JP3396707B2 - 粉体塗料の定量供給装置 - Google Patents

粉体塗料の定量供給装置

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JP3396707B2
JP3396707B2 JP18479294A JP18479294A JP3396707B2 JP 3396707 B2 JP3396707 B2 JP 3396707B2 JP 18479294 A JP18479294 A JP 18479294A JP 18479294 A JP18479294 A JP 18479294A JP 3396707 B2 JP3396707 B2 JP 3396707B2
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晴久 海住
研二 堀田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉体塗装の際に、塗
装ガンに、粉体塗料を定量的に供給するために使用する
粉体塗料の定量供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉体塗装を行う場合、塗装ガンから吐出
される粉体塗料の量を一定にすることは、塗装製品の膜
厚管理等の点において極めて重要である。
【0003】このため、塗装ガンに、スクリューフィー
ダあるいはテーブルフィーダを用いて粉体塗料を定量的
に供給することが行われている。
【0004】そして、塗装ガンから粉体塗料が連続的に
吐出される塗装ラインでは、スクリューフィーダやテー
ブルフィーダの粉体容器には、粉体塗料タンクから粉体
塗料が補給されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から粉
体塗料タンクには、粉体塗料の固まりをなくし、粉体塗
料内の除湿を行うために、底部から除湿、除油された流
動エアーが導入されている。
【0006】このため、スクリューフィーダやテーブル
フィーダの粉体容器には、空気を多量に含む粉体塗料が
供給されるので、粉体容器内における単位容積当たりの
粉体塗料の量を一定にしなければ、スクリューフィーダ
やテーブルフィーダから排出される粉体塗料の量は一定
にならない。
【0007】ところが、粉体塗料タンクからスクリュー
フィーダ等の粉体容器に供給される粉体塗料に含まれる
空気の量は、粉体塗料タンク内の塗料レベルによって大
きく異なる。
【0008】即ち、粉体塗料タンク内の粉体塗料の量が
少ないほど、粉体塗料に含まれる空気量が多くなる。
【0009】したがって、粉体塗装を行う実際のライン
では、粉体塗料タンク内の粉体塗料の量が少なくなる
と、即ち、粉体塗料タンクの底部からの粉体塗料のレベ
ルが下がるにつれて、スクリューフィーダやテーブルフ
ィーダといった定量的に排出できる装置を使用しても、
塗装ガンの吐出量が次第に低下するという問題がある。
【0010】図5は、上記従来の粉体塗料の供給装置の
概略図であり、この従来の装置では、図6に示すよう
に、粉体塗料タンクの粉体塗料のレベルによって粉体塗
装ガンからの吐出量が変動する。なお、図5において、
符号21は粉体塗料タンク、22は流動エアー、23は
スクリューフィーダ、24は粉体容器、25はインジェ
クター、26は粉体塗装ガンをそれぞれ示している。
【0011】そこで、この発明は、粉体塗装ガンからの
吐出量が、粉体塗料タンクの粉体塗料のレベルの変化に
よって変化することなく一定に保たれる粉体塗料の定量
供給装置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、粉体塗料を
収容する粉体容器の下方に、粉体容器内の粉体塗料を定
量排出する排出装置を設け、上記粉体容器に、粉体塗料
を、流動エアーによって粉体塗料が流動状態で収容され
ている粉体塗料タンクから供給するようにした粉体塗料
の定量供給装置において、上記粉体容器に、バイブレー
タを取付けたものである。
【0013】
【作用】上記のように粉体容器にバイブレータを取付け
ると、粉体容器内の粉体塗料が振動して、粉体塗料内に
含まれる空気がスムーズに抜け、粉体容器の下方部分で
の単位容積当たりの粉体塗料の量が一定になる。
【0014】したがって、粉体容器の下方から排出され
る粉体塗料の量が一定となり、塗装ガンからの吐出量が
安定化する。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基いて
説明する。
【0016】図1は、スクリューフィーダ1を使用する
粉体塗料の供給ラインの概略図であり、粉体塗装ガン2
には、粉体塗料タンク3から次のようにして粉体塗料A
が供給される。
【0017】まず、粉体塗料タンク3内の粉体塗料A
が、ピンチバルブ又はベローズバルブ等のバルブ4を介
して、スクリューフィーダ1の粉体容器5に供給され
る。
【0018】粉体塗料タンク3の底部には、多孔質の内
底6が設けられ、この内底6の下方にはコンプレッサー
によって流動エアーが吹き入れられており、内底6から
吹き入れられた流動エアーによって粉体塗料タンク3内
の粉体塗料Aは、固まりがほぐされると共に、除湿され
る。
【0019】上記粉体塗料タンク3とスクリューフィー
ダ1の粉体容器5との間には、ピンチバルブ等のバルブ
4が設けられているが、このバルブ4は必ずしも必要で
なく、省略してもよい。
【0020】上記スクリューフィーダ1は、粉体塗料タ
ンク3から供給される粉体塗料Aを受ける粉体容器5
と、この粉体容器5の下方の排出口7に向かって粉体塗
料Aを押し出すスクリュー8とからなり、スクリュー8
の回転に応じて所定量の粉体塗料Aが排出口7から排出
されるようになっている。符号15は、スクリュー8の
駆動モータである。
【0021】上記スクリューフィーダ1の粉体容器5の
壁面には、バイブレータ9が設置されている。粉体容器
5をバイブレータ9によって振動させると、粉体塗料A
に含まれる空気がスムーズに抜け、粉体容器5の下方部
分では、単位容積当たりの粉体塗料Aの量が一定にな
る。
【0022】粉体容器5に設置されるバイブレータ9
は、上記のように、粉体容器5の壁面に取付ける他、図
2に示すように、粉体容器5内に金網10を張り、この
金網10にバイブレータ9を取付けるようにしてもよ
い。このように、粉体容器5内に金網10を張り、この
金網10を振動させると、粉体容器5内の粉体塗料Aに
振動が伝達されやすいので、粉体塗料A間に含まれる空
気の排出効果がより速やかに行われる。
【0023】上記バイブレータ9の駆動は、連続的でも
よいし、間欠的でもよい。
【0024】上記スクリュー8に押し出され、排出され
た粉体塗料Aは、インジェクター11のホッパー12内
に投入され、搬送エアー13によって粉体ホース14内
を通過して、粉体塗装ガン2に供給される。
【0025】次に、図3に示す第二の実施例は、粉体塗
料Aの排出装置として、テーブルフィーダ16を使用し
ている。テーブルフィーダ16は、ホッパー形の粉体容
器17の下方に、回転テーブル18を設置し、この回転
テーブル18上に所定の厚みで押し広げた粉体塗料A
を、スクレーパ19によって掻き取ることにより、粉体
塗料Aを定量的に供給できる。その他の構成は、第一の
実施例と同一であり、バイブレータ9は粉体容器17の
壁面又は粉体容器17内に張った金網20に設置され
る。符号15′は、回転テーブル18の駆動モータであ
る。
【0026】次に、図1の実施例に示す粉体塗料の塗料
ラインにおいて、バイブレータ9を作動させた場合と、
バイブレータ9を作動させない場合とについて、粉体塗
料ガン2からの吐出量を測定した結果を、表1、表2に
示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】上記表1は、ポリエステル系(白)の粉体
塗料を使用し、粉体塗料タンク内における粉体塗料レベ
ル400mmで吐出量の設定値を160g/minとし
た測定値であり、表2は、エポキシ系(黒)の粉体塗料
を使用し、粉体塗料タンク内における粉体塗料レベル4
00mmで吐出量の設定値を120g/minとした測
定値である。
【0030】上記表1、表2の結果から、バイブレータ
9の振動によって粉体塗料間の空気を排出すれば、粉体
塗料タンク内の塗料レベルにかかわらず、粉体塗装ガン
の吐出量を一定に保持できることが確認できた。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明は、粉体塗料タ
ンク内の塗料レベルにかかわらず、粉体塗装ガンの吐出
量を一定に保持することができるので、塗装製品の膜厚
管理が行い易くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る粉体塗料の定量供給装置の第一
の実施例を示す全体概略図
【図2】図1の実施例の変形例を示す概略図
【図3】この発明に係る粉体塗料の定量供給装置の第二
の実施例を示す全体概略図
【図4】図3の実施例の変形例を示す概略図
【図5】従来例の全体概略図
【図6】従来例における吐出量の変動を示す図表
【符号の説明】
1 スクリューフィーダ 2 粉体塗装ガン 3 粉体塗料タンク 5、17 粉体容器 9 バイブレータ 10、20 金網 16 テーブルフィーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 7/00 - 7/32 B05B 5/00 - 5/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体塗料を収容する粉体容器の下方に、
    粉体容器内の粉体塗料を定量排出する排出装置を設け、
    上記粉体容器に、粉体塗料を、流動エアーによって粉体
    塗料が流動状態で収容されている粉体塗料タンクから供
    給するようにした粉体塗料の定量供給装置において、上
    記粉体容器内に金網を張り、容器内の金網にバイブレー
    タを取付けたことを特徴とする粉体塗料の定量供給装
    置。
  2. 【請求項2】 上記排出装置がスクリューフィーダであ
    る請求項1記載の粉体塗料の定量供給装置。
  3. 【請求項3】 上記排出装置がテーブルフィーダである
    請求項1記載の粉体塗料の定量供給装置。
JP18479294A 1994-08-05 1994-08-05 粉体塗料の定量供給装置 Expired - Lifetime JP3396707B2 (ja)

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