JP3399070B2 - 合成樹脂製品 - Google Patents

合成樹脂製品

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JP3399070B2
JP3399070B2 JP00024994A JP24994A JP3399070B2 JP 3399070 B2 JP3399070 B2 JP 3399070B2 JP 00024994 A JP00024994 A JP 00024994A JP 24994 A JP24994 A JP 24994A JP 3399070 B2 JP3399070 B2 JP 3399070B2
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義雄 田所
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の樹脂組成物から
形成される樹脂成形体を少なくとも1個含む2個以上の
樹脂成形体を熱溶着法により接合してなる合成樹脂製品
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車用のランプケース、計
器ハウジング、各種の屋外用の照明カバーや表示装置カ
バーなどは、透光性、耐候性に優れたメタアクリル樹脂
製カバーと、光源や計器類を組み付けたABS樹脂また
はポリプロピレン樹脂製ボックスとを接着剤で接合した
り、機械的に接合したりしたものが知られている。しか
しながら、これらの製品は、溶剤や温度・湿度等の変化
に対して弱いため、自動車部品や屋外用の照明カバーに
使用するには耐久性が不十分であった。
【0003】そこで最近、接合部の信頼性が高く、デザ
インの自由度が大きく、さらに低コスト化が可能な2種
以上の樹脂成形体を熱溶着法により接合した上記カバー
類の使用が試みられているが、通常のメタアクリル系樹
脂で形成された成形品同士、またはこれと他の樹脂から
形成される成形体とを熱溶着法により接合することによ
り製造された合成樹脂製品は、接合部に歪みが生じ、そ
の結果、白化、クラック、マイクロクレーズ等の、いわ
ゆるクレージングが発生するという問題があった。接合
部における歪みの発生を防止する方法としては、アニー
ル処理が知られているが、アニール処理は80℃前後の
高温を保つ必要があるうえに、その処理に数時間〜数十
時間を要するため、工業生産においては、効率面および
コスト面で問題があった。また、樹脂材料面からもクレ
ージングの発生を抑制する、いわゆる耐クレージング性
の向上が試みられているが、樹脂成形体同士を熱溶着法
で接合した後、アニール処理を施すことなく使用し得る
合成樹脂製品は開発されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、接合部
の信頼性が高く、デザインの自由度が大きく、さらに低
コスト化が可能な熱溶着法により2種以上の樹脂成形体
を接合した樹脂製品であって、工業生産においては、コ
スト面で問題があるアニール処理を施すことなく使用し
得る合成樹脂製品を開発すべく鋭意検討を重ねた結果、
本発明を完成させるに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、熱溶
着法により2個以上の樹脂成形体を接合してなる合成樹
脂製品において、少なくとも1個の樹脂成形体が、メタ
アクリル系樹脂20〜99重量%と下記(a)〜(e)
で規定されるメタアクリル系二層構造重合体1〜80重
量%との混合物からなるメタアクリル系樹脂組成物で構
成されることを特徴とする合成樹脂製品を提供するもの
である。 (a)メタアクリル酸メチルを主成分とする単量体を重
合して得られる粘度平均分子量50万〜500万の重合
体、または一分子中に炭素−炭素二重結合を2個以上有
する多官能単量体0.1〜10重量%を含むメタアクリ
ル酸メチル単位を主成分とする単量体を重合して得られ
る重合体からなる内層、 (b)メタアクリル酸メチルを主成分とする単量体を重
合して得られる粘度平均分子量5万〜30万の重合体か
らなる外層、 (c)内層と外層との重量比が1:9〜9:1、 (d)ガラス転位温度が50〜120℃、 (e)平均粒径が200〜5000Å。
【0006】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明の合成樹脂製品は、熱溶着法により2個以上の樹脂
成形体を接合してなるものであり、そのうち少なくとも
1個の樹脂成形体は、メタアクリル系樹脂とメタアクリ
ル系二層構造重合体との混合物からなるメタアクリル系
樹脂組成物で構成されており、例えば、メタアクリル系
樹脂組成物からなる樹脂成形体同士の接合体、メタアク
リル系樹脂組成物からなる樹脂成形体とABS樹脂成形
体やポリプロピレン樹脂成形体などの他の熱可塑性樹脂
からなる成形体との接合体などを挙げることができる。
【0007】まず、メタアクリル系樹脂について説明す
る。メタアクリル系樹脂を構成する単量体としては、メ
タアクリル酸メチル単量体、またはメタアクリル酸メチ
ル単量体と共重合可能な他の単量体との混合物などが挙
げられる。メタアクリル酸メチル単量体と共重合可能な
他の単量体としては、アルキル基の炭素数が1〜8のア
クリル酸アルキルエステル、スチレンに代表される芳香
族ビニル単量体、アクリロニトリル、アルキル基の炭素
数が2〜8のメタアクリル酸アルキルエステルなどが挙
げられる。単量体成分として、メタアクリル酸メチル単
量体とこのような他の単量体の混合物を使用する場合、
メタアクリル酸メチルの使用割合は、通常70重量%以
上である。
【0008】メタアクリル系樹脂は、上記の単量体、ま
たは単量体混合物を、周知の方法、例えば乳化重合、懸
濁重合、塊状重合などで、バッチまたは連続方式により
製造することができる。
【0009】また、メタアクリル系樹脂は、耐衝撃強度
を向上させる目的で、メタアクリル系樹脂にアクリル系
ゴムまたはブタジエン系ゴムを含有せしめたゴム変性メ
タアクリル系樹脂として用いることも有効である。
【0010】アクリル系ゴムとしては、従来、数多くの
種類が知られているが、例えば、アクリル酸アルキルエ
ステルとスチレンまたはスチレン誘導体、及び一分子中
に炭素−炭素二重結合を2個以上有する多官能単量体と
を共重合して得られる架橋弾性体、該架橋弾性体にさら
にメタアクリル酸メチルを主成分とする単量体をグラフ
ト重合させて得られたもの、あるいは、特公昭 55-2757
6 号公報、特開昭 55-94917 号公報、特公昭 59-36645
号公報などに開示されているごとき、アクリル酸アルキ
ルエステルとスチレンまたはスチレン誘導体、及び上記
多官能単量体からなる層と、メタアクリル酸メチルを主
成分とする層とを多段階的に重合して得られたものなど
が挙げられる。
【0011】また、ブタジエン系ゴムとしては、例え
ば、ポリブタジエンにメタアクリル酸メチルやアクリル
酸アルキルエステル、またはスチレンをグラフト共重合
したもの、あるいは、特公昭 55-27576 号公報に開示さ
れているように、ブタジエンを含む単量体を重合した層
とメタアクリル酸メチルを主成分とする層とを多段階的
に重合して得られたものなどが挙げられる。
【0012】ゴム変性メタアクリル樹脂中のゴム成分の
含有量は、通常60重量%未満、好ましくは50重量%
未満である。耐衝撃強度をより向上させるためには、通
常3重量%以上、好ましくは5重量%以上配合される。
ゴム成分の含有量が60重量%を超えると、耐熱性、剛
性度などの機械的性質が低下する場合がある。
【0013】該ゴム変性メタアクリル系樹脂は、ゴム成
分をメタアクリル系樹脂に溶融混合したり、または、ゴ
ム成分の存在下に、メタアクリル酸メチル単量体と共重
合可能な単量体との混合物を重合することにより得るこ
とができる。
【0014】次に、メタアクリル系二層構造重合体につ
いて説明する。メタアクリル系二層構造重合体は、核と
なる内層と、外層とからなり、内層としては、次に示す
またはの構成のものが挙げられる。メタアクリル
酸メチルを主成分とする単量体を重合して得られる粘度
平均分子量が50万〜500万、好ましくは200万〜
500万の重合体から構成されるもの。一分子中に炭
素−炭素二重結合を2個以上有する多官能単量体0.1
〜10重量%を含み、メタアクリル酸メチルを主成分と
する単量体を重合して得られる重合体から構成されるも
の。
【0015】内層を構成する単量体としては、メタア
クリル酸メチル単量体、および必要に応じて用いられる
メタアクリル酸メチル単量体と共重合可能な、例えば、
前記したような他の単量体などが挙げられる。主成分で
あるメタアクリル酸メチル単量体が、全体の約60重量
%以上含まれていることが好ましい。
【0016】内層は、上記単量体を重合して得られ、
その粘度平均分子量は、通常、50万〜500万、好ま
しくは200万〜500万である。50万未満では、耐
クレージング性の向上が認められない場合があり、50
0万を超えると、耐クレージング性は問題ないものの、
重合速度が低下する場合がある。なお、粘度平均分子量
を調整するため、必要に応じて、メルカプタン等の周知
の重合度調節剤を用いてもよい。
【0017】内層を構成する単量体としては、上記内
層に記載のものの他に、一分子中に炭素−炭素二重結
合を2個以上有する多官能単量体などが挙げられる。内
層は、これらの単量体を重合することにより得られる
架橋重合体からなる。ここで多官能単量体としては、エ
チレングリコールジメタクリレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジビニ
ルベンゼン、トリアリルシアヌレート、アリルメタクリ
レート、ケイ皮酸アリル、アリルソルベート、ジアリル
フタレート、ジアリルマレート等が挙げられ、好ましく
は、アリルメタクリレート、ケイ皮酸アリル、1,3−
ブチレングリコールジメタクリレート等が挙げられる。
多官能単量体は、内層を構成する単量体全体に対し
て、通常0.1〜10重量%含まれており、10重量%
を超えて添加すると、耐クレージング性の向上が認めら
れない場合がある。
【0018】上記2種類の内層は、いずれも耐クレージ
ング性の向上に有効であるが、粘度平均分子量が50万
〜500万、好ましくは200万〜500万である架橋
していない高分子重合体からなるものがより好ましい。
【0019】外層は、上記内層の外側にメタアクリル酸
メチルを主成分とする単量体を重合してなり、メタアク
リル系樹脂とメタアクリル系二層構造重合体との相溶性
を高め、応力等によるクレーズの発生や、機械的強度の
低下を防ぐ効果を有する。外層を構成する単量体として
は、メタアクリル酸メチル単量体、および必要に応じて
用いられるメタアクリル酸メチル単量体と共重合可能
な、例えば、前記したような他の単量体などが挙げられ
る。主成分であるメタアクリル酸メチル単量体が約70
重量%以上含まれていることが好ましい。
【0020】外層は、上記単量体を重合して得られ、そ
の粘度平均分子量は5万〜30万、好ましくは7万〜2
0万である。粘度平均分子量が5万未満では、耐クレー
ジング性の向上が認められない場合があり、30万を超
えると、耐クレージング性には問題ないものの、流動性
が低下し、成形加工性が不十分となる場合がある。な
お、粘度平均分子量を調整するため、必要に応じて、メ
ルカプタン等の周知の重合度調節剤を用いてもよい。
【0021】外層は、単一層でもよいし、二層以上の複
層で構成されてもよい。複層の場合は、例えば、上記し
た外層のさらに外側に、外層より粘度平均分子量が小さ
い重合体を配した構造のものなどが好ましい。
【0022】内層と外層の重量比は1:9〜9:1であ
る。内層がメタアクリル系二層構造重合体全体の10%
未満になると、耐クレージング性が十分でないだけでな
く、流動性が下がり成形加工性が低下する場合があり、
また逆に外層が全体の10%未満になると、応力により
クレーズが生じるなど機械的強度の低下を引き起こす場
合がある。
【0023】メタアクリル系二層構造重合体のガラス転
移温度は、機械的性質および耐熱性を維持するうえで、
高いほど好ましく、通常50〜120℃、好ましくは8
0〜120℃である。ガラス転移温度は、構成単量体の
うちメタアクリル酸メチルの含量が多いほど高くなるた
め、メタアクリル酸メチル単量体と共重合可能な他のエ
チレン系不飽和単量体の種類、含量を上記範囲内で調整
することにより変えることが可能である。
【0024】メタアクリル系二層構造重合体の粒子径
は、200〜5000Å、好ましくは1000〜450
0Åの範囲である。粒子径が200Åより小さいと、メ
タアクリル樹脂組成物の流動性が低下する場合があり、
5000Åより大きいと、成形品表面での肌荒れ現象が
起こる場合がある。
【0025】メタアクリル系二層構造重合体は、例え
ば、周知の乳化重合による逐次二段階重合法で、最初に
核となる内層を重合し、続いて、内層存在下に外層の成
分を重合する方法により、容易に製造することができ
る。このときの重合温度は、通常30〜120℃程度で
ある。
【0026】重合開始剤は、通常用いられているもので
あれば特に限定されることはなく、例えば、過硫酸塩、
過硝酸塩等の無機系重合開始剤、またはそれらと亜硫酸
塩の如き還元剤とを組み合わせたレドックス系重合開始
剤、有機ヒドロパーオキサイド−第一鉄塩、有機ヒドロ
パーオキサイド−ソジウムホルムアルデヒドスルホキシ
レート等のレドックス系重合開始剤、ベンゾイルパーオ
キサイド、アゾビスイソブチロニトリル等の重合開始剤
などを使用することができる。
【0027】乳化剤も、通常用いられているものであれ
ば特に限定されることはなく、例えば、長鎖アルキルカ
ルボン酸塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩、アル
キルベンゼンスルホン酸塩などを使用することができ
る。メタアクリル系二層構造重合体の粒子径は、乳化剤
の濃度など、乳化条件により調整することが可能である
が、乳化剤は過剰に使用すると二層構造の形成を阻害す
る場合もあり、適宜調整して使用することが好ましい。
【0028】粒子径の測定は、重合終了時のラテックス
状態での顕微鏡観察法、吸光度法、静的光散乱法、動的
光散乱法、遠心沈降法等の既知の方法により測定するこ
とが可能である。
【0029】メタアクリル系樹脂とメタアクリル系二層
構造重合体との混合比は、通常、メタアクリル系樹脂2
0〜99重量%に対して、メタアクリル系二層構造重合
体1〜80重量%であり、好ましくは、メタアクリル系
樹脂50〜95重量%に対して、メタアクリル系二層構
造重合体5〜50重量%である。該二層構造重合体が1
重量%未満の場合は、耐クレージング性の改良効果が低
いことがあり、80重量%を超える場合は、流動性が低
下し、加工性が低下することがある。
【0030】メタアクリル系樹脂とメタアクリル系二層
構造重合体とを混合する方法としては、均一に混合でき
れば特に制限はなく、通常、樹脂の混合に用いられる方
法が全て適用できる。
【0031】例えば、 (1) ゴム成分を含有してもよいメタアクリル系樹脂のペ
レットや粉末とメタアクリル系二層構造重合体とを、ま
たはメタアクリル系樹脂ペレットや粉末、好ましくは粉
粒体と、変性用ゴム成分及びメタアクリル系二層構造重
合体とを、V型ブレンダー、ヘンシェルミキサーなどで
混合した後、ミキシングロール、スクリュー型押出機な
どを用いて、150〜300℃で溶融混合する、 (2) メタアクリル系樹脂を構成する単量体またはそのシ
ロップ中に、メタアクリル系二層構造重合体を分散させ
て重合する、 (3) 変性用ゴム成分のラテックスに、メタアクリル系二
層構造体のラテックスをブレンドした後、樹脂分を分
離、その樹脂分とメタアクリル系樹脂とを溶融混合する
か、または前記2種類のラテックスとメタアクリル系樹
脂のラテックスをブレンドした後、樹脂分を分離するこ
とにより混合するなどの方法が挙げられる。なお、上記
混合の際には、必要に応じて、安定剤、滑剤、可塑剤、
染顔料、充填剤等を添加してもよい。
【0032】上記(2) のメタアクリル系樹脂を構成する
単量体またはシロップとメタアクリル系二層構造重合体
との混合物は、塊状重合、懸濁重合などの方法により重
合して、樹脂組成物とすることができる。
【0033】樹脂成形体同士の接合は、熱溶着法により
実施され、該熱溶着法としては、例えば、熱板融着法、
熱風溶着法、高周波誘導加熱溶着法、超音波溶着法、フ
リクション溶着法、バイブレーション溶着法、スピン溶
着法などが挙げられる。
【0034】
【発明の効果】本発明で特定するメタアクリル系樹脂組
成物から構成される樹脂成形品を少なくとも1個含む2
個以上の樹脂成形品を熱溶着法により接合することによ
り、接合部の信頼性が高く、デザインの自由度が大き
く、さらに低コスト化が可能で、生産工程においてアニ
ール処理が不要となる合成樹脂製品を提供することが可
能となる。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明が実施例によって限定されるものでないこと
は言うまでもない。実施例中に用いる略号は下記の如く
である。 メタアクリル酸メチル :MMA アクリル酸エチル :EA アクリル酸ノルマルブチル :BA メタアクリル酸アリル :AMA スチレン :ST クメンハイドロパーオキサイド :CHP ドデシルベンゼンスルフォン酸ソーダ:NaDDBS
【0036】また、実施例で示す物性の測定法は以下の
とおりである。
【0037】・粘度平均分子量Mvは、 JIS Z 8803 の
方法により測定した溶液粘度から、下記の式により求め
た。 ηsp/C=〔η〕(1÷0.4〔η〕・C) 〔η〕=4.8×10-5(Mv)0.8 ただし、ηsp/C:還元粘度(dl/g) 〔η〕:固有粘度 C :溶液濃度(g/dl) Mv :粘度平均分子量
【0038】・耐クレージング性は、熱溶着した製品の
接合部をエタノールを浸けたガーゼで3回ワイピング
し、引き続き、自然乾燥1時間と、40℃で1時間の熱
風乾燥をした後、白化、クラックまたはマイクロクレー
ズの有無を肉眼で検査する工程を1サイクルとし、この
サイクルを5回繰り返して評価した。
【0039】・流動性(MI)は、ASTM-D1238 の方法
により、230℃、3.8kgの荷重、10分で測定した
(g/10分)。
【0040】・粒径は、超微粒子粘度分析計(日機装株
式会社製のBI−90S)を用いて測定した。
【0041】・ガラス転移温度は、示差走査熱量計(精
工電子工業社製のDS−10)を用いて測定した。
【0042】・加工装置としては、ベント型スクリュー
型押出機は、田辺プラスチック機械株式会社製の30mm
押出機を用い、射出成形機は、株式会社ファナック製の
オートショット150D(型締め力150ton )を用い
た。
【0043】実施例1 (a)メタアクリル系二層構造重合体の製造 ガラス製で5リットルの冷却機付き反応容器内に、イオ
ン交換水1740g、NaDDBS30g、およびロン
ガリット0.6gを仕込み、窒素気流下で撹拌後、CH
P0.1%を溶解させたMMA366gとEA15gを
仕込んだ。次いで撹拌しながら70℃に昇温し、45分
撹拌を続けた後、CHPを0.1%溶解させたMMA1
080gとEA45gの混合物を、100分間にわたっ
て添加した。添加終了後、更に60分撹拌を続けて内層
の重合を完了した。このラテックスのごく少量を抜き出
し、水分を蒸発させ、樹脂分を乾固させた後、溶液粘度
を測定して内層の粘度平均分子量を求めたところ、1,
900,000であった。
【0044】引き続きCHPを0.1%とラウリルメル
カプタンを0.4%溶解させたMMA360gおよびE
A15gの混合物を、60分間にわたって添加した。添
加終了後、更に60分撹拌を続けて外層の重合を完了し
た。
【0045】この重合体の粒子径を測定したところ、
1,500Åであった。得られたラテックスを0.5%塩
化アルミニウム水溶液に投入して重合体を凝集させた。
これを温水にて5回洗浄後、乾燥して、二層構造重合体
とした。得られた二層構造重合体のガラス転移温度は、
104℃であった。
【0046】なお、前記外層を形成させる前記混合物を
別途内層が無いこと以外は同一の条件にて重合させたと
ころ、得られた重合体の粘度平均分子量は、110,0
00であった。
【0047】(b)メタアクリル樹脂組成物の製造 通常の懸濁重合により得られたメタアクリル酸メチル単
位96重量%とアクリル酸エチル単位4重量%からなる
分子量80,000のメタアクリル樹脂粉粒体と、上記
(a)で得られた二層構造重合体とを、表1に示す割合
でヘンシェルミキサーにより混合したのち、ベント付き
スクリュー型押出機を用いて、シリンダー温度220〜
270℃で溶融混合し、ペレット化した。
【0048】(c)樹脂成形体の製造 (b)で得られたペレットを80℃で5時間乾燥した
後、射出成形機により、260℃の温度で図1に示す形
状の成形体を作製した。
【0049】(d)樹脂製品の製造 接合する相手材は、ABS樹脂(住友ダウ株式会社製の
クララスチックMH)で、成形体と同一形状の成形体
である。(c)で得られた成形体の接合部表面を3
70℃のホットプレート上で加熱溶融し、また接合され
る成形体の接合部表面を別の180℃のホットプレー
ト上で加熱溶融し、両者の接合部同士を4〜5kg/cm2
の圧力で圧着して樹脂製品とし、図2に示す接合部での
耐クレージング性を評価した。
【0050】実施例2、3 実施例1(b)のメタアクリル樹脂組成物の製造におい
て、該メタアクリル樹脂粉粒体と該メタアクリル系二層
構造重合体とを表1に示す割合で用いた以外は実施例1
と同様に行った。結果を表1に示す。
【0051】実施例4 実施例1と同様にして粘度平均分子量1,900,000
の内層を得、これに、引き続き、CHPを0.1%とラ
ウリルメルカプタンを0.6%溶解させたMMA360
gおよびEA15gの混合物を60分間にわたって添加
した。添加終了後更に60分間撹拌を続け、外層の重合
を完了した。
【0052】この重合体の粒子径を測定したところ、
1,500Åであった。得られたラテックスを0.5%塩
化アルミニウム水溶液に投入して重合体を凝集させた。
これを温水にて5回洗浄後、乾燥して、メタアクリル系
二層構造重合体とした。得られたメタアクリル系二層構
造重合体のガラス転移温度は、103℃であった。
【0053】なお、前記外層を形成させる前記混合物を
別途、内層が無いこと以外は同一の条件にて重合させ
た。得られた重合体の粘度平均分子量は、80,000
であった。
【0054】上記のようにして得たメタアクリル系二層
構造重合体を実施例1におけるメタアクリル系二層構造
重合体に代えて用い、メタアクリル樹脂粉粒体とこのメ
タアクリル系二層構造重合体の割合を表1に示すとおり
とした以外は、実施例1と同様に行った。結果を表1に
示す。
【0055】実施例5 ガラス製で5リットルの冷却機付き反応容器内に、イオ
ン交換水1740g、NaDDBS30g、およびロン
ガリット0.6gを仕込み、窒素気流下で撹拌後、CH
P0.1%を溶解させたMMA358g、EA15gお
よびAMA7.5gを仕込んだ。次いで撹拌しながら7
0℃に昇温し、45分撹拌を続けて、内層の重合を完了
した。
【0056】引き続きCHPを0.1%溶解させたMM
A1430gとEA55gの混合物を60分間にわたっ
て添加した。添加終了後、更に60分撹拌を続けて、外
層の重合を完了した。
【0057】この重合体の粒子径を測定したところ、
1,380Åであった。得られたラテックスを0.5%塩
化アルミニウム水溶液に投入して、重合体を凝集させ
た。これを温水にて5回洗浄後、乾燥して、メタアクリ
ル系二層構造重合体とした。得られたメタアクリル系二
層構造重合体のガラス転移温度は、104℃であった。
【0058】実施例1におけるメタアクリル系二層構造
重合体に代えて、上で得たメタアクリル系二層構造重合
体を用いる以外は、実施例1と同様に行った。結果を表
1に示す。
【0059】実施例6、7 実施例5において、該メタアクリル樹脂粉粒体と該メタ
アクリル系二層構造重合体とを表1に示す割合で用いた
以外は、実施例5と同様に行った。結果を表1に示す。
【0060】実施例8 (a)アクリル系ゴムの製造 特公昭 55-57576 号公報の実施例に記載の方法に準拠し
て、三層構造からなるアクリル系ゴムを製造した。すな
わち、ガラス製の5リットルの反応容器に、イオン交換
水1700g、炭酸ナトリウム0.7gおよび過硫酸ナ
トリウム0.3gを仕込み、窒素気流下で撹拌後、ペレ
ックスOT−P(花王株式会社製の界面活性剤)4.4
6g、イオン交換水150g、MMA510gおよびA
MA0.3gを仕込んだ後、75℃に昇温し、150分
間撹拌を続けた。
【0061】続いて、BA689g、ST162gおよ
びAMA17gの混合物と、過硫酸ナトリウム0.85
g、ペレックスOT−P(界面活性剤)7.4gおよび
イオン交換水50gの混合物とを、別の入口から90分
間にわたり添加し、さらに90分間重合を続けた。重合
を完了後、さらに、MMA326gおよびEA14gの
混合物と、過硫酸ナトリウム0.34gを溶解させたイ
オン交換水30gとを別の入口から30分間にわたって
添加した。添加終了後、更に60分間保持して重合を完
了した。本重合体の粒子径は3,800Åであった。得
られたラテックスを0.5%塩化アルミニウム水溶液に
投入して、重合体を凝集させた。これを温水にて5回洗
浄後、乾燥してアクリルゴムを得た。
【0062】(b)ゴム変性メタアクリル樹脂の製造 実施例1の(b)で用いたのと同じメタアクリル樹脂粉
粒体と上記(a)で得られたアクリルゴムとを60:1
0の重量割合でヘンシェルミキサーにより混合した後、
ベント付きスクリュー型押出機を用いてシリンダー温度
220〜270℃で溶融混合し、ペレット化した。
【0063】(c)メタアクリル樹脂組成物の製造 上記(b)で得られたゴム変性メタアクリル樹脂70重
量部と、実施例1の(a)で得られたメタアクリル系二
層構造重合体30重量部とを、ヘンシェルミキサーによ
り混合した後、ベント付きスクリュー型押出機を用いて
シリンダー温度220〜270℃で溶融混合し、ペレッ
ト化した。このペレットを用い、実施例1の(c)およ
び(d)と同様にして樹脂製品を作り、耐クレージング
性を評価した。結果を表1に示す。
【0064】実施例9 (a)メタアクリル樹脂組成物の製造 実施例8の(b)で得られたゴム変性メタアクリル樹脂
70重量部と、実施例5の(a)で得られたメタアクリ
ル系二層構造重合体30重量部とを、ヘンシェルミキサ
ーにより混合した後、ベント付きスクリュー型押出機を
用いてシリンダー温度220〜270℃で溶融混合し、
ペレット化した。このペレットを用い、実施例1の
(c)および(d)と同様にして樹脂製品を作り、耐ク
レージング性を評価した。結果を表1に示す。
【0065】比較例1 実施例1(b)で用いたメタアクリル樹脂粉粒体のみを
用い、実施例1と同様にして樹脂製品を作り、評価し
た。結果を表1に示す。
【0066】比較例2 実施例8(b)のゴム変性アクリル樹脂の製造におい
て、メタアクリル樹脂粉粒体とアクリルゴムとの混合割
合を80:20とし、本発明のメタアクリル系二層構造
重合体を含まない樹脂組成物とした以外は、実施例8と
同様に行った。結果を表1に示す。
【0067】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】成形体の説明図である。
【図2】合成樹脂製品の説明図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−296554(JP,A) 特開 平4−285653(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 33/06 - 33/12 WPI(DIALOG)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱溶着法により2個以上の樹脂成形体を接
    合してなる合成樹脂製品であって、少なくとも1個の樹
    脂成形体、メタアクリル系樹脂20〜99重量%と
    下記(a)〜(e) (a)メタアクリル酸メチルを主成分とする単量体を重
    合して得られる粘度平均分子量50万〜500万の重合
    体、または一分子中に炭素−炭素二重結合を2個以上有
    する多官能単量体0.1〜10重量%を含むメタアクリ
    ル酸メチルを主成分とする単量体を重合して得られる重
    合体からなる内層 (b)メタアクリル酸メチルを主成分とする単量体を重
    合して得られ、内層なしで重合させた場合には粘度平均
    分子量5万〜30万となる重合体からなる外層 (c)内層と外層との重量比1:9〜9:1 (d)ガラス転位温度50〜120℃ (e)平均粒径200〜5000Åで規定されるメタ
    アクリル系二層構造重合体1〜80重量%との混合物か
    らなるメタアクリル系樹脂組成物で構成され、これに接
    合される少なくとも1個の樹脂成形体は他の熱可塑性樹
    脂で構成されることを特徴とする合成樹脂製品
  2. 【請求項2】メタアクリル系二層構造重合体が、下記
    (a)〜(e) (a)メタアクリル酸メチルを主成分とする単量体を重
    合して得られる粘度平均分子量200万〜500万の重
    合体からなる内層 (b)メタアクリル酸メチルを主成分とする単量体を重
    合して得られ、内層なしで重合させた場合には粘度平均
    分子量7万〜20万となる重合体からなる外層 (c)内層と外層との重量比1:9〜9:1 (d)ガラス転位温度80〜120℃ (e)平均粒径1000〜4500Åで規定される請
    求項1記載の合成樹脂製品
  3. 【請求項3】他の熱可塑性樹脂がABS樹脂またはポリ
    プロピレン樹脂である請求項1または2記載の合成樹脂
    製品。
  4. 【請求項4】メタアクリル系樹脂が、メタアクリル酸メ
    チル70重量%以上、およびこれと共重合可能な他の単
    量体からなる共重合体である請求項1〜3のいずれかに
    記載の合成樹脂製品。
  5. 【請求項5】メタアクリル系樹脂が、アクリル系ゴムま
    たはブタジエン系ゴムを含むゴム変性メタアクリル系樹
    脂である請求項1〜3のいずれかに記載の合成樹脂製
    品。
  6. 【請求項6】メタアクリル系樹脂組成物が、メタアクリ
    ル系樹脂50〜95重量%とメタアクリル系二層構造重
    合体5〜50重量%との混合物からなる請求項1〜3の
    いずれかに記載の合成樹脂製品。
  7. 【請求項7】熱溶着法により2個以上の樹脂成形体を接
    合してなる合成樹脂製品であって、少なくとも1個の樹
    脂成形体が、メタアクリル系樹脂20〜99重量%と、
    下記(a)〜(e): (a)メタアクリル酸メチルを主成分とする単量体を重
    合して得られる粘度平均分子量50万〜500万の架橋
    していない重合体からなる内層、 (b)メタアクリル酸メチルを主成分とする単量体を重
    合して得られ、内層なしで重合させた場合には粘度平均
    分子量が5万〜30万となる重合体からなる外層、 (c)内層と外層との重量比が1:9〜9:1、 (d)ガラス転位温度が50〜120℃、 (e)平均粒径が200〜5000Åで規定されるメタ
    アクリル系二層構造重合体1〜80重量%との混合物か
    らなる メタアクリル系樹脂組成物で構成されることを特
    徴とする合成樹脂製品。
  8. 【請求項8】メタアクリル系二層構造重合体が、下記
    (a)〜(e): (a)メタアクリル酸メチルを主成分とする単量体を重
    合して得られる粘度平均分子量200万〜500万の重
    合体からなる内層、 (b)メタアクリル酸メチルを主成分とする単量体を重
    合して得られ、内層なしで重合させた場合には粘度平均
    分子量が7万〜20万となる重合体からなる外層、 (c)内層と外層との重量比が1:9〜9:1、 (d)ガラス転位温度が80〜120℃、 (e)平均粒径が1000〜4500Åで規定される請
    求項7記載の合成樹脂製品。
  9. 【請求項9】メタアクリル系樹脂が、メタアクリル酸メ
    チル70重量%以上、およびこれと共重合可能な他の単
    量体からなる共重合体である請求項7または8記載の合
    成樹脂製品。
  10. 【請求項10】メタアクリル系樹脂が、アクリル系ゴム
    またはブタジエン系ゴムを含むゴム変性メタアクリル系
    樹脂である請求項7または8記載の合成樹脂製品。
  11. 【請求項11】メタアクリル系樹脂組成物が、メタアク
    リル系樹脂50〜95重量%とメタアクリル系二層構造
    重合体5〜50重量%との混合物からなる請求項7また
    は8記載の合成樹脂製品。
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