JP3398592B2 - 偏光板 - Google Patents
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Description
に優れた偏光板に関するものである。
プロ、自動車や機械類の計器類等に液晶表示装置が用い
られ、これらに伴い偏光板の需要も増大している。特
に、計器類においては苛酷な条件下で使用される場合が
多いので高耐久性及び高偏光度を持った偏光板が要請さ
れるのである。現在、知られている代表的な偏光板とし
てはポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素を染色さ
せたものと二色性染料を染色させたものがあり、これら
はポリビニルアルコールの水溶液を製膜し、これを一軸
延伸させて染色するか、染色した後一軸延伸してから、
好ましくはホウ素化合物で耐久性処理を行い、保護フィ
ルムとして該偏光フィルムの面上に光学的透明性、無配
向性等に優れている三酢酸セルロース等の透明プラスチ
ックフィルムを貼り合わせ製造されている。
チックフィルムを用いて偏光板を製造した場合には、三
酢酸セルロース自体が吸水率及び透湿性が大きいため耐
湿性の点で充分に満足できる偏光板を得ることができ
ず、更に上記プラスチックフィルムを偏光フィルムに堅
固に固着できないため該フィルムが偏光フィルムから簡
単に剥がれてしまうという欠点や該フィルムと偏光フィ
ルムとの貼り合わせ作業が頻雑であるといった欠点があ
った。
開昭53−82433号公報では、保護フィルムの三酢
酸セルロースを用いず、ウレタン樹脂を偏光フィルム面
に塗布硬化させることによって、偏光フィルムと保護膜
とが強固に接着されることが提案されている。
三酢酸セルロースを用いず、分子内に2個以上のイソシ
アネート基を有する化合物と1分子中にイソシアネート
基と反応する活性水素及び重合性不飽和基を有する化合
物、例えばアクリル系モノマーとを反応させて製造した
いわゆるウレタンアクリル系化合物に、イソシアネート
基と反応し得る活性水素を有する樹脂を添加した組成物
を偏光フィルムに塗布し、該偏光フィルムに活性エネル
ギー線を照射して塗膜を硬化させることによって、耐湿
性や接着性を改善させることが提案されている。
53−82433号公報では、ウレタンプレポリマーと
多価アルコール等の活性水素を有する化合物を併用する
ことが必要不可欠とされ、これらを混合撹拌した二液硬
化型のウレタン樹脂を塗布するため、該樹脂の可使時間
の影響を免れることはできず工程管理は繁雑となり、
又、特開昭56−80001号公報では、活性エネルギ
ーを照射することが必須となるため特別な装置が必要と
される等の問題が残り、更に、性能的に見ても40〜6
0℃かつ90〜95%RH程度の条件下での耐久性しか
実現しておらず、いわゆる中耐久高偏光度タイプの偏光
板を提供するものである。
検討したところ、水中退色試験の評価において高温、高
湿に耐えるだけの高耐久高偏光度タイプの偏光板を得る
ことができなかった。従って、従来の公知の偏光板を上
回る耐湿熱性を持ち、かつ加工性に優れた高耐久高偏光
度タイプの偏光板の出現が望まれているのが実情であ
る。
かかる課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、含水率
8重量%以上の偏光フィルムの少なくとも片面に、分子
内に2個以上のイソシアネート基を有する化合物(A)
と1分子中にイソシアネート基と反応する活性水素を有
する化合物(B)とを反応させてなり、かつ分子量が5
00〜2000であるウレタンプレポリマー(C)を塗
布して塗膜層を形成させてなる偏光板が非常に優れた耐
湿熱性を持ち、かつ加工性にも優れ、高耐久高偏光度タ
イプの偏光板として有用であることを見出し、本発明を
完成した。
マーをそのまま偏光フィルムの面に塗布するため、ウレ
タン樹脂の塗工におけるような可使時間を問題とするこ
とがなく、加工適性に非常に優れている効果が発揮でき
るのであるが、かかるウレタンプレポリマーの塗工に当
たっては基材の偏光フィルムの含水率を特定範囲にコン
トロールすることによって高耐久、高偏光性が達成され
るのである。以下、本発明について具体的に説明する。
コール系フィルムの一軸延伸フィルムである。ポリビニ
ルアルコールは通常、酢酸ビニルを重合したポリ酢酸ビ
ニルをケン化して製造されるが、本発明では必ずしもこ
れに限定されるものではなく、少量の不飽和カルボン酸
(塩、エステル、アミド、ニトリル等を含む)、オレフ
ィン類、ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸塩等、酢
酸ビニルと共重合可能な成分を含有していても良い。ポ
リビニルアルコールにおける平均ケン化度は85〜10
0モル%、好ましくは98〜100モル%が実用的であ
る。又、本発明のポリビニルアルコールの平均重合度と
しては任意のものが使用可能であるが、1500以上、
好ましくは2600以上、より好ましくは3500〜5
000が有利である。
ポリビニルアルコールを水又は有機溶媒に溶解した原液
を流延製膜して、該フィルムを延伸してヨウ素あるいは
二色性染料の水溶液に浸漬し染色するか、延伸と染色を
同時に行うか、ヨウ素あるいは二色性染料により染色し
て延伸するかした後、ホウ素化合物処理する方法が挙げ
られる。又、染色した後ホウ素化合物の溶液中で延伸す
る方法等もあり、適宜選択して用いることができる。原
液調製に際して使用される溶媒としては、例えば水はも
ちろん、ジメチルスルホキシド(DMSO)、N−メチ
ルピロリドン、グリセリン、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、テトラエチレングリコール、トリメチロ
ールプロパン等の多価アルコール、エチレンジアミン、
ジエチレントリアミン等のアミン類及びこれらの混合物
が用いられる。
重量%の水を含有させても差し支えない。原液中のポリ
ビニルアルコールの濃度は5〜20重量%が実用的であ
る。該溶剤を用いて得られたポリビニルアルコール製膜
原液は、キャスト法、押出法等任意の方法で製膜され
る。製膜方法としては乾・湿式製膜法にて、即ち、該溶
液を口金スリットから一旦空気中、又は窒素、ヘリウ
ム、アルゴン等の不活性雰囲気中に吐出し次いで凝固浴
中に導いて未延伸フィルムを形成せしめる。又は口金か
ら吐出された製膜溶液は一旦ローラー、あるいはベルト
コンベアー等の上で溶剤を一部乾燥した後で凝固浴中に
導入しても差し支えない。
ルアルコールの溶剤と混和性を有するもので、例えばメ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等の
アルコール類、アセトン、ベンゼン、トルエン等が挙げ
られる。ポリビニルアルコール系フィルムを得る方法と
しては、その他ポリビニルアルコールの溶液を凝固浴中
に導入してフィルム化するいわゆるゲル製膜法等も実施
可能である。
00μm、好ましくは50〜90μmが必要である。3
0μm以下では延伸不能となり、100μm以上では膜
厚精度が低下し不適当である。前記の如くして得られる
ポリビニルアルコール未延伸フィルムは次に延伸及び染
色、ホウ素化合物処理が施される。延伸と染色更にホウ
素化合物処理は別々に行っても同時に行っても良いが、
本発明では染色工程、ホウ素化合物処理工程の少なくと
も一方の工程中に一軸延伸を実施することが望ましい。
くは4.5〜7倍延伸することが望ましい。この際、前
記と直角方向にも若干の延伸(幅方向の収縮を防止する
程度あるいはそれ以上の延伸)を行っても差し支えな
い。延伸時の温度条件は40〜130℃から選ぶのが望
ましい。更に、かかる延伸倍率は最終的に上記の範囲に
設定されれば良く、延伸操作は一段階段のみならず、製
造工程の任意の範囲の段階に実施すれば良い。
フィルムに偏光素子を含有する液体を接触させることに
よって行われる。通常はヨウ素−ヨウ化カリの水溶液が
用いられ、ヨウ素の濃度は0.1〜2g/l、ヨウ化カ
リの濃度は10〜50g/l、ヨウ素/ヨウ化カリの重
量比は20〜100が適当である。染色時間は30〜5
00秒程度が実用的である。処理浴の温度は30〜80
℃が好ましい。水溶媒以外に水と相溶性のある有機溶媒
を少量含有させても差し支えない。接触手段としては浸
漬、塗布、噴霧等の任意の手段が適用できる。
合物によって処理される。ホウ素化合物としてはホウ
酸、ホウ砂が実用的である。ホウ素化合物は水溶液又は
水−有機溶媒混合液の形で濃度0.5〜2モル/l程度
で用いられ、液中には少量のヨウ化カリを共存させるの
が実用上望ましい。処理法は浸漬法が望ましいが勿論塗
布法、噴霧法も実施可能である。処理時の温度は50〜
70℃程度、処理時間は5〜20分程度が好ましく、又
必要に応じて処理中に延伸操作を行っても良い。
ニルアルコールの偏光フィルムは30〜120℃で乾燥
され、該偏光フィルムの含水率が最終的に8重量%以
上、好ましくは8〜50重量%、更に好ましくは10〜
30重量%になるように調製される。8重量%以下の含
水率ではウレタンプレポリマーとの反応性が低下し、又
硬化に時間を要すことになり、一方50重量%を越える
と基材の収縮が起こり易く、ウレタンプレポリマーとの
密着性が低下することになって本発明の効果は得難い。
光フィルムにおいて、該フィルムの少なくとも片面にウ
レタンプレポリマー(C)が塗布される。ウレタンプレ
ポリマー(C)とは、分子内に2個以上のイソシアネー
ト基を有する化合物(A)と1分子中にイソシアネート
基と反応する活性水素を有する化合物(B)とを反応さ
せて組成したイソシアネート基含有化合物のことであ
り、分子内に2個以上のイソシアネート基を有する化合
物(A)としては、エチレンジイソシアネート、1,4
−ブタンジイソシアネート、1,6−ヘキサンジイソシ
アネート等の脂肪族系ジイソシアネート;ジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシ
アネート、メチルシクロヘキサンジイソシアネート等の
脂環族系ジイソシアネート;2,4及び2,6−トリレ
ンジイソシアネート、メチレンジフェニルジイソシアネ
ート、ジフェニルメタン−4,4ジイソシアネート、m
−キシリレンジイソシアネート等の芳香族系ジイソシア
ネート;トリフェニルメタントリイソシアネート等の芳
香族系トリイソシアネート等がある。
る活性水素を有する化合物(B)としては、モノ・ジ又
はトリ−エチレン−もしくは−プロピレン−グリコー
ル、1,4−ブタンジオール、2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシルヘキシル)プロパン等のジオール系、あるい
はグリセリン、ヘキサントリオール、トリメチロールプ
ロパン、トリメチロールエタン、トリメチロールベンゼ
ン等のトリオール系のポリオール;アジピン酸、コハク
酸、フタル酸、テレフタル酸あるいはアクリル酸、マレ
イン酸の共重合物等のポリカルボン酸と前記ポリオール
との縮合生成物であるポリエステルポリオール;ヒマシ
油又は他の水酸化脂肪酸のグリセライドエステル;ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコールの如き
ポリアルキレングリコール等がある。
反応させてウレタンプレポリマー(C)を製造するに際
して、イソシアネート基と水酸基の比が1.5/1以
上、好ましくは2/1以上であり、最終的に該ウレタン
プレポリマー(C)中の遊離イソシアネート基含有量は
3重量%以上、好ましくは7〜30重量%にコントロー
ルすることが必要で、この遊離のイソシアネート基が偏
光フィルム中の水分あるいは空気中の水分と架橋反応を
起こして強固な保護膜が形成されるのである。遊離イソ
シアネート基の量が3重量%未満では塗膜層と偏光フィ
ルムとの接着性が充分に期待できず好ましくない。更に
本発明で用いるウレタンプレポリマー(C)の分子量は
500〜2000であることが必要で、好ましくは60
0〜1500であることが望ましく本発明の効果を顕著
に示す。
フィルムの偏光性を阻害しない溶剤、例えば酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸セロソルブ、メチルグリコールア
セテート、エチレングリコールアセテート、メトキシブ
チルアセテート、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン、メチレンクロライド、ト
ルエン、キシレン、ミネラムスピリット、クレゾール、
キシレノール、フラフラール、ナフサ等にて所望の粘度
に希釈され、先にも述べたように偏光フィルムに塗布さ
れる。塗布に際しては、乾燥後の厚みで0.5〜100
μm、好ましくは5〜50μmとなるように塗布され、
30〜80℃で1〜2分間乾燥し、更に20〜30℃、
50〜80%RHの条件下で1〜14日間かけて硬化さ
せ、それにより偏光フィルム面に強固に接着した樹脂塗
膜層を形成させる。かかる膜厚は従来の三酢酸セルロー
ス系の保護膜に比べて著しく薄く、本発明の保護膜は薄
膜でも高度の耐久性を有するものである。
明な感圧性接着層を通常知られている方法で形成され
る。該接着層としてはアクリル酸エステル、例えばアク
リル酸ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸メチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル等とα−モノオレフィン
カルボン酸、例えばアクリル酸、マレイン酸、イタコン
酸、メタクリル酸、クロトン酸等との共重合物(アクリ
ルニトリル、酢酸ビニル、スチロールの如きビニル単量
体を添加したものも含む。)を主体とするものが、偏光
フィルムの偏光特性を阻害することがないので特に好ま
しいが、これに限定されることなく、透明性を有する感
圧性接着剤であれば使用可能で、例えばポリビニルエー
テル系、ゴム系等でもよい。
温、高湿状態で長期間放置してもその偏光性が低下せ
ず、更に三酢酸セルロース等の保護フィルムを必要とし
ないため偏光板の薄膜化や製造コストの低減等の加工性
に優れている。かかる特性を利用して液晶表示体の用途
に用いられ、特に車両用途、各種工業計器類、家庭用電
化製品の表示等に有用である。
に分子量500〜2000のウレタンプレポリマーを塗
布することにより、偏光フィルム中の水分あるいは空気
中の湿気等がウレタンプレポリマーと反応し硬化して強
固な樹脂塗膜層を形成することができ、次に該塗膜層面
に必要に応じて透明な感圧性接着剤を設けることで、耐
湿熱性及び加工性に優れた偏光板を得ることができる。
に説明する。尚、実施例中「部」、「%」とあるのは特
に断りのない限り重量基準である。又、本発明でいう偏
光度は
わせ時において、偏光フィルムの配向方向が同一方向に
なるように重ね合わせた状態で分光光度計を用いて測定
した透過率(%)、H1は2枚のサンプルの重ね合わせ
時において、偏光フィルムの配向方向が互いに直交する
方向になるように重ね合わせた状態で測定した透過率
(%)である。
0μmのポリビニルアルコール系フィルムをヨウ素0.
2g/l、ヨウ化カリ60g/lよりなる水溶液中に3
0℃にて240秒浸漬し、次いでホウ酸70g/l、ヨ
ウ化カリ30g/lの組成の水溶液に浸漬すると共に、
同時に6倍に一軸延伸しつつ5分間にわたってホウ酸処
理を行った。そして30℃で24時間乾燥して、最終的
に含水率10%の偏光フィルムを得た。該フィルムに、
(A)成分:2,4−トリレンジイソシアネート(80
%)、2,6−トリレンジイソシアネート(20%)、
(B)成分:トリメチロールプロパンよりなるウレタン
プレポリマー(遊離イソシアネート基含有量:19.2
%)の60%酢酸エチル溶液を乾燥後の厚みが10μm
となるように塗布して、80℃で2分間乾燥し、更に2
0℃、75%RHの条件下で7日間放置して偏光フィル
ムの表面に塗膜層を形成した。これより得られた偏光板
を90℃の水中に30分間浸漬して、更に20℃、75
%RHに4時間放置した後、該偏光板の偏光度変化を測
定した。
9.5モル%、厚さ80μm、含水率10%のポリビニ
ルアルコールの偏光フィルムを得た。該フィルムに、
(A)成分:メチレンビス−(4−フェニルイソシアネ
ート)、(B)成分:トリメチロールエタンよりなるウ
レタンプレポリマー(遊離イソシアネート基含有量:1
4.0%)を実施例1と同様に塗布した。これより得ら
れた偏光板を実施例1と同様に測定した。
9.5モル%、厚さ80μm、含水率10%のポリビニ
ルアルコールの偏光フィルムを得た。該フィルムに、
(A)成分:2,4−トリレンジイソシアネート(80
%)、2,6−トリレンジイソシアネート(20%)、
(B)成分:ジエチレングリコールよりなるウレタンプ
レポリマー(遊離イソシアネート基含有量:20.0
%)を実施例1と同様に塗布した。これより得られた偏
光板を実施例1と同様に測定した。
9.5モル%、厚さ80μm、含水率5%のポリビニル
アルコールの偏光フィルムを得た。該フィルムに、
(A)成分:ヘキサメチレンジイソシアネート、(B)
成分:トリメチロールプロパンよりなるウレタンプレポ
リマー(遊離イソシアネート基含有量:19.1%)を
実施例1と同様に塗布した。これより得られた偏光板を
実施例1と同様に測定した。
9.5モル%、厚さ80μm、含水率10%のポリビニ
ルアルコールの偏光フィルムを得た。該フィルムに、実
施例1と同様のウレタンプレポリマーにポリエステルポ
リオールを配合して遊離イソシアネート基含有量を1.
9%に調製した組成物を実施例1と同様に塗布した。こ
れより得られた偏光板を実施例1と同様に測定した。実
施例、比較例の結果をまとめて表1に示す。
久性が改善され、長期間放置してもその偏光性が低下せ
ず、更に偏光板の薄膜化や製造コストの低減等の加工性
に優れている。
Claims (3)
- 【請求項1】 含水率8重量%以上の偏光フィルムの少
なくとも片面に、分子内に2個以上のイソシアネート基
を有する化合物(A)と1分子中にイソシアネート基と
反応する活性水素を有する化合物(B)とを反応させて
なり、かつ分子量が500〜2000であるウレタンプ
レポリマー(C)を塗布して塗膜層を形成させてなるこ
とを特徴とする偏光板。 - 【請求項2】 上記ウレタンプレポリマー(C)中の遊
離イソシアネート基含有量が3重量%以上であることを
特徴とする請求項1記載の偏光板。 - 【請求項3】 含水率8〜50重量%の偏光フィルムを
使用することを特徴とする請求項1記載の偏光板。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06790898A JP3398592B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 偏光板 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5259446A Division JP3023042B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 偏光板 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10221524A JPH10221524A (ja) | 1998-08-21 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP06790898A Expired - Fee Related JP3398592B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 偏光板 |
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Families Citing this family (1)
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JP7055734B2 (ja) * | 2018-11-29 | 2022-04-18 | 日東電工株式会社 | 偏光フィルム、その製造方法および画像表示装置 |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP06790898A patent/JP3398592B2/ja not_active Expired - Fee Related
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