JP3397717B2 - 地中掘削機及びトンネル構築方法 - Google Patents

地中掘削機及びトンネル構築方法

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JP3397717B2
JP3397717B2 JP11306599A JP11306599A JP3397717B2 JP 3397717 B2 JP3397717 B2 JP 3397717B2 JP 11306599 A JP11306599 A JP 11306599A JP 11306599 A JP11306599 A JP 11306599A JP 3397717 B2 JP3397717 B2 JP 3397717B2
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豊 加島
紀夫 近藤
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大豊建設株式会社
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、掘進途中から異
なる大きさの断面トンネルを掘削するための地中掘削機
及びトンネル構築方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の地中掘削機として
は、例えば図37乃至図39に示すような親子シールド
1がある。これは、最外周に円形断面の親シールド外筒
2が、この内側に子シールド外筒3がそれぞれ配置さ
れ、この子シールド外筒3の内側の隔壁4に、駆動モー
タ、減速歯車等から構成されるカッタ駆動部5が配設さ
れ、このカッター駆動部5の回転駆動軸6に十字状のカ
ッタヘッド7が取り付けられている。
【0003】このカッタヘッド7は、回転駆動軸6を中
心とする半径方向に伸縮自在なカッタスポーク8を有
し、このカッタスポーク8に地山Gを掘削するカッタビ
ット9が配設されている。なお、図38中、符号10は
シールドジャッキ、符号11は排土装置である。
【0004】ここで、大断面トンネルを構築する場合に
は、図37及び図38に示すように、シールドジャッキ
10を親シールド外筒2の内側に配置し、カッタスポー
ク8を延ばした状態で、カッタヘッド7を回転させるこ
とにより、地山Gの掘削を行う。この場合には、シール
ドジャッキ10により、セグメント12を押し付けなが
らこの反力を利用して掘進させるようにしている。
【0005】一方、その掘進途中から異なる大きさの断
面トンネル、すなわち、上記よりも小断面のトンネルを
構築する場合には、シールドジャッキ10を子シールド
外筒3の内側に配置を換えると共に、親シールド外筒2
を取り外す。そして、カッタスポーク8を子シールド外
筒3の大きさまで短縮させる(図37参照)。
【0006】この状態で、カッタスポーク8を回転させ
ることにより、小断面のトンネルを掘削する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、上記大断面トンネルと小断
面トンネルとは何れも、円形断面であり、断面の変化
は、縮径することのみであるため、バリエーションに富
んだ断面変化をさせることができない。例えば、縦方向
や横方向に断面の拡大又は縮小が必要な場合、必要断面
に対して、円形断面で包括するため、かなり大きな断面
が必要となり、トンネルや地中掘削機が大きくなってし
まう。また、分離時に親シールド外筒2等の不要部分が
大きくなり、経済的でない。
【0008】そこで、この発明は、バリエーションに富
んだ断面変化をさせることができると共に、大断面トン
ネルから小断面トンネルへ断面変化させる場合に分離す
る部分を極力少なくできる地中掘削機及びトンネル構築
方法を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、地山を掘削する第1カッ
タヘッドが偏心多軸にて平行リンク運動可能に配置され
る一方、該第1カッタヘッドの外側に地山を掘削する第
2カッタヘッドが偏心多軸にて平行リンク運動可能に配
置され、前記第1カッタヘッドにて掘削される第1掘削
範囲は、二連円形形状又は二連矩形形状を呈し、前記第
2カッタヘッドにて掘削される第2掘削範囲は、前記第
1掘削範囲に連続すると共に、前記第1掘削範囲の周囲
の前記二連円形形状又は二連矩形形状のくびれ部に対応
する位置に設けられ、前記第1掘削範囲及び前記第2掘
削範囲を合わせた範囲は、楕円形形状又は矩形形状を呈
し、前記第2カッタヘッドは、前記第1カッタヘッドに
対して分離可能に構成され、前記第1カッタヘッド及び
前記第2カッタヘッドにより掘進すると前記第1掘削範
囲及び第2掘削範囲を合わせた大断面トンネルの掘削が
可能であるとともに、前記第2カッタヘッドを分離して
前記第1カッタヘッドにより掘進すると前記第1掘削範
囲の二連円形断面又は二連矩形断面のトンネルが掘削可
能であることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記第1カッタヘッドは、カッタ本体に
多数のカッタビットが設けられて構成され、前記カッタ
本体は、カッタ本体中央部とカッタ本体両側部とを有
し、前記カッタ本体両側部は、前記カッタ本体中央部に
対して離接する方向にスライド可能に設けられたことを
特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の構成に加え、前記第1カッタヘッド及び前記
第2カッタヘッドは分離可能に連結されると共に、カッ
タ駆動部が前記第1カッタヘッド側に設けられ、前記第
2カッタヘッドは、前記カッタ駆動部の駆動力にて駆動
されるようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、地山を掘削する
第1カッタヘッドが単軸にて回転運動可能に複数隣接し
て配置されるとともに該複数の第1カッタヘッドの回転
半径が互いに一部重なる一方、該第1カッタヘッドの外
側に地山を掘削する第2カッタヘッドが偏心多軸にて平
行リンク運動可能に配置され、前記第1カッタヘッドに
て掘削される第1掘削範囲は二連円形形状を呈し、前記
第2カッタヘッドにて掘削される第2掘削範囲は、前記
第1掘削範囲に連続すると共に、前記第1掘削範囲の周
囲の前記二連円形形状のくびれ部に対応する位置に設け
られ、前記第2カッタヘッドは、前記第1カッタヘッド
に対して分離可能に構成され、前記第1カッタヘッド及
び前記第2カッタヘッドにより掘進すると前記第1掘削
範囲及び前記第2掘削範囲を合わせた大断面トンネルの
掘削が可能であるとともに、前記第2カッタヘッドを分
離して前記第1カッタヘッドにより掘進すると前記第1
掘削範囲の二連円形断面のトンネルが掘削可能である
とを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の構成に加え、前記第1カッタヘッドは、それぞれ単軸
にて回転運動される一対のカッタ本体が分離可能に設け
られ、該各カッタ本体に多数のカッタビットが設けられ
たことを特徴とする。 請求項6に記載の発明は、請求項
1乃至5の何れか一つに記載の構成に加え、前記第1掘
削範囲は、横長形状を呈し、前記第2掘削範囲は、前記
第1掘削範囲の上側又は下側に設けられたことを特徴と
する。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
の何れか一つに記載の構成に加え、前記第1掘削範囲の
外周形状に対応する形状の二連円形又は二連矩形シール
ド筒部と、前記第1掘削範囲及び前記第2掘削範囲を合
わせた範囲の外周形状に対応する楕円形又は矩形シール
ド筒部とを備え、前記楕円形又は矩形シールド筒部が、
前記二連円形又は二連矩形シールド筒部を包含し、前記
第2カッタヘッドを分離して前記第1カッタヘッドによ
り掘進するときには、前記二連円形又は二連矩形シール
ド筒部が楕円形又は矩形シールド筒部から分離するよう
に構成されたことを特徴とする
【0015】請求項8に記載の発明は、前記請求項1乃
至7の何れか1つに記載の地中掘削機によりトンネルを
構築する方法であって、前記第1カッタヘッド及び前記
第2カッタヘッドにより、楕円形断面を掘削しつつ、楕
円形セグメントを組み付けて楕円形断面トンネルを構築
し、その後、前記楕円形セグメントに断面変化対応セグ
メントを組み付け、次いで、前記第1カッタヘッドに対
して前記第2カッタヘッドを分離して、該第1カッタヘ
ッドにて二連円形断面を掘削しつつ、前記断面変化対応
セグメントに二連円形セグメント及び支柱セグメントを
組み付けて二連円形断面トンネルを構築することを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態に基
づいて説明する。
【0017】[発明の実施の形態1]図1乃至図21は
この発明の実施の形態1を示す図である。
【0018】まず構成を説明すると、この実施の形態1
の地中掘削機は、例えば、図6に示す地下鉄複線のわた
り線部となる楕円形断面トンネル21を構築する図1,
2等に示す楕円形シールド22から、図12に示す地下
鉄複線部となる二連円形断面トンネル23を構築する図
7,8等に示す二連円形シールド24に分離できるよう
に構成されている。
【0019】その楕円形シールド22は、二連円形シー
ルド24を予め格納して、溶接やボルトにより締結され
た構成となっている。
【0020】その二連円形シールド24は、略瓢箪形の
二連円形シールド筒部26、二連円形シールドフード部
27及び二連円形シールドテール部28により、内周プ
レート29が構成されている(図8参照)。その二連円
形シールドテール部28には、後部側の内面部にテール
シール30が配設され、この二連円形シールドテール部
28は、二連円形シールド筒部26に対して着脱自在に
配設され、楕円形断面トンネル21の構築時には、図2
に示すように取り外されるようになっている。
【0021】そして、その二連円形シールド筒部26の
内側には、二連円形シールド隔壁33が配設され、この
シールド隔壁33に、図示省略の駆動モータやピニオン
歯車等を有する計6ヶ所のカッタ駆動部34が支持され
ている(図1参照)。これらカッタ駆動部34には、そ
れぞれ回転駆動軸35が設けられ、これら回転駆動軸3
5には地山Gを掘削する第1カッタヘッド37がクラン
ク38を介して支持されている。
【0022】その第1カッタヘッド37は、外形が二連
円形断面(瓢箪形)と同形状の枠型の「カッタ本体」と
してのカッタスポーク39と、このカッタスポーク39
に取り付けられて地山Gを掘削するカッタビット40と
で構成され、「第1掘削範囲」としての横長形状の二連
円形断面形状に掘削できるように構成されている。
【0023】そのカッタスポーク39は、「カッタ本体
中央部」としてのスポーク中央部39aと、このスポー
ク中央部39aの両側に配置された「カッタ本体両側
部」としての円弧形状のスポーク両側部39bとから構
成され、このスポーク両側部39bがスポーク中央部3
9aに対して、オーバーカッタジャッキ39cを介し
て、図1中左右方向(スポーク中央部39aに離接する
方向)にスライドするように構成されている。
【0024】そして、そのスポーク中央部39aには、
図2等に示すように、クランク38のクランク軸38a
がクランク軸受け41を介して回転自在に取り付けられ
ている。これにより、第1カッタヘッド37が平行リン
ク運動をするように構成された偏心多軸回転方式が採用
されている。
【0025】また、二連円形シールド筒部26の後部側
の内側には、図2等に示すように、前方リングガーダー
部44及び後方リングガーダー部45が配設され、ここ
にシールドジャッキ46が着脱可能に配設されている。
【0026】さらに、この二連円形シールド筒部26内
には、一対の排土装置(スクリュウコンベア)47が配
置されている(図1及び図2参照)。
【0027】一方、楕円形シールド22は、前述のよう
に前記二連円形シールド24を包含しており、この二連
円形シールド24の外側に、外形が楕円形の楕円形シー
ルド筒部49、楕円形シールドフード部50及び楕円形
シールドテール部51により外周プレート52が構成さ
れていると共に、前記二連円形シールド筒部26の上下
くびれ部26aに接するようにカモメ形筒部53がこの
両端部53aを前記楕円形シールド筒部49に接合され
ることにより配設されている。
【0028】そして、このカモメ形筒部53と楕円形シ
ールド筒部49とで形成される空間部内に楕円形シール
ド隔壁55が設けられ、このシールド隔壁55に、図示
省略の駆動モータやピニオン歯車等を有する複数(図4
中3ヶ所づつ)のカッタ駆動部56が支持されている。
これらカッタ駆動部56には、それぞれ回転駆動軸57
が設けられ、これら回転駆動軸57には地山Gを掘削す
る第2カッタヘッド59がクランク60を介して支持さ
れている。
【0029】その第2カッタヘッド59は、カモメ形筒
部53と楕円形シールド筒部49とで形成される部分に
対応した地山Gを掘削するように、平行リンク運動可能
に構成されている。
【0030】その第2カッタヘッド59は、大略扇形状
の枠型のカッタスポーク61と、このカッタスポーク6
1に取り付けられて地山Gを掘削するカッタビット62
とで構成され、「第2掘削範囲」としての二連円形断面
の上側及び下側のくびれ部に対応した形状に形成される
ようになっている。この「第2掘削範囲」と前記「第1
掘削範囲」とで楕円断面が形成されるようになってい
る。
【0031】そして、そのカッタスポーク61には、ク
ランク60のクランク軸60aがクランク軸受け63を
介して回転自在に取り付けられている。これにより、第
2カッタヘッド59が平行リンク運動をするように構成
された偏心多軸回転方式が採用されている。
【0032】また、楕円形シールド筒部49の後部側の
内側には、前方リングガーダー部66及び後方リングガ
ーダー部67が配設され、ここに前記シールドジャッキ
46が着脱できるように構成されている。このシールド
ジャッキ46には、後述するセグメントを押圧するスプ
レッダー46aが設けられている。
【0033】それら、二連円形シールド筒部26及び楕
円形シールド筒部49等は、ボルトや溶接等により連結
されて一体化されている。
【0034】次に、作用について説明する。
【0035】例えば地下鉄複線断面のわたり線部、駅部
や道路二車線断面等の扁平で、かつ内部に支柱を建てる
ことができない構造の場合には、図6に示すような、楕
円形断面トンネル21を構築する。
【0036】すなわち、図2に示すように、各シールド
ジャッキ46が楕円形シールド筒部49の前方,後方リ
ングガーダー部66,67に配置された状態で、これら
シールドジャッキ46のスプレッダ46aで、楕円形セ
グメント70を押圧しながら、この反力を利用して推進
力を得る。これと同時に、各カッタ駆動部56を駆動さ
せて各カッタヘッド37,59を平行リンク運動をさせ
て地山Gを掘削し、楕円形トンネル21を構築する。
【0037】この場合には、オーバーカッタジャッキ3
9cにて左右のスポーク両側部39bを押し広げた状態
で掘削することにより、楕円形シールド筒部49の外周
縁まで掘削できるようにしている。
【0038】そして、所定距離掘進するとシールドジャ
ッキ46のスプレッダ46aを前進させて、新たな楕円
形セグメント70を、既に組み付けてある楕円形セグメ
ント70との間に配置し、その新たな楕円形セグメント
70をスプレッダ46aで押圧するようにしている。
【0039】この際には、楕円形シールドテール部51
のテールシール54が、楕円形セグメント70の周面部
に当接してシールされることとなる。
【0040】次に、上記楕円形断面トンネル21を掘進
している途中から二連円形断面トンネル23の掘削に移
行する場合について説明する。この二連円形断面トンネ
ル23は、例えば、地下鉄複線断面や道路分岐部断面等
の扁平で、かつ、内部に支柱を建てることができる構造
に有効である。また、その二連円形断面トンネル23
は、図12に示すように、二連円形断面を複数に分割し
た二連円形断面セグメント73と支柱セグメント74に
より成り立つ。
【0041】まず、図13に示すように、楕円形シール
ド22の楕円形シールドテール部51内において、断面
変化対応セグメント76及び支柱セグメント77を組み
立てる。
【0042】そして、この断面変化対応セグメント76
からの反力を推進力とした後、仮押し用セグメント79
を組み立て、この仮押し用セグメント79からの反力を
推進力として推進する。
【0043】推進終了後、図7に示すように、二連円形
シールド24のカッタスポーク39内に設けてあるオー
バーカッタジャッキ39cを押し縮めて、スポーク両側
部39bをスポーク中央部39aに接近させて第1カッ
タヘッド37を二連円形断面用に縮小する。
【0044】次に、仮押し用セグメント79を撤去し、
図14に示すように、楕円形シールド22のシールドジ
ャッキ46を取り外し、二連円形シールド24の二連円
形シールドテール部28及びテールシール30を二連円
形シールド筒部26に溶接等により取り付ける。
【0045】そして、取り外してある楕円形シールド2
2に使用したシールドジャッキ46を二連円形シールド
24のリングガーダー部44,45に取り付けて再利用
する。
【0046】次いで、分離準備が完了後、図18に示す
ように、二連円形セグメント73を二連円形シールドテ
ール部28内で組み立てる。この時、セグメント73外
周がテールシール30に当接することにより、外部地山
Gから止水されることとなる。
【0047】二連円形セグメント73の組立完了後、楕
円形シールド22と二連円形シールド24の連結部をす
べて取り外し、二連円形セグメント73からの反力を利
用して、推進と、二連円形セグメント73の組立てを繰
り返し行い、楕円形シールド22から二連円形シールド
24を分離させる。
【0048】この時、推進と同時に二連円形シールド2
4外周の上下くびれ部26aに裏込めを注入を行い、接
続部の二連円形セグメント73が動かないようにする。
【0049】その後、楕円形シールド22の不用部分を
取り外す。この不用部分として、楕円形シールド筒部4
9、フード部50、テール部51等の外周プレート52
と、小断面の扇形の第2カッタヘッド59及び楕円形シ
ールド隔壁55、リングガーダー部66,67、カッタ
駆動部56等である。
【0050】このように第1カッタヘッド37の周囲の
一部に第2カッタヘッド59を配設し、第1カッタヘッ
ド37により基本的な部分は掘削し、第2カッタヘッド
59で不足する部分(くびれ部分)の掘削を行うように
しているため、従来のように相似形のみの断面変化でな
く、バリエーションに富んだ断面変化のトンネルを構築
することができる。ここでは、楕円形断面トンネル21
と二連円形断面トンネル23とを連続して構築できるた
め、地下鉄複線断面のわたり線部、駅部や道路二車線断
面等の扁平で、かつ内部に支柱を建てることができない
構造のトンネルから、地下鉄複線断面や道路分岐部等で
扁平で、かつ内部に支柱を建てることができる構造の二
連円形断面のトンネルに良好に分岐できる。
【0051】また、第1,第2カッタヘッド37,59
を任意の形状とすることにより、断面変化に合理的に対
応することができる。従来では円形の相似形の断面変化
しかできないため、所望の断面形状が楕円形等である場
合には、楕円形の長軸を直径とする円形断面のトンネル
を構築するようにしているため、合理的でない。
【0052】[発明の実施の形態2]図22乃至図24
には、この発明の実施の形態2を示す。
【0053】この実施の形態2は、実施の形態1と比較
すると、実施の形態1の第1カッタヘッド37のカッタ
スポーク39と、第2カッタヘッド59のカッタスポー
ク61とが、第1カッタヘッド37のスポーク中央部3
9aから延長された連結ジャッキ82により連結されて
一体化されている。
【0054】この楕円形シールド22の分離時には、第
2カッタヘッド59と連結ジャッキ82とを切り離し、
この連結ジャッキ82を第1カッタヘッド37側に縮め
ることにより、二連円形断面トンネル23を掘削すると
きに、連結ジャッキ82が邪魔にならないようにしてい
る。
【0055】また、楕円形シールド隔壁55には、軸及
び軸受け等から構成される楕円形シールドカッタ支持部
84が配設され、このカッタ支持部84にクランク85
が回転支持軸86を介して回転自在に設けられ、このク
ランク85のクランク軸85aに軸受け87を介して前
記第2カッタヘッド59のカッタスポーク61が回転自
在に取り付けられている。
【0056】このように第1,第2カッタヘッド37,
59を連結することにより、第1カッタヘッド37の回
転駆動により、第2カッタヘッド59が回転運動を行う
ため、第2カッタヘッド59側には、実施の形態1に示
すような複数のカッタ駆動部34等が必要なく、第2カ
ッタヘッド59を支持する単一のカッタ支持部84等の
簡単な構造とすることができる。
【0057】他の構成及び作用は実施の形態1と同様で
あるので説明を省略する。
【0058】[発明の実施の形態3]図25乃至図28
には、この発明の実施の形態3を示す。
【0059】この実施の形態3は、実施の形態1と比較
すると、二連円形シールド24のカッター機構が相違し
ている。
【0060】すなわち、二連円形シールド24の二連円
形シールド隔壁33には、一対のカッタ駆動部34が支
持され、このカッタ駆動部34の回転駆動軸35に、
「カッタ本体」としての十字状のカッタスポーク90が
設けられ、これらカッタスポーク90に地山Gを掘削す
るカッタビット91が設けられて第1カッタヘッド89
が構成されている。これらカッタスポーク90には、カ
ッタ駆動部34により回転運動される単軸回転方式が採
用されている。
【0061】そして、両カッタ駆動部34に配置された
カッタスポーク90は、回転半径が互いに一部重なり合
うようにすることで、二連円形断面のトンネルを構築で
きるようにしている。
【0062】また、これらカッタスポーク90の先端部
には、コピーカッタ92が配設され、このコピーカッタ
92がその先端部内に設けてあるジャッキ93にて伸縮
されるように構成されている。
【0063】これにより、楕円形断面トンネル21を構
築する場合には、コピーカッタ92を前進させて楕円形
シールド筒部49の外縁まで掘削できるようにし、又、
二連円形断面トンネル23を構築する場合には、コピー
カッタ92を後退させて楕円形シールド筒部49の内側
の二連円形シールド筒部26の外縁まで掘削できるよう
にしている。
【0064】他の構成及び作用は、実施の形態1と同様
であるので説明を省略する。
【0065】[発明の実施の形態4]図29乃至図34
には、この発明の実施の形態4を示す。
【0066】この実施の形態4は、例えば、図30に示
す地下鉄複線の柱を入れることができないわたり線部と
なる楕円形断面トンネル21を構築する図29に示すよ
うな楕円形シールド22から、図32に示す地下鉄複線
二連円形断面トンネル23を構築する図31に示す二連
円形シールド24に分離し、最後に図34に示す地下鉄
単線円形断面トンネル96を2本構築する図33に示す
円形シールド97に分離できるように構成されており、
上記実施の形態2を更に改良したものである。
【0067】すなわち、二連円形シールド24の二連円
形シールド筒部98は、外形がいわゆる瓢箪形を呈し、
この二連円形シールド筒部98の内側に円形シールド9
7の円形シールド筒部99が配置されている。なお、符
号100は、二連円形シールド筒部98に設けられた隔
壁である。
【0068】そして、図31に示す状態から、二連円形
シールド筒部98を解体することにより、一対の円形シ
ールド97を分離して、2本の円形断面トンネル96が
構築できるように構成されている。
【0069】他の構成及び作用は、実施の形態3と同様
であるので説明を省略する。
【0070】[発明の実施の形態5]図35には、この
発明の実施の形態5を示す。
【0071】上記実施の形態1では、第1掘削範囲が二
連円形断面形状であったのに対し、この実施の形態5で
は、第1掘削範囲101が横長形状の二連矩形断面形状
である。そして、第2掘削範囲102は、二連矩形断面
形状の第1掘削範囲101の上側又は下側のくびれ部に
対応した形状を呈している。
【0072】その第1掘削範囲101は、図示していな
いが、偏心多軸にて平行リンク運動をする第1カッタヘ
ッドにより掘削され、又、第2掘削範囲102は、同じ
く図示省略の偏心多軸にて平行リンク運動をする第2カ
ッタヘッドにより掘削されるように構成され、これら第
1,第2カッタヘッドは分離可能となっている。
【0073】他の構成及び作用は実施の形態1と同様で
ある。
【0074】[発明の実施の形態6]図36には、この
発明の実施の形態6を示す。
【0075】上記実施の形態1では、第1掘削範囲が二
連円形断面形状であったのに対し、この実施の形態6で
は、第1掘削範囲101が横長の矩形断面形状である。
そして、第2掘削範囲102は、横長の矩形断面の第1
掘削範囲101の上側に設けられている。
【0076】その第1掘削範囲101は、図示していな
いが、偏心多軸にて平行リンク運動をする第1カッタヘ
ッドにより掘削され、又、第2掘削範囲102は、同じ
く図示省略の偏心多軸にて平行リンク運動をする第2カ
ッタヘッドにより掘削されるように構成され、これら第
1,第2カッタヘッドは分離可能となっている。
【0077】他の構成及び作用は実施の形態1と同様で
ある。
【0078】なお、上記各実施の形態では、第2カッタ
ヘッドが偏心多軸にて平行リンク運動するように構成さ
れているが、単軸にて回転運動するようにすることもで
きる。
【0079】また、上記各実施の形態では、地中掘削機
として泥土圧シールドについて説明しているが、泥水シ
ールドにこの発明を適用することもできる。
【0080】
【発明の効果】以上説明してきたように、各請求項に記
載された発明によれば、第1カッタヘッドの周囲の一部
に第2カッタヘッドを配設し、第1カッタヘッドにより
基本的な部分は掘削し、第2カッタヘッドで不足する部
分の掘削を行うようにしているため、従来のように相似
形のみの断面変化でなく、バリエーションに富んだ断面
変化のトンネルを構築することができる。
【0081】また、第1,第2カッタヘッドを任意の形
状とすることにより、断面変化に合理的に対応すること
ができる。従来では円形の相似形の断面変化しかできな
いため、所望の断面形状が楕円形等である場合には、楕
円形の長軸を直径とする円形断面のトンネルを構築する
ようにしているため、合理的でない。
【0082】さらに、大断面トンネルから小断面トンネ
ルへ断面変化させる場合に分離する部分を極力少なくで
き、地中での分離作業をより安全に、且つ、経済的に行
うことができる。
【0083】請求項3に記載された発明によれば、上記
効果に加え、第1カッタヘッド及び第2カッタヘッドは
分離可能に連結されると共に、カッタ駆動部が第1カッ
タヘッド側に設けられ、第2カッタヘッドは、前記カッ
タ駆動部の駆動力にて駆動されるようにしたため、第2
カッタヘッド側には、カッタ駆動部が必要なく、構造を
簡単にでき、経済的である。
【0084】請求項5に記載された発明によれば、上記
効果に加え、第1カッタヘッドにて二連円形断面トンネ
ルを構築した後、それぞれ単軸にて回転運動される一対
のカッタ本体を分離することにより、2本の円形断面ト
ンネルを構築できる。
【0085】請求項6に記載された発明によれば、楕円
形断面トンネルと二連円形断面トンネルとを連続して構
築できるため、地下鉄複線断面のわたり線部、駅部や道
路二車線断面等の扁平で、かつ内部に支柱を建てること
ができない構造のトンネルから、地下鉄複線断面や道路
分岐部等で扁平で、かつ内部に支柱を建てることができ
る構造の二連円形断面のトンネルに良好に分岐できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる楕円形シール
ドの正面図である。
【図2】同実施の形態1にかかる図1のA−A線に沿う
断面図である。
【図3】同実施の形態1にかかる楕円形シールドの平面
図である。
【図4】同実施の形態1にかかる図2のBーB線に沿う
断面図である。
【図5】同実施の形態1にかかる図2のCーC線に沿う
断面図である。
【図6】同実施の形態1にかかる図2のDーD線に沿う
断面図である。
【図7】同実施の形態1にかかる二連円形シールドの正
面図である。
【図8】同実施の形態1にかかる図7のE−E線に沿う
断面図である。
【図9】同実施の形態1にかかる二連円形シールドの平
面図である。
【図10】同実施の形態1にかかる図8のFーF線に沿
う断面図である。
【図11】同実施の形態1にかかる図8のGーG線に沿
う断面図である。
【図12】同実施の形態1にかかる図8のHーH線に沿
う断面図である。
【図13】同実施の形態1にかかる楕円形断面トンネル
の構築から二連円形断面トンネルの構築へ移行する状態
の楕円形シールド等の断面図である。
【図14】同実施の形態1にかかる図13に示す状態の
二連円形シールドにテール部等を取り付けた状態を示す
断面図である。
【図15】同実施の形態1にかかる図14のJ−J線に
沿う断面図である。
【図16】同実施の形態1にかかる図14のKーK線に
沿う断面図である。
【図17】同実施の形態1にかかる図14のLーL線に
沿う断面図である。
【図18】同実施の形態1にかかる楕円形断面トンネル
の構築から円形断面トンネルの構築へ移行する状態の楕
円形シールド等の断面図である。
【図19】同実施の形態1にかかる図18に示す状態か
ら更に二連円形シールドから楕円形シールドを分離した
状態の断面図である。
【図20】同実施の形態1にかかる図19のMーM線に
沿う断面図である。
【図21】同実施の形態1にかかる図19のNーN線に
沿う断面図である。
【図22】この発明の実施の形態2にかかる楕円形シー
ルドを示す正面図である。
【図23】同実施の形態2にかかる図22のPーP線に
沿う断面図である。
【図24】同実施の形態2にかかる図23のQ−Q線に
沿う断面図である。
【図25】この発明の実施の形態3にかかる楕円形シー
ルドを示す正面図である。
【図26】同実施の形態3にかかる図25のR−R線に
沿う断面図である。
【図27】同実施の形態3にかかる二連円形シールドを
示す正面図である。
【図28】同実施の形態3にかかる図27のSーS線に
沿う断面図である。
【図29】この発明の実施の形態4にかかる楕円形シー
ルドを示す正面図である。
【図30】同実施の形態4にかかる楕円形断面トンネル
の断面図である。
【図31】同実施の形態4にかかる二連円形シールドを
示す正面図である。
【図32】同実施の形態4にかかる二連円形断面トンネ
ルの断面図である。
【図33】同実施の形態4にかかる一対の円形シールド
の正面図である。
【図34】同実施の形態4にかかる一対の円形断面トン
ネルの断面図である。
【図35】この発明の実施の形態5を示す掘削範囲の説
明図である。
【図36】この発明の実施の形態6を示す掘削範囲の説
明図である。
【図37】従来例を示す円形親シールドを示す正面図で
ある。
【図38】同従来例を示す図37のTーT線に沿う断面
図である。
【図39】同従来例を示す円形子シールドを示す正面図
である。
【符号の説明】 21 楕円形断面トンネル 22 楕円形シールド 23 二連円形断面トンネル 24 二連円形シールド 34 カッタ駆動部 37 第1カッタヘッド 39 カッタスポーク(カッタ本体) 39a スポーク中央部(カッタ本体中央部) 39b スポーク両側部(カッタ本体両側部) 39c オーバーカッタジャッキ 40 カッタビット 56 カッタ駆動部 59 第2カッタヘッド 61 カッタスポーク 62 カッタビット 70 楕円形セグメント 73 二連円形セグメント 74 支柱セグメント 76 断面変化対応セグメント 77 支柱セグメント 89 第1カッタヘッド 90 カッタスポーク(カッタ本体) 91 カッタビット 101 第1掘削範囲 102 第2掘削範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−166494(JP,A) 特開 平4−293897(JP,A) 特開 平5−321590(JP,A) 特開 平8−144690(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/08 E21D 9/06 301

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地山を掘削する第1カッタヘッドが偏心
    多軸にて平行リンク運動可能に配置される一方、該第1
    カッタヘッドの外側に地山を掘削する第2カッタヘッド
    が偏心多軸にて平行リンク運動可能に配置され、 前記第1カッタヘッドにて掘削される第1掘削範囲は、
    二連円形形状又は二連矩形形状を呈し、前記第2カッタ
    ヘッドにて掘削される第2掘削範囲は、前記第1掘削範
    囲に連続すると共に、前記第1掘削範囲の周囲の前記二
    連円形形状又は二連矩形形状のくびれ部に対応する位置
    に設けられ、 前記第2カッタヘッドは、前記第1カッタヘッドに対し
    て分離可能に構成され、前記第1カッタヘッド及び前記
    第2カッタヘッドにより掘進すると前記第1掘削範囲及
    び第2掘削範囲を合わせた大断面トンネルの掘削が可能
    であるとともに、前記第2カッタヘッドを分離して前記
    第1カッタヘッドにより掘進すると前記第1掘削範囲の
    二連円形断面又は二連矩形断面のトンネルが掘削可能で
    あることを特徴とする地中掘削機。
  2. 【請求項2】 前記第1カッタヘッドは、カッタ本体に
    多数のカッタビットが設けられて構成され、前記カッタ
    本体は、カッタ本体中央部とカッタ本体両側部とを有
    し、前記カッタ本体両側部は、前記カッタ本体中央部に
    対して離接する方向にスライド可能に設けられたことを
    特徴とする請求項1に記載の地中掘削機。
  3. 【請求項3】 前記第1カッタヘッド及び前記第2カッ
    タヘッドは分離可能に連結されると共に、カッタ駆動部
    が前記第1カッタヘッド側に設けられ、前記第2カッタ
    ヘッドは、前記カッタ駆動部の駆動力にて駆動されるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の地
    中掘削機。
  4. 【請求項4】 地山を掘削する第1カッタヘッドが単軸
    にて回転運動可能に複数隣接して配置されるとともに該
    複数の第1カッタヘッドの回転半径が互いに一部重なる
    一方、該第1カッタヘッドの外側に地山を掘削する第2
    カッタヘッドが偏心多軸にて平行リンク運動可能に配置
    され、 前記第1カッタヘッドにて掘削される第1掘削範囲は二
    連円形形状を呈し、前記第2カッタヘッドにて掘削され
    る第2掘削範囲は、前記第1掘削範囲に連続す ると共
    に、前記第1掘削範囲の周囲の前記二連円形形状のくび
    れ部に対応する位置に設けられ、 前記第2カッタヘッドは、前記第1カッタヘッドに対し
    て分離可能に構成され、前記第1カッタヘッド及び前記
    第2カッタヘッドにより掘進すると前記第1掘削範囲及
    び前記第2掘削範囲を合わせた大断面トンネルの掘削が
    可能であるとともに、前記第2カッタヘッドを分離して
    前記第1カッタヘッドにより掘進すると前記第1掘削範
    囲の二連円形断面のトンネルが掘削可能であることを特
    徴とする地中掘削機。
  5. 【請求項5】 前記第1カッタヘッドは、それぞれ単軸
    にて回転運動される一対のカッタ本体が分離可能に設け
    られ、該各カッタ本体に多数のカッタビットが設けられ
    たことを特徴とする請求項4に記載の地中掘削機。
  6. 【請求項6】 前記第1掘削範囲は、横長形状を呈し、
    前記第2掘削範囲は、前記第1掘削範囲の上側又は下側
    に設けられたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    1つに記載の地中掘削機。
  7. 【請求項7】 前記第1掘削範囲の外周形状に対応する
    形状の二連円形又は二連矩形シールド筒部と、前記第1
    掘削範囲及び前記第2掘削範囲を合わせた範囲の外周形
    状に対応する楕円形又は矩形シールド筒部とを備え、 前記楕円形又は矩形シールド筒部が、前記二連円形又は
    二連矩形シールド筒部を包含し、 前記第2カッタヘッドを分離して前記第1カッタヘッド
    により掘進するときには、前記前記二連円形又は二連矩
    形シールド筒部が楕円形又は矩形シールド筒部から分離
    するように構成されたことを特徴とする 請求項1乃至6
    の何れか一つに記載の地中掘削機。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れか1つに記載の地
    中掘削機によりトンネルを構築する方法であって、 前記第1カッタヘッド及び前記第2カッタヘッドによ
    り、楕円形断面を掘削しつつ、楕円形セグメントを組み
    付けて楕円形断面トンネルを構築し、その後、前記楕円
    形セグメントに断面変化対応セグメントを組み付け、次
    いで、前記第1カッタヘッドに対して前記第2カッタヘ
    ッドを分離して、該第1カッタヘッドにて二連円形断面
    を掘削しつつ、前記断面変化対応セグメントに二連円形
    セグメント及び支柱セグメントを組み付けて二連円形断
    面トンネルを構築することを特徴とするトンネル構築方
    法。
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