JP3399160B2 - 電気機器の接続取付構造 - Google Patents

電気機器の接続取付構造

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JP3399160B2 JP14868995A JP14868995A JP3399160B2 JP 3399160 B2 JP3399160 B2 JP 3399160B2 JP 14868995 A JP14868995 A JP 14868995A JP 14868995 A JP14868995 A JP 14868995A JP 3399160 B2 JP3399160 B2 JP 3399160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーカやリレー等の
電気機器を分電盤等に取付ける場合に好適な電気機器の
接続取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】メインブレーカや分岐ブレーカあるいは
リレー等を分電盤に取付ける場合、絶縁基台と、電気機
器と電気的接続を行うために絶縁基台に配設された電源
に接続される導体バーと、を有した接続取付手段に、ブ
レーカあるいはリレーにプラグイン端子を設けてこれを
導体バーの接続取付孔に挿入していく電気機器の接続取
付構造が知られている(例えば、特開昭52-138648 号公
報) 。このものは、ブレーカあるいはリレーがプラグイ
ン端子を突設した形状となるので、ブレーカあるいはリ
レーを分電盤に取付けるまでの保管、運搬にスペースを
とられ、またプラグイン端子の折損や変形を防ぐために
取扱いに注意を要するものである。
【0003】このような問題を解消するために、近年で
は、図11に示すような接続取付手段1 と電気機器11に
よる電気機器の接続取付構造が採用されている。すなわ
ち、接続取付手段1 は、図外分電盤に取着されるもので
あって所要数の電気機器が取付けられる大きさの絶縁基
台2 と、電気機器と電気的接続を行うための栓刃4 を連
設したものであって絶縁基台2 に配設された電源に接続
される導体バー3 と、栓刃4 とともに電気機器を導体バ
ー3 に取付けるために絶縁基台2 に連設された電気機器
のハウジングの一部を係止する係止部5 とを有してな
る。
【0004】一方、ブレーカあるいはリレー等の電気機
器11は、電気機器本体を収容するとともに係止部5 に係
止される被係止部15と栓刃挿通孔16を設けたハウジング
12と、栓刃挿通孔16に挿通された栓刃4 に圧接部17a が
圧接するものであって電気機器本体に電気的に接続され
てハウジング12に収容された刃受けばね17 (図12乃至
14参照) と、を有してなる。ハウジング12は、ボディ
とカバーといった適宜の2部材により構成される。この
刃受けばね17は、通常、ハウジング12に対し固定的に収
容されている。
【0005】なお、導体バー3 は、単相3線式の電路に
対応させてL1相、L2相、N 相の3個としたり、L1相、N
相の2個としたり、あるいは図11に示すように、L1相
のみの1個としたりしている。
【0006】かかる電気機器の接続取付構造における電
気機器11の接続取付は、接続取付手段1 が分電盤の底板
等に取着された後に、次のようにして行う。まず、接続
取付手段1 の係止部5 に電気機器11の被係止部15を係止
し、その当接点を支点としてハウジング12を回動させな
がら刃受けばね17の圧接部17a,17a を栓刃4 に圧接させ
る。これより、電気機器11は接続取付手段1 に電気的に
接続されかつ機械的に取付けられ、また、電気機器11を
接続取付手段1 より取り外す場合は、前述した動作を逆
に行えばよい。図12は電気機器11が接続取付手段1 に
接続取付された状態を模式的に示しており、図13は図
12の栓刃4 と刃受けばね17のみを示す斜視図、図14
は栓刃4 と刃受けばね17の分解斜視図である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の図11乃至図1
4に示した電気機器の接続取付構造は、その作業は簡易
なものとなるのであるが、電気機器11の接続固定が係止
部5 による係止と刃受けばね17と栓刃4 の圧接力に頼る
ものであるため、振動等に対する接続取付状態の保持強
度を大きくするには圧接力を大きくする必要がある。こ
の圧接力を大きくすると、電気機器の接続取付時は押し
込み作業であるため比較的容易であるが、電気機器の取
外し時は引き抜き作業であるためその作業がやりづらく
なる。
【0008】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、第1の目的は、栓刃の圧接力を大きくしても電気機
器の取外し作業が容易になる電気機器の接続取付構造を
提供するにある。また、第2の目的は、電気機器の接続
取付状態の保持強度が向上し、しかも良好な取付完了感
触が得られる電気機器の接続取付構造を提供するにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の電気機器の接続取付構造は、絶縁
基台と、電気機器と電気的接続を行うための栓刃を連設
したものであって絶縁基台に配設された電源に接続され
る導体バーと、栓刃とともに電気機器を導体バーに取付
けるために絶縁基台に連設された電気機器のハウジング
の一部を係止する係止部と、を有した接続取付手段と、
電気機器本体を収容するとともに係止部に係止される被
係止部と栓刃挿通孔を設けたハウジングと、栓刃挿通孔
に挿通された栓刃に圧接部が圧接するものであって電気
機器本体に電気的に接続されてハウジングに収容された
刃受けばねと、を有した電気機器と、からなる電気機器
の接続取付構造において、前記刃受けばねを大略U字状
に形成するとともに先端に先広がり部を形成しかつ栓刃
挿通方向に所定量移動可能にハウジングに収容し、前記
ハウジングの栓刃挿通孔の内方側に栓刃を抜くときに刃
受けばねの先広がり部を拡げる拡開部を形成した構成と
している。
【0010】また、請求項2記載の電気機器の接続取付
構造は、請求項1記載の栓刃に、刃受けばねの圧接部が
嵌まり込む嵌入凹部を形成した構成としている。
【0011】また、請求項3記載の電気機器の接続取付
構造は、請求項2記載の嵌入凹部の先端側内面を刃受け
ばねの平坦面に対し略直角に形成した構成としている。
【0012】また、請求項4記載の電気機器の接続取付
構造は、請求項2又は3記載の栓刃を、その横幅を刃受
けばねより大きくするとともに、嵌入凹部の横幅を刃受
けばねと略同等に形成した構成としている。
【0013】さらに、請求項5記載の電気機器の接続取
付構造は、請求項4記載の嵌入凹部を貫通孔とした構成
としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の構成によれば、電気機器を取外
すとき、すなわち栓刃を抜くときに、ハウジングの拡開
部が刃受けばねの先広がり部を拡げるように作用して刃
受けばねの栓刃に対する圧接力を小さくする。
【0015】請求項2記載の構成によれば、請求項1記
載の作用に加え、栓刃を刃受けばねに所定量差し込んだ
とき、刃受けばねの圧接部が圧接力を作用させた状態で
嵌入凹部に嵌まり込むので、その際に良好な取付完了感
触が得られるとともに、嵌入凹部が刃受けばねの圧接部
に対して抜け止めとして作用する。
【0016】請求項3記載の構成によれば、請求項2記
載の作用に加え、圧接部に対する抜け止め作用がより確
実なものとなる。
【0017】請求項4記載の構成によれば、請求項2又
は3記載の作用に加え、栓刃の強度を大きくすることが
できる。
【0018】請求項5記載の構成によれば、請求項4の
作用に加え、栓刃の製作が容易になる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図7に
基づいて説明する。この実施例は、接続取付手段1 と電
気機器11を主要構成部材とし、さらに電気機器1 はブレ
ーカである場合について説明している。そして、従来の
技術の項において説明したものとは、特に接続取付手段
1 の導体バー3 と電気機器1 のハウジング12の構成が異
なっている。なお、従来の技術の項で説明したものと、
基本的機能が同様の部材あるいは部位には同じ符号を付
している。
【0020】接続取付手段1 は、絶縁基台2 と導体バー
3 と係止部5 を有する。絶縁基台2は、プラスチックあ
るいは絶縁コーティングされた金属材料により、図外分
電盤に取着され得るように、そして所要数の電気機器11
が取付けられる大きさに型造される。従って、絶縁基台
2 には、図示していないが、分電盤の底板に取着できる
よう適宜箇所に取着用孔等が設けてある。
【0021】導体バー3 は、導電金属板材により、分電
盤の長手方向に延びるバー主部3aと、バー主部3aの適宜
箇所からそれに対し直交方向に連設する複数のバー分岐
部3bを有するよう形成されて絶縁基台2 に配設される。
このバー分岐部3bは、その端部を折り曲げて形成された
後述する電気機器11との電気的接続を行う栓刃4 を連設
している。この導体バー3 は、その一端がメインブレー
カを含む電源に接続される。
【0022】また、この栓刃4 は、後述する刃受けばね
より大きい横幅を有し、先端より所定距離の位置からさ
らに所定距離だけ、板厚方向の厚みを薄くし、かつ後述
する刃受けばねと略同等の横幅を有した嵌入凹部4aを設
けている。嵌入凹部4aは、所定距離の位置から始まる傾
斜面4b,4b,…により形成される。前述した所定距離は、
栓刃4 を後述する刃受けばねに所定量 (接続取付の標準
設計値) 差し込んだとき、刃受けばねの圧接部が圧接力
を作用させた状態で嵌まり込むような寸法である。従っ
て、嵌入凹部4aの先端側の傾斜面4b,4b は、刃受けばね
の圧接部が嵌まり込んだ後にはその圧接部に対して抜け
止めとして作用する。
【0023】係止部5 は、絶縁基台2 と一体的に、ある
いは別体形成した後に絶縁基台2 に一体化されるもの
で、絶縁基台2 から突出した部分は縦片5aと横片5bとに
よりL字状をなしている。この縦片5aは、後述する電気
機器11のハウジングの一端の段部、すなわち被係止部を
係止し得るよう位置する。
【0024】ブレーカである電気機器11は、ハウジング
12に電気機器本体とこれに電気的に接続された刃受けば
ね17を収容してなる。ハウジング12は、外郭の一端側に
係止部5 に係止される被係止部15、下方に栓刃挿通孔16
を設けた形状に、プラスチックにより型造された適宜形
状の2個の部材、例えばボディとカバーを突き合わせ結
合して構成される。そして、栓刃挿通孔16を臨む位置
に、刃受けばね収容部12a を設けて刃受けばね17を収容
している。刃受けばね収容部12a は、その奥行き、すな
わち栓刃挿通方向の長さが刃受けばね17の高さより所定
量長くしてある。
【0025】刃受けばね17は、導電性を有する弾性板材
により、両対向片17b,17b と連結片17c により大略U字
状に折曲形成される。さらに、詳しくは、両対向片17b,
17bは、基端から互いに近接する方向に延び、先端では
逆に互いに離反する方向に延び、従って先端に先広がり
部17d,17d を有するよう形成される。そして、先広がり
部17d,17d の基端、すなわち両対向片17b,17b の最も間
隔が狭くなる部分が挿通されてきた栓刃4 に圧接する圧
接部17a,17a となる。前述した導体バー3 の栓刃4 は、
換言すれば、これら栓刃挿通孔16と刃受けばね17に対応
する位置に設けられ、栓刃4 が栓刃挿通孔16を通って進
入してくると、刃受けばね17、具体的には、圧接部17a,
17a が栓刃4 に圧接する。また、刃受けばね17は、刃受
けばね収容部12a の奥行きが長くなっている分だけ、栓
刃挿通方向に所定量移動可能に収容される。なお、刃受
けばね17が栓刃4 の進入方向に対し直交方向には殆どず
れないようにするために、刃受けばね収容部12a に適宜
の位置決めガイド部を設けることが好ましい。
【0026】前述した刃受けばね収容部12a は、栓刃挿
通孔16の内方側に栓刃4 を抜くときに刃受けばね17の先
広がり部17d,17d を拡げる拡開部12b,12b を突出形成し
ている。この拡開部12b,12b は、栓刃4 を抜くべく電気
機器11を引き抜くとき、刃受けばね17が所定量移動した
状態で拡開部12b,12b に当接するよう設計する。
【0027】この実施例では、栓刃挿通孔16を底面の端
に偏って設けているため、栓刃挿通孔16は側壁にも至っ
てそれに開口部分が形成されている。また、被係止部15
と重合する位置には、負荷側の端子装置 (図示せず) を
収容している。また、ハウジング12の上方には、ブレー
カのハンドル11a を突出させるハンドル用孔12c を有す
る。
【0028】なお、導体バー3 は、単相3線式の電路に
対応させてL1相、L2相、N 相の3個としたり、L1相、N
相の2個としたり、あるいは図示したようにL1相のみの
1個としたりしている。
【0029】かかる電気機器の接続取付構造における電
気機器11の接続取付は、接続取付手段1 が分電盤の底板
等に取着された状態の基に、図3に示すように、接続取
付手段1 の係止部5 に電気機器11の被係止部15を係止
し、その当接点を支点としてハウジング12を矢符S の方
向に回動させる。この場合、まず、栓刃4 が栓刃挿通孔
16を通って進入し、栓刃4 の先端部が刃受けばね17の圧
接部17a,17a を押して刃受けばね17の連結片17c が刃受
けばね収容部12a の底面に当接する位置に移動する。次
いで、図5(a) に示すように、栓刃4 の先端部が刃受け
ばね17の圧接部17a,17a を押し拡げ、そして、図5(b)
に示すように、圧接部17a,17a が栓刃4 の嵌入凹部4aに
圧接力を作用させた状態で嵌まり込む。この状態が、図
4に示す電気機器11の標準設計値の接続取付位置とな
る。また、この直後には、取付が完了したことを弾性結
合のクリック感により感知できる。
【0030】この状態で電気機器11は、所定取付け位置
となり、刃受けばね17が栓刃4 に確実に圧接して接続取
付手段1 に電気的に接続され、被係止部15が係止部5 に
係止されて接続取付手段1 に機械的に取付けられるので
ある。
【0031】また、電気機器11を接続取付手段1 より取
り外す場合は、前述した動作を逆に、すなわちハウジン
グ12を図3の矢符S とは反対方向に回動させる。この場
合、まず、刃受けばね17の圧接部17a,17a が栓刃4 の嵌
入凹部4aに圧接力を作用させた状態で嵌まり込んでいる
ので、図5(c) に示すように、刃受けばね17の先広がり
部17d,17d が拡開部12b,12b に当接するまで刃受けばね
17はハウジング12と相対的にずれる。その結果、連結片
17c と刃受けばね収容部12a の底面との間に所定量の隙
間が生じる。次いで、拡開部12b,12b が先広がり部17d,
17d を拡げ、圧接部17a,17a の圧接力を小さくし、それ
によりハウジング12は比較的小さい力で回動でき、そし
て、図5(d) に示すように、電気機器11を接続取付手段
1 より取り外す。
【0032】次に、本発明の第2実施例を図8乃至図1
0に基づいて説明する。このものは、先の実施例とは栓
刃4 の嵌入凹部4aの形状が異なっている。すなわち、こ
の嵌入凹部4aは、その先端側内面4cを刃受けばね17の平
坦面に対し略直角に位置するよう形成している。本実施
例では、嵌入凹部4aの基端側は傾斜面4bとしている。
【0033】このものの電気機器11の接続取付及び取り
外しの際の動作は、第1実施例と同様に行うもので、栓
刃4 と刃受けばね17の状態は前者は図8(a),(b) に、後
者は図8(c),(d) に示している。このものは、先端側内
面4cが刃受けばね17の平坦面に対し略直角になっている
ので、圧接部17a に対する抜け止め作用がより確実なも
のとなる。
【0034】なお、刃受けばね17の圧接力を大きくすれ
ば、栓刃4 の嵌入凹部4aを省略してもよい。また、栓刃
4 の機械的強度をそれ程必要としないものであれば、嵌
入凹部4aは栓刃4 の横幅全てにわたって設けてもよい。
また、栓刃4 の嵌入凹部4aは貫通孔としてもよく、その
場合は栓刃4 の製造が容易になる。また、両実施例で
は、電気機器がブレーカであるものを説明したが、コン
タクタ、リレーあるいはスイッチ等にも適用可能である
ことは勿論である。さらに、本発明の接続取付構造は、
分電盤に用いるのに好適であるが、狭義の分電盤にとど
まらず、広義の分電盤、すなわち各種のスイッチボック
ス等にも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の電気機器の接続取付構造
は、電気機器を取外すとき、すなわち栓刃を抜くとき
に、ハウジングの拡開部が刃受けばねの先広がり部を拡
げるように作用して刃受けばねの栓刃に対する圧接力を
小さくするので、栓刃の圧接力を大きくしても電気機器
の取外し作業が容易になる。
【0036】請求項2記載の電気機器の接続取付構造
は、請求項1記載の作用効果に加え、栓刃を刃受けばね
に所定量差し込んだとき、刃受けばねの圧接部が圧接力
を作用させた状態で嵌入凹部に嵌まり込むので、その際
に良好な取付完了感触が得られるとともに、嵌入凹部が
刃受けばねの圧接部に対して抜け止めとして作用するの
で、電気機器の接続取付状態の保持強度が向上する。
【0037】請求項3記載の電気機器の接続取付構造
は、請求項2記載の作用効果に加え、圧接部に対する抜
け止め作用がより確実なものとなる。
【0038】請求項4記載の電気機器の接続取付構造
は、請求項2又は3記載の作用効果に加え、栓刃の強度
を大きくすることができる。
【0039】請求項5記載の電気機器の接続取付構造
は、請求項4記載の作用効果に加え、栓刃の製作が容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の模式図であ
る。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】その電気機器の接続取付動作を示すもので、そ
の途中の説明図である。
【図4】その電気機器の接続取付動作を示すもので、そ
の完了時の説明図である。
【図5】その電気機器の接続取付及び取外し動作の要部
を模式的に示すもので、(a) は取付途中、(b) は取付完
了時、(c) は取外し途中、(d) は取外し完了時の各状態
の説明図である。
【図6】その栓刃と刃受けばねの分解斜視図である。
【図7】その栓刃と刃受けばねの斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例の電気機器の接続取付及び
取外し動作の要部を模式的に示すもので、(a) は取付途
中、(b) は取付完了時、(c) は取外し途中、(d) は取外
し完了時の各状態の説明図である。
【図9】その栓刃と刃受けばねの分解斜視図である。
【図10】その栓刃と刃受けばねの斜視図である。
【図11】従来例の分解斜視図である。
【図12】その要部模式図である。
【図13】その栓刃と刃受けばねの斜視図である。
【図14】その栓刃と刃受けばねの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 接続取付手段 2 絶縁基台 3 導体バー 4 導体バーに連設した栓刃 4a 栓刃の嵌入凹部 4b 嵌入凹部を形成する傾斜面 4c 嵌入凹部を形成する先端側内面 (第2実施例) 5 係止部 11 電気機器 12 電気機器のハウジング 12a ハウジングの刃受けばね収容部 12b ハウジングの拡開部 15 ハウジングの被係止部 16 ハウジングの栓刃挿通孔 17 電気機器の刃受けばね 17a 刃受けばねの圧接部 17b 刃受けばねの対向片 17c 刃受けばねの連結片 17d 刃受けばねの先広がり部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−282709(JP,A) 特開 平8−227755(JP,A) 実開 昭51−22726(JP,U) 米国特許3172014(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/06 - 73/08 H01H 73/20 H02B 1/04 H02B 1/40 - 1/42 H01R 13/629,13/633

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基台と、電気機器と電気的接続を行
    うための栓刃を連設したものであって絶縁基台に配設さ
    れた電源に接続される導体バーと、栓刃とともに電気機
    器を導体バーに取付けるために絶縁基台に連設された電
    気機器のハウジングの一部を係止する係止部と、を有し
    た接続取付手段と、 電気機器本体を収容するとともに係止部に係止される被
    係止部と栓刃挿通孔を設けたハウジングと、栓刃挿通孔
    に挿通された栓刃に圧接部が圧接するものであって電気
    機器本体に電気的に接続されてハウジングに収容された
    刃受けばねと、を有した電気機器と、 からなる電気機器の接続取付構造において、 前記刃受けばねを大略U字状に形成するとともに先端に
    先広がり部を形成しかつ栓刃挿通方向に所定量移動可能
    にハウジングに収容し、前記ハウジングの栓刃挿通孔の
    内方側に栓刃を抜くときに刃受けばねの先広がり部を拡
    げる拡開部を形成してなる電気機器の接続取付構造。
  2. 【請求項2】 前記栓刃に、刃受けばねの圧接部が嵌ま
    り込む嵌入凹部を形成してなる請求項1記載の電気機器
    の接続取付構造。
  3. 【請求項3】 前記嵌入凹部の先端側内面を刃受けばね
    の平坦面に対し略直角に形成してなる請求項2記載の電
    気機器の接続取付構造。
  4. 【請求項4】 前記栓刃は、その横幅を刃受けばねより
    大きくするとともに、嵌入凹部の横幅を刃受けばねと略
    同等に形成してなる請求項2又は3記載の電気機器の接
    続取付構造。
  5. 【請求項5】 前記嵌入凹部を貫通孔とした請求項4記
    載の電気機器の接続取付構造。
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