夜間時間帯であれば夜用画面、現在時刻
    が早朝−夕方時間帯であれば薄暮用画面。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の車載情報表示装
    置において、前記表示画面制御部が、当該装置の電源投
    入現在時刻において前記ヘッドライト及びスモールラン
    プが共に消灯状態にある時、現在時刻が夜間時間帯であ
    れば夜用画面、現在時刻が早朝−夕方時間帯であれば昼
    用画面の表示指令を出力することを特徴とする車載情報
    表示装置。
  5. 【請求項5】 昼用画面、夜用画面又は薄暮用画面の表
    示指令を受けて昼用画面、夜用画面又はそれらの中間の
    明るさの薄暮用画面に切り替えて情報表示を行う画面表
    示装置と、車両のヘッドライトの点灯、消灯の動作状態を判定する
    ヘッドライト点灯状態検出部と、 車両のスモールランプの点灯、消灯の動作状態を判定す
    るスモールランプ点灯状態検出部 と、 前記ヘッドライト、スモールランプそれぞれの点灯、消
    灯の動作状態の遷移を記憶するライト動作遷移記憶部
    と、車速を検知する車速検知部 と、現在時刻を計測する時計部 と、 前記ヘッドライト点灯状態検出部の出力、前記スモール
    ランプ点灯状態検出部の出力、前記ライト動作遷移記憶
    の記憶情報、前記車速検知部及び前記時計部からの出
    力の次の(a)〜(e)の組み合わせによって、前記
    面表示装置に昼用画面、夜用画面それぞれの表示指令を
    出力する表示画面制御部とを備えて成る車載情報表示装
    置。 (a)前記ヘッドライトと前記スモールランプとが共に
    点灯状態である時には夜用画面、 (b)前記ヘッドライトが点灯状態から消灯状態に変化
    し、かつ前記スモールランプが点灯状態を維持している
    時には、車両が停止状態にあれば遷移前画面の継続、車
    両が走行状態にあれば薄暮用画面、 (c)前記スモールランプが点灯状態から消灯状態に変
    化した時には、車両が停止状態にあれば遷移前画面の継
    続、車両が走行状態にあれば昼用画面、 (d)前記ヘッドライトが消灯状態を維持し、かつ前記
    スモールランプが消灯状態から点灯状態に変化した時に
    は、現在時刻が夜間時間帯であれば夜用画面、現在時刻
    が早朝−夕方時間帯であれば薄暮用画面、 (e)当該装置の電源投入現在時刻において前記ヘッド
    ライト及びスモールランプが共に消灯状態にある時、現
    在時刻が夜間時間帯であれば夜用画面、現在時刻が早朝
    −夕方時間帯であれば昼用画面。
  6. 【請求項6】 前記時計部が、季節に応じて前記夜間時
    間帯と早朝−夕方時間帯とを調節するカレンダ機能を備
    えて成る請求項2〜5のいずれかに記載の車載情報表示
    装置。
JP30675396A 1996-11-18 1996-11-18 車載情報表示装置 Expired - Fee Related JP3399256B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30675396A JP3399256B2 (ja) 1996-11-18 1996-11-18 車載情報表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30675396A JP3399256B2 (ja) 1996-11-18 1996-11-18 車載情報表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10147187A JPH10147187A (ja) 1998-06-02
JP3399256B2 true JP3399256B2 (ja) 2003-04-21

Family

ID=17960904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30675396A Expired - Fee Related JP3399256B2 (ja) 1996-11-18 1996-11-18 車載情報表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3399256B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005128239A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Clarion Co Ltd 表示処理装置及び表示処理方法並びに表示処理用プログラム
JP2009519489A (ja) * 2005-12-15 2009-05-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 人工雰囲気を創出するシステム及び方法
WO2009078091A1 (ja) * 2007-12-17 2009-06-25 Pioneer Corporation 情報処理装置、制御方法、制御プログラム、および記録媒体
JP5183308B2 (ja) * 2008-06-11 2013-04-17 クラリオン株式会社 車載表示制御装置、車載制御システム
JP5029673B2 (ja) 2009-10-30 2012-09-19 株式会社デンソー 車載機
JP6436113B2 (ja) * 2016-02-15 2018-12-12 マツダ株式会社 車両用照明制御装置
CN110969996A (zh) * 2018-09-30 2020-04-07 北京奇虎科技有限公司 移动终端及调节其显示屏亮度的方法、装置及存储介质
CN110371052B (zh) * 2019-07-29 2021-06-04 广州小鹏汽车科技有限公司 车辆及其内部显示部件的亮度调节方法和装置
CN111724753A (zh) * 2020-06-15 2020-09-29 广州小鹏车联网科技有限公司 一种车辆内部屏幕亮度调节的方法和装置
CN114550674B (zh) * 2020-11-26 2023-08-22 北京新能源汽车股份有限公司 一种显示屏亮度控制方法、装置、设备及汽车

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10147187A (ja) 1998-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7362217B2 (en) Interior illumination system and method for a motor vehicle
JP3399256B2 (ja) 車載情報表示装置
US7221264B2 (en) Method for adjusting interior illumination
JPH1029462A (ja) 車両用ヘッドライト制御装置
JP4351132B2 (ja) 車載用暗視装置
JPH10148534A (ja) 車載情報表示装置
JP2001526606A (ja) 自動車のライト装置をスイッチオンさせるための警報信号発生方法およびその方法において使用する装置
JPH07234656A (ja) 表示装置
JPH1097897A (ja) トンネル内照明制御システム
JPH09301062A (ja) 車輌の室内照明方法及び装置
JPS642841Y2 (ja)
JP2020196291A (ja) 車両用制御装置
JP3968812B2 (ja) 車両用居眠り運転防止装置
JP2501919Y2 (ja) 蛍光表示部の駆動装置
JPH02109720A (ja) 車両用空気調和装置の表示装置
JPH0658782A (ja) 車両用計器照明装置
KR100250282B1 (ko) 자동차의 인디케이터 조명장치
JPS6318888Y2 (ja)
JP2020131929A (ja) 車両用制御装置
JPH0366170B2 (ja)
KR200163930Y1 (ko) 자동차의 미등 자동 제어장치
KR200152766Y1 (ko) 멀티플렉스를 이용한 조명 제어장치
JP2006001434A (ja) 車載用暗視装置
JPH061867Y2 (ja) 車両用表示装置
JP2003002110A (ja) 車両用オートライト装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110221

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120221

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees